JP2005058588A - スプリンクラーヘッドの遮水装置 - Google Patents

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Tomohito Oba
智史 大場
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Abstract

【課題】 スプリンクラーヘッドの特定方向への散水を規制する遮水装置において、放水方向規制板部材の微妙な方向調整が可能であり、さらに設置後に取外しが困難である遮水装置の提供
【解決手段】 遮水装置2は円筒部分にスプリンクラーヘッド1のフレーム溝5と係合される係止部6を有し、スプリンクラーヘッドの放水方向を規制するプレート4が円筒部分から下方に垂下して設置されており、前記遮水装置2の外側に、スプリンクラーヘッド1の本体側面に係止されるシーリングプレートまたはガード3が設けられている。またプレート4の下端位置は、作動時のスプリンクラーヘッド1のデフレクターの水流衝突面を基準として所定範囲内に設けられている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、消火用スプリンクラーヘッドにおいて、特定方向への消火水の散布を規制する遮水装置に関するものである。
スプリンクラーヘッドはビルやデパートの建物内に設置され、水源に続く給水配管と接続されている。スプリンクラーヘッドは感熱部を有しており、火災時には火災の熱によって感熱部が作動してスプリンクラーヘッド内部の弁体が開放する。弁体が開放されると給水配管内の水が室内に散布されて火災を鎮圧・抑制するものである。
近年において、散水範囲の広いスプリンクラーヘッドが主流となっており、特に住宅用のスプリンクラーヘッドは床面への散水だけでなく、室内の家具やカーテン等にもスプリンクラーヘッドから散布した水がかかるように、壁面側の水平方向にも水を飛散させるタイプのものがある。
水平方向にも水を飛散させたことによって、スプリンクラーヘッドから散布された水が、近隣に設置されたスプリンクラーヘッドの感熱部を被水させてしまう可能性がある。作動していないスプリンクラーヘッドの感熱部が被水してしまうと、被水していないスプリンクラーヘッドと比較して、感熱部が作動するまでの時間が増加し、火災を拡大させてしまうおそれがある。
近隣のスプリンクラーヘッドを被水させないために、スプリンクラーヘッドからの特定方向への散水距離を規制する遮水装置がある(例えば、特許文献1参照)。
上記の遮水装置を図6に示す。図6の遮水装置はスプリンクラーヘッドを外力から保護するヘッドプロテクタ30に、スプリンクラーヘッドから特定方向に放水される水の放水距離を規制する規制体14を設けたものである。該規制体14は、60度間隔で設けられたヘッドプロテクタの枠31の間に着脱可能に設けられている。
規制体14はスプリンクラーヘッド1より放水される水を斜め下方に規制する複数の放水方向規制板17a、17b、17cを具備して構成されている。スプリンクラーヘッドより放水された水は該放水方向規制板17a等によって斜め下方に軌道を変更されて室内に散布される。
これにより、近隣のスプリンクラーヘッドが設けられた方向に規制体14を設置することで、近隣のスプリンクラーヘッドの方向へ放出された水は放水方向規制板17a等によって斜め下方に散布され、近隣に設置されたスプリンクラーヘッド表面を濡らすことを予防できる。
特開平10−272201号公報(第2−4頁、第2図)
しかしながら上記の遮水装置は、規制体14をヘッドプロテクタ30の枠31の間に設置する構成となっていることから、規制体14を複数設置する場合は微妙な方向調整が行い難いという問題がある。
また、ヘッドプロテクタ30外面から規制体14を着脱することができるので、施工後にイタズラによって簡単に規制体14を取外されたり、地震等の衝撃によって規制体14が外れてしまう可能性がある。
そこで本発明では、スプリンクラーヘッドの特定方向への散水を規制する遮水装置において、放水方向規制板部材の微妙な方向調整が可能であり、さらに設置後に取外しが困難である遮水装置の提供を目的としている。
上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、円筒部分にスプリンクラーヘッドと係合される係止部を有しており、スプリンクラーヘッドの放水方向を規制するプレートが円筒部分から下方に垂下して設置され、プレートの下端位置が作動時のスプリンクラーヘッドのデフレクターの水流衝突面を基準として所定範囲内に設けられているスプリンクラーヘッドの遮水装置である。
請求項2記載の発明は、前記遮水装置の外側に、スプリンクラーヘッドの本体側面に係止されるシーリングプレートまたはガードが設けられている請求項1記載のスプリンクラーヘッドの遮水装置である。
請求項3記載の発明は、前記遮水装置がスプリンクラーヘッドのフレームに水平に設けられた段部に係止される請求項1または2記載のスプリンクラーヘッドの遮水装置である。
本発明では、遮水装置がスプリンクラーヘッドと係合しており、放水方向規制部材であるプレートを一枚の板とし、スプリンクラーヘッドに可能な限り接近させて設置したことにより、プレートの幅を必要最小限の大きさとすることができる。
プレートの長さについて、プレートの長さが短すぎると、遮水装置が設置されたスプリンクラーヘッドが作動した際に、近隣に設置されたスプリンクラーヘッド位置への散水を規制する効果が十分得られずに近隣に設置されたスプリンクラーヘッドの感熱部を濡らしてしまう可能性がある。
プレートの長さが長すぎると、遮水装置が設置されたスプリンクラーヘッドが作動した際に、プレートが設置された方向へは下方にしか水が飛散されず、この方向で火災が発生した場合に十分な火災抑制・消火効果が得られない可能性がある。
そこで、プレート方向の斜め下方にも水が散布可能であるように、プレートの長さを下端位置がデフレクターの水流衝突面を基準とした所定範囲内に設けられるよう構成したものである。
さらに、遮水装置が設置されたスプリンクラーヘッドにシーリングプレートやガードを設置することでスプリンクラーヘッドとシーリングプレート等との僅かな隙間に遮水装置が設置されることになり、遮水装置の係止部を隠すとともに、遮水装置を取外し難い構成にしている。
以下、この発明の第1実施形態を図1から図5を参照して説明する。図1は本発明の遮水装置と天井に設置されたスプリンクラーヘッド、カードである。図2は図1の遮水装置、ガードをスプリンクラーヘッドに設置した状態である。図3は図2のスプリンクラーヘッドの作動後の状態である。図4は図2のX−X断面図。図5は図2のP部拡大図である。
図1に、天井に設置されたスプリンクラーヘッド1、遮水装置2、ガード3を示す。
スプリンクラーヘッド1は、前述のように火災の熱を感知して作動し、火災を抑制・消火するものである。スプリンクラーヘッドの内部構成については、一例として特開平7−284545号公報に記載されており、本発明の趣旨とはあまり関連性がないので説明は省略する。
遮水装置2は、合成樹脂のような弾性を有する材料より形成されて円筒形状をしており、円筒部下端から垂下してプレート4が設けられている。本実施例ではプレート4は1枚のみである。他の実施例として図1の遮水装置2に点線で示したように複数枚のプレートが全周に予め設置され、不要なプレートは除去して使用することも可能である。
プレート4の下端は図3に示すように、デフレクターDの水流衝突面(図3においてデフレクター上面)を基準として設けられている。本実施例では基準から下方に数mm以内の位置にプレート4の下端が配置されるようプレート4の長さが設定されている。
円筒部の内周径はスプリンクラーヘッド1のフレームFの外径より僅かに大きく、フレームFが円筒内部に嵌入可能である。
円筒壁面には、スプリンクラーヘッド1のフレーム溝5と係合する爪6が1対ずつ90度間隔に4箇所設置されている。
爪6は先端の突起部7が円筒内部側に突出しており、該突出部7がフレーム溝5と係合される。突出部7より下部は弾性を有しており、円筒内側から外側に向かって突出部7へ力を加えると円筒外周側へ屈曲することが可能である。
爪6が一対ずつ設けられているのは、フレーム溝5の位置がフレームFの円周上において、約90度の間隔で設置されており、図4(a)、(b)に示すようにフレーム溝5と爪6の位置がどのような状態になっても各フレーム溝5には必ず爪6が係止されるように構成されている。
図5には、フレーム溝5と爪6の拡大断面図が示されており、(a)は爪6がフレーム溝5と係合した状態であり、(b)は爪6がフレーム溝以外の場所に位置している状態を示す。(b)において爪6は弾性によって円周外側に屈曲した状態にある。
円筒部下端には所定間隔で凹部8が設けられている。該凹部8によって遮水装置2をスプリンクラーヘッド1に設置した後にプレート4の方向調整を行うことができる。具体的には、末端に複数の凹部8と嵌合する凸部を有する円筒状の操作具によって凹部8と前記凸部を嵌め合わせ、操作具を回転させることで、遮水装置2がフレームFの外周面上を移動することが可能となる。
ガード3は、下部に複数本の棒材を組み合わせて枠が形成されており、枠の内部に設置されるスプリンクラーヘッド1を外力から保護している。中間部分には鍔部11が設けられ、スプリンクラーヘッド1を設置するために穿設されたスプリンクラーヘッド取付け用穴を覆い隠している。
上部は円筒部10となっており、内周面には複数の水平溝12が設けられ、該水平溝12とスプリンクラーヘッド1の本体側面溝13とが係合して設置固定される。
次に、図1を参照して天井に設置されたスプリンクラーヘッド1に本発明の遮水装置2およびガード3を設置する手順について説明する。
天井に設置されたスプリンクラーヘッド1は、給水配管との接続部が天井内に埋め込まれて設置されており、天井面からスプリンクラーヘッド1の下部が突出した状態にある。
遮水装置2の爪6と係合されるスプリンクラーヘッド1のフレーム溝5は天井裏に位置しており、室内から天井に設置されたスプリンクラーヘッド1を眺めてもフレーム溝5の位置は見えない、あるいは非常に見えにくい状態にある。
上記の状態において、遮水装置2のプレート4の方向を定めてから円筒部をスプリンクラーヘッド1の下端から天井に向かって嵌め込み、遮水装置2の上端がスプリンクラーヘッド1の本体鍔部9に突き当たるまで挿入する。
すると遮水装置2に複数設置された爪6のいずれかが、各々のフレーム溝5と係合してスプリンクラーヘッド1へ設置される。
次にカード3の円筒部10を同様にスプリンクラーヘッド1の下端から天井に向かって嵌め入れ、ガード3の鍔部11が天井面に当たるか、または天井直近まで挿入する。ガード3の円筒部10内側に設けられた複数の水平溝12は、スプリンクラーヘッド1の本体側面溝13と係合してスプリンクラーヘッド1に設置されて図2の状態になる。
以上、本発明の遮水装置について説明したが、上記のガード3を設置しないで用いることも可能であるし、ガード3のかわりに、天井面に穿設されたスプリンクラーヘッド取付け用穴とスプリンクラーヘッドとの間の隙間を覆い隠すシーリングプレート(例えば、意匠登録1067847号のもの)を設置することも可能である。
本発明の遮水装置と天井に設置されたスプリンクラーヘッド、カード 図1の遮水装置、ガードをスプリンクラーヘッドに設置した状態 図2のスプリンクラーヘッドの作動後の状態 図2のX−X断面図 図2のP部拡大図 従来の遮水装置
符号の説明
1 スプリンクラーヘッド
2 遮水装置
3 ガード
4 プレート
5 フレーム溝
6 爪
7 突出部
8 凹部

Claims (3)

  1. 円筒部分にはスプリンクラーヘッドと係合される係止部を有しており、スプリンクラーヘッドの放水方向を規制するプレートが円筒部分から下方に垂下して設置され、プレートの下端位置が作動時のスプリンクラーヘッドのデフレクターの水流衝突面を基準として所定範囲内に設けられていることを特徴とするスプリンクラーヘッドの遮水装置。
  2. 前記遮水装置の外側に、スプリンクラーヘッドの本体側面に係止されるシーリングプレートまたはガードが設けられていることを特徴とする請求項1記載のスプリンクラーヘッドの遮水装置。
  3. 前記遮水装置はスプリンクラーヘッドのフレームに水平に設けられた段部に係止されることを特徴とする請求項1または2記載のスプリンクラーヘッドの遮水装置。

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