JP2005062850A5 - - Google Patents

Claims (12)

1. 波長の異なる光を発生する少なくとも２つの光源を有する光源ユニットと、
   前記光源ユニットからの光を試料上に集光させる対物レンズと、
   前記光源ユニットからの光を前記試料上で２次元走査する光走査手段と、
   前記光源ユニットと前記光走査手段との間に配置され、前記光源ユニットから導入される光を前記走査手段側に伝搬するフォトニック結晶ファイバとを具備し、
   前記フォトニック結晶ファイバは、コアの周囲に設けられるクラッドに配置された複数のエアーホールを有するとともに、このエアーホールの配置がバーティカル方向とホリゾンタル方向で異なることにより偏波特性を維持した光伝播を可能にしたことを特徴とする共焦点顕微鏡。
2. 波長の異なる光を発生する少なくとも２つの光源を有する光源ユニットと、
   前記光源ユニットからの光を試料上に集光させる対物レンズと、
   前記光源ユニットからの光を前記試料上で２次元走査する光走査手段と、
   前記光源ユニットと前記光走査手段との間に配置され、前記光源ユニットから導入される光を前記走査手段側に伝搬するフォトニック結晶ファイバとを具備し、
   前記フォトニック結晶ファイバは、コアの周囲に設けられるクラッドに配置された複数のエアーホールを有することを特徴とする共焦点顕微鏡。
3. 請求項１または２に記載の共焦点顕微鏡において、前記フォトニック結晶ファイバの端面から所定の距離まで、前記複数のエアーホールが形成されていないことを特徴とする共焦点顕微鏡。
4. 請求項３記載の共焦点顕微鏡において、前記所定の距離は、５０から５００μｍであることを特徴とする共焦点顕微鏡。
5. 請求項１乃至３のいずれか１項に記載の共焦点顕微鏡において、前記複数のエアーホールは、第１の径を有するエアーホールと、第１の径と異なる第２の径を有するエアーホールとを有することを特徴とする共焦点顕微鏡。
6. 請求項１または２に記載の共焦点顕微鏡において、前記光源ユニットの少なくとも２つの光源のうち、少なくとも１つが発光ダイオードであることを特徴とする共焦点顕微鏡。
7. 請求項１または２に記載の共焦点顕微鏡において、前記光源ユニットの少なくとも２つの光源は、発光ダイオードであることを特徴とする共焦点顕微鏡。
8. 請求項１、２、３、５のいずれか１項に記載の共焦点顕微鏡において、前記フォトニック結晶ファイバ側のＮＡの波長特性に対する該フォトニック結晶ファイバの後段の光学系の波長特性が光学的に補償されることを特徴とする共焦点顕微鏡。
9. 請求項８に記載の共焦点顕微鏡において、前記光学系の光学的補償によって、対物レンズから出射する光ビームのＮＡが波長に応じて調整され、対物レンズにより形成されるスポット径は波長によらず一定であることを特徴とする共焦点顕微鏡。
10. 請求項２または3に記載の共焦点顕微鏡において、前記フォトニック結晶ファイバは、コア周囲のクラッドに形成されるエアーホールの配置がバーティカル方向とホリゾンタル方向で異なることにより、偏波特性を維持した光伝播を可能にしたことを特徴とする共焦点顕微鏡。
11. 請求項１または２に記載の共焦点顕微鏡において、
    前記光源ユニットは可視域の光と、バイオレット、紫外域、近赤外または赤外の少なくとも１つの帯域の光とを発生し、
    前記フォトニクス結晶ファイバは、前記光源ユニットが発生した光を１本のフォトニクス結晶ファイバのみで前記光走査ユニットに伝送することを特徴とする共焦点顕微鏡。
12. 請求項１乃至３のいずれか１項に記載の共焦点顕微鏡において、前記フォトニック結晶ファイバからの出射光をコリメートするコリメートレンズを更に備え、
    前記コリメートレンズのＮＡが波長によって変化することにより、フォトニック結晶ファイバが持つＮＡの波長依存性が補償されることを特徴とする共焦点顕微鏡。