JP2005064086A - インダクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 抵抗成分を小さく抑え、かつ、寄生容量の影響も抑制し、インダクタンス値を低下させることなく、より高いQ値のインダクタを提供する。
【解決手段】 入出力端子14、15が設けられる主基板10上に第1のスパイラルインダクタ11が形成され、副基板20上に第1のスパイラルインダクタの一部とほぼ面対称の形状部分を有する第2のスパイラルインダクタ21が形成され、この主基板と副基板とが、第1のスパイラルインダクタと第2のスパイラルインダクタとが並列に電気的に接続されるように、一定の高さを有するバンプ31、32により接合されている。第1または第2のスパイラルインダクタの外周端11b、21bが一方の入出力端子14と電気的に接続され、第1または第2のスパイラルインダクタの内周端11a、21aが第1または第2のスパイラルインダクタと接触しないように引出し配線16を介して他方の入出力端子15と接続されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無線回路などに用いられる高周波用インダクタに関する。さらに詳しくは、抵抗成分を小さく抑え、高いQ値を実現させながら、寄生容量が小さい、高性能な高周波用インダクタに関する。
高周波回路用無線機器では、機器の小型化、薄型化を図るため、主基板上にマイクロストリップ線路で形成されたインダクタが使われる。図4には、マイクロストリップ線路により形成されたインダクタの構成例が示されており、100は主基板、101はスパイラルインダクタである。この構成で、とくに高いQ値のインダクタが要求される回路では、マイクロストリップ線路の配線厚を厚くして抵抗成分を小さく抑えるなどの手法がとられている。しかしながら、インダクタのプロセス上、配線厚を厚くするには限界があり、より高いQ値のインダクタを得るのが困難である。
一方、高周波用半導体集積回路では、表皮効果により電流が導体表面に集中するので、配線厚さ(断面積)を大きくしても、その抵抗値を充分に低下させることができず、Q値を充分に高くすることができない。そのため、同じパターンの渦巻き状コイルなどの配線が形成された絶縁膜を多層にして、ビアホールを形成し、多層間の配線を連結することにより、表面積も大きくして高いQ値のインダクタを得ることが考えられている(たとえば特許文献1参照)。
特開平11−087619号公報
前述のように、高周波回路用としてのインダクタは、高いQ値にするためには、抵抗成分を小さくする必要があり、しかも高周波回路ではその表面積を大きくする必要がある。しかし、前述のように配線を多層構造にすると、寄生容量が大きくなり、Q値が小さくなるという問題がある。
本発明は、このような問題を解決し、抵抗成分を小さく抑え、かつ、寄生容量の影響も抑制し、インダクタンス値を低下させることなく、より高いQ値のインダクタを提供することを目的とする。
本発明によるインダクタは、入出力端子が設けられる主基板と、該主基板上にフリップチップ実装される副基板と、前記主基板上に形成される第1のスパイラルインダクタと、前記副基板上に形成され、前記第1のスパイラルインダクタの一部とほぼ面対称の形状部分を有する第2のスパイラルインダクタと、前記主基板と前記副基板とを、前記第1のスパイラルインダクタと前記第2のスパイラルインダクタとが並列に電気的に接続されるように接合する一定の高さを有するバンプとを有し、前記第1または第2のスパイラルインダクタの外周端が前記入出力端子の一方と電気的に接続され、前記第1または第2のスパイラルインダクタの内周端が前記第1または第2のスパイラルインダクタと接触しないように引出し配線により引き出されて前記入出力端子の他方と接続されることを特徴とする。
前記引出し配線が前記主基板または前記副基板の一方に設けられ、該引出し配線が形成される基板に設けられる前記第1または第2のスパイラルインダクタが、前記引出し配線
が引出される部分で分断されることにより、該スパイラルインダクタと前記引出し配線とが相互に接触しないように同一面に形成され、該引出し配線が形成される基板と異なる基板に形成される前記第1または第2のスパイラルインダクタは分断されることなく連続して形成され、前記引出し配線が形成される基板と異なる基板の前記引出し配線と対向する部分の配線は前記スパイラルインダクタと交差する部分が少なくとも分断するように形成され、前記主基板と前記副基板とが接合されることにより、前記第1および第2のスパイラルインダクタの合成によるスパイラルインダクタおよび前記引出し配線が相互に接触しないように交差しながら、それぞれ連続して形成される構造にすることができる。
前記主基板および前記副基板を接合するバンプが、前記スパイラルインダクタに沿って連続的に形成されてもよい。この場合、主基板または副基板の一方には、スパイラルインダクタ用の配線が施されないで、バンプによりスパイラルインダクタが形成されてもよい。
この構成にすることにより、2枚の基板に、一部を除きほぼ面対称の形状に形成されたスパイラルインダクタが対向してバンプにより接続されているため、両者は並列接続となり、抵抗成分を非常に小さくすることができる。しかも、両者がインダクタを形成する配線同士を接合して太くしたものではなく、バンプを介して接続しているため、インダクタを形成する配線の表面積が非常に大きくなる。その結果、表皮効果が大きく影響する高周波回路に用いられる場合でも、非常に抵抗値を低下させることができ、高いQ値のインダクタが得られる。さらに、誘電体膜を介した多層構造で配線が並列接続されているものではないため、寄生容量の問題も生じない。さらに、主基板のインダクタと副基板のインダクタとをバンプを介して接続しているため、両者間にバンプの高さ分のギャップが形成され、その間を通して、スパイラルインダクタの内周端に接続された引出し配線を這わせることができ、スパイラルインダクタの内周端と入出力端子とを、非常に簡単な構成で接続することができる。
すなわち、引出し配線とスパイラルインダクタとの交差部分は、主基板および副基板の一方の基板にスパイラルインダクタを形成し、他方の基板に引出し配線を形成することにより、両者をバンプの高さによるギャップを利用して接触させることなく引出し配線を引き出すことができる。この場合、その交差部分では両基板の配線を接合することができず、いずれかの基板に形成された配線だけになるため、配線が薄くなるが、非常に僅かな距離であり、抵抗値の増大には殆ど影響しない。その結果、ワイヤボンディングなどをすることなく、しかも寄生容量などの問題もなく、抵抗値を下げて高いQ値を有する非常に高性能なインダクタが得られる。
つぎに、図面を参照しながら本発明の高周波回路用のインダクタについて説明をする。本発明によるインダクタは、図1にその一実施形態の分解平面図(副基板を接合する前の両基板の平面図)および組み立てた状態の側面図が示されるように、入出力端子14、15が設けられる主基板10上に、副基板20がフリップチップ実装されることにより形成されている。主基板10上には、第1のスパイラルインダクタ11が形成され、副基板20上には、第1のスパイラルインダクタ11の一部とほぼ面対称の形状部分を有する第2のスパイラルインダクタ21が形成されている。この第1または第2のスパイラルインダクタ11、21がそれぞれ形成された主基板10と副基板20とが、第1のスパイラルインダクタ11と第2のスパイラルインダクタ21とが並列に電気的に接続されるように、一定の高さを有するバンプ31、32により接合されている。そして、第1または第2のスパイラルインダクタ11、21の外周端11b、21bが一方の入出力端子14と電気的に接続され、第1または第2のスパイラルインダクタ11、21の内周端11a、21
aが第1または第2のスパイラルインダクタ11、21と接触しないように引出し配線16により引き出されて他方の入出力端子15と接続されている。
主基板10としては、たとえばアルミナなどからなる絶縁基板が用いられるが、表面に絶縁膜が設けられた半導体基板などでもよい。また、副基板20としては、同様のアルミナまたはガラスなどからなる絶縁基板が用いられる。一般には副基板20の方が主基板10より小さいものが用いられるが、大きさの制限はない。
第1のスパイラルインダクタ11は、たとえば主基板10の表面に真空蒸着またはスパッタリングなどにより銅被膜を4.5μm程度の厚さに形成し、所望の形状にパターニン
グをしてさらにその表面に金メッキなどが施されたストリップラインにより形成される。スパイラル状にパターニングすることにより、大きなインダクタンスが得られやすいため好ましいが、その形状は図1に示されるように四角状に形成されても、円形状に形成されてもよい。図1に示される例では、第1および第2の入出力端子14、15および第1のスパイラルインダクタ11の内周端11aと第2の入出力端子15とを接続するための引出し配線16も主基板10上に第1のスパイラルインダクタ11と同時に同じ方法で形成されている。しかし、引出し配線は副基板20に形成されてもよい。
引出し配線16は、第1のスパイラルインダクタ11の内周端11aと第2の入出力端子15とを接続するためのものであるため、第1のスパイラルインダクタ11のストリップラインと交差させる必要があり、相互に接触しないように第1のスパイラルインダクタ11のストリップラインが分断されてその間を引出し配線16が横切るように形成されている。第1のスパイラルインダクタ11の外周端11bは、第1の入力端子14と接続されるようにストリップラインのパターニングがなされている。なお、図1において、×印Aは、後述する副基板20のバンプが接続される接続点を示している。
第2のスパイラルインダクタ21は、副基板20上に第1のスパイラルインダクタ11と同様の方法により形成される。しかし、この第2のスパイラルインダクタ21の形状は、前述の第1のスパイラルインダクタ11の一部とほぼ面対称の形状部分を有する形状にパターニングされる。すなわち、後述するように、副基板20を主基板10上にフリップチップ実装する際に、第1のスパイラルインダクタ11と第2のスパイラルインダクタ21とが、引出し配線16とスパイラルインダクタ11、21との交差部を除いて、ちょうど重なるように形成されている。図1に示される例では、第2のスパイラルインダクタ21の外周端21bと前述の主基板10に設けられる第1の入出力端子14とを接続するための接続部22、および第2のスパイラルインダクタ21の内周端21aと前述の主基板10に設けられる第2の入出力端子15とを接続するための接続部23が、第2のスパイラルインダクタ21の形成と同時に、同じ方法で形成されている。
さらに、第2のスパイラルインダクタ21および接続部22、23に、前述の主基板10に形成されている第1のスパイラルインダクタ11および第1および第2の入出力端子14、15とを接続するためのバンプ31および32がそれぞれ形成されている。なお、第2の接続部23は、第2のスパイラルインダクタ21の内周端21aとは直接接続されないで分断され、その間を第2のスパイラルインダクタ21のストリップラインが連続して形成されている。すなわち、前述の主基板10に形成される引出し配線16とその引出し配線16を横切る第1のスパイラルインダクタ21との分断の関係が逆の関係に形成され、引出し配線16も並列に接合されるスパイラルインダクタ11、21も、主基板10と副基板20のどちらかにより連続するように形成されていればよく、引出し配線が副基板20に設けられる場合は、第2のスパイラルインダクタ21が分断され、第1のスパイラルインダクタ11が連続して形成されればよく、必ず図1に示されるような形状に形成される必要はない。
また、バンプ31、32も副基板20に設けられる必要はなく、主基板10の接続点Aの部分に形成されてもよい。バンプ31、32は、たとえば金などにより、高さが20μm程度に形成され、その表面にスズなどがメッキされることにより、低温でAu-Sn合
金が形成されて接着される。しかし、ハンダなどによりバンプを形成して、接着することもできる。このバンプ31、32は、図1に示されるように、スパイラルインダクタ11、21のコーナ部や分断点に設けられることが電流経路を確実に並列にするのに好ましいが、少なくとも分断点を含めてストリップラインの両端部に形成されればよい。また、バンプ31、32の高さは、前述の引出し配線16とスパイラルインダクタ11、21との交差部で両者が接触しない程度の一定の高さを有するように形成される。バンプの数が多いほど、抵抗成分が小さく抑えられる点で好ましく、後述するように、インダクタのほぼ全長に亘って連続的に形成することもできる。
このように形成された主基板10と副基板20とを前述のように、第1および第2のスパイラルインダクタ11、21が向い合うように重ねて温度を上げることにより、前述のバンプ31、32と第1のスパイラルインダクタ11とが、接続点Aで接合される。その結果、図1(b)に側面図が示されるように、主基板10と副基板20とがバンプ31、32の高さより若干低い間隔d(たとえば15μm程度)をあけて接合され、その間隙部dにより引出し配線16がスパイラルインダクタ11、21のストリップラインと接触することなく第2の入出力端子15に引き出されている。
この構造で、第1の入出力端子14に電流を入力すると、電流は、第1の入出力端子14と接合されるバンプ32により主基板10の第1のスパイラルインダクタ11と副基板20の第2のスパイラルインダクタ21とに分岐される。そして、複数個のバンプ31により接続された第1および第2のスパイラルインダクタ11、21を並列に流れ、最後に主基板10に設けられた引出し配線16を通って第2の入出力端子15から出力される。この両インダクタ11、21の回転方向と電流方向は同じであるため、磁界の方向は同じで電流が分流されてもインダクタンスは変らず、電流の抵抗成分のみが減少する。
本発明によれば、第1および第2のスパイラルインダクタ11、21が並列接続されているため、スパイラルインダクタの抵抗成分を小さく抑えることができ、しかも、第1および第2のスパイラルインダクタ11、21が直接接着される構造ではなく、バンプ31を介して接続されているため、両者の表面積が大きく保たれ、高周波回路における表皮効果に対しても充分に抵抗を小さく抑えることができると共に、両者間に誘電体膜が介在されていないため、寄生容量も発生しない。この場合、バンプの数は多いほどバンプの側面が表皮効果として機能するため、インダクタの抵抗成分をより小さく抑えることができ、高いQ値を得ることができる。
また、引出し配線16とスパイラルインダクタ11、21との交差部分は、それぞれが主基板10または副基板20の一方のみに設けられ、他方の基板は分断された構造になっている。そのため、その交差部分では、引出し配線およびスパイラルインダクタの厚さが薄くなるが、交差部分だけの非常に短い部分だけであるため、抵抗の増加分は極僅かとなり、抵抗成分を小さくしてQ値を高くすることには殆ど影響しない。逆に、このような構造にすることにより、引出し配線とスパイラルインダクタとを同じ基板上に平面的に形成することができ、同時に形成することができて、工数を増加させることなく形成することができる。すなわち、誘電体膜を設けてビアホールにより引き出したり、ワイヤボンディングをする必要がないため、非常に低コストで形成することができるのみならず、余計な多層構造にしなくてもよいため、寄生容量の発生などを防止することができ、特性面の劣化も生じない。
図2に、本発明の図1に示される構造のスパイラルインダクタと、従来の1層構造で形成されたスパイラルインダクタとのQ値のシミュレーションの結果を示す。インダクタの構成は、共に、巻数が2.5、配線(ストリップライン)幅50μm、配線間隔30μm、配線厚4.5μmで形成した。周波数が2GHzのとき、従来例では、インダクタンス値3.7nH、Q値29.9であるのに対し、本発明の実施例では、インダクタンス値3.6nH、Q値35.2で、本発明を用いることにより、インダクタの抵抗成分を小さく抑え、スパイラルインダクタのインダクタンス値を低下させることなく、より高いQ値が得られることが分る。
前述の例では、バンプ31、32をスパイラルインダクタ21および接続部22、23の主要部に形成する例であったが、図3に他の実施例が図1(a)と同様の分解平面図で示されるように、スパイラルインダクタ21および接続部22、23のほぼ全長に亘って連続的にバンプ31および32が形成されてもよい。すなわち、接続配線16とスパイラルインダクタ11、21との交差部を除いて、第2のスパイラルインダクタ21および接続部22、23のほぼ全長に亘ってバンプ31、32が形成されている。バンプ31、32の材料など、他の構成は前述の図1に示される構造と同じで、同じ部分には同じ符号を付してその説明を省略する。このようにほぼ全長に亘って連続的にバンプが形成されることにより、抵抗成分を小さく抑えられるという利点がある。
なお、ほぼ全長に亘ってバンプが形成される場合には、第1のスパイラルインダクタ11を形成しなくても、主基板10の表面に、直接バンプ31、32を接触させてもよい。この場合、スパイラルインダクタ21の接続配線16との交差部分には、スリットを設けることにより、接続配線16との短絡を防止する。
本発明は、携帯電話機、無線LAN、GPSなどの高周波無線回路を搭載する電子機器分野で幅広く利用することができる。
本発明によるインダクタの一実施形態を説明する分解したそれぞれの基板の平面説明図および組み立てた状態の側面説明図である。 図1に示される構造のインダクタのシミュレーションによるQ値を従来の1層構造で構成したインダクタの例と対比して示す図である。 本発明によるインダクタの他の実施形態を説明する図である。 従来のインダクタの構造例を説明する図である。
符号の説明
10 主基板
11 第1のスパイラルインダクタ
11a 内周端
11b 外周端
14 第1の入出力端子
15 第2の入出力端子
16 接続配線
20 副基板
21 第2のスパイラルインダクタ
21a 内周端
21b 外周端
22、23 接続部
31、32 バンプ

Claims (3)

  1. 入出力端子が設けられる主基板と、該主基板上にフリップチップ実装される副基板と、前記主基板上に形成される第1のスパイラルインダクタと、前記副基板上に形成され、前記第1のスパイラルインダクタの一部とほぼ面対称の形状部分を有する第2のスパイラルインダクタと、前記主基板と前記副基板とを、前記第1のスパイラルインダクタと前記第2のスパイラルインダクタとが並列に電気的に接続されるように接合する一定の高さを有するバンプとを有し、前記第1または第2のスパイラルインダクタの外周端が前記入出力端子の一方と電気的に接続され、前記第1または第2のスパイラルインダクタの内周端が前記第1または第2のスパイラルインダクタと接触しないように引出し配線により引き出されて前記入出力端子の他方と接続されることを特徴とするインダクタ。
  2. 前記引出し配線が前記主基板または前記副基板の一方に設けられ、該引出し配線が形成される基板に設けられる前記第1または第2のスパイラルインダクタが、前記引出し配線が引出される部分で分断されることにより、該スパイラルインダクタと前記引出し配線とが相互に接触しないように同一面に形成され、該引出し配線が形成される基板と異なる基板に形成される前記第1または第2のスパイラルインダクタは分断されることなく連続して形成され、前記引出し配線が形成される基板と異なる基板の前記引出し配線と対向する部分の配線は前記スパイラルインダクタと交差する部分が少なくとも分断するように形成され、前記主基板と前記副基板とが接合されることにより、前記第1および第2のスパイラルインダクタの合成によるスパイラルインダクタおよび前記引出し配線が相互に接触しないように交差しながら、それぞれ連続して形成されてなる請求項1記載のインダクタ。
  3. 前記主基板および前記副基板を接合するバンプが、前記スパイラルインダクタに沿って連続的に形成されてなる請求項1または2記載のインダクタ。
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