JP2003243188A - 照明システム - Google Patents

照明システム

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JP2003243188A
JP2003243188A JP2002039340A JP2002039340A JP2003243188A JP 2003243188 A JP2003243188 A JP 2003243188A JP 2002039340 A JP2002039340 A JP 2002039340A JP 2002039340 A JP2002039340 A JP 2002039340A JP 2003243188 A JP2003243188 A JP 2003243188A
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lighting
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JP2002039340A
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Tomomi Hashimoto
智美 橋本
Shigeo Goshima
成夫 五島
Rei Horiguchi
玲 堀口
Tetsuya Tanigawa
哲也 谷川
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大がかりな電気工事等を行なうことなく、住
宅等の照明器具の動作状態を一か所で制御し、照明器具
間の制御を簡単かつ円滑に行なえるようにする。 【解決手段】 ゲートウエイサーバとマスタコントロー
ラがシリアル信号で通信し、マスタコントローラとリモ
コンが無線通信し、リモコンと照明器具が赤外線信号で
通信し、ゲートウエイサーバ4が予め設定された端末5
のアドレスをもとにその端末5にメッセージを送信し、
端末5がそのメッセージを用いて照明器具のオン/オフ
などのリモート制御を実行することができる照明システ
ムにおいて、その照明システムの設置時に、使用頻度が
所定の基準頻度よりも高いと見込める「照明器具全点
灯」「照明器具全消灯」「外灯のみ点灯」などの汎用コ
マンドを端末5に例えばメール送信して記憶させてお
く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般住宅などにお
いて離れて設置されている各照明器具を、一か所でそれ
ぞれの点灯状態、動作モード等を制御するように構成さ
れた照明システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】家庭等において照明器具の点灯、消灯等
の操作を行なう場合、通常壁に設置してあるスイッチを
操作するか、照明器具についているスイッチによって操
作を行なう。そのため、操作を行なう場合、人が壁スイ
ッチまたは照明器具に近づいて操作する必要があるの
で、決して利便性のよいものではない。
【0003】利便性を良くする手段として、赤外線リモ
コンを用いて照明器具を操作する方法がある。この方法
によれば、利用者は例えば座ったまま照明器具を操作で
きる利点があり、世間一般に普及している。
【0004】利便性を良くする他の手段として、明るさ
または人を検知する各種センサを照明器具に内蔵する方
法がある。例えば、明るさを検知する照度センサを内蔵
する場合には、周囲の明るさを照度センサで検知し、周
囲が暗くなれば照明器具を自動的に点灯させる一方、周
囲が明るくなれば照明器具を自動的に消灯させるように
構成される。また、人を検知する人感センサを内蔵する
場合には、検知エリア内における人の居否を人感センサ
で検知し、人が居れば照明器具を自動的に点灯させる一
方、人が居なければ例えば所定時間経過後に照明器具を
自動的に消灯させるように構成される。また、これらを
組み合わせ、周囲が暗いときに人が居れば照明器具を点
灯させるように構成される場合もある。このように、照
明器具を自動的に点灯または消灯する構成によれば、ス
イッチ操作が不要になるだけでなく、照明器具の消し忘
れによる消費電力の無駄を無くし、省エネにもなる。
【0005】しかしながら、赤外線リモコンを用いる方
法では、赤外線の性質上、別の部屋等から壁越しに操作
することができず、センサを照明器具に内蔵する方法で
は、センサを内蔵した照明器具だけが個別に照明器具を
自動的に点灯または消灯することになる。また、赤外線
リモコンを用いる照明器具およびセンサを内蔵する照明
器具が複数設けられている家庭において、例えば外出時
など、各照明器具の点灯状態または動作モードを変更す
る場合、各照明器具ごとにその変更のための操作をする
必要があるので、照明器具の台数が増えると作業も勢い
煩雑になって大変である。
【0006】各照明器具の電源を一括して操作すること
ができるように、操作スイッチ類を住宅の一か所に集中
させることは可能であるが、この場合、全ての配線を一
か所に集中させるために専用の工事が必要になるため、
新築の場合は可能であるが既設の住宅の場合は大規模な
工事が強いられるので現実的でない。
【0007】これらの欠点を解決する手段として、電波
による無線通信で機器を一括して制御するコントローラ
を用いる方法がある。しかしながら、この方法では、コ
ントローラおよび照明器具ともに新たな専用物を必要と
し、赤外線による無線通信とは異なり、見通し外の範囲
にも電波が伝搬するので、外部に伝搬する電波が他に悪
影響を与えないように、識別符号(ID)を無線機に割
り当てるなどの混信防止対策が必要となる。特に、複数
の機器に無線通信を行う場合、それら複数の機器に割り
当てられた複数の識別符号を無線信号に含める必要があ
り、低速な無線通信においては、信号のパケット長が長
くなってその伝送時間も長くなるため、例えば人感セン
サの信号を複数の照明器具に送信する場合などでは、人
が検知エリア内に来れば直ぐに照明器具が点灯しなけれ
ばならないところ、照明器具の点灯の反応が遅くなり、
人が検知エリア内に入ってからしばらく経たないと、照
明器具が点灯しないといった不具合が生じる可能性もあ
る。
【0008】また、このようなシステムは、住宅内で操
作されるものであり、一度外出すると住宅内の動作状況
を確認するには、自宅に戻るか、隣人に頼んで照明器具
が点灯しているかどうかを確認してもらうしか方法がな
い。
【0009】この問題を解決し得る手段として、電話回
線等を用いて住宅内の機器を遠隔操作する方法がある
(例えば特許2696229号)。
【0010】しかし、機器を遠隔操作する方法では、電
話のダイアル信号等を利用するため、その操作できる手
段に限りがあり、また複雑な操作をしようとすると専用
のコマンドリスト等を用意して操作しなければならず、
決して使い勝手のよいものではない。また、従来例にお
いては照明器具との接続方法等は開示されておらず、容
易に展開できるものではない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記欠点を解
決するためになされたものであり、大がかりな電気工事
等を行なうことなく、住宅等の照明器具の動作状態を一
か所で制御でき、照明器具間の制御を簡単かつ円滑に行
なえる照明システムを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の請求項1記載の発明の照明システムは、通信を行うた
めの通信手段を有し、この通信手段から得られる信号に
従って動作する少なくとも一つの照明器具と、各種操作
入力用の操作入力手段、通信を行うための負荷側通信手
段およびマスタ側通信手段を有し、前記操作入力手段ま
たは前記マスタ側通信手段から得られる信号を、前記負
荷側通信手段を通じて前記照明器具の通信手段に送信す
るためのリモコンと、通信を行うための下位側通信手段
および上位側通信手段を有し、少なくとも前記上位側通
信手段から得られる信号を、前記下位側通信手段を通じ
て前記照明器具の通信手段または前記マスタ側通信手段
に送信するマスタコントローラと、通信を行うためのロ
ーカル側通信手段およびリモート側通信手段を有し、外
部の通信端末から得られ前記リモート側通信手段から得
られた信号を、前記ローカル側通信手段を通じて前記上
位側通信手段に送信するゲートウエイサーバとを備え、
前記ゲートウエイサーバは、前記照明器具のリモート操
作をするための各種メッセージのうち所定の使用頻度の
メッセージを、前記リモート側通信手段を通じて前記通
信端末に送信することを特徴とする。
【0013】請求項2記載の発明の照明システムは、通
信を行うための通信手段を有し、この通信手段から得ら
れる信号に従って動作する少なくとも一つの照明器具
と、各種操作入力用の操作入力手段、通信を行うための
負荷側通信手段およびマスタ側通信手段を有し、前記操
作入力手段または前記マスタ側通信手段から得られる信
号を、前記負荷側通信手段を通じて前記照明器具の通信
手段に送信するためのリモコンと、通信を行うための下
位側通信手段および上位側通信手段を有し、少なくとも
前記上位側通信手段から得られる信号を、前記下位側通
信手段を通じて前記照明器具の通信手段または前記マス
タ側通信手段に送信するマスタコントローラと、通信を
行うためのローカル側通信手段およびリモート側通信手
段を有し、外部の通信端末から得られ前記リモート側通
信手段から得られた信号を、前記ローカル側通信手段を
通じて前記上位側通信手段に送信するゲートウエイサー
バとを備え、前記ゲートウエイサーバは、自己のローカ
ル側通信手段から送信した信号による前記照明器具の操
作の履歴を記憶する記憶手段をさらに有し、この記憶手
段に記憶された履歴中の特定の一の操作用の命令を、前
記通信端末が前記照明器具をリモート操作する場合に使
用する通信形式に変換して、前記リモート側通信手段を
通じて前記通信端末に送信することを特徴とする。
【0014】請求項3記載の発明の照明システムは、通
信を行うための通信手段を有し、この通信手段から得ら
れる信号に従って動作する少なくとも一つの照明器具
と、各種操作入力用の操作入力手段、通信を行うための
負荷側通信手段およびマスタ側通信手段を有し、前記操
作入力手段または前記マスタ側通信手段から得られる信
号を、前記負荷側通信手段を通じて前記照明器具の通信
手段に送信するためのリモコンと、通信を行うための下
位側通信手段および上位側通信手段を有し、少なくとも
前記上位側通信手段から得られる信号を、前記下位側通
信手段を通じて前記照明器具の通信手段または前記マス
タ側通信手段に送信するマスタコントローラと、通信を
行うためのローカル側通信手段およびリモート側通信手
段を有し、外部の通信端末から得られ前記リモート側通
信手段から得られた信号を、前記ローカル側通信手段を
通じて前記上位側通信手段に送信するゲートウエイサー
バとを備え、前記ゲートウエイサーバは、前記照明器具
のリモート操作をするための各種コマンドの一覧を記憶
する記憶手段をさらに有し、前記リモート側通信手段を
通じて、前記通信端末から前記一覧の送信要求を受ける
と前記記憶手段に記憶された一覧を前記通信端末に送信
することを特徴とする。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項3記載の照
明システムにおいて、前記ゲートウエイサーバは、前記
リモート側通信手段から有線式の専用線またはインター
ネットを介して、前記通信端末とメールで信号をやりと
りすることを特徴とする。
【0016】請求項5記載の発明の照明システムは、通
信を行うための通信手段を有し、この通信手段から得ら
れる信号に従って動作する少なくとも一つの照明器具
と、各種操作入力用の操作入力手段、通信を行うための
負荷側通信手段およびマスタ側通信手段を有し、前記操
作入力手段または前記マスタ側通信手段から得られる信
号を、前記負荷側通信手段を通じて前記照明器具の通信
手段に送信するためのリモコンと、通信を行うための下
位側通信手段および上位側通信手段を有し、少なくとも
前記上位側通信手段から得られる信号を、前記下位側通
信手段を通じて前記照明器具の通信手段または前記マス
タ側通信手段に送信するマスタコントローラと、通信を
行うためのローカル側通信手段およびリモート側通信手
段を有し、外部の通信端末から得られ前記リモート側通
信手段から得られた信号を、前記ローカル側通信手段を
通じて前記上位側通信手段に送信するゲートウエイサー
バとを備え、前記ゲートウエイサーバは、前記リモート
側通信手段を通じて、前記通信端末から前記照明器具の
リモート操作をするためのメッセージを受けると、この
メッセージに対応する、前記照明器具のリモート操作の
ための信号を、前記ローカル側通信手段を通じて前記上
位側通信手段に送信し、この後、前記リモート操作が正
常に終了すれば、そのことを示すものであって、返信さ
れることで同じリモート操作をするためのメッセージと
して機能するメッセージを、前記リモート側通信手段を
通じて前記通信端末に送信することを特徴とする。
【0017】請求項6記載の発明は、請求項1から5の
いずれかに記載の照明システムにおいて、前記マスタコ
ントローラ、リモコンおよび照明器具は、識別符号を有
し、前記ゲートウエイサーバは、前記マスタコントロー
ラ、リモコンおよび照明器具が有する識別符号に対しこ
の識別符号よりも少ないビット数の別の識別符号を割り
当て、前記マスタコントローラ、リモコンおよび照明器
具は、自己に割り当てられた別の識別符号を認識するこ
とを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1は本発明に
係る第1実施形態の照明システムにおける端末とゲート
ウエイサーバとの間の信号のやりとりの説明図、図2〜
図5はそれぞれ同照明システムを構成する照明器具、リ
モコン、マスタコントローラおよびゲートウエイサーバ
の構成図、図6はマスタコントローラおよびゲートウエ
イサーバを一体に構成したときの構成図であり、これら
の図を参照しながら第1実施形態について説明する。
【0019】第1実施形態の照明システムは、例えば、
図2〜図5に示すように、照明器具1(1A)と、リモ
コン2と、マスタコントローラ3と、ゲートウエイサー
バ4とを備えている。なお、図6に示すマスタコントロ
ーラ機能付きのゲートウエイサーバまたはゲートウエイ
サーバ機能付きのマスタコントローラ(以下、これらの
一方を「マスタコントローラ3A」という)を備える構
成の場合、マスタコントローラ3Aは、マスタコントロ
ーラ3およびゲートウエイサーバ4に代えて具備される
ことになる。
【0020】照明器具1(1A)は、通信を行うための
通信部を有し、この通信部から得られる信号に従って動
作するものであり、図2(a)の照明器具1では、リモ
コン2およびマスタコントローラ3(3A)と通信を行
うための通信部10が設けられ、図2(b)の照明器具
1Aでは、マスタコントローラ3(3A)と通信を行う
ための通信部10Aが設けられている。なお、図2
(a)の例では、リモコン2およびマスタコントローラ
3(3A)と通信を行うための通信部10が設けられる
構成になっているが、これに限らず、リモコン2と通信
を行うための通信部を備えるものとマスタコントローラ
3(3A)と通信を行うための通信部を備えるものとに
分けた2種類の照明器具でもよい。
【0021】通信部10は、例えば赤外線信号によって
リモコン2およびマスタコントローラ3(3A)と無線
通信を行うためのものであり、通信部10Aは、例えば
電波(特定省電力無線)によってマスタコントローラ3
(3A)と通信を行うためのものである。
【0022】そして、双方の照明器具1(1A)は、操
作部11と、表示部12と、センサ部13と、記憶部1
4と、電源部15と、負荷制御部16と、制御部17と
がされに具備される構成になっている。
【0023】操作部11は、例えばスイッチにより構成
され、当該照明器具の設定、リモコン2の登録およびリ
セットなどを行うためのものである。表示部12は、例
えばLCD,LEDなどのディスプレイにより構成さ
れ、上記設定の内容(モード情報)、送受信時の状態お
よび不具合時の内容などを表示して報知するためのもの
である。
【0024】センサ部13は、人体検知または照度検知
用のセンサにより構成され、人体または照度を検知する
ためのものであり、ここではリモコン2のセンサとは異
なるセンサを備えているものとする。なお、人体検知用
のセンサは、赤外線検知センサ、測距センサ、超音波セ
ンサなど人体を検出できるものであればよい。照度検知
用のセンサは、CdS、フォトダイオードなど周囲の明
るさを電位に変換できるものであればよい。
【0025】記憶部14は、例えばEEPROMにより
構成され、上記設定の内容および通信相手の識別符号な
どを記憶するためのものである。電源部15は、AC1
00Vから所定のDC電圧を得て制御部17およびこの
周辺回路に供給するためのものである。負荷制御部16
は、負荷としての図示しない光源の動作を制御するため
のものである。制御部17は、例えばマイコンなどによ
り構成され、照明器具1(1A)全般の制御などの処理
を実行するものであり、例えば、通信部から得られる信
号に従って負荷制御部15を介して、負荷を点灯、調
光、消灯およびフェード制御する処理を行う。
【0026】なお、照明器具1において、リモコン2と
の通信は、従来と同様に片方向通信でもよいが、例えば
照明器具1の動作状態を通知することができる双方向通
信でもよい。同様に、照明器具1Aにおいて、マスタコ
ントローラ3(3A)との通信は、片方向通信でも、双
方向通信でもよい。
【0027】リモコン2は、図3に示すように、照明器
具側およびマスタコントローラ側と通信を行うための通
信部20を備えているほか、操作部21と、表示部22
と、センサ部23と、記憶部24と、電源部25と、制
御部26とを備えている。
【0028】通信部20は、例えば赤外線信号および電
波(特定小電力)信号によって、それぞれ照明器具1お
よびマスタコントローラ3(3A)と無線通信を行うた
めのものである。なお、照明器具1との通信について
は、1台以上の照明器具1と通信することができる方式
であれば、片方向通信でも双方向通信でもよく、また赤
外線信号のほか、超音波、微弱電波、特定省電力無線、
専用信号線、電灯線などの電力線搬送などでもよい。
【0029】操作部21は、例えばスイッチにより構成
され、リモコン操作を行う照明器具1の設定、リモコン
2の登録およびリセットなどを行うためのものである。
表示部22は、例えばLCD,LEDなどのディスプレ
イにより構成され、上記設定の内容(モード情報)、送
受信時の状態および不具合時の内容などを表示して報知
するためのものである。センサ部23は、人体検知また
は照度検知用のセンサにより構成され、人体または照度
を検知するためのものであり、ここでは照明器具1のセ
ンサとは異なるセンサを具備しているものとする。記憶
部24は、例えばEEPROMにより構成され、上記設
定の内容、リモコンの識別符号および通信相手の識別符
号などを記憶するためのものである。電源部25は、電
池またはAC100Vから所定のDC電圧を得て、制御
部26およびこの周辺回路に供給するためのものであ
る。
【0030】制御部26は、例えばマイコンなどにより
構成され、リモコン2全般の制御などの処理を実行する
ものであり、例えば、操作部21またはマスタコントロ
ーラ3(3A)側から得られる信号を、通信部20を介
して照明器具1の通信部10に送信する処理を行う。な
お、センサ部23が人体検知センサにより構成される場
合、人体検知センサの信号を予め定められたシーケンス
に従って処理し、人体検知の有無情報をゲートウエイサ
ーバ4に送信するか、あるいはその情報に従って、照明
器具1や、ゲートウエイサーバ4で制御される全ての照
明器具に情報信号を送信するようにしてもよい。また、
センサ部23が照度センサにより構成される場合、照度
センサの情報を予め定められたタイミングで、ゲートウ
エイサーバ4に送信するか、その情報に基づいて照明器
具1を制御するか、あるいはその情報に基づいてゲート
ウエイサーバ4で制御される全ての照明器具に情報信号
を送信するようにしてもよい。
【0031】マスタコントローラ3は、図4に示すよう
に、下位側の照明器具1,1Aおよびリモコン2並びに
上位側のゲートウエイサーバ4と通信を行うための通信
部30を備えているほか、操作部31と、表示部32
と、記憶部33と、電源部34と、制御部35とを備え
ている。
【0032】通信部30は、例えば赤外線信号と電波
(特定小電力)信号とRS−232Cのシリアル信号と
によって、それぞれ照明器具1と照明器具1Aおよびリ
モコン2とゲートウエイサーバ4と通信を行うためのも
のである。なお、照明器具1Aおよびリモコン2との通
信については、1台以上の照明器具1Aおよび1台以上
のリモコン2と通信することができる方式であれば、電
波(特定小電力)信号のほか、微弱電波、専用信号線、
電話線、イーサネット(R)、宅内LAN、IrDAな
どの赤外線信号、電灯線などの電力線搬送信号でもよ
い。また、照明器具1との通信については、1台以上の
照明器具1と通信することができる方式であれば、片方
向通信でも双方向通信でもよく、赤外線信号のほか、超
音波、微弱電波、特定省電力無線、専用信号線、電灯線
などの電力線搬送などでもよい。
【0033】操作部31は、例えばキーボードまたはス
イッチにより構成され、リモコンおよび照明器具などの
設定、マスタコントローラ3の登録およびリセットなど
を行うためのものである。表示部32は、例えばLC
D,LEDなどのディスプレイにより構成され、上記設
定の内容、送受信時の状態および不具合時の内容などを
表示して報知するためのものである。記憶部33は、例
えばEEPROMにより構成され、上記設定の内容、マ
スタコントローラ3の識別符号および通信相手の識別符
号などを記憶するためのものである。電源部34は、電
池またはAC100Vから所定のDC電圧を得て、制御
部35およびこの周辺回路に供給するためのものであ
る。制御部35は、例えばマイコンにより構成され、マ
スタコントローラ3全般の制御などの処理を実行するも
のであり、例えば、操作部31および上位側のゲートウ
エイサーバ4から得られる信号を、通信部30を通じて
照明器具1,1Aの通信部10,10Aまたはリモコン
2の通信部20に送信する処理を行う。
【0034】ゲートウエイサーバ4は、図5に示すよう
に、ローカル側およびリモート側と通信を行うための通
信部40を備えているほか、操作部41と、表示部42
と、データ処理部43と、データ・プログラム格納部4
4と、制御部45とを備えている。
【0035】通信部40は、例えば、ローカル側のマス
タコントローラ3およびリモート側の端末5(図7参
照)とそれぞれ通信を行うためのものである。マスタコ
ントローラ3との通信については、双方向の通信が可能
な方式であれば、例えばRS−232Cのシリアル信
号、USB、専用信号線、電話線、イーサーネット
(R)、宅内LAN、電波などの無線、IrDAなどの
赤外線信号、電灯線などの電力線搬送信号などでもよ
い。リモート側の端末5との通信については、例えば、
電話線などによって外部通信回線に接続しインターネッ
トに接続して双方向通信を行うものでもよく、公衆電話
回線、WAN、イントラネット、商業無線網、衛星通信
網、CATVなどによるものでもよい。
【0036】操作部41は、例えばキーボードまたはス
イッチにより構成され、マスタコントローラ、リモコン
および照明器具などの設定、ゲートウエイサーバ4から
所望のコマンドを送信する際の操作などを行うためのも
のである。表示部42は、例えばLCD,LEDなどの
ディスプレイにより構成され、上記設定の内容および不
具合時の内容などを表示して報知するためのものであ
る。データ処理部43およびデータ・プログラム格納部
44は、マスタコントローラ、リモコンおよび照明器具
から返信されるデータや操作上のエラー内容などを処理
し、その結果を格納して記憶するためのものである。
【0037】制御部45は、例えば、パソコンの中枢部
により構成され、照明システム全般の制御などの処理を
実行するものであり、例えば、外部の端末5から得られ
通信部40から得られた信号を、通信部40を通じてマ
スタコントローラ3の通信部30に送信する制御を行う
ほか、照明器具のリモート操作をするための各種メッセ
ージのうち所定の使用頻度のメッセージの形式を、通信
部40を通じて端末5に送信する制御を行う。なお、ゲ
ートウエイサーバ4は、パソコンに限らず、双方向通信
可能なデジタルテレビ、セットトップボックス、専用ホ
ームサーバ、電話機、ファクシミリまたは無線機など
に、上記通信部30、操作部31、表示部32、記憶部
33、電源部34および制御部35を付加したものでも
よい。
【0038】端末5は、例えば、携帯電話、ポケベル、
パソコン、PDA、固定電話または専用無線機などであ
り、ゲートウエイサーバ4との通信は、電子メール、電
話のトーン信号、音声信号、モールス信号、汎用的なパ
ケットデータ、電報、テレックス、ファクスなどで行わ
れる。
【0039】マスタコントローラ3Aは、マスタコント
ローラ3とゲートウエイサーバ4とを一体に構成したも
のであるが、図6の例では、通信部30Aと、操作部3
1Aと、表示部32Aと、データ処理部43と、データ
・プログラム格納部44と、制御部35Aとにより構成
されている。
【0040】通信部30Aは、マスタコントローラ3お
よびゲートウエイサーバ4の通信部と同様に、照明器具
1,1A、リモコン2および外部の端末5と通信を行う
ためのものである。操作部31Aは、例えばキーボード
またはスイッチにより構成され、マスタコントローラ、
リモコンおよび照明器具などの設定、マスタコントロー
ラ3Aから所望のコマンドを送信する際の操作などを行
うためのものである。表示部32Aは、例えばLCD,
LEDなどのディスプレイにより構成され、上記設定の
内容および不具合時の内容などを表示して報知するため
のものである。データ処理部43およびデータ・プログ
ラム格納部44は、リモコンおよび照明器具から返信さ
れるデータや操作上のエラー内容などを処理し、その結
果を格納して記憶するためのものである。制御部35A
は、例えば、パソコンの中枢部により構成され、照明シ
ステム全般の制御などの処理を実行するものであり、マ
スタコントローラ3およびゲートウエイサーバ4の制御
部と同様の処理を行う。
【0041】図7に第1実施形態の照明システムによる
各種レイアウトの例を示し、この図をさらに参照しなが
ら上記各種レイアウトについて説明する。
【0042】図7(a)の第1のレイアウトでは、複数
台の照明器具1、リモコン2、マスタコントローラ3お
よびゲートウエイサーバ4により照明システムが構成さ
れている。この構成の場合、一方の照明器具1とリモコ
ン2との間の通信は、赤外線信号による無線通信とな
る。他方の照明器具1とマスタコントローラ3との間の
通信も、赤外線信号による無線通信となる。リモコン2
とマスタコントローラ3との間の通信は、電波(特定省
電力無線)信号による無線通信となる。マスタコントロ
ーラ3とゲートウエイサーバ4との間の通信は、RS−
232Cのシリアル信号による通信となる。ただし、図
7(a)では、リモコン2またはマスタコントローラ3
と通信を行う照明器具1は1台になっているが、その照
明器具1そしてリモコン2も複数台であってもよい(以
下、図7において同じ)。
【0043】第1のレイアウトにおいて、電波信号によ
る無線通信のメリットは、赤外線信号とは異なり、壁を
超える送信ができることである。これにより、例えばリ
ビングなどの部屋に設けられたゲートウエイサーバ4で
家全体の照明器具を制御する場合、ゲートウエイサーバ
4と通信を行うマスタコントローラ3からの無線信号に
よって、各部屋に設置されるリモコン2に無線で制御信
号を送信することができる。そして、リモコン2は、無
線による制御信号を赤外線信号に変換し、赤外線信号を
照明器具1に送信することにより、照明器具1の動作を
制御することができる。照明器具1は赤外線信号受信部
を搭載した器具であれば、新たに照明器具を購入するこ
となく、家全体の照明器具を一括制御することができ
る。
【0044】図7(b)の第2のレイアウトでは、照明
器具1,1A、マスタコントローラ3およびゲートウエ
イサーバ4により照明システムが構成されている。この
構成の場合、照明器具1とマスタコントローラ3との間
の通信は、赤外線信号による無線通信となる。照明器具
1Aとマスタコントローラ3との間の通信は、電波(特
定省電力無線)信号による無線通信となる。マスタコン
トローラ3とゲートウエイサーバ4との間の通信は、R
S−232Cのシリアル信号による通信となる。ただ
し、図7(b)では、照明器具1Aは、1台になってい
るが、複数台でもよい(以下、図7において同じ)。
【0045】第2のレイアウトにおいて、照明器具1A
は屋外用に適しており、無線信号により照明器具1Aを
制御することができるので、家の中からその制御が可能
となる。ゲートウエイサーバ4で複雑なタイムスケジュ
ールやイルミネーション設定を行った場合においても、
容易に制御することができる。
【0046】図7(c)の第3のレイアウトでは、複数
台の照明器具1、照明器具1A、リモコン2、マスタコ
ントローラ3およびゲートウエイサーバ4により照明シ
ステムが構成されている。この構成の場合、一方の照明
器具1とリモコン2との間の通信は、赤外線信号による
無線通信となる。他方の照明器具1とマスタコントロー
ラ3との間の通信も、赤外線信号による無線通信とな
る。照明器具1Aとマスタコントローラ3との間の通信
は、電波(特定省電力無線)信号による無線通信とな
る。リモコン2とマスタコントローラ3との間の通信
も、電波(特定省電力無線)信号による無線通信とな
る。マスタコントローラ3とゲートウエイサーバ4との
間の通信は、RS−232Cのシリアル信号による通信
となる。第3のレイアウトによれば、屋内外の照明器具
を一括制御する場合に有効である。
【0047】図7(d)の第4のレイアウトでは、複数
台の照明器具1、照明器具1A、リモコン2およびマス
タコントローラ3Aにより照明システムが構成されてい
る。この構成の場合、一方の照明器具1とリモコン2と
の間の通信は、赤外線信号による無線通信となる。他方
の照明器具1とマスタコントローラ3Aとの間の通信
も、赤外線信号による無線通信となる。照明器具1Aと
マスタコントローラ3Aとの間の通信は、電波(特定省
電力無線)信号による無線通信となる。リモコン2とマ
スタコントローラ3Aとの間の通信も、電波(特定省電
力無線)信号による無線通信となる。第4のレイアウト
によれば、マスタコントローラ3およびゲートウエイサ
ーバ4が一体となることで、それらの間の通信部の削減
が可能となり、照明システム全体での通信エラー率を減
らすことができる。
【0048】図7(e)の第5のレイアウトでは、複数
台の照明器具1、照明器具1A、リモコン2、マスタコ
ントローラ3、ゲートウエイサーバ4および端末5によ
り照明システムが構成されている。この構成の場合、一
方の照明器具1とリモコン2との間の通信は、赤外線信
号による無線通信となる。他方の照明器具1とマスタコ
ントローラ3との間の通信も、赤外線信号による無線通
信となる。照明器具1Aとマスタコントローラ3との間
の通信は、電波(特定省電力無線)信号による無線通信
となる。リモコン2とマスタコントローラ3との間の通
信も、電波(特定省電力無線)信号による無線通信とな
る。マスタコントローラ3とゲートウエイサーバ4との
間の通信は、RS−232Cのシリアル信号による通信
となる。そして、ゲートウエイサーバ4と端末5との間
の通信は、インターネットなどの外部通信回線Nを介し
た通信となる。第5のレイアウトによれば、外部通信回
線Nを通じた外部情報の入手または外部への情報提供が
可能になる。なお、ゲートウエイサーバ4は、例えば、
外部から照明器具の点灯、消灯、各種設定が行えるもの
でも、点灯の有無や点灯時間情報を外部に送信できるも
のでもよい。点灯の有無情報を外部に送信することで、
家の中に人が居るかどうかの判断が可能になり、防犯お
よび安全対策にもつながる。
【0049】図7(f)の第6のレイアウトでは、複数
台の照明器具1、照明器具1A、リモコン2、マスタコ
ントローラ3Aおよび端末5により照明システムが構成
されている。この構成の場合、一方の照明器具1とリモ
コン2との間の通信は、赤外線信号による無線通信とな
る。他方の照明器具1とマスタコントローラ3Aとの間
の通信も、赤外線信号による無線通信となる。照明器具
1Aとマスタコントローラ3Aとの間の通信は、電波
(特定省電力無線)信号による無線通信となる。リモコ
ン2とマスタコントローラ3Aとの間の通信も、電波
(特定省電力無線)信号による無線通信となる。そし
て、ゲートウエイサーバ4と端末5との間の通信は、イ
ンターネットなどの外部通信回線Nを介した通信とな
る。第6のレイアウトによれば、外部通信回線Nを通じ
た外部情報の入手または外部への情報提供が可能にな
る。なお、マスタコントローラ3Aは、例えば、外部か
ら照明器具の点灯、消灯、各種設定が行えるものでも、
点灯の有無や点灯時間情報を外部に送信できるものでも
よい。点灯の有無情報を外部に送信することで、家の中
に人が居るかどうかの判断が可能になり、防犯および安
全対策にもつながる。
【0050】このほか、第7のレイアウトとして、第1
から第6のレイアウトにおいて、照明器具1およびリモ
コン2に人感センサを搭載した構成が考えられる。第8
のレイアウトとして、第1から第6のレイアウトにおい
て、照明器具1およびリモコン2に照度センサを搭載し
た構成が考えられる。第9のレイアウトとして、第1か
ら第6のレイアウトにおいて、照明器具1およびリモコ
ン2に、人感センサおよび照度センサの少なくとも一方
を搭載した構成が考えられる。
【0051】第7(第9)のレイアウトにおいて、人感
センサを末端の照明器具やリモコンに搭載するようにし
てもよい。予め定められたシーケンスに従って、人体検
知処理を行い、人体の有無情報をゲートウエイサーバ4
に送信し、その情報を蓄積して各部屋の使用状況を確認
するようにしてもよく、人が居るべき時間ではないとき
に検知信号の入力があったことで外部に信号を送信する
ようにしてもよく、人の検知が全くないことで、危険と
判断し、外部に信号を送信するようにしてもよい。ま
た、その検知信号によって、検知をした器具やシステム
に接続されている全ての器具、予め設定された器具の制
御を行う構成にしてもよい。
【0052】第8(第9)のレイアウトにおいて、照度
センサを末端の照明器具やリモコンに搭載し、その明る
さの情報をゲートウエイサーバ4に送信するようにして
もよい。また、明るくなるべきではない時間帯、暗くな
るべきではない時間帯に明暗情報をゲートウエイサーバ
4が受信することで、内容に応じて外部に情報を送信す
るようにしてもよく、周囲の明るさ情報をゲートウエイ
サーバ4に蓄積して、各部屋の照明設計を行うようにし
てもよい。さらに、その明暗の情報によって、検知をし
た器具やシステムに接続されている全ての器具、予め設
定されている器具の制御を行う構成にしてもよい。
【0053】上記各レイアウトの構成が可能となる照明
システムにおいて、例えば、照明器具1,1A、リモコ
ン2、マスタコントローラ3およびゲートウエイサーバ
4により構成される照明システムにおいて、ゲートウエ
イサーバ4から照明システムの全負荷を点灯する制御信
号が送信された場合、ゲートウエイサーバ4からマスタ
コントローラ3にシリアル制御〔点灯〕信号が送信され
る。続いて、マスタコントローラ3から赤外線〔点灯〕
信号が照明器具1に送信されるほか、無線制御〔点灯〕
信号がリモコン2および照明器具1Aに送信される。そ
して、リモコン2から照明器具1に赤外線〔点灯〕信号
が送信される。なお、上記制御〔点灯〕信号がゲートウ
エイサーバ4からリモコン2、照明器具1に送信された
後、その制御信号が正確に送信されたことを示す制御信
号が返信される構成でもよい。また、リモコンや照明器
具の電源投入時に、どのようなモードで動作すればよい
かを確認する情報信号を、ゲートウエイサーバ4から送
信するようにしてもよい。
【0054】図8から図15に第1実施形態の照明シス
テムによる通信の具体説明図を示し、これらの図をさら
に参照しながら、特に第1実施形態の特徴となる無線通
信を重点的に説明する。ただし、以下ではリモコンを
「R」、マスタコントローラを「MC」、そしてゲート
ウエイサーバを「GW」と略記する。また、リモコンが
複数台ある場合には、識別のために、「R1」,「R
2」、「R3」の符号を適宜使用する。
【0055】RとMCとの間では、電波(特定省電力無
線)による無線通信が行われるが、MC(送信元)から
R(送信先)への送信時、図8(a)に示すように、M
Cの識別符号(ID)とRの識別符号(ID)を制御信
号に含めなければならない。また、識別符号は、48ビ
ットで構成するものと義務付けられている(社団法人電
波産業会 標準規格−T67 告示・H6第424号に
よる)。
【0056】図8(a)のように送信先が1台であると
き、制御信号は、96ビット(=送信元48ビット+送
信先48ビット)となる。これに対し、図8(b)のよ
うに送信先が複数台であるとき、制御信号のビット数が
増大し、図では、192ビット(=MCのID+R1の
ID+R2のID+R3のID)になっている。
【0057】このように、識別符号を割り当てると、照
明システムの全リモコンから『点灯信号』を送信する場
合や、照明器具を全点灯する場合などでは、送信元から
複数のリモコンまたは照明器具に同一制御内容を同時に
送信する必要があるので、送信する制御信号のビット長
が極端に長くなってしまう。実際の無線通信では、図9
に示すように、通信の信頼性向上のため、48ビットが
複数に分割され、それぞれにチェックサム(C)が追加
されるので、48ビット以上の56ビット長になる。
【0058】このように、識別符号に起因してビット数
が多くなると、伝送の効率が大きく低下するので、第1
実施形態では、送信先の識別符号を第1のIDおよび第
2のIDとすることにより、ビット長を短くして伝送効
率を上げ、上記問題を解決する。
【0059】照明器具、リモコンおよびマスタコントロ
ーラは、ゲートウエイサーバにIDを登録し、以下の手
順でゲートウエイサーバから第2のIDを取得する。
【0060】(MCの取得手順)図10に示すように、
MCがGWと通信を開始した時点で、MCは自己のID
をGWに送信する(同図の手順2)。GWは、そのMC
のIDを取得するとこれを管理し、対応する第2のID
をMCに送信する(手順4)。MCは、第2のIDを取
得すると、それを正常に取得したことをGWに通知する
(手順5)。この通信が完了した時点で、送信先がMC
の場合は第2のIDで通信を行うこととなる。
【0061】なお、上記通信を開始した時点は、電源が
投入された時点でも、MC所有のスイッチ入力時点でも
よい。また、MCが接続されたときに、GWの電源が投
入されていない場合も考えられるので(図11参照)、
GWの電源投入時点で、MCにこのIDを確認するよう
にしてもよく(図11の手順1)、GWでの操作で制御
信号(手順1)を送信するようにしてもよい。また、M
Cが第2のIDを取得できたことをGWに通知するよう
にしてもよく、MCにて報知するようにしてもよい。報
知手段は、LEDによる点滅、LCDによる文字表宗な
どがある。
【0062】(リモコンの取得手順)図12に示すよう
に、GWでRに割り当てる第2のIDを選択し、Rと通
信を行うMCに第2のIDを送信する(手順3)。次
に、Rでスイッチ入力を行い、RのIDをMCに送信す
る(手順4)。MCは、RのIDを受信すると、Rの第
2IDとMCのIDとMCの第2のIDを送信する(手
順5)。Rは第2のIDを取得したことをMCに送信す
る(手順6)。MCはRと通信できる状態になったこと
をGWに送信する(手順8)。
【0063】なお、上記第2のIDを選択は、GWで自
動的に割り当てられるようにしてもよく、利用者によっ
て設定できるようにしてもよい。また、照明器具につい
てもRの第2のID取得手順と同様である。また、第2
のID取得手順について説明したが、第2のIDを削除
することも可能である。
【0064】このように取得した第2のIDによって、
以降の制御信号の送信先データは、第2のIDで通信す
ることが可能となる。
【0065】また、第2のIDの割り当て数(=送信先
データのビット数)は、図13に示すように、使用する
システムの中に存在するMC、R、照明器具の最大数分
を設けることとする。図13の例では、Rおよび照明器
具の最大使用台数が16台になっている。なお、同図で
は、MCとRおよび照明器具とに分けて第2のIDを割
り当てる構成になっているが、分けずに照明システムで
使用する最大数分の連番で第2のIDを割り当てる構成
にしてもよい。
【0066】そして、制御信号体系は、図14,図15
に示すようなものとなる。図14はMCからRおよび照
明器具に制御信号を送信する場合のフレーム構成を示
す。図14において、「送信先」には、リモコン、照明
器具、リモコン+照明器具の選択ビットが格納される。
「送信先の選択」は、例えばRおよび照明器具の使用最
大数が16台である場合、16ビットになり、送信を必
要とするRおよび照明器具の第2のIDのビットが
「1」とされる。図14の例では、第2のIDが1,
3,16であるものが「1」になっているので、送信を
必要とするとして処理されることになる。
【0067】他方、図15はRからMCに制御信号を送
信する場合のフレーム構成を示す。図15において、
「送信先」にはMCのビットが格納される。「送信先の
選択」は、例えばMCの使用最大数が4台である場合、
4ビットになり、Rと通信するMCの第2のIDが選択
される。図15の例では、第2のIDが1であるMCが
「1」になっているので、制御を実行することになる。
【0068】このように、制御信号は、送信元のID
(48ビット+チェックビット数)、送信先の名称ない
し種類、送信先(使用第2ID)の選択および制御内容
から構成される。なお、制御内容には、点灯、調光、モ
ード情報といった制御情報が格納される。
【0069】このように、第2のIDを設けることによ
り、特に送信先が複数台の場合にビット長を短く設定す
ることができるので、送受信の信頼性を向上させること
ができる。
【0070】そして、このような構成させる照明システ
ムは、照明器具のリモート操作をするための各種メッセ
ージのうち、図1に示すように、全点灯、全消灯、外灯
点灯などの所定の使用頻度のメッセージ(図1では汎用
コマンド)を、通信部40(30A)を通じて端末5に
送信するので、その汎用コマンドを使用して照明システ
ムのリモート制御を容易に実行することができる。
【0071】例えば、GWとMCがRS−232Cによ
るシリアル信号で通信し、MCとRが無線通信し、Rと
照明器具が赤外線信号で通信し、GWが予め設定された
端末5のアドレスをもとにその端末5にメッセージを送
信し、端末5がそのメッセージを用いて照明器具のオン
/オフなどのリモート制御を実行することができるよう
にレイアウトされた照明システムにおいて、その照明シ
ステムの設置時に、使用頻度が所定の基準頻度よりも高
いと見込める「照明器具全点灯」「照明器具全消灯」
「外灯のみ点灯」などの汎用コマンドを端末5に例えば
メール送信して記憶させておく。
【0072】これにより、端末が持ち運びの手軽な携帯
電話やPDAなどであってパソコンなどに比べ文字入力
が容易ではなく、大文字、小文字、「 ̄」「?」「_」
などの記号の入力方法が分からなくても、あるいは規則
に従ったものでないと認識できない、端末からGWへの
メール送信形式を利用者が記憶しておかなくても、リモ
ート操作時のコマンド入力の負担を飛躍的に軽減するこ
とができる。なお、汎用コマンドの端末5への送信は、
メール送信に限らず、有線でGWと接続したときにデー
タ伝送により送信されるようにしてもよく、インターネ
ット経由でデータをダウンロードする形態でもよい。
【0073】以上、第1実施形態によれば、従来困難で
あった大規模な工事を行なうことなく住宅内の照明器具
をゲートウエイサーバ、マスタコントローラを用い、無
線を用いることにより、壁越しの部屋等離れた場所でも
通信および制御が可能となり、マスタコントローラの無
線信号を受信し、それを既設の赤外線リモコン信号に変
換して送受信できるリモコンを使用することにより、従
来から設置されている照明器具も同時に制御することが
できる。
【0074】また、無線通信で無線局IDより短いID
を用いることにより、通信時間の短縮で即時性の高い通
信が可能になる。また無線通信の異常判定処理を行なう
ことにより混乱がなく効率のよい通信が可能となる。
【0075】またマスタコントローラと無線通信を直接
行なうことができる照明器具を用い、これらに複数の動
作モードでの動作を可能にしてこれらの制御をマスタコ
ントローラから行なうことにより、家の中からその時
々、用途に応じた照明制御ができ、ゲートウエイサーバ
を外部との回線に接続することにより家の中の状況を外
部からモニタすることや、中の照明器具の動作状態の変
更(点灯/消灯等)を行なうことができる。さらにこれ
ら外部からの制御手段にメール等を用いることにより簡
単な手段で外部から遠隔操作することができる照明装置
を提供することができる。
【0076】(第2実施形態)図16は本発明に係る第
2実施形態の照明システムにおける端末とゲートウエイ
サーバとの間の信号のやりとりの説明図であり、この図
を参照しながら第2実施形態について説明する。
【0077】第2実施形態の照明システムは、第1実施
形態との相違点として、図16に示すように、ゲートウ
エイサーバ4が、通信部40からローカル側に送信した
信号による照明器具の操作の履歴を記憶部(図5のデー
タ・プログラム格納部44)に記憶し、この記憶部に記
憶された履歴中の特定の一の操作用の命令を、端末5が
照明器具をリモート操作する場合に使用する通信形式に
変換して、通信部40を通じて端末5に送信し、その通
信形式に変換された命令が端末5から返信されてくる
と、その命令に対応する制御を実行するように構成され
る。
【0078】例えば、GWとMCがRS−232Cによ
るシリアル信号で通信し、MCとRが無線通信し、Rと
照明器具が赤外線信号で通信し、GWが予め設定された
端末5のアドレスをもとにその端末5にメッセージを送
信し、端末5がそのメッセージを用いて照明器具のオン
/オフなどのリモート制御を実行することができるよう
にレイアウトされた照明システムにおいて、第2実施形
態のゲートウエイサーバ4による制御動作を説明する。
【0079】図16に示すように、GWは、MCおよび
Rを介して、複数台(図では4台)の照明器具1のう
ち、上から1台目の照明器具1を「点灯」、2台目の照
明器具1を「消灯」、3台目の照明器具1を「50%調
光」、4台目の照明器具1を「点滅」の状態に制御した
場合、その履歴を記憶部に保存して表示部42に表示す
る。そして、GWは、表示部42に表示された履歴か
ら、特定の一の操作用の命令が選択され、図示しない
「端末へ送信」ボタンが押されると、その命令を、端末
5が照明器具1をリモート操作する場合に使用する通信
形式に変換して、通信部40を通じて端末5に送信す
る。端末5は、その変換された命令を受信するとそれを
記憶保持する。これにより、例えば図16に示す制御内
容の操作命令が上記通信形式に変換されて端末5に送信
されたとすれば、端末5を操作してその通信形式に変換
された命令をGWに返信することにより、その命令に対
応する制御が実行されるので、図16に示す制御をリモ
ートで簡単に実行することができる。
【0080】端末よりGWにメール送信する形式は、規
則に従ったものでないと認識できないため、その形式を
利用者が記憶していなければならないが、第2実施形態
によれば、GWを利用したコマンド処理が履歴として保
存され、端末にメッセージ送信され、端末はその履歴コ
マンドを返信することで複雑なコマンドを実行すること
ができるため、飛躍的にコマンド入力の手間を軽減する
ことができる。
【0081】なお、図16では、MCおよびGWが設け
られるレイアウトで説明したが、第2実施形態のMCと
GWとを一体にしたレイアウトでもよいことは言うまで
もない。この構成によれば、第2実施形態と同様の効果
が得られるほか、MCおよびGW間の通信部の削減が可
能となり、照明システム全体での通信エラー率を減らす
ことができる。
【0082】(第3実施形態)図17は本発明に係る第
3実施形態の照明システムにおける端末とゲートウエイ
サーバとの間の信号のやりとりの説明図であり、この図
を参照しながら第3実施形態について説明する。
【0083】第3実施形態の照明システムは、第1実施
形態との相違点として、図17に示すように、ゲートウ
エイサーバ4が、照明器具のリモート操作をするための
各種コマンドの一覧を記憶部(図5のデータ・プログラ
ム格納部44)に記憶し、通信部40を通じて、端末5
から上記一覧の送信要求を受けると記憶部に記憶された
一覧を端末5に送信するように構成される。
【0084】例えば、GWとMCがRS−232Cによ
るシリアル信号で通信し、MCとRが無線通信し、Rと
照明器具が赤外線信号で通信し、GWが予め設定された
端末5のアドレスをもとにその端末5にメッセージを送
信し、端末5がそのメッセージを用いて照明器具のオン
/オフなどのリモート制御を実行することができるよう
にレイアウトされた照明システムにおいて、第3実施形
態のゲートウエイサーバ4による制御動作を説明する。
例えば、GWは、端末5から、簡単な題名のメール(図
では「HELP」)を受信すると、記憶部に記憶してい
る一覧をメッセージにして返信する。
【0085】端末よりGWにメール送信する形式は、規
則に従ったものでないと認識できないため、その形式を
利用者が記憶していなければならないが、第3実施形態
によれば、簡単な題名のメールをGWに送ることでコマ
ンドの一覧を入手することができるから、リモート操作
時のコマンド入力の負担を飛躍的に軽減することができ
る。また、端末を変更した場合や、普段携帯を端末に利
用しているが、急遽、会社のパソコンにて照明を全消灯
したい場合など、どこからでもコマンドの一覧を入手す
ることができる。
【0086】(第4実施形態)図18は本発明に係る第
4実施形態の照明システムにおける端末とゲートウエイ
サーバとの間の信号のやりとりの説明図であり、この図
を参照しながら第4実施形態について説明する。
【0087】第4実施形態の照明システムは、第1実施
形態との相違点として、図18に示すように、ゲートウ
エイサーバ4が、通信部40を通じて、端末5から照明
器具のリモート操作をするためのメッセージを受ける
と、このメッセージに対応する、照明器具のリモート操
作のための信号を、通信部40を通じて、MCの通信部
30に送信し、この後、リモート操作が正常に終了すれ
ば、そのことを示すものであって、返信されることで同
じリモート操作をするためのメッセージとして機能する
メッセージを、通信部40を通じて端末5に送信するよ
うに構成される。
【0088】例えば、GWとMCがRS−232Cによ
るシリアル信号で通信し、MCとRが無線通信し、Rと
照明器具が赤外線信号で通信し、GWが予め設定された
端末5のアドレスをもとにその端末5にメッセージを送
信し、端末5がそのメッセージを用いて照明器具のオン
/オフなどのリモート制御を実行することができるよう
にレイアウトされた照明システムにおいて、第4実施形
態のゲートウエイサーバ4による制御動作を説明する。
【0089】端末5からGWに照明器具1をオンにする
コマンドが送信されると、GWはMCに照明器具1のオ
ンコマンドを送信する。MCはオンコマンドを受信する
とRに照明器具オンコマンドを送信する。Rは照明器具
オンコマンドを受信すると従来と同様の信号を照明器具
に送信してその負荷をオンにし、MCに照明器具オン完
了コマンドを返信する。MCは照明器具オン完了コマン
ドを受信するとそれをGWに転送する。GWは、照明器
具オン完了コマンドを受信すると、照明器具オン完了コ
マンドを、同じリモート操作をするためのメッセージと
して端末5に送信する。端末5はそのメッセージを受信
するとこれを記憶保持する。これにより、端末5からそ
のメッセージ(完了コマンドメール)をGWに送信する
ことにより、上記と同じ制御をリモートで簡単に実行す
ることができる。
【0090】端末よりGWにメール送信する形式は、規
則に従ったものでないと認識できないため、その形式を
利用者が記憶していなければならないが、第4実施形態
によれば、コマンドを実行した際の完了コマンドを返信
することで同様のコマンド操作が可能になるため、例え
ば図16で説明したように複数台の照明器具を制御した
場合、そのための複雑なコマンドを完了コマンドメール
で代用することができるので、飛躍的にコマンド入力の
手間を軽減することができる。
【0091】
【発明の効果】以上のことから明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、通信を行うための通信手段を有
し、この通信手段から得られる信号に従って動作する少
なくとも一つの照明器具と、各種操作入力用の操作入力
手段、通信を行うための負荷側通信手段およびマスタ側
通信手段を有し、前記操作入力手段または前記マスタ側
通信手段から得られる信号を、前記負荷側通信手段を通
じて前記照明器具の通信手段に送信するためのリモコン
と、通信を行うための下位側通信手段および上位側通信
手段を有し、少なくとも前記上位側通信手段から得られ
る信号を、前記下位側通信手段を通じて前記照明器具の
通信手段または前記マスタ側通信手段に送信するマスタ
コントローラと、通信を行うためのローカル側通信手段
およびリモート側通信手段を有し、外部の通信端末から
得られ前記リモート側通信手段から得られた信号を、前
記ローカル側通信手段を通じて前記上位側通信手段に送
信するゲートウエイサーバとを備え、前記ゲートウエイ
サーバは、前記照明器具のリモート操作をするための各
種メッセージのうち所定の使用頻度のメッセージを、前
記リモート側通信手段を通じて前記通信端末に送信する
ので、この通信端末において、ゲートウエイサーバから
送信された所定の使用頻度のメッセージを照明器具のリ
モート操作に利用することにより、リモート操作時の入
力の負担を飛躍的に軽減することができる。また、上記
照明器具、リモコン、マスタコントローラおよびゲート
ウエイサーバにおける各部間の通信機能により、大がか
りな電気工事等を行なうことなく、住宅等の照明器具の
動作状態を一か所で制御でき、照明器具間の制御を簡単
かつ円滑に行なえる。
【0092】請求項2記載の発明によれば、通信を行う
ための通信手段を有し、この通信手段から得られる信号
に従って動作する少なくとも一つの照明器具と、各種操
作入力用の操作入力手段、通信を行うための負荷側通信
手段およびマスタ側通信手段を有し、前記操作入力手段
または前記マスタ側通信手段から得られる信号を、前記
負荷側通信手段を通じて前記照明器具の通信手段に送信
するためのリモコンと、通信を行うための下位側通信手
段および上位側通信手段を有し、少なくとも前記上位側
通信手段から得られる信号を、前記下位側通信手段を通
じて前記照明器具の通信手段または前記マスタ側通信手
段に送信するマスタコントローラと、通信を行うための
ローカル側通信手段およびリモート側通信手段を有し、
外部の通信端末から得られ前記リモート側通信手段から
得られた信号を、前記ローカル側通信手段を通じて前記
上位側通信手段に送信するゲートウエイサーバとを備
え、前記ゲートウエイサーバは、自己のローカル側通信
手段から送信した信号による前記照明器具の操作の履歴
を記憶する記憶手段をさらに有し、この記憶手段に記憶
された履歴中の特定の一の操作用の命令を、前記通信端
末が前記照明器具をリモート操作する場合に使用する通
信形式に変換して、前記リモート側通信手段を通じて前
記通信端末に送信するので、この通信端末において、ゲ
ートウエイサーバから送信された一の操作用の命令を照
明器具のリモート操作に利用することにより、リモート
操作時の入力の負担を飛躍的に軽減することができる。
また、上記照明器具、リモコン、マスタコントローラお
よびゲートウエイサーバにおける各部間の通信機能によ
り、大がかりな電気工事等を行なうことなく、住宅等の
照明器具の動作状態を一か所で制御でき、照明器具間の
制御を簡単かつ円滑に行なえる。
【0093】請求項3記載の発明の照明システムは、通
信を行うための通信手段を有し、この通信手段から得ら
れる信号に従って動作する少なくとも一つの照明器具
と、各種操作入力用の操作入力手段、通信を行うための
負荷側通信手段およびマスタ側通信手段を有し、前記操
作入力手段または前記マスタ側通信手段から得られる信
号を、前記負荷側通信手段を通じて前記照明器具の通信
手段に送信するためのリモコンと、通信を行うための下
位側通信手段および上位側通信手段を有し、少なくとも
前記上位側通信手段から得られる信号を、前記下位側通
信手段を通じて前記照明器具の通信手段または前記マス
タ側通信手段に送信するマスタコントローラと、通信を
行うためのローカル側通信手段およびリモート側通信手
段を有し、外部の通信端末から得られ前記リモート側通
信手段から得られた信号を、前記ローカル側通信手段を
通じて前記上位側通信手段に送信するゲートウエイサー
バとを備え、前記ゲートウエイサーバは、前記照明器具
のリモート操作をするための各種コマンドの一覧を記憶
する記憶手段をさらに有し、前記リモート側通信手段を
通じて、前記通信端末から前記一覧の送信要求を受ける
と前記記憶手段に記憶された一覧を前記通信端末に送信
するので、この通信端末において、ゲートウエイサーバ
から送信された一覧を照明器具のリモート操作に利用す
ることにより、リモート操作時の入力の負担を飛躍的に
軽減することができる。また、通信端末を変更した場合
や、普段携帯を通信端末に利用しているが、急遽、会社
のパソコンにて照明器具を全消灯したい場合など、どこ
からでも一覧を入手することができる。さらに、上記照
明器具、リモコン、マスタコントローラおよびゲートウ
エイサーバにおける各部間の通信機能により、大がかり
な電気工事等を行なうことなく、住宅等の照明器具の動
作状態を一か所で制御でき、照明器具間の制御を簡単か
つ円滑に行なえる。
【0094】請求項4記載の発明によれば、請求項3記
載の照明システムにおいて、前記ゲートウエイサーバ
は、前記リモート側通信手段から有線式の専用線または
インターネットを介して、前記通信端末とメールで信号
をやりとりするのであり、この構成でも、大がかりな電
気工事等を行なうことなく、住宅等の照明器具の動作状
態を一か所で制御でき、照明器具間の制御を簡単かつ円
滑に行なえる。
【0095】請求項5記載の発明によれば、通信を行う
ための通信手段を有し、この通信手段から得られる信号
に従って動作する少なくとも一つの照明器具と、各種操
作入力用の操作入力手段、通信を行うための負荷側通信
手段およびマスタ側通信手段を有し、前記操作入力手段
または前記マスタ側通信手段から得られる信号を、前記
負荷側通信手段を通じて前記照明器具の通信手段に送信
するためのリモコンと、通信を行うための下位側通信手
段および上位側通信手段を有し、少なくとも前記上位側
通信手段から得られる信号を、前記下位側通信手段を通
じて前記照明器具の通信手段または前記マスタ側通信手
段に送信するマスタコントローラと、通信を行うための
ローカル側通信手段およびリモート側通信手段を有し、
外部の通信端末から得られ前記リモート側通信手段から
得られた信号を、前記ローカル側通信手段を通じて前記
上位側通信手段に送信するゲートウエイサーバとを備
え、前記ゲートウエイサーバは、前記リモート側通信手
段を通じて、前記通信端末から前記照明器具のリモート
操作をするためのメッセージを受けると、このメッセー
ジに対応する、前記照明器具のリモート操作のための信
号を、前記ローカル側通信手段を通じて前記上位側通信
手段に送信し、この後、前記リモート操作が正常に終了
すれば、そのことを示すものであって、返信されること
で同じリモート操作をするためのメッセージとして機能
するメッセージを、前記リモート側通信手段を通じて前
記通信端末に送信するので、この通信端末において、ゲ
ートウエイサーバから送信されたメッセージをリモート
操作に利用することにより、リモート操作時の入力の負
担を飛躍的に軽減することができる。また、上記照明器
具、リモコン、マスタコントローラおよびゲートウエイ
サーバにおける各部間の通信機能により、大がかりな電
気工事等を行なうことなく、住宅等の照明器具の動作状
態を一か所で制御でき、照明器具間の制御を簡単かつ円
滑に行なえる。
【0096】請求項6記載の発明は、請求項1から5の
いずれかに記載の照明システムにおいて、前記マスタコ
ントローラ、リモコンおよび照明器具は、識別符号を有
し、前記ゲートウエイサーバは、前記マスタコントロー
ラ、リモコンおよび照明器具が有する識別符号に対しこ
の識別符号よりも少ないビット数の別の識別符号を割り
当て、前記マスタコントローラ、リモコンおよび照明器
具は、自己に割り当てられた別の識別符号を認識するの
で、特に送信先が複数台の場合にビット長を短く設定す
ることができるから、送受信の信頼性を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態の照明システムにお
ける端末とゲートウエイサーバとの間の信号のやりとり
の説明図である。
【図2】同照明システムにおける照明器具の構成図であ
る。
【図3】同照明システムにおけるリモコンの構成図であ
る。
【図4】同照明システムにおけるマスタコントローラの
構成図である。
【図5】同照明システムにおけるゲートウエイサーバの
構成図である。
【図6】マスタコントローラおよびゲートウエイサーバ
を一体に構成したときの構成図である。
【図7】第1実施形態の照明システムによる各種レイア
ウトの例を示す図である。
【図8】第1実施形態の照明システムによる通信の具体
説明図である。
【図9】第1実施形態の照明システムによる通信の具体
説明図である。
【図10】第1実施形態の照明システムによる通信の具
体説明図である。
【図11】第1実施形態の照明システムによる通信の具
体説明図である。
【図12】第1実施形態の照明システムによる通信の具
体説明図である。
【図13】第1実施形態の照明システムによる通信の具
体説明図である。
【図14】第1実施形態の照明システムによる通信の具
体説明図である。
【図15】第1実施形態の照明システムによる通信の具
体説明図である。
【図16】本発明に係る第2実施形態の照明システムに
おける端末とゲートウエイサーバとの間の信号のやりと
りの説明図である。
【図17】本発明に係る第3実施形態の照明システムに
おける端末とゲートウエイサーバとの間の信号のやりと
りの説明図である。
【図18】本発明に係る第4実施形態の照明システムに
おける端末とゲートウエイサーバとの間の信号のやりと
りの説明図である。
【符号の説明】
1 照明器具 2 リモコン 3 マスタコントローラ 4 ゲートウエイサーバ 5 端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 H04Q 9/00 301D 331 331A (72)発明者 堀口 玲 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 谷川 哲也 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 3K073 AA16 AA39 AA40 AA49 AA50 AA62 AA73 AA74 AA75 AB03 BA25 BA28 CA01 CB01 CB06 CB07 CC22 CC23 CC24 CC25 CD04 CE04 CE06 CE09 CE11 CE12 CE17 CF16 CF17 CG06 CG16 CG22 CG28 CG41 CH21 CH43 CJ01 CJ02 CJ04 CJ05 CJ06 CJ16 CJ22 5K048 AA04 BA07 BA12 BA13 DB01 DB04 EB02 EB13 FB01 FB08 GC01 HA02 5K101 KK11 KK13 LL01 LL11 NN22

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信を行うための通信手段を有し、この
    通信手段から得られる信号に従って動作する少なくとも
    一つの照明器具と、 各種操作入力用の操作入力手段、通信を行うための負荷
    側通信手段およびマスタ側通信手段を有し、前記操作入
    力手段または前記マスタ側通信手段から得られる信号
    を、前記負荷側通信手段を通じて前記照明器具の通信手
    段に送信するためのリモコンと、 通信を行うための下位側通信手段および上位側通信手段
    を有し、少なくとも前記上位側通信手段から得られる信
    号を、前記下位側通信手段を通じて前記照明器具の通信
    手段または前記マスタ側通信手段に送信するマスタコン
    トローラと、 通信を行うためのローカル側通信手段およびリモート側
    通信手段を有し、外部の通信端末から得られ前記リモー
    ト側通信手段から得られた信号を、前記ローカル側通信
    手段を通じて前記上位側通信手段に送信するゲートウエ
    イサーバと を備え、 前記ゲートウエイサーバは、前記照明器具のリモート操
    作をするための各種メッセージのうち所定の使用頻度の
    メッセージを、前記リモート側通信手段を通じて前記通
    信端末に送信することを特徴とする照明システム。
  2. 【請求項2】 通信を行うための通信手段を有し、この
    通信手段から得られる信号に従って動作する少なくとも
    一つの照明器具と、 各種操作入力用の操作入力手段、通信を行うための負荷
    側通信手段およびマスタ側通信手段を有し、前記操作入
    力手段または前記マスタ側通信手段から得られる信号
    を、前記負荷側通信手段を通じて前記照明器具の通信手
    段に送信するためのリモコンと、 通信を行うための下位側通信手段および上位側通信手段
    を有し、少なくとも前記上位側通信手段から得られる信
    号を、前記下位側通信手段を通じて前記照明器具の通信
    手段または前記マスタ側通信手段に送信するマスタコン
    トローラと、 通信を行うためのローカル側通信手段およびリモート側
    通信手段を有し、外部の通信端末から得られ前記リモー
    ト側通信手段から得られた信号を、前記ローカル側通信
    手段を通じて前記上位側通信手段に送信するゲートウエ
    イサーバとを備え、 前記ゲートウエイサーバは、自己のローカル側通信手段
    から送信した信号による前記照明器具の操作の履歴を記
    憶する記憶手段をさらに有し、この記憶手段に記憶され
    た履歴中の特定の一の操作用の命令を、前記通信端末が
    前記照明器具をリモート操作する場合に使用する通信形
    式に変換して、前記リモート側通信手段を通じて前記通
    信端末に送信することを特徴とする照明システム。
  3. 【請求項3】 通信を行うための通信手段を有し、この
    通信手段から得られる信号に従って動作する少なくとも
    一つの照明器具と、 各種操作入力用の操作入力手段、通信を行うための負荷
    側通信手段およびマスタ側通信手段を有し、前記操作入
    力手段または前記マスタ側通信手段から得られる信号
    を、前記負荷側通信手段を通じて前記照明器具の通信手
    段に送信するためのリモコンと、 通信を行うための下位側通信手段および上位側通信手段
    を有し、少なくとも前記上位側通信手段から得られる信
    号を、前記下位側通信手段を通じて前記照明器具の通信
    手段または前記マスタ側通信手段に送信するマスタコン
    トローラと、 通信を行うためのローカル側通信手段およびリモート側
    通信手段を有し、外部の通信端末から得られ前記リモー
    ト側通信手段から得られた信号を、前記ローカル側通信
    手段を通じて前記上位側通信手段に送信するゲートウエ
    イサーバとを備え、 前記ゲートウエイサーバは、前記照明器具のリモート操
    作をするための各種コマンドの一覧を記憶する記憶手段
    をさらに有し、前記リモート側通信手段を通じて、前記
    通信端末から前記一覧の送信要求を受けると前記記憶手
    段に記憶された一覧を前記通信端末に送信することを特
    徴とする照明システム。
  4. 【請求項4】 前記ゲートウエイサーバは、前記リモー
    ト側通信手段から有線式の専用線またはインターネット
    を介して、前記通信端末とメールで信号をやりとりする
    ことを特徴とする請求項3記載の照明システム。
  5. 【請求項5】 通信を行うための通信手段を有し、この
    通信手段から得られる信号に従って動作する少なくとも
    一つの照明器具と、 各種操作入力用の操作入力手段、通信を行うための負荷
    側通信手段およびマスタ側通信手段を有し、前記操作入
    力手段または前記マスタ側通信手段から得られる信号
    を、前記負荷側通信手段を通じて前記照明器具の通信手
    段に送信するためのリモコンと、 通信を行うための下位側通信手段および上位側通信手段
    を有し、少なくとも前記上位側通信手段から得られる信
    号を、前記下位側通信手段を通じて前記照明器具の通信
    手段または前記マスタ側通信手段に送信するマスタコン
    トローラと、 通信を行うためのローカル側通信手段およびリモート側
    通信手段を有し、外部の通信端末から得られ前記リモー
    ト側通信手段から得られた信号を、前記ローカル側通信
    手段を通じて前記上位側通信手段に送信するゲートウエ
    イサーバとを備え、 前記ゲートウエイサーバは、前記リモート側通信手段を
    通じて、前記通信端末から前記照明器具のリモート操作
    をするためのメッセージを受けると、このメッセージに
    対応する、前記照明器具のリモート操作のための信号
    を、前記ローカル側通信手段を通じて前記上位側通信手
    段に送信し、この後、前記リモート操作が正常に終了す
    れば、そのことを示すものであって、返信されることで
    同じリモート操作をするためのメッセージとして機能す
    るメッセージを、前記リモート側通信手段を通じて前記
    通信端末に送信することを特徴とする照明システム。
  6. 【請求項6】 前記マスタコントローラ、リモコンおよ
    び照明器具は、識別符号を有し、前記ゲートウエイサー
    バは、前記マスタコントローラ、リモコンおよび照明器
    具が有する識別符号に対しこの識別符号よりも少ないビ
    ット数の別の識別符号を割り当て、前記マスタコントロ
    ーラ、リモコンおよび照明器具は、自己に割り当てられ
    た別の識別符号を認識することを特徴とする請求項1か
    ら5のいずれかに記載の照明システム。
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