JP2005048583A - 緩み防止手段を備えた杭の縦継ぎ装置の機械継手 - Google Patents

緩み防止手段を備えた杭の縦継ぎ装置の機械継手 Download PDF

Info

Publication number
JP2005048583A
JP2005048583A JP2004202319A JP2004202319A JP2005048583A JP 2005048583 A JP2005048583 A JP 2005048583A JP 2004202319 A JP2004202319 A JP 2004202319A JP 2004202319 A JP2004202319 A JP 2004202319A JP 2005048583 A JP2005048583 A JP 2005048583A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint
bolt
pile
loosening prevention
steel pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004202319A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4347149B2 (ja
Inventor
Koichi Nagami
晃一 永見
Takashi Mori
隆 森
Motoki Oka
扶樹 岡
Masataka Takagi
優任 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp, Nippon Steel Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP2004202319A priority Critical patent/JP4347149B2/ja
Publication of JP2005048583A publication Critical patent/JP2005048583A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4347149B2 publication Critical patent/JP4347149B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Piles And Underground Anchors (AREA)

Abstract

【課題】現場継杭の縦継ぎ装置の機械継手において振動及び打撃を加えてもセット用ボルトの緩みを生じなくする。
【解決手段】 縦継ぎする現場継杭の一方の端部にはピン継手材4を、他方にはピン継手材4を挿入するボックス継手材3を設けて、上側鋼管1と下側鋼管2とをピン継手材4とボックス継手材3に嵌め合わせ、それら両継手材3、4には、その接合面に溝条を、両継手の嵌合時に互いに合致する位置に設けるとともに、ボックス継手材3の溝条8aにはボルト11の操作で螺進する係合キー12を収めておき、両継手を嵌め合わせ後、ボルト11の操作で係合キー12を両継手材の溝条に係合させて結合できるようにした現場継杭の縦継ぎ装置の機械継手において、前記ボルト11の緩み防止手段13を設けた現場継杭の縦継ぎ装置の機械継手である。
【選択図】 図5

Description

本発明は、土木・建築構造物に使用する杭の縦継ぎ装置の機械継手に関するものである。
鋼管杭や柱等の柱状体の施工では、製作や運搬等の都合から、定尺物の柱状体を現場に搬入し、現場で縦継ぎしながら所定の長さのものを形成するようにしている。この縦継ぎは、従来、下部柱状体(下側鋼管)に対して上部柱状体(上側鋼管)をクレーンで吊り下げて突き合わせて溶接により結合するようにしている。
この溶接による縦継ぎは、現場溶接であるため、作業に多くの時間を要すると共に熟練した溶接工が必要になり、また、溶接部の品質が天候に左右されるばかりでなく、溶接に伴う裏当てリング等の金具を使用する等面倒で多くの費用を要していた。そこで、溶接による縦継ぎに代わるものとして、上側鋼管と下側鋼管をネジ継手によって結合する方法が提案されている(引用文献1)。
また、かかる事情にかんがみ、鋼管杭の溶接による縦継ぎ方法に代わる機械的手段により、しかも、特殊な機械を用いたり、特別な技能を要することなく、強固にかつ簡単に施工することのできるようにした鋼管矢板等の縦継ぎ装置として、例えば、鋼管本体の端部に雄形のピン継手材を突設し、この鋼管矢板と縦継ぎする他方の鋼管本体には、上記ピン継手材と嵌合する雌形のボックス継手材を突設し、上記ボックス継手とピン継手を嵌合して一体化する構成とし、その際、上記ピン継手材の外周とボックス継手材内周の相互の接合面にそれぞれ対向して内、外の溝条を形成し、ボックス継手の外側からの操作で螺進するボルトによって ボックス継手材の内溝条側から円弧キーをピン継手の内溝条内に挿入して、両者を一体化した鋼管矢板の縦継装置が知られている(特許文献2)。
特開平4−70414号公報 特許第3336430号公報
しかし、特許文献1に記載されたネジ継手による縦継ぎ方法(装置)は、製作が面倒で高価になるとともに結合作業も面倒である。しかも、鋼管杭の縦継ぎでは、下杭の上に上杭を吊り降ろして継ぎ合わせるので、上杭を吊り降ろしながら螺合のために回転させることは極めて困難なことである。
さらに、鋼管杭を回転圧入により沈設する工法においては、施工時に逆回転させることがあり、そのような場合にはネジ継手のネジが緩んでしまうため、ネジ螺合による縦継ぎ方法は採用することができない。
特許文献2に記載された前記機械的手段(機械式継手)では、セット用ボルトにより円弧キー(荷重伝達キー)を押し出し、固定する構造を用いているが、セット用ボルトには荷重が作用しないものの、一般に、振動により緩みを生じる。
このため、施工時の振動などによりセット用ボルトが緩み、所定の性能を発揮できない可能性があり、特に、打撃工法を採用する場合には、ボルトの緩みが発生しやすいという問題がある。
従って、本発明の目的は施工時の振動及び打撃などにより、縦継ぎされる杭のピン継手材とボックス継手材とを連結するネジ止め手段のボルトが緩み、接合部の曲げ耐力が低下するのを防ぐことである。
請求項1の発明は、互いに縦継ぎする一方の杭の端部にはピン継手材を、他方の杭の端部にはピン継手材を挿入するボックス継手材を設け、ピン継手材とボックス継手材の嵌め合わせかつ両継ぎ手材を複数のネジ止め手段により連結して杭同士を接合する杭の縦継ぎ装置の機械継手であって、前記ネジ止め手段のボルトの緩み防止手段を設けたことを特徴とする杭の縦継ぎ装置の機械継手である。
請求項2の発明は、請求項1記載の杭の縦継ぎ装置の機械継手において、前記緩み防止手段は、前記ネジ孔又は前記ボルトに緩み防止剤を塗布した構成であることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2記載の杭の縦継ぎ装置の機械継手において、前記緩み防止手段は、前記ネジ孔内にさらに、前記ボルト頭部の上動を抑止する緩み止めボルトを螺合した構成であることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3記載の杭の縦継ぎ装置の機械継手において、前記緩み防止手段は、前記ネジ孔又は前記緩み止めボルトに緩み防止剤を塗布した構成であることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項3又は4記載の杭の縦継ぎ装置の機械継手において、前記緩み防止手段は、前記緩み止めボルトに緩み止めナットを螺合した構成であることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の杭の縦継ぎ装置の機械継手において、前記緩み防止手段は、前記ボルト頭部又は緩み止めボルトをストップリングで係止した構成であることを特徴とする。
請求項1〜6に係る発明によれば、ボックス継手材とピン継手材を連結するネジ止め手段のボルト(セット用ボルト)の緩み防止手段を備えているため、縦継ぎした杭に振動・打撃工法を適用しても、ボルトの緩みが生じることはなく、縦継ぎした杭は所定の性能を発揮することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、杭の縦継ぎ装置の機械継手装置の第1の実施形態の半部切断側面図であり、図2は、第1の実施形態における上側鋼管と下側鋼管の端部を離して示した半部切断側面図であり、図3は、図1のイーイ線の半部断面図である。
(鋼管縦継ぎ装置の機械継手)
鋼管縦継ぎ装置の機械継手について説明する。図1〜図3において、1 は上側鋼管、2 は下側鋼管である。上側鋼管1 には、下側鋼管2 と結合させる端部に雌形のボックス継手材3が溶接部5で溶接されて突設され、また、下側鋼管2には上側鋼管1と結合させる端部に、上記ボックス継手材3に受け入れる雄形のピン継手材4が溶接により突設されている。
鋼管縦継ぎ装置の機械継手の分解した斜視図である図4に示されているように、円弧キー12等によって、ボックス継手材3とピン継手材4とが機械的に連結される。
ピン継手材4は、筒状に形成されており、鋼管本体の外径とほぼ同径とした基筒部6に続き、基筒部6より小径とした嵌挿部7が延設されている。そして、嵌挿部7の基端外側には、ボックス継手材3の先端と接する接合端面9aが形成され、その接合端面9aには、係合凹部9bが周設されているとともに、嵌挿部7の先端には、係合突部9cが周設されている。また、嵌挿部7の外周接合面7bには、円弧キー12と係合する外溝条7aが周設されている。
ボックス継手材3は、外径が鋼管本体の外径と同径とした筒状をなしており、その内周には、上記ピン継手材4の嵌挿部7を受け入れ、その接合面7bと対応する形状の接合面8bを形成した嵌受部8が形成され、先端にはピン継手材4の基筒部6と嵌挿部7の接合端面9bに接する端面9eと前記係合凹部9bと係合する突部9fが形成されているとともに、嵌受部8の基端には、嵌挿部7の先端の係合突部9cと係合する凹部9dが周設されている。そして、嵌受部8の内周接合面8bには、上記外溝条7aに対応して、外溝条7aより深く形成した内溝条8aが周設されている。
なお、図示の例では、各複数の外、内溝条7a,8aが鋼管の管軸方向に隔設されているが、それら外、内溝条7a,8aは、必要数だけ適宜設けることができる。
また、各内溝条8aには、ボックス継手材3の外周より、周方向に間隔をおいて設けられた複数のネジ孔10が連通されているとともに、その内溝条8a内には、ネジ孔10に螺合させたセット用のボルト11の操作によって、内溝条8a内から嵌挿部7の外溝条7a内と内溝条8a内に跨る位置まで螺進する円弧キー12が収容されている。円弧キー12を進退させる構造は、例えば後述の図5及び6に示すように、セット用ボルト11が、その基端部にネジ孔10と螺合する右ネジの頭部11a を有し、先端部に円弧キー12に設けた左ネジ(逆ネジ)と螺合する尾部11bを有しており、ボルト11を正(右)回転させてネジ込めば円弧キー12が前進し、逆(左)回転させれば円弧キー12が後退するようになっている。
上側鋼管1と下側鋼管2 とを縦継ぎするには、上側鋼管1 をクレーンで吊り上げ、下側鋼管2 の直上に運んで吊り降ろし、上側鋼管1のボックス継手材3を下側鋼管2 のピン継手材4へ挿入して行けば、両継手材3,4の嵌挿部7の係合凹部9aと係合突部9cが嵌受部8の突部9fと凹部9dとがそれぞれ係合し、上側鋼管1と下側鋼管2 とが嵌合されることになる。
その後は、上側鋼管1の回動調整により両鋼管1 、2の継手部材どうしの位置を合致させて各ボルト11を螺進させて、内溝条8aに収まっている円弧キー12を外溝条7aに向けて押し入れてやる。それによって、円弧キー12は、両溝条7a、8aに跨って係合することになり、両鋼管1 、2 は円弧キー12を介して抜き差し不能に結合されることになる。
また、係合凹部9aと突部9f及び係合突部9cと凹部9dの係合によって、両継手材3、4の嵌合による結合強化が図れ、特に曲げ抵抗力が増大されることになる。
この円弧キー12を介しての結合では、引張力は外、内溝条7a、8aと円弧キー12の側面の支圧応力で一方の継手3または4から円弧キー12に伝達され、せん断応力として円弧キー12の反対側に伝達される。そして、再び外、内溝条7a、8aと円弧キー12の側面の支圧応力によって他方の継手4または3に伝達される。また、圧縮力は、両継手3、4の管軸に垂直な面で圧縮応力によって伝達される。
なお、前記装置の実施形態では、上側鋼管の方にボックス継手材3を設け、下側鋼管の方にピン継手材4を設けた構造となっているが、これとは反対に、上側鋼管の方にピン継手材4を設け、下側鋼管の方にボックス継手材3を設けた構造とすることができる。
また、円弧キーを螺進させる構造はこれに限定されるものではなく、また円弧キーは係合する係合キーであればよく、さらに、荷重を伝達するので荷重伝達キーであればよい。
(緩み防止手段)
次ぎに、ピン継手材とボックス継手材を連結するネジ止め手段のボルト(セット用ボルト)の緩み防止手段を説明する。
図5は、前記ネジ止め手段のボルトの緩み防止手段の第1の実施形態の要部拡大断面図である。
図5に参照して緩み防止手段の第1の実施形態に係るボルト緩み防止手段を説明する。図示のようにネジ孔10にセット用ボルト11を螺合させ、セット用ボルトの頭部11aを回転して、円弧キーを、内溝条8a内から嵌挿部7の外溝条7a内と内溝条8a内に跨る位置まで螺進させる。次ぎに、その状態でネジ孔10に、軸部に六角孔の付いた止めボルト13aを螺合する。その際、止めボルト13aが螺合するネジ孔10部分又は止めボルト13aに緩み防止剤を塗布することでセット用ボルトの緩みを確実に防止する。
また、この構成に関連して、止めボルトを用いずに、ネジ孔10又はセット用ボルト11に緩み防止材を塗布してセット用ボルト11の緩み止めを行い、この構成を以って緩み防止手段とすることもできる。
図6は、緩み防止手段13の第2の実施形態を示す。この実施形態では、軸部に六角孔の付いた止めボルト13aをネジ孔10に螺合させ、前記止めボルト13aに歯付座金13dを入れて、ナット13cで締め付けてセット用ボルト11の緩みを防止する。
歯付座金とナットとの組合せに代えて、外歯座金付六角ナット等を用いてもよい。
図7は、緩み防止手段をストップリングを用いて防止する第3の実施形態を示す。この実施形態は、セット用ボルト11の頭部上に図8に示すストップリングを配置してセット用ボルト11の上動を阻止して緩み止めを行うものである。
図8は、図7の緩み防止手段で用いるストップリングの1例を示す平面図である。ストップリング20は一端が開いたほぼ円弧状で弾発性を有する部材として形成されている。
この緩み防止手段は、ネジ孔10の内壁の所定の位置、即ち、ネジ孔10にボルト(セット用ボルト)11を螺合して円弧キーを内溝条8a内から嵌挿部7の外溝条7a内と内溝条8a内に跨る位置まで螺進させた状態におけるセット用ボルトの頭部11aの位置、に対応してストップリング挿入用の環状溝が設け、この環状溝に前記ストップリング20をその弾発力を利用して挿入する構造である。環状溝に挿入されたストップリングは、図7に示すようにネジ孔10内に突出してボルト11の上動を阻止することができる。
また、このストップリング20を用いた緩み防止手段は、セット用ボルト11をネジ孔10内にセットした状態で、その頭部を六角孔付止めボルト13aで押さえ、前記ストップリング20でその止めボルト13aの頭部の上動を阻止する構成とすることもできる。
次に、機械継手の第2の実施形態について説明する。
図9は、機械継手の第2の実施形態の分解斜視図であり、図10Aは同機械継ぎ手の継ぎ手材を結合した状態における要部縦断面図、図10Bは、図10Aの円T内の部分を拡大して示した図である。
図9、図10Aにおいて、101は先行打設された下側パイル、102はこれに継ぎ足された上側パイル、103は前記下側パイル101の上端に固設された継手金属筒(ボックス継手材)、104は前記上側パイル102の下端に固設された継手金属筒(ピン継手材)である。
前記継手金属筒103の上端円周上には複数、例えば4個のL字状の爪溝105が等間隔で垂直形成され、継手金具筒104の下端円周上には前記各爪溝105に対応するL字状の爪106が垂直形成されている。爪溝105の巾寸法Bは爪106の巾寸法B’よりも若干大きめに設定されている。各爪106のB’部を各爪溝105のB部に合わせて矢印イの方向に差し込み、矢印ロの方向に回転1C部を1C‘部に嵌合させると、継手金具筒103,104は結合し、上側パイル102は下側パイル101に接続される。前記1C部と1C’部は継手金具筒104の下端面107が継手金具筒103の上端面108に接すると一致するようになっている。また、継手金具筒104の内周面には爪106よりもパイル軸心方向に継手金具筒103の内周面に嵌合する案内筒109が設けられており、この案内筒109を継手金具筒103に嵌合させることによって、前記各爪106を各爪溝105に差し込みやすくしている。
上側パイル102の接続を終えた後、ボルト孔110の所定の深さまでボルト111を挿入して継手金具筒103と案内筒109を固定する。ここでは、ボルト111の緩み防止手段として、前記第2実施形態のものを採用してボルト111の緩み止めを行っている。即ち、図10Bに示すように、ボルト111をボルト穴110の所定の深さまで挿入した後、六角孔の付いた止めボルト112aをボルト孔110に螺合させ、前記止めボルト112aに歯付座金113を入れて、ナット112aで締め付けてボルト111の緩みを防止している。
なお、この機械継手に対し前記第1、第3の実施形態に係る緩み防止手段も同様に適用可能である。また、本発明に係る機械継手のボルト緩み防止手段は、従来の機械継手、例えば特開平11−36285号公報や特開2000−319874号公報等に記載された機械継手にも適用可能である。
本発明一実施形態を示す半部切断側面図である。 同上杭と下杭の端部を離して示した半部切断側面図である。 同半部の平面断面図である。 機械式継手を説明するための分解斜視図である。 緩み防止手段の実施形態1を説明するための要部拡大側面断面図である。 緩み防止手段の実施形態2を説明するための要部拡大側面断面図である。 緩み防止手段の実施形態3を説明するための要部拡大側面断面図である。 図7の緩み防止手段で用いるストップリングの1例を示す平面図である。 第2の実施形態に係る機械継手の分解斜視図である。 図10Aは、図9の機械継手の継手材を結合した状態における要部縦断面図であり、図10Bは、図10Aの円T内の部分を拡大して示した図である。
符号の説明
1・・・上側鋼管、2・・・下側鋼管、3・・・ボックス継手材、4・・・ピン継手材、5・・・溶接部、6・・・基筒部、7・・・嵌挿部、8・・・嵌受部、9a・・・接合端面、9b・・・係合凹部、9c・・・係合突部、10・・・ネジ孔、11・・・ボルト、12・・・円弧キー、13・・・緩め止め手段、13a・・・止めボルト、13b・・・緩み止め剤付き止めボルト、13c・・・ナット、13d…歯付き座金、20・・・ストップリング、101・・・下側パイル、102・・・上側パイル、104,105・・・継手筒、110・・・ボルト穴、111・・・ボルト、112・・・止めボルト、113・・・歯付き座金。

Claims (6)

  1. 互いに縦継ぎする一方の杭の端部にはピン継手材を、他方の杭の端部にはピン継手材を挿入するボックス継手材を設け、ピン継手材とボックス継手材の嵌め合わせかつ両継ぎ手材を複数のネジ止め手段により連結して杭同士を接合する杭の縦継ぎ装置の機械継手であって、
    前記ネジ止め手段のボルトの緩み防止手段を設けたことを特徴とする杭の縦継ぎ装置の機械継手。
  2. 前記緩み防止手段は、前記ネジ孔又は前記ボルトに緩み防止剤を塗布した構成であることを特徴とする請求項1記載の杭の縦継ぎ装置の機械継手。
  3. 前記緩み防止手段は、前記ネジ孔内にさらに、前記ボルト頭部の上動を抑止する緩み止めボルトを螺合した構成であることを特徴とする請求項1又は2記載の杭の縦継ぎ装置の機械継手。
  4. 前記緩み防止手段は、前記ネジ孔又は前記緩み止めボルトに緩み防止剤を塗布した構成であることを特徴とする請求項3記載の杭の縦継ぎ装置の機械継手。
  5. 前記緩み防止手段は、前記緩み止めボルトに緩み止めナットを螺合した構成であることを特徴とする請求項3又は4記載の杭の縦継ぎ装置の機械継手。
  6. 前記緩み防止手段は、前記ボルト頭部又は緩み止めボルトをストップリングで係止した構成であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の杭の縦継ぎ装置の機械継手。
JP2004202319A 2003-07-17 2004-07-08 緩み防止手段を備えた杭の縦継ぎ装置の機械継手 Expired - Lifetime JP4347149B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004202319A JP4347149B2 (ja) 2003-07-17 2004-07-08 緩み防止手段を備えた杭の縦継ぎ装置の機械継手

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003198501 2003-07-17
JP2004202319A JP4347149B2 (ja) 2003-07-17 2004-07-08 緩み防止手段を備えた杭の縦継ぎ装置の機械継手

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005048583A true JP2005048583A (ja) 2005-02-24
JP4347149B2 JP4347149B2 (ja) 2009-10-21

Family

ID=34277362

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004202319A Expired - Lifetime JP4347149B2 (ja) 2003-07-17 2004-07-08 緩み防止手段を備えた杭の縦継ぎ装置の機械継手

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4347149B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6134430B1 (ja) * 2016-10-18 2017-05-24 ウィング工業株式会社 鋼管継手装置
JP2018048543A (ja) * 2016-09-15 2018-03-29 株式会社クボタ 鋼管連結機構

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018048543A (ja) * 2016-09-15 2018-03-29 株式会社クボタ 鋼管連結機構
JP6134430B1 (ja) * 2016-10-18 2017-05-24 ウィング工業株式会社 鋼管継手装置
WO2018074374A1 (ja) * 2016-10-18 2018-04-26 ウィング工業株式会社 鋼管の継手装置
JP2018066152A (ja) * 2016-10-18 2018-04-26 ウィング工業株式会社 鋼管継手装置
GB2578342A (en) * 2016-10-18 2020-05-06 Asahi Kasei Constr Mat Corp Joint device for steel pipe
GB2578342B (en) * 2016-10-18 2021-09-22 Asahi Kasei Constr Mat Corp Joint device for steel pipe
US11668063B2 (en) 2016-10-18 2023-06-06 Asahi Kasei Construction Materials Corporation Steel pipe coupling device for steel pipes

Also Published As

Publication number Publication date
JP4347149B2 (ja) 2009-10-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006207117A (ja) 鋼管杭の接合構造
JP2007063806A (ja) 金属管のネジ継手構造
JP2009299298A (ja) 鋼管杭の機械式継手
JP4276715B2 (ja) 管の継手構造
JP2008274613A (ja) 鋼管杭の接続構造
JP3336430B2 (ja) 鋼管矢板等の縦継ぎ装置
JP2007032159A (ja) 鋼板コンクリート構造体の連結構造
JP3135948U (ja) 鋼管杭の継合構造
JP7190383B2 (ja) 鋼管接続構造
JP4347149B2 (ja) 緩み防止手段を備えた杭の縦継ぎ装置の機械継手
JP2007146379A (ja) セグメントの連結装置及びセグメント
JP2005003029A (ja) 管体の継構造
JP2009024436A (ja) 鋼管杭の機械式継手
JP2016044476A (ja) 打設用鋼管の継手構造及び打設用鋼管の接続方法
KR102192982B1 (ko) 간편 연결구조를 갖는 철근 커플러
JP2004197397A (ja) 柱状体の縦継ぎ装置
JP2004270204A (ja) 鋼管の継手構造及び鋼管の接合方法
JP3252961B2 (ja) 鋼管柱接合に用いる固定部品とボルト部品
JP2004293231A (ja) 鋼管の接続構造および接続方法
JP2006046007A (ja) 継手用部材
JP2006077482A (ja) 鋼管杭構造
JP2003105752A (ja) 鋼管の接続構造
JP6911270B2 (ja) 接合構造
JP2001200596A (ja) 鋼管の接続装置
JP4239610B2 (ja) 鋼管の接合方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061011

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080602

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080731

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090217

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090410

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090714

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090715

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4347149

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120724

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120724

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130724

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130724

Year of fee payment: 4

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130724

Year of fee payment: 4

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130724

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140724

Year of fee payment: 5

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350