JP2005057455A

JP2005057455A - リモコン送信装置

Info

Publication number: JP2005057455A
Application number: JP2003285495A
Authority: JP
Inventors: Shinichi Tsubota; 伸壱坪田
Original assignee: Asahi Matsushita Electric Works Ltd
Current assignee: Panasonic Life Solutions Asahi Co Ltd
Priority date: 2003-08-04
Filing date: 2003-08-04
Publication date: 2005-03-03

Abstract

【課題】赤外線リモコン信号を上方に向けて送信可能なリモコン送信装置を提供する。
【解決手段】転倒しても自動的に起き上がる樹脂外殻などのハウジング１を備え、そのハウジング１の好ましくは上部において上方に向かって赤外線リモコン信号２を送信可能な赤外線送信素子(IR-LED)３を配備したリモコン送信装置Ａである。そして、ハウジング１の内部に、無線送受信部４、マイコン５、ドライブ回路６などの制御回路７と、トランスを含む直流電源８を備え、この直流電源８をハウジング１の底部付近に配備して低重心化している。
【選択図】図２

Description

本発明は、照明器具の制御に好適なリモコン送信装置に関する。

照明器具を点滅制御するために、ハウジングに上方に向かって赤外線リモコン信号を送信可能な赤外線送信素子を配備したリモコン送信装置は、特許文献１などで知られている。
特開２００１−２８５９７０号公報

しかし、リモコン送信装置が不用意に転倒されたときは、赤外線リモコン信号の送信方向が横向きになったりして、天井側の照明器具のリモコン信号受信部に到達しにくい。殊に、タイムスケジュールに基づいて赤外線リモコン信号を送信するようにリモコン送信装置が設定されていると、点灯予定時刻になっても照明器具が点灯しない弊害を生じる。また、最近のように、電話回線やインターネットなどの通信回線を介して、外部から宅内の照明器具を制御するような場合でも、リモコン送信装置が転倒していると具合が悪い。本発明はこのような解決すべき課題を鑑み、赤外線リモコン信号を上方に向けて送信可能なリモコン送信装置を提供することを目的とする。

本発明を要約すると、転倒しても自動的に起き上がるハウジングを備え、そのハウジングに上方に向かって赤外線リモコン信号を送信可能な赤外線送信素子を配備したリモコン送信装置である。そして、ハウジングの内部に、制御回路と、トランスを含む直流電源を備えている場合、この直流電源をハウジングの底部付近に配備すると低重心になって好ましい。

本発明のリモコン送信装置は、不用意に倒されても再び自動的に起き上がるため、赤外線リモコン信号を上方に向けて送信可能となり、照明器具などを的確に制御できる。

次に、本発明の実施形態を説明するが、それはあくまで本発明に基づいて採択された例示的な実施形態であり、本発明をその実施形態に特有な事項に基づいて限定解釈してはならず、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲の請求項に示した事項さらにはその事項と実質的に等価である事項に基づいて定めなければならない。

図の実施形態は、転倒しても自動的に起き上がる樹脂外殻などのハウジング１を備え、そのハウジング１の好ましくは上部において上方に向かって赤外線リモコン信号２を送信可能な赤外線送信素子(IR-LED)３を配備したリモコン送信装置Ａを示す。そして、ハウジング１の内部に、無線送受信部４、マイコン５、ドライブ回路６などの制御回路７と、かなり重量のあるトランスを含む直流電源８を備え、この直流電源８をハウジング１の底部付近に配備して低重心化している。

さらに詳述すれば、リモコン送信装置Ａは住宅の部屋９の床１０などに置かれて使用される。そして、リモコン送信装置Ａが何らかの原因で転倒されても、リモコン送信装置Ａの重心がハウジング１と床１０の接する点に立ち上げた法線を乗り越えないように、前記重心が設定されていると、リモコン送信装置Ａは自動的に起き上がるものである。部屋９の天井１１には照明器具１２が設置されている。そして、照明器具１２の透光グローブ１３の内部には赤外線リモコン信号２を受信可能なリモコン信号受信部１４が設けられている。さらに、部屋９にはインターネットや電話回線などの通信回線１５と接続されているメインコントローラ１６が設置され、メインコントローラ１６は例えば、インターネットからなる通信回線１５と接続されるゲートウェイ１７と無線送受信部１８を備えている。そうすると、リモコン送信装置Ａはメインコントローラ１６からの制御信号で制御されるローカルコントローラの役割を果たしている。さらに、メインコントローラ１６を制御するために、携帯端末などの外部端末１９から無線電波を発して基地局２０と通信回線１５を介して制御信号を送るとよい。なお、リモコン送信装置Ａには電源コード２１を介して交流電源が供給されている。

照明器具１２を点滅制御するには、外部端末１９より基地局２０と通信回線１５を介してメインコントローラ１６に制御信号を送る。そうすると、メインコントローラ１６の無線送受信部１８はリモコン送信装置Ａに対して無線電波による制御信号を送る。この制御信号はリモコン送信装置Ａの無線送受信部４で受信されてマイコン５で解読され、ドライブ回路６を介して赤外線送信素子３から赤外線リモコン信号２が送信される。そうすると、照明器具１２のリモコン信号受信部１４は赤外線リモコン信号２を受信解読して、照明器具１２が点灯または消灯制御される。

本実施形態のリモコン送信装置Ａは、転倒しても自動的に起き上がるハウジング１を備え、不用意に倒されても再び自動的に起き上がるため、赤外線リモコン信号２を上方に向けて送信可能となり、照明器具１２などを的確に制御できる。なお、通信回線１５が電話回線の場合は、ゲートウェイ１７の代わりにいわゆる回線制御装置を用いるとよい。また、マイコン５にタイムスケジュール動作機能を持たせることにより設定時刻に赤外線リモコン信号２を送信させて、照明器具１２を点灯または消灯制御するようにしてもよい。また、リモコン送信装置Ａを直接的に通信回線１５に無線または有線接続できるようにしてもよい。

リモコン送信装置を含むシステム系統図リモコン送信装置の透視外観図リモコン送信装置を含む回路ブロック図

符号の説明

１ハウジング
２赤外線リモコン信号
３赤外線送信素子(IR-LED)
４無線送受信部
５マイコン
６ドライブ回路
７制御回路
８直流電源

Claims

転倒しても自動的に起き上がるハウジングを備え、そのハウジングに上方に向かって赤外線リモコン信号を送信可能な赤外線送信素子を配備したリモコン送信装置。
請求項１において、ハウジングの内部に、制御回路と、トランスを含む直流電源を備え、この直流電源をハウジングの底部付近に配備したリモコン送信装置。