JP2005051695A - 画像合成方法及び固体撮像装置並びにデジタルカメラ - Google Patents
画像合成方法及び固体撮像装置並びにデジタルカメラ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005051695A JP2005051695A JP2003283964A JP2003283964A JP2005051695A JP 2005051695 A JP2005051695 A JP 2005051695A JP 2003283964 A JP2003283964 A JP 2003283964A JP 2003283964 A JP2003283964 A JP 2003283964A JP 2005051695 A JP2005051695 A JP 2005051695A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image signal
- sensitivity
- signal
- low
- image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N23/00—Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
- H04N23/70—Circuitry for compensating brightness variation in the scene
Abstract
【課題】 高感度画像信号と低感度画像信号とを合成して広いダイナミックレンジの被写体画像を生成するとき、高感度画像信号の飽和付近で不自然な画像が生成されない様にする。
【解決手段】 被写体を撮像した固体撮像素子から出力される高感度画像信号GHと低感度画像信号GLとを合成して被写体の画像信号を生成する画像合成方法において、固体撮像素子の同一画素位置から出力され非線形変化した後の高感度画像信号GH及び低感度画像信号GLを入射光レベルの全範囲で加重加算して被写体の画像信号GCを合成する。これにより、入射光レベルの全範囲で非線形変換特性が滑らかに繋がり、高感度画像信号の飽和付近で不自然な画像が生成されることがなくなる。
【選択図】 図3
【解決手段】 被写体を撮像した固体撮像素子から出力される高感度画像信号GHと低感度画像信号GLとを合成して被写体の画像信号を生成する画像合成方法において、固体撮像素子の同一画素位置から出力され非線形変化した後の高感度画像信号GH及び低感度画像信号GLを入射光レベルの全範囲で加重加算して被写体の画像信号GCを合成する。これにより、入射光レベルの全範囲で非線形変換特性が滑らかに繋がり、高感度画像信号の飽和付近で不自然な画像が生成されることがなくなる。
【選択図】 図3
Description
本発明は、被写体を撮像して得られた高感度画像信号と低感度画像信号とを合成してダイナミックレンジの広い画像信号を生成する画像合成方法等に係り、特に、高感度画像信号の飽和点付近で合成画像が不自然とならない画像合成方法及び固体撮像装置並びにデジタルカメラに関する。
CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサに代表される固体撮像素子を使用した固体撮像装置で撮像される画像は、ダイナミックレンジが狭いという欠点がある。このため、ダイナミックレンジの広い撮影シーン、例えば、逆光の人物像や、暗い室内から窓越しの昼下がりの庭等の光学像を綺麗に撮ることができない。
そこで、従来のデジタルカメラでは、下記特許文献1に記載されている様に、電荷蓄積期間を制御できる固体撮像素子を搭載し、被写体を長時間露光した画像信号を読み出し、次に連続して同じ被写体を短時間露光して得た画像信号を読み出し、2つの画像信号を合成処理することで、広いダイナミックレンジの被写体画像を得る様にしている。
また、下記特許文献2に記載されている従来技術では、画素配列の1/2を高感度画素として形成し、残り1/2を低感度画素として形成した固体撮像素子を使用し、同一の露光時間で得られた高感度画素からの画像信号と低感度画素からの画像信号とを合成処理し、広いダイナミックレンジの被写体画像を得る様にしている。
尚、固体撮像素子から出力される長時間露光の画像信号あるいは高感度画素から得られる画像信号を高感度画像信号といい、短時間露光の画像信号あるいは低感度画素から得られる画像信号を低感度画像信号と呼ぶことにする。
高感度画像信号と低感度画像信号を合成する場合、固体撮像素子から出力された画像信号をリニア値のままで合成すると、合成処理に必要なビット数が増大し、ガンマ特性のルックアップテーブルデータ量も増加し、信号処理を行う信号処理回路が大規模化してコスト的に不利である。
そのため、例えば、下記特許文献3に記載されている様に、高感度画像信号と低感度画像信号に対して夫々異なるガンマ特性を使用してガンマ特性変換(非線形処理)を行い、その後、両信号を加算することで信号合成を行う方法が実用に適している。
図9は、この信号合成の一例を示す図であり、横軸が入射露光量レベルであり、縦軸が信号レベルである。高感度画像信号Hは、僅かな入射露光量レベルから比較的に急に立ち上がるため、僅かな入射露光量レベルの変化も画像信号として反映するが、入射露光量レベルが所定値tに達すると飽和してしまい、明るい被写体の画像が白飛びしてしまうという欠点がある。
これに対し、低感度画像信号Lは、入射露光量レベルが高いときでも被写体の画像が白飛びすることはないが、入射露光量レベルが低いと被写体画像が黒潰れしてしまうという欠点がある。この2つの画像信号H,Lを合成した合成信号Gは、入射露光量レベルの高低に関わらずその変化が画像信号Gの変化として反映するため、上記の白飛びや黒潰れが少なくなり、ダイナミックレンジの広い画像を得ることが可能となる。
一般的に、高感度画像信号Hと低感度画像信号Lの感度比は、固体撮像素子が持つシェーディング等のため画面全体で一定値でない。また、ホワイトバランスのアンプ利得等により信号レベルの飽和点も変化する。従って、高感度画像信号Hの飽和点と低感度画像信号Lの始まりとがずれることが起きてしまう。
このような時に、特許文献3の従来技術を適用した信号合成を行うと、高感度画像信号Hと低感度画像信号Lの繋がり部分で合成信号Gが滑らかにならず、この繋がり部分で不自然な画像になってしまうという不都合が生じる。
また、撮影シーンにより最適な感度比やガンマ特性が異なるため、これらに対応するために多数のガンマ特性のルックアップテーブルデータをデジタルカメラのメモリに予め用意しておくことが必要となり、デジタルカメラのコストを上昇させてしまう。
更に、多数のガンマ特性が予め用意されていたとしても、ある撮影シーンを撮像したときデジタルカメラが信号合成処理のためのテーブルデータの書き換えに時間がかかるため、次の撮影シーンのシャッタチャンスを逃す虞が高くなるという問題もある。
本発明の目的は、感度比が変化しても、高感度画像信号と低感度画像信号の繋がり部分が滑らかな合成ガンマ特性となり、不自然な画像とならない広いダイナミックレンジを持つ画像合成方法等を実現すると共に、比較的簡単な処理回路により、様々な撮影シーンに対処できる画像合成方法及び固体撮像装置並びにデジタルカメラを提供することにある。
本発明の画像合成方法は、被写体を撮像した固体撮像素子から出力される高感度画像信号と低感度画像信号とを合成して前記被写体の画像信号を生成する画像合成方法において、前記固体撮像素子の同一画素位置から出力された前記高感度画像信号及び前記低感度画像信号を夫々非線形変換した後に入射光レベルの全範囲で加重加算して前記被写体の画像信号を合成することを特徴とする。
この構成により、非線形変換を行う関数が入射光レベルの全範囲で滑らかに繋がり、合成画像に不自然な部分がなくなる。また、画像合成する処理回路の回路規模が小さくなる。
本発明の画像合成方法は、前記高感度画像信号SHを非線形変換した後の信号をGH(SH)とし、前記低感度画像信号SLを非線形変換した後の信号をGL(SL)とし、前記合成した画像信号をGCとしたとき、前記加重加算は
GC=k・GH(SH)+(1−k)・GL(SL)
ここで、合成パラメータkは0≦k≦1の値
の合成式で行うことを特徴とする。
GC=k・GH(SH)+(1−k)・GL(SL)
ここで、合成パラメータkは0≦k≦1の値
の合成式で行うことを特徴とする。
この構成により、合成パラメータkの値を変化させることで最適な合成画像の解像度を決定でき、その調整が容易となる。また、多数の非線形変換データを用意する必要がないため、メモリ容量が削減される。更に、テーブル書き換えの時間が不要となるため、シャッタチャンスを逃すこともなくなる。
本発明の画像合成方法の前記合成パラメータkの値は、前記固体撮像素子の各画素から出力される前記高感度画像信号のヒストグラムと前記低感度画像信号のヒストグラムの各形状により決定することを特徴とする。
この構成により、その時その時の撮影シーンに最適な合成パラメータkの値を自動的に決定することができる。
本発明の画像合成方法の前記合成パラメータkの値は、前記高感度画像信号と前記低感度画像信号との感度比により決定することを特徴とする。
この構成により、感度比に応じた合成画像を生成することが可能となり、感度比が変動した場合でも高感度画像信号の飽和点付近で合成画像が不自然になることがない。
本発明の画像合成方法は、前記高感度画像信号のリニア値が所定レベルより低い信号レベルの領域で、前記合成式で用いる非線形変換後の低感度画像信号または非線形変換前の低感度画像信号を、高感度画像信号/低感度画像信号=感度比としたとき〔高感度画像信号/感度比〕の信号と低感度画像信号とを加重平均した信号で置き換えることを特徴とする。
この構成により、画像合成に用いる低感度画像信号のS/Nを改善することができ、合成画像のS/Nが改善する。
本発明の画像合成方法の前記非線形変換は単調増大関数且つ二次微分値の変化すなわち傾きの変化が常に正または零の単調減少関数となるガンマ変換であり、前記高感度画像信号に施すガンマ変換特性と前記低感度画像信号に施すガンマ変換特性とが異なることを特徴とする。
この構成により、画質の優れた合成画像を生成することが可能となる。
本発明の固体撮像装置は、被写体を撮像し高感度画像信号と低感度画像信号とを出力する固体撮像素子と、該固体撮像素子の同一画素位置から出力された前記高感度画像信号及び前記低感度画像信号を夫々非線形変換した後に入射光レベルの全範囲で加重加算して前記被写体の画像信号を合成し合成後の画像信号を出力する信号処理手段とを備えることを特徴とする。
この構成により、固体撮像装置から出力される広いダイナミックレンジの被写体画像のデータに、不自然な画像部分がなくなり、出力画像の品質が向上する。
本発明の固体撮像装置の前記信号処理手段は、上述したいずれかの画像合成方法で画像信号を合成することを特徴とする。
この構成により、固体撮像装置の回路規模を更に小さくすることができる。
本発明のデジタルカメラは、被写体を撮像し高感度画像信号と低感度画像信号とを出力する固体撮像素子と、前記被写体の光学像を前記固体撮像素子に結像させる光学手段と、前記固体撮像素子の同一画素位置から出力された前記高感度画像信号及び前記低感度画像信号を夫々非線形変換した後に入射光レベルの全範囲で加重加算して前記被写体の画像信号を合成し合成後の画像信号を出力する信号処理手段とを備えることを特徴とする。
この構成により、広いダイナミックレンジの品質の優れた被写体画像を撮像可能となる。
本発明のデジタルカメラの前記信号処理手段は、上述したいずれかの画像合成方法で画像信号を合成することを特徴とする。
この構成により、デジタルカメラの回路規模を小さくでき、低コストで高品質な被写体画像を撮像可能となる。
本発明によれば、高感度画像信号と低感度画像信号との繋がりが入射露光量レベルの全範囲で滑らかになるため広いダイナミックレンジの被写体画像が不自然になることがなくなる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態に係るデジタルカメラの構成図である。このデジタルカメラはデジタルスチルカメラであるが、本発明はデジタルビデオカメラ等の他の種類のデジタルカメラにも適用可能である。
図1は、本発明の第1実施形態に係るデジタルカメラの構成図である。このデジタルカメラはデジタルスチルカメラであるが、本発明はデジタルビデオカメラ等の他の種類のデジタルカメラにも適用可能である。
図1において、本実施形態に係るデジタルカメラは、レンズ等の光学系1と、光学系1の背部に設けられたメカニカルシャッタ2と、光学系1によって結像された被写体の光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS等の固体撮像素子3と、固体撮像素子3から出力されるアナログの撮像信号をデジタルの信号に変換するアナログデジタル変換回路(ADC)4と、デジタルカメラ全体を統括制御するシステム制御部5と、システム制御部5からの指令信号に基づいて光学系1,メカニカルシャッタ2,固体撮像素子3,ADC4を駆動制御する駆動部6と、ADC4から出力されるR(赤),G(緑),B(青)の画像信号を取り込んで後述のパラメータkの値や最適露光条件を算出しこれらをシステム制御部5に出力する露光条件決定部7とを備える。
固体撮像素子3は、上述した特許文献1に記載されている様に、同一感度の画素がアレイ状に配列され、長時間露光により得られた高感度画像信号と短時間露光により得られた低感度画像信号とが出力される形式のものでもよく、また、上述した特許文献2に記載されている様に、高感度画素と低感度画素とが隣接してアレイ状に配列され、高感度画素により得られた高感度画像信号と低感度画素により得られた低感度画像信号とが出力される形式のものでもよいが、このデジタルカメラでは、高感度画素と低感度画素とが形成された固体撮像素子3を搭載しているものとして説明する。
デジタルカメラは更に、動画の画像処理部8と、静止画の画像処理部9とを備える。動画の画像処理部8は、ADC4から出力されるRGBの画像信号を取り込み、システム制御部5からの指令に基づいて処理し、動画像信号を出力する。この動画像信号は、例えばカメラ背面等に搭載されているカラー液晶表示部等にスルー画像として表示されたり、あるいは記録メディアに記録される。
静止画の画像処理部9は、ADC4から出力されるRGBの高感度画像信号及び低感度画像信号を後述の様に合成処理することで、ワイドダイナミックレンジ(WDR)の被写体画像データを生成し、出力する。
図2は、図1に示す画像処理部9の詳細構成図である。この静止画の画像処理部9は、高感度画像信号を取り込んでホワイトバランス補正を行うホワイトバランス回路11と、ホワイトバランス補正後の高感度画像信号に対して非線形処理であるガンマ変換処理を施しガンマ変換後の高感度画像信号を後段の加重加算回路13に出力するガンマ変換回路12と、低感度画像信号を取り込んでホワイトバランス補正を行うホワイトバランス回路14と、ホワイトバランス補正後の低感度画像信号をガンマ変換しガンマ変換後の低感度画像信号を後段の加重加算回路13に出力するガンマ変換回路15と、加重加算回路13で加算合成された合成信号に対して公知の同時化処理やRGB/YC変換処理等の信号処理を施して合成静止画画像信号を出力する信号処理部16とを備える。
加重加算回路13は、ガンマ変換回路12から取り込んだ高感度画像信号GH(SH)に対してパラメータkの値を乗算した信号〔k・GH(SH)〕を出力する乗算回路17と、ガンマ変換回路15から取り込んだ低感度画像信号GL(SL)に対して上記のパラメータ値kを“1”から減算した値(1−k)を乗算した信号〔(1−k)・GL(SL)〕を出力する乗算回路18と、乗算回路17,18の各出力信号を加算し加算信号GC〔=k・GH(SH)+(1−k)・GL(SL)〕を合成信号として信号処理部16に出力する加算回路19とを備える。
次に、上述した構成のデジタルカメラの動作について説明する。
このデジタルカメラでは、図示しない電源がONされ撮影モードになっている間は、常時、固体撮像素子3から所定周期で画像信号が読み出されており、露光条件決定部7は、ADC4から出力される画像信号を常時取り込み、その時々の最適露光条件と最適な合成パラメータkの値を算出し、システム制御部5に出力する。
即ち、露光条件決定部7は、高感度画像信号と低感度画像信号とを取り込み、その撮影シーンに対する最適な露光時間を決めると共に、ガンマ特性の合成に使用する合成パラメータkの値を決める。
最適な露光時間は、例えば次のように決定される。最適な露光時間の基で得られる高感度画像信号のヒストグラムをとると、2つの山ができる。一つの山は中央付近にでき、他の山は飽和出力を越えた位置にできる。同様にして最適露光時間の基で得られる低感度画像信号のヒストグラムをとると、これも2つの山ができる。一つの山は中央付近にでき、他の山はゼロに近い領域、つまり、高感度画像信号の領域にできる。このようなヒストグラムの山ができる様な露光時間を最適露光時間として決定する。
また、合成パラメータkの値は、例えば次の様に決める。最適露光時間が決まると、必然的に感度比R(同一光入力に対する高感度画像信号/低感度画像信号)が決まる。この感度比Rと、前述のヒストグラムの形状から、最適な合成パラメータkの値を決める。kの値は0≦k≦1の値をとる。
システム制御部5は、このようにして得られた最適露光時間となるように駆動部6に制御指令を出力し、光学系1,メカニカルシャッタ2,固体撮像素子3の動作パルス等を制御する。
ここで、ユーザがデジタルカメラの図示しないシャッタボタンを押下すると、電子シャッタが開き、決められた露光時間後にメカニカルシャッタ2が閉じられる。固体撮像素子3からは先ず高感度画素から高感度画像信号が読み出され、ADC4から出力された高感度画像信号が図示しないメモリに格納され、次に、低感度画素から低感度画像信号が読み出され、ADC4から出力された低感度画像信号が図示しないメモリに格納される。そして、これらのメモリから一画素単位に読み出された高感度画像信号と低感度画像信号とが静止画の画像処理部9に入力され、同一画素位置から出力された高感度画像信号と低感度画像信号とが合成パラメータkを用いて信号合成される。
図3は、本実施形態に係る信号合成の説明図である。図3の曲線GHは、高感度画像信号に対するガンマ特性であり、次のような特徴がある。入力露光量レベル(横軸)が飽和レベルIHm以上で、高感度画像信号(ガンマ特性GH)は飽和値Gm(普通は、8ビット精度で“255”の値となる。)で一定となる。このガンマ特性GHの傾きは、常に“0”または正であり、単調に増大する。そして、入力露光量レベルの増大と共に傾きは小さくなり、飽和レベルIHm付近で傾きは“0”となる。
傾きの変化は急峻でなく、滑らかに(連続的に)変化するように設定されている。ただし、0付近で雑音が目立つことを避けるためS字特性を持たせることがあり、その場合には、0付近の傾きは一時増加する。
図3の曲線GLは、低感度画像信号に対するガンマ特性であり、次のような特徴がある。入力露光量レベルが飽和レベルILmで低感度画像信号(ガンマ特性GL)は飽和値Gmとなる。このガンマ特性GLの傾きは、常に“0”または正であり、単調に増大する。そして、入射露光量レベルの増大と共に傾きは小さくなる。
ガンマ特性GLは、ガンマ特性GHのように飽和レベルILm付近で傾きを“0”とする必要は無いが、傾き“0”に選んでも良い。傾きの変化は急峻でなく、滑らかに(連続的に)変化するように設定されている。低感度画像信号は、飽和レベルILm以上で、飽和値Gmで一定となる。
本実施形態では、高感度画像信号と低感度画像信号とを、合成式〔GC=k・GH(SH)+(1−k)・GL(SL)〕により合成信号GCを得ている。図3にk倍した高感度画像信号GH((SH)は図示省略)と(1−k)倍した低感度画像信号GL((SL)は図示省略)と、合成信号GCとを図示する。この高感度画像信号と低感度画像信号との加重加算は、高感度画像信号に対するガンマ特性と低感度画像信号に対するガンマ特性とを加重加算したものと同じであり、合成パラメータkの値は、合成信号中の高感度画像信号の階調(ビット)割り当てに相当するものである。
即ち、合成パラメータkの値が“1”に近ければ、画像全体に対して、高感度画像信号が支配的となり、反対に、合成パラメータkの値が“0”に近い値になると、画像全体に対して低感度画像信号が支配的となる。k=1/2の場合は両者の中間であり、画像全体に対して高感度画像信号と低感度画像信号がバランスすることになる。
図4は、設定条件から外れた高感度画像信号(感度比が大きい場合)を示す図である。高感度画像信号に対するガンマ特性は、GHからG’Hに変化する。しかし、このガンマ特性が高感度画像信号の飽和レベルIHm付近で傾きが“0”となっているので、感度比が多少設定値から外れても、合成特性G’Cは滑らかに繋がり、ガンマ特性不連続に起因する不自然な画像は現れることがない。
図5は、空を被写体としたとき空が白飛びしない様に、周囲の画質は最適に近く、明るい部分だけもう少し解像感を向上したい例(空の色や雲)を示す図である。この例の場合、明るい部分を少し改善すれば良いので、例えば、k=0.75のように合成パラメータkの値を“1”に近い値に設定すれば良い。低レベルの周囲は高感度画像信号で十分階調が得られ、高レベル領域は階調は少ないが、解像できるようになり、全体として広いダイナミックレンジの良好な画像が得られる。
図6は、被写体画像中の暗い部分の黒潰れを改善する例を示す図である。黒潰れを改善したい場合には、例えばk=0.25のように小さい値に選ぶと良い。全体的な画質は、低感度画像信号の階調で保持され、暗い部分のみ、黒潰れが無くなる。また、逆光の人物や窓越しの景色等のように低レベル部分と高レベル部分も両方目一杯解像したい場合には、k=0.5に設定すると良い。
この様に、合成パラメータkの値を撮影シーンに応じて最適な値に設定することで、広いダイナミックレンジの被写体画像中に不自然な部分が入ることがなくなる。また、合成パラメータkの値を用いて画像合成を行うため、画像処理部の回路規模は小さくて済み、多種類のガンマ特性を用意する必要もなくなり、更に、短時間に画像合成が行われるため次のシャッタチャンスを逃すこともなくなる。
尚、上述した実施形態では、デジタルカメラの画像処理部9が高感度画像信号と低感度画像信号とを合成処理し合成後の静止画像データを出力する例を説明したが、高感度画像信号と低感度画像信号とをRAWデータとして記録メディアに格納しておき、パーソナルコンピュータ等でこれらのRAWデータを読み出して画像合成する場合にも本発明を適用可能である。
この場合、例えば、画像合成に使用する合成パラメータkの値はユーザが任意に選択可能であるが、そのときの撮影シーンに対してデジタルカメラが最適と判断した合成パラメータkの値を参考にできるように、デジタルカメラが最適と判断した合成パラメータkの値もRAWデータにタグ情報として付加しておくのがよい。
また、上述したデジタルカメラでは、合成パラメータkの値を露光条件決定部7が自動決定したが、ユーザが手操作で指定入力する機能をデジタルカメラに付加することでもよい。これにより、ユーザの好みに合わせた絵作りが可能となる。
〔第2実施形態〕
図7は、本発明の第2実施形態に係るデジタルカメラの画像処理部9の詳細構成図である。デジタルカメラ全体の構成は図1の第1実施形態と同じである。
図7は、本発明の第2実施形態に係るデジタルカメラの画像処理部9の詳細構成図である。デジタルカメラ全体の構成は図1の第1実施形態と同じである。
本実施形態では、低感度画像信号に対してホワイトバランス補正を行うホワイトバランス回路14の後段に、低感度画像信号のS/Nを向上させる加重加算回路21を挿入し、この加重加算回路21の出力をガンマ変換回路15に入力する構成としている点が第1実施形態と異なり、他の点は第1実施形態と同じである。
加重加算回路21には、ホワイトバランス回路11から出力される高感度画像信号とホワイトバランス回路14から出力される低感度画像信号と上述した感度比Rとが入力される。
第1実施形態では、低感度画像信号のうち信号レベルが低レベルの部分もそのまま合成信号として画像合成に使用される。しかし、低レベルの低感度画像信号は、S/Nが良くないので、合成画像の画質を劣化させる。そのため、本実施形態では、加重加算回路21を追加し、ホワイトバランス回路14から出力される低感度画像信号SLのうち、信号レベルが低い低感度画像信号SLを、S/Nの高い信号S’Lに置き換えている。この置き換えに使用する信号S’Lは、次式で示されるように、ホワイトバランス回路11から出力されるS/Nの高い高感度画像信号SHを用いて生成する。
S’L=SL (SH>SH2)
S’L=SH/R (SH<SH1)
S’L=α・SL+(1−α)・SH/R (その他の場合)
ここで、SH1,SH2は、それぞれ〔SH1<SH2<高感度画像信号のリニア飽和値〕を満たす高感度画像信号の所定リニア値であり、α=(SH−SH1)/(SH2−SH1)である。
S’L=SH/R (SH<SH1)
S’L=α・SL+(1−α)・SH/R (その他の場合)
ここで、SH1,SH2は、それぞれ〔SH1<SH2<高感度画像信号のリニア飽和値〕を満たす高感度画像信号の所定リニア値であり、α=(SH−SH1)/(SH2−SH1)である。
このように、高感度画像信号SHのリニア値が所定値SH1より低い信号レベルの領域で、前記合成式で用いるガンマ変換前の低感度画像信号を、高感度画像信号SHを感度比Rで除算した信号と低感度画像信号SLとの加重平均信号で置き換えることで、合成画像信号のうち低レベルのS/Nを改善することが可能となる。
〔第3実施形態〕
図8は、本発明の第3実施形態に係るデジタルカメラの画像処理部9の詳細構成図である。デジタルカメラ全体の構成は図1の第1実施形態,第2実施形態と同じである。
図8は、本発明の第3実施形態に係るデジタルカメラの画像処理部9の詳細構成図である。デジタルカメラ全体の構成は図1の第1実施形態,第2実施形態と同じである。
本実施形態では、第2実施形態の加重加算回路21がガンマ変換回路15の前段に設けられたのに対し、加重加算回路22をガンマ変換回路15の後段に設けた点が第2実施形態と異なり、他の点は第2実施形態と同じである。
第2実施形態では、低感度画像信号のS/N改善を低感度画像信号のリニア値に対して対策したのに対し、本実施形態では、ガンマ変換後の低感度画像信号に対して対策した点が異なる。この加重加算回路22には、ガンマ変換回路12から出力される高感度画像信号GH(SH)とガンマ変換回路15から出力される低感度画像信号GL(SL)と上述した感度比Rとが入力される。尚、以下、GH(SH),GL(SL)等の(SH),(SL)は省略してGH,GLのみとする。
即ち、本実施形態では、ガンマ変換回路15から出力される低感度画像信号GLのうち、信号レベルが低い低感度画像信号GLを、S/Nの高い高感度画像信号GHから生成した低感度画像信号G’Lに置き換えている。この置き換えに使用する信号G’Lは、次式で置き換えられる。
G’L=GL (GH>GH2)
G’L=GH/R’ (GH<GH1)
G’L=β・GL+(1−β)・GH/R’ (その他の場合)
ここで、GH1,GH2は、それぞれ〔GH1<GH2<ガンマ変換後の高感度画像信号の飽和値〕を満たす所定値であり、β=(GH−GH1)/(GH2−GH1)である。また、R’は、高感度画像信号を低感度画像信号に換算するための感度比であり、感度比Rをガンマ変換した後の感度比である。感度比R’は、1≦R’≦Rの間の定数となる。
G’L=GH/R’ (GH<GH1)
G’L=β・GL+(1−β)・GH/R’ (その他の場合)
ここで、GH1,GH2は、それぞれ〔GH1<GH2<ガンマ変換後の高感度画像信号の飽和値〕を満たす所定値であり、β=(GH−GH1)/(GH2−GH1)である。また、R’は、高感度画像信号を低感度画像信号に換算するための感度比であり、感度比Rをガンマ変換した後の感度比である。感度比R’は、1≦R’≦Rの間の定数となる。
このように、高感度画像信号GHの値が所定値GH1より低い信号レベルの領域で、前記合成式で用いるガンマ変換後の低感度画像信号GLを、高感度画像信号GHを感度比R’で除算した信号と低感度画像信号GLとの加重平均信号で置き換えることで、合成画像信号のうち低レベルのS/Nを改善することが可能となる。
上述した各実施形態では、カラー画像を撮像するデジタルカメラを例に説明したが、当然のことながら、本発明は白黒画像を撮像するデジタルカメラにも適用可能である。また、上述した各実施形態では、高感度画像信号をガンマ変換するガンマ特性と、低感度画像信号をガンマ変換するガンマ特性を異なるガンマ特性としたが、これらを同一のガンマ特性とすることでも本発明を実施可能である。この場合、ガンマ特性のテーブルに必要なメモリ容量が削減される。
尚、上述した第2実施形態と第3実施形態では、加重加算回路21,22をデジタルカメラに内蔵したが、これら加重加算回路が行う信号処理は、高感度画像信号と低感度画像信号のRAWデータに対してパーソナルコンピュータ上で実施できることはいうまでもない。
本発明は、高感度画像信号と低感度画像信号とを合成して広いダイナミックレンジの被写体画像を生成するとき不自然な画像部分が生じることないため、デジタルカメラや画像合成方法、固体撮像装置として有用である。
1 光学系
3 固体撮像素子
4 アナログデジタル変換回路(ADC)
5 システム制御部
7 露光条件決定部
9 静止画の画像処理部
11,14 ホワイトバランス回路
12,15 ガンマ変換回路
13 画像合成用の加重加算回路
16 信号処理部
17,18 乗算回路
19 加算回路
21,22 S/N改善用の加重加算回路
3 固体撮像素子
4 アナログデジタル変換回路(ADC)
5 システム制御部
7 露光条件決定部
9 静止画の画像処理部
11,14 ホワイトバランス回路
12,15 ガンマ変換回路
13 画像合成用の加重加算回路
16 信号処理部
17,18 乗算回路
19 加算回路
21,22 S/N改善用の加重加算回路
Claims (10)
- 被写体を撮像した固体撮像素子から出力される高感度画像信号と低感度画像信号とを合成して前記被写体の画像信号を生成する画像合成方法において、前記固体撮像素子の同一画素位置から出力された前記高感度画像信号及び前記低感度画像信号を夫々非線形変換した後に入射光レベルの全範囲で加重加算して前記被写体の画像信号を合成することを特徴とする画像合成方法。
- 前記高感度画像信号SHを非線形変換した後の信号をGH(SH)とし、前記低感度画像信号SLを非線形変換した後の信号をGL(SL)とし、前記合成した画像信号をGCとしたとき、前記加重加算は
GC=k・GH(SH)+(1−k)・GL(SL)
ここで、合成パラメータkは0≦k≦1の値
の合成式で行うことを特徴とする請求項1に記載の画像合成方法。 - 前記合成パラメータkの値は、前記固体撮像素子の各画素から出力される前記高感度画像信号のヒストグラムと前記低感度画像信号のヒストグラムの各形状により決定することを特徴とする請求項2に記載の画像合成方法。
- 前記合成パラメータkの値は、前記高感度画像信号と前記低感度画像信号との感度比により決定することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の画像合成方法。
- 前記高感度画像信号のリニア値が所定レベルより低い信号レベルの領域で、前記合成式で用いる非線形変換後の低感度画像信号または非線形変換前の低感度画像信号を、高感度画像信号/低感度画像信号=感度比としたとき〔高感度画像信号/感度比〕の信号と低感度画像信号とを加重平均した信号で置き換えることを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の画像合成方法。
- 前記非線形変換は単調増大関数且つ二次微分値の変化すなわち傾きの変化が常に正または零の単調減少関数となるガンマ変換であり、前記高感度画像信号に施すガンマ変換特性と前記低感度画像信号に施すガンマ変換特性とが異なることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の画像合成方法。
- 被写体を撮像し高感度画像信号と低感度画像信号とを出力する固体撮像素子と、該固体撮像素子の同一画素位置から出力された前記高感度画像信号及び前記低感度画像信号を夫々非線形変換した後に入射光レベルの全範囲で加重加算して前記被写体の画像信号を合成し合成後の画像信号を出力する信号処理手段とを備えることを特徴とする固体撮像装置。
- 前記信号処理手段は、請求項2乃至請求項6のいずれかに記載の画像合成方法で画像信号を合成することを特徴とする請求項7に記載の固体撮像装置。
- 被写体を撮像し高感度画像信号と低感度画像信号とを出力する固体撮像素子と、前記被写体の光学像を前記固体撮像素子に結像させる光学手段と、前記固体撮像素子の同一画素位置から出力された前記高感度画像信号及び前記低感度画像信号を夫々非線形変換した後に入射光レベルの全範囲で加重加算して前記被写体の画像信号を合成し合成後の画像信号を出力する信号処理手段とを備えることを特徴とするデジタルカメラ。
- 前記信号処理手段は、請求項2乃至請求項6のいずれかに記載の画像合成方法で画像信号を合成することを特徴とする請求項9に記載のデジタルカメラ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003283964A JP2005051695A (ja) | 2003-07-31 | 2003-07-31 | 画像合成方法及び固体撮像装置並びにデジタルカメラ |
US10/890,255 US7649554B2 (en) | 2003-07-31 | 2004-07-14 | Method, imaging device and camera for producing composite image from merged image signals |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003283964A JP2005051695A (ja) | 2003-07-31 | 2003-07-31 | 画像合成方法及び固体撮像装置並びにデジタルカメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005051695A true JP2005051695A (ja) | 2005-02-24 |
Family
ID=34190853
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003283964A Pending JP2005051695A (ja) | 2003-07-31 | 2003-07-31 | 画像合成方法及び固体撮像装置並びにデジタルカメラ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7649554B2 (ja) |
JP (1) | JP2005051695A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006313965A (ja) * | 2005-05-06 | 2006-11-16 | Casio Comput Co Ltd | 撮影装置、撮影画像処理方法及びプログラム |
JP2007036714A (ja) * | 2005-07-27 | 2007-02-08 | Hitachi Ltd | 撮像装置 |
US8106981B2 (en) | 2007-05-30 | 2012-01-31 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Image photographing apparatus and method using different intensity sensors |
JP2013016906A (ja) * | 2011-06-30 | 2013-01-24 | Nikon Corp | 撮像装置 |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4500574B2 (ja) * | 2004-03-30 | 2010-07-14 | 富士フイルム株式会社 | 広ダイナミックレンジカラー固体撮像装置及びこの固体撮像装置を搭載したデジタルカメラ |
EP1814315B1 (en) * | 2004-10-26 | 2017-12-20 | Nikon Corporation | Digital camera and image combination device |
US7612813B2 (en) * | 2006-02-03 | 2009-11-03 | Aptina Imaging Corporation | Auto exposure for digital imagers |
JP4994825B2 (ja) * | 2006-12-22 | 2012-08-08 | キヤノン株式会社 | 撮像装置及びその制御方法及びプログラム及び記憶媒体 |
JP5279636B2 (ja) * | 2009-06-30 | 2013-09-04 | キヤノン株式会社 | 撮像装置 |
JP6418785B2 (ja) * | 2014-05-21 | 2018-11-07 | キヤノン株式会社 | 撮像素子、その制御方法、および制御プログラム、並びに信号処理装置 |
US9894284B2 (en) * | 2014-07-18 | 2018-02-13 | Sony Semiconductor Solutions Corporation | Imaging control device, imaging apparatus, and imaging control method |
US10313605B2 (en) * | 2016-06-15 | 2019-06-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus and control method thereof for generating high dynamic range image data |
JP6786273B2 (ja) | 2016-06-24 | 2020-11-18 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム |
JP2018166242A (ja) | 2017-03-28 | 2018-10-25 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法、および電子機器 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0831988B2 (ja) | 1983-05-16 | 1996-03-27 | 富士写真フイルム株式会社 | 固体撮像デバイス |
JP2938123B2 (ja) * | 1990-03-30 | 1999-08-23 | 株式会社東芝 | 多機能デジタルカメラ |
JP3074967B2 (ja) | 1992-10-27 | 2000-08-07 | 松下電器産業株式会社 | 高ダイナミックレンジ撮像・合成方法及び高ダイナミックレンジ撮像装置 |
JP4018820B2 (ja) * | 1998-10-12 | 2007-12-05 | 富士フイルム株式会社 | 固体撮像装置および信号読出し方法 |
KR100363826B1 (ko) * | 1999-06-07 | 2002-12-06 | 히다치덴시 가부시키가이샤 | 넓은 다이내믹레인지의 영상신호를 생성하는텔레비젼신호처리장치와 그 신호처리장치를 가지는텔레비젼카메라 및 텔레비젼신호처리방법 |
US7088390B2 (en) * | 2000-06-19 | 2006-08-08 | Olympus Optical Co., Ltd. | Imaging apparatus in which exposure control is performed to suppress changes in sensitivity due to changes in gradation mode |
JP3982987B2 (ja) | 2000-10-18 | 2007-09-26 | 株式会社日立製作所 | 撮像装置 |
JP3949903B2 (ja) * | 2001-04-09 | 2007-07-25 | 東芝エルエスアイシステムサポート株式会社 | 撮像装置及び撮像信号処理方法 |
JP2005072965A (ja) * | 2003-08-25 | 2005-03-17 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像合成方法及び固体撮像装置並びにデジタルカメラ |
-
2003
- 2003-07-31 JP JP2003283964A patent/JP2005051695A/ja active Pending
-
2004
- 2004-07-14 US US10/890,255 patent/US7649554B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006313965A (ja) * | 2005-05-06 | 2006-11-16 | Casio Comput Co Ltd | 撮影装置、撮影画像処理方法及びプログラム |
JP4595660B2 (ja) * | 2005-05-06 | 2010-12-08 | カシオ計算機株式会社 | 撮影装置、撮影画像処理方法及びプログラム |
JP2007036714A (ja) * | 2005-07-27 | 2007-02-08 | Hitachi Ltd | 撮像装置 |
US8106981B2 (en) | 2007-05-30 | 2012-01-31 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Image photographing apparatus and method using different intensity sensors |
JP2013016906A (ja) * | 2011-06-30 | 2013-01-24 | Nikon Corp | 撮像装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US7649554B2 (en) | 2010-01-19 |
US20050041138A1 (en) | 2005-02-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8154619B2 (en) | Imaging apparatus, imaging processing method, and imaging control program | |
KR100809181B1 (ko) | 광도 보정 기능을 지닌 촬상장치 및 상 광도의 보정방법 | |
JP4742359B2 (ja) | 動画撮像装置及びそのプログラム | |
JP5347707B2 (ja) | 撮像装置および撮像方法 | |
US6882754B2 (en) | Image signal processor with adaptive noise reduction and an image signal processing method therefor | |
US20130278799A1 (en) | Visual processing apparatus and visual processing method | |
JP5123137B2 (ja) | 撮像装置および撮像方法 | |
US7453496B2 (en) | Wide dynamic range digital image composition | |
JP2015136087A (ja) | 撮像装置および撮像方法 | |
JP3999321B2 (ja) | 電子カメラ | |
JP2005051695A (ja) | 画像合成方法及び固体撮像装置並びにデジタルカメラ | |
JP2002084449A (ja) | 固体撮像素子を用いた撮像装置 | |
JP2003158669A (ja) | 撮像装置 | |
JP5277863B2 (ja) | 撮像装置および撮像方法 | |
JP2000224487A (ja) | 撮像装置および撮像方法 | |
JP5091781B2 (ja) | 撮像装置および撮像方法 | |
JP2002223386A (ja) | 撮影装置 | |
JP5310331B2 (ja) | 撮像装置および撮像方法 | |
KR101408359B1 (ko) | 촬상장치 및 촬상방법 | |
JP2004128558A (ja) | 撮像装置 | |
JP2003158670A (ja) | 電子カメラおよび信号処理方法 | |
JP5169540B2 (ja) | 撮像装置および撮像方法 | |
JP4787403B2 (ja) | 自動露出装置及び方法 | |
JP5145876B2 (ja) | 撮像装置および撮像方法 | |
JP4188114B2 (ja) | シェーディング補正回路 |