JP2005118404A - スプリンクラーヘッド遮水装置の設置具 - Google Patents

スプリンクラーヘッド遮水装置の設置具 Download PDF

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JP2005118404A JP2003358773A JP2003358773A JP2005118404A JP 2005118404 A JP2005118404 A JP 2005118404A JP 2003358773 A JP2003358773 A JP 2003358773A JP 2003358773 A JP2003358773 A JP 2003358773A JP 2005118404 A JP2005118404 A JP 2005118404A
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Fukuji Obara
福二 小原
Tomohito Oba
智史 大場
Masaharu Chiba
雅春 千葉
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Abstract

【課題】 スプリンクラーヘッドの水平溝に、爪を係止させて設置される遮水装置において、該遮水装置をスプリンクラーヘッドに設置した後に、遮水装置を回転させることが可能であり、放水方向を規制する遮水プレートの方向調整を容易に行なうことが可能な装置を提供する。
【解決手段】 スプリンクラーヘッド遮水装置の設置具10の円筒部11内周面には遮水プレート5の係止部13、13・・・が設置されており、設置具10内に遮水装置Aを嵌入して回転させることが可能である。また遮水プレート5の設置方向の目安となる位置決め部分16を設けた。
【選択図】 図2

Description

本発明は、消火用スプリンクラーヘッドに設置される特定方向への消火水の散布を規制する遮水装置を、スプリンクラーヘッドに取付けるための設置具に関するものである。
スプリンクラーヘッドはビルやデパートの建物内に設置され、水源に続く給水配管と接続されている。スプリンクラーヘッドは感熱部を有しており、火災時には火災の熱によって感熱部が作動してスプリンクラーヘッド内部の弁体が開放する。弁体が開放されると給水配管内の水が室内に散布されて火災を鎮圧・抑制するものである。
近年において、散水範囲の広いスプリンクラーヘッドが主流となっており、特に住宅用のスプリンクラーヘッドは床面への散水だけでなく、室内の家具やカーテン等にもスプリンクラーヘッドから散布した水がかかるように、壁面側の水平方向にも水を飛散させるタイプのものがある。
水平方向にも水を飛散させたことによって、スプリンクラーヘッドから散布された水が、近隣に設置されたスプリンクラーヘッドの感熱部を被水させてしまう可能性がある。作動していないスプリンクラーヘッドの感熱部が被水してしまうと、被水していないスプリンクラーヘッドと比較して、感熱部が作動するまでの時間が増加し、火災を拡大させてしまうおそれがある。
近隣のスプリンクラーヘッドを被水させないために、スプリンクラーヘッドからの特定方向への散水距離を規制する遮水装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載されている遮水装置は、スプリンクラーヘッドに装着されるヘッドプロテクタにスプリンクラーヘッドから特定方向に放水される水の放水距離を規制する規制体を近隣に設置されているスプリンクラーヘッドの方向に設けたものである。規制体はスプリンクラーヘッドより放水される水を斜め下方に軌道を変更させて室内に散布する。
これにより、近隣のスプリンクラーヘッドの方向へ放出された水は規制体によって斜め下方に散布され、近隣に設置されたスプリンクラーヘッドの表面を濡らすことを予防できる。
上記遮水装置の規制体は60度間隔で設置されるので微妙な方向調整が行い難く、また着脱可能であるために、設置後にイタズラや外力による衝撃によって外れてしまう可能性があることから、本出願人は特願2003−294993号の特許出願において、前述の問題点を解消した遮水装置を発明している。
図7に示した上記特許出願の遮水装置Aは、スプリンクラーヘッド1の外周に設けられた水平溝2に係止される複数の爪3、3・・・を有する円筒部分4と、円筒部分1の下端から下方に延出している遮水プレート5から構成される。
天井内に埋め込まれて設置されているスプリンクラーヘッド1に遮水装置Aを挿通させ、スプリンクラーヘッド1の水平溝2に、遮水装置Aの爪3を係止させて設置する。遮水装置Aの円筒部分4は天井内に隠れるので、設置後に取外すことが困難である。
また、上記遮水装置Aはスプリンクラーヘッド1に取付けた後に、スプリンクラーヘッドの外周上を自在に回転移動することができるので、係止部分下方に設けた遮水プレート5の方向調整を行なえるものである。
特開平10−272201号公報(第2−4頁、第2図)
上記の遮水装置をスプリンクラーヘッドに設置後に、遮水プレートの位置を変更しようとして、遮水装置を回転させようとすると、スプリンクラーヘッドとの係止部分が天井内に位置しているので、遮水装置を回転させにくいという問題があった。
また、遮水プレートは小さいものであり、スプリンクラーヘッドと密接した位置にあるので目視による正確な方向調整を行なうことが困難であった。
そこで本発明では、上記問題に鑑み、遮水装置をスプリンクラーヘッドに設置した後に、遮水装置を回転させることが可能であり、遮水プレートの方向調整を容易に行なうことが可能な装置を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、天井内に埋め込まれて設置されているスプリンクラーヘッドに、スプリンクラーヘッドと係合される係止部が円筒部分に設けられ、該円筒部分から下方にスプリンクラーヘッドの放水方向を規制する遮水プレートが垂下して設置されている遮水装置を、前記スプリンクラーヘッドに設置するための設置具であり、設置具の円筒部内周面には前記遮水プレートとの係止部が設置されており、設置具内に遮水装置を嵌入して回転させることが可能であるスプリンクラーヘッド遮水装置の設置具である。
請求項2記載の発明は、前記スプリンクラーヘッド遮水装置の設置具の内面には、遮水装置の円筒部下端に設けられた係止溝と係合可能な爪が形成されているスプリンクラーヘッド遮水装置の設置具である。
請求項3記載の発明は、前記スプリンクラーヘッド遮水装置の設置具に、遮水プレートの設置方向の目安となる位置決め部分が設けてある請求項1記載のスプリンクラーヘッド遮水装置の設置具である。
上記構成によるスプリンクラーヘッド遮水装置の設置具によって、スプリンクラーヘッドに設置されている遮水装置の係止溝に爪を係止させることによって遮水装置を容易に回転させることが可能となる。
また、設置具には、遮水プレートの設置方向の位置決め部分が設けられていることから、遮水プレートの方向調節が行ない易くなる。
以下、この発明の実施例を図1から図6を参照して説明する。図1は本発明のスプリンクラーヘッド遮水装置の設置具の側面図。図2は図1に遮水装置を含めた斜視図、図3は図1に遮水装置を嵌入した場合の側面図。図4は図1を90度回転させた側面図。図5は遮水装置をスプリンクラーヘッドに取付ける説明図。図6は遮水装置の位置あわせ基準の説明図である。
図1に示すように、本発明のスプリンクラーヘッド遮水装置の設置具10(以下、「設置具」に省略)は、円筒部11および位置決め部12から構成されている。尚、スプリンクラーヘッドおよび遮水装置についての説明は前述の通りであり、各箇所を表す符合についても同じものを用いる。
図1、2より円筒部11の上部は、前述の遮水装置Aを収容する部分である。従って円筒部11の上部内径は遮水装置Aの外径よりも小さい。円筒部11の上部には、内周面に複数の爪13、13・・・と、対向して設けられた開口部14、14とが設けられている。
爪13は、遮水装置Aの円筒部分4の下端に、均等角度間隔に設けられた複数の係止溝15、15・・・を係止するものであり、爪13も係止溝15と対応する角度間隔で設置されている(図2、3参照)。
開口部14、14は前述のように対向した位置に設けられている。遮水装置Aを円筒部11内に嵌め入れる際に、遮水プレート5が開口部14に位置するように嵌入させる。また開口部14の垂直延長上には位置決め部12の基準16が設置されており、該基準16を目安として遮水プレートの方向調整を行なうものである。
位置決め部12は、図4に示すように円筒部11の下部と接続されており、位置決め部12の下面には基準16として直線溝17が刻設されている。該直線溝17は、一方の開口部14の中心から円筒中心を通って他方の開口部14の中心に続く線X−Xの垂直延長上に設けられている。
次に上記の設置具を用いて、遮水装置をスプリンクラーヘッドに装着させる手順について説明する。
まず、図3のように遮水装置Aを円筒部11内に嵌入させる。その際、遮水装置Aの遮水プレート5は、開口部14の位置にセットされるようにし、また遮水装置Aの係止溝15、15・・・を、円筒部11内の爪13、13・・・に係止させる。
次に、図5に示すように設置具10内に装着された遮水装置Aを、天井に設置されたスプリンクラーヘッド1に取付ける。上記の設置具10にスプリンクラーヘッド1を挿入し、設置具10内の遮水装置Aの上端が、スプリンクラーヘッド1の鍔部18に接触するまで設置具10を上に押し上げる。
設置具10内の遮水装置Aの上端が、スプリンクラーヘッド1の鍔部18に接触した時点で遮水装置Aの爪3、3・・・はスプリンクラーヘッド1の溝に係止された状態である。次に遮水プレート5の方向を調節するために、設置具10下端の基準16を任意の方向へ合わせるように設置具10を左右に回転させる。
基準16の方向を合わせたら、設置具10の側面より基準16を覗き込み、方向の微調整を行なう。図6(a)に示すように基準である直線溝17の両端が重なった状態で、直線溝17の向こう側に近隣のスプリンクラーヘッドが見える状態であれば遮水プレートの方向が正しいことを表す。同図(b)のように基準16から向こう側の端が見えている場合は方向がずれていることを表す。
遮水プレート5の方向調整が終わったならば、設置具10を下方に引抜く。続いて、スプリンクラーヘッド1が設置された天井穴を覆うためのシーリングプレートや、ヘッドプロテクタ等を設置して作業終了となる。
次に、遮水装置およびシーリングプレートを設置した後に、遮水プレート5の位置を変更する手順について説明する。
まずシーリングプレートを取外す。そしてスプリンクラーヘッド1に設置されている遮水装置Aに設置具10を嵌め込む。その際、開口部14と遮水プレート5が同じ位置になるように設置具10を嵌めると、遮水装置Aの係止溝15に設置具10の爪13が係止される。
遮水装置Aの係止溝15に、設置具10の爪13が係止された状態で、設置具10を左右に回転させ、前述のように遮水プレート5の位置あわせを行なう。遮水プレート5の位置調整が終了したら、シーリングプレートを元のように設置して作業を終了する。
本発明のスプリンクラーヘッド遮水装置の設置具の側面図 図1と遮水装置の斜視図 図1に遮水装置を嵌入した場合の側面図 図1を90度回転させた側面図 遮水装置をスプリンクラーヘッドに取付ける説明図 遮水装置の位置あわせ基準の説明図 遮水装置の説明図
符号の説明
1 スプリンクラーヘッド
10 スプリンクラー遮水装置の設置具
11 円筒部
12 位置決め部
13 爪
14 開口部
15 係止溝
16 基準
A 遮水装置


Claims (3)

  1. 天井内に埋め込まれて設置されているスプリンクラーヘッドに、スプリンクラーヘッドと係合される係止部が円筒部分に設けられ、該円筒部分から下方にスプリンクラーヘッドの放水方向を規制する遮水プレートが垂下して設置されている遮水装置を、前記スプリンクラーヘッドに設置するための設置具であり、設置具の円筒部内周面には前記遮水プレートとの係止部が設置されており、設置具内に遮水装置を嵌入して回転させることが可能であることを特徴とするスプリンクラーヘッド遮水装置の設置具。
  2. 前記スプリンクラーヘッド遮水装置の設置具の内面には、遮水装置の円筒部下端に設けられた係止溝と係合可能な爪が形成されていることを特徴とするスプリンクラーヘッド遮水装置の設置具。
  3. 前記スプリンクラーヘッド遮水装置の設置具に、遮水プレートの設置方向の目安となる位置決め部分が設けてあることを特徴とする請求項1記載のスプリンクラーヘッド遮水装置の設置具。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101825611B1 (ko) * 2015-12-14 2018-02-06 주식회사 비전엔지니어링 스프링클러 방사조절장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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