JP2005059638A - グリップの取付方法および装置 - Google Patents

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Noboru Tamagaki
登 玉垣
Shoji Hakamata
庄司 袴田
Yoshihisa Kitajima
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Abstract

【課題】 簡単にハンドルにグリップを取り付けることができ、安価で、作業性にすぐれたグリップの取付方法および装置を提供する。
【解決手段】 ハンドルHの端部外周に軟質材から成る有底筒状のグリップGを嵌着するグリップGの取付方法であって、グリップGの外径より大きな内径を有する有底筒状の保持具2にグリップGを閉塞端側から挿入し、保持具2の開口端側の部分にグリップGの開口端側の部分を気密させた状態で、保持具2に形成した該保持具2の内周空間に連通する吸引孔から保持具2の内面とグリップGの外面との間のエアを吸引することによりグリップGを拡径し、この状態でグリップGをハンドルHの端部外周に嵌着する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、自転車、自動二輪車、汎用機(芝刈り機や耕耘機)等のハンドルの端部外周にゴム等の軟質材から成る有底筒状のグリップを嵌着するグリップの取付方法および装置に関する。
グリップは、通常、その内径をハンドルの外径より小さく形成することにより、ハンドルからの脱落を防止するように構成されている。
このため、グリップをハンドルに取り付けるためには、ハンドルを強制的にグリップ内に挿入してグリップを拡径しながら取付けなければならない。よって、グリップとハンドルとの摩擦抵抗が大きくなり、グリップをハンドルに取付けるには、大きな力を必要とする。そこで、従来、容易にグリップをハンドルに取り付けられるように、グリップの内部にエアを供給して、グリップの内径を拡径し、グリップをハンドルに取り付けるようにしたものが知られている。
これらの従来技術は、グリップの閉塞端側に設けられた通気孔からエアを供給するもの(例えば、特許文献1参照。)と、グリップのハンドル挿入用の開口端側からエアを供給するもの(例えば、特許文献2参照。)との二つの方式に大別される。
然し、グリップの閉塞端側に設けられた通気孔からエアを供給する方式では、ハンドルがパイプ製である場合、ハンドルの他端部からエアが漏れてしまうと、グリップの内径を拡径することができない。このため、ハンドルの他端部を塞ぐ作業が必要である。更に、ハンドルを構成するパイプの周壁に複数の孔が形成されている場合には、全ての孔を塞ぐ必要があり、作業工程が多く面倒である。また、エアがパイプ製のハンドル内に充填されるまで時間がかかり、また、大量のエアを供給する必要がある。さらに、エアの供給の音もかなり大きなもので作業者に大きな負担となっている。また、グリップ内に接着剤を塗布し固着力を上げる場合、エアの供給により接着剤が押し流され、接着剤がグリップの開口端側から漏れる場合がある。
ハンドル挿入用の開口端側からエアを供給する方式では、グリップを支持する支持台の下方からノズルによりグリップ内にエアを供給しグリップを膨らましハンドルに挿入するように構成されている。しかしながら、エアを供給するノズルの向きによってはグリップが支持台から浮き上がってしまったり、また、グリップをハンドルに取り付ける際に、ノズルがハンドルと干渉してしまうことがある。また、挿入の途中でグリップの開口端部がハンドルにより閉塞されていくため、ノズルからグリップ内に空気が十分に供給できなくなり、グリップの内径がもとの径に戻ってしまい、強制的に挿入しなければならなくなる場合もある。
特公平1−59949号公報(第1−2頁、第1図、第2図) 特開平7−125673号公報(第2−3頁、第1図)
本発明は上記背景を鑑みてなされたものであり、簡単にハンドルにグリップを取り付けることができ、安価で、作業性にすぐれたグリップの取付方法および装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のグリップの取付方法は、ハンドルの端部外周に軟質材から成る有底筒状のグリップを嵌着するグリップの取付方法であって、グリップの外径より大きな内径を有する有底筒状の保持具にグリップを閉塞端側から挿入し、保持具の開口端側の部分にグリップの開口端側の部分を気密させた状態で、保持具に形成した該保持具の内周空間に連通する吸引孔から保持具の内面とグリップの外面との間のエアを吸引することによりグリップを拡径し、この状態でグリップをハンドルの端部外周に嵌着することを特徴とする。
また、本発明のグリップの取付装置は、グリップの外径より大きな内径を有する有底筒状の保持具と、この保持具に、該保持具の内周空間に連通するように形成した吸引孔と、この吸引孔に接続される吸引手段とを備えることを特徴とする。
かかる方法、および装置によれば、保持具の内面とグリップの外面との間のエアが吸引されることによりグリップが拡径するように構成されているため、ハンドルの仕様に影響されず、グリップを容易にハンドルに取り付けることができる。例えば、ハンドルが、パイプ製であり、グリップを嵌着する端部以外に孔があるような構造のものであっても、該孔を塞ぐことなく、グリップを容易にハンドルの端部外周に嵌着することができる。
また、グリップ内に接着剤を塗布し、グリップとハンドルとの固着力を上げる場合、本発明は、グリップの外面からエアを吸引してグリップを拡径しているため、グリップ内にエアを供給した場合のように、供給したエアにより接着剤が押し流され、接着剤がグリップ開口端側から漏れることはない。
また、従来技術の、ハンドル挿入用の開口端側からエアを供給するグリップの取付方法のように、グリップをハンドルに取り付けている最中に、ハンドルがグリップの開口端部を閉塞し、エアの供給が遮断されることにより、グリップの拡径が妨げられるということもない。
なお、グリップの閉塞端には、グリップをハンドルの端部外周に嵌着した際に、ハンドル内のエアが熱膨張したときのエアの逃げとなる通気孔が形成されている場合がある。グリップの閉塞端に、このような通気孔が形成されている場合には、前記保持具の内底面に、通気孔に嵌合する突起を設けることが好ましい。これにより、突起が通気孔と嵌合し気密を保持すると共に、グリップが保持具内で芯決めされる。
以下、図1に示すハンドルHの端部外周にグリップGを嵌着するグリップ取付装置について説明する。
なお、図示のハンドルHは、汎用機用のものである。また、グリップGは、ゴムや軟質樹脂等の軟質材で有底筒状に形成されている。更に、グリップGの閉塞端には、ハンドルH内のエアが熱膨張したときのエアの逃げとなる通気孔Ga(図2参照)が形成され、また、グリップGの開口端外周部には鍔部Gbが形成されている。
グリップ取付装置は、有底筒状の保持具2と吸引手段としての吸引ポンプ3とを備えている。保持具2の内径は、グリップGの外径よりも大きく形成されている。吸引ポンプ3は、保持具2の内周空間に連通するように形成された吸引孔2aに、チューブ4aを介して接続されている。チューブ4aの途中には、継手5を介してチューブ4bが接続されている。チューブ4bは、保持具2の外周壁の吸引孔2aと反対側の部分に設けられた大気開放弁6に接続されている。また、保持具2の内底面には、グリップGの閉塞端の通気孔Gaに嵌合可能な突起2bが形成されている。
次いで、上記第1実施形態のグリップ取付装置を用いたグリップGの取付方法について説明する。
まず、グリップGをその閉塞端側から保持具2内に挿入する。このとき保持具2の突起2bが、グリップGの通気孔Gaに嵌合して、通気孔Gaが閉塞されると共に、グリップGが保持具2内で芯決めされる。また、保持具2の開口端にグリップGの開口端側の部分である鍔部Gbを押し付けて密着させ、気密性を確保する。なお、気密性をより確実なものとするために保持具2の開口端部をウレタン樹脂などでコーティングしてもよい。
次いで、大気開放弁6を閉弁する。そして、吸引ポンプ3により、チューブ4aを介して吸引孔2aから保持具2の内面とグリップGの外面との間のエアを吸引する。これにより、グリップGは、保持具2の内面に張り付くように拡径される。次いで、ハンドルHをグリップG内へ挿入させる。ハンドルHがグリップGの閉塞端まで挿入されたところで、吸引ポンプ3の作動を停止すると共に、大気開放弁6を開弁し、チューブ4bを介して保持具2の内面とグリップGの外面との間にエアを供給する。すると、グリップGは元通りの径に戻り、グリップGがハンドルHの端部外周に嵌着される。
次いで、図3(a)、(b)を参照して、第2実施形態について説明する。
第2実施形態は、開口端に鍔部Gbが形成されていないグリップGの取付けに適用されるものである。第2実施形態の保持具2の開口端部の内面には小径部2cが形成されている。他は第1実施形態と同一の構成であり、第1実施形態と同一の部分に上記と同一の符号を付してその説明を省略する。
第2実施形態のグリップ取付装置を用いてグリップGをハンドルHに嵌着させるには、まず、グリップGを閉塞端側から保持具2内へ挿入したあと、図3(b)に示すように、テーパー状の適宜の補助工具9をグリップGに開口端側から挿入し、グリップGの開口端側の部分を保持具2の小径部2cに密着させて、気密性を確保する。この後、吸引ポンプ3で吸引孔2aから保持具2の内面とグリップGの外面との間のエアを吸引する。これ以降は、第1実施形態と全て同様に行うことにより、グリップGをハンドルHに嵌着することができる。
両実施形態のグリップ取付方法および装置によれば、保持具2の内面とグリップGの外面との間のエアを吸引することによりグリップGを拡径させているため、ハンドルHがグリップGを嵌着する端部以外に孔があるような構造のものであっても、その孔を塞ぐことなく、グリップGを容易にハンドルHの端部外周に嵌着することができる。これにより、ハンドルの仕様に影響されず、グリップをハンドルに取り付けることができる。
また、グリップG内に接着剤を塗布し、グリップGとハンドルHとの固着力を上げる場合、両実施形態では、グリップGの外面からエアを吸引してグリップGを拡径しているため、グリップG内にエアを供給した場合のように、供給したエアにより接着剤が押し流され、接着剤がグリップGの先端の開口端側から漏れることはない。
また、グリップG内に接着剤を塗布していない場合、グリップGをハンドルHへ嵌着する際に取付位置や方向を誤ったとしても、グリップGに再び保持具2を被せて、グリップGを拡径することにより容易に嵌着をやり直すことができる。
なお、上記実施形態において、ハンドルHは汎用機用のものであるが、自転車や自動二輪車等の他のハンドルへのグリップの取付けにも同様に本発明を適用できる。
本発明の第1実施形態の全体構成を示す説明図。 第1実施形態の保持具にグリップを挿入した状態を示す説明的断面図。 本発明の第2実施形態の保持具にグリップを挿入した状態を示す説明的断面図。
符号の説明
2…保持具、 2a…吸引孔、 2b…突起、 2c…小径部、 3…吸引ポンプ、 4a,4b…チューブ、 5…継手、 6…大気開放弁、 9…補助工具、 G…グリップ、 Ga…通気孔、 Gb…鍔部、 H…ハンドル。

Claims (3)

  1. ハンドルの端部外周に軟質材から成る有底筒状のグリップを嵌着するグリップの取付方法であって、グリップの外径より大きな内径を有する有底筒状の保持具にグリップを閉塞端側から挿入し、保持具の開口端側の部分にグリップの開口端側の部分を気密させた状態で、保持具に形成した該保持具の内周空間に連通する吸引孔から保持具の内面とグリップの外面との間のエアを吸引することによりグリップを拡径し、この状態でグリップをハンドルの端部外周に嵌着することを特徴とするグリップの取付方法。
  2. グリップの外径より大きな内径を有する有底筒状の保持具と、この保持具に、該保持具の内周空間に連通するように形成した吸引孔と、この吸引孔に接続される吸引手段とを備えることを特徴とするグリップの取付装置。
  3. 前記保持具の内底面にグリップの閉塞端に形成されている通気孔に嵌合する突起を設けることを特徴とする請求項2記載のグリップの取付装置。
JP2003289566A 2003-08-08 2003-08-08 グリップの取付方法および装置 Pending JP2005059638A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007216436A (ja) * 2006-02-15 2007-08-30 Pentel Corp 軟質部材の軸体への挿着装置

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JP2007216436A (ja) * 2006-02-15 2007-08-30 Pentel Corp 軟質部材の軸体への挿着装置

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