JP2005059714A - トレーラ等の操舵装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】 陸上輸送の分野では、積載効率の向上、運賃の低減、省燃費、省人化、小ロット化及び多方面集配等へと移行しつつあり、これらの対応策が求められていることから、自走車同士を連結して輸送することができるように、連結及び切り離しが従来装置よりも容易であり、且つ構造が簡単で自走車をトレーラに改造しやすく、複数台を連結することができるトレーラ等の操舵装置を提供することを課題とする。
【解決手段】 前操舵型トレーラ1の前部操舵輪2の近傍に操舵手段を設けた前操舵型トレーラ1と、前操舵型トレーラ1を牽引するトラクタ3との間に、該トラクタ3の操舵に伴ってトラクタ3と前記トレーラ1の間に生じる距離の遠近変動を前記操舵手段に伝達する遠近伝達手段を設け、トラクタ3の操舵に連動してトレーラ1の操舵方向を制御するようにしたトレーラ等の操舵装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、トレーラの操舵装置に関する。
従来、操舵軸を前部に装着した前操舵軸型トレーラをトラクタで牽引し、トラクタに連動してトレーラの操舵方向を牽引バーの交差角の変位に連動する伝達部材により操舵するトレーラ及び前記操舵軸のキャスタ角を進行方向に対して常にプラスになるように制御させて自立的に操舵するトレーラが本願発明者によって提案されている(例えば、特許文献1、2参照。)。
また、自走車同士を連結して輸送することができるように、連結及び切り離しが容易であり、構造が簡単で自走車をトレーラに改造しやすく、複数台を連結することができるトレーラの操舵装置が本願発明者によって提案されている(例えば、特許文献3参照。)。
特開平12−335440号公報 特開平13−1937号公報 特開2003−118614号公報
また、陸上輸送の分野では、積載効率の向上、運賃の低減、省燃費、省人化、小ロット化及び多方面集配等へと移行しつつあり、これらの対応策が求められていることから、自走車同士を連結して輸送することができるように、連結及び切り離しが従来装置よりも容易であり、且つ構造が簡単で自走車をトレーラに改造しやすく、複数台を連結することができるトレーラ等の操舵装置を提供することを課題とする。
そこで、本発明は、請求項1に記載のように、前操舵型トレーラの前部操舵輪の近傍に操舵手段を設けた前操舵型トレーラと、前操舵型トレーラを牽引するトラクタとの間に、該トラクタの操舵に伴ってトラクタと前記トレーラの間に生じる距離の遠近変動を前記操舵手段に伝達する遠近伝達手段を設け、トラクタの操舵に連動してトレーラの操舵方向を制御するようにしたトレーラ等の操舵装置を提供するものである。
本発明によれば、トラクタとトレーラの間に生じる距離の遠近変動を操舵手段に伝達する遠近伝達手段をトラクタ後部とトレーラ前部との間に設けてあるから、トラクタの操舵に伴ってトレーラを操舵することができる。
また、本発明は、請求項2に記載のように、請求項1に記載のトレーラ等の操舵装置において、前記遠近伝達手段が、前記トレーラ前部に設けた支点部を中心に回転自在に設けた梃部材と、該梃部材の原動部に連結して前記トラクタ後部に着脱自在に設けたリンクロッドとからなり、前記梃部材の従動部に前記操舵手段の作動部を連結して、トレーラの操舵方向を制御するようになしたトレーラ等の操舵装置を提供するものである。
本発明によれば、遠近伝達手段が梃部材と、トラクタ後部に着脱自在に設けたリンクロッドからなるので、従来の操舵装置よりも構造が簡素で、材料費等のコストを低減することができ、トラクタとトレーラの連結及び切り離し作業を容易に行うことができる。
また、本発明は、請求項3に記載のように、請求項1又は2に記載のトレーラ等の操舵装置において、前記原動部に設けた回転角センサーが前記リンクロッドの回転角変位を検出して、トレーラの操舵方向を制御するようになしたトレーラ等の操舵装置を提供するものである。
本発明によれば、交差角検出手段が梃部材と、回転角センサーと、トラクタ後部に着脱自在に設けたリンクロッドとからなるので、従来の操舵装置よりも構造が簡素で、材料費等のコストを低減することができ、トラクタとトレーラの連結及び切り離し作業を容易に行うことができる。
また、本発明は、請求項4に記載のように、請求項1、2又は3に記載のトレーラ等の操舵装置において、前記遠近伝達手段に前記前部操舵輪の切れ角が規定値以上になると作動する警告手段を設けてなるトレーラ等の操舵装置を提供するものである。
本発明によれば、遠近伝達手段に警告手段を設けてあるから、トラクタの運転者が前部操舵輪の切れ角の規定値以上になったことを知ることができ、トレーラの横転等の事故を未然に防止することができる。
また、本発明は、請求項5に記載のように、請求項4に記載のトレーラ等の操舵装置において、前記前部操舵輪の切れ角が規定値未満の状態で、前記警告手段が作動するのを阻止する警告手段の誤作動阻止手段を設けてなるトレーラ等の操舵装置を提供するものである。
本発明によれば、前部操舵輪の切れ角が規定値未満の状態で、トラクタ3とトレーラ1の連結車が道路の段差、あるいは、平坦な道路から急な勾配のある道路に入る際などの突発的な衝撃を受けて、遠近伝達手段が瞬間的に遠近変動して前記警告手段が作動し、例えば、運転者に停止するように警告することを阻止することができる。
また、本発明は、請求項6に記載のように、請求項1乃至4のいずれかに記載のトレーラ等の操舵装置において、前記遠近伝達手段を前記トレーラ前部に格納するようになしたトレーラ等の操舵装置を提供するものである。
本発明によれば、遠近伝達手段をトレーラ前部に格納するようにしてあるから、トレーラをトラクタに連結してないとき、例えば、トレーラ単独での走行時や駐車時において遠近伝達手段が邪魔にならないようにトレーラ前部に格納することができる。
また、本発明は、請求項7に記載のように、請求項1乃至6のいずれかに記載のトレーラ等の操舵装置において、前記トレーラ前部に、前記トラクタ後部と連結する開閉式のV字型連結バーを設け、該V字型連結バーに設けた開閉軸に横方向に伸縮する伸縮手段を設け、該伸縮手段により前記開閉軸を外向き又は内向きに拡大又は縮小することによって、前記V字型連結バーの縦幅を変化させるようになしたトレーラ等の操舵装置を提供するものである。
本発明によれば、伸縮手段により開閉軸の外向き又は内向きに拡大又は縮小することによって、V字型連結バーの縦幅を変化させるようにしてあるので、トラクタとトレーラの連結時に、トラクタとトレーラの連結間隔を調整することができ、従来の操舵装置よりもトラクタとトレーラの連結及び切り離し作業を容易に行うことができる。
また、本発明は、請求項8に記載のように、請求項7に記載のトレーラ等の操舵装置において、前記伸縮手段により前記V字型連結バーを前記トレーラ前部に格納するようになしたトレーラ等の操舵装置を提供するものである。
本発明によれば、伸縮手段によりV字型連結バーをトレーラ前部に格納するようにしてあるから、トレーラをトラクタに連結してないとき、例えば、トレーラ単独での走行時、駐車時においてV字型連結バーが邪魔にならないようにトレーラ前部に格納することができる。
また、本発明は、請求項9に記載のように、請求項1乃至6のいずれかに記載のトレーラ等の操舵装置において、前記トレーラ前部に、前記トラクタ後部と連結する2重折り式のV字型連結バーを前記トレーラ前部に設けた軸に上下動可能に設け、該V字型連結バーの中央部に、前記V字型連結バーを2つに折り畳むための折り軸を設け、前記V字型連結バーを前記折り軸及び前記軸を中心に2重に折り畳んで、前記トレーラ前部に格納するようになしたトレーラ等の操舵装置を提供するものである。
本発明によれば、V字型連結バーがトレーラ前部に格納するようにしてあるから、トレーラ単独での走行時、駐車時においてV字型連結バーが邪魔にならないようにトレーラ前部に格納することができ、また、従来の操舵装置よりも構造が簡素で、材料費等のコストを低減することができると共にトラクタとトレーラの連結及び切り離し作業を容易に行うことができる。
また、本発明は、請求項10に記載のように、請求項9に記載のトレーラ等の操舵装置において、前記V字型連結バーを展開状態で保持する保持手段を前記折り軸に設けてなるトレーラ等の操舵装置を提供するものである。
本発明によれば、V字型連結バーを展開状態で保持する保持手段を折り軸に設けてあるから、展開状態で、V字型連結バーが折れ曲がることなく展開状態を保つことができる。
また、本発明は、請求項11に記載のように、請求項7乃至10のいずれかに記載のトレーラ等の操舵装置において、前記V字型連結バーに上下方向に伸縮可能な補助脚を設け、前記トラクタと前記トレーラの連結又は切り離しの際に、該補助脚により前記V字型連結バーを支えるようになしたトレーラ等の操舵装置を提供するものである。
本発明によれば、V字型連結バーに上下方向に伸縮可能な補助脚を設け、トラクタとトレーラを連結又は切り離しの際に、補助脚によりV字型連結バーを支えるようにしてあるから、V字型連結バーの連結又は切り離し作業を容易かつ円滑に行うことができる。
また、本発明は、請求項12に記載のように、請求項7乃至11のいずれかに記載のトレーラ等の操舵装置において、前記V字型連結バーを前記トラクタに連結する際に、前記V字型連結バーの連結位置を調整する連結調整手段を設け、該連結調整手段を遠隔操作するようになしたトレーラ等の操舵装置を提供するものである。
本発明によれば、V字型連結バーの連結位置を調整する連結調整手段を設け、連結調整手段を遠隔操作するようにしてあるから、トラクタとトレーラの連結作業を容易かつ円滑に行うことができる。
また、本発明は、請求項13に記載のように、請求項1乃至6のいずれかに記載のトレーラ等の操舵装置において、前記トレーラ前部に、2本の連結バーを回転可能に設け、該連結バーを互いに交差させて前記トラクタ後部に着脱自在に連結してなるトレーラ等の操舵装置を提供するものである。
本発明によれば、連結バーを交差させてトラクタとトレーラを連結してあるから、トラクタの旋回時にトラクタとトレーラの交差角を変化させ、小回りをきかせることができる。
また、本発明は、請求項14に記載のように、請求項13に記載のトレーラ等の操舵装置において、前記連結バーを前記トレーラ前部に格納するようになしたトレーラ等の操舵装置を提供するものである。
本発明によれば、連結バーを前記トレーラ前部に格納するようにしてあるから、トレーラをトラクタに連結してないとき、例えば、トレーラ単独での走行時、駐車時において連結バーが邪魔にならないようにトレーラ前部に格納することができる。
また、本発明は、請求項15に記載のように、請求項1乃至14のいずれかに記載のトレーラ等の操舵装置において、前記トレーラとしてトラック、バス、乗用車、軽自動車等の自走車及び前操舵軸型トレーラを使用し、操舵手段が前記自走車の操舵輪を操舵するようになしたトレーラ等の操舵装置を提供するものである。
本発明によれば、自走車をトレーラとして使用でき、操舵手段により自走車の操舵輪を操舵することができる。
また、本発明は、請求項16に記載のように、請求項1乃至15のいずれかに記載のトレーラ等の操舵装置において、前記トラクタに複数台の前記トレーラを連結してなるトレーラ等の操舵装置を提供するものである。
本発明によれば、トラクタに複数台のトレーラを連結することができ、積載効率の向上、運賃の低減、省燃費、省人化を図ることができる。
本発明に係るトレーラ等の操舵装置によれば、請求項1に記載のように、前操舵型トレーラの前部操舵輪の近傍に操舵手段を設けた前操舵型トレーラと、前操舵型トレーラを牽引するトラクタとの間に、該トラクタの操舵に伴ってトラクタと前記トレーラの間に生じる距離の遠近変動を前記操舵手段に伝達する遠近伝達手段を設け、トラクタの操舵に連動してトレーラの操舵方向を制御するようにした構成を有することにより、トラクタとトレーラの間に生じる距離の遠近変動を遠近伝達手段により操舵手段に伝達することにより、簡単な機械的構造で確実にトラクタの操舵に伴ってトレーラを操舵することができる効果がある。
また、本発明は、請求項2に記載のように、請求項1に記載のトレーラ等の操舵装置において、前記遠近伝達手段が、前記トレーラ前部に設けた支点部を中心に回転自在に設けた梃部材と、該梃部材の原動部に連結して前記トラクタ後部に着脱自在に設けたリンクロッドとからなり、前記梃部材の従動部に前記操舵手段の作動部を連結して、トレーラの操舵方向を制御するようにしてある構成を有することにより、遠近伝達手段が梃部材、リンクロッドからなるので、従来の操舵装置よりも構造が簡素で、材料費等のコストを低減することができ、トラクタとトレーラの連結及び切り離し作業を容易に行うことができる効果がある。
また、本発明は、請求項3に記載のように、請求項1又は2に記載のトレーラ等の操舵装置において、前記原動部に設けた回転角センサーが前記リンクロッドの回転角変位を検出して、トレーラの操舵方向を制御するようになした構成を有することにより、回転角センサーの検出信号に基づいて、操舵手段を操舵するから従来の操舵装置よりも構造が簡素で、材料費等のコストを低減することができ、トラクタとトレーラの連結及び切り離し作業を容易に行うことができ、容易且つ円滑にトレーラを操舵することができる効果がある。
また、本発明は、請求項4に記載のように、請求項1、2又は3に記載のトレーラ等の操舵装置において、前記遠近伝達手段に前記前部操舵輪の切れ角が規定値以上になると作動する警告手段を設けてなる構成を有することにより、トラクタの運転者が前部操舵輪の切れ角の規定値以上になったことを知ることができ、トレーラの横転等の事故を未然に防止することができる効果がある。
また、本発明は、請求項5に記載のように、請求項4に記載のトレーラ等の操舵装置において、前記前部操舵輪の切れ角が規定値未満の状態で、前記警告手段が作動するのを阻止する警告手段の誤作動阻止手段を設けてなる構成を有することにより、前部操舵輪の切れ角が規定値未満の状態で、トラクタ3とトレーラ1の連結車が道路の段差、あるいは、平坦な道路から急な勾配のある道路に入る際などの突発的な衝撃を受けて、遠近伝達手段が瞬間的に遠近変動して前記警告手段が作動し、例えば、運転者に停止するように警告することを阻止することができる効果がある。
また、本発明は、請求項6に記載のように、請求項1乃至5のいずれかに記載のトレーラ等の操舵装置において、前記遠近伝達手段を前記トレーラ前部に格納するようにしてある構成を有することにより、トレーラをトラクタに連結してないとき、例えば、トレーラ単独での走行時や駐車時において遠近伝達手段が邪魔にならないようにトレーラ前部に格納することができる効果がある。
また、本発明は、請求項7に記載のように、請求項1乃至6のいずれかに記載のトレーラ等の操舵装置において、前記トレーラ前部に、前記トラクタ後部と連結する開閉式のV字型連結バーを設け、該V字型連結バーに設けた開閉軸に横方向に伸縮する伸縮手段を設け、該伸縮手段により前記開閉軸を外向き又は内向きに拡大又は縮小することによって、前記V字型連結バーの縦幅を変化させるようにしてある構成を有することにより、トラクタとトレーラの連結時に、トラクタとトレーラの連結間隔を調整することができ、従来の操舵装置よりもトラクタとトレーラの連結及び切り離し作業を容易に行うことができる効果がある。
また、本発明は、請求項8に記載のように、請求項7に記載のトレーラ等の操舵装置において、前記伸縮手段により前記V字型連結バーを前記トレーラ前部に格納するようにしてある構成を有することにより、トレーラをトラクタに連結してないとき、例えば、トレーラ単独での走行時、駐車時においてV字型連結バーが邪魔にならないようにトレーラ前部に格納することができる効果がある。
また、本発明は、請求項9に記載のように、請求項1乃至6のいずれかに記載のトレーラ等の操舵装置において、前記トレーラ前部に、前記トラクタ後部と連結する2重折り式のV字型連結バーを前記トレーラ前部に設けた軸に上下動可能に設け、該V字型連結バーの中央部に、前記V字型連結バーを2つに折り畳むための折り軸を設け、前記V字型連結バーを前記折り軸及び前記軸を中心に2重に折り畳んで、前記トレーラ前部に格納するようにしてある構成を有することにより、トレーラ単独での走行時、駐車時においてV字型連結バーが邪魔にならないようにトレーラ前部に格納することができ、また、従来の操舵装置よりも構造が簡素で、材料費等のコストを低減すると共にトラクタとトレーラの連結及び切り離し作業を容易に行うことができる効果がある。
また、本発明は、請求項10に記載のように、請求項9に記載のトレーラ等の操舵装置において、前記V字型連結バーを展開状態で保持する保持手段を前記折り軸に設けてなる構成を有することにより、展開状態で、V字型連結バーが折れ曲がることなく展開状態を保つことができる効果がある。
また、本発明は、請求項11に記載のように、請求項7乃至10のいずれかに記載のトレーラ等の操舵装置において、前記V字型連結バーに上下方向に伸縮可能な補助脚を設け、前記トラクタと前記トレーラの連結又は切り離しの際に、該補助脚により前記V字型連結バーを支えるようにしてある構成を有することにより、V字型連結バーの連結又は切り離し作業を容易かつ円滑に行うことができる効果がある。
また、本発明は、請求項12に記載のように、請求項7乃至11のいずれかに記載のトレーラ等の操舵装置において、前記V字型連結バーを前記トラクタに連結する際に、前記V字型連結バーの連結位置を調整する連結調整手段を設け、該連結調整手段を遠隔操作するようにしてある構成を有することにより、トラクタとトレーラの連結作業を容易かつ円滑に行うことができる効果がある。
また、本発明は、請求項13に記載のように、請求項1乃至6のいずれかに記載のトレーラ等の操舵装置において、前記トレーラ前部に、2本の連結バーを回転可能に設け、該連結バーを互いに交差させて前記トラクタ後部に着脱自在に連結してなる構成を有することにより、トラクタの旋回時にトラクタとトレーラの交差角を変化させ、小回りをきかせることができる効果がある。
また、本発明は、請求項14に記載のように、請求項13に記載のトレーラ等の操舵装置において、前記連結バーを前記トレーラ前部に格納するようにしてある構成を有することにより、トレーラをトラクタに連結してないとき、例えば、トレーラ単独での走行時、駐車時において連結バーが邪魔にならないようにトレーラ前部に格納することができる効果がある。
また、本発明は、請求項15に記載のように、請求項1乃至14のいずれかに記載のトレーラ等の操舵装置において、前記トレーラとしてトラック、バス、乗用車、軽自動車等の自走車及び前操舵軸型トレーラを使用し、操舵手段が前記自走車の操舵輪を操舵するようにしてある構成を有することにより、自走車をトレーラとして使用でき、操舵手段により自走車の操舵輪を操舵することができる効果がある。
また、本発明は、請求項16に記載のように、請求項1乃至15のいずれかに記載のトレーラ等の操舵装置において、前記トラクタに複数台の前記トレーラを連結してなる構成を有することにより、トラクタに複数台のトレーラを連結することができ、積載効率の向上、運賃の低減、省燃費、省人化を図ることができる効果がある。
以下図示する実施例により、本発明に係るトレーラ等の連結装置の実施の形態を説明する。
図示する実施例の場合、トレーラ1を操舵する操舵手段をトレーラ1の前部操舵輪2の近傍に設けてあり、トレーラ1をトラクタ3で牽引して、このトラクタ3の操舵に伴って、トラクタ3とトレーラ1の間に生じる距離の遠近変動を操舵手段に伝達する遠近伝達手段を、トラクタ3後部とトレーラ1前部との間に設け、トラクタ3の操舵に連動してトレーラ1の操舵方向を制御するようにしてある。
上記実施例では、操舵手段が、前部操舵輪2を連動させる操舵軸11と、操舵輪2の内側で、操舵軸11と軸13を介して回動自在に連結してあるナックルアーム12と、ナックルアーム12の一端と軸14を介して回動自在に連結したドラックリンク15と、前操舵型トレーラ1前部に設けたステアリングギヤボックス56の回転軸25から下方に回動自在に設けたドロップアーム24とからなり、ドラックリンク15とドロップアーム24は、軸27で回動自在に連結してある。
また、図1、図7乃至図13、図16乃至図19に記載の実施例において、遠近伝達手段は、トレーラ1前部に設けた支点部4を中心に回転自在に設けた梃部材5と、該梃部材5の原動部6に連結してトラクタ3後部に着脱自在に設けたリンクロッド7とからなり、ドロップアーム24の軸28に設けたアイドラレバー26を梃部材5の従動部8に作動部として連結し、トラクタ3とトレーラ1の間に生じる距離の遠近変動を前記操舵手段に伝達するようにしてある。
また、図2、図4に記載の実施例の場合、前部操舵輪2の切れ角が規定値以上になると作動する警告手段として、上記実施例のリンクロッド7の代わりにロック式リンクロッド10を設けてある。
図6に記載の実施例の場合、ロック式リンクロッド10は、原動部6に回動自在に連結した水平シリンダ部17と、トラクタ3後部に設けたボール型フック9に回動自在かつ着脱自在に設けたスライドシャフト16とからなり、該スライドシャフト16を、水平シリンダ部17に挿入し、水平シリンダ部17に余剰空間29を設けて嵌合してある。また、水平シリンダ部17内部でスライドシャフト16を固定するために溝19をスライドシャフト16先端部に設けてあり、水平シリンダ部17の中央部に、上方に向かって垂直シリンダ部18を設けてある。 また、水平シリンダ部17と垂直シリンダ部18は内部で連通してあり、垂直シリンダ部18から下方に向かってボール20が溝19に押圧してある。このボール20を押圧する手段は、垂直シリンダ部18内部に設けたバネ22と、該バネ22により押出される押圧部材23であり、スライドシャフト16は、この手段により上方から押圧されて水平シリンダ内部に固定されている。
上記実施例では、前部操舵輪2の切れ角が規定値以上になった場合、ロック式リンクロッド10の水平方向に大負荷がかかり、スライドシャフト16がスライドすると同時に、溝19に嵌合されていたボール20が溝19に押し出されて上方に移動し、押圧部材23を垂直シリンダ部18の上方に移動させるようにしてある。この押圧部材23の上昇により、垂直シリンダ部18上部に設けた変位センサー21が押圧部材23の支持部30の上昇変位を認識すると、運転者に前部操舵輪2の切れ角が規定値以上になったことを警告するようにしてある。
また、図6a乃至図6cに記載の実施例では、トラクタ3とトレーラ1の連結車が道路の段差、あるいは、平坦な道路から急な勾配のある道路に入る際などの突発的な衝撃により、ロック式リンクロッド10のボール20及び押圧部材23に過大負荷が生じ、変位センサー21が、前部操舵輪2の切れ角が規定値未満であるにもかかわらず、前記警告手段が作動するのを阻止する誤作動阻止手段88を、水平シリンダ部17下部に設けてあり、変位センサー21が該過大負荷により、誤認しないように構成してある。
上記実施例の場合、誤作動阻止手段88は、支点部4を中心に回動する梃部材5の下端部に設けたピボット84に回動自在に連結したロッド85と、該ロッド85の連結部86を介して回動自在に連結し、水平シリンダ部17下部に一体に設けたシリンダ部89内にスライド自在に設けたスライド式カム87と、該スライド式カム87上面を滑るボール91とからなり、該ボール91は、ボール20と略同形状であり、スライド式カム87の突出カム部90により、水平シリンダ部17の下開口部92から、スライドシャフト16の溝19に嵌合するように構成してある。
図6aに記載の実施例では、ロック式リンクロッド10及び梃部材5は、中立状態A−A、即ち、前部操舵輪2の切れ角が規定値未満の状態にあって、ボール91は、スライド式カム87の突出カム部90上にあり、該ボール91は、下開口部92を連通して、溝19に嵌合しており、スライドシャフト16を水平シリンダ部17に固定した状態にある。
この状態で、連結車が道路の段差、あるいは、平坦な道路から急な勾配のある道路に入る際などの突発的な衝撃により、ロック式リンクロッド10のボール20及び押圧部材23に過大負荷が生じても、スライドシャフト16は、下方からボール91により、固定されている為、押圧部材23の上昇による変位センサー21の誤認検出を防止することができる。
図6b、図6cに記載の作動態様では、前部操舵輪2の切れ角が規定値以上の状態であり、ロック式リンクロッド10及び梃部材5は、図6bの接近状態B−B又は、図6cの離反状態C−Cにあり、ボール91は、中立状態A−Aから、スライド式カム87の水平移動により、突出カム部90上から左又は右方向に滑り、スライド式カム87の左平面部93又は、右平面部94上に滑り下り、溝19の嵌合状態を離脱して下方に移動する構成にしてある。
したがって、上記嵌合状態の溝19とボール91との離脱時には、溝19とボール20との嵌合状態が維持できなくなり、溝19によりボール20が上方に押出され、押圧部材23が上方に移動し、変位センサー21が規定値以上になったことを認識することができる。
また、図2及び図3に記載する実施例の場合、トラクタ3の操舵に伴って、トラクタ3とトレーラ1の間に生じる交差角変動を検出して、前記操舵手段に交差角変動の情報を伝達する交差角検出手段をトレーラ1前部に設け、トラクタ3の操舵に連動してトレーラ1の操舵方向を制御するようにしてある。
図2及び図3に記載の実施例の場合、交差角検出手段は、トレーラ1前部に設けた図示しない支点部を中心に回転自在に設けた梃部材82と、該梃部材82の原動部80に連結してトラクタ3後部に設けたボール型フック9に回動自在かつ着脱自在に設けたロック式リンクロッド10と、原動部80下部に設けた回転角センサー31とからなり、該回転角センサー31がロック式リンクロッド10の回転角変位を検出し、ステアリングギヤボックス56上部に設けたステアリングモータ33に、この検出信号を送信してステアリングモータ33を駆動させ、トラクタ3の操舵に連動してトレーラ1の操舵方向を制御するようにしてある。
なお、原動部80に設けたロック式リンクロッド10の代わりに先の実施例のリンクロッド7を設けることも可能である。
また、図2、図4に破線で記載したように、リンクロッド7又はロック式リンクロッド10を使用しない時は、ボール型フック9から先端部を離脱して、原動部6を中心にリンクロッド7又はロック式リンクロッド10を回転させて、トレーラ1前部に格納するようにしてある。
図7乃至図10に記載の実施例の場合、トレーラ1前部に等間隔に自在継手式に垂直回転軸受43と水平回転軸受42を設け、該水平回転軸受42に、トラクタ3後部の連結フック36と連結する開閉式のV字型連結バー34の開脚端部を連結すると共に、該V字型連結バー34の中間部に開閉軸35を中心に横方向に伸縮する伸縮手段40を設けてある。上記実施例の場合、開閉式のV字型連結バー34は、それぞれトレーラ1前部から前方内側向きに設けたメインアーム37と、開閉軸35を介して該メインアーム37の先端に設けた互いに先端を交差させたサブアーム38とからなり、トラクタ3後部に設けた連結フック36に、サブアーム38の交差点に設けたルネットアイ39を連結するように構成してある。
また、図7乃至図10に記載の実施例では、伸縮手段として、2つの開閉軸35の間に油圧シリンダー40を設け、水平回転軸42、開閉軸35及びルネットアイ38を軸として、油圧シリンダー40により開閉軸35を外向き又は内向きに拡大又は縮小することによって、V字型連結バー34の縦幅を変化させるようにしてある。図7に記載の実施例では、油圧シリンダー40が縮小した状態で、V字型連結バー34の縦幅が最大の状態になっている。また、図8に記載の実施例では、油圧シリンダー40が拡張した状態で、V字型連結バー34の縦幅が最小の状態になっており、V字型連結バー34をトレーラ1前部に格納した状態になっている。なお、油圧シリンダー40によりV字型連結バー34の縦幅を調整することによって、トラクタ3とトレーラ1の車間距離を適宜調整することができる。
また、図7乃至図10に記載の実施例の場合、サブアーム38の先端部に、V字型連結バー34の垂直方向を支持する上下伸縮可能な補助脚として、ローラー脚57が設けてある。このローラー脚57を用いることによってV字型連結バー34を格納状態から展開状態する際に、水平方向を支持すると共に連結の高さ位置を調整して、容易に連結作業を行うことができる。また、この逆の作業をする場合でも、同様にローラー脚57を用いて容易に格納作業を行うことができる。
また、図示しない実施例では、ローラー脚57を伸縮自在に構成し、V字型連結バー34の連結後は、走行時にローラー脚57が邪魔にならないようにローラー脚57の長さを縮小して、ローラー脚57の下部に設けたローラー部58を地面から離すように構成してある。
また、実施例の場合、V字型連結バー34の連結位置を調整する連結調整手段を設け、V字型連結バー34をトラクタ3に連結する際に、該連結調整手段を遠隔操作するように構成してある。
図9に記載の実施例では、連結調整手段として、電動油圧ポンプ73をパイプ74、75を介して油圧シリンダ40と連結してあり、垂直回転軸受43を基点に、ローラー脚57で支持したV字型連結バー34を、電動油圧ポンプ73により油圧シリンダー40を縮小させて、格納状態から展開状態に徐々に伸長して、連結フック36にルネットアイ39を連結するように構成してある。また、格納作業は、この逆の手順で行うことができるように構成してある。さらに、電動油圧ポンプ73には、リモートコントロールスイッチ72が設けてあり、連結作業の際は、このリモートコントロールスイッチ72により、V字型連結バー34の開閉操作を遠隔操作することが可能である。
図11及び図12に記載の実施例の場合、トレーラ1前部に、トラクタ3後部と連結する2重折り式のV字型連結バー41をトレーラ1前部に設けた軸受44、44に上下動可能に設け、V字型連結バー41の中央部に、V字型連結バー41を2つに折り畳むための折り軸45を設けてあり、V字型連結バー41を折り軸45及び軸受44、44を中心に2重に折り畳んで、トレーラ1前部に格納するように構成してある。
図示の実施例の場合、2重折り式のV字型連結バー41は、軸受44、44から前方内側向きに設けた2本のメインアーム46、46と、このメインアーム46、46の内側に、折り軸45を介して設けたV字型のサブアーム47とからなり、トラクタ3後部に設けた連結フック36に、サブアーム47の先端に設けたルネットアイ48を連結するように構成してある。
図2乃至図5、図13及び図15に記載の実施例の場合、V字型連結バー41を展開状態で保持する保持手段83を折り軸45の近傍に、サブアーム47と一体に設けてある。この保持手段83は、図14に記載の実施例のように、サブアーム47と一体に設けたL字型のリバウンドクランプ49からなり、このリバウンドクランプ49の上板部50の内側には、メインアーム46を上部から押し付けるスプリング、ゴム等からなる押圧手段51が設けてあり、リバウンドクランプ49の下部には、回転軸52を介して回動自在の開閉板53を設けてある。また、この開閉板53には、ハンドル55を設けてあり、このハンドル55に引っ掛けるフック57を上板部50に軸56を介して設けてある。実施例では、V字型連結バー41を展開した状態で、ハンドル55を持って開閉板53を持ち上げ、ハンドル55にフック57を引っ掛けて固定することにより、メインアーム46とサブアーム47が折り軸45で回動しないようにすることができる。また、保持手段83の解除作業は、この逆の手順で行うように構成してある。
また、図2乃至図5、図13及び図15に記載の実施例の場合、サブアーム47の中央部に、横軸64を設け、トレーラ1前部中央に位置して設けた支持部70から横軸64の間に、V字型連結バー41を支持するためのガイドバー65を設けてあり、軸受44、44の間には、メインアーム46、46と一体に設けた回転軸66を軸支し、該回転軸66の左端に補助アーム67を設けると共に、該補助アーム67下端部に設けた軸71と、トレーラ1前部左側に設けた軸68との間に、油圧シリンダ69を伸縮可能に設けてある。
図15に記載の実施例のように、連結フック36からルネットアイ48を取り外し、前記保持手段83を解除した後、V字型連結バー41の水平状態(a)から徐々に油圧シリンダ69を伸長すると、補助アーム67が回転軸66を中心に前方に向かって回転し、メインアーム46、46は、トレーラ1前部で徐々に起き上がり、サブアーム47は、折り軸45を中心に徐々に下方に折れ曲がり、最終的には垂直状態(b)になるようにしてある。なお、図示しない実施例では、トレーラ1の右側に油圧シリンダ69等、左側にロック式リンクロッド10等を設けることもできる。
また、図15に記載の実施例の場合、V字型連結バー41をトラクタ3に連結するために、V字型連結バー41に連結位置を調整する連結調整手段を設けてあり、実施例の場合、該連結調整手段を遠隔操作するようにしてある。この連結調整手段は、油圧シリンダ69とパイプ76、77を介して連結して設けた電動油圧ポンプ78とからなり、この電動油圧ポンプ78により油圧シリンダ69を作動させ、メインアーム46、46を軸受44、44を基点に下方に高さ調整をしながら回転させ、ガイドバー65の案内でサブアーム47共々前後方向に伸長させ、連結フック36にルネットアイ48を連結するように構成してある。
さらに、電動油圧ポンプ78には、該ポンプ78を操作するためのリモートコントロールスイッチ81が設けてあり、連結作業の際は、このリモートコントロールスイッチ81により、V字型連結バー41の連結又は格納作業を遠隔操作することが可能である。なお、図9に示すリバウンドクランプ18などは、必要に応じて左右に対象に装着することもできる。
図16乃至図20に記載の実施例の場合、トレーラ1前部左右に設けたボールジョイント59、59に、2本の連結バー60、60を回転可能に設け、該連結バー60、60を互いに接触しないように交差中心63において交差させ、トラクタ3後部左右に設けた連結リング61、61に、連結バー60、60の先端部に設けたボールタイプ連結フック62、62を着脱自在かつ回転可能に連結するように構成してある。
また、上記の構成によれば、交差中心63のクロス状の動きにより、トラクタ3に小回りを効かせて、トレーラ1を追従させることができ、また、ピッチング方向の揺動はボールジョイント59等で吸収することもできる。また、連結を解除した後は、トレーラ1前部に連結バー60、60を手動で横方向に折り畳んでクランプして格納するように構成してある。図16、図17に記載の実施例において、操舵手段及び遠近伝達手段は、上記実施例の場合と同様である。
また、図21乃至図23に記載の実施例の場合、トレーラ1としてトラック、バス、乗用車、軽自動車等の自走車及び前操舵軸型トレーラを使用することも可能であり、前記操舵手段が前記自走車の操舵輪2を操舵することも可能である。また、トラクタ3に複数台のトレーラ1を連結することも可能である。
本発明装置の一実施例の要部を示す概略平面説明図。 その他の実施例の要部を示す概略平面説明図。 その要部を示す概略側面説明図。 その他の実施例の要部を示す概略平面説明図。 図4の要部の概略側面説明図。 その実施例の要部を示す一部縦断面説明図。 その他の実施例の要部を示す一部縦断面説明図。 その実施例の要部の他の作動態様を示す一部縦断面説明図。 その実施例の要部の他の作動態様を示す一部縦断面説明図。 その他の実施例の要部を示す概略斜視説明図。 その要部の他の実施態様の概略斜視説明図。 他の実施例の要部を示す概略平面説明図。 その要部を示す概略側面説明図。 他の実施例の要部を示す概略斜視説明図。 その要部の他の実施態様を示す概略斜視説明図。 その他の実施例の要部を示す概略平面説明図。 その要部を示す概略平面説明図。 その他の実施例を示す概略側面説明図。 他の実施例の要部を示す概略斜視説明図。 その要部の他の実施態様を示す概略斜視説明図。 その他の実施例の要部を示す概略平面説明図。 その要部を示す概略側面説明図。 その実施例の要部を示す概略平面説明図。 その他の実施例を示す概略説明図。 その他の実施例を示す概略説明図。 その他の実施例を示す概略説明図。
符号の説明
1 前操舵型トレーラ
2 前部操舵輪
3 トラクタ
4 支点部
5 梃部材
6 原動部
7 リンクロッド
8 従動部
9 ボール型フック
10 ロック式リンクロッド
11 操舵軸
12 ナックルアーム
13 軸
14 軸
15 ドラックリンク
16 スライドシャフト
17 水平シリンダ部
18 垂直シリンダ部
19 溝
20 ボール
21 変位センサー
22 バネ
23 押圧部材
24 ドロップアーム
25 回転軸
26 アイドラレバー
27 軸
28 ステアリングギヤボックス
29 余剰空間
30 支持部
31 回転角センサー
32 ステアリングシャフト
33 ステアリングモータ
34 V字型連結バー
35 開閉軸
36 連結フック
37 メインアーム
38 サブアーム
39 ルネットアイ
40 油圧シリンダー
41 V字型連結バー
42 水平回転軸受
43 垂直回転軸受
44 軸受
45 折り軸
46 メインアーム
47 サブアーム
48 ルネットアイ
49 リバウンドクランプ
50 上板部
51 スプリング
52 回転軸
53 開閉板
54 スプリング
55 ハンドル
56 ステアリングギヤボックス
57 ローラー脚
58 ローラー部
59 ボールジョイント
60 連結バー
61 連結リング
62 ボールタイプ連結フック
63 交差中心
64 横軸
65 ガイドバー
66 回転軸
67 補助アーム
68 軸
69 油圧シリンダ
70 支持部
71 軸
72 リモートコントロールスイッチ
73 電動油圧ポンプ
74 パイプ
75 パイプ
76 パイプ
77 パイプ
78 電動油圧ポンプ
80 原動部
81 リモートコントロールスイッチ
82 梃部材
83 保持手段
84 ピボット
85 ロッド
86 連結部
87 スライド式カム
88 誤作動阻止手段
89 シリンダ部
90 突出カム部
91 ボール
92 下開口部
93 左平面部
94 右平面部

Claims (16)

  1. 前操舵型トレーラの前部操舵輪の近傍に操舵手段を設けた前操舵型トレーラと、前操舵型トレーラを牽引するトラクタとの間に、該トラクタの操舵に伴ってトラクタと前記トレーラの間に生じる距離の遠近変動を前記操舵手段に伝達する遠近伝達手段を設け、トラクタの操舵に連動してトレーラの操舵方向を制御するようにしたトレーラ等の操舵装置。
  2. 請求項1に記載のトレーラ等の操舵装置において、前記遠近伝達手段が、前記トレーラ前部に設けた支点部を中心に回転自在に設けた梃部材と、該梃部材の原動部に連結して前記トラクタ後部に着脱自在に設けたリンクロッドとからなり、前記梃部材の従動部に前記操舵手段の作動部を連結して、トレーラの操舵方向を制御するようになしたトレーラ等の操舵装置。
  3. 請求項2に記載のトレーラ等の操舵装置において、前記原動部に設けた回転角センサーが前記リンクロッドの回転角変位を検出して、トレーラの操舵方向を制御するようになしたトレーラ等の操舵装置。
  4. 請求項1、2又は3に記載のトレーラ等の操舵装置において、前記遠近伝達手段に前記前部操舵輪の切れ角が規定値以上になると作動する警告手段を設けてなるトレーラ等の操舵装置。
  5. 請求項4に記載のトレーラ等の操舵装置において、前記前部操舵輪の切れ角が規定値未満の状態で、前記警告手段が作動するのを阻止する警告手段の誤作動阻止手段を設けてなるトレーラ等の操舵装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載のトレーラ等の操舵装置において、前記遠近伝達手段を前記トレーラ前部に格納するようになしたトレーラ等の操舵装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載のトレーラ等の操舵装置において、前記トレーラ前部に、前記トラクタ後部と連結する開閉式のV字型連結バーを設け、該V字型連結バーに設けた開閉軸に横方向に伸縮する伸縮手段を設け、該伸縮手段により前記開閉軸を外向き又は内向きに拡大又は縮小することによって、前記V字型連結バーの縦幅を変化させるようになしたトレーラ等の操舵装置。
  8. 請求項7に記載のトレーラ等の操舵装置において、前記伸縮手段により前記V字型連結バーを前記トレーラ前部に格納するようになしたトレーラ等の操舵装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれかに記載のトレーラ等の操舵装置において、前記トレーラ前部に、前記トラクタ後部と連結する2重折り式のV字型連結バーを前記トレーラ前部に設けた軸に上下動可能に設け、該V字型連結バーの中央部に、前記V字型連結バーを2つに折り畳むための折り軸を設け、前記V字型連結バーを前記折り軸及び前記軸を中心に2重に折り畳んで、前記トレーラ前部に格納するようになしたトレーラ等の操舵装置。
  10. 請求項9に記載のトレーラ等の操舵装置において、前記V字型連結バーを展開状態で保持する保持手段を前記折り軸に設けてなるトレーラ等の操舵装置。
  11. 請求項7乃至10のいずれかに記載のトレーラ等の操舵装置において、前記V字型連結バーに上下方向に伸縮可能な補助脚を設け、前記トラクタと前記トレーラの連結又は切り離しの際に、該補助脚により前記V字型連結バーを支えるようになしたトレーラ等の操舵装置。
  12. 請求項7乃至11のいずれかに記載のトレーラ等の操舵装置において、前記V字型連結バーを前記トラクタに連結する際に、前記V字型連結バーの連結位置を調整する連結調整手段を設け、該連結調整手段を遠隔操作するようになしたトレーラ等の操舵装置。
  13. 請求項1乃至6のいずれかに記載のトレーラ等の操舵装置において、前記トレーラ前部に、2本の連結バーを回転可能に設け、該連結バーを互いに交差させて前記トラクタ後部に着脱自在に連結してなるトレーラ等の操舵装置。
  14. 請求項13に記載のトレーラ等の操舵装置において、前記連結バーを前記トレーラ前部に格納するようになしたトレーラ等の操舵装置。
  15. 請求項1乃至14のいずれかに記載のトレーラ等の操舵装置において、前記トレーラとしてトラック、バス、乗用車、軽自動車等の自走車及び前操舵軸型トレーラを使用し、操舵手段が前記自走車の操舵輪を操舵するようになしたトレーラ等の操舵装置。
  16. 請求項1乃至15のいずれかに記載のトレーラ等の操舵装置において、前記トラクタに複数台の前記トレーラを連結してなるトレーラ等の操舵装置。
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