JP2005057696A - 高周波装置および無線装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 実装基板に非可逆回路素子を実装した高周波装置において、接続部分でのインピーダンス不整合、特性ばらつき、断線などが生じない高周波装置を提供する。
【解決手段】 実装基板のおもて面と非可逆回路素子の素子基板のおもて面を対向させ、実装基板の伝送線路と非可逆回路素子の入出力線路とを、λg/4の長さにわたって重ね合わせる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ミリ波帯、マイクロ波帯などの高周波帯で使用される高周波装置に関し、より詳しくはサーキュレータやアイソレータなどの非可逆回路素子を備える高周波装置に関する。
ミリ波帯やマイクロ波帯で使用される非可逆回路素子は、磁性体基板上に形成された共振パターンと、共振パターンから放射状に形成された複数の入出力線路と、入出力線路の交点上に実装された磁石とからなっている。そのため、誘電体などの非磁性体材料からなる実装基板上に構成された回路に非可逆回路素子を組み込む場合には、磁性体基板に構成された非可逆回路素子を実装基板上に載置することになり、2枚の基板が重なった状態となって装置の低背化を妨げる要因となっていた。
そこで、実装基板に孔を設け、孔に磁性体基板を嵌めこむように実装する、いわゆるドロップイン構造の非可逆回路素子が考案された(特許文献1参照)。
特開平4−27202号公報(第4図、第5図)
この技術は、実装基板に孔を設け、孔に磁性体基板を嵌めこむようにして実装するため、装置の低背化に有利であり上述の問題点は解消されている。しかし、非可逆回路素子を実装基板上の回路と一体に構成できないため、非可逆回路素子の入出力線路と実装基板上の伝送線路とをボンディングワイヤや金属リボンなどの接続部材によって接続する必要があった。そのため、接続部材の部分でインピーダンスの不整合が生じて挿入損失が大きくなってしまうという問題があった。また、接続部材長のばらつきによる特性のばらつきが生じやすいという問題もあった。さらに、接続部材として用いられるボンディングワイヤなどは径が細く、断線してしまうこともあり、装置の信頼性の低下につながっていた。
よって本発明は、非可逆回路素子を実装基板に実装してなる高周波装置であって、装置の低背化が可能であり、且つ実装基板上の伝送線路と非可逆回路素子の入出力線路との接続部分でのインピーダンス不整合、特性ばらつき、断線が生じない高周波装置を提供することを目的としている。
上記問題点を解決するために本発明の高周波装置は、少なくとも一部が磁性体からなる素子基板と、該素子基板の一方の主面に形成された共振パターンと、該共振パターンから放射状に形成された入出力線路と、磁石とを備える非可逆回路素子を、実装基板に実装してなる高周波装置であって、前記実装基板上には伝送線路が形成されており、前記実装基板の前記伝送線路が形成されている面と前記素子基板の前記入出力線路が形成されている面とが対向し、前記伝送線路と前記入出力線路とが重ね合わされていることを特徴とする。
これによって、実装基板上の伝送線路と非可逆回路素子の入出力線路とは、ボンディングワイヤや金属リボンなどの接続部材を介することなく直接的に接続されるので、接続部材長のばらつきに起因する特性ばらつきや、接続部材の断線などが生じることはなく、信頼性の高い高周波装置を得ることができる。
また、本発明の高周波装置は、前記実装基板には孔が設けられていて、前記非可逆回路素子の磁石が前記孔に挿入されていることを特徴とする。
磁石は素子基板の上方から磁性体に直流磁界を印加しているため、素子基板の表面(入出力線路が形成されている面)を実装基板の表面(導載線路が形成されている面)に対向させる本願発明の構成では、磁石が素子基板から下方(実装基板に対向する方向)に突出することになる。そのため、実装基板に孔を設けて、孔に磁石を挿入するように実装することによって、装置の低背化を実現できる。なお、実装基板に設ける孔は、実装基板の裏面にまで貫通している貫通孔であっても、裏面にまで貫通していない凹部であってもよい。
さらに本発明の前記非可逆回路素子は、前記磁石によって発生する直流磁界を遮蔽するヨークを備えていることを特徴とする。
これによって、比較的小さな磁石で所望の磁界強度を達成できるようになり、用いる磁石を小さくできるので非可逆回路素子の小型化、低背化を実現できる。また、外部からの磁界侵入を抑制できるので、非可逆回路素子内の磁気回路が外部磁界からの影響を受けにくくなり、特性が安定する。特に本発明の場合、磁石が実装基板の孔に挿入されているために、実装基板の裏面に接地電極があると非可逆回路素子の磁気回路が実装基板の接地電極の影響を受けることがあるので、これを抑制するためにヨークを設けることが好ましい。
さらにまた、本発明の高周波装置は、前記伝送線路と前記入出力線路とは、実効誘電率におけるλg/4の長さにわたって重ね合わされていることを特徴とする。
これにより、伝送線路と入出力線路との接合部分にインピーダンスの不連続部分が存在しなくなり、挿入損失を低減することができる。
また、本発明の高周波装置は、前記入出力線路と前記伝送線路とがともにコプレーナ線路であることを特徴とする。
コプレーナ線路は、線路導体と接地電極とが同一の面に形成されているので、素子基板の表面と実装基板の表面とを対向させて実装することによって、線路導体同士と接地電極同士とをともに接続することができる。
また本発明の無線装置は、上記の高周波装置を備えてなることを特徴とする。これによって、低背且つ信頼性の高い無線装置を構成することができる。
以上のように本発明によれば、素子基板のおもて面と実装基板のおもて面を対向させ、入出力線路接続部と伝送線路接続部を重ね合わせて接続することにより、入出力線路と伝送線路とがボンディングワイヤ等の部材を介することなく直接的に接続されるので、接続部分での断線が発生する虞がなく、接続が安定化する。
また、入出力線路接続部と伝送線路接続部とをλg/4にわたって重ね合わせることによって、接続部分でのインピーダンス不整合がなく、挿入損失を低減させることができる。
さらに、入出力線路と伝送線路をコプレーナ線路とすれば、線路導体と接地導体とを共に素子基板と実装基板の接触部分で導通させることができるので、接地導体同士を接続するための構成を別途設ける必要がない。
以下において本発明に係る高周波装置の第1の実施例について説明する。図1は本発明の高周波装置に実装される非可逆回路素子の一例を示す図である。図1(a)にはこの非可逆回路素子10の素子基板11を示し、図1(b)には非可逆回路素子10全体の斜視図を示す。
素子基板11は磁性体からなり、略円形の共振パターン12から放射状に3本の入出力線路13a,13b,13cが延びている。本実施の形態では入出力線路13a,13b,13cはコプレーナ線路である。入出力線路13a,13bの端部には、線路幅が狭くされた入出力線路接続部14a,14bが設けられている。入出力線路接続部はすべての入出力線路の端部に設けられていてもよく、あるいは、入出力線路のうちの1つの端部にのみ設けられていてもよい。
また、素子基板11のおもて面には接地導体15が形成されている。なお、本明細書においては入出力線路が形成されている面を素子基板11のおもて面とみなす。
素子基板11は、必ずしも全体が磁性体である必要はなく、共振パターン12に対応する部分のみが磁性体からなる構造であってもよい。
素子基板11には、それぞれ磁性体からなる上ヨーク16aと下ヨーク16bが取りつけられている。下ヨーク16bは素子基板11の裏面の全面に設けられているが、裏面の一部に設けられていてもよい。あるいは下ヨーク16bを設けず、上ヨーク16aのみを有する構成としてもよい。上ヨーク16aは一面開口の箱状であり、素子基板11と上ヨーク16aとによって囲まれる空間には図示していないが直流磁界を印加するための磁石17(図3を参照)が備えられている。入出力線路接続部14a,14bは上ヨーク16aの開口部18から突出している。上ヨーク16aと下ヨーク16bとが、磁石17によって発生した直流磁界を遮蔽しているため、比較的小さな磁石で所望の直流磁界を得ることができる。また、上ヨーク16aと下ヨーク16bとによって、外部からの磁界が共振空間に侵入することを防止できるので、外部環境によって非可逆回路素子10の動作が妨げられる虞が少ない。
なお本実施例では磁石17は上ヨーク16aに取りつけられていて、素子基板11のおもて面からは一定の間隔を隔てて固定されているが、素子基板11のおもて面に磁石17を直接載置するようにしてもよい。また、磁石17を素子基板11の裏面側に配置したり、おもて面側と裏面側の両方に配置してもよい。
入出力線路13cと接地導体15との間には終端抵抗19が接続されており、この非可逆回路素子10はアイソレータとして機能する。すなわち、直流磁界が共振パターン12の上方から下方に向けて印加されている場合、入出力線路13aに入射した高周波信号は入出力線路13cに現れて終端抵抗19によって無反射終端される。また入出力線路13bに入射した信号は入出力線路13aに現れる。よって、入出力線路13aから入射した信号は非可逆回路素子10から出力されず、入出力線路13bから入射した信号は入出力線路13aに出力されるアイソレータとして機能している。なお、入出力線路13cに終端抵抗19を接続せずにこの非可逆回路素子10をサーキュレータとして用いてもよいことは言うまでもない。
図2(a)は本発明の高周波装置に係る実装基板を示す。実装基板21は例えばアルミナなどの誘電体材料で形成されており、おもて面に伝送線路23a,23bが形成されている。本実施の形態では伝送線路23aはコプレーナ線路である。また、実装基板21のおもて面には接地導体25が形成されている。
実装基板21の裏面にはベース22が接合されている。また実装基板21には貫通孔26があり、伝送線路23a,23bは貫通孔26の周縁まで延びている。伝送線路23a,23bの貫通孔26側の端部は、線路幅が狭められた伝送線路接続部24a,24bとなっている。伝送線路接続部24a,24bは、後述の非可逆回路素子10実装状態での実効誘電率におけるλg/4となっている。
図2(b)は実装基板21に非可逆回路素子10を実装してなる高周波装置を示し、図3は図2(b)におけるA−A断面を示す図である。素子基板11のおもて面を下方に向けて、すなわち素子基板11のおもて面と実装基板21のおもて面とを対向させて、素子基板11上の入出力線路接続部14a,14bと、実装基板21上の伝送線路接続部24a,24bとが重なるように非可逆回路素子10が実装されている。また、実装基板21に設けられた貫通孔26に非可逆回路素子10の上ヨーク16aと磁石17が挿入された状態となっている。これにより、上ヨーク16a分の高さを貫通孔26によって逃がすことができるので高周波装置の低背化を実現できる。上ヨーク16aの高さが実装基板21の厚みよりも十分小さい場合には、貫通孔26の替わりに凹部が設けられていてもよい。なおここでは貫通孔26は実装基板21にのみ設けられており、ベース22には設けられていないが、ベース22にも貫通孔あるいは凹部を設けてもよい。
前述のように磁石17は素子基板11の裏面側に設けてもよいが、高周波装置を低背化する観点からは、本実施例のように磁石17を素子基板11のおもて面側に配置することが好ましい。
図4(a)は、入出力線路と伝送線路の接続部分の接続状態を模式的に示した図である。また図4(b)は入出力線路と伝送線路の接続部分の断面図である(図4(a)のB−B線断面にあたる)。
入出力線路接続部14aと伝送線路接続部24aの長さはともに、非可逆回路素子10の実装状態、すなわち実装基板21と素子基板11が重なった状態での実効誘電率におけるλg/4とされていて、入出力線路接続部14aと伝送線路接続部24aとが長手方向に平行に重ね合わされ、ハンダや導電性接着剤によって接合される。重ね合わされている部分の線路長がλg/4とされていることによって、接続部分でのインピーダンス不整合が発生しないので、挿入損失が低減される。
なお入出力線路接続部14aと伝送線路接続部24aは、それぞれ入出力線路13aと伝送線路23aよりも線幅が狭くなっているが、これは実装状態において入出力線路接続部14aと伝送線路接続部24aは素子基板11と実装基板21に挟まれた状態となって、入出力線路13aや伝送線路23aよりも実効誘電率が高くなるためである。
本実施例では入出力線路13aと伝送線路23aはともにコプレーナ線路であるため、コプレーナ線路は線路導体と接地電極がともに基板のおもて面に形成されるから、素子基板11のおもて面と実装基板21のおもて面が対向するように実装することによって、線路導体と接地電極とをともに直接に接続することができ、簡単な構成で線路間の接続を行うことができる。
(変形例)以下において、本発明の様々な変形例について説明する。なお、以下の変形例の説明においては、実施例1と共通する部分には同一の符号を付しているので、適宜説明を省略している。
図5は本発明の第1の変形例の線路間接続構造を模式的に示す図である。非可逆回路素子10の素子基板11に形成された入出力線路13aはコプレーナ線路であり、実装基板に形成された伝送線路23aはマイクロストリップ線路である。
入出力線路接続部14aと伝送線路接続部24aとは線路長が実効誘電率におけるλg/4であって、長手方向に平行になるように重ね合わされてハンダや導電性接着剤などによって接合される。
マイクロストリップ線路では接地導体が基板の裏面に形成されるので、実施例1のように単に実装基板21と素子基板11のおもて面を対向させて実装したのみでは接地導体同士の電気的接続ができない。よって、接地電極同士を電気的に接続するための何らかの構造を設ける必要がある。ここでは、実装基板21のおもて面に、スルーホール31によって実装基板21裏面の接地電極と接続されている導体ランド32を形成し、導体ランド32と素子基板11おもて面の接地電極15とをハンダや導電性接着剤で接合することによって、素子基板11の接地電極15と実装基板21の接地電極とを電気的に接続する。
接地電極同士を接続する構造はこれに限られるものではなく、例えば図示しないが高周波装置を覆う導電性のカバーを設け、導電性のカバーに実装基板21の接地電極と素子基板11の接地電極15とをそれぞれ導通させることによって、カバーを介して接地電極同士を電気的に接続する方法であってもよい。
なお、図5では入出力線路13aがコプレーナ線路で伝送線路23aがマイクロストリップ線路であるが、これとは逆に入出力線路13aがマイクロストリップ線路であって伝送線路23aがコプレーナ線路である場合にも、図5と同様の方法で接続することができる。
図6は本発明の第2の変形例の線路間接続構造を模式的に示す図である。入出力線路13aと伝送線路23aはともにマイクロストリップ線路である。入出力線路13aと伝送線路23aの端部にはそれぞれ長さがλg/4である入出力線路接続部14aと伝送線路接続部24aが設けられており、長手方向に平行に重ね合わされて接続される。
また、素子基板11と実装基板21のおもて面には、スルーホール31によって裏面の接地導体と接続されている導体ランド32が設けられており、導体ランド32同士をハンダや導電性接着剤で接合することによって、素子基板11の接地電極と実装基板21の接地電極とが電気的に接続される。
図7は本発明の第3の変形例の線路間接続構造を模式的に示す図である。入出力線路33と伝送線路36はともにスロット線路である。入出力線路33と伝送線路36の端部にはそれぞれ長さがλg/4である入出力線路接続部34と伝送線路接続部37が設けられており、長手方向に平行に重ね合わされて接続される。素子基板11上の電極35と実装基板21上の電極38とは、ハンダや導電性接着剤などによって接合され、電気的に接続されている。
図8は本発明の第4の変形例の線路間接続構造を模式的に示す図である。入出力線路13aはマイクロストリップ線路であり、伝送線路36はスロット線路である。入出力線路13aの端部には長さλg/4にわたって線路幅が狭くされた入出力線路接続部14aが設けられている。伝送線路36の端部からλg/4だけ離れた位置には、伝送線路(スロット線路)36と直交する導体からなる伝送線路接続部37が設けられている。伝送線路接続部37の線路長もλg/4である。入出力線路接続部14aと伝送線路接続部37とが長手方向に平行になるように重ね合わされ、ハンダや導電性接着剤などで接合される。このとき、入出力線路13aと伝送線路36とは直交する関係となる。また、素子基板11のおもて面には、裏面の接地電極とスルーホール31によって接続されている導体ランド32が設けられ、導体ランド32と実装基板21上の電極38がハンダや導電性接着剤などによって接続される。
なお、図8では入出力線路13aがマイクロストリップ線路で伝送線路36がスロット線路であるが、これとは逆に入出力線路がスロット線路であって伝送線路がマイクロストリップ線路である場合にも、図7と同様の方法で接続することができる。
図9は本発明の第4の変形例の線路間接続構造を模式的に示す図である。入出力線路13aはコプレーナ線路であり、伝送線路36はスロット線路である。入出力線路13aの端部には長さλg/4にわたって線路幅が狭くされた入出力線路接続部14aが設けられている。伝送線路36の端部からλg/4だけ離れた位置には、伝送線路(スロット線路)36と直交する導体からなる伝送線路接続部37が設けられている。伝送線路接続部37の線路長もλg/4である。入出力線路接続部14aと伝送線路接続部37とが長手方向に平行になるように重ね合わされ、ハンダや導電性接着剤などで接合される。このとき、入出力線路13aと伝送線路36は直交する関係となる。また、素子基板11おもて面の接地導体15は実装基板21上の電極38と接続されている。
なお、図9では入出力線路13aがコプレーナ線路で伝送線路36がスロット線路であるが、これとは逆に入出力線路がスロット線路であって伝送線路がコプレーナ線路である場合にも、図9と同様の方法で接続することができる。
本発明に係る高周波装置に実装される非可逆回路素子を示す斜視図である。 本発明に係る高周波装置の実装基板と、実装基板に非可逆回路素子を実装した状態を示す斜視図である。 本発明に係る高周波装置を示す断面図である。 本発明に係る高周波装置の、入出力線路と伝送線路の線路間接続部分を模式的に示す図である。 本発明の第1の変形例に係る高周波装置の、入出力線路と伝送線路の線路間接続部分を模式的に示す図である。 本発明の第2の変形例に係る高周波装置の、入出力線路と伝送線路の線路間接続部分を模式的に示す図である。 本発明の第3の変形例に係る高周波装置の、入出力線路と伝送線路の線路間接続部分を模式的に示す図である。 本発明の第4の変形例に係る高周波装置の、入出力線路と伝送線路の線路間接続部分を模式的に示す図である。 本発明の第5の変形例に係る高周波装置の、入出力線路と伝送線路の線路間接続部分を模式的に示す図である。
符号の説明
10 非可逆回路素子
11 素子基板
12 共振パターン
13a,13b,13c 入出力線路
14a,14b 入出力線路接続部
15 接地導体
16a 上ヨーク
16b 下ヨーク
17 磁石
18 開口部
19 終端抵抗
21 実装基板
22 ベース
23a,23b 伝送線路(線路導体)
24a,24b 伝送線路接続部
25 接地導体
26 貫通孔
31 スルーホール
32 導体ランド
33 入出力線路(スロット線路)
34 入出力線路接続部
35,38 電極
36 伝送線路(スロット線路)
37 伝送線路接続部

Claims (6)

  1. 少なくとも一部が磁性体からなる素子基板と、該素子基板の一方の主面に形成された共振パターンと、該共振パターンから放射状に形成された入出力線路と、磁石とを備える非可逆回路素子を、実装基板に実装してなる高周波装置であって、
    前記実装基板上には伝送線路が形成されており、前記実装基板の前記伝送線路が形成されている面と前記素子基板の前記入出力線路が形成されている面とが対向し、前記伝送線路と前記入出力線路とが重ね合わされていることを特徴とする高周波装置。
  2. 前記実装基板には孔が設けられていて、前記非可逆回路素子の磁石が前記孔に挿入されていることを特徴とする、請求項1に記載の高周波装置。
  3. 前記非可逆回路素子は、前記磁石によって発生する直流磁界を遮蔽するヨークを備えていることを特徴とする、請求項1あるいは2に記載の高周波装置。
  4. 前記伝送線路と前記入出力線路とは、実効誘電率におけるλg/4の長さにわたって重ね合わされていることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載の高周波装置。
  5. 前記入出力線路と前記伝送線路とがともにコプレーナ線路であることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれかに記載の高周波装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の高周波装置を備えてなることを特徴とする無線装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2020208780A1 (ja) * 2019-04-11 2020-10-15 三菱電機株式会社 非可逆回路

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