JP2005048497A - エフロレッセンスの析出抑止方法 - Google Patents

エフロレッセンスの析出抑止方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 止水剤を使用することなく、漏水に伴うエフロレッセンスの析出を抑止する方法を提供する。
【解決手段】 地下構造物Kの上床版10に、炭酸ガスを注入するための注入孔11を削孔し、炭酸ガス注入装置30を用いて当該注入孔11から地下水W1に炭酸ガスを注入する。炭酸ガスは水に溶けやすいため、地下水W1は炭酸水W1’となる。炭酸水W1’は、上床版10のクラック20(漏水部)に浸透し、クラック20の内側面において炭酸カルシウム(水不溶性物質)を析出させるため、クラック20の表面側開口部20aにカルシウムイオンが到達することがなくなる。また、析出した炭酸カルシウムによりクラック20が閉塞されてゆく。これにより、漏水に伴うエフロレッセンスの析出を抑止することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コンクリート構造物の漏水に伴うエフロレッセンスの析出抑止方法に関する。
多くの地下構造物や地上構造物において、漏水に伴うエフロレッセンスの析出が生じている。エフロレッセンスは、主に炭酸カルシウムの白い結晶であり、これが析出すると構造物の表面に付着して美観を損なう等の問題が生じる。また、エフロレッセンスを清掃すると、削ぎ落としたエフロレッセンスが排水溝に詰まったり、エフロレッセンスを溶かすための薬品が構内配管に悪影響を及ぼしたり、これらの作業に伴い管理コストが増大したりといった問題が生じている。ここで、従来のエフロレッセンス対策は、漏水箇所に防水剤を注入して漏水自体を防止することにより行われていた(特許文献1参照)。以下に、従来の漏水防止方法の一例を説明する。
図5は、従来の漏水防止方法における防水剤の注入状況を示す概略断面図である。
はじめに、トンネル覆工100に注入孔101を穿孔し、該注入孔101内を通して、注入機110により前記トンネル覆工100の表面側100aから背面側100bにゴムアスファルトエマルジョン等の水性防水剤111を圧送し、トンネル覆工100の背面側100b上に散布させる。そして、拡散した水性防水剤111がトンネル覆工100に存在するひび割れ(図示せず)に侵入し、更に、水性防水剤111がひび割れ内をトンネル覆工100の背面側100bから表面側100aに向けて浸透しながら拡散して凝固することにより、トンネル覆工100に存在するひび割れ(図示せず)が閉塞される。このようにして漏水を防止または低減させることにより、付随的にエフロレッセンスの析出を防止または低減していた。
特開2002−147198号公報(段落0009、図3)
しかしながら、防水剤の注入によって漏水を完全に防止することは困難であることが、経験的に知られている。つまり、防水剤を用いる漏水防止方法ではエフロレッセンスの析出を完全に防止することができないという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、防水剤を使用することなく、漏水に伴うエフロレッセンスの析出を抑止する方法を提供することを課題とする。
本発明は、コンクリート構造物の漏水に伴うエフロレッセンスの析出抑止方法であって、前記コンクリート構造物の漏水部に、カルシウムイオンと反応して水不溶性物質又は水難溶性物質を析出させる溶液を浸透させ、前記漏水部内側面において水不溶性物質又は水難溶性物質を析出させることを特徴とする。
ここで、「漏水部」とは、コンクリート構造物において水が漏れている箇所をいい、例えばクラック、打ち継ぎ目、コールドジョイント等が該当する。また、「カルシウムイオンと反応して水不溶性物質又は水難溶性物質を析出させる溶液」とは、カルシウムイオンと反応して所定のカルシウム化合物を生成する化学物質を含んだ水溶液等であり、例えば炭酸水等である。また、「水不溶性物質又は水難溶性物質」とは、前記の例でいえば炭酸カルシウム等である。
通常、エフロレッセンスは、コンクリート中の水酸化カルシウムがカルシウムイオンとなって漏水中に溶出し、コンクリート表面(漏水部表面)において空気中の二酸化炭素と反応して炭酸カルシウムとなって析出したものである。本発明によれば、コンクリート構造物の漏水部に、カルシウムイオンと反応して水不溶性物質又は水難溶性物質を析出させる溶液を浸透させて、漏水部の内側面において水不溶性物質又は水難溶性物質を析出させるため、漏水部の表面にカルシウムイオンが到達することがなくなる。これにより、漏水部の表面におけるエフロレッセンスの析出を抑止することができる。
また、本発明によれば、漏水部内側面において水不溶性物質又は水難溶性物質が析出するに従い、当該物質が漏水部内側面に付着して漏水部が次第に閉塞され、漏水量が減少していくため、エフロレッセンスの析出を相乗的に抑止することができる。
さらに、本発明によれば、防水剤が浸透できない微細なクラックであっても、水(水溶液)が浸透する限りはクラック内で水不溶性物質又は水難溶性物質が生成されることから、クラックが閉塞されて漏水が止まり、エフロレッセンスの析出を抑止することができる。
また、本発明は、コンクリート構造物の漏水に伴うエフロレッセンスの析出抑止方法であって、前記コンクリート構造物の漏水部背面に存在する水酸化カルシウム溶液中に沈殿剤を注入して、カルシウム化合物を沈殿させることを特徴とする。
ここで、「コンクリート構造物の漏水部背面に存在する水酸化カルシウム溶液」とは、エフロレッセンス析出の源となるカルシウムイオンを含んだ溶液であり、例えば、コンクリート背面の隙間を閉塞するために当該隙間に充填したエアモルタルから湧出したブリージング水等が該当する。
なお、「沈殿剤」としては、「炭酸水」や「炭酸ガス」を用いることができる。
本発明によれば、コンクリート構造物の背面にブリージング水等の水酸化カルシウム溶液が溜まっており、これが漏水している場合でも、この溶液にカルシウムイオンと反応してカルシウム化合物を析出させる沈殿剤を注入することにより、カルシウムイオンがカルシウム化合物となって析出・沈殿されるため、漏水部表面におけるエフロレッセンスの析出を抑止することができる。
本発明によれば、防水剤を使用することなく、漏水に伴うエフロレッセンスの析出を抑止することができる。また、漏水部を水不溶性物質又は水難溶性物質で閉塞させることにより、漏水を低減させることができる。
これにより、構造物の美観を良好に維持することが可能となる。また、エフロレッセンスの清掃が不要となるため、排水設備への悪影響、管理コストの削減等を図ることができる。
本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
<第1の実施形態>
第1の実施形態は、地下構造物の背面に溜まった地下水がクラックから漏水している場合に本発明に係るエフロレッセンスの析出抑止方法を適用した例である。参照する図面において、図1は、第1の実施形態に係るエフロレッセンスの析出抑止方法の適用状況を示す概略構成図である。また、説明の便宜のため、地下構造物の地盤側の面を「背面」とし、その反対側(構造物の内側)の面を「表面」とする。
[注入孔削孔工程]
図1に示すように、地盤Gを掘削した地下空間に構築されたコンクリート製の地下構造物Kの上床版10と地盤Gとの間に隙間Sが生じた場合には、この隙間Sに地下水W1が溜まる。
このような状況で、何らかの理由により上床版10にクラック20(請求項にいう「漏水部」に相当する。)が生じると、上床版10の背面10bの上に溜まっている地下水W1が、このクラック20を伝って表面10aに漏水し、エフロレッセンスが析出するおそれが生じる。
そこでまず、地下水W1に炭酸ガスを注入するための注入孔11を削孔する。注入孔11は、公知のコンクリートドリルや、コア抜き機、ボーリングマシン等を用いて、上床版10の表面10aから背面10bまで貫通するように削孔される。注入孔11の削孔位置は、特に限定されるものではないが、クラック20の背面の地下水W1を炭酸水W1’に変えることができるよう、クラック20の近傍に削孔するのが好ましい。
なお、上床版10にあらかじめ背面注入用のグラウト管やグラウト孔が設けられている場合は、それらを利用するのが好ましい。また、地上から地盤Gをボーリングして地下構造物Kの背面10b側の隙間Sに炭酸ガスを注入するようにしてもよい。このようにすると、地下構造物Kを削孔しなくて済む。
[炭酸ガス注入工程]
注入孔11の削孔後、炭酸ガス注入装置30を用いて地下水W1に炭酸ガスを注入する。炭酸ガス注入装置30は、炭酸ガスが充填されたボンベ31と、炭酸ガス(H2CO3)を噴出するノズル33と、ボンベ31とノズル33とを結ぶホース32とから構成されている。炭酸ガスは、圧縮された状態でボンベ31に充填されており、バルブを開くとノズル33の先端から炭酸ガスが噴射されるようになっている。
この炭酸ガス注入装置30のノズル33を注入孔11に差し込み、地下水W1中に炭酸ガスを噴射すると、炭酸ガスは水に溶けやすいため、地下水W1に炭酸ガスが溶け込んで炭酸水W1’となる。炭酸(炭酸ガス)の電離式を以下に示す。
H2CO3 → 2H+ + CO3 2-
なお、本実施形態では、炭酸ガスを使用しているが、炭酸水を噴射するようにしてもよい。
つぎに、前記炭酸水W1’がクラック20に浸透し、エフロレッセンスの析出が抑止される過程について、図2を参照しつつ説明する。
[炭酸水浸透過程]
図2は、クラック内部における炭酸カルシウムの生成状況を示した概念図である。
図2に示すように、炭酸水W1’は、クラック20の背面側開口部20bからクラック20内部に浸透していく。かかる炭酸水W1’には、炭酸イオン(CO3 2-)が含まれており、クラック20内部に炭酸イオンが浸透していくこととなる。
[水酸化カルシウム溶出過程]
一方、上床版10のコンクリート中に地下水W1が浸み込むと、コンクリート中の水酸化カルシウム(Ca(OH)2)がイオン化し、カルシウムイオン(Ca2+)がクラック20の内側面20cから炭酸水W1’中に溶出する。水酸化カルシウムの電離式を以下に示す。
Ca(OH)2 → Ca2+ + 2OH-
[炭酸カルシウム生成過程]
このとき炭酸水W1’中の炭酸イオンと、クラック20の内側面20cから溶出したカルシウムイオンが反応して炭酸カルシウム(CaCO3)が生成される。炭酸カルシウムの反応式を以下に示す。
Ca2+ + CO3 2- → CaCO3
この反応により、カルシウムイオンは、クラック20の内側面20cに炭酸カルシウムとして付着してしまうため、漏水W2にはカルシウムイオンがほとんど含まれないこととなる。したがって、クラック20の表面側開口部20aにおいてカルシウムイオンと空気中の二酸化炭素が反応することがなくなり、エフロレッセンスの析出が抑止される。
さらに反応が進行すると、クラック20が炭酸カルシウムによって次第に閉塞されていく。クラック20の幅が狭まると漏水W2の量が減少するため、エフロレッセンスの析出がさらに抑止される。
<第2の実施形態>
第2の実施形態は、地下構造物の背面にブリージング水等が混ざった水酸化カルシウム溶液が溜まっている場合に本発明に係るエフロレッセンスの析出抑止方法を適用した例である。参照する図面において、図3は、第2の実施形態に係るエフロレッセンスの析出抑止方法の使用状況を示す概略構成図である。
図3に示すように、隙間SにエアモルタルAMを充填した場合に、隙間Sの一部が充填しきれず、そこにエアモルタルAMから湧出したブリージング水等が混ざった水酸化カルシウム溶液W3(以下、単に「溶液W3」という。)が溜まってしまうことがある。以下、第2の実施形態の適用方法について説明する。
[注入孔削孔工程〜炭酸ガス注入工程]
第1の実施形態と同様にして、上床版10に注入孔11を削孔し、炭酸ガス注入装置30を用いて溶液W3に炭酸ガス(H2CO3)を注入する。
[水酸化カルシウム溶液中和過程]
炭酸ガスが溶液W3に溶けると、溶液W3中のカルシウムイオンと炭酸イオンが反応して炭酸カルシウムが生成され、カルシウムイオンが減少する。
カルシウムイオンが全て炭酸カルシウムとなって析出・沈殿すると、クラック20からの漏水W2にはカルシウムイオンが含まれなくなるため、クラック20の表面側開口部20a付近におけるエフロレッセンスの析出を抑止することができる。また、クラック20の内部においても炭酸カルシウムが生成されるため、クラック20が次第に閉塞されていく。これにより、漏水W2の量が減り、さらにエフロレッセンスの析出を抑止することができる。
本発明の効果を確認するために、実験を行なった。以下に実験概要及び実験結果を説明する。
[実験概要]
図4は、実験装置全体を示す概略構成図である。
はじめに、コンクリートで直径15cm、高さ15cmの円柱供試体40を作成し、高さ方向のクラック41を人工的に設ける。
次に、この円柱供試体40の周囲を覆うように内径15cm、高さ40cmの円筒形状型枠50を取り付ける。
そして、円柱供試体40の上面と円筒形状型枠50の内周面に囲まれた空間に水酸化カルシウム溶液W4を満たして、クラック41から漏水させる。
なお、水酸化カルシウム溶液W4は、水位を一定に保てるように、漏水した分だけ供給する。
次に、炭酸ガス注入装置30を用いて水酸化カルシウム溶液W4に炭酸ガスを供給し、炭酸カルシウムを沈殿させる。
そして、円柱供試体40の上部に満たした水酸化カルシウム溶液W4のpHと、クラック41から漏れてくる漏水W5のpHとを測定する。また、漏水W5の量(漏水量)を測定する。
[実験結果]
実験の結果、供試体底面40aには、エフロレッセンスはほとんど付着しておらず、本発明の効果が良好であることが確認された。
また、漏水量は、初期漏水量が約2.5(cc/sec)であったものが、水酸化カルシウム溶液W4が略中和された時点では約0.2(cc/sec)となった。
また、円柱供試体40を分割してクラック41の内側面を観察したところ、当該クラック41の内側面には白色の炭酸カルシウムが全面的に付着しており、クラック41を目詰まりさせていることが確認された。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変更して実施可能であることは言うまでもない。
例えば、第1の実施形態では、炭酸ガスの注入孔を上床版10の背面10bまで貫通させたが、注入孔をクラックに向けて削孔し、クラック内部に炭酸ガスを直接注入するようにしてもよい。このようにすると、クラック内に直接炭酸ガスを送り込むことができる。
また、第1及び第2の実施形態では炭酸ガスを注入したが、炭酸水を注入するようにしてもよい。このようにすると、地下水位の変動等により構造物背面に地下水が存在しない場合でも、クラックに炭酸水を浸透させることができる。また、「カルシウムイオンと反応して水不溶性物質又は水難溶性物質を析出させる溶液」であれば、炭酸ガス、炭酸水に限られないのは当然である。
また、第1及び第2の実施形態では地下構造物を例にとって説明したが、本発明は地下構造物以外のコンクリート構造物にも適用可能である。例えば、ビル等の屋上に雨水が溜まり、天井スラブに生じたクラックから漏水してエフロレッセンスが析出してしまっている場合等にも用いることができる。
また、本発明の適用部位は、上床版や天井スラブに限られるものではなく、炭酸水等を浸透させることができる限り、側壁、中床版、下床版等いかなる部位の漏水箇所(漏水部)であってもよい。また、漏水箇所についても、構造物に生じたクラックに限られるものではなく、コンクリートの打ち継ぎ目やコールドジョイント等からの漏水に対しても適用可能である。
第1の実施形態に係るエフロレッセンスの析出抑止方法の適用状況を示す概略構成図である。 クラック内部における炭酸カルシウムの生成状況を示した概念図である。 第2の実施形態に係るエフロレッセンスの析出抑止方法の適用状況を示す概略構成図である。 実験装置全体を示す概略構成図である。 従来の漏水防止方法における防水剤の注入状況を示す概略断面図である。
符号の説明
10 上床版
11 注入孔
20 クラック(漏水部)
30 炭酸ガス注入装置
W1 地下水
W2 漏水

Claims (4)

  1. コンクリート構造物の漏水に伴うエフロレッセンスの析出抑止方法であって、
    前記コンクリート構造物の漏水部に、カルシウムイオンと反応して水不溶性物質又は水難溶性物質を析出させる溶液を浸透させ、前記漏水部内側面において水不溶性物質又は水難溶性物質を析出させることを特徴とするエフロレッセンスの析出抑止方法。
  2. 前記溶液は、炭酸水であることを特徴とする請求項1記載のエフロレッセンスの析出抑止方法。
  3. コンクリート構造物の漏水に伴うエフロレッセンスの析出抑止方法であって、
    前記コンクリート構造物の漏水部背面に存在する水酸化カルシウム溶液中に沈殿剤を注入して、カルシウム化合物を沈殿させることを特徴とするエフロレッセンスの析出抑止方法。
  4. 前記沈殿剤は、炭酸水又は炭酸ガスであることを特徴とする請求項3記載のエフロレッセンスの析出抑止方法。
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