JP2005049029A - 給湯器のリモコン装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者により給湯温度を変更する操作がなされたときに、変更された給湯温度の音声報知を使用者に違和感を与えること無く行うことができる給湯器のリモコン装置を提供する。
【解決手段】使用者により、UPスイッチ24又はDOWNスイッチ23による給湯器1の給湯温度の変更操作が連続して行われたときに、前回の給湯温度の変更操作時から所定時間が経過する前に次の給湯温度の変更操作が行われたときは、給湯温度の音声報知を禁止してディスプレイ20による給湯温度の表示のみを行い、前回の給湯温度の変更操作時から給湯温度の変更操作が行われることなく前記所定時間が経過したときには、前回の給湯温度の変更操作により設定された給湯温度を音声報知する音声報知制御手段60を設ける。
【選択図】 図2

Description

本発明は、設定された給湯温度を音声により報知する機能を有して、給湯器を遠隔操作するリモコン装置に関する。
給湯器を遠隔操作するリモコン装置において、音声による報知を行う機能を有するものが知られている(例えば特許文献1参照)。かかるリモコン装置によれば、使用者が温度設定スイッチを操作して給湯温度を変更したときに、「給湯温度を変更します」という音声が出力される。
そして、温度設定スイッチが繰り返し操作される場合に、温度設定スイッチが操作される度に「給湯温度を変更します」という音声が繰り返し出力されると、使用者にとって
耳障りで煩わしい。そこで、最初に温度設定スイッチが操作されたときにのみ「給湯温度を変更します」という音声報知を行い、該最初の操作時から5秒以内に温度設定スイッチが繰り返し操作されたときには、「給湯温度を変更します」という音声報知を禁止するようにしている。
ここで、使用者にとっては、「給湯温度を変更します」という大まかな音声報知を行うよりも、「給湯温度を40℃に設定しました」というより詳細な音声報知を行う方が、操作内容を音声により確認できるため使い勝手が良いと思われる。そして、この場合にも、上述したように、最初に温度設定スイッチが操作されたときにのみ「給湯温度を40℃に設定しました」という音声報知を行い、該最初の操作時から5秒以内に温度設定スイッチが繰り返し操作されたときには、音声報知を禁止する処理を行うことが考えられる。
しかし、給湯温度を音声報知する場合にかかる処理を行うと、例えば、最初の温度設定スイッチを操作に応じて「給湯温度を40℃に設定しました」という音声報知がなされている間の5秒以内に、使用者が更に温度設定スイッチを操作して給湯温度を変更しても、「給湯温度を40℃に設定しました」という音声報知が継続される。
そして、この場合は、給湯温度を変更する操作を行ったにもかかわらず、依然として変更前の給湯温度を報知する音声が継続して出力されるため、使用者に違和感を与えると共に、変更内容を音声により確認することができないという不都合がある。
特開2001−255011号公報(第10−12頁)
本発明は上記背景を鑑みてなされたものであり、使用者により給湯温度を変更する操作が行われたときに、変更された給湯温度の音声報知を使用者に違和感を与えること無く行う給湯器のリモコン装置を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するためになされたものであり、給湯器を遠隔操作する機能を有し、該給湯器の給湯温度を設定するための温度設定スイッチと、該給湯器により設定された給湯温度を表示する表示手段と、該温度設定スイッチにより設定された給湯温度を音声により報知する音声報知手段とを備えた給湯器のリモコン装置の改良に関する。
そして、前記温度設定スイッチが連続して複数回操作されたときに、前回の操作時点から所定時間よりも短い間隔で次の操作がなされている間は、前記音声報知手段による給湯温度の音声報知を禁止して前記表示手段による給湯温度の表示のみを実行させ、前回の操作時点から次の操作がなされることなく前記所定時間が経過したときに、前回の操作により設定された給湯温度の前記音声報知手段による音声報知を許可する音声報知制御手段を備えたことを特徴とする。
かかる本発明によれば、前記温度設定スイッチが前記所定時間よりも短い間隔で連続して操作されている間は、前記音声報知手段による給湯温度の音声報知が禁止されて、前記表示手段による給湯温度の表示のみが行われる。そのため、前記温度設定スイッチの操作に応じて、前記音声報知手段により給湯温度の音声報知が連続して頻繁に行われ、使用者に煩わしさを与えることがない。また、最初の前記温度設定スイッチの操作により設定された給湯温度を音声報知し、その後の一定時間が経過するまでの間に前記温度設定スイッチが操作されたときは給湯温度の音声報知を禁止する場合のように、温度設定スイッチの操作により給湯温度が変更されているにもかかわらず、給湯温度の音声報知が変更されず、使用者に違和感を与えるようなこともない。
そして、前回の温度設定スイッチの操作時点から次の操作がなされることなく前記所定時間が経過したときは、使用者による前記温度設定スイッチの操作が終了したと判断できる。そこで、このときには、前記音声報知制御手段は、前回の操作により設定された給湯温度の前記音声報知手段による音声報知を許可することによって、変更された給湯温度を音声により報知する。これにより、使用者に対して、変更された給湯温度を音声により確実に認識させることができる。
また、前記音声報知制御手段は、前記温度設定スイッチの操作により所定の上限温度を超える給湯温度が設定されたときには、該操作が前回の前記温度設定スイッチの操作時点から前記所定時間が経過する前になされたときであっても、前記音声報知手段による該給湯温度の音声報知を許可することを特徴とする。
かかる本発明によれば、前記上限温度を超える給湯温度が設定されたときには、前回の給湯温度の変更操作時からの経過時間に拘わらず、前記音声報知制御手段により前記音声報知手段による給湯温度の音声報知が直ちに許可される。そのため、使用者に対して、熱いお湯が出湯されることをタイミング良く報知して、注意を促がすことができる。
また、前記音声報知手段は、前記給湯器の作動状態を音声により報知する機能を有し、前記音声報知手段により前記給湯器の作動状態の音声報知がなされているときに、前記音声報知制御手段により給湯温度の音声報知が許可されたときには、予め定められた両音声報知間の相対的な優先関係に基づいて、前記給湯器の作動状態の音声報知を優先して前記給湯器の作動状態の音声報知を継続する第1の音声調停処理と、給湯温度の音声報知を優先して前記給湯器の作動状態の音声報知を中止して給湯温度の音声報知を行う第2の音声調停処理とのうちのいずれかを実行する音声出力調停手段を備えたことを特徴とする。
かかる本発明によれば、前記給湯器の作動状態の音声報知と給湯温度の音声報知とが競合した場合に、前記優先関係に基づいて、前記第1の音声調停処理と前記第2の音声調停処理とのうちのいずれの音声調停処理を行うかを選択的に実行することができる。
本発明の実施の形態について、図1〜図5を参照して説明する。図1は給湯器を遠隔操作するリモコンシステムの全体構成図、図2は図1に示した風呂リモコンの構成図、図3は各リモコンから出力される音声の一覧表、図4は音声報知制御手段の作動フローチャート、図5は音声調停処理のフローチャートである。
図1を参照して、給湯器1は、マイクロコンピュータやメモリ等により構成される電子ユニットであるコントローラ2によって全体の作動が制御される。そして、給湯器1を遠隔操作するために、風呂リモコン10と台所リモコン11とサブリモコン12とが、コントローラ2と通信可能に接続されている。なお、風呂リモコン10、台所リモコン11、及びサブリモコン12は本発明の給湯器のリモコン装置に相当する。
風呂リモコン10は浴室の壁面に設置され、給湯器1の運転状態や給湯温度等を表示するディスプレイ20(本発明の表示手段に相当する)、給湯器1を運転状態と運転待機状態とに切換える運転入/切スイッチ21、浴槽(図示しない)への自動湯張り運転の開始を指示する自動スイッチ22、給湯温度の設定等を行うUPスイッチ24及びDOWNスイッチ23(本発明の温度設定スイッチに相当する)、設定値の変更対象(給湯温度、時計、自動湯張り運転の予約時刻、スピーカ音量)を切換える選択スイッチ25、風呂リモコン10による給湯温度の設定のみを許可して他のリモコン11,12による給湯温度の設定を禁止する「優先モード」の設定/解除をする優先スイッチ26、及び音声を出力するブザー27を備えている。
また、台所リモコン11は台所の壁面に設置され、風呂リモコン10と同様に、ディスプレイ30(本発明の表示手段に相当する)、運転入/切スイッチ31、自動スイッチ32、UPスイッチ34及びDOWNスイッチ33(本発明の温度設定スイッチに相当する)、選択スイッチ35、及びブザー36を備えている。
また、サブリモコン12はリビングの壁面等に設置され、風呂リモコン10及び台所リモコン11と同様に、ディスプレイ40(本発明の表示手段に相当する)、運転入/切スイッチ41、自動スイッチ42、UPスイッチ44及びDOWNスイッチ43(本発明の温度設定スイッチに相当する)、選択スイッチ45、及びブザー46を備えている。
次に、図2を参照して、風呂リモコン10は、風呂リモコン10の全体的な作動を制御するマイクロコンピュータ50(以下、マイコン50という)、音声報知を行うための各種の音声データ(V_dat)が記憶された音声メモリ51、マイコン50からの音声出力指示により選択した音声データを音声メモリ51から読出して再生し、再生した音声信号をスピーカ27に出力する音声再生回路52(スピーカ27と共に本発明の音声報知手段を構成する)、各スイッチ21〜26の操作状態を検出して操作状態検出信号(Sw_sig)をマイコン50に出力するスイッチ入力回路53、マイコン50から出力される表示データに応じた駆動信号をディスプレイ20に出力する表示駆動回路54、及び給湯器1のコントローラ2との間で通信を行なうための通信回路55を備えている。
そして、マイコン50は、スイッチ入力回路53から入力した操作状態検出信号(Sw_sig)又は、コントローラ2から入力した給湯器1の作動状態を示す状態報知信号(Stat_sig)に対応した音声データ(V_sel)を選択する音声データ選択手段62と、音声再生回路52により再生する音声データを決定する音声報知制御手段60と、音声再生回路52により音声が再生されているときに音声データ選択手段62により新たな音声データが選択されたときに、出力中の音声データと新たに選択された音声データとの間の音声調停処理を行う音声出力調停手段61とを備えている。
なお、台所リモコン11及びサブリモコン12の構成も風呂リモコン10と同様であるため、風呂リモコン10の作動について以下に説明し、台所リモコン11及びサブリモコン12の作動説明は省略する。
音声メモリ51には、図3に示した29種類の音声データ(V01〜V29)が記憶されている。そして、スイッチ21〜26が操作されたときは、操作内容に応じてV01〜V08のうちのいずれかの音声データが音声データ選択手段62により選択される。例えば、UPスイッチ24が操作されたときは、V06の音声データが選択され、該音声データに応じた「メロディ(UP)」の音声が音声再生回路52により再生されてスピーカ27から出力される。また、DOWNスイッチ23が操作されたときは、V07の音声データが選択され、該音声データに応じた「メロディ(DOWN)」の音声が音声再生回路52により生成されてスピーカ27から出力される。
また、UPスイッチ24及びDOWNスイッチ23以外のスイッチが操作されたときは、V01の音声データが選択され、該音声データに応じた「SW受付ブザー」の音声が音声再生回路52により再生されてスピーカ27から出力される。なお、各リモコンは計時機能を有し、選択スイッチ26を操作することによって、UPスイッチ24及びDOWNスイッチ23による設定モードが、「設定確定モード → 給湯温度設定モード → 時計設定モード → 自動湯張り予約時刻設定モード → スピーカ音量設定モード」と変更される。
そして、「スピーカ音量設定モード」においては、UPスイッチ24及びDOWNスイッチ23の操作により、「音量大 → 音量中 → 音量小 → 音消し」と、スピーカ27の出力音量の設定が切換わり、操作内容に応じてV02〜V05のいずれかの音声データが音声データ選択手段62により選択される。そして、選択された音声データに応じた音声が音声再生回路52により再生されてスピーカ27から出力される。
また、風呂リモコン10の優先スイッチ26の操作により、上述した「優先モード」となっているときに、台所リモコン11又はサブリモコン12において給湯温度を変更しようとする操作がなされたときには、該操作がなされたリモコンにおいてV08の音声データが選択される。そして、選択された音声データに応じた「給湯温度は変更できません」という音声がスピーカから出力される。
また、UPスイッチ24及びDOWN23の操作により給湯温度の変更が指示されたときは、風呂リモコン10から給湯器1のコントローラ2に該指示内容に応じた信号が送信される。そして、該信号に応じて給湯温度を変更したコントローラ2から各リモコンに対して、新たに設定された給湯温度のデータが送信され、該データに応じて、風呂リモコン10においては、V09〜V24のうちのいずれかの音声データが選択され、該選択された音声データに応じた音声が出力される。また、台所リモコン11及びサブリモコン12においては、V26の音声データが選択されて「給湯温度が変更されました」という音声が出力され、給湯温度が60℃以上に設定されたときには、さらにV25のデータが選択されて「熱いお湯が出ます」という音声が出力される。
また、給湯器1が自動湯張り運転を開始する時は、給湯器1のコントローラ2から各リモコン10,11,12に対して、自動湯張り運転の開始を報知する状態報知信号が送信され、該状態報知信号を受信した各リモコン10,11,12においては、V27の音声データが選択されて「お湯張りをします」という音声が出力される。
そして、自動湯張り運転の終了5分前となった時に、給湯器1のコントローラ2から各リモコンに対してその旨を報知する状態報知信号が送信され、該状態報知信号を受信した各リモコン10,11,12においては、V29の音声データが選択されて「ブザー+残りおよそ5分でお風呂に入れます」という音声がスピーカから出力される。
また、自動湯張り運転が終了した時には、給湯器1のコントローラ2から各リモコンに対してその旨を報知する信号が送信され、該信号を受信した各リモコン10,11,12においては、V28の音声データが選択されて「メロディ+お風呂が沸きました」という音声がスピーカから出力される。
ここで、選択スイッチ26により「給湯温度設定モード」とされた状態で、UPスイッチ24又はDOWNスイッチ23が操作されると、風呂リモコン10から給湯器1のコントローラ2に対して、給湯温度の変更を指示する信号が送信される。そして、コントローラ2から給湯温度を変更した旨を報知する状態報知信号(Stat_sig)を受信したときに、音声データ選択手段62により該状態報知信号(Stat_sig)に応じた音声データ(V09〜V24)が選択される。
このように、使用者がUPスイッチ24又はDOWNスイッチ23の操作により給湯温度を変更する場合、UPスイッチ24又はDOWNスイッチ23を連続的に操作して、例えば給湯温度を40℃から44℃に変更することがあるが、この場合に、UPスイッチ24が操作される度に給湯温度の音声報知を行うと使用者によって耳障りで煩わしい。また、給湯温度の音声報知を途中で中止して次の給湯温度の音声報知を行うと、「給湯温度は−(中止)−給湯温度は−(中止)−…」というように意味のない音声報知が繰り返されることになる。
また、最初のUPスイッチ24又はDOWNスイッチ23の操作により設定された給湯温度の音声報知のみを行い、その後に連続する操作に対しては音声報知を禁止することも考えられるが、この場合には、最初の操作に応じた「給湯温度は40℃です」という音声報知がなされている間は、次の操作により給湯温度の変更を指示したにも拘わらず、給湯温度の音声報知が切換わらないため、使用者に違和感を与えてしまう。
そこで、音声報知制御手段60は、UPスイッチ24又はDOWNスイッチ23が連続的に操作されて給湯温度の変更が指示されたときには、図4に示した処理を実行して、使用者に違和感を与えることなく給湯温度の変更を音声により報知するようにしている。以下、図4及び図5に示したフローチャートに従って、音声報知制御手段60の作動について説明する。
図4のSTEP1で、UPスイッチ24又はDOWNスイッチ23による給湯温度の変更操作がなされると、STEP2に進み、音声報知制御手段60は、タイマをスタートする。なお、タイマの計時時間(本発明の所定時間に相当する)は、例えば1.5秒に設定される。
そして、音声報知制御手段60は、次のSTEP3とSTEP3から分岐したSTEP30とからなるループを実行し、STEP30でタイマがタイムアップするまで、STEPでUPスイッチ24又はDOWNスイッチ23による給湯温度の変更操作がなされたか否かを判断する。
STEP3で給湯温度の変更操作がなされると、STEP4に進み、音声報知制御手段60は給湯温度の変更を指示する信号を給湯器1のコントローラ2に送信する。そして、続くSTEP5で、該信号に応じて給湯温度を変更したコントローラ2から送信される給湯温度の報知信号に基づいて、音声報知制御手段60は、給湯温度の表示データを表示駆動回路54(図2参照)に送信する。これにより、変更された給湯温度がディスプレイ20に表示される。
そして、音声報知制御手段60は、次のSTEP6でタイマを再スタートし、STEP7で、変更後の給湯温度が60℃未満であったときはSTEP3に戻る。このように、前回の給湯温度の変更操作時から、タイマの計時時間(1.5秒)が経過する前に次の給湯温度の変更操作がなされたときには、STEP4〜STEP5の処理が実行されて、ディスプレイ20への給湯温度の表示のみが行われ、給湯温度の音声報知は禁止される。
そのため、タイマの計時時間(1.5秒)よりも短い間隔で、給湯温度を変更する操作が連続してなされたときに、上述した意味のない音声報知や不自然な音声報知がなされて使用者に違和感を与えることがない。
また、STEP7で給湯温度が60℃以上であったときは、STEP8に進み、給湯器1の作動状態の音声報知がなされていなければ、STEP9に進んで、音声報知制御手段60は変更された給湯温度の音声報知を行う。これにより、給湯温度が60℃以上に設定されて熱いお湯が給湯される状態となったときには、前回の給湯温度の変更操作時からタイマの計時時間(1.5秒)よりも短い間隔で次の給湯温度の変更操作がなされたときであっても、直ちに給湯温度の音声報知(「熱いお湯が出ます。給湯温度を60℃に設定しました」)がなされて、使用者に速やかに注意を促がすことができる。
また、STEP8で、給湯器1の作動状態の音声報知がなされているときは、STEP20に分岐して、音声出力調停手段61による音声出力調停処理が実行される。音声出力調停処理は、図5に示したフローチャートに従って実行され、音声出力調停手段61は、図5のSTEP50で出力中の音声が「お風呂が沸きました」であるか否かを判断する。
そして、「お風呂が沸きました」という音声が出力されているときは、STEP51に進み、音声出力調停手段61は、出力中の音声報知を優先して給湯温度の音声報知を禁止し、出力中の音声報知を継続する(本発明の第1の音声調停処理に相当する)。これにより、「お風呂が沸きました」という使用者にとって重要な情報の報知が途中で中止されることを防止している。
一方、STEP50で出力中の音声が「お風呂が沸きました」以外であったとき(「お湯張りをします」等)には、STEP60に分岐し、音声出力調停手段61は、給湯温度の音声報知を優先して、STEP60で出力中の音声報知を中止し、続くSTEP61で給湯温度の音声報知を実行する(本発明の第2の音声調停処理に相当する)。これにより、使用者にとってさほど重要でない音声報知を中止して、給湯温度が変更されたことを確実に報知するようにしている。
また、図4のSTEP30でタイマがタイムアップしたときは、STEP31に進み、給湯器1の作動状態の音声報知がなされていなければ、STEP31に進んで、音声報知制御手段60は、変更された給湯温度の音声報知を行う。これにより、前回の給湯温度の変更操作時から次の給湯温度の変更操作がなされることなくタイマの計時時間(1.5秒)が経過し、使用者による給湯温度の変更操作が終了したと判断されるときには、変更された給湯温度が音声報知される。そのため、使用者は、変更された給湯温度を音声により確認することができる。
なお、STEP31で、給湯器1の作動状態の音声報知がなされていたときには、STEP40に進んで、音声出力調停手段61による音声調停処理が行われる。
なお、本実施の形態においては、図4のSTEP7で、給湯温度が60℃以上に設定されたときには、前回の給湯温度の変更時からの経過時間に拘わらず、STEP8に進んで、給湯器1の作動状態の音声報知がなされていなければ給湯温度を音声報知する処理を行ったが、かかる処理を行わない場合であっても、本発明の効果を得ることができる。
また、本実施の形態においては、図4のSTEP8で給湯器1の作動状態の音声報知がなされていたときはSTEP20に進み、また、STEP40で給湯器1の作動状態の音声報知がなされていたときにはSTEP40に進んで、図5に示した音声調停処理を行ったが、該音声調停処理を行わない場合であっても、本発明の効果を得ることができる。
また、本実施の形態においては、自動湯張り運転における浴槽への給湯温度と、それ以外の台所や洗面所等の給湯栓への給湯温度とを区別しないで設定したが、これらの給湯温度を区別して設定するようにしてもよい。この場合は、例えば自動湯張り運転における浴槽への給湯温度を「風呂温度」として、UPスイッチ24及びDOWNスイッチ23による設定モードに「風呂温度設定モード」を追加すればよい。
そして、図3に示した音声データに給湯設定温度ナビと同様に「風呂温度を、○○℃に設定しました」という風呂設定温度ナビの音声データを追加し、UPスイッチ24及びDOWNスイッチ23の操作により風呂温度が変更されたときに、該音声データを再生して音声報知を行うようにすればよい。
給湯器を遠隔操作するリモコンシステムの全体構成図。 図1に示した風呂リモコンの構成図。 各リモコンから出力される音声の一覧表。 音声報知制御手段の作動フローチャート。 音声調停処理のフローチャート。
符号の説明
1…給湯器、2…コントローラ、10…風呂リモコン、11…台所リモコン、12…サブリモコン、60…音声報知制御手段、61…音声出力調停手段、62…音声データ選択手段

Claims (3)

  1. 給湯器を遠隔操作する機能を有し、該給湯器の給湯温度を設定するための温度設定スイッチと、該温度設定スイッチにより設定された給湯温度を表示する表示手段と、該温度設定スイッチにより設定された給湯温度を音声により報知する音声報知手段とを備えた給湯器のリモコン装置において、
    前記温度設定スイッチが連続して複数回操作されたときに、前回の操作時点から所定時間よりも短い間隔で次の操作がなされている間は、前記音声報知手段による給湯温度の音声報知を禁止して前記表示手段による給湯温度の表示のみを実行させ、前回の操作時点から次の操作がなされることなく前記所定時間が経過したときに、前回の操作により設定された給湯温度の前記音声報知手段による音声報知を許可する音声報知制御手段を備えたことを特徴とする給湯器のリモコン装置。
  2. 前記音声報知制御手段は、前記温度設定スイッチの操作により所定の上限温度を超える給湯温度が設定されたときには、該操作が前回の前記温度設定スイッチの操作時点から前記所定時間が経過する前になされたときであっても、前記音声報知手段による該給湯温度の音声報知を許可することを特徴とする請求項1記載の給湯器のリモコン装置。
  3. 前記音声報知手段は、前記給湯器の作動状態を音声により報知する機能を有し、
    前記音声報知手段により前記給湯器の作動状態の音声報知がなされているときに、前記音声報知制御手段により給湯温度の音声報知が許可されたときには、予め定められた両音声報知間の相対的な優先関係に基づいて、前記給湯器の作動状態の音声報知を優先して前記給湯器の作動状態の音声報知を継続する第1の音声調停処理と、給湯温度の音声報知を優先して前記給湯器の作動状態の音声報知を中止して給湯温度の音声報知を行う第2の音声調停処理とのうちのいずれかを実行する音声出力調停手段を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の給湯器のリモコン装置。
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