JP2005054685A - 圧縮比可変エンジン - Google Patents

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Abstract

【課題】ピストンに連結されるコンロッドと、一端がコンロッドの他端に回動可能に連結されるとともにクランクシャフトに連結されるサブアームと、エンジン本体に回転可能に軸支される回転軸の偏心位置に設けられる偏心軸と、コンロッドの連結位置とはずれた位置でサブアームに一端が連結されるとともに偏心軸に他端部が回動可能に連結されるコントロールロッドとを備える圧縮比可変エンジンにおいて、エンジンの爆発および慣性を利用して回転軸を回転するようにした上で、回転軸の回転作動規制時に衝撃が生じることを抑制する。
【解決手段】回転軸81およびエンジン本体間に一方向クラッチが介装され、回転軸81の回転に応じて往復作動するようにして回転軸81の偏心位置に連動、連結される被規制部材88に、被規制部材88が往復作動端を通過した直後に規制手段89が当接、係合することで、回転軸81の回転作動が相互に異なる2つの回転位相のいずれかで選択的に規制される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、一端がピストンピンを介してピストンに連結されるコンロッドと、一端がコンロッドの他端に回動可能に連結されるとともにクランクシャフトにクランクピンを介して連結されるサブアームと、エンジン本体に回転可能に支承される回転軸の偏心位置に設けられる偏心軸と、前記コンロッドの連結位置とはずれた位置で前記サブアームに一端が連結されるとともに前記偏心軸に他端部が回動可能に連結されるコントロールロッドとを備える圧縮比可変エンジンに関する。
従来、かかるエンジンは、たとえば特許文献1および特許文献2等で既に知られており、偏心軸を備える回転軸の回転位置を複数の回転位相で規制、保持することによって圧縮比を変化させるようにしている。
特開平9−228858号公報 特開2000−73804号公報
ところで、上記従来のものでは、回転軸には電動モータやシリンダ等のアクチュエータが連結されている。しかるにエンジンの爆発および慣性によってコントロールロッドには、引っ張り荷重および圧縮荷重が作用するので、前記アクチュエータには、衝撃荷重が作用することになり、そのような衝撃を緩和するための手段をアクチュエータおよび回転軸間に設けなければならず、構成が複雑となる。
ところで回転軸の回転方向を一方向に規制しておけば、エンジンの爆発および慣性によってコントロールロッドに作用する引っ張り荷重および圧縮荷重を利用して回転軸を一方向に回転せしめることができるものであり、そのような構成とすれば、回転軸を駆動するためのアクチュエータは不要となる。ただし、回転軸を複数の回転位相で規制、保持するための規制手段が必要であり、そのような規制手段を設ける場合にも、規制手段および回転軸間の接触部に衝撃荷重が作用することを防止することが望ましい。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、エンジンの爆発および慣性を利用して回転軸を回転するようにした上で、回転軸の回転作動規制時に衝撃が生じることを抑制し得るようにした圧縮比可変エンジンを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、一端がピストンピンを介してピストンに連結されるコンロッドと、一端がコンロッドの他端に回動可能に連結されるとともにクランクシャフトにクランクピンを介して連結されるサブアームと、エンジン本体に回転可能に支承される回転軸の偏心位置に設けられる偏心軸と、前記コンロッドの連結位置とはずれた位置で前記サブアームに一端が連結されるとともに前記偏心軸に他端部が回動可能に連結されるコントロールロッドとを備える圧縮比可変エンジンにおいて、前記ピストンの往復作動に伴って前記コントロールロッドから前記偏心軸を介して前記回転軸に作用する回転力に応じた前記回転軸の回転方向を一方向に規制するようにして前記回転軸および前記エンジン本体間に介装される一方向クラッチと、前記回転軸の回転に応じて往復作動するようにして前記回転軸の偏心位置に連動、連結される被規制部材と、該被規制部材が往復作動端を通過した直後に被規制部材に当接、係合することによって前記回転軸の回転作動を相互に異なる2つの回転位相のいずれかで選択的に規制するようにして圧縮比を高低に切換える規制手段とを含むことを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明の構成に加えて、前記エンジン本体もしくは前記エンジン本体に取付けられる支持手段に、係止部を有する前記被規制部材が前記回転軸と平行な軸線まわりに回動することを可能として支承され、前記偏心軸と同軸の軸線まわりに回動することを可能として一端が前記回転軸の偏心位置に連結される往復ロッドの他端が、前記回転軸の回転に応じて前記被規制部材を第1および第2往復作動端間で往復回動せしめるようにして前記被規制部材に連結され、前記規制手段は、前記被規制部材が第1往復作動端を通過した直後に前記係止部に周方向一側から当接、係合し得る第1係合部を備える第1規制部材と、前記ピストンが第2往復作動端を通過した直後に前記被規制部材の係止部に周方向他側から当接、係合し得る第2係合部を備える第2規制部材とが、第1および第2係合部の一方を前記係止部に当接、係合させ得るときには第1および第2係合部の他方を前記係止部との当接、係合を避ける位置まで退避させるようにして連動、連結されつつ前記エンジン本体もしくは前記支持手段に回動可能に支承されて成り、エンジン負荷に応じて作動するようにしてエンジン本体に支持されるアクチュエータが、第1および第2規制部材を回動駆動すべく第1および第2規制部材に連動、連結されることを特徴とする。
上記請求項1記載の発明によれば、エンジンの爆発および慣性によってコントロールロッドに引っ張り荷重および圧縮荷重が作用することによって、回転軸は一方向クラッチで規制される一方向に回転することになるが、規制手段が被規制部材に当接、係合することにより、回転軸の回転作動を相互に異なる2つの回転位相で規制、保持することができ、それにより圧縮比を高低に変化させることができる。しかも規制手段の被規制部材への当接、係合は、回転軸の回転に応じて往復作動する被規制部材が往復作動端を通過した直後になされるので、被規制部材の作動速度が低速の状態で規制手段が被規制部材に当接、係合することになり、圧縮比切換時の衝撃を低く抑えることができ、衝撃音の発生も抑えることができる。
また上記請求項2記載の発明によれば、エンジン負荷に応じて作動するアクチュエータの作動により、規制手段の第1および第2規制部材を回動駆動することにより、前記被規制部材が往復作動端を通過した直後に該被規制部材の係止部に第1および第2係合部の一方を当接、係合させることができ、簡単な構成で、圧縮比切換時の衝撃を低く抑えつつエンジン負荷に応じて圧縮比を高低に切換えることができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
図1〜図10は本発明の一実施例を示すものであり、図1はエンジンの正面図、図2は図1の2−2線断面図、図3は図2の3−3線断面図、図4は図2の4−4線拡大断面図、図5は図2の5−5線拡大断面図、図6は図5の6−6線拡大断面図、図7は被規制部材が第1往復作動端を通過した直後の状態での図6の7−7線に沿う断面図、図8は被規制部材が第2往復作動端を通過した直後の状態での図7に対応した断面図、図9はエンジン軽負荷状態でのアクチュエータの一部切欠き平面図、図10はエンジン高負荷状態での図9に対応した図である。
先ず図1〜図3において、このエンジンは、たとえば作業機等に用いられる空冷の単気筒エンジンであり、エンジン本体21は、クランクケース22と、該クランクケース22の一側面からやや上向きに傾斜して突出するシリンダブロック23と、該シリンダブロック23の頭部に接合されるシリンダヘッド24とで構成され、シリンダブロック23およびシリンダヘッド24の外側面には多数の空冷用フィン23a…,24a…が設けられている。またクランクケース22は、該クランクケース22の下面の据え付け面22aで各種作業機のエンジンベッドに据え付けられる。
クランクケース22は、シリンダブロック23と一体に鋳造成形されるケース本体25と、そのケース本体25の開放端に結合されるサイドカバー26とから成るものである。クランクシャフト27の一端部27aはサイドカバー26から突出され、クランクシャフト27の一端部27aおよびサイドカバー26間にボールベアリング28およびオイルシール30が介装される。またクランクシャフト27の他端部27bはケース本体25から突出され、クランクシャフト27の他端部27bおよびケース本体25間にボールベアリング29およびオイルシール31が介装される。
ケース本体25の外方でクランクシャフト27の他端部27bにはフライホイール32が固着されており、このフライホイール32には、エンジン本体21の各部に冷却風を供給するための冷却ファン33が固着され、冷却ファン33の外側にリコイルスタータ34が配設される。
シリンダブロック23には、ピストン38を摺動自在に嵌合せしめるシリンダボア39が形成されており、ピストン38の頂部を臨ませる燃焼室40がシリンダブロック23およびシリンダヘッド24間に形成される。
シリンダヘッド24には、燃焼室40に通じ得る吸気ポート41および排気ポート42が形成されるとともに、吸気ポート41および燃焼室40間を開閉する吸気弁43、ならびに排気ポート42および燃焼室40間を開閉する排気弁44が開閉作動可能に配設される。また燃焼室40に電極を臨ませる点火プラグ45がシリンダヘッド24に螺着される。
シリンダヘッド24の上部には気化器35が接続されており、該気化器35が備える吸気路46の下流端が吸気ポート41に連通される。また吸気路46の上流端に連なる吸気管47が気化器35に接続され、該吸気管47は図示しないエアクリーナに接続される。シリンダヘッド24の上部には排気ポート42に通じる排気管48が接続されており、この排気管48は排気マフラー49に接続される。さらにクランクケース22の上方には、該クランクケース22で支持されるようにして燃料タンク50が配置される。
クランクケース22におけるサイドカバー26寄りの部分でクランクシャフト27には、第1駆動ギヤ51と、第1駆動ギヤ51の1/2の外径を有するようにして第1駆動ギヤ51と一体の第2駆動ギヤ52とが固設されており、第1駆動ギヤ51に噛合する第1被動ギヤ53が、クランクシャフト27と平行な軸線を有してクランクケース22に回転自在に支承されるカムシャフト54に固着される。而してカムシャフト54には、相互に噛合した第1駆動ギヤ51および第1被動ギヤ53により1/2の減速比でクランクシャフト27からの回転動力が伝達される。
カムシャフト54には、吸気弁43および排気弁44にそれぞれ対応した吸気カム55および排気カム56が設けられており、吸気カム55にはシリンダブロック23で作動可能に支承された従動駒57が摺接される。一方、シリンダブロック23およびシリンダヘッド24には、従動駒57の上部を下部に突出させた作動室58が形成されており、該作動室58内に配置されるプッシュロッド59の下端が前記従動駒57に当接される。一方、シリンダヘッド24には、閉弁方向にばね付勢された吸気弁43の上端に一端を当接させたロッカアーム60が揺動可能に支承されており、このロッカアーム60の他端に前記プッシュロッド59の上端が当接される。而して吸気カム55の回転に応じてプッシュロッド59が軸方向に作動し、それに応じたロッカアーム60の揺動によって吸気弁43が開閉作動することになる。
排気カム56および排気弁44間にも、上記吸気カム55および吸気弁43間と同様の機構が介装されており、排気カム56の回転に応じて排気弁44が開閉作動する。
図4を併せて参照して、ピストン38と、クランクシャフト27と、該クランクシャフト27の軸線と平行な軸線を有してエンジン本体21のクランクケース22に支承される偏心軸61とが、リンク機構62を介して連結される。
このリンク機構62は、一端がピストンピン63を介してピストン38に連結されるコンロッド64と、クランクシャフト27にクランクピン65を介して連結されるとともに前記コンロッド64の他端に回動可能に連結されるサブアーム68と、前記コンロッド64の連結位置からずれた位置でサブアーム68に一端が回動可能に連結されるコントロールロッド69とから成り、コントロールロッド69の他端が前記偏心軸61に回動可能に連結される。
サブアーム68は、クランクピン65の半周に摺接する半円状の第1軸受部70を中間部に有するものであり、このサブアーム68の両端部には、コンロッド64の他端部およびコントロールロッド69の一端部をそれぞれ相互間に挟む一対の二股部71,72が一体に設けられる。またクランクピン65における残余の半周には、クランクキャップ73が備える半円状の第2軸受部74が摺接するものであり、このクランクキャップ73はサブアーム68に締結される。
コンロッド64の他端部は、円筒状のコンロッドピン75を介してサブアーム68の一端部に回動可能に連結されるものであり、コンロッド64の他端部に圧入されたコンロッドピン75の両端部がサブアーム68の一端側の二股部71に回動可能に嵌合される。
またコントロールロッド69の一端は円筒状のサブアームピン76を介してサブアーム68の他端部に回動可能に連結されるものであり、サブアーム68の他端側の二股部72に挿入されたコントロールロッド69の一端部を相対回動可能に貫通するサブアームピン76の両端部が、前記他端側の二股部72に隙間ばめにて嵌合される。しかも前記他端側の二股部72にはサブアームピン76の両端に当接して該サブアームピン76の二股部72からの離脱を阻止するための一対のクリップ77,77が装着される。
さらに各二股部71,72には、クランクシャフト27の両側に一対ずつ配置されるボルト78,78…によってクランクキャップ73が締結されるものであり、コンロッドピン75およびサブアームピン76は、それらのボルト78,78…の軸線延長上に配置される。
偏心軸61は、クランクシャフト27と平行な軸線を有してエンジン本体21のクランクケース22に回転可能に支承される回転軸81の偏心位置に一体に設けられる。また回転軸81には、前記偏心軸61と同軸である偏心軸82が、前記偏心軸61とは軸方向に間隔をあけて設けられる。この回転軸81の一端部は、クランクケース22におけるサイドカバー26にボールベアリング83を介して回転可能に支承され、また回転軸81の他端部はクランクケース22におけるケース本体25にボールベアリング84を介して回転可能に支承される。
ところで、偏心軸61に他端部が連結されたコントロールロッド69には、ピストン38が上死点から下死点側に摺動する際には引っ張り荷重が作用し、またピストン38が下死点から上死点側に摺動する際には圧縮荷重が作用するものであり、回転軸81の偏心位置に偏心軸61が設けられているので、引っ張り荷重および圧縮荷重の交互作用により、回転軸81にも前記コントロールロッド69から一側に向けての回転力ならびに他側に向けての回転力が交互に作用する。しかるに回転軸81と、クランクケース22におけるサイドカバー26との間には一方向クラッチ87が介装されており、回転軸81は図4の矢印80で示す一方向にのみ回転可能である。
回転軸81の偏心位置には、回転軸81の回転に応じて往復作動するようにして被規制部材88が連動、連結されており、該被規制部材88には規制手段89が当接、係合可能である。しかも規制手段89は、被規制部材88がその往復作動端を通過した直後に被規制部材88に当接、係合することによって回転軸81の回転作動を相互に異なる2つの回転位相のいずれかで選択的に規制することが可能であり、それによりエンジンの圧縮比を高低に切換えることが可能である。
図5および図6を併せて参照して、クランクケース22のケース本体25には、前記偏心軸82に対応する部分で側方に張出す張出し部25aが一体に形成されており、該張出し部25aに支持手段92が取付けられる。この支持手段92は、前記張出し部25aの内面に当接する第1支持板93と、前記偏心軸82の軸線に沿って第1支持板93から離隔した位置に配置されて第1支持板93に対向する第2支持板94と、第1および第2支持板93,94間の複数箇所たとえば3箇所に介装される円筒状のスペーサ95,95…とを備える。
前記ケース本体25の張出し部25aには、各スペーサ95,95…に対応した複数個たとえば3個のボルト96,96…が回転軸81と平行な軸線を有して植設されており、第1支持板93、各スペーサ95,95…および第2支持板94にそれぞれ挿通された前記各ボルト96,96…に、第2支持板94に外面側から係合するナット97,97…を螺合して締めつけることにより、支持手段92がクランクケース22のケース本体25における張出し部25aに取付けられる。
第1および第2支持板93,94には、前記回転軸81が回転自在に挿通されており、回転軸81における前記偏心軸82の第1支持板93に挿通される部分は、回転軸81と同軸の円形部82aとして形成されている。
回転軸81の偏心位置にある偏心軸82には、往復ロッド98の一端が回動可能に連結される。一方、被規制部材88は、前記支持手段92の第1および第2支持板93,94間に挿入されるとともに前記偏心軸82と平行な支軸99を介して両支持板93,94に回動可能に支承される。この被規制部材88は、前記支軸99に基端部が揺動可能に支承される連結アーム部88aと、前記スペーサ95,95…の1つを要部とした扇形に形成されて連結アーム部88aの基部に連設される係止部88bとが略直角に連なって成るものであり、前記連結アーム部88aの先端部に前記往復ロッド98の他端が前記支軸99と平行な連結ピン100を介して連結される。
ところで、被規制部材8を規制手段89で規制しておらず、回転軸81が自由に回転し得る状態では、ピストン38の摺動に伴う回転軸81の回転作動に応じて、往復ロッド98は図7および図8の左右に往復作動するものであり、その往復ロッド98の往復作動に応じて前記被規制部材88は、図7および図8の下方側に設定される第1往復作動端と、図7および図8の上方側に設定される第2往復作動端との間で上下に往復回動する。
規制手段89は、前記被規制部材88が第1往復作動端を通過した直後すなわち前記被規制部材88が下方位置から上方側に作動方向を転換した直後に被規制部材88の係止部88bに図7で示すように周方向一側(この実施例では上側)から当接、係合し得る第1係合部101aを備える第1規制部材101と、前記被規制部材38が第2往復作動端を通過した直後すなわち前記被規制部材88が上方位置から下方側に作動方向を転換した直後に前記被規制部材88の係止部88bに図8で示すように周方向他側(この実施例では下側)から当接、係合し得る第2係合部102aを備える第2規制部材102とが、第1および第2係合部101a,102aの一方を前記係止部88bに当接、係合させ得るときには第1および第2係合部101a,102aの他方を前記係止部88bとの当接、係合を避ける位置まで退避させるようにして連動、連結されつつ前記支持手段99に回動可能に支承されて成るものである。
支持手段92における複数のスペーサ95,95…のうち一対のスペーサ95,95は、前記支軸99に関して回転軸81とは反対側の上下2箇所に配置されており、両スペーサ95,95のうち下方のスペーサ95で第1規制部材101が回動可能に支承され、両スペーサ95,95のうち上方のスペーサ95で第2規制部材102が回動可能に支承される。
第1および第2規制部材101,102の基部は支持手段92の両支持板93,94間に挟まれるようにして前記スペーサ95,95で回動可能に支承されており、第1係合部101aは、前記両支持板93,94間に配置される前記係止部88bの幅方向一側半部に上側から係合するようにして略L字状に形成されつつ第1規制部材101に設けられ、第2係合部102aは、前記係止部88bの幅方向他側半部に上側から係合するようにして略L字状に形成されつつ第2規制部材102に設けられる。すなわち第1および第2係合部101a,102aは、相互に摺接することを可能としつつ第1および第2支持板93,94間に配置される。
第1および第2規制部材101,102には、前記被規制部材88とは反対側に延びる腕部101b,102bが設けられており、それらの腕部101b,102bの先端部間には、両腕部101b,102bの先端部を近接させる方向すなわち第1および第2係合部101a,102aを被規制部材88の係止部88bに当接、係合させる方向にばね力を発揮する連動ばね103が縮設される。
また前記両支持板93,94間には、第1および規制部材101,102の腕部101b,102bを前記連動ばね103のばね力によって常時当接させるようにしてカム104が収容されており、このカム104は、図7で示すように、被規制部材88が第1往復移動端を通過した直後に被規制部材88の係止部88bに第1係合部101aを当接、係合させるとともに第2係合部102aを係止部88bとの係合を避けるように退避させる状態と、図8で示すように、被規制部材88が第2往復作動端を通過した直後に被規制部材88の係止部88bに第2係合部102aを当接、係合させるとともに第1係合部101aを係止部88bとの係合を避けるように退避させる状態とを切換えるように、第1および第2規制部材101,102を揺動せしめるべく回動するものであり、圧縮比を切換えるべくカム104を回動駆動したときだけに、被規制部材88の規制手段89による規制は解除され、そのときだけ回転軸81は回転し、往復ロッド98が往復作動し、被規制部材88が回動する。
前記カム104は、前記回転軸81と平行な軸線を有して第1および第2支 板93,94で回動可能に支承される回動軸105に設けられており、この回動軸105の一端部はクランクケース22におけるケース半体25の張出し部25aを回動自在に貫通し、回動軸105および前記張出し部25a間には環状のシール部材106が介装される。またクランクケース22の外方で前記回動軸105の一端部には上下に延びるアーム107の下部が固定され、該アーム107の上端部にダイヤフラム式のアクチュエータ108が連結される。
図9および図10において、アクチュエータ108は、クランクケース22におけるケース本体25の上部に締結された支持板109に取付けられるケーシング110と、該ケーシング110内を負圧室111および大気圧室112に仕切るようにしてケーシング110に支持されるダイヤフラム113と、負圧室111の容積を増大する方向でばね力を発揮してケーシング110およびダイヤフラム113間に縮設されるばね114と、ダイヤフラム113の中央部に連結される作動ロッド115とを備える。
ケーシング110は、支持板109に取付けられる椀状の第1ケース半体116と、該ケース半体116にかしめ結合される椀状の第2ケース半体117とから成り、ダイヤフラム113の周縁部は両ケース半体116,117の開口端部間に挟持される。また負圧室111はダイヤフラム113および第2ケース半体117間に形成され、この負圧室111にばね114が収容される。
大気圧室112は、ダイヤフラム113および第1ケース半体116間に形成されるものであり、第1ケース半体116の中央部に設けられた透孔118を貫通して大気圧室112に突入される作動ロッド115の一端部がダイヤフラム113の中央部に連結され、透孔118の内周および作動ロッド115の外周間の間隙を介して大気圧室112が外部に連通する。
ケーシング110における第2ケース半体117には負圧室111に通じる導管119が接続され、この導管119は気化器35の吸気路46の下流端に接続される。すなわちアクチュエータ108の負圧室111には吸気路46の吸気負圧が導入されることになる。アクチュエータ108が備える作動ロッド115の他端は、支持板109に回動可能に支承される駆動アーム120の一端部に連結される。
ところで、エンジンが軽負荷運転状態であって負圧室111の負圧が高い状態では、図9で示すように、ダイヤフラム113は戻しばね114およびばね116のばね力に抗して負圧室111の容積を減少させるように撓んでおり、作動ロッド115が収縮作動している。この状態でアーム107は図7で示すように回動しており、被規制部材88の係止部88bには、第1規制部材101の第1係合部101aが当接、係合可能な状態である。
一方、エンジンが高負荷運転状態となって負圧室111の負圧が低くなると、図10で示すように、ダイヤフラム113は戻しばね114およびばね117のばね力によって負圧室111の容積を増大させるように撓み、作動ロッド115は伸張作動する。これによりアーム107は図8で示すように回動し、被規制部材88の係止部88bには第2規制部材102の第2係合部102aが当接、係合可能な状態にある。
次にこの実施例の作用について説明すると、エンジンが軽負荷状態にあるときには、アクチュエータ108により被規制部材88の係止部88bには、規制手段89における第1規制部材101の第1係合部101aが当接、係合し、それにより回転軸81の作動は偏心軸61の中心を回転軸81の中心に関してクランクシャフト27から離隔させる回転位相で停止、保持されることになり、ピストン38の作動ストロークを比較的短くした低圧縮比でエンジンが作動することになる。またエンジンが高負荷状態にあるときには、アクチュエータ108により被規制部材88の係止部88bには、規制手段89における第2規制部材102の第1係合部102aが当接、係合し、それにより回転軸81の作動は偏心軸61の中心を回転軸81の中心よりもクランクシャフト27に近接させた回転位相で停止、保持されることになり、ピストン38の作動ストロークを比較的長くした高圧縮比でエンジンが作動することになる。すなわちエンジンの軽負荷時における低圧縮比と、エンジンの高負荷時における高圧縮比とを切換えてエンジンの運転がなされることになる。
しかもピストン38の往復作動に伴ってコントロールロッド69から偏心軸61を介して回転軸81に作用する回転力に応じた回転軸81の回転方向を、回転軸81およびエンジン本体21のクランクケース22間に介装される一方向クラッチ87で一方向に規制しており、回転軸81に連動、連結される被規制部材88に、第1および第2往復作動端間で往復回動する被規制部材88が第1および第2往復作動端を通過した直後に前記被規制部材88に規制手段89を当接、係合することによって回転軸81の回転作動を相互に異なる2つの回転位相のいずれかで選択的に規制することによって圧縮比を高低に切換えるようにしているので、被規制部材88の作動速度が低速の状態で規制手段89が被規制部材88に当接、係合することになり、圧縮比切換時の衝撃を低く抑えることができ、衝撃音の発生も抑えることができる。
また被規制部材88は、エンジン本体21のクランクケース22に取付けられる支持手段92に回転軸81と平行な軸線まわりの回動を可能として支承され、偏心軸61と同軸の軸線まわりに回動することを可能として一端が回転軸81の偏心位置に連結される往復ロッド98の他端が被規制部材88に連結され、規制手段92は、被規制部材88が第1往復作動端を通過した直後に被規制部材88の係止部88bに周方向一側から当接、係合し得る第1係合部101aを備える第1規制部材101と、被規制部材88が第2往復作動端を通過した直後に被規制部材88の係止部88bに周方向他側から当接、係合し得る第2係合部102aを備える第2規制部材102とが、第1および第2係合部101a,102aの一方を係止部88bに当接、係合させ得るときには第1および第2係合部101a,102aの他方を係止部88bとの当接、係合を避ける位置まで退避させるようにして連動、連結されつつ支持手段92に回動可能に支承されて成り、エンジン負荷に応じて作動するようにしてエンジン本体21のクランクケース22に支持されるアクチュエータ108が、第1および第2規制部材101,102を回動駆動すべく第1および第2規制部材101,102に連動、連結されている。
したがってエンジン負荷に応じて作動するアクチュエータ108の作動により、規制手段89の第1および第2規制部材101,102を回動駆動することにより、被規制部材88が往復作動端を通過した直後に被規制部材88の係止部88bに第1および第2係合部101a,102aの一方を当接、係合させることができ、簡単な構成で、圧縮比切換時の衝撃を低く抑えつつエンジン負荷に応じて圧縮比を高低に切換えることができる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
たとえば上記実施例では、被規制部材88と、規制手段89の第1および第2規制部材011,102とが、エンジン本体21のクランクケース22に取付られた支持手段92で回動可能に支承されたが、被規制部材88と、第1および第2規制部材011,102とが、エンジン本体21のクランクケース22に回動可能に支承されてもよい。
エンジンの正面図である。 図1の2−2線断面図である。 図2の3−3線断面図である。 図2の4−4線拡大断面図である。 図2の5−5線拡大断面図である。 図5の6−6線拡大断面図である。 被規制部材が第1往復作動端を通過した直後の状態での図6の7−7線に沿う断面図である。 被規制部材が第2往復作動端を通過した直後の状態での図7に対応した断面図である。 エンジン軽負荷状態でのアクチュエータの一部切欠き平面図である。 エンジン高負荷状態での図9に対応した図である。
符号の説明
21・・・エンジン本体
27・・・クランクシャフト
38・・・ピストン
61・・・偏心軸
63・・・ピストンピン
64・・・コンロッド
65・・・クランクピン
68・・・サブアーム
69・・・コントロールロッド
81・・・回転軸
87・・・一方向クラッチ
88・・・被規制部材
88b・・・係止部
89・・・規制手段
92・・・支持手段
98・・・往復ロッド
101・・・第1規制部材
101a・・・第1係合部
102・・・第2規制部材
102a・・・第2係合部
108・・・アクチュエータ

Claims (2)

  1. 一端がピストンピン(63)を介してピストン(38)に連結されるコンロッド(64)と、一端がコンロッド(64)の他端に回動可能に連結されるとともにクランクシャフト(27)にクランクピン(65)を介して連結されるサブアーム(68)と、エンジン本体(21)に回転可能に支承される回転軸(81)の偏心位置に設けられる偏心軸(61)と、前記コンロッド(64)の連結位置とはずれた位置で前記サブアーム(68)に一端が連結されるとともに前記偏心軸(61)に他端部が回動可能に連結されるコントロールロッド(69)とを備える圧縮比可変エンジンにおいて、前記ピストン(38)の往復作動に伴って前記コントロールロッド(69)から前記偏心軸(61)を介して前記回転軸(81)に作用する回転力に応じた前記回転軸(81)の回転方向を一方向に規制するようにして前記回転軸(81)および前記エンジン本体(21)間に介装される一方向クラッチ(87)と、前記回転軸(81)の回転に応じて往復作動するようにして前記回転軸(81)の偏心位置に連動、連結される被規制部材(88)と、該被規制部材(88)が往復作動端を通過した直後に被規制部材(88)に当接、係合することによって前記回転軸(81)の回転作動を相互に異なる2つの回転位相のいずれかで選択的に規制するようにして圧縮比を高低に切換える規制手段(89)とを含むことを特徴とする圧縮比可変エンジン。
  2. 前記エンジン本体(21)もしくは前記エンジン本体(21)に取付けられる支持手段(92)に、係止部(88b)を有する前記被規制部材(88)が前記回転軸(81)と平行な軸線まわりに回動することを可能として支承され、前記偏心軸(61)と同軸の軸線まわりに回動することを可能として一端が前記回転軸(81)の偏心位置に連結される往復ロッド(98)の他端が、前記回転軸(81)の回転に応じて前記被規制部材(88)を第1および第2往復作動端間で往復回動せしめるようにして前記被規制部材(88)に連結され、前記規制手段(89)は、前記被規制部材(88)が第1往復作動端を通過した直後に前記係止部(88b)に周方向一側から当接、係合し得る第1係合部(101a)を備える第1規制部材(101)と、前記ピストン(38)が第2往復作動端を通過した直後に前記被規制部材(88)の係止部(88b)に周方向他側から当接、係合し得る第2係合部(102a)を備える第2規制部材(102)とが、第1および第2係合部(101a,102a)の一方を前記係止部(88b)に当接、係合させ得るときには第1および第2係合部(101a,102a)の他方を前記係止部(88b)との当接、係合を避ける位置まで退避させるようにして連動、連結されつつ前記エンジン本体(21)もしくは前記支持手段(92)に回動可能に支承されて成り、エンジン負荷に応じて作動するようにしてエンジン本体(21)に支持されるアクチュエータ(108)が、第1および第2規制部材(101,102)を回動駆動すべく第1および第2規制部材(101,102)に連動、連結されることを特徴とする請求項1記載の圧縮比可変エンジン。
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