JP2005061199A - 対震ロック機構 - Google Patents

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Koichi Hashimoto
廣一 橋本
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Miwa Lock KK
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Miwa Lock KK
Miwa Lock Co Ltd
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Abstract

【課題】 地震や機械振動等から加振力を受けても不具合が生じない対震ロック機構を提供する。
【解決手段】 リトラクター及び室外側ハンドルに連結された駆動カム軸に第1外側駆動カムを同軸かつ一体的に結合し、この第1外側駆動カムの所定の角度位置に形成されたロック切欠に、電磁アクチュエータに連係されたた第1施解錠アーム6の先端に連結され、第1外側駆動カム4の半径方向に移動可能に案内されたロックピース14の先端を係脱させることにより施解錠を行うようにしたロック機構において、施錠位置にあるロックピース14の後端付近に配設され、一端がその移動軌跡と干渉する角度位置と、干渉しない角度位置との間を揺動可能に支承された衝止レバー18を設け、この衝止レバー18を、その一端18aがロックピースの移動軌跡から退避する方向に付勢する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、対震ロック機構(以下単にロック機構という)に係り、特に、地震や機械振動等から加振力を受けても不具合が生じないロック機構に関する。
本出願人は、先に、後記特許文献1を以て、作動モード切替が可能である新規な電気錠を提案した。
この電気錠は、同一の機構の電気錠の作動モードを、電気錠の使用目的に応じて通電時施錠型と通電時解錠型に切替えることができるものである。
この電気錠の構成は、後記特許文献1に詳細に記載されているから、ここでは図1を参照して簡単に説明すると、この電気錠は、錠箱1の側板2に図示しないハンドルに連結される駆動カム軸3を回動可能に支承し、この駆動カム軸3に第1及び外側駆動カム4、5を同軸かつ一体に結合してある。
そして、第1外側駆動カム4は室外側のハンドルに、第2駆動カム5は室内側のハンドルに夫々連係されている。
一方、夫々第1及び第2外側駆動カム4、5に対応する第1及び第2施解錠アーム6、7のV字形の作動カム8とソレノイド9のプランジャ11とを相互に平行に配設し、これらの間に植設された揺動レバー軸12に揺動レバー13の中央部を回動可能に軸支し、その一端をプランジャ11の先端にリンク結合すると共に、他端を作動カム8に係合可能に臨ませ、一方、ソレノイド9全体をプランジャ11の伸縮量分移動可能に装着する。
ちなみに、マンションの共用玄関やビルの通用口には、防犯性を重視するため、停電時施錠できるように通電時解錠型の電気錠が装着され、建物やビルの非常口には、地震や火災により停電したとき電気錠が施錠されると、外に出ようとする人が閉じ込められて危険だから、通電時施錠型の電気錠が装着される。
なお、図1は作動モードが通電時施錠型に切替えられ、かつソレノイド9が通電されている状態を示す。
このときには、第1施解錠アーム6の先端に連結されたロックピース14が案内孔15に沿って駆動カム軸3方向に移動され、第1外側駆動カム4の付番しないロック切欠に係入しているので、室外側からハンドルを回してもハンドルはロックピース14に衝止され、したがってデッドボルトを兼ねるラッチボルト16を錠箱内に引込ませるリトラクター17を動かすことができないので、この電気錠は施錠状態に保たれる。
後に明らかになるように、この発明は作動モードを切替えることができる電気錠のみに適用されるのではなく、要するに、ハンドルに連結される駆動カムに形成されたロック切欠にロックピースを係脱することにより施解錠を行うタイプの電気錠に適用されるものである。
特願2000−247765
上記のように構成された、ロック切欠にロックピースを係脱することにより施解錠を行うタイプの電気錠は、ロックピース12、第1施解錠アーム6及び揺動レバー13に致る駆動系を比較的非力なソレノイドにより駆動しなければならないので、ロック切欠に係入したロックピース12を安定的に保つ機構を採り入れることができない。
そのため、施錠状態において地震が発生したり、或いは付近に機械等の振動源があり、上記施錠のための駆動系がこれに共振したりする可能性が無いとは言えず、この場合には比較的浅いロック切欠からロックピースが飛び出してしまう可能性がある。
このとき、振動によって第1外側駆動カム4も回動するから、ロックピース14がロック切欠の開口付近に乗り上げ、この場合には振動によって電気錠が解錠されてしまう可能性がある。
勿論、現実にそのような不都合が生じたという訳ではないが、本発明者等が加振機等を用いての実験の結果、そのような傾向が見られることを確認した。
そこで、この発明の目的は、ロック切欠にロックピースを係脱することにより施解錠を行うタイプの電気錠において、地震や振動によって万が一にも解錠してしまうようなことが無いロック機構を提供し、以て上記した心配を無くして電気錠の安全性を更に向上させることを目的としている。
上記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、リトラクター及び室外側ハンドルに連結された駆動カム軸に第1外側駆動カムを同軸かつ一体的に結合し、この第1外側駆動カムの所定の角度位置に形成されたロック切欠に、電磁アクチュエータに連係された第1施解錠アームの先端に連結され、第1外側駆動カムの半径方向に移動可能に案内されたロックピースの先端を係脱させることにより施解錠を行うようにしたロック機構において、施錠位置にあるロックピースの後端付近に配設され、一端がその移動軌跡と干渉する角度位置と、干渉しない角度位置との間を揺動可能に支承された衝止レバーを設け、この衝止レバーを、その一端がロックピースの移動軌跡から退避する方向に付勢したことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、リトラクター及び室外側ハンドルに連結された駆動カム軸に第1外側駆動カムを同軸かつ一体的に結合し、この第1外側駆動カムの所定の角度位置に形成されたロック切欠に、電磁アクチュエータに連係された第1施解錠アームの先端に連結され、第1外側駆動カムの半径方向に移動可能に案内されたロックピースの先端を係脱させることにより施解錠を行うようにしたロック機構において、リトラクターの一端に第一係合部を突設すると共に、この係合部の近傍に、第二係合部を形成し、この第二係合部がリトラクターの第一係合部の移動軌跡と干渉する角度位置と、干渉しない角度位置との間を揺動可能に支承されたストッパーを設け、このストッパーを、その第二係合部がリトラクター第一係合部の移動軌跡から退避する方向に付勢したことを特徴とする。
上記のように構成された請求項1に記載の発明によるロック機構は、地震や振動によって錠箱に加振力が加わると、そのロックピースの移動方向の分力がロックピースに印加されると共に、衝止レバーの重心に振動力が加わって、衝止レバーに回転モーメントが印加される。
これら加振力及び回転モーメントに起因してロックピースがロック切欠から抜け出る方向に付勢されると共に、衝止レバーも振動するが、衝止レバーの慣性モーメントが小さくまた付勢力が大きいので、衝止レバーの固有振動数はロックピース駆動系のそれと比較して格段に大きい。
そのため、ロックピースの移動に先回りする態様で衝止レバーの一端がロックピースの移動軌跡内に入り込み、切欠から抜け出ようとする方向に移動するロックピースの後端と干渉してこれを衝止するので、地震や振動によってロック機構が解錠されてしまうことを防止することができる。
また、請求項2に記載の発明によるロック機構は、仮にロックピースがロック切欠から抜けてロック機構が解錠されてしまっても、ストッパーが上記衝止レバーと同様に作用し、ストッパーの第二係合部がリトラクターの第一係合部と干渉してこれを係止するので、ハンドルを回すことができずそのため扉を開けることができない。
請求項1に記載の発明は、地震や振動によってロック機構が解錠されてしまうことを防止するという目的を、施錠状態にあるロックピースの後端付近に衝止レバーを設け、これをロックピースの移動軌跡から退避する方向に付勢する、という簡単な構成により実現した。
また、請求項2に記載の発明は、ロック機構が解錠されてしまってもリトラクターをストッパーにより係止する、という目的を、請求項1の発明と同様の簡単な構成により実現した。
図2において符号18は衝止レバーを示し、この衝止レバー18は、施錠位置にあるロックピース14の後端付近に配設され、一端18aがその移動軌跡と干渉する角度位置と、干渉しない角度位置(図2に示す角度位置)との間を揺動可能に支承されている。
図示の実施例における衝止レバー18は、錠箱の側板2に対する投影形状が略コ字形のレバーで、その一端18aに対向する自由端は2重に折り曲げられ、以て重心を支軸19から遠ざけて衝止レバーの慣性モーメントを大きくし、振動し易くなっている。
また、支軸19に巻装された捩りコイルばねとしての付勢ばね21の弾力により、衝止レバー18は図2で時計方向に付勢されており、付勢ばね21に外力が印加されない常態においては、その一端がロックピース14の移動軌跡から退避する位置にある。
上記のように構成された請求項1に記載の発明の一実施例によるロック機構は、錠前に振動力が加わったときには、衝止レバー18が振動してその一端がロックピース14の後端を衝止する位置に先回りするように移動し、以てロックピースがロック切欠から抜け出ることを防止する。
錠前に振動力が加わらない常態においては、衝止レバー18はロックピースの移動軌跡から退避する位置にあるから、錠前の作動に何等干渉しない。
なお、室内側のハンドルに連係された第2外側駆動カムについては、地震等によってロックピース14がロック切欠から抜け出て電気錠が解錠されても、錠前の安全性には悪影響が無いので、この発明を適用する必要はない。
図3において符号21は第一係合部を示し、この第一係合部21は、リトラクター17の一端、すなわち図3においては下端に形成されたアーム部の先端、を手前側に折曲して形成されている。
そして、この第一係合部21は、駆動カム軸3に連結された室外側の図示しないハンドルを回すことにより、第1外側駆動カム4に押動されてリトラクター17と一体に時計方向に回動する。
一方、この第一係合部21とロックピースの案内孔15との間にスペースに、側面に第二係合部22を形成したストッパー23が配設されており、このストッパー23はその一端をストッパー軸24によって回動自在に支承されている。
図示の実施例におけるストッパー23は、板材を断面コ字形に折曲した部材で、その相互に平行な部分を錠箱の側板2と平行にして、ここにV字形の切欠を形成する、という態様で上記第二係合部22を形成している。
なお、図3では2個の切欠が重なっているので一つの切欠しか描かれておらず、また、これらの切欠を形成した一対の平行板部はリトラクターの前記第一係合部と干渉するエレベーションにある。
また、このストッパー23は、ストッパー軸24に巻装された捩りばねとしてのストッパーばね25の弾力により、図3で時計方向に付勢されているが、このストッパー23に加振力が作用しない常態においては、係止ピン26に係止されて第二係合部22が第一係合部21と干渉しない図示の角度位置を保つ。
上記のように構成された請求項2に記載の発明によるロック機構は、錠前に振動力が加わったときには、ストッパー23が振動してその第二係合部22がリトラクターの第一係合部21と干渉する位置に先回りするように移動する。
そのため、例え振動によってロック機構が解錠され、ハンドルを回すことが可能になったとしても、そのハンドルと一体的に回動するリトラクターを衝止してハンドルの回動を不能にする。
錠前に振動力が加わらない常態においては、ストッパーの第2係合部22はリトラクター17の第一係合部21の移動軌跡から退避する位置にあるから、錠前の作動に何等干渉しない。
一部を断面にして示す電気錠の側面図。 請求項1に記載の発明による対震ロック機構の要部の側面図。 請求項2に記載の発明による対震ロック機構の要部の側面図。
符号の説明
1 錠箱
2 側板
3 駆動カム軸
4 第1外側駆動カム
5 第2外側駆動カム
6 第1施解錠アーム
7 第2施解錠アーム
8 作動カム
9 ソレノイド
11 プランジャ
12 揺動レバー軸
13 揺動レバー
14 ロックピース
15 案内孔
16 ラッチボルト
17 リトラクター
18 衝止レバー
18a 一端
19 支軸
21 第一係合部
22 第二係合部
23 ストッパー
24 ストッパー軸
25 ストッパーばね
26 係止ピン

Claims (2)

  1. リトラクター及び室外側ハンドルに連結された駆動カム軸に第1外側駆動カムを同軸かつ一体的に結合し、この第1外側駆動カムの所定の角度位置に形成されたロック切欠に、電磁アクチュエータに連係された第1施解錠アームの先端に連結され、第1外側駆動カムの半径方向に移動可能に案内されたロックピースの先端を係脱させることにより施解錠を行うようにしたロック機構において、施錠位置にあるロックピースの後端付近に配設され、一端がその移動軌跡と干渉する角度位置と、干渉しない角度位置との間を揺動可能に支承された衝止レバーを設け、この衝止レバーを、その一端がロックピースの移動軌跡から退避する方向に付勢したことを特徴とする対震ロック機構。
  2. リトラクター及び室外側ハンドルに連結された駆動カム軸に第1外側駆動カムを同軸かつ一体的に結合し、この第1外側駆動カムの所定の角度位置に形成されたロック切欠に、電磁アクチュエータに連係された第1施解錠アームの先端に連結され、第1外側駆動カムの半径方向に移動可能に案内されたロックピースの先端を係脱させることにより施解錠を行うようにしたロック機構において、リトラクターの一端に第一係合部を突設すると共に、この係合部の近傍に、第二係合部を形成し、この第二係合部がリトラクターの第一係合部の移動軌跡と干渉する角度位置と、干渉しない角度位置との間を揺動可能に支承されたストッパーを設け、このストッパーを、その第二係合部がリトラクター第一係合部の移動軌跡から退避する方向に付勢したことを特徴とする対震ロック機構。
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