JP2005054502A - 建物の丸太壁並びに丸太壁コーナ及び接合丸太 - Google Patents

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Abstract

【課題】カラマツ等の間伐材の使用に適し、丸太を生木のままで施工できて、労力的負担が小さく、施工日数も少なくて、安価なものにする。
【解決手段】複数本の丸太6を、各丸太6の中心線を水平に配置して垂直方向に積み上げる。そして、各丸太6の隣接する丸太6との合せ目付近に丸太6の中心線に沿わせて夫々溝7を設け、その隣接する丸太6同士を相対する溝7に共通の結合部材8を嵌めて連結し、丸太壁5を構成する。又、丸太9を垂直に立てて柱にし、その丸太柱9の2方向に丸太壁5を夫々配置して交叉させ、その丸太柱9に両丸太壁5を構成する各丸太6をボルト10とナット11とを用いて夫々結合する。
【選択図】図3

Description

本発明は、カラマツ、スギ、ヒノキ等の間伐材やその他の樹種木材を用いて行なうログハウス等の建物の丸太壁並びに丸太壁コーナ及び接合丸太に関する。
近年、戦後の植林によるカラマツ、スギ、ヒノキ等の間伐材が多量に発生し、国有林ではほとんどカラマツを植林したため、特にカラマツの使い道が問題となっている。ところが、カラマツ等は伐採後に充分乾燥させても、曲がり、捩れ等の変形が発生するので、丸太のままではログハウス用として使用し難い。しかも、変形が発生しないように丸太を処理すると高価になる。そこで、国内に作られているログハウスの97〜98%には安くて変形し難い外国産の丸太が使用されている。しかも、ログハウス用の丸太は現在極北の森林伐採等によって生産されている。それ故、生長が遅い極北の森林地帯が年々大量消失しており、日本向けの輸出による環境破壊が注目を集めるようになってきた。
しかし、ログハウス自体は多数の丸太の組み立てによって作られているため、その外観が独特であって自然環境に適合するばかりでなく、その室内には丸太から揮発性物質が出て、健康面によい影響を与える等、建物として優れている。それ故、今までログハウスは別荘やペンションとして利用されてきたが、一般住宅としての需要も多くなってきている。
このようなログハウスを一般に行なわれている丸太組み構法によって建築する場合、多数の丸太を用い、各丸太の中心線を水平に配置して、垂直方向に積み上げ組み立てて丸太壁を形成しなければならない。その際、積み上げる各丸太の下側合せ目付近に丸太の中心線に沿わせて夫々溝を設け、その隣接する丸太同士を上側の丸太の溝内に下側の丸太の一部を嵌めることによって夫々連結している。又、2方向に配置した丸太壁を交叉させて組み付け、コーナを形成するため、両丸太壁に属する各丸太の端部付近を交互に交叉させて組み立てを行う。その際、各丸太の交叉箇所の下側合せ目付近を切り欠いて夫々溝を設け、その隣接する丸太同士を上側の丸太の溝内に下側の丸太の一部を嵌めることによって夫々連結している。なお、積み上げた丸太の安定と耐震力を増すため、丸太壁全体に長いボルトを挿通させてナット留めする必要がある。
しかしながら、丸太組み構法では柱を用いず、各丸太の組み立てを行うので、各丸太の合せ目に複雑な構造の溝を夫々施さなければならない。それ故、丸太の溝加工に必要な労力的負担が大きくなり、施工日数も掛かって、建物が高価になる。
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされたものであり、カラマツ等の間伐材の使用に適し、生木のままで施工できて、労力的負担が小さく、施工日数も少なくて、安価な建物の丸太壁並びに丸太壁コーナ及び接合丸太を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明による建物の丸太壁は複数本の丸太を、その各丸太の中心線を水平に配置して、垂直方向に積み上げて構成する。そして、上記各丸太の隣接する丸太との合せ目付近に丸太の中心線に沿わせて夫々溝を設け、その隣接する丸太同士を相対する溝内に共通の結合部材を嵌めて連結する。
又、上記結合部材を鉄板にすると好ましくなる。
又、本発明による建物の丸太壁コーナは丸太を垂直に立てて柱にし、その丸太柱の2方向に上記丸太壁を夫々配置して交叉させ、その丸太柱に両丸太壁を構成する各丸太をボルトとナットとを用いて夫々結合して構成する。
又、本発明による接合丸太は丸太をその中心線に沿って、その丸太の横断面を中心で直交する十文字状に切断して4等分割し、その分割丸太を4本用いて1本の元の丸太状に組み合せ、その分割丸太の相対する切断面同士を接着する。そして、その分割丸太の組み合せ時に、接合丸太の長手方向において元口と末口が反対の位置にあり、更に接合丸太の中心線回りにおいて元口と末口が交互にあるように配置する。
又、本発明による接合丸太は4本の原木を異にする丸太を用い、その各丸太をいずれも丸太の中心線に沿って、その丸太の横断面を中心で直交する十文字状に切断して夫々4等分割し、その各丸太から1本ずつ集めた分割丸太を1本の元の丸太状に組み合せ、その分割丸太の相対する切断面同士を接着する。そして、その分割丸太の組み合せ時に、接合丸太の長手方向において元口と末口が反対の位置にあり、更に接合丸太の中心線回りにおいて元口と末口が交互にあるように配置する。
本発明の効果として、請求項1記載の発明によれば、隣接する丸太との合せ目付近に丸太の中心線に沿わせて溝を設ける際、チェーンソーを単に丸太の中心線に沿って前方に移動させる等して溝を作ればよいので、丸太に対する溝加工を簡単に行える。又、施工時には隣接する丸太同士を相対する溝内に共通の結合部材を嵌めて連結するため、丸太の積み上げを簡単に行える。
しかも、隣接する丸太同士を相対する溝内に共通の結合部材を嵌めることにより、その結合部材の強度によって丸太の曲がり、捩れ等の変形を防止できる。又、丸太が縮んで、隣接する丸太同士の間に隙間ができても、その隙間を結合部材で塞ぐことによって外気の侵入等を防止できる。それ故、カラマツ等の間伐材の使用に適し、丸太を生木のまま施工できて、労力的負担が小さく、施工日数も少なくて、建物を安価にできる。
又、請求項2記載の発明によれば、結合部材を鉄板にすることにより、結合部材の厚み、幅等を小さくしても、強度を大きくすることができる。それ故、丸太の曲がり、捩れ等の変形を一層防止し易くなる。
又、請求項3記載の発明によれば、丸太柱の2方向に配置した交叉する両丸太壁を構成する各丸太を、その各丸太と丸太柱に貫通穴を夫々設けて、ボルトを通しナットで留めることにより、丸太柱と両丸太壁を簡単に結合できる。それ故、交叉する両丸太壁を丸太柱で補強して積み上げた丸太の安定と耐震力を増し、丸太壁コーナを簡単に施工できる。
又、請求項4記載の発明によれば、4本の分割丸太の組み合せ時に、接合丸太の長手方向において元口と末口が反対の位置にあり、更に接合丸太の中心線回りにおいて元口と末口が交互にあるように配置することにより、元の丸太と比べ、強度を大きくすることができる。しかも、接合丸太の長さを順次分割丸太を長手方向にずらせて繋ぐことによって、必要なだけ長くすることができる。それ故、接合丸太は柱ばかりでなく、梁、桁、棟木等の長尺の建築材に適している。
又、請求項5記載の発明によれば、4本の丸太から1本ずつ集めた分割丸太の組み合せ時に、接合丸太の長手方向において元口と末口が反対の位置にあり、更に接合丸太の中心線回りにおいて元口と末口が交互にあるように配置することにより、元の丸太と比べ、強度を格段に大きくすることができる。
以下、添付の図1〜7を参照して、本発明の実施の最良形態を説明する。
図1は本発明を適用したログハウスの施工例を示す概略図、図2はその丸太壁の構造を示す縦断面図、及び図3はその丸太壁を丸太柱の一方向に取り付けた状態を示す側面図である。このログハウス1は施工時に、建築場所2の基礎柱を立てる箇所のみ地面を掘って、そこに鉄筋コンクリート製の単独基礎3を夫々設ける。そして、各単独基礎3の上に鉄筋コンクリート製の例えば直径が30cmの基礎柱4を夫々立てる。なお、施工場所2が傾斜地の場合、単独基礎3なら地形に応じた施工を行えるが、従来のように布基礎にすると、連続的にコンクリート打ちする必要があり、傾斜地での造成を無理に行って地形を変更するため、環境破壊が問題になる。
これ等の各基礎柱4の上にログハウス1を建てる場合、建物の内外を仕切る外壁として、4方に丸太壁5(5a、…5d)が必要になる。そこで、ログハウス1の建築前に、丸太壁5の材料となる丸太6を多数用意する。このような丸太6として、カラマツ、スギ、ヒノキ等の間伐材、その他の樹種の丸太を使用する。カラマツ等の間伐材は直径が10〜20cm程であり、特にカラマツに対する需要は少ないため、それより太いものでも安く、又は無料で原木を簡単に取得できる。
そして、原木を丸太にするには、丸ログ製造機を使用する。すると、伐採後の原木を生木のまま機械に入れて、皮を剥ぎながら元口から末口まで設定した一定の太さの、例えば直径が18cmの丸太を簡単に製造できるので、安価な丸太を使用できる。そこで、先ず各丸太6に対し、いずれも水平に配置して積み上げた時に、隣接する丸太6との合せ目付近に当る丸太6の表面に、その丸太6の中心線に沿わせて墨打ち線を夫々施す。その際、丸太壁5の上下の端に配置する各丸太6に対しては、1本ずつ墨打ち線を施すのに対し、中央部に配置する各丸太6に対しては、相対する位置に2本ずつ墨打ち線を施す。
次に、各丸太6に対し、いずれにもチェーンソーを単に丸太6の中心線に沿って前方に移動させて行くことにより、墨打ち線の箇所に、例えば幅が8mm、深さ3cmの溝7を夫々形成する。それ故、各丸太6に対する溝形成を簡単に行なうことができる。なお、元口と末口の径が異なるような同一太さでない丸太や太さの異なる丸太を使用する場合にも、チェーンソーを用いると同様の溝を簡単に形成できる。
又、隣接する丸太6の相対する溝7内に嵌めるため、結合部材として例えば厚みが5mm、幅5cmの鉄板8を多数用意する。
そして、このログハウス1では丸太組み構法によらず、柱9を立て、その柱9に丸太壁5を取り付けて施工する。そこで、柱9として使用するため、例えば直径20cmの丸太を多数用意する。又、丸太柱9に丸太壁5を取り付けるための用具として、ボルト10とナット11とを多数用意する。なお、1本のボルト10につき、袋ナット11aと座付きナット11bとを対にして用いる。
そこで、ログハウス1の建築に当り、先ず各基礎柱4の上に土台12を設ける。その際、土台12の組み立て用丸太として角ログが適しているので使用する。そして、土台12の必要箇所に丸太柱9を夫々垂直に立てる。すると、丸太柱9の2方向に丸太壁5を夫々配置して取り付け、その両丸太壁5を交叉させてコーナを形成できる。そこで、建物の4方に設けて内外を仕切る各丸太壁5を、図2に示すように複数本(図では4本のものを示している)の丸太6を用いて、その各丸太6の中心線を水平に配置して垂直方向に積み上げ、隣接する丸太6同士の相対する溝7の内部に共通の鉄板8を嵌めて連結することによって夫々形成する。
そして、例えば丸太壁5c、5dからなる1コーナを直角にする場合、丸太壁5cの形成時に、図3に示すように丸太柱9の一方向に丸太壁5cを構成する各丸太6を接触させて配置し、その各丸太6と丸太柱9に貫通穴を設けてボルト10を通し、そのボルト10の両側をナット11で留めて夫々結合し取り付ける。なお、建物の内側には袋ナット11aを用い、触れても危険がないようにし、外側には座付きナット11bを用いる。又、その丸太柱9の他方向に対する丸太壁5dの形成時に、図4に示すように丸太壁5dを構成する各丸太6を同様にして取り付ける。その際、図5に示すように両丸太壁5c、5dを取り付ける丸太柱9において、ボルト10同士の干渉が起きないようにするため、丸太壁5cを構成する各丸太6と丸太壁5dを構成する各丸太6の位置を上下にずらす必要がある。
このようにして、建物の4方に丸太壁5を配設し、それ等の丸太壁5同士の交叉によって形成される4つの各コーナの内側に丸太柱9を配設すると、施工時に丸太壁5の隣接する丸太6同士を、相対する溝7内に共通の鉄板8を嵌めて連結するため、丸太6の積み上げを簡単に行える。しかも、隣接する丸太6同士の間に共通の鉄板8を嵌めることにより、他の板材等を結合部材として用いる場合よりも厚み、幅等を小さくすることができ、その鉄板8の強度によって丸太6の曲がり、捩れ等の変形を良く防止できる。又、丸太6が縮んで、隣接する丸太6同士の間に隙間ができても、その隙間を鉄板8で塞ぐことによって外気の侵入等を防止できる。それ故、カラマツ等の間伐材の使用に適し、丸太6を生木のまま施工できて、労力的負担が小さく、施工日数も少なくて、建物を安価にできる。
又、丸太柱9に対し、丸太壁5を構成する各丸太6を、その各丸太6と丸太柱9に貫通穴を夫々設けて、ボルト10を通しナット11で両側から留めることにより、丸太柱9に丸太壁5を簡単に結合できる。それ故、交叉する両丸太壁5を丸太柱9で補強して、積み上げた丸太6の安定と耐震力を増した丸太壁コーナを簡単に作れる。なお、各丸太6は丸太柱9に組み付けているボルト10を夫々外すと、何回でも使用可能であり、ログ材として適している。
このような建物の4方に配設した丸太壁5の必要箇所に窓13を設け、床を張り、屋根14を掛ける等すると、ログハウス1が完成する。
上記実施の形態では丸太6、9に原木丸太を用いる場合について説明したが、接合丸太(修正材)を用いることもできる。この接合丸太は製作時に、図6に示すような4本の原木を異にする丸太15(15a、…15d)を用いる。そして、各丸太15をいずれも丸太15の中心線に沿って、その丸太15の横断面を中心で直交する十文字状に切断して、丸太15a、15cは元口で、丸太15b、15dは末口で示した分割丸太16(16A、…16D)に夫々4等分割する。次に、その各原木丸太15の何れかの位置から1本ずつ集めた4本の例えば分割丸太16A、16A′、16A″、16A″′を1本の元の丸太状に配置して組み合わせる。
又、その組み合せ時に、分割丸太16を2本ずつ、接合丸太の長手方向において元口と末口が反対の位置にあり、更に接合丸太の中心線回りにおいて元口と末口が交互にあるように配置する。そして、4本の分割丸太16の相対する切断面同士を接着剤、例えば化学接着剤のボンド(商標名)を用いて接着して接合丸太17を完成する。
この接合丸太17は原木丸太15と比べ、強度が大きく3倍程になるので、格段に優れている。何故なら、原木丸太15は幹に傷が入って折れる場合、元口側から末口側(生長点)に向かって斜めに傷が入るので、4本の分割丸太16を2本ずつ、接合丸太17の長手方向において元口と末口が反対の位置にあり、更に接合丸太17の中心線回りにおいて元口と末口が交互にあるように配置して、相対する切断面同士を接着すると、各分割丸太16が折れようとした時に、各分割丸太16の性質が異なる上に、折れる方向も交互に異なるため折れ難くなるからである。
しかも、接合丸太17はその長さを順次分割丸太16を長手方向にずらせて繋ぐことによって、必要なだけ長くすることができる。それ故、接合丸太17は柱としてばかりでなく、梁、桁、棟木等の長尺の建築材に適している。
なお、接合丸太は1本の原木丸太を用い、その丸太をその中心線に沿って、その横断面を中心で直交する十文字状に切断して4等分割し、その分割丸太を4本用いて1本の元の丸太状に組み合せ、その分割丸太の組み合せ時に、接合丸太の長手方向において元口と末口が反対の位置にあり、更に接合丸太の中心線回りにおいて元口と末口が交互にあるように配置し、その分割丸太の相対する分割面同士を接着して形成することもできる。
又、上記実施の形態では丸太壁5の形成時、隣接する丸太6同士の相対する溝7内に嵌める共通の結合部材として、鉄板8を用いる場合について説明したが、そのような結合部材としてケヤキ、ナラ、クヌギ、サクラ等を張り合わせた強度の大きな修正板材を用いることもできる。
又、上記実施の形態では丸太6、9、17等が丸ログである場合について説明したが、角ログにして同様に使用することもできる。
本発明を適用したログハウスの施工例を示す概略図である。 同ログハウスの原木丸太からなる丸太壁の構造を示す縦断面図である。 同丸太壁を丸太柱の一方向に取り付けた状態を示す側面図である。
同丸太壁と直交する丸太壁を丸太柱の他方向に取り付けた状態を示す側面図である。 同丸太壁のコーナを示す平面図である。 本発明を適用したログハウスに使用する接合丸太の原材料となる4本の各原木丸太における4等分割位置を夫々示す端面図である。 同接合丸太の端面図である。
符号の説明
1…ログハウス 5…丸太壁 6、15…丸太 7…溝 8…鉄板(結合部材) 9…丸太柱 10…ボルト 11…ナット 12…土台 16…分割丸太 17…接合丸太

Claims (5)

  1. 複数本の丸太を、各丸太の中心線を水平に配置して、垂直方向に積み上げてなる建物の丸太壁であって、上記各丸太の隣接する丸太との合せ目付近に、丸太の中心線に沿わせて夫々溝を設け、その隣接する丸太同士を相対する溝内に共通の結合部材を嵌めて連結することを特徴とする建物の丸太壁。
  2. 結合部材を鉄板にすることを特徴とする請求項1記載の建物の丸太壁。
  3. 丸太を垂直に立てて柱にし、その丸太柱の2方向に丸太壁を夫々配置して交叉させ、その丸太柱に両丸太壁を構成する各丸太をボルトとナットとを用いて夫々結合することを特徴とする請求項1又は2記載の建物の丸太壁コーナ。
  4. 丸太をその中心線に沿って、その丸太の横断面を中心で直交する十文字状に切断して4等分割し、その分割丸太を4本用いて1本の元の丸太状に組み合せ、その分割丸太の相対する切断面同士を接着してなる接合丸太であって、上記分割丸太の組み合せ時に、接合丸太の長手方向において元口と末口が反対の位置にあり、更に接合丸太の中心線回りにおいて元口と末口が交互にあるように配置することを特徴とする接合丸太。
  5. 4本の原木を異にする丸太を用い、その各丸太をいずれも丸太の中心線に沿って、その丸太の横断面を中心で直交する十文字状に切断して夫々4等分割し、各丸太から1本ずつ集めた分割丸太を1本の元の丸太状に組み合せ、その分割丸太の相対する切断面同士を接着してなる接合丸太であって、上記分割丸太の組み合せ時に、接合丸太の長手方向において元口と末口が反対の位置にあり、更に接合丸太の中心線回りにおいて元口と末口が交互にあるように配置することを特徴とする接合丸太。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017089118A (ja) * 2015-11-04 2017-05-25 好光 大橋 丸太組耐力壁工法による建築物

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