JP2005053107A - 成形金型における吸排気装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 金型において、キャビティ内のエアを吸引することにより、好適な成形品を得ることができると共に、エアの吐出を有効利用することにより、金型に付加価値を与えることができるようにした吸排気装置を提供する。
【解決手段】 金型にエア通路を形成し、該エア通路は、先端部にキャビティに連通する開口部を有すると共に、尾端部に連通連結された吸排気装置を設けている。吸排気装置は、流体圧源により駆動されたときエアの吸引と吐出を可能とする往復動式のポンプシリンダ装置を構成し、金型を閉じたとき往動してキャビティ内のエアを吸引する。吸排気装置は、成形後に金型を開いたとき復動して開口部からエアを吐出することにより開口部を浄化するように構成できる。或いは、成形工程中に復動して開口部からエアを吐出することによりゲートから注入される成形材料をキャビティの内部に向けて押圧するように構成することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、合成樹脂の射出成形用金型や、金属のダイキャスト成形用金型等の金型において、キャビティ内のエアを吸引することにより、好適な成形品を得ることができると共に、エアの吐出を有効利用することにより、金型に付加価値を与えることができるようにした吸排気装置に関する。
例えば、合成樹脂の射出成形用金型は、キャビティを形成する開閉自在な雄型と雌型とから成り、金型を閉じた状態でキャビティにゲートから溶融樹脂(成形材料)を注入することにより成形品を成形し、その後、金型を開くことにより成形品を離型する。
ところで、金型を閉じることにより形成されるキャビティは、内部にエアを有した状態で密閉されているため、ゲートから注入した成形材料がキャビティの隅々まで好適に充填される際に妨げとなる。その結果、ショートショットやガス焼け等の不良原因となっている。
このような問題を解決するために、従来、キャビティに連通するエア抜き通路を金型に設け、キャビティに注入される成形材料の注入圧により、キャビティ内の空気をエア抜き通路から逃がすようにした技術が知られている。然しながら、この場合、キャビティに充填された成形材料の一部がエア抜き通路に進入するので、成形品に針状の余剰材料を一体に成形してしまうという問題がある。
また、雄型と雌型のパーティングラインの部分を通気可能に形成し、キャビティに注入される成形材料の注入圧により、キャビティ内のエアをパーティングラインから逃がすようにした技術が知られている。然しながら、この場合、キャビティに充填された成形材料の一部がパーティングラインに進入するので、成形品のバリを顕著に生じるという問題がある。
更に、キャビティに連通するエア通路を金型に設けると共に、該エア通路を真空ポンプに連結し、成形に先立って真空ポンプによりキャビティ内のエアを吸引するようにした技術も知られている。然しながら、真空ポンプは高価な上にスピードが遅いため、実情に沿わないという問題がある。
本発明は、上述のような従来技術に見られる短所ないし欠点を全て解決することを課題としたものであり、構造及び機構が簡単かつ安価な吸排気装置を提供することを目的とするものである。
特に、上述した真空ポンプがエアの吸引だけを可能とするのに対して、本発明は、ポンプシリンダ装置によりエアの吸引と吐出を可能とした吸排気装置を構成した点に特徴がある。即ち、ポンプシリンダ装置の往動時のエア吸引により、キャビティからエアを排出せしめるが、それに止まることなく、ポンプシリンダ装置の復動時のエア吐出を有効利用することにより、金型に付加価値を与えることができる装置を提供するものである。
そこで、本発明が第一の手段として構成したところは、金型を閉じる工程と、閉じられた金型のキャビティに成形材料を注入する成形工程と、成形後に金型を開く工程とを繰返して行う成形金型において、金型にエア通路を形成し、該エア通路は、先端部にキャビティに連通する開口部を有すると共に、尾端部に連通連結された吸排気装置を設けており、前記吸排気装置は、流体圧源により駆動されたときエアの吸引と吐出を可能とする往復動式のポンプシリンダ装置を構成し、前記ポンプシリンダ装置は、金型を閉じたとき往動してキャビティ内のエアを吸引し、金型を開いたとき復動して開口部からエアを吐出することにより開口部を浄化するように構成されている点にある。
また、本発明が第二の手段として構成したところは、金型を閉じる工程と、閉じられた金型のキャビティにゲートから成形材料を注入する成形工程と、成形後に金型を開く工程とを繰返して行う成形金型において、金型にエア通路を形成し、該エア通路は、先端部にキャビティのゲート近傍部に連通する開口部を有すると共に、尾端部に連通連結された吸排気装置を設けており、前記吸排気装置は、流体圧源により駆動されたときエアの吸引と吐出を可能とする往復動式のポンプシリンダ装置を構成し、前記ポンプシリンダ装置は、金型を閉じたとき往動してキャビティ内のエアを吸引し、成形工程中に復動して開口部からエアを吐出することによりゲートから注入される成形材料をキャビティの内部に向けて押圧するように構成されている点にある。
本発明の好適な実施形態は、キャビティに臨むスライドコアと、該スライドコアを往復動せしめるアクチュエータと、該アクチュエータを作動せしめる流体圧源を備えた成形金型において、ポンプシリンダ装置を前記流体圧源により往復動せしめるように構成している。
本発明によれば、金型のキャビティは、エア通路を介して吸排気装置を構成するポンプシリンダ装置に連結されており、金型を閉じ、キャビティに成形材料を注入する際、ポンプシリンダ装置の往動によるエア吸引によりキャビティ内のエアを排出する構成であるから、成形材料がキャビティの隅々に行き渡って充填され、良質の成形品を成形せしめることができる。特に、吸排気装置は、油圧シリンダやエアシリンダ等の市販のシリンダをそのまま利用することができるので安価であり、しかも、取付けが簡単であり、作動時の立ち上がり(吸排気のレスポンス及びスピード)も早いので、本発明の目的を好適に達成する。
そして、請求項1に記載の本発明によれば、ポンプシリンダ装置は、金型を開いたとき復動によるエア吐出により開口部からエアを噴出し、開口部を浄化することができる。従って、エア通路の清掃作業が必要でなく、メンテナンスフリーの効果がある。この場合、エア通路の開口部は、雄型及び雌型のパーティングラインであってキャビティに近傍する個所に開口せしめていることが好ましく、これにより高温化するキャビティ近傍部分を冷却できるという効果がある。
また、請求項2に記載の本発明によれば、ポンプシリンダ装置は、成形工程中に復動して開口部からエアを吐出することによりゲートから注入される成形材料をキャビティの内部に向けて押圧するので、積極的に成形材料をキャビティの隅々に行き渡って充填せしめることができる。この際、成形品がキャビティの内部に向けて突出するピンにより凹部を形成されるような物品とされる場合、該ピンをパイプ状とすることによりノズルピンを形成すると共に、エア通路の開口部から吐出されるエアを該ノズルピンに供給する構成としておけば、射出成形とブロー成形を合体させた成形が可能となり、成形材料の節約と、中空状による成形品の軽量化が可能になる。
更に、請求項2に記載の本発明によれば、吸排気装置を構成するポンプシリンダ装置の駆動源として、多くの金型に設けられているスライドコア用のアクチュエータを作動させるための流体圧源を利用しているので、ポンプシリンダ装置のための専用の駆動源(流体圧源)をわざわざ新設する必要がなく、省設備に寄与することができ、低コストでの提供が可能になる。
以下図面に基づいて本発明の好ましい実施形態を詳述する。
(第1実施形態)
図1ないし図4は、本発明の第1実施形態を示している。金型1は、開閉自在な雄型1aと雌型1bとから成り、金型1を閉じた状態でキャビティ2を密閉し、金型1を開いた状態でキャビティ2を開放する。尚、金型1の開閉機構は、油圧シリンダにより構成されており、このような機構は公知であるので図示省略している。
金型1には、射出成形機(図示省略)から射出される成形材料をキャビティ2に案内するランナー3と、キャビティ2に向けて開口せしめるゲート4が設けられている。従って、金型1を閉じる工程と、閉じられた金型1のキャビティ2にゲート4から成形材料を注入する成形工程と、成形後に金型を開いて成形品5を離型する工程とが繰り返して行われる。
多くの成形品5は、金型1の開閉方向に対して交差する方向の面を有するアンダーカット部分や凹み部分を成形せしめられ、このような成形部分のためにスライドコア6をキャビティ2に対して進退自在に臨ませている。スライドコア6は、成形工程時には、キャビティ2の所定位置に進出せしめられ、成形完了後の離型時には、キャビティ2から退避するように後退せしめられる。このため、スライドコア6を進退方向に往復動せしめるためのアクチュエータ7が設けられている。アクチュエータ7は、油圧シリンダ又はエアシリンダ等の流体駆動式シリンダ8から構成されており、このため、金型の近隣には圧油供給装置又は圧縮エア供給装置等の流体圧源9が設置されており、該流体圧源9とアクチュエータ7を連絡する流体回路10が設けられている。図示のように、アクチュエータ7は、流体回路10に対して切換バルブ11を介して連通せしめられる第1ポート12と第2ポート13を有している。図例の場合、切換バルブ11の切換えにより、第1ポート12に流体が供給されるとピストン14が往動することによりスライドコア6を進出せしめ、第2ポート13に流体が供給されるとピストン14が復動することによりスライドコア6を後退せしめるように構成されている。
金型1には、エア通路15が形成されており、該エア通路15は、先端部にキャビティに連通する開口部16を有すると共に、尾端部に高圧ホース等の連通管17を介して吸排気装置18を設けている。図例の場合、エア通路15は、雄型1aに形成されているが、雌型1bに形成しても良い。
図示実施形態において、エア通路15の開口部16は、金型1のパーティングライン19に位置してキャビティ2に近傍する個所に開口せしめられているが、直接キャビティ2に臨むように開口せしめても良い。
吸排気装置18は、連通管17を介して金型1の近隣に設置され、油圧シリンダ又はエアシリンダ等の流体駆動式シリンダにより構成され、流体圧源により駆動されたときエアの吸引と吐出を可能とする往復動式のポンプシリンダ装置20を構成している。ポンプシリンダ装置20の駆動源は、アクチュエータ7を駆動するための流体圧源9をそのまま利用することが好ましく、このため、アクチュエータ7を油圧シリンダとした場合は、ポンプシリンダ装置20も油圧シリンダとされ、アクチュエータ7をエアシリンダとした場合は、ポンプシリンダ装置20もエアシリンダとされる。
ポンプシリンダ装置20は、アクチュエータ7を駆動するための流体圧源9の流体回路10の一部に組み込まれており、流体回路10に対して切換バルブ21を介して連通せしめられる第1ポート22と第2ポート23を有している。図例の場合、切換バルブ21の切換えにより、第1ポート22に流体が供給されるとピストン24が往動することによりエア通路15からエアを吸引し、第2ポート23に流体が供給されるとピストン24が復動することによりエア通路15に向けてエアを吐出する。
吸排気装置18の切換バルブ21の切換動作と、アクチュエータ7の切換バルブ11の切換動作は、何れも、金型1の開閉動作及び射出成形機による成形材料の射出動作と関連して、コンピュータによりプログラムされた手順に従って次のように実行される。
(基本的動作)
図2は、金型を閉じた後、キャビティ2に向けて成形材料を注入する前の状態を示している(以下「成形直前状態」という)。この状態で、切換バルブ11は、アクチュエータ7の第1ポート12に流体を供給せしめる。従って、アクチュエータ7のピストン14が往動し、スライドコア6をキャビティ2の所定個所に進出する。同様に、切換バルブ21は、吸排気装置18の第1ポート22に流体を供給せしめる。従って、吸排気装置18のピストン24が往動し、連通管17及びエア通路15を介してキャビティ2内のエアを吸引する。尚、エア通路15の開口部16とキャビティ2は、パーティングライン19を介して連通されており、吸排気装置18の強力なエア吸引により、キャビティ2内のエアをパーティングライン19を通過してエア通路15へと導くことができる。
図3は、キャビティ2に向けて成形材料を注入する成形工程の状態を示している(以下「成形工程状態」という)。このとき、前述のように、キャビティ2内にはエアが残存しておらず、ほぼ真空状態とされているので、成形材料がキャビティ2の隅々まで行き渡るように好適に充填される。このとき、吸排気装置18は停止している。
図4は、成形後、金型を開き、成形品5を離型するときの状態を示している(以下「離型状態」という)。金型を開く直前に、切換バルブ11は、アクチュエータ7の第2ポート13に流体を供給せしめる。従って、アクチュエータ7のピストン14が復動し、スライドコア6をキャビティ2から後退させる。これと同時又は金型が開く最中、或いは、金型が開いた後、切換バルブ21は、吸排気装置18の第2ポート23に流体を供給せしめる。従って、吸排気装置18のピストン24が復動し、連通管17及びエア通路15を介して開口部16からエアを噴出し、該開口部16及びその周辺を浄化する。
(動作のバリエーション)
吸排気装置18の動作を行わしめる切換バルブ21の切換えタイミングは、コンピュータのプログラムにより自由に設定可能である。また、切換バルブ21の構成についても、自動制御による流量可変バルブを用い、ピストン24のスピードを制御できるように構成することができる。そこで、前述のような基本的動作に代えて又はそれに加えて、次のような動作を行わしめることができる。
(バリエーションその1)
図3に示す成形工程状態において、吸排気装置18のピストン24を復動方向に微動させ、開口部16からパーティングライン19に対してエア圧を作用させるように構成することができる。この構成によれば、キャビティ2に充填された成形材料がパーティングライン19にはみ出してバリを生じることを防止できる。
(バリエーションその2)
図2に示す成形直前状態において、吸排気装置18を作動させず、図3に示す成形工程状態において、吸排気装置18のピストン24を往動させることにより、キャビティ2に対する成形材料の注入中に、キャビティ2内のエアを吸引するように構成することができる。このような構成は、図示実施形態のように、キャビティ2の対向端にゲート4と開口部16を配置した実施例の場合に有益であり、ゲート4から注入された成形材料がキャビティ2内を流動するときに、キャビティ2内のエアを開口部16に向けて吸引することにより、成形材料の流動を助けることができる。尚、成形材料が開口部16に達する時点をタイミングとして、前述したバリエーションその1のように、ピストン24を往動から復動方向へ微動するように切換えれば、成形材料がパーティングライン19に進入することを防止できる。
(第2実施形態)
図5ないし図7は、本発明の第2実施形態を示している。この実施形態において、成形品5は、細長い形状であって、キャビティ2の内部に向けて突出するピンにより凹部を形成されるような物品とされている。例えば、洋傘の握り柄のような物品は、細長い棒状形態であり、一端から洋傘のシャフト軸を挿着せしめるための盲孔を形成している。このため、キャビティ2は、ピン25の近傍にゲート4を設けており、ピン25及びゲート4の周辺を始端2aとし、該始端から離れた個所を終端2bとしている。
そこで、第2実施形態においては、前記ピン25をパイプ状に形成することによりノズルピン26を構成し、エア通路15の開口部16をノズルピン26に向けて開口せしめ、該開口部16をノズル品26を介してキャビティ2に連通せしめている。尚、ノズルピン26は、吐出されるエアが終端2bに向かうように指向されている。
(基本的動作)
図5は、金型を閉じた成形直前状態を示している。この状態で、切換バルブ21は、吸排気装置18の第1ポート22に流体を供給せしめる。従って、吸排気装置18のピストン24が往動し、連通管17、エア通路15、ノズルピン26を介してキャビティ2内のエアを吸引する。
図6は、キャビティ2に向けて成形材料を注入しつつある成形工程状態の初期段階を示している。前述のように、キャビティ2の内部は、ほぼ真空状態とされているので、成形材料は、抵抗なくキャビティ2に対して容易に進入する。このとき、吸排気装置18は停止している。
図7は、キャビティ2に向けて成形材料を充填した成形工程状態の終期段階を示している。図示した終期段階の前の中期段階において、切換バルブ21は、吸排気装置18の第2ポート23に流体を供給せしめ、ピストン24を復動することにより、ノズルピン25からエアを供給する。これによりキャビティ2に注入された成形材料が始端2aから終端2bに向けて押し流され、成形材料を終端2bの隅々まで充填せしめる。尚、成形品5には、ノズルピン25から終端2bに向けて中空部5aが形成される。
従って、射出成形とブロー成形を合体させた成形が可能となり、成形材料の節約と、中空状による成形品の軽量化が可能になる。
図示省略しているが、成形後の離型状態においては、切換バルブ21は、吸排気装置18の第2ポート23に流体を供給せしめ、ピストン24の復動により、開口部16からエアを噴出し、該開口部16及びノズルピン26を浄化する。
本発明の第1実施形態を示す断面図である。 本発明の第1実施形態における成形直前状態の作用を示す断面図である。 本発明の第1実施形態における成形工程状態の作用を示す断面図である。 本発明の第1実施形態における離型状態の作用を示す断面図である。 本発明の第2実施形態における成形直前状態の作用を示す断面図である。 本発明の第2実施形態における成形工程状態の初期段階の作用を示す断面図である。 本発明の第2実施形態における成形工程状態の終期段階の作用を示す断面図である。
符号の説明
1 金型
1a 雄型
1b 雌型
2 キャビティ
4 ゲート
5 成形品
7 アクチュエータ
9 流体圧源
10 流体回路
15 エア通路
16 開口部
18 吸排気装置
19 パーティングライン
20 ポンプシリンダ装置

Claims (3)

  1. 金型を閉じる工程と、閉じられた金型のキャビティに成形材料を注入する成形工程と、成形後に金型を開く工程とを繰返して行う成形金型において、
    金型にエア通路を形成し、該エア通路は、先端部にキャビティに連通する開口部を有すると共に、尾端部に連通連結された吸排気装置を設けており、
    前記吸排気装置は、流体圧源により駆動されたときエアの吸引と吐出を可能とする往復動式のポンプシリンダ装置を構成し、
    前記ポンプシリンダ装置は、金型を閉じたとき往動してキャビティ内のエアを吸引し、金型を開いたとき復動して開口部からエアを吐出することにより開口部を浄化するように構成されて成ることを特徴とする成形金型における吸排気装置。
  2. 金型を閉じる工程と、閉じられた金型のキャビティにゲートから成形材料を注入する成形工程と、成形後に金型を開く工程とを繰返して行う成形金型において、
    金型にエア通路を形成し、該エア通路は、先端部にキャビティのゲート近傍部に連通する開口部を有すると共に、尾端部に連通連結された吸排気装置を設けており、
    前記吸排気装置は、流体圧源により駆動されたときエアの吸引と吐出を可能とする往復動式のポンプシリンダ装置を構成し、
    前記ポンプシリンダ装置は、金型を閉じたとき往動してキャビティ内のエアを吸引し、成形工程中に復動して開口部からエアを吐出することによりゲートから注入される成形材料をキャビティの内部に向けて押圧するように構成されて成ることを特徴とする成形金型における吸排気装置。
  3. キャビティに臨むスライドコアと、該スライドコアを往復動せしめるアクチュエータと、該アクチュエータを作動せしめる流体圧源を備えた成形金型において、
    ポンプシリンダ装置を前記流体圧源により往復動せしめるように構成されて成ることを特徴とする請求項1又は2に記載の成形金型における吸排気装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012223987A (ja) * 2011-04-20 2012-11-15 Seiko Epson Corp 金型装置および成形方法
CN111016083A (zh) * 2019-12-27 2020-04-17 嵊州月明模具科技有限公司 一种生产带孔零部件的注塑冲压模具

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