JP2005056324A - 可搬式記録媒体を用いる電気機器のセキュリティシステム - Google Patents

可搬式記録媒体を用いる電気機器のセキュリティシステム Download PDF

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Abstract


【課題】 高いセキュリティ性を発揮し、簡単な操作でセキュリティの設定/解除を行うことのできる可搬式記録媒体を用いる電気機器のセキュリティシステムを提供する。
【解決手段】 電気機器3の入力部4から入力したセキュリティコードを、メモリ部5とメモリスティックスロット12に装填されるメモリスティック2とに書込む。メモリスティック2は、電気機器3に対して着脱自在であり、かつ可搬式である。電気機器3には、ACCのON/OFF動作に伴ってセキュリティが設定されるので、電気機器3を動作させるに際し、メモリスティック2を解除キーとしてメモリスティックスロット12へ装填し、メモリスティック2から読出したセキュリティコードと、メモリ部5から読出したセキュリティコードとを、比較照合し、両コードが一致するとき、セキュリティを解除して、電気機器3の通常動作を可能にする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、たとえばフラッシュメモリカードなどの可搬式記録媒体を用いる電気機器のセキュリティシステムに関する。
オーディオ機器などには、その盗難を防止するためにセキュリティシステムの設けられることが多い。従来、セキュリティシステムには、多種多様の方法が用いられており、たとえば、操作パネルを電気機器の機器本体から脱着可能な構造とし、使用しないときには機器本体から外しておく、またユーザが予め暗証番号を機器に登録しておき、盗難に遭った場合、すなわち一旦電源の接続が断たれた場合には暗証番号が再入力されないと動作しないように設定しておくなどである。
これらの従来技術では、実用上煩瑣であるという問題があり、また暗証番号登録の場合、盗難に遭った機器が回収され、ユーザ本人がセキュリティを解除する際、暗証番号を覚えておかなければ対処できないという問題がある。
このような問題を解決する従来技術に、機器本体に登録した暗証番号と同一の暗証番号を記憶する磁気カードなどの暗証番号記憶媒体を準備し、機器の電源接続が一旦断たれた後、再度電源を接続して動作させるとき、暗証番号記憶媒体から暗証番号を入力するようにしてセキュリティ機能を高めるとともに、セキュリティ解除に際してユーザが暗証番号を覚えていなくても良いようにするものがある(たとえば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に開示される従来技術では、一旦電源接続が断たれた後、再度電源に接続されるときセキュリティ機能が働くように構成されるので、バッテリ電源と電気機器とを接続したまま盗られた場合には、セキュリティ機能が働かないという問題がある。
この特許文献1に開示される従来技術の問題を解決するために、電気機器のON/OFF動作の都度セキュリティが設定され、電気機器の動作開始時には、解除キーとして予め定める特定の情報が入力されなければ、セキュリティが解除されない構成をとるものがある。解除キーには、たとえばコンパクトディスク(略称CD)のTOC(Table of
Contents)情報であるトラックの数またはトータル時間などが用いられている。
このような構成のセキュリティシステムでは、電気機器のON/OFF動作の都度セキュリティ機能が設定されるので、バッテリ電源と電気機器とを接続したまま盗られた場合であっても解除キーがなければセキュリティを解除することができず、また特定のCDを準備しておけば良いので、ユーザが暗証番号を覚えておく必要が無いという利点がある。
しかしながら、このセキュリティシステムにおいても、解除キーとして設定しているCDと全く同一のCDが用いられた場合、または解除キーとして設定しているCDとたまたまTOC情報が一致するCDを用いられた場合には、セキュリティが解除されてしまうという問題がある。
また電気機器もたとえば車載用オーディオ機器などばかりでなく、近年普及の途にあるノンストップ自動料金収受システム(略称ETCシステム)の車載器も、盗難に遭い他者に利用されると金銭の被害が大きくなるので、セキュリティシステムが設けられるようになっている(たとえば、特許文献2参照)。特許文献2に開示される従来技術は、車両に搭載されるETCシステムの車載器が車体から取外されると、車載器に車載器脱着情報が記憶され、車両が料金所を通行時、料金所の端末で車載器脱着情報が検知されると、ETCシステムを利用不能にし、通行券を発行して現金決済させるというものである。
特許文献2に開示される従来技術には、次のような問題がある。たとえば複数台の車両を保有するユーザが、1台のETCシステム車載器を複数台の車両で兼用するべく、1台の車両から取外して他の車両に取付けたとき、車載器に車載器脱着情報が記憶されるので、他の車両で料金所を通過すると車載器脱着情報が検知され、正当なユーザが使用するにも関らず、ETCシステムを利用することができなくなるという問題がある。
特開平6−278545号公報 特開2002−24887号公報
本発明の目的は、高いセキュリティ性を発揮し、簡単な操作でセキュリティの設定/解除を行うことのできる可搬式記録媒体を用いる電気機器のセキュリティシステムを提供することである。
本発明は、電気機器のセキュリティシステムにおいて、
(a)セキュリティ情報の書込みおよび読出しが可能であり、可搬かつ電気機器に対する着脱が可能な可搬式記録媒体と、
(b)(b1)セキュリティ情報を入力する入力手段と、
(b2)入力されたセキュリティ情報をストアする記憶手段と、
(b3)入力されたセキュリティ情報を可搬式記録媒体に書込む情報書込手段と、
(b4)可搬式記録媒体に書込まれているセキュリティ情報を読出す情報読出手段と、
(b5)記憶手段にストアされているセキュリティ情報を読出し、可搬式記録媒体から読出されたセキュリティ情報と一致するか否かを判定する判定手段と、
(b6)可搬式記録媒体から読出されるセキュリティ情報と記憶手段から読出されるセキュリティ情報とが一致すると判定されるとき、セキュリティを解除する解除手段とを備える電気機器とを、
含むことを特徴とする可搬式記録媒体を用いる電気機器のセキュリティシステムである。
また本発明は、前記電気機器は、
前記記憶手段にセキュリティ情報が予めストアされている状態で、
前記可搬式記録媒体から読出されるセキュリティ情報または前記入力手段から入力されるセキュリティ情報と記憶手段から読出されるセキュリティ情報とが、前記判定手段によって一致すると判定されるとき、
前記記憶手段にストアされているセキュリティ情報を消去する情報消去手段をさらに含むことを特徴とする。
また本発明は、前記可搬式記録媒体は、フラッシュメモリカードであることを特徴とする。
また本発明は、前記可搬式記録媒体は、直接または接続装置を介してパーソナルコンピュータに接続可能であり、書込まれているセキュリティ情報が、パーソナルコンピュータによって読出し可能に構成されることを特徴とする。
本発明によれば、セキュリティシステムは、可搬式記録媒体に書込まれたセキュリティ情報と、予めストアされているセキュリティ情報であって記憶手段から読出されるセキュリティ情報とが一致すると判定されるとき、電気機器のセキュリティを解除する。この可搬式記録媒体に独自のセキュリティ情報を書込みしておくことによって、セキュリティ解除に際してユーザがセキュリティ情報を覚えておく必要がなく、電気機器の予め定められる部位に可搬式記録媒体を挿入して情報読出手段によって読出させるという簡単な操作によって、セキュリティを解除することができる。
また、任意のタイミングで電気機器と可搬式記録媒体とに対してセキュリティ情報を入力してセキュリティを設定することができ、さらに電気機器を使用の都度、電気機器に設定されているセキュリティを、可搬式記録媒体によって容易に解除することが可能であるとともに、他者が可搬式記録媒体に書込まれているのと同一のセキュリティ情報を入手しない限り、他者によるセキュリティの解除を排斥できるので、セキュリティ性を著しく向上することができる。
また本発明によれば、電気機器には、可搬式記録媒体から読出されるセキュリティ情報または入力手段から入力されるセキュリティ情報と、記憶手段から読出されるセキュリティ情報とが、一致するとき、記憶手段にストアされているセキュリティ情報を消去する情報消去手段が、さらに含まれる。この情報消去手段を備えることによって、たとえば、譲渡などを目的として、可搬式記録媒体とは別途電気機器を単独で他者に移管する場合であっても、電気機器のセキュリティ情報を予め消去しておくことができるので、電気機器のみを譲り受けた新たなユーザが、移管された電気機器と新たな可搬式記録媒体とに、好みの独自情報をセキュリティ情報に用いてセキュリティ設定することが可能になる。
また本発明によれば、セキュリティの解除キーである可搬式記録媒体にフラッシュメモリカードのような汎用記録媒体を用いることによって、安価で実用性の高いセキュリティシステムを実現することができる。
また本発明によれば、可搬式記録媒体が、直接または接続装置を介してパーソナルコンピュータに接続可能であり、書込まれている前述のセキュリティ情報が、パーソナルコンピュータによって読出し可能に構成される。可搬式記録媒体にセキュリティ情報として、セキュリティコードだけでなく、たとえば電気機器の製品シリアル番号、製品型式名を書込んでおくことによって、電気機器が盗難に遭った場合であっても、ユーザには可搬式記録媒体が残されるので、これらの電気機器固有の情報を、可搬式記録媒体からパーソソナルコンピュータで読出し、盗難届などの申請を容易に行うことが可能になる。
図1は、本発明の実施の一形態である可搬式記録媒体を用いる電気機器のセキュリティシステムの構成を簡略化して示すブロック図である。可搬式記録媒体を用いる電気機器のセキュリティシステム1(以後、セキュリティシステム1と略称する)は、大略、可搬式記録媒体2と、電気機器3とを含んで構成される。
可搬式記録媒体2は、セキュリティ情報の書込みおよび読出しが可能な記録媒体であり、可搬かつ電気機器に対する着脱が自在である。可搬式記録媒体2には、フラッシュメモリカードが好適に用いられ、本実施の形態では、フラッシュメモリカードのうち、メモリスティック(Memory Stick)が用いられる。なお、可搬式記録媒体2は、メモリスティックに限定されることなく、たとえばコンパクトフラッシュ(登録商標)、SDメモリカードなどであってもよい。フラッシュメモリカードのいずれが用いられる場合にも、フラッシュメモリカードが、直接またはたとえばパーソナルコンピュータカードアダプタなどの接続装置を介して汎用パーソナルコンピュータ(略称PC)に接続可能であり、書込まれているセキュリティ情報が、PCによって読出し可能に構成されることが好ましい。
電気機器3は、車両の1種であるたとえば自動車に搭載される電気機器であり、具体的には、オーディオビデオ機器、たとえばコンパクトディスク(CD)プレーヤ、ナビゲーション装置などである。本実施の形態では、CDプレーヤについて例示する。電気機器3は、セキュリティ情報を入力する入力手段4と、入力されたセキュリティ情報をストアする記憶手段5と、入力されたセキュリティ情報を可搬式記録媒体2に書込む情報書込手段6と、可搬式記録媒体2に書込まれているセキュリティ情報を読出す情報読出手段7と、記憶手段5にストアされているセキュリティ情報を読出し、可搬式記録媒体2から読出されたセキュリティ情報と一致するか否かを判定する判定手段8と、可搬式記録媒体2から読出されるセキュリティ情報と記憶手段5から読出されるセキュリティ情報とが一致すると判定されるとき、セキュリティを解除する解除手段9と、記憶手段5にセキュリティ情報が予めストアされている状態で、可搬式記録媒体2から読出されるセキュリティ情報または入力手段4から入力されるセキュリティ情報と記憶手段5から読出されるセキュリティ情報とが、判定手段8によって一致すると判定されるとき、記憶手段5にストアされているセキュリティ情報を消去する情報消去手段10と、入力されたセキュリティ情報や電気機器3の動作状態などを表示する表示手段11とを備える。
入力手段4は、電気機器3に設けられる入力部たとえばキーボードであり、数字キー(釦)、予め入力情報が定められたファンクションキーなどを備え、電気機器3のユーザが、これらのキーを操作することによって、セキュリティ情報などを入力することができる。記憶手段5は、随時書込み読出しの可能な、たとえばRAMまたはハードディスク装置などによって構成されるメモリ部であり、情報の書込みおよび読出しを行うことができる。またメモリ部5には、後述する処理回路14が、電気機器3全体の動作制御を行うためのプログラムをストアするROMが備えられる。
メモリスティック2に対する情報書込手段6および情報読出手段7は、メモリスティック2が電気機器3に着脱自在に装着される装着部位であるメモリスティックスロット12と、メモリスティックスロット12を介してメモリスティック2に対して情報の書込み/読出し動作を行うメモリスティック制御部13とを含んで構成され、これらが情報の書込みと読出しとの兼用機能を有する。
判定手段8、解除手段9および情報消去手段10は、いずれも中央処理装置(略称CPU)を備える処理回路14に集中して備えられる。処理回路14は、たとえばマイクロコンピュータなどによって実現される制御回路であり、入力部4から入力される情報をメモリ部5に書込む制御動作も行う。
表示手段11は、たとえば液晶ディスプレイによって実現され、処理回路14から出力される表示動作制御信号に従って、セキュリティシステムの動作および電気機器3の動作状態に関する情報を表示する。
図2は、セキュリティシステム1の動作を説明するフローチャートである。ステップa1では、自動車に設けられるACC(Accessory)スイッチがONにされる。ステップa2では、メモリスティックセキュリティモードにするか否かが判断される。この判断は、ユーザが、表示部11に表示されるたとえば「メモリスティックセキュリティモード?」のような表示に応答し、YESおよびNOのそれぞれに対応するように予め定められているキーを操作することによって行われる。
なお、スイッチ類のON/OFF動作および入力部4のキー操作に伴う表示部11における各種の表示は、その都度の説明を省くけれども、メモリ部5に備わるROMに予めストアされているプログラムに従って、処理回路14が表示動作制御信号を出力することによって行われる。
ステップa2における判断結果が肯定で、メモリスティックセキュリティモードにするとき、ステップa3へ進み、判断結果が否定で、メモリスティックセキュリティモードではなくTOCセキュリティモードにするとき、ステップa4へ進む。TOCセキュリティモードは、前述のように特定のCDを用いて設定するセキュリティモードであり、これについては後述する。
ステップa3では、セキュリティコードが設定されているか否かが判断される。判断結果が肯定で、セキュリティコードが設定されているとき、ステップa5へ進み、判断結果が否定でセキュリティコードが設定されていないとき、セキュリティコードを設定するべくステップa6へ進む。
ここでステップa6におけるセキュリティコード設定動作について説明する。図3は、セキュリティコード設定動作を説明するフローチャートである。セキュリティコードを設定するべくステップa6へ進んだとき、次いでステップb1へ進む。ステップb1では、ALL OFFすなわち電気機器3のスイッチがOFFされているか否かが判断される。この判断は、ユーザが行う。
判断結果が肯定でALL OFF状態にあるとき、ステップb2へ進み、判断結果が否定でALL OFF状態にないとき、ステップa6へ戻る。ステップb2では、セキュリティ操作すなわちセキュリティコード設定開始動作が実行されたか否かが判断される。セキュリティ操作は、ユーザが入力部4の「CH1」キーと「FUNC」キーとを同時に押すことによって遂行される。セキュリティ操作が、実行されたときステップb3へ進み、実行されなかったとき実行を促すべくステップb2が繰返される。ステップb3では、表示部11に「SEC」表示が点灯する。「SEC」表示は、セキュリティコード設定動作が開始されることを意味している。
ステップb4では、メモリスティック2がメモリスティックスロット12に装填されているか否かが判断される。メモリスティック2が、装填されていればステップb5へ進み、装填されていなければステップb7へスキップする。ステップb5では、表示部11に「EJECT」表示が点灯する。「EJECT」表示は、メモリスティックスロット12からメモリスティック2を取外すことを、ユーザに促すものである。ステップb6では、メモリスティックスロット12からメモリスティック2が取外されたか否かが判断される。メモリスティック2が、メモリスティックスロット12から取外されたときステップb7へ進み、取外されていないときステップb5へ戻る。ステップb7では、表示部11に「Memory Stick」表示が点灯する。「Memory Stick」表示は、メモリスティックスロット12からメモリスティック2が取外された状態にあることを意味する。
これらステップb4〜b7の動作は、メモリスティックの誤用を防止し、セキュリティの解除キーとして用いて良いメモリスティックを、ユーザが確認することができるように設けられる。
ステップb8では、メモリスティックスロット12にメモリスティック2が挿入されて装填されたか否かが判断される。メモリスティック2が、メモリスティックスロット12に装填されたときステップb9へ進み、装填されていないときステップb7へ戻る。ステップb9では、メモリスティックスロット12に装填されたメモリスティック2が、正常すなわち使用可能なものであるか否かが判断される。メモリスティック2が、正常であるときステップb11へ進み、正常でなく使用することができないものであるときステップb10へ進む。ステップb10では、表示部11にメモリスティック2に異常があることを意味する「ERR」表示が2秒間点灯し、ステップb5へ戻る。
ステップb11では、表示部11に「――――――」表示が点灯する。この表示は、ユーザに対して入力部4からセキュリティコードを入力するように促すものである。ステップb12では、セキュリティコードが入力されたか否かが判断される。セキュリティコードの入力は、入力部4に備わる「CH1」〜「CH6」キーを操作することによって行われ、本実施の形態では6桁の数字によるコードが入力される。
ステップb13では、セキュリティコードの入力完了後、所定時間内に所定の操作が行われたか否かが判断される。本実施の形態では、所定の時間が10秒であり、所定の操作とは、入力部4の「FUNC」キーを1秒間以上押すことである。この所定の操作が行われることによって、処理回路14からの制御信号に応じて、メモリ部5にはセキュリティコードがストアされ、メモリスティック制御部13は、メモリスティックスロット12に装填されているメモリスティック2にセキュリティコードを書込むとともに、電気機器3の固有情報である製品シリアル番号と製品型名とを書込む。所定の操作が行われたときステップb14へ進み、所定の操作が行われなかったときステップb11へ戻る。
本実施の形態では、セキュリティ情報には、セキュリティコード、電気機器3の製品シリアル番号および製品型名が用いられる。セキュリティ情報のうち製品シリアル番号および製品型名は、電気機器3の製品出荷時においてメモリ部5に予め書込まれており、このセキュリティコード設定動作においてメモリ部5から読出され、メモリスティック制御部13によってメモリスティック2に書込まれる。
ステップb14では、メモリ部5およびメモリスティック2に対するセキュリティ情報の書込み、より詳細には、メモリ部5に対してセキュリティコードの書込みおよびメモリスティック2に対してセキュリティ情報の書込みが、正常に行われたか否かが判断される。書込みが正常に行われたときステップb16へ進み、書込みに異常があったときステップb15へ進む。ステップb15では、表示部11に「ERR」表示が2秒間点灯し、ステップb11へ戻る。ステップb16では、表示部11に「SEC」表示が点灯し、ステップb17へ進む。ステップb16における「SEC」表示は、セキュリティの設定が行われたことを意味する。ステップb17では、セキュリティコードを設定した状態での電気機器3の通常動作が可能になる。なお、動作説明のフローチャートにおける判断ステップは、特に断らない限り、処理回路14によって実行される。
図2に戻って、ステップa6においてセキュリティコードが設定されるとステップa5へ進む。ステップa5では、ACCセキュリティ設定が有るか否かが判断される。ACCセキュリティ設定が有るときステップa7へ進み、ACCセキュリティ設定が無いときステップa8へ進む。なお、ACCセキュリティ設定有りとは、ACCスイッチのON/OFF動作に伴って、電気機器3の使用に際しセキュリティ解除動作が必要になるように、すなわちセキュリティがかかるように設定されていることをいう。ステップa8では、セキュリティ解除動作が不要であり、電気機器3の通常動作が可能である。
図4は、セキュリティ解除モードの動作を説明するフローチャートである。図4を参照してステップa7に示すセキュリティ解除モードの動作について説明する。ステップa7のセキュリティ解除モード動作は、ユーザが通常電気機器3を使用する場合、電気機器3に設定されているセキュリティを解除する動作である。
セキュリティ解除モードを実行するべくステップa7へ進んだとき、次いでステップc1へ進む。ステップc1では、表示部11に「SEC」表示が点灯する。「SEC」表示は、セキュリティ解除モード動作が開始されることを意味している。ステップc2では、表示部11に「――――――」表示が点灯する。この表示は、ユーザに対して入力部4からセキュリティ解除のためのセキュリティコードを入力するように促すものである。
ステップc3では、セキュリティコード入力を入力部4のキー操作で行うか否かが判断される。この判断は、ユーザが行う。判断結果が肯定で、セキュリティコード入力を入力部4のキー操作で行うときステップc4へ進み、判断結果が否定で、セキュリティコード入力を入力部4のキー操作で行わないとき、すなわち本発明の特徴であるメモリスティック2を用いてセキュリティコードを入力するとき、ステップc13へ進む。以下まずメモリスティック2を用いてセキュリティコードを入力する場合について動作説明する。
ステップc13では、メモリスティック2を用いてセキュリティコードを入力する動作に移行する信号を入力するように予め定められた「DISC」キーを操作する。ステップc14〜c17は、ユーザがメモリスティックを確認するためのステップであり、前述のセキュリティコード設定モードにおけるステップb4〜b7と同様なので説明を省略する。
ステップc18では、メモリスティック2がメモリスティックスロット12に挿入装填されているか否かが判断される。判断結果が肯定で、メモリスティック2が、装填されているときステップc19へ進み、装填されていないときステップc14へ戻る。ステップc19では、メモリスティック制御部13によるセキュリティコードの読出し(フローチャートでは読込みと表記)が正常に行われたか否かが判断される。判断結果が肯定で、正常に読出されたときステップc21へ進み、判断結果が否定で正常に読出されなかったときステップc20へ進む。ステップc20では、表示部11に「ERR」表示が2秒間点灯し、ステップc15へ戻る。
ステップc21では、判定手段8が、メモリスティック2から読出されたセキュリティコードと、判定手段8によってメモリ部5から読出されたセキュリティコードとを、比較照合して一致するか否かを判定する。判定の結果、両方のセキュリティコードが一致するときステップc22へ進み、一致しなかったときステップc24へ進む。ステップc22では、解除手段9が、電気機器3に設定されていたセキュリティを解除し、表示部11には「OK」表示が2秒間点灯し、ステップc23へ進む。ステップc23では、電気機器3のセキュリティが解除されて通常動作が可能な状態になる。
一方両方のセキュリティコードが一致せずステップc24へ進んだとき、ステップc24では、両方のセキュリティコードが一致しないというエラー判定が、5回以上続けて行われたか否かが判断される。判断結果が否定でエラー判定が4回以下であるときステップc25へ進む。ステップc25では、表示部11に「ERR」および「エラー判定の回数」表示が点灯し、ステップc2へ戻る。判断結果が肯定でエラー判定回数が5回以上のときステップc26へ進む。ステップc26では、表示部11に「HELP」表示が点灯し、ステップa13(図2に示すステップa13と同一)のローリングコード入力モードへ進む。このローリングコード入力モードとは、最早ユーザでは、セキュリティの解除が不能であり、自動車のディーラにおいてセキュリティ解除を行うものである。
前述したように本実施の形態のセキュリティシステム1は、セキュリティコードを入力部4のキー操作で入力してセキュリティを解除することも可能に構成される。この場合ステップc3からステップc4へ進む。
ステップc4では、入力部4に備わるキー操作によるセキュリティコードの入力が実行されたか否かが判断される。セキュリティコードが、入力されたときステップc5へ進み、入力されなかったときステップc2へ戻る。キー操作によるセキュリティコードの入力は、ユーザが行う。ステップc5では、予め定められる所定の動作が実行されたか否かが判断される。本実施の形態では、所定の動作は、「FUNC」キーを1秒以上押すように定められる。この動作は、キー操作によって入力されたセキュリティコードを確定し、処理回路14へ送信するためのものである。この所定の動作が、実行されたときステップc6へ進み、実行されなかったときステップc2へ戻る。
ステップc6では、判定手段8が、入力部4から入力されたセキュリティコードと、判定手段8によってメモリ部5から読出されたセキュリティコードとを、比較照合して一致するか否かを判定する。判定の結果、両方のセキュリティコードが一致するときステップc7へ進み、一致しなかったときステップc9へ進む。
両方のセキュリティコードが一致した場合に進むステップc7,c8は、メモリスティック2からセキュリティコードを読出して一致した場合のステップc22,c23と同一であるので、説明を省略する。また両方のセキュリティコードが一致しなかった場合に進むステップc9,c10およびステップc11,a13は、メモリスティック2からセキュリティコードを読出して一致しなかった場合のステップc24,c25およびステップc26,a13と同一であるので、説明を省略する。
このように、セキュリティシステム1によれば、ユーザは、セキュリティコードの書込まれたメモリスティック2を、電気機器3のメモリスティックスロット12へ挿入するという簡単な動作でセキュリティを解除して電気機器3を通常動作させることができる。一方、ACCのON/OFF動作のたびに電気機器3にセキュリティが設定されるので、自動車ごと電気機器3を他者に持ち去られても、またバッテリ電源との接続を断つことなく電気機器3を他者に持ち去られても、他者が解除キーとなるメモリスティックを所有していなければ、またはセキュリティコードを知っていなければ、セキュリティを解除して電気機器3を通常動作させることができないので、高いセキュリティ性を発揮することができる。
ユーザが、電気機器3を通常動作させて使用する場合のセキュリティの設定と解除は、以上に説明したセキュリティコード設定モードおよびセキュリティ解除モードの動作によって達成されるけれども、本発明のセキュリティシステム1は、バッテリ電源と電気機器3との接続が断たれた場合にも、セキュリティがかかるように設定される。前述のように、バッテリ電源と電気機器との接続が断たれた場合のセキュリティ設定は、自動車ごと電気機器を持ち去られた場合や、バッテリ電源との接続を断つことなく電気機器を持ち去られた場合には、セキュリティ効果を発揮することはできないけれども、一般的な盗難防止方法としては有効なものである。
しかしながら、盗用ではなく、たとえばユーザが電気機器を他者に譲渡するべく自動車から取外すような場合、バッテリ電源OFFによるセキュリティを設定していると、譲渡された他者が電気機器を自車に装着し、バッテリ電源に接続するとセキュリティがかかり電気機器を使用することができないという状態になる。このような場合に備え、本発明のセキュリティシステム1では、セキュリティコードを消去する機能を備え、一旦バッテリ電源から接続を断たれた後、再度バッテリ電源に接続されたとき、前述のセキュリティコード設定モードおよびセキュリティ解除モードの実行によって、電気機器3の通常動作を可能にしている。
図2に戻って、バッテリ電源セキュリティ設定に対する処理動作について説明する。図2のステップa9では、バッテリ(B)電源がOFF、すなわち電気機器3とバッテリ電源との接続が断たれたか否かが判断される。この判断は、ユーザが行う。未だバッテリ電源がOFFされておらず、ユーザがセキュリティコードを消去したいと判断するときステップa10に進み、バッテリ電源がOFFされてしまっている場合、ステップa11へ進む。ステップa10では、セキュリティコードキャンセルモードが実行される。
図5は、セキュリティコードキャンセルモードの動作を説明するフローチャートである。図5を参照してセキュリティコードキャンセル動作を説明する。セキュリティコードキャンセルモードを実行するべくステップa10へ進んだとき、次いでステップd1へ進む。ステップd1では、ALL OFFとしたか否かが判断される。この判断はユーザが行う。判断結果が肯定でALL OFF状態であるときステップd2へ進み、判断結果が否定でALL OFF状態でないときステップa10へ戻る。
ステップd2では、セキュリティコードキャンセル開始操作が実行されたか否かが判断される。この操作は、ユーザが入力部4の「CH1」キーと「FUNC」キーとを同時に押すことによって遂行される。セキュリティコードキャンセル開始操作が、実行されたときステップd3へ進み、実行されなかったとき実行を促すべくステップd2が繰返される。ステップd3では、表示部11に「SEC」表示が点灯する。この「SEC」表示は、セキュリティコードキャンセル動作が開始されることを意味している。
ステップd4では、表示部11に「――――――」表示が点灯する。この表示は、ユーザに対して入力部4からセキュリティコードキャンセルのためのセキュリティコードを入力するように促すものである。ステップd5では、セキュリティコード入力を入力部4のキー操作で行うか否かが判断される。この判断は、ユーザが行う。判断結果が肯定で、セキュリティコード入力を入力部4のキー操作で行うときステップd6へ進み、判断結果が否定で、セキュリティコード入力を入力部4のキー操作で行わないとき、すなわちメモリスティック2を用いてセキュリティコードを入力するとき、ステップd12へ進む。
ステップd12では、前述の「DISC」キーを操作する。ステップd13〜d16は、ユーザがメモリスティックを確認するためのステップであり、前述のセキュリティコード設定モードにおけるステップb4〜b7と同様なので説明を省略する。
ステップd17では、メモリスティック2がメモリスティックスロット12に挿入装填されているか否かが判断される。判断結果が肯定で、メモリスティック2が、装填されているときステップd18へ進み、装填されていないときステップd16へ戻る。ステップd18では、メモリスティック制御部13によるセキュリティコードの読出しが正常に行われたか否かが判断される。判断結果が肯定で、正常に読出されたときステップd20へ進み、判断結果が否定で正常に読出されなかったときステップd19へ進む。ステップd19では、表示部11に「ERR」表示が2秒間点灯し、ステップd14へ戻る。
ステップd20では、判定手段8が、メモリスティック2から読出されたセキュリティコードと、判定手段8によってメモリ部5から読出されたセキュリティコードとを、比較照合して一致するか否かを判定する。判定の結果、両方のセキュリティコードが一致するときステップd21へ進み、一致しなかったときステップd23へ進む。ステップd21では、情報消去手段10が、メモリ部5にストアされているセキュリティコードを消去し、表示部11には「CANCEL」表示が2秒間点灯し、ステップd22へ進む。ステップd22では、電気機器3のメモリ部5のセキュリティコードが消去されているので、セキュリティの解除動作を必要とすることなく、通常動作が可能な状態になる。
一方両方のセキュリティコードが一致せずステップd23へ進んだとき、ステップd23では、メモリ部5にストアされているセキュリティコードは消去されないので、セキュリティコードを用いたセキュリティ解除動作を実行したうえで、電気機器3の通常動作が可能な状態となる。
セキュリティシステム1は、セキュリティコードを入力部4のキー操作で入力してセキュリティコードを消去することも可能に構成される。この場合ステップd5からステップd6へ進む。ステップd6では、入力部4に備わるキー操作によるセキュリティコードの入力が実行されたか否かが判断される。セキュリティコードが、入力されたときステップd7へ進み、入力されなかったときステップd4へ戻る。キー操作によるセキュリティコードの入力は、ユーザが行う。ステップd7では、予め定められる所定の動作である「FUNC」キーを1秒以上押す動作が実行されたか否かが判断される。この所定の動作が、実行されたときステップd8へ進み、実行されなかったときステップd4へ戻る。
ステップd8では、判定手段8が、入力部4から入力されたセキュリティコードと、判定手段8によってメモリ部5から読出されたセキュリティコードとを、比較照合して一致するか否かを判定する。判定の結果、両方のセキュリティコードが一致するときステップd9へ進み、一致しなかったときステップd11へ進む。
両方のセキュリティコードが一致した場合に進むステップd9,d10は、メモリスティック2からセキュリティコードを読出して一致した場合のステップd21,d22と同一であるので、説明を省略する。また両方のセキュリティコードが一致しなかった場合に進むステップd11は、メモリスティック2からセキュリティコードを読出して一致しなかった場合のステップd23と同一であるので、説明を省略する。
このようにして、バッテリ電源と電気機器3との接続を断つ前に、セキュリティコードを予め消去しておくことによって、電気機器3の正規の所有者が、バッテリ電源と電気機器3との接続を一旦断った後再度接続する場合、セキュリティコードの設定およびセキュリティ解除による電気機器3の通常使用を、スムースに行うことができる。したがって、この動作によるセキュリティコードの消去は、バッテリ電源が劣化したことによるバッテリ交換に先立って実行しておくこともできる。
一方、セキュリティコードキャンセル動作を実行することなくバッテリ電源がOFFされてしまったとき、図2に示すステップa11へ進み、ステップa11では、ディーラ持込モードに設定されたか否かが判断される。判断結果が否定でディーラ持込モードに設定されていないときステップa12へ進み、ディーラ持込モードに設定されているときステップa13へ進む。
ステップa12では、ディーラ持込モードに設定されていないので、ユーザが、セキュリティ解除のための特別動作である動作不能解除モードを実行することができる。ただし、動作不能解除モードでは、セキュリティ性を高めるため、セキュリティ情報のうちセキュリティコード、製品シリアル番号および製品型名のすべてを解除に用いるので、ユーザが入力部4からキー操作によって解除することができず、メモリスティック2に書込まれているセキュリティ情報を用いて解除動作を行うことを特徴とする。
図6は、動作不能解除モードの動作を説明するフローチャートである。図6を用いて動作不能解除モードの動作を説明する。動作不能解除モードを実行するべくステップa12へ進んだとき、次いでステップe1へ進む。ステップe1では、表示部11に「SEC」表示が点灯する。「SEC」表示は、動作不能解除モード動作が開始されることを意味している。ステップe2〜e5は、ユーザがメモリスティックを確認するためのステップであり、前述のセキュリティコード設定モードにおけるステップb4〜b7と同様なので説明を省略する。
ステップe6では、メモリスティック2がメモリスティックスロット12に挿入装填されているか否かが判断される。判断結果が肯定で、メモリスティック2が、装填されているときステップe7へ進み、装填されていないときステップe2へ戻る。ステップe7では、メモリスティック制御部13によるセキュリティコードの読出しが正常に行われたか否かが判断される。判断結果が肯定で、正常に読出されたときステップe9へ進み、判断結果が否定で正常に読出されなかったときステップe8へ進む。ステップe8では、表示部11に「ERR」表示が2秒間点灯し、ステップe3へ戻る。
ステップe9では、判定手段8が、メモリスティック2から読出されたセキュリティコード情報であるセキュリティコード、製品シリアル番号および製品型名と、判定手段8によってメモリ部5から読出されたセキュリティ情報であるセキュリティコード、製品シリアル番号および製品型名とを、比較照合して一致するか否かを判定する。判定の結果、両方のセキュリティ情報がすべて一致するときステップe10へ進み、一致しなかったときステップe12へ進む。ステップe10では、解除手段9が、電気機器3に設定されていたセキュリティ(このセキュリティは、ACCセキュリティよりも重いセキュリティであり、セキュリティ情報がすべて一致することを解除要件とするもの)を解除し、表示部11には「OK」表示が2秒間点灯し、ステップe11へ進む。ステップe11では、電気機器3のセキュリティが解除されて、セキュリティ情報のうちセキュリティコードのみによるセキュリティ解除を行い、通常動作させることが可能な状態になる。
一方両方のセキュリティ情報が一致しなかった場合に進むステップe12〜e14およびa13は、前述のセキュリティ解除モード動作におけるステップc24〜c26およびa13と同様であるので、説明を省略する。ただし、ステップe13の「ERR」および「エラー回数」表示の後、次に進むステップは、表示部11に「メモリスティック挿入」が点灯されるステップe5である。これは、先に挿入したメモリスティックから読出したセキュリティ情報が整合しないので、解除キーとしてメモリスティックスロット12へ挿入するべきメモリスティックスロットの交換を促すものである。
次に、本発明のセキュリティシステム1をユーザが通常使用する範囲から外れるものであるけれども、最早ユーザでは、動作不能を解除することができず、ディーラに持込んで動作不能解除を行うステップであるステップa13のローリングコード入力モードについて説明する。図7は、ローリングコード入力モード動作を説明するフローチャートである。ローリングコード入力モードを実行するべくステップa13へ進んだとき、次いでステップf1へ進む。
ステップf1では、表示部11に「HELP」表示が点灯する。「HELP」表示は、ディーラ持込モードを指示するものである。ステップf2では、表示部11に電気機器3の製品シリアル番号が表示される。これは、メモリ部5にストアされている情報が、処理回路14の指示信号によって読出されて表示される。この製品シリアル番号の表示は、ディーラに電気機器を持込んだ当事者が、その電気機器の登録された所有者であることを確認するために行われる。
ステップf3では、ローリングコード入力モード開始動作が実行されたか否かが判断される。セキュリティ操作は、ユーザが入力部4の「CH6」キーと「FUNC」キーとを同時に5秒間以上押すことによって遂行される。セキュリティ操作が、実行されたときステップf4へ進み、実行されなかったとき実行を促すべくステップf2が繰返される。ステップf4では、表示部11に「SEC」表示が点灯する。この「SEC」表示は、ローリングコード入力動作が開始されることを意味している。
ステップf5では、表示部11に前回のローリングコードが表示点灯される。ローリングコードとは、ディーラが動作不能を解除するために用いるコードのことであり、動作不能を解除する作業の機会ごとに、ディーラが特定の算出式に基づいて定める。ステップf6では、ディーラが入力部4の「FUNC」キーを操作する。ステップf7では、表示部11に「DISC」表示が点灯する。ステップf8では、ディーラが、ローリングコードを入力部4からキー操作で入力して動作不能を解除するか、またはローリングコードとは異なるマスターコードが予め記録されているマスターディスクを用いて動作不能を解除するかを、判断する。マスターディスク入力するときステップf9へ進み、キー操作入力するときステップf21へ進む。
ステップf21では、キー操作でローリングコードを入力することを選択する「DISC」キーを操作する。ステップf22では、表示部11に「――――――」表示が点灯する。この表示は、ディーラに対して入力部4から動作不能解除のためのローリングコードを入力するように促すものである。ステップf23では、入力部4に備わるキー操作によるローリングコードの入力が実行されたか否かが判断される。ローリングコードが、入力されたときステップf24へ進み、入力されなかったときステップf22へ戻る。ステップf24では、「FUNC」キーを1秒以上押す所定の動作が実行されたか否かが判断される。この所定の動作が、実行されたときステップf25へ進み、実行されなかったときステップf22へ戻る。
ステップf25では、入力部4から入力されたローリングコードが正しいか否かが判断される。ローリングコードが正しいときステップf26へ進み、ローリングコードが誤っていたときステップf28へ進む。なお、ローリングコードの正否は、セットのメモリにストアされている情報から算出されたコードと入力されたコードとの比較によって判断される。
ローリングコードが正しい場合に進むステップf26では、動作不能としているセキュリティが解除され、表示部11に「OK」表示が点灯される。ステップf27では、セキュリティコードによる解除動作を必要とすることなく、電気機器3の通常動作可能な状態になる。
次いでマスターディスクによる動作不能解除動作について説明する。ステップf9では、動作不能解除用として予め定められたマスターディスクを、電気機器3に挿入されたか否かが判断される。この判断はディーラが行う。マスターディスクが挿入されたときステップf10へ進み、マスターディスクが挿入されていないときステップf7へ戻る。
ステップf10では、前述したセキュリティコードの比較判定の結果が不一致であったエラーが5回以上繰返されたか否かが判断される。判断結果が肯定であるときステップf12へスキップし、判断結果が否定であるときステップf11へ進む。ステップf11では、マスターディスクに記録されているキーTOC情報と、TOCセキュリティモードで設定されたCDのTOC情報とを比較し、一致するか否かを判断する。両情報が一致するときステップf13へ進み、一致しないときステップf12へ進む。
ステップf12では、マスターディスクに記録されているマスターTOC情報と、予めセット内のメモリにストアされているマスターCDのTOC情報とを比較し、一致するか否かを判断する。両情報が一致するときステップf13へ進み、一致しないときステップf16へ進む。
ステップf13では、動作不能としているセキュリティが解除され、表示部11に「OK」表示が点灯される。ステップf14では、マスターディスクのTOC情報が読出された後1秒経過した時点で、マスターディスクが電気機器3から排出される。ステップf15では、セキュリティコードによる解除動作を必要とすることなく、電気機器3の通常動作可能な状態になる。
一方ステップf12で判断結果が否定の場合に進むステップf16では、マスターTOC情報と、予めセット内のメモリにストアされているマスターCDのTOC情報との比較結果が不一致であるエラーが、5回以上繰返されたか否かが判断される。判断結果が肯定のときステップf17へ進み、判断結果が否定でエラーが4回以下のときステップf18へ進む。ステップf18では、表示部11に「ERR」および「エラー判定の回数」表示が点灯し、ステップf19へ進む。ステップf19では、情報を読取りエラー判断後1秒経過した時点で、マスターディスクが電気機器3から排出され、ステップf7へ戻る。
ステップf16における判断結果が肯定のとき進むステップf17では、情報を読取りエラー判断後1秒経過した時点で、マスターディスクが電気機器3から排出され、ステップf20へ進む。ステップf20では、表示部11にもう一つのディーラ持込みモード表示である「CALL800」表示が点灯し、ステップf2へ戻る。
このように、セキュリティシステム1は、ユーザによるセキュリティ解除や動作不能解除を実行することができなくなった場合であっても、ディーラによるセキュリティ解除および動作不能解除を実行し、電気機器3が通常動作可能な状態に回復できるように構成される。
また、メモリスティック2が、前述のように汎用PCに接続可能に構成されるとき、電気機器3単体または自動車ごと盗難に遭った場合、ユーザの手元にメモリスティック2が残されていると、メモリスティック2をPCに装着して、セキュリティ情報を読出すことができる。このことによって、電気機器3の保証書等を紛失して電気機器3を特定することができない場合であっても、メモリスティック2に記録されている電気機器3の特定情報を利用することができるので、盗難届などの申請を容易に行うことが可能になる。
前述したように、本実施の形態のセキュリティシステム1は、メモリスティック2によるセキュリティ動作だけでなく、予め定める特定のCDディスクであるキーディスクを用いるセキュリティ動作を行うことができるように構成される。すなわち、前述の図2のステップa2において、判断結果が否定でステップa4のTOCセキュリティモードに進んだ場合、キーディスクを用いるセキュリティ動作が実行される。
図8は、TOCセキュリティモード動作を説明するフローチャートである。TOCセキュリティモード動作におけるスタートは、図2に示すフローチャートのステップa1のACC ONおよびステップa2の判断結果が否定でステップa4に進んだ状態である。
ステップg1では、TOCセキュリティモードにするか否かが判断される。この判断は、ユーザが行う。判断結果が肯定で、TOCセキュリティモードにするとき、ステップg3へ進み、判断結果が否定で、TOCセキュリティモードではなくメモリスティックセキュリティモードにするとき、ステップg2へ進む。このステップg2のメモリスティックセキュリティモードは、前述した図2におけるステップa3以降のセキュリティ動作であるので、説明を省略する。
ステップg3では、ID−DISC設定がなされているか否かが判断される。判断結果が肯定で、ID−DISC設定がなされているとき、ステップg5へ進み、判断結果が否定でID−DISC設定がなされていないとき、ID−DISC設定をするべくステップg4へ進む。
ここでステップg4におけるID−DISC設定動作について説明する。図9は、ID−DISC設定動作を説明するフローチャートである。ID−DISC設定をするべくステップg4へ進んだとき、次いでステップh1へ進む。ステップh1では、ALL OFF状態であるか否かが判断される。この判断は、ユーザが行う。判断結果が肯定でALL OFF状態にあるとき、ステップh2へ進み、判断結果が否定でALL OFF状態にないとき、ステップg4へ戻る。
ステップh2では、セキュリティ操作すなわちID−DISC設定開始動作が実行されたか否かが判断される。セキュリティ操作は、ユーザが入力部4の「CH1」キーと「FUNC」キーとを同時に押すことによって遂行される。セキュリティ操作が、実行されたときステップh3へ進み、実行されなかったとき実行を促すべくステップh2が繰返される。ステップh3では、表示部11に「SEC」表示が点灯する。
ステップh4では、電気機器3のディスク駆動装置内にディスクが存在する場合、前記セキュリティ操作を受付けた後1秒経過したときに、ディスクを排出する。電気機器3のディスクドライブ装置内にディスクが存在しない場合、先のステップh3からステップh5へスキップする。ステップh5では、表示部11に「DISC」表示が点灯する。「DISC」表示は、ユーザに対して、電気機器3のディスクドライブ装置内へキーディスクの挿入を促すものである。
ステップh6では、電気機器3のディスクドライブ装置内へキーディスクが挿入装填されたか否かが判断される。キーディスクが装填されたときステップh7へ進み、キーディスクが装填されていないときステップh5へ戻る。ステップh7では、キーディスクからTOC情報が読出され(フローチャートでは、読取りと表記)、かつメモリ部5にストアされたか否かが判断される。TOC情報が、正常に読出しかつストアされたときステップh8へ進み、読出しおよび/またはストアに失敗したときステップh11へ進む。なお、キーディスクによるセキュリティモードの設定においては、TOC情報読出しおよびTOC情報ストアの正否判断は、処理回路14が行う。
ステップh8では、表示部11に「SEC」表示が点灯する。この表示は、ID−DISC設定が行われたことを意味する。ステップh9では、TOC情報の読出し処理完了後1秒経過したとき、キーディスクを排出する。ステップh10では、キーディスクによるセキュリティが設定された状態での電気機器3の通常動作が可能になる。
一方、ステップh7における判断結果が否定の場合に進むステップh11では、表示部11に「ERR」表示が2秒間点灯し、ステップh12へ進む。ステップh12では、TOC情報の読出し失敗検知後1秒経過したとき、ディスクを排出する。ステップh13では、TOC情報の読出し失敗が2回以上連続したか否かが判断される。判断結果が肯定で2回以上連続して発生したときステップh14へ進み、判断結果が否定で1回のみであるときステップh5へ戻る。ステップh14では、表示部11に、キーディスクとして用いるディスクの種類を変更するべきことを促す「CHANGE」表示が2秒間点灯し、ステップh5へ戻る。このようにして、一連のID−DISC設定動作が行われる。
ユーザは、以上に説明したキーディスクを用いたID−DISC設定を行い、キーディスクのTOC情報を読出させてセキュリティを解除することによって、電気機器3を通常動作させて使用することができる。
本実施の形態のセキュリティシステム1は、前述のメモリスティック2を用いる場合と同様、バッテリ電源のON/OFFに連動するセキュリティ設定が可能であり、またそのセキュリティ設定に対処する動作も可能に構成される。
図8に戻って、ID−DISC設定が既に有る場合に進むステップg5では、バッテリ電源がOFF、すなわち電気機器3とバッテリ電源との接続が断たれたか否かが判断される。この判断は、ユーザが行う。未だバッテリ電源がOFFされておらず、ユーザがID−DISCモードを解消したいと判断するときステップg6へ進み、バッテリ電源がOFFされてしまっている場合、ステップg7へ進む。ステップg6では、ID−DISCキャンセルモードが実行される。
図10は、ID−DISCキャンセルモードの動作を説明するフローチャートである。図10を参照してID−DISCキャンセルモードの動作を説明する。ID−DISCキャンセルモードを実行するべくステップg6へ進んだとき、次いでステップi1へ進む。ステップi1では、ALL OFFとしたか否かが判断される。この判断はユーザが行う。判断結果が肯定でALL OFF状態であるときステップi2へ進み、判断結果が否定でALL OFF状態でないときステップg6へ戻る。
ステップi2では、ID−DISCキャンセルモード開始操作が実行されたか否かが判断される。この操作は、ユーザが入力部4の「CH6」キーと「FUNC」キーとを同時に押すことによって遂行される。ID−DISCキャンセルモード開始操作が、実行されたときステップi3へ進み、実行されなかったとき実行を促すべくステップi2が繰返される。ステップi3では、表示部11に「SEC」表示が点灯する。この「SEC」表示は、ID−DISCキャンセルモード動作が開始されることを意味している。ステップi3〜ステップi6の動作は、前述のID−DISC設定モード動作における図9のステップh3〜ステップh6の動作と同一であるので、説明を省略する。
ステップi7では、キーディスクから読出されたTOC情報と、メモリ部5から読出されたTOC情報とが、比較され、両者が一致するか否かが判断される。判断結果が肯定で、両方のTOC情報が一致するときステップi8へ進み、判断結果が否定で、両方のTOC情報が互いに一致しないときステップi11へ進む。ステップi11では、メモリ部5にストアされているTOC情報は消去されないので、キーディスクを用いたセキュリティ解除動作を実行したうえで、電気機器3の通常動作が可能な状態となる。
ステップi8では、情報消去手段10が、メモリ部5にストアされているTOC情報を消去し、表示部11には「CANCEL」表示が2秒間点灯し、ステップi9へ進む。ステップi9では、電気機器3のメモリ部5のTOC情報が消去されているので、セキュリティの解除動作を必要とすることなく、通常動作が可能な状態になる。
一方、セキュリティコードキャンセル動作を実行することなくバッテリ電源がOFFされてしまったとき、図8に示すステップg7へ進み、ステップg7では、ディーラ持込モードに設定されたか否かが判断される。判断結果が否定でディーラ持込モードに設定されていないときステップg8へ進み、ディーラ持込モードに設定されているときステップa13へ進む。
ステップg8では、ディーラ持込モードに設定されていないので、ユーザが、セキュリティ解除のための特別動作である動作不能解除モードを実行することができる。図11は、動作不能解除モードの動作を説明するフローチャートである。図11を用いて動作不能解除モードの動作を説明する。動作不能解除モードを実行するべくステップg8へ進んだとき、次いでステップj1へ進む。ステップj1〜ステップj3の動作は、前述のID−DISC設定モード動作におけるステップh3〜ステップh5と同一であるので説明を省略する。
ステップj4では、電気機器3のディスクドライブ装置にキーディスクが挿入装填されているか否かが判断される。キーディスクが、装填されているときステップj5へ進み、キーディスクが装填されていないときステップj3へ戻る。なおディスクによるセキュリティ動作では、このステップj4において、キーディスクに代えて動作不能状態を解消することのできる情報が予め記録されたマスターディスクを用いることもできる。
ステップj5では、メモリ部5から読出されたTOC情報と、キーディスクから読出されたTOC情報またはマスターディスクから読出された動作不能解除情報とを、比較照合して一致するか否かが判断される。両者が、一致するときステップj6へ進み、一致しなかったときステップj8へ進む。ステップj6では、動作不能状態を解除し、表示部11には「OK」表示が2秒間点灯し、ステップj7へ進む。ステップj7では、電気機器3の動作不能状態が解除されて、キーディスクを用いるセキュリティ解除による通常動作が可能な状態になる。
一方、両情報が一致しなかった場合に進むステップj8では、両情報が一致しないというエラーが、5回以上続けて発生したか否かが判断される。エラー発生が4回以下であるときステップj11へ進み、エラー発生が5回以上であるときステップj9へ進む。ステップj11では、表示部11に「ERR」および「エラーの回数」表示が点灯し、ステップj12へ進む。ステップj12では、両情報の不一致検知後1秒経過したとき、ディスクを排出し、ステップj3へ戻る。
エラー回数が5回以上のとき進むステップj9では、表示部11に「HELP」表示が点灯し、ステップj10へ進む。ステップj10では、両情報の不一致検知後1秒経過したとき、ディスクを排出し、ステップa13(図2に示すステップa13と同一)のローリングコード入力モードへ進む。ローリングコード入力モードは、メモリスティック2を用いるセキュリティ動作を説明した場合と同一の動作であるので、説明を省略する。
本発明の実施の一形態である可搬式記録媒体を用いる電気機器のセキュリティシステムの構成を簡略化して示すブロック図である。 セキュリティシステム1の動作を説明するフローチャートである。 セキュリティコード設定動作を説明するフローチャートである。 セキュリティ解除モードの動作を説明するフローチャートである。 セキュリティコードキャンセルモードの動作を説明するフローチャートである。 動作不能解除モードの動作を説明するフローチャートである。 ローリングコード入力モード動作を説明するフローチャートである。 TOCセキュリティモード動作を説明するフローチャートである。 ID−DISC設定動作を説明するフローチャートである。 ID−DISCキャンセルモードの動作を説明するフローチャートである。 動作不能解除モードの動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 セキュリティシステム
2 メモリスティック
3 電気機器
4 入力部
5 メモリ部
6 情報書込手段
7 情報読出手段
8 判定手段
9 解除手段
10 情報消去手段
11 表示部
12 メモリスティックスロット
13 メモリスティック制御部
14 処理回路

Claims (4)

  1. 電気機器のセキュリティシステムにおいて、
    (a)セキュリティ情報の書込みおよび読出しが可能であり、可搬かつ電気機器に対する着脱が可能な可搬式記録媒体と、
    (b)(b1)セキュリティ情報を入力する入力手段と、
    (b2)入力されたセキュリティ情報をストアする記憶手段と、
    (b3)入力されたセキュリティ情報を可搬式記録媒体に書込む情報書込手段と、
    (b4)可搬式記録媒体に書込まれているセキュリティ情報を読出す情報読出手段と、
    (b5)記憶手段にストアされているセキュリティ情報を読出し、可搬式記録媒体から読出されたセキュリティ情報と一致するか否かを判定する判定手段と、
    (b6)可搬式記録媒体から読出されるセキュリティ情報と記憶手段から読出されるセキュリティ情報とが一致すると判定されるとき、セキュリティを解除する解除手段とを備える電気機器とを、
    含むことを特徴とする可搬式記録媒体を用いる電気機器のセキュリティシステム。
  2. 前記電気機器は、
    前記記憶手段にセキュリティ情報が予めストアされている状態で、
    前記可搬式記録媒体から読出されるセキュリティ情報または前記入力手段から入力されるセキュリティ情報と記憶手段から読出されるセキュリティ情報とが、前記判定手段によって一致すると判定されるとき、
    前記記憶手段にストアされているセキュリティ情報を消去する情報消去手段をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の可搬式記録媒体を用いる電気機器のセキュリティシステム。
  3. 前記可搬式記録媒体は、
    フラッシュメモリカードであることを特徴とする請求項1または2記載の可搬式記録媒体を用いる電気機器のセキュリティシステム。
  4. 前記可搬式記録媒体は、
    直接または接続装置を介してパーソナルコンピュータに接続可能であり、書込まれているセキュリティ情報が、パーソナルコンピュータによって読出し可能に構成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の可搬式記録媒体を用いる電気機器のセキュリティシステム。
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