JP5258516B2 - 照明装置、照明システム及び照明制御方法 - Google Patents

照明装置、照明システム及び照明制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、リモコン等の遠隔操作機器から送信される制御信号の受信強度に応じて光源の点灯状態を制御する照明装置、照明システム及び照明制御方法に関する。
オフィスや工場等の広い室内では、室内を隅々まで照明するために、天井に複数の照明装置が設置されている。また、照明装置の電源のオン/オフや調光を制御するために、一般的にリモコンが採用されており、1つのリモコンで複数の照明装置を制御できる照明システムが提案されている。(例えば特許文献1)
下記特許文献1に記載されている照明システムは、複数の照明装置と該複数の照明装置を制御するリモコンからなる照明システムである。前記複数の照明装置は、それぞれ固有のアドレスを有しており、リモコンでアドレスを指定して制御することで、複数の照明装置を個別に制御することが可能である。
特開2003−229284号公報
しかし、上記従来の照明システムは、複数の照明装置がそれぞれ異なるアドレスを有しているので、照明システムを構成する照明装置の数が非常に多くなると、アドレスの管理が煩わしくなるという問題があった。
また、アドレスを指定して照明装置を個別に制御する場合においても、制御しようとする照明装置が有するアドレスを正確に把握することが難しく、照明装置を正確に指定して制御することが困難であった。
さらにまた、複数の照明装置を正確に制御できるように、照明装置毎に個別のリモコンを備えようとすると、個々の照明装置を正確に制御することが可能となるが、照明装置の数に比例してリモコンが増えてしまい、コストが掛かるという問題があった。
本発明に係る照明装置は、光源と、光源の制御内容を示す情報を含む制御信号を受信する受信部と、受信部にて受信した制御信号が含む情報に従って、前記光源の点灯状態を制御する制御部と、前記受信部にて受信した制御信号の受信強度を検出する検出部と、前記受信部にて受信した第1の制御信号の受信強度を記憶する記憶部とを備え、前記制御部は、前記第1の制御信号を受信した後に受信した第2の制御信号の受信強度が、前記第1の制御信号の受信強度と同じまたは前記第1の制御信号の受信強度よりも大きい場合、前記第2の制御信号が含む情報に従って、前記光源の点灯状態を制御するようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、複数の照明装置を同時に制御することができるとともに、アドレスの指定をすることなく、複数の照明装置を個別に制御することが可能である。
本発明の照明装置は、さらに、前記記憶部が、前記第1の制御信号の受信強度を所定の時間記憶しておくことを特徴とする。
本発明にあっては、所定の時間が経過した後は、第2の制御信号の受信強度が第1の制御信号の受信強度より大きくなくても、第2の制御信号に応じて、照明装置を制御することができる。
本発明の照明システムは、前記照明装置と、前記光源を制御する遠隔操作機器からなることを特徴とする。
本発明にあっては、遠隔操作装置を用いて、複数の照明装置を同時に制御することができるとともに、アドレスの指定をすることなく、複数の照明装置を個別に制御することが可能な照明システムを実現することが可能となる。
本発明の照明システムは、さらに、前記遠隔操作機器が送信する制御信号の強度が略一定であることを特徴とする。
本発明にあっては、遠隔操作機器の送信する制御信号の強度を制御することなく、遠隔操作機器を制御したい照明機器に向けて制御信号を送信するだけで、個別の照明装置を制御することができる。
本発明に係る照明制御方法は、光源の制御内容を示す情報を含む制御信号を受信部が受信する工程と、該受信部にて受信した制御信号が含む情報に従って、前記光源の点灯状態を制御部が制御する工程と、前記受信部にて受信した制御信号の受信強度を検出する工程と、前記受信部にて受信した第1の制御信号の受信強度を記憶する工程と、前記第1の制御信号を受信した後に受信した第2の制御信号の受信強度を、前記第1の制御信号の受信強度と比較する工程とを含み、前記制御する工程は、前記第2の制御信号の受信強度が、前記第1の制御信号の受信強度と同じまたは前記第1の制御信号の受信強度よりも大きい場合、前記第2の制御信号が含む情報に従って、前記光源の点灯状態を制御することを特徴とする。
本発明にあっては、複数の照明装置を同時に制御することができるとともに、アドレスの指定をすることなく、複数の照明装置を個別に制御することが可能である。
本発明によれば、複数の照明装置を同時に制御することができるとともに、アドレスの指定をすることなく、複数の照明装置を個別に制御することが可能である。
以下、本発明の照明装置の実施の形態について、図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1の照明装置の概略斜視図であり、(a)は照明装置の被照射側から見た概略斜視図、(b)は拡散板を外した状態の照明装置の被照射側から見た概略斜視図、(c)は被照射側の反対側から見た照明装置の概略斜視図である。図2は、図1の照明装置の概略ブロック図である。
図1と図2を用いて、実施の形態1の照明装置の構成について説明する。
照明装置1は、細長の形状であって、光源としての発光ダイオード2(以下、LED2と記す)を収容する筐体3(以下、照明ケース3と記す)と、LED2に電流を供給する電源回路12を収容する筐体4(以下、電源ケース4と記す)を別体に備えており、照明ケース3と電源ケース4は互いに着脱可能な構成である。
照明ケース3は、例えばアルミニウム等の軽量かつ放熱性が良い金属からなる細長の略直方体形状(蒲鉾型の箱形状)であり、照明ケース3の短手側の両端と底面と対向する側において開口部(図示せず)を有している。
照明ケース3の底面には、複数の表面実装型のLED2を基板5に装着したLEDモジュール6が複数枚(本実施の形態では4枚)並べて配設されており、底面と対向する開口部側から光が照射される。また、該開口部には、ポリカーボネート樹脂からなる乳白色の拡散板7が設けられており、LED2から照射される光を拡散板7にて拡散することによって、使用者が感じるグレアを低減することができる。
さらにまた、LEDモジュール6の表面には、LED2の実装部分を除外して、反射シート(図示せず)が設けられている。LED2から照射された光は、拡散板7にて一部がLEDモジュール6の方向に反射されるが、この反射された光を前記反射シートにて反射することにより、開口部側に再度照射することができる。よって、LED2から照射された光を効率的に照明に活用することが可能となる。
さらに、照明ケース3の短手側の両端部には、LEDモジュール6と電源回路12を電気的に接続する配線と、照明ケース3と電源ケース4を係止する係止部が設けられている。これらは、照明ケース3の短手側の両端部にサイドカバー8を装着することによって、外部から視認されないような構成となっている。また、サイドカバー8は、拡散板7を被照射側から押圧して保持することによって固定している。
また、照明ケース3の短手側の両端部には、一方の端部に遠隔操作機器としてのリモコン25から送信された赤外線の制御信号を受信する受信部としての赤外線センサ9が設けられており、他方の端部に照明装置の周囲の照度を検知する照度センサ10が設けられている。赤外線センサ9及び照度センサ10の本体は、照明ケース3の内部に収容され、サイドカバー8によって覆われているが、赤外線センサ9及び照度センサ10の受光部は、赤外線等の光を受光できるようにサイドカバー8の中央から外部に露出させて設けられている。赤外線センサ9及び照度センサ10の詳細については後述する。
電源ケース4は、鉄等の金属からなる細長の略直方体形状(箱形状)であり、電源ケース4の開口部側が照明ケース3の底面の裏面に対向するようにして、照明ケース3に係止される。電源ケース4の内部の底面には、天井等の設置面に配設され照明装置1に引き込まれる電力線を接続する端子台11と、電力線から供給される交流を変換してLEDモジュール6に電源を供給する電源回路12が設けられている。端子台11、電源回路12及びLEDモジュール6は配線によって、電気的に接続されている。
次に図2を用いて、照明装置を構成する各ユニットの接続及び制御について説明する。
照明装置1は、例えば100Vの交流である外部電源から供給される電源を直流に変換してLEDモジュール6等に供給する電源ユニット13と、電源ユニット13から供給される電源によって駆動されて照明する照明ユニット15と、照明ユニット15の調光等の制御を行う制御ユニット14から構成される。
電源ユニット13は、交流の外部電源を定電流電源に変換する電源回路であって、保護回路16と、交流を全波整流する整流回路17と、ノイズを除去するノイズフィルタ回路18と、LEDモジュール6等の駆動するため所定の電圧まで降圧させる変圧回路19と、照明ユニット15に定電流を供給する照明ユニット定電流供給回路20(略33V)と、制御ユニット14に定電流を供給する制御ユニット定電流供給回路21(略5V)と、前記2つの定電流供給回路から供給される電流を安定した定電流とするための定電流制御回路22とから構成される。
照明ユニット15は、複数(本実施形態では4つ)の光源モジュールとしてのLEDモジュール6から構成される。
制御ユニット14は、照明ユニット15の調光等の制御を行う制御部としてのマイコン23と、マイコン23が赤外線信号の受信強度等のデータを格納及び参照を行う記憶部としてのEEPROM等のメモリ24と、照明装置1の周囲の照度を検出する照度センサ10と、照明装置1の電源のオン/オフや調光等の制御信号をリモコン25から受信する受信部としての赤外線センサ9とから構成される。赤外線センサ9の詳細については、図3を用いてさらに後述する。
遠隔操作機器としてのリモコン25は、照明装置1の電源のオン/オフや調光のレベルを選択できる操作部27と、該操作部27で選択した操作に対応して制御信号を赤外線で送信する送信部26とから構成される。また、照明装置1の現在の調光のレベル等を表示する表示部を備えていてもよい。
図3は、赤外線センサの構成と、赤外線センサで受信したリモコンからの制御信号の受信強度を検出する検出部の回路構成を示す概略ブロック図である。
赤外線センサ9は、リモコン25から送信された赤外線の制御信号を受信する受光部28と、受光部28で受信した制御信号を増幅し、さらに復号してマイコン23が解読できるロジックレベルの制御信号(後述するリモコン信号)をマイコン23に送信するAGC(Automatic Gain Control)回路29から構成される。
AGC回路29は、入力信号の強度に合せて入力信号を増幅するゲインを自動的に設定することによって、入力信号の強度に関わらず、一定の強度の信号を出力する回路である。本実施の形態の照明装置におけるAGC回路29は、受光部28で受信した制御信号の受信強度に応じて信号を増幅させるゲインが自動的に設定される。AGC回路29は、制御信号の受信強度に応じて設定されたゲインを制御信号の受信強度を示す情報(ゲイン状態信号)としてマイコンに送信し、さらに、制御信号の制御内容を示す情報(リモコン信号)をマイコン23に送信する。なお、制御信号の受信強度が小さければゲインは大きく設定され、受信強度が大きければゲインは小さく設定されるので、ゲイン状態信号の大きさは受信強度には反比例することになり、受信強度が小さいほど大きい値となる。よって、AGC回路29は、制御信号の受信強度の検出部として機能する。
ここで、受光部28が受信してAGC回路29に送信する制御信号はアナログ信号であり、ゲイン状態信号も受信強度に応じたアナログ信号である。また、リモコン信号は、マイコンが制御内容を解読できるようにするためにデジタル信号が用いられる。
マイコン23は、リモコン信号を受信して制御内容を解読するとともに、マイコン23が有するA/D変換部30により、受信強度に応じた大きさのアナログ信号であるゲイン状態信号をデジタル信号に変換して、制御信号の受信強度を認識する。
さらに、マイコン23は認識した制御信号の受信強度をメモリ25に記憶する。その後、受光部28で制御信号をさらに受信して、マイコン23にリモコン信号とゲイン状態信号が送信されると、メモリ24に記憶している制御信号の受信強度と比較する。この制御フローは、制御信号を受信する度に行われ、下記にさらに詳述する。
図4は、照明装置の制御フロー図である。図4を用いて、制御信号の受信信号の受信強度に応じて照明装置の調光を行う制御について説明する。
リモコン25から第1の制御信号が送信されると、受信部としての赤外線センサ9の受光部28にて第1の制御信号を受信する(S1)。すると、受光部28からAGC回路29に第1の制御信号が送信され、AGC回路29にて、ゲインの自動設定と制御内容の復号が為されて、マイコン23(CPU31)に第1の制御信号のリモコン信号とゲイン状態信号が送信される。マイコン23(CPU31)は、受信した第1の制御信号のゲイン状態信号をA/D変換してデジタル信号に変換した後にメモリ24に記憶し(S2)、マイコン23のクロック回路を用いてメモリに第1の制御信号の受信強度を記憶してからの時間を計時するタイマをスタートさせる(S3)。そして、第1の制御信号のリモコン信号に応じて、照明ユニット15のLEDモジュール6を制御する(S4)。
さらに、リモコン25から第2の制御信号が送信されて、赤外線センサ9の受光部28にて第2の制御信号を受信すると(S5)、第1の制御信号と同様に、受光部28からAGC回路29に第2の制御信号が送信され、AGC回路29からマイコン23に第2の制御信号のリモコン信号とゲイン状態信号が送信される。
ここで、まず、第1の制御信号の受信強度をメモリ24に記憶してから第2の制御信号の受信強度をマイコン23が受信するまでの時間が、所定の時間(例えば1時間)内かどうかを判断する(S6)。
所定の時間内であれば、次に、第2の制御信号の受信強度を、メモリ24に記憶されている第1の制御信号の受信強度と比較する(S7)。第2の制御信号のリモコン状態信号が第1の制御信号のリモコン状態信号と同じまたは小さい(受信強度が同じまたは大きい)場合には、マイコン23は、第2の制御信号のゲイン状態信号を第1の制御信号のゲイン状態信号として、メモリに記憶して更新するとともに(S8)、タイマをリセットしてリスタートを行う(S9)。そして、第2の制御信号のリモコン信号に応じて、照明ユニットの制御を行う(S10)。
次に、リスタートとしてから計時した時間が所定の時間内かどうかを判断し(S11)、所定の時間を経過した場合には制御フローを終了させ、経過せずに第2の制御信号を受信した場合には、上記S5に戻り制御フローを継続する。
また、第2の制御信号のゲイン状態信号が第1の制御信号のゲイン状態信号よりも大きい(受信強度が小さい)場合には、マイコン23は、継続して第1の制御信号のリモコン信号に応じた制御を行う。さらに、その後にリモコン25から送信された制御信号を受光部28が受信すると、該制御信号を第2の制御信号として、上述した制御フローに沿って制御が行われる。
なお、所定の時間内でなければ、第2の制御信号のリモコン状態信号を第1の制御信号のリモコン状態信号と比較することなく、マイコン23は、受信した第2の制御信号のゲイン状態信号をメモリ24に記憶して更新する(S8)。そして、タイマをリセットしてリスタートして(S9)、次に、第2の制御信号のリモコン信号に応じて、照明ユニット15の制御を行う(S10)。
よって、所定時間後は、第2の制御信号の受信強度の大きさに関係なく、第2の制御信号に応じて、照明ユニット15が制御されることになるので、所定時間後は、第2の制御信号の受信強度が第1の制御信号の受信強度よりも大きくなるように、リモコン25の向きを変える等の作業を行うことなく、照明装置1を制御することができる。
図5は、照明装置1が設置されている室内の模式図である。
室内の天井には、複数(本実施の形態では10灯)の照明装置1が設置されている。10灯の照明装置1は、窓側から窓と対向する壁側に向けて2灯ずつ並行に5列配置されている。また、室内の中央部のテーブル上にリモコン25が置かれており、該リモコン25を用いて室内の複数の照明装置1を一括して同時に制御でき、かつ、アドレスの設定等の作業を行うことなく、照明装置1を個別に制御することが可能である。また、一部の複数の照明装置からなるグループのみを制御することもできる。
昼間のように窓から差し込む外光が十分である時に、窓側の2灯の照明装置1(図6の点線で囲む制御対象)を他の8灯の照明装置1よりも照明の強度(調光レベル)を低くなるように設定して、調光制御する場合について説明する。
図6は、天井面における照明装置の配置を示した図である。図7は、窓側の2灯の照明装置を制御する場合の制御フロー図である。
まず、天井面にリモコン25の送信部を向け(S21)、例えばテーブルで作業するのに十分な照度が確保できる程度の調光レベル(第1の調光レベル)の制御信号を、複数の照明装置1の全体に対して送信する(S22)。次に、リモコン25の送信部を窓側の2灯の照明装置1の方向に向けて設定し(S23)、第1の調光レベルよりも低い第2の調光レベルの制御信号を送信する(S24)。
リモコン25の送信部を、先の天井面に向けた方向から制御したい2灯の照明装置1に向けることによって、赤外線の制御信号は、2灯の照明装置1に対して特に強く送信されることになる。よって、窓側の2灯の照明装置1は、第2の調光レベルの制御信号の受信強度が、第1の調光レベルの制御信号の受信強度よりも大きくなるので、第2の調光レベルで調光制御が為されることになる。また、他の8灯の照明装置1は、第2の調光レベルの制御信号の受信強度が、第1の調光レベルの制御信号よりも受信強度よりも小さくなるので、第1の調光レベルで継続して照明が為されることになる。ここで、受信強度の比較は、上述したように制御信号のゲイン状態信号を比較することによって行われる。
なお、より確実に2灯の照明装置1にのみ強い強度で制御信号を送信する為に、天井面にリモコン25を向けて第1の調光レベルの制御信号を送信した後に、窓側に近づいて、第2の調光レベルの制御信号を送信してもよい。また、リモコン25に、送信する赤外線の指向角の広狭を切り替える指向角切り替えスイッチを設けておき、制御したい照明装置の数に応じて、指向角を切り替えることができるようにしていてもよい。
また、室内が広く、テーブルが設置されている中央付近のみを照明したい場合は、図8に示すように、天井の中央に位置する6灯の照明装置1(図8の点線で囲む制御対象)を窓側及び壁側の4灯の照明装置1よりも調光レベルが高くなるように設定してもよい。
この場合には、まず、天井面にリモコン25の送信部を向け、例えば調光レベルの低い調光レベル(第1の調光レベル)の制御信号を、複数の照明装置1の全体に対して送信する。次に、天井の中央の6灯の照明装置1の方向にだけ、リモコン25の送信部を向けて設定し、第1の調光レベルよりも高い第2の調光レベルの制御信号を送信する。
なお、照明装置1は照度センサ10を備えているので、照度レベルを制御信号として送信して制御してもよい。この場合も、複数の照明装置1に対して所定の照度レベルの制御信号を送信して一括して同時に制御した後の、所定の時間内に、制御したい照明装置1に近づいて、またはリモコン25の送信部を向けて、前記所定の照度レベルと異なる制御信号を送信する事により、個別の照明装置1のみを制御することができる。
以上説明したように、本発明の照明装置は、制御信号の受信強度に応じて、照明装置の制御が行われるので、複数の照明装置を同時に制御することができるとともに、アドレスの指定をすることなく、複数の照明装置を個別に制御することが可能である。
また、複数の照明装置と1つのリモコンからなる照明システムとすることで、リモコンの数を増やすことなく、複数の照明装置を同時に制御することができるとともに、アドレスの指定をすることなく、複数の照明装置を個別に制御することが可能な照明システムを提供することができる。
さらに、リモコンが送信する制御信号が略一定であっても、上述したように、リモコンの送信部を制御対象の照明装置に向ける、または制御対象の照明装置に近づけることで、個別に照明装置を制御することができるので、制御信号を送信する強度を変化させるといった特別な制御を行うことのない簡便な照明制御システムが実現される。
(実施の形態2)
次に本発明の実施の形態2の照明装置について説明する。
実施の形態2の照明装置41の構成は、実施の形態1の照明装置と基本的に同一であり、信号強度検出回路の構成が異なる。実施の形態1と同一の構成については、同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
図9は、実施の形態2の照明装置における赤外線センサの構成と、赤外線センサで受信したリモコンからの制御信号の受信強度を検出する検出部の回路構成を示す概略ブロック図である。
赤外線センサ49は、赤外線の制御信号を受信する受信部としての受光部28のみを有しており、受光部28で受信した制御信号をアナログ信号のままマイコン23に送信する。マイコン23は、A/D変換部30で、アナログの制御信号をデジタル信号に変換し、マイコン23(CPU31)にアナログ信号の信号強度レベルに応じたゲイン状態信号と、制御内容を示すリモコン信号を送信する。よって、実施の形態2の照明装置においては、マイコン23のA/D変換部30が制御信号の受信強度の検出部として機能する。
ゲイン状態信号とリモコン信号を受信した後の制御については、上述した実施の形態1の制御と同様である。
なお、以上の実施の形態において、照明ユニットの光源としてLEDを用いているが、これに限定されず、蛍光灯やEL(Electro Luminescence)等の他の光源であってもよい。
また、以上の実施の形態において、制御対象として照明装置を例示しているが、これに限定されず、他の機器であってもよい。室内に複数の機器が設置され、複数の機器を一括して同時に制御する場合と個別に制御する場合があれば、本発明の制御が可能となる。機器として、例えば、窓に設置される電子ブラインドや、複数のディスプレイ装置から構成される大型ディスプレイにも適用が可能である。
本発明の実施の形態1の照明装置の概略斜視図である。 図1の照明装置の概略ブロック図である。 図1の照明装置の赤外線センサの構成と、赤外線センサで受信したリモコンからの制御信号の受信強度を検出する検出部の回路構成を示す概略ブロック図である。 図1の照明装置の制御フロー図である。 図1の照明装置が設置されている室内の模式図である。 天井面における照明装置の配置を示した図である。 室内の窓側の2灯の照明装置を制御する場合の制御フロー図である。 天井面における照明装置の配置を示した図である。 本発明の実施の形態2の照明装置における赤外線センサの構成と、赤外線センサで受信したリモコンからの制御信号の受信強度を検出する検出部の回路構成を示す概略ブロック図である。
符号の説明
1、41 照明装置
2 発光ダイオード
6 LEDモジュール
9、49 赤外線センサ
10 照度センサ
14 制御ユニット
23 マイコン
24 メモリ
25 リモコン
26 送信部
27 操作部
28 受光部
29 AGC回路
30 A/D変換部
31 CPU

Claims (5)

  1. 光源と、
    光源の制御内容を示す情報を含む制御信号を受信する受信部と、
    受信部にて受信した制御信号が含む情報に従って、前記光源の点灯状態を制御する制御部と
    前記受信部にて受信した制御信号の受信強度を検出する検出部と、
    前記受信部にて受信した第1の制御信号の受信強度を記憶する記憶部と
    を備え、
    前記制御部は、
    前記第1の制御信号を受信した後に受信した第2の制御信号の受信強度が、前記第1の制御信号の受信強度と同じまたは前記第1の制御信号の受信強度よりも大きい場合、前記第2の制御信号が含む情報に従って、前記光源の点灯状態を制御するようにしてあることを特徴とする照明装置。
  2. 前記記憶部は、
    前記第1の制御信号の受信強度を所定の時間記憶しておくことを特徴とする請求項に記載の照明装置。
  3. 請求項1又は請求項に記載の照明装置と、前記光源を制御する遠隔操作機器からなることを特徴とする照明システム。
  4. 前記遠隔操作機器が送信する制御信号の強度は略一定であることを特徴とする請求項に記載の照明システム。
  5. 光源の制御内容を示す情報を含む制御信号を受信部が受信する工程と、
    該受信部にて受信した制御信号が含む情報に従って、前記光源の点灯状態を制御部が制御する工程と、
    前記受信部にて受信した制御信号の受信強度を検出する工程と、
    前記受信部にて受信した第1の制御信号の受信強度を記憶する工程と、
    前記第1の制御信号を受信した後に受信した第2の制御信号の受信強度を、前記第1の制御信号の受信強度と比較する工程と
    を含み、
    前記制御する工程は、
    前記第2の制御信号の受信強度が、前記第1の制御信号の受信強度と同じまたは前記第1の制御信号の受信強度よりも大きい場合、前記第2の制御信号が含む情報に従って、前記光源の点灯状態を制御することを特徴とする照明制御方法。
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