JP2005061746A - 加湿体、加湿エレメント及び加湿機能付き換気装置 - Google Patents

加湿体、加湿エレメント及び加湿機能付き換気装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 加湿エレメントを形成する加湿体が透湿膜の全周を接着シールし、導水部材を封入して作成されるため、加湿体の製造が面倒であり、また、透湿膜が熱による損傷を受け易く、加湿エレメント製造時の製造管理が難しい。さらに、スペーサとして多数のリブを使用し、透湿体を積層するので、有効加湿面積の減少等により加湿エレメントの加湿特性が悪くなる。
【解決手段】 本発明の加湿体は、水は透過しないが、水蒸気は透過する材質で形成された貫通穴を有する中空体の単独中空体または該中空体を複数配列し一体化した中空体の集合体からなる加湿体であって、中空体の貫通穴を通風路または通水路とし、単独中空体または中空体の集合体の外側を通水路または通風路とし、通風路の空気を通水路の水により加湿する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、自然蒸発式の加湿体の改良及びこれを使う加湿エレメント及び加湿機能付き換気装置に関するものである。
自然蒸発式の加湿エレメントとしては、次のものがある。
シート状の多孔質材料よりなる導水部材を、水は透過しないが、水蒸気は透過する透湿膜により形成した袋状の膜体内に封入し、両者の結合した複合構造の扁平な導水体を構成する。この導水体の一表面に互いに平行な複数の通気路を形成する複数のリブと、この導水体内に水を供給する導水体内と連通する給水孔を有する給水部材とを接合して通水可能な加湿機能体を構成し、この加湿機能体を給水部材が互いに密着するように複数積層し、リブによる送気層と導水体による保水層とが一層おきの層構造をなすように構成する(例えば、特許文献1参照。)。
特開平8−219505号公報(第6頁、図1〜図4)
上記の加湿エレメントにおいては、加湿エレメントを形成する加湿体が透湿膜の全周を接着シールし、導水部材を封入して作成されるため、加湿体の製造が面倒であり、また、透湿膜が熱による損傷を受け易く、加湿エレメント製造時の製造管理が難しい。さらに、スペーサとして多数のリブを使用し、透湿体を積層するので、有効加湿面積の減少等により加湿エレメントの加湿特性が悪くなる。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、製造が容易な加湿体を得ることを目的とする。
また、多種多様な加湿エレメントに使用可能な加湿体を得ることを目的とする。
また、加湿性能を改良した加湿体を得ることを目的とする。
また、製造の容易な加湿エレメント及び加湿機能付きの換気装置を得ることを目的とする。
さらに、加湿性能を改良した、加湿エレメント及び加湿機能付きの換気装置を得ることを目的とする。
本発明の加湿体は、水は透過しないが、水蒸気は透過する材質で形成された貫通穴を有する中空体の単独中空体または該中空体を複数配列し一体化した中空体の集合体からなる加湿体であって、中空体の貫通穴を通風路または通水路とし、単独中空体または中空体の集合体の外側を通水路または通風路とし、通風路の空気を通水路の水により加湿するものである。
本発明の加湿体は、貫通穴を有する中空体を基本構造としており、単純な形状であり、製造が容易である。また、貫通穴を通風路または通水路いずれにもでき、貫通穴の内外間で通風路の空気を加湿でき、加湿エレメントにこの加湿体を使用することにより、多種多様な加湿エレメントの製造が可能となる。
図1は、加湿機能付きの換気装置を示した構成図(横から見た図)である。
図1において、本換気装置は、給気流4aを加湿する加湿エレメント1、給気流4aと排気流5aとを熱交換する熱交換エレメント7、給気通路4、排気通路5、給気用送風機8及び排気用送風機7を筐体内に収容し、給気用送風機8により戸外の新鮮な空気を取入れ、給気通路4の給気流4aを室内に給気し、また排気用送風機7により室内の空気を、排気通路5の排気流5aとして戸外に排出する。その際、給気流4aは排気口側に配置した熱交換エレメント9において排気流5aと混合することなく熱交換し室温に近ずき、ついで、給気通路4の熱交換エレメント9より下流側の給気口側で、下部に設置されている加湿エレメント1で加湿される。
次に、加湿エレメント1に使われる加湿体を説明する。
図2、3、4は、それぞれ、構造の異なる加湿体である。
図2(a)の加湿体は、外観が断面矩形(正方形または長方形)の直方体で、長手方向に通水路11となる貫通穴を有する中空体である加湿体10である。また、図2(b)の加湿体は、外観が断面円形の円柱体で、長手方向に通水路13となる貫通穴を有する中空体である加湿体12である。これらは加湿体10、12の材質は、水は透過しないが水蒸気は透過する樹脂、例えば熱可塑性エラストマーであるナイロンやポリウレタンであり、肉厚は30μmから300μmである。内部の通水路11、13に水が保持され、外部に空気を通風することにより加湿面10a、12aを介して通風空気が加湿される。
但し、本加湿体10、12は、内部と外部を逆にして、内部を空気が通風する通風路とし、外部に水を保持するようにしてもよく、同様に通風空気が加湿される。
本加湿体10、12は、押出し成形により製造され、かつ、断面が矩形または円形と単純であり、製造が容易である。
図3(a)の加湿体は、外観が断面矩形(正方形または長方形)の直方体で、長手方向に通水路15となる貫通穴を有する中空体を一列に複数配置した加湿体14であり、図2(a)の加湿体10を一列に複数並べたものである。また、図3(b)の加湿体は、外観が断面円形の円柱体で、長手方向に通水路17となる貫通穴を有する中空体を一列に複数配置した加湿体16であり、図2(b)の加湿体12を一列に複数並べたものである。材質及び製造方法は加湿体10、12と同じである。特に押出し成形により一体で製造され、かつ、断面が単純な矩形または円形の集合であり製造が容易である。また、通風空気が加湿面14a、16aを介して加湿されるのも同様であるが、加湿体16は、加湿体16の壁(加湿面16a)が平面でなく、曲面であり、加湿有効面積が大きくなり加湿性能が向上する。
本加湿体14、16も、内部と外部を逆にして、内部を空気が通風する通風路とし、外部に水を保持するようにしてもよく、同様に通風空気が加湿される。
図4(a)の加湿体は、外観が断面矩形(正方形または長方形)の直方体で、長手方向に通風路19となる貫通穴を有する中空体を一列に配置した加湿体18であり、図3(a)の加湿体14と同様であるが、内部の貫通穴が通風路19であり、外部に水を保持して使用する。
また、図4(b)の加湿体は、外観が断面円形のほぼ円柱体で、長手方向に通風路22となる貫通穴を有する中空体を一列に複数配置した加湿体21であり、図3(b)の加湿体16と類似しているが、配列円柱体が配列方向に重なるように結合し、貫通穴は配列方向につながっている。即ち、相互に連通している。これは貫通穴の目ずまり防止に有効である。また、内部の貫通穴が通風路22であり、外部に水を保持して使用する。
材質及び製造方法は加湿体14、16等と同じである。特に押出し成形により一体で製造され、かつ、断面が単純な矩形または円形の集合であり製造が容易である。また、通風空気が加湿面18a、21aを介して加湿されるのも同様であるが、加湿体21は、加湿体21の壁(加湿面21a)が平面でなく、曲面であり、加湿有効面積が大きくなり加湿性能が向上する。
本加湿体18、21も、内部と外部を逆にして、内部を空気が通風する通風路とし、外部に水を保持するようにしてもよく、同様に通風空気が加湿される。
これらの図2、3、4に示す加湿体10、12、14、16、18、21は、通常は、図示のように上下方向が設置され、加湿エレメント1に使われる。但し、これに限定されない。また、図2に示す加湿体10、12が単独中空体からなる加湿体であり、図3、4に示す加湿体14、16、18、21が中空体の集合体からなる加湿体である。なお、各図における矢印は通風空気の流れ方向を示す。
次に、これらの加湿体を使用する加湿エレメント1を説明する。
図5、6、7、8は、それぞれ構造の異なる加湿エレメント1である。
図5の加湿エレメント1aは、加湿体として図3(a)に示した加湿体14を使用する。複数の加湿体14を透湿面14aが向き合うように並べて配置し、加湿体14間にスペーサー25を介在させる。スペーサー25は図5の例では透湿面14aの上下に棒状体を設置し、加湿面14a間の間隙を空気が通る通風路とする。加湿体14とスペーサー25を適当数接着等で組合せて箱状体を形成し、この箱状体の下部に貯水部27を設置する。貯水部27は側部に給水口26を有し、給水口26から給水し内部に水を貯める容器であり、上部が開口しており(下部のスペーサー25で部分的に蓋をするようにしてもよい)、加湿体14の通水路15の下端部が貯留水に漬かる。また、箱状体の上部には、蓋部28を設置する。蓋部28には、通水路15からの空気を抜く空気抜き部29を部分的に設ける。空気抜き部29は、孔径0.1〜1μm程度の多数の小孔を有する多孔体で形成する。これは給水圧0.1MPaに耐える必要があり、例えば、ポリテトラフルオロエチレンのシートを水圧で膨張して破裂しないように不織布等で補強して使用する。このようにして、加湿体エレメント1aは、外観が箱状体である。
なお、給水口26、貯水部27等で給水手段を構成する。
この加湿エレメント1aによる空気の加湿は、次のように行う。
給水口26から水を供給し、貯水部27に貯水し、加湿体14の通水路15に水を充填する。その際、通水路15の空気は空気抜き部29から排出される。加湿体14間で、スペーサー25間の通風路に送風機等で空気を送ることにより、空気は加湿面14aから加湿される。
本加湿エレメント1aは、製作が容易な加湿体14を使用するので、製造が容易である。また、スペーサー25の設置を少なくでき、加湿面14aの多くを有効加湿面とすることができ、加湿性能が向上する。
加湿体1は、図3(b)に示す加湿体16でもよく、この場合は、加湿面積増加により加湿性能が向上する。
また、図4(b)に示す加湿体21を貫通穴を通水層として使用してもよく、同様な効果が得られる。
図6の加湿エレメント1bについて説明する。
加湿体として図4(a)に示した加湿体18を使用する。加湿体18の加湿面18aを通風路19を揃えて対向させ、加湿面18a間にスペーサー31を介在させ、加湿面18a間に通水路32を形成する。スペーサー31は棒状体であり、加湿面18a間で、加湿体18の通風路19の両端部に沿って、それぞれ設置される。
加湿エレメント1bの外観は、図5の加湿エレメント1aと同様に、加湿体18とスペーサー31を接着等により組合せた箱状体であり、上部の空気抜き部29付きの蓋部28、下部の給水口26付きの貯水部27は加湿エレメント1aと同様であり、この場合は、透湿体18の透湿面18a間の通水路32の下端部が貯留水に漬かる。
この加湿エレメント1bによる空気の加湿は、次のように行う。
給水口26から水を供給し、貯水部27に貯水し、加湿体18の通水路32に水を充填する。その際、通水路32の空気は空気抜き部29から排出される。加湿体18の通風路19に送風機等で空気を送ることにより、空気は加湿面18aから加湿される。
本加湿エレメント1bは、製作が容易な加湿体18を使用するので、製造が容易である。また、スペーサー31の設置を少なくでき、加湿面18aの多くを有効加湿面とすることができ、加湿性能が向上する。
加湿体1は、図4(b)に示す加湿体21でもよく、この場合は、加湿面積増加により加湿性能が向上する。
また、図3(b)に示す加湿体16を貫通穴を通風層として使用してもよく、同様な効果が得られる。
次に、図7の加湿エレメント1cについて説明する。
加湿体として図2(b)に示した加湿体12を使用する。加湿体12の両端部を、それぞれ、複数の穴のあいた二枚の板35に差し込む。複数の穴の全てに加湿体12を差し込み、これらを、対向二面に同様の穴のあいた箱状の容器である貯水部27内に、加湿体12の両端部が穴に位置的に合うように入れる。この際、両端部と貯水部27の穴とはパッキング等でシールし、貯水部27に水を入れても穴から水漏れがないようにし、通風路13aを形成する。二枚の板35は使わずに、貯水部27の穴に加湿体12の端部を直接、例えば、板厚を厚くして、あてがうようにしてもよい。
貯水部27に、二枚の板35に差し込まれた加湿体12が全て収容され、貯水部27の上部は空気抜き部29付きの蓋部28で蓋される。給水口26から給水され、貯水部27内の加湿体12が水に漬かるようにする。
このような加湿エレメント1cは、外観は同様に箱状体であり、加湿体12の通風路13aに送風機等で空気を送ることにより、空気は加湿面12a内面から加湿される。加湿面12aは曲面であり、加湿有効面積が大きくでき、加湿性能が向上する。
本加湿エレメント1aは、製作が容易な加湿体12を使用するので、製造が容易である。また、スペーサー等の使用がなく、加湿面12aの全てが有効加湿面とすることができ、加湿性能が向上する。
穴の形状を矩形として、加湿体として、図2(a)に示す加湿体10を同様に使うこともできる。
また、加湿体として、図3(a)、図3(b)、図4(a)または図4(b)に示す加湿体を複数使用し、穴形状を、図3(a)、図3(b)、図4(a)または図4(b)に示す加湿体の貫通穴側の外観形状に合せ、パッキング等で水漏れないように取り付け、貫通穴を通風路とする加湿エレメント1としてもよい。
図8に示す加湿エレメント1dについて説明する。
加湿体として、図3(a)に示す加湿体14を使用する。加湿体14の通水路15の数が多くなるように押出し成形し、この加湿体14を、通水路15の端部の開口部が円を描くように巻き(図8で通水路15が前後方向になるように巻き)、渦巻体を形成する。通水路15は、渦巻き形状に沿う方向に方向に形成してもよい。この際、適宜スペーサ(図示省略)を挿入し、間隔を開けて巻くことにより、通風路15aを形成する。また、加湿体14の材質を形状記憶のある樹脂とし、スペーサーなしで、加温して一定の間隔を設けて巻き、冷やして形状固定してもよい。
給水口26から給水し、給水部26付近に設けた各通水路15間を連通する連通孔(図示省略)により、各通水路15に給水する。また、通風路15aに送風することにより、加湿体14の加湿面14aから加湿される。
本加湿エレメント1dは、製作が容易な加湿体14を使用するので、製造が容易である。また、加湿体14の材質を形状記憶のある樹脂とした場合は、スペーサー等の使用がなく、加湿面12aの全てが有効加湿面とすることができ、加湿性能が向上する。
加湿体としては、図3(b)に示す加湿体16を使用してもよい。この場合は、加湿有効面積を増加させることができ、加湿性能が向上する。
なお、本加湿エレメント1dにおいては、給水口26、各通水路15間を連通する連通孔等が給水手段を構成する。
図2(a)、(b)に示す加湿体10、12は、それぞれ、1本または間隔をあけて複数本、下部を貯水部27内として図のように立設し、貯水部27の給水口から給水することにより通水路11、13に給水し、立設した加湿体10、12に送風機等で送風することにより、送風空気を加湿する加湿装置とすることができる。
これらの加湿エレメント1a、lb、1c、1d等は、図1の加湿機能付き換気装置3の加湿エレメント1として使用され、室内への給気を加湿するとともに、それぞれの加湿エレメントの特徴を有する加湿機能付き換気装置3となる。
本発明の加湿体は、加湿機能付き換気装置等の加湿エレメントに使用される。
本発明の加湿機能付きの換気装置を示す概略図である。 本発明の加湿体を示す斜視図である。 本発明の別の加湿体を示す斜視図である。 本発明の更に別の加湿体を示す斜視図である。 本発明の加湿エレメントを示す斜視図である。 本発明の別の加湿エレメントを示す斜視図である。 本発明の更に別の加湿エレメントを示す斜視図である。 本発明の更に別の加湿エレメントを示す斜視図である。
符号の説明
1(1a、1b、1c、1d) 加湿エレメント、10、12、14、16、18、21 加湿体、11、13、15、17 通水路、13a、15a 通風路、19、22 通風路、25、31 スペーサー、26、27 給水手段。

Claims (11)

  1. 水は透過しないが、水蒸気は透過する材質で形成された貫通穴を有する中空体の単独中空体または該中空体を複数配列し一体化した中空体の集合体からなる加湿体であって、
    前記中空体の貫通穴を通風路または通水路とし、前記単独中空体または前記中空体の集合体の外側を通水路または通風路とし、前記通風路の空気を前記通水路の水により加湿することを特徴とする加湿体。
  2. 前記中空体の貫通穴の形状が、断面円形または断面矩形であることを特徴とする請求項1に記載の加湿体。
  3. 前記中空体の集合体の貫通穴が相互に連通していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の加湿体。
  4. 中空体の貫通穴が通風路であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかの請求項に記載の加湿体。
  5. 中空体の貫通穴が通水路であることを特徴とする請求項1項1〜請求項3のいずれかの請求項に記載の加湿体。
  6. 前記単独中空体または前記中空体の集合体を押出し成形で一体成形したことを特徴とする請求項1項1〜請求項5のいずれかの請求項に記載の加湿体。
  7. 請求項1〜請求項3、請求項5及び請求項6のいずれかの請求項に記載の中空体の集合体からなる加湿体と、
    前記加湿体間に設置したスペーサーと、
    前記加湿体の貫通穴に給水する給水手段と、
    を備え、
    前記スペーサーで形成した前記加湿体間の間隙を通風路とし、前記加湿体の貫通穴を通水路としたことを特徴とする加湿エレメント。
  8. 請求項1〜請求項4及び請求項6のいずれかの請求項に記載の中空体の集合体からなる加湿体と、
    前記加湿体間に設置したスペーサーと、
    前記スペーサーにより前記加湿体間に形成された間隙に給水する給水手段と、
    を備え、
    前記スペーサーで形成した前記加湿体間の間隙を通水路とし、前記加湿体の貫通穴を通風路としたことを特徴とする加湿エレメント。
  9. 請求項1〜請求項4及び請求項6のいずれかの請求項に記載の加湿体と、
    前記加湿体を収容する容器状の貯水部と、
    前記貯水部に給水する給水手段と、
    を備え、
    前記加湿体の貫通穴の両端の開口部を、前記貯水部の対向面に開口させ、前記貫通穴を通風路とし、また、前記貯水部に貯水することを特徴とする加湿エレメント。
  10. 請求項1〜請求項3、請求項5及び請求項6のいずれかの請求項に記載の中空体の集合体からなる加湿体と、
    前記加湿体の貫通穴に給水する給水手段と、
    を備え、
    前記加湿体で多重巻きの巻体であり、巻体間に間隙を有する多重巻体を形成し、前記貫通穴を通水路とし、前記間隙を通風路とすることを特徴とする加湿エレメント。
  11. 請求項7〜請求項10のいずれかの請求項に記載の加湿エレメントと、
    熱交換エレメントと、
    送風機と、
    を備え、
    給気用外気が、前記熱交換エレメントで排気用室内気と熱交換し、さらに前記加湿エレメントで加湿さられることを特徴とする加湿機能付きの熱交換装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101390129B1 (ko) 2012-10-31 2014-04-29 박성훈 대류현상에 의하여 습도를 조절하는 자연증발 가습기

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