JP2005050555A - 貫通体の固定構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】取付パネルの底面や側面など仮固定が困難な部位へも容易に片手で装着でき、簡単に脱落することなく仮固定できる貫通体の固定構造を提供する。
【解決手段】筐体の壁面パネル1に回転防止部2aを有したDカット型の取付孔2を設け、これと同じ断面をもつネジ部3をフランジ部6の片側面に設けて挿通してナット8の締結により固定し、他方側面にコネクタ部7を突設した貫通体の固定構造であって、ネジ部3の先端に延在して回転防止部2aを有した取付孔2内に挿通するクリアランス幅及び回転可能な小径を有した回転用退壁溝4と、この回転用退壁溝4を介した先端にネジ部3と同じ断面形状を有して回転防止部3a、5aをお互い異なる角度に回転させて配置した挿入部5とを一体に備え、取付孔2に挿入部5を差込んでネジ部3が当接する回転用退壁溝4の位置で回転させることで挿入部5とネジ部3との間に壁面パネル1が係止されて仮止め可能に設ける。
【選択図】 図1
【解決手段】筐体の壁面パネル1に回転防止部2aを有したDカット型の取付孔2を設け、これと同じ断面をもつネジ部3をフランジ部6の片側面に設けて挿通してナット8の締結により固定し、他方側面にコネクタ部7を突設した貫通体の固定構造であって、ネジ部3の先端に延在して回転防止部2aを有した取付孔2内に挿通するクリアランス幅及び回転可能な小径を有した回転用退壁溝4と、この回転用退壁溝4を介した先端にネジ部3と同じ断面形状を有して回転防止部3a、5aをお互い異なる角度に回転させて配置した挿入部5とを一体に備え、取付孔2に挿入部5を差込んでネジ部3が当接する回転用退壁溝4の位置で回転させることで挿入部5とネジ部3との間に壁面パネル1が係止されて仮止め可能に設ける。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は貫通体の固定構造に係り、より詳細には、例えば、基地局に設置する通信機器、またはその他業務用或いは民生用の電子/電気機器などの筐体に、ケーブルなどを嵌入させるために筐体の壁面パネルに取付けるコネクタ、ターミナル、プラグなどの貫通体の固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特開2003−66279号公報(第4頁、第2図)
【0003】
従来、例えば、基地局に設置する通信機器、またはその他業務用或いは民生用の電子/電気機器などの筐体にケーブルなどを着脱可能にするためにコネクタ、ターミナル、プラグなどの貫通体を筐体の壁面パネルに、回転防止部を有した取付孔を設けて一定の方向に位置決めして取付ける構造(例えば、特許文献1参照)がよく知られている。図6は、このような回転防止部をコネクタに採用した従来の貫通体の固定構造の一実施形態を示す構成図である。
【0004】
図6に示すように、従来の貫通体の固定構造の一実施形態は、筐体の外装を形成する壁面パネル11に1箇所の回転防止部12aを有して開口したDカット型の取付孔12を設け、この取付孔12と同じDカット型の断面をもつネジ部13をフランジ部16の端面まで挿通して先端にナット18を締結して固定するように設けている。ここで、フランジ部18は、取付孔12に係合して挿通しない大きさで円盤状に形成し、この片側面に取付孔12内に挿通してナット18で締結して固定するネジ部13と、他方側面に壁面パネル11(筐体)の表面に突設してケーブルなど(図示せず)を電気的に着脱可能にするコネクタ部(嵌合部)17とを一体に設けている。
【0005】
そして、この従来の貫通体の固定構造の一実施形態を用いて壁面パネル11に取付ける場合、図6に示したように、筐体の外側(図6の下側)から壁面パネル11に設けた取付孔12にネジ部13を差込み、内側(図6の上側)からナット18を締結することで固定する。この際、取付孔12とネジ部13とは、回転防止部12a、13aを有したDカット型に形成しているため、ナット18を締結する際にネジ部13が同時に回転することなく、容易にコネクタ部17の方向を所望の方向に位置決めして固定することができる。
【0006】
このように従来の貫通体の固定構造は、筐体の壁面パネル11に回転防止部12aを有した取付孔12(図6ではDカット型の取付孔)を設け、この取付孔12に同じ断面形状をもつネジ部13を挿通してナット16を締結して固定するため、ナット18の締結時にネジ部13が同時に回転することを防止し、且つ、容易に装着方向を所望の方向に位置決めして固定していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の貫通体の固定構造では、図6に示したように、作業者(図示せず)が片手でネジ部13を取付孔12に挿通した状態を維持し、他方の手で内側からナット18を締結する必要があるため、両手の届かないような部分への取付けには、別途冶具等を準備する必要があった。
また、従来の貫通体の固定構造では、特に、大型の筐体底面に壁面パネル11の取付孔12を設けた場合、2人がかりでこの底面の取付孔12にネジ部13を挿通した状態を維持するか、冶具等で仮固定する必要が避けられない状況であった。
本発明はこのような課題を解決し、両手の届かない部分への取付けでも容易に片手で装着でき、簡単に脱落することなく仮固定できる貫通体の固定構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は上述の課題を解決するために、板状のパネルに少なくとも1箇所以上の回転防止部を有する取付孔を設け、該取付孔に挿通して固定される、フランジ部を有する貫通体の固定構造であって、貫通体は、一部に平面部が延在し断面が取付孔に略等しい挿入部と、一部に平面部が延在し断面が取付孔に略等しいネジ部と、板状のパネルに設けられた取付孔の回転防止部が通過可能な構造とした回転用退壁溝とを有し、挿入部に延在する平面部の位置とネジ部に延在する平面部の位置とは、貫通体の貫通面の中心に対し角度をもって設けられ、取付孔に挿入して固定する。
【0009】
ここで、取付孔と、挿入部の断面と、ネジ部の断面はそれぞれ略D型または略I型であることが好ましい。また、挿入部はネジ部の先端近傍に設けられ、貫通体の貫通面の中心に対し、挿入部に延在する平面部の位置とネジ部に延在する平面部の位置とがなす角度は略90度であることが好ましい。また、貫通体は、取付孔に挿通し、ネジ部にナットを締結して固定することが好ましい。
【0010】
また、本発明は上述の課題を解決するため、板状のパネルに少なくとも1箇所以上の回転防止部を有する取付孔を設け、該取付孔に挿通して固定される、フランジ部を有する貫通体であって、取付孔と略同じ形状の断面を有し一部に平面部が延在する挿入部と、取付孔と略同じ形状の断面を有し一部に平面部が延在するネジ部と、板状のパネルに設けられた取付孔の回転防止部が通過可能とした回転用退壁溝とを有し、挿入部に延在する平面部の位置とネジ部に延在する平面部の位置とは、貫通体の貫通面の中心に対し角度をもって設ける。
【0011】
ここで、挿入部の断面と、ネジ部の断面とはそれぞれ略D型または略I型であることが好ましい。また、挿入部はネジ部の先端近傍に設けられ、貫通体の貫通面の中心に対し、挿入部に延在する平面部の位置とネジ部に延在する平面部の位置とがなす角度は略90度であることが好ましい。また、貫通体は、取付孔に挿通し、ネジ部にナットを締結して固定することが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に、添付図面を参照して本発明による貫通体の固定構造の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明による貫通体の固定構造の一実施形態を示す構成図である。また、図2は、図1に示したA方向から見た状態を示す図である。また、図3は、図2に示した貫通体の固定構造の詳細な形状を示す断面図であり、図3(a)は図2に示したB−B線の断面を、図3(b)は図2に示したC−C線の断面を、図3(c)は図2に示したD−D線の断面を各々示している。この面は、貫通体の貫通面を示している。また、図4は、図1に示した貫通体の固定構造の仮止め動作を示す図であり、図4(a)は仮止め前の状態を、図4(b)は仮止め途中の状態を、図4(c)は仮止め後の状態を各々示している。また、図5は、図1に示した貫通体の固定構造の固定動作を示す図であり、図5(a)は固定前の状態を、図5(b)は固定途中の状態を、図5(c)は固定後の状態を各々示している。
【0013】
図1に示すように、本発明による貫通体の固定構造の一実施形態は、図6に示した従来技術と同様に、基地局に設置する通信機器、またはその他業務用或いは民生用の電子/電気機器などの筐体にケーブルなど(図示せず)を着脱可能にするコネクタに採用したものであり、この筐体の外装を形成する壁面パネル1に1箇所の回転防止部2aを有して開口するDカット型の取付孔2を設け、この取付孔2と同じDカット型の断面をもつネジ部3を設け、フランジ部6の端面まで挿通して先端にナット8を締結して固定する。また、フランジ部6は、取付孔2に挿通しない大きさで円盤状に形成し、片側面に取付孔2内に挿通してナット8を締結して固定するネジ部3と、他方側に壁面パネル1(筐体)の表面に突出してケーブルなど(図示せず)を着脱可能にするコネクタ部(嵌合部)7とを一体に設けている。このフランジ部6には、図2及び図3に示すように、ネジ部3下端の周囲に溝6aを設け、例えば、屋外用の防水通信機器の筐体に用いる場合に、ゴムなどのパッキン部材(図示せず)を溝6aに取付けて壁面パネル1との間に介在することで防水用に形成することも可能である。また、取付孔2とネジ部3とは、図1に示したように、回転防止部2a、3aを1箇所設けたDカット型に形成した実施例を説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、平行に2箇所の回転防止部を設けたIカット型などの回転防止形状に形成することも可能である。
【0014】
ここで、図1に示したネジ部3は、図6に示した従来技術とは異なり、取付孔2に挿入する先端に延在して壁面パネル1に開口する回転防止部2aを有した取付孔2内に挿通する挿入部5と、回転防止部2aが通過可能な回転用退壁溝4と、この回転用退壁溝4の先端にネジ部3と同じDカット型の断面形状を有して回転防止部3a、5aをお互い異なる位置に回転させて配置した挿入部5とを一体に備えている。このネジ部3と挿入部5とは、図3(a)及び図3(c)に示すように、回転防止部3a、5aをお互いにほぼ90度の角度(異なる角度)に回転させた位置に配置している。また、それら2つの間には、図3(b)に示すように、小径の回転用退壁溝4が介在し、壁面パネル(板金、薄板)1の板厚が嵌入して回転するクリアランス幅E(図2参照)の長さに延在している。尚、図3(b)に示した回転用退壁溝4の断面では、この断面直径がDカット型の取付孔2(図1参照)内で回転可能な最小半径となるように形成している。
【0015】
従って、本実施の形態では、取付孔2に挿入部5を少し差込んでネジ部3が当接する回転用退壁部4の位置で回転させることで、この挿入部5とネジ部3との間に壁面パネル1が係止されて仮止め可能な構造(図4参照)に形成している。即ち、本実施の形態では、図1に示したように、取付孔2に挿入するDカットを回転防止及び脱落防止のために各々2箇所設け、このうち回転防止用のDカットをネジ部3に1箇所、及び脱落防止用のDカットを挿入部5に1箇所、合計2箇所を有するものである。上記構造のように、挿入部5をネジ部3の先端近傍に設けることで、壁面パネル1に仮固定部5を少し挿入した後、回転させて係止することで、仮止めすることができ取付けの作業性を改善し、特に、大形筐体の底面側に複数用いる場合には作業性が大幅に改善される。
【0016】
次に、図4及び図5を参照して、本発明による貫通体の固定構造の一実施形態を用いて貫通体を壁面パネル1に取付ける動作を詳細に説明する。まず、図4(a)に示すように、挿入部5に取付けた配線9を壁面パネル1の取付孔2に挿通し、この挿通した配線9に予めナット8を通しておく。その後、壁面パネル1のDカット型の取付孔2に、同じDカット型の断面をもつ挿入部5を、図4(b)に示すように、お互いの形状が合うように調整して嵌入する。この時、取付孔2は、挿入部5を完全に挿通した後、この挿入部5aの回転防止部5のネジ部3先端に接する部位に当接して引っ掛かって停止する。この状態で壁面パネル1の取付孔2は、小径の回転用退壁溝4に位置しており、この回転用退壁溝4の位置で挿入部5及びネジ部3を回転させることが可能になる。そして、取付孔2内で回転用退壁溝4に沿って挿入部5及びネジ部3を徐々に回転(90度以下の角度に回転)させると、図4(c)に示すように、ネジ部3と挿入部5との間に壁面パネル1の取付孔2が引っ掛かり脱落不可能な状態に仮固定される。
【0017】
一方、図4に示したように仮固定した後、ナット8により壁面パネル1に完全に固定する場合、まず、図5(a)に示すように、仮固定した取付孔2の回転用退壁溝4とともにネジ部3を徐々に回転(90度の角度に回転)させる。これにより壁面パネル1のDカット型の取付孔2と、同じDカット型の断面をもつネジ部3との形状が合致し、図5(b)に示すように、ネジ部3が取付孔2に嵌入して壁面パネル1にフランジ部6が係合する位置まで挿通する。その後、取付孔2に挿入されて引き込んだネジ部3に、図5(c)に示すように、ナット8を締め付けることで壁面パネル1に完全に固定することができる。
【0018】
このように本発明による貫通体の固定構造の一実施形態によると、図4に示したように、取付孔2に挿入部5を挿入して回転させることで容易に仮固定することができ、別途冶具等を準備する必要がなくなる。
また、本発明による貫通体の固定構造の一実施形態によると、前述したように壁面パネル1の取付孔2に一旦、仮固定できる構造のため、大型の筐体底面に壁面パネル1の取付孔2を設けた場合でも簡単に下方に脱落せず、挿通した状態で保持する必要もなく、1人で冶具等を用いず簡単に取付けることができ作業性が大幅に改善される。
【0019】
以上、本発明による貫通体の固定構造の実施の形態を詳細に説明したが、本発明は前述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、ネジ部にナットを締結した実施例を詳細に説明したが、これに限定されるものではなく、ネジ部にナットを締結する際にワッシャ及び座金を更に介在させて締結することも可能である。
また、コネクタに採用した本発明による貫通体の固定構造の実施形態を詳細に説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、ターミナル、プラグなどの接続体にも適用可能である。
【0020】
【発明の効果】
このように本発明による貫通体の固定構造によれば、コネクタ等の貫通体を取付孔に容易に仮固定することができ、別途冶具等を準備する必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による貫通体の固定構造の一実施形態を示す構成図。
【図2】図1に示したA方向から見た状態を示す図。
【図3】図2に示した貫通体の固定構造の詳細な形状を示す断面図。
【図4】図1に示した貫通体の固定構造の仮止め動作を示す図。
【図5】図1に示した貫通体の固定構造の固定動作を示す図。
【図6】従来の貫通体の固定構造の一実施形態を示す構成図。
【符号の説明】
1 壁面パネル
2 取付穴
2a 回転防止部
3 ネジ部
3a 回転防止部
4 回転用退壁溝
5 挿入部
5a 回転防止部
6 フランジ部
7 コネクタ部
8 ナット
9 配線
【発明の属する技術分野】
本発明は貫通体の固定構造に係り、より詳細には、例えば、基地局に設置する通信機器、またはその他業務用或いは民生用の電子/電気機器などの筐体に、ケーブルなどを嵌入させるために筐体の壁面パネルに取付けるコネクタ、ターミナル、プラグなどの貫通体の固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特開2003−66279号公報(第4頁、第2図)
【0003】
従来、例えば、基地局に設置する通信機器、またはその他業務用或いは民生用の電子/電気機器などの筐体にケーブルなどを着脱可能にするためにコネクタ、ターミナル、プラグなどの貫通体を筐体の壁面パネルに、回転防止部を有した取付孔を設けて一定の方向に位置決めして取付ける構造(例えば、特許文献1参照)がよく知られている。図6は、このような回転防止部をコネクタに採用した従来の貫通体の固定構造の一実施形態を示す構成図である。
【0004】
図6に示すように、従来の貫通体の固定構造の一実施形態は、筐体の外装を形成する壁面パネル11に1箇所の回転防止部12aを有して開口したDカット型の取付孔12を設け、この取付孔12と同じDカット型の断面をもつネジ部13をフランジ部16の端面まで挿通して先端にナット18を締結して固定するように設けている。ここで、フランジ部18は、取付孔12に係合して挿通しない大きさで円盤状に形成し、この片側面に取付孔12内に挿通してナット18で締結して固定するネジ部13と、他方側面に壁面パネル11(筐体)の表面に突設してケーブルなど(図示せず)を電気的に着脱可能にするコネクタ部(嵌合部)17とを一体に設けている。
【0005】
そして、この従来の貫通体の固定構造の一実施形態を用いて壁面パネル11に取付ける場合、図6に示したように、筐体の外側(図6の下側)から壁面パネル11に設けた取付孔12にネジ部13を差込み、内側(図6の上側)からナット18を締結することで固定する。この際、取付孔12とネジ部13とは、回転防止部12a、13aを有したDカット型に形成しているため、ナット18を締結する際にネジ部13が同時に回転することなく、容易にコネクタ部17の方向を所望の方向に位置決めして固定することができる。
【0006】
このように従来の貫通体の固定構造は、筐体の壁面パネル11に回転防止部12aを有した取付孔12(図6ではDカット型の取付孔)を設け、この取付孔12に同じ断面形状をもつネジ部13を挿通してナット16を締結して固定するため、ナット18の締結時にネジ部13が同時に回転することを防止し、且つ、容易に装着方向を所望の方向に位置決めして固定していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の貫通体の固定構造では、図6に示したように、作業者(図示せず)が片手でネジ部13を取付孔12に挿通した状態を維持し、他方の手で内側からナット18を締結する必要があるため、両手の届かないような部分への取付けには、別途冶具等を準備する必要があった。
また、従来の貫通体の固定構造では、特に、大型の筐体底面に壁面パネル11の取付孔12を設けた場合、2人がかりでこの底面の取付孔12にネジ部13を挿通した状態を維持するか、冶具等で仮固定する必要が避けられない状況であった。
本発明はこのような課題を解決し、両手の届かない部分への取付けでも容易に片手で装着でき、簡単に脱落することなく仮固定できる貫通体の固定構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は上述の課題を解決するために、板状のパネルに少なくとも1箇所以上の回転防止部を有する取付孔を設け、該取付孔に挿通して固定される、フランジ部を有する貫通体の固定構造であって、貫通体は、一部に平面部が延在し断面が取付孔に略等しい挿入部と、一部に平面部が延在し断面が取付孔に略等しいネジ部と、板状のパネルに設けられた取付孔の回転防止部が通過可能な構造とした回転用退壁溝とを有し、挿入部に延在する平面部の位置とネジ部に延在する平面部の位置とは、貫通体の貫通面の中心に対し角度をもって設けられ、取付孔に挿入して固定する。
【0009】
ここで、取付孔と、挿入部の断面と、ネジ部の断面はそれぞれ略D型または略I型であることが好ましい。また、挿入部はネジ部の先端近傍に設けられ、貫通体の貫通面の中心に対し、挿入部に延在する平面部の位置とネジ部に延在する平面部の位置とがなす角度は略90度であることが好ましい。また、貫通体は、取付孔に挿通し、ネジ部にナットを締結して固定することが好ましい。
【0010】
また、本発明は上述の課題を解決するため、板状のパネルに少なくとも1箇所以上の回転防止部を有する取付孔を設け、該取付孔に挿通して固定される、フランジ部を有する貫通体であって、取付孔と略同じ形状の断面を有し一部に平面部が延在する挿入部と、取付孔と略同じ形状の断面を有し一部に平面部が延在するネジ部と、板状のパネルに設けられた取付孔の回転防止部が通過可能とした回転用退壁溝とを有し、挿入部に延在する平面部の位置とネジ部に延在する平面部の位置とは、貫通体の貫通面の中心に対し角度をもって設ける。
【0011】
ここで、挿入部の断面と、ネジ部の断面とはそれぞれ略D型または略I型であることが好ましい。また、挿入部はネジ部の先端近傍に設けられ、貫通体の貫通面の中心に対し、挿入部に延在する平面部の位置とネジ部に延在する平面部の位置とがなす角度は略90度であることが好ましい。また、貫通体は、取付孔に挿通し、ネジ部にナットを締結して固定することが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に、添付図面を参照して本発明による貫通体の固定構造の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明による貫通体の固定構造の一実施形態を示す構成図である。また、図2は、図1に示したA方向から見た状態を示す図である。また、図3は、図2に示した貫通体の固定構造の詳細な形状を示す断面図であり、図3(a)は図2に示したB−B線の断面を、図3(b)は図2に示したC−C線の断面を、図3(c)は図2に示したD−D線の断面を各々示している。この面は、貫通体の貫通面を示している。また、図4は、図1に示した貫通体の固定構造の仮止め動作を示す図であり、図4(a)は仮止め前の状態を、図4(b)は仮止め途中の状態を、図4(c)は仮止め後の状態を各々示している。また、図5は、図1に示した貫通体の固定構造の固定動作を示す図であり、図5(a)は固定前の状態を、図5(b)は固定途中の状態を、図5(c)は固定後の状態を各々示している。
【0013】
図1に示すように、本発明による貫通体の固定構造の一実施形態は、図6に示した従来技術と同様に、基地局に設置する通信機器、またはその他業務用或いは民生用の電子/電気機器などの筐体にケーブルなど(図示せず)を着脱可能にするコネクタに採用したものであり、この筐体の外装を形成する壁面パネル1に1箇所の回転防止部2aを有して開口するDカット型の取付孔2を設け、この取付孔2と同じDカット型の断面をもつネジ部3を設け、フランジ部6の端面まで挿通して先端にナット8を締結して固定する。また、フランジ部6は、取付孔2に挿通しない大きさで円盤状に形成し、片側面に取付孔2内に挿通してナット8を締結して固定するネジ部3と、他方側に壁面パネル1(筐体)の表面に突出してケーブルなど(図示せず)を着脱可能にするコネクタ部(嵌合部)7とを一体に設けている。このフランジ部6には、図2及び図3に示すように、ネジ部3下端の周囲に溝6aを設け、例えば、屋外用の防水通信機器の筐体に用いる場合に、ゴムなどのパッキン部材(図示せず)を溝6aに取付けて壁面パネル1との間に介在することで防水用に形成することも可能である。また、取付孔2とネジ部3とは、図1に示したように、回転防止部2a、3aを1箇所設けたDカット型に形成した実施例を説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、平行に2箇所の回転防止部を設けたIカット型などの回転防止形状に形成することも可能である。
【0014】
ここで、図1に示したネジ部3は、図6に示した従来技術とは異なり、取付孔2に挿入する先端に延在して壁面パネル1に開口する回転防止部2aを有した取付孔2内に挿通する挿入部5と、回転防止部2aが通過可能な回転用退壁溝4と、この回転用退壁溝4の先端にネジ部3と同じDカット型の断面形状を有して回転防止部3a、5aをお互い異なる位置に回転させて配置した挿入部5とを一体に備えている。このネジ部3と挿入部5とは、図3(a)及び図3(c)に示すように、回転防止部3a、5aをお互いにほぼ90度の角度(異なる角度)に回転させた位置に配置している。また、それら2つの間には、図3(b)に示すように、小径の回転用退壁溝4が介在し、壁面パネル(板金、薄板)1の板厚が嵌入して回転するクリアランス幅E(図2参照)の長さに延在している。尚、図3(b)に示した回転用退壁溝4の断面では、この断面直径がDカット型の取付孔2(図1参照)内で回転可能な最小半径となるように形成している。
【0015】
従って、本実施の形態では、取付孔2に挿入部5を少し差込んでネジ部3が当接する回転用退壁部4の位置で回転させることで、この挿入部5とネジ部3との間に壁面パネル1が係止されて仮止め可能な構造(図4参照)に形成している。即ち、本実施の形態では、図1に示したように、取付孔2に挿入するDカットを回転防止及び脱落防止のために各々2箇所設け、このうち回転防止用のDカットをネジ部3に1箇所、及び脱落防止用のDカットを挿入部5に1箇所、合計2箇所を有するものである。上記構造のように、挿入部5をネジ部3の先端近傍に設けることで、壁面パネル1に仮固定部5を少し挿入した後、回転させて係止することで、仮止めすることができ取付けの作業性を改善し、特に、大形筐体の底面側に複数用いる場合には作業性が大幅に改善される。
【0016】
次に、図4及び図5を参照して、本発明による貫通体の固定構造の一実施形態を用いて貫通体を壁面パネル1に取付ける動作を詳細に説明する。まず、図4(a)に示すように、挿入部5に取付けた配線9を壁面パネル1の取付孔2に挿通し、この挿通した配線9に予めナット8を通しておく。その後、壁面パネル1のDカット型の取付孔2に、同じDカット型の断面をもつ挿入部5を、図4(b)に示すように、お互いの形状が合うように調整して嵌入する。この時、取付孔2は、挿入部5を完全に挿通した後、この挿入部5aの回転防止部5のネジ部3先端に接する部位に当接して引っ掛かって停止する。この状態で壁面パネル1の取付孔2は、小径の回転用退壁溝4に位置しており、この回転用退壁溝4の位置で挿入部5及びネジ部3を回転させることが可能になる。そして、取付孔2内で回転用退壁溝4に沿って挿入部5及びネジ部3を徐々に回転(90度以下の角度に回転)させると、図4(c)に示すように、ネジ部3と挿入部5との間に壁面パネル1の取付孔2が引っ掛かり脱落不可能な状態に仮固定される。
【0017】
一方、図4に示したように仮固定した後、ナット8により壁面パネル1に完全に固定する場合、まず、図5(a)に示すように、仮固定した取付孔2の回転用退壁溝4とともにネジ部3を徐々に回転(90度の角度に回転)させる。これにより壁面パネル1のDカット型の取付孔2と、同じDカット型の断面をもつネジ部3との形状が合致し、図5(b)に示すように、ネジ部3が取付孔2に嵌入して壁面パネル1にフランジ部6が係合する位置まで挿通する。その後、取付孔2に挿入されて引き込んだネジ部3に、図5(c)に示すように、ナット8を締め付けることで壁面パネル1に完全に固定することができる。
【0018】
このように本発明による貫通体の固定構造の一実施形態によると、図4に示したように、取付孔2に挿入部5を挿入して回転させることで容易に仮固定することができ、別途冶具等を準備する必要がなくなる。
また、本発明による貫通体の固定構造の一実施形態によると、前述したように壁面パネル1の取付孔2に一旦、仮固定できる構造のため、大型の筐体底面に壁面パネル1の取付孔2を設けた場合でも簡単に下方に脱落せず、挿通した状態で保持する必要もなく、1人で冶具等を用いず簡単に取付けることができ作業性が大幅に改善される。
【0019】
以上、本発明による貫通体の固定構造の実施の形態を詳細に説明したが、本発明は前述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、ネジ部にナットを締結した実施例を詳細に説明したが、これに限定されるものではなく、ネジ部にナットを締結する際にワッシャ及び座金を更に介在させて締結することも可能である。
また、コネクタに採用した本発明による貫通体の固定構造の実施形態を詳細に説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、ターミナル、プラグなどの接続体にも適用可能である。
【0020】
【発明の効果】
このように本発明による貫通体の固定構造によれば、コネクタ等の貫通体を取付孔に容易に仮固定することができ、別途冶具等を準備する必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による貫通体の固定構造の一実施形態を示す構成図。
【図2】図1に示したA方向から見た状態を示す図。
【図3】図2に示した貫通体の固定構造の詳細な形状を示す断面図。
【図4】図1に示した貫通体の固定構造の仮止め動作を示す図。
【図5】図1に示した貫通体の固定構造の固定動作を示す図。
【図6】従来の貫通体の固定構造の一実施形態を示す構成図。
【符号の説明】
1 壁面パネル
2 取付穴
2a 回転防止部
3 ネジ部
3a 回転防止部
4 回転用退壁溝
5 挿入部
5a 回転防止部
6 フランジ部
7 コネクタ部
8 ナット
9 配線
Claims (8)
- 板状のパネルに少なくとも1箇所以上の回転防止部を有する取付孔を設け、該取付孔に挿通して固定される、フランジ部を有する貫通体の固定構造において、
前記貫通体は、一部に平面部が延在し断面が前記取付孔に略等しい挿入部と、一部に平面部が延在し断面が前記取付孔に略等しいネジ部と、前記板状のパネルに設けられた取付孔の回転防止部が通過可能な構造とした回転用退壁溝とを有し、前記挿入部に延在する平面部の位置と前記ネジ部に延在する平面部の位置とは、貫通体の貫通面の中心に対し角度をもって設けられ、前記取付孔に挿入して固定されることを特徴とする貫通体の固定構造。 - 前記取付孔と、前記挿入部の断面と、前記ネジ部の断面はそれぞれ略D型または略I型であることを特徴とする請求項1に記載の貫通体の固定構造。
- 前記挿入部は前記ネジ部の先端近傍に設けられ、貫通体の貫通面の中心に対し、前記挿入部に延在する平面部の位置と前記ネジ部に延在する平面部の位置とがなす角度は略90度であることを特徴とする請求項1または2に記載の貫通体の固定構造。
- 前記貫通体は、前記取付孔に挿通し、ネジ部にナットを締結して固定することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の貫通体の固定構造。
- 板状のパネルに少なくとも1箇所以上の回転防止部を有する取付孔を設け、該取付孔に挿通して固定される、フランジ部を有する貫通体において、
前記取付孔と略同じ形状の断面を有し一部に平面部が延在する挿入部と、
前記取付孔と略同じ形状の断面を有し一部に平面部が延在するネジ部と、
前記板状のパネルに設けられた取付孔の回転防止部が通過可能とした回転用退壁溝とを有し、
前記挿入部に延在する平面部の位置と前記ネジ部に延在する平面部の位置とは、貫通体の貫通面の中心に対し角度をもって設けられたことを特徴とする貫通体。 - 前記挿入部の断面と、前記ネジ部の断面とはそれぞれ略D型または略I型であることを特徴とする請求項5に記載の貫通体。
- 前記挿入部は前記ネジ部の先端近傍に設けられ、貫通体の貫通面の中心に対し、前記挿入部に延在する平面部の位置と前記ネジ部に延在する平面部の位置とがなす角度は略90度であることを特徴とする請求項5または6に記載の貫通体。
- 前記貫通体は、前記取付孔に挿通し、ネジ部にナットを締結して固定することを特徴とする請求項5から7のいずれかに記載の貫通体。
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- 2003-07-29 JP JP2003202900A patent/JP2005050555A/ja not_active Withdrawn
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