JP2005048330A - 経糸シート巻取機における停電時用ブレーキ装置の制御装置及び制御方法 - Google Patents

経糸シート巻取機における停電時用ブレーキ装置の制御装置及び制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 停電時に、停電時用ブレーキ装置が必ず作動するようにして、経糸シートが弛んだり過張力状態になったりすることを防ぐことにある。
【解決手段】 経糸シート巻取機における停電時用ブレーキ装置の制御技術は、経糸シート巻取機が停止しているとき、経糸シート巻取機の他の機械装置の所定の動作に応じて、停電時用ブレーキ装置を作動させることを特徴とする。他の機械装置の所定の動作は、巻取ビームを支持部に脱着する動作、又は経糸シートに張力を制御していた張力制御装置の制御を解除する動作を含む。
【選択図】 図1

Description

本発明は、経糸シート巻取機における停電時用ブレーキ装置を制御する装置及び方法に関する。
経糸シート巻取機は、経糸シートを巻き取る巻取ビームやローラ等と、それらを回転させる駆動装置とを備える(例えば、特許文献1を参照。)。
そのような経糸シート巻取機は、停電時に経糸シートが弛んだり過張力になったりしないように、ローラ(例えば、送出ローラ、サイジングローラ)や巻取ビームをほぼ同時に停止させる停電時用ブレーキ装置を回転駆動源毎に必要としている。
しかし、停電が長期間にわたって発生しない場合や、経糸シート巻取機の主電源のブレーカーで電源を遮断させて停電と同じ状態にしない場合には、停電時用ブレーキ装置は、長期間作動されない。
このため、停電時用ブレーキ装置は、停電時用ブレーキ装置の可動部分に生じる、錆の発生、経糸シートからの糸屑のような飛来物や塵埃等の付着、停電時用ブレーキ装置の可動部分の摺動を円滑にするグリスの固化等により、停電時における押圧力(ブレーキ力)の不足、作動するまでの時間の遅延、停電時用ブレーキ装置の可動部分の不作動等の不都合を招くことを避けることができない。
上記のことから、停電時に、巻取ビームの回転が停止するタイミングが、他の装置に備えられているローラ(例えば、送出ローラ、サイジングローラ)の回転が停止するタイミングと異なってしまい、その結果経糸シートが低張力や過張力の状態に巻かれたり、弛んだり、過剰に張った状態で停止してしまう。
特開平7−229055号公報
本発明の目的は、停電時に、停電時用ブレーキ装置が必ず作動するようにして、経糸シートが弛んだり張力が過剰になったりすることを防ぐことにある。
本発明に係る第1の制御装置は、経糸シート巻取機に備えられた停電時用ブレーキ装置の制御装置であって、運転停止時に経糸シート巻取機を構成する他の機械装置の特定の動作に応じて作動指令信号を発生する信号発生装置と、前記停電時用ブレーキ装置に前記作動指令信号に応じて停止動作をさせる作動指令装置とを含む。
本発明に係る第2の制御装置は、経糸シート巻取機に備えられた停電時用ブレーキ装置であって当該停電時用ブレーキ装置専用の可動部分と、当該停電時用ブレーキ装置及び停止用ブレーキ装置で共通の可動部分とを有する停電時用ブレーキ装置の制御装置であって、運転停止時に経糸シート巻取機を構成する他の機械装置の特定の動作に応じて作動指令信号を発生する信号発生装置と、前記停電時用ブレーキ装置の少なくとも前記専用の可動部分に前記作動指令信号に応じて停止動作をさせる作動指令装置とを含む。
本発明に係る制御方法は、通電時の経糸シート巻取機の運転が停止しているとき、前記経糸シート巻取機の所定の動作に応じて、停電時用ブレーキ装置を作動させることを含む。
本発明に係る制御装置及び方法において、停電時用ブレーキ装置は、複数の他の機械装置の特定の動作に応じて、作動されるから、停電時用ブレーキ装置は、定期的に、作動される。
このため、本発明によれば、錆の発生、経糸シートからの糸屑のような飛来物や塵埃等の付着、停電時用ブレーキ装置の可動部分のグリスの固化等、停電時用ブレーキ装置の長期間にわたって作動しないことによる可動部分に生じる不都合に起因する、停電時のブレーキ力の不足、ブレーキ装置が作動するまでの時間の遅延、停電時用ブレーキ装置の可動部分の不作動等を招くことがない。
停電用ブレーキ装置は、専用の可動部分と、停電用ブレーキ装置及び停止用ブレーキ装置で共通の可動部分とを有する。停電用ブレーキ装置及び停止用ブレーキ装置で共通の可動部分は、停止動作にともなって頻繁に作動されるので、停電時に作動不良となることはない。専用の可動部分も、特定の動作に応じて作動されるから、定期的に作動される。したがって、停電用ブレーキ装置の全ての可動部分は長期間作動しないことによる作動不良になることを防ぐことができる。
前記作動指令装置は、前記作動信号により前記停電時用ブレーキ装置への通電を遮断するようにしてもよい。そのようにすれば、停電時用ブレーキ装置を停電時と同じ状態にして、停電時用ブレーキ装置の可動部分に停電時と同じ作動をさせることができる。
経糸シートの巻取が完了すると、巻取ビームがそれ専用の支持部に対し脱着される。それゆえに、前記他の機械装置は前記巻取ビームを脱着可能に支持する支持部に巻取ブーム脱着する脱着装置を含み、前記特定の動作は前記巻取ビームを前記支持部に脱着する動作を含むことができる。そのようにすれば、巻取ビームを支持部から取り外すたび又は支持部に装着するたびに、停電時用ブレーキ装置を作動させることになり、停電時における停電時用ブレーキ装置の作動不良を生じにくくすることができる。
経糸シートは、一般に、経糸シート巻取機の運転停止中も巻取モータは励磁され、張力制御装置により張力を制御される。それゆえに、前記他の機械装置は経糸シートの張力を制御する張力制御装置を含み、前記特定の動作は経糸シートに張力を制御していた前記張力制御装置の制御を解除する動作を含むことができる。
そのようにすれば、張力制御を解除しているときに、停電時用ブレーキ装置を作動させるから、停電時用ブレーキ装置の作動によって駆動制御が乱されて異常になり、張力制御異常に起因する異常な張力が経糸シートに付与されないから、経糸シートの品質を保った状態で、停電時用ブレーキ装置を作動させることができる。その結果、張力制御装置による張力制御を解除するたびに停電時用ブレーキ装置を作動させることになり、停電時における停電時用ブレーキ装置の作動不良を生じにくくすることができる。
前記経糸シート巻取機は、経糸シートを糊付して巻取ビームに巻き取る経糸糊付機、複数の給糸ビームからの経糸シートを巻取ビームに巻き返すビーマ、又は複数のクリールからの経糸シートを巻取ビームに巻き取るワーパを含むことができる。
図1を参照するに、経糸シート巻取機の1つである経糸糊付機10は、複数の経糸を巻いた給糸ビーム(図示せず)又はクリールから伸びる複数の経糸をシート状に並べた経糸シート12を送り装置14により糊付装置16に送り出し、糊付装置16において経糸シート12に糊付をし、糊付けされた経糸シート12を乾燥装置18において乾燥させ、乾燥させた経糸シート12を巻取装置20において巻取ビーム22に巻き取る。
作業者は、乾燥させた経糸シート12を巻き取った巻取ビーム22を巻取ビーム着脱装置24により巻取装置20から取り外し、その後、経糸シート12が巻かれていない巻取ビーム22を巻取ビーム着脱装置24により巻取装置20に取り付ける。
送り装置14は、経糸シート12を給糸ビームから糊付装置16へ積極的に送るべく回転されるフィードローラ26と、経糸シート12をフィードローラ26にこれと共同して挟んだ状態に押圧する押えローラ28と、フィードローラ26の回転を停止させる送出用ブレーキ部30とを備えている。本実施例では、送出用ブレーキ部30は、停止用と停電時用のブレーキ装置とで兼用されるブレーキ部であり、両ブレーキ装置の共通の可動部を有する。
フィードローラ26は、軸受(図示せず)により経糸糊付機10のフレームに回転自在に支持されており、その一端側及び他端側にそれぞれタイミングプーリー32及びブレーキディスク34を相対的回転不能に組み付けている。
フィードローラ26は、経糸糊付機10に備えられた送出モータ36の回転を、送出モータ36の出力軸に相対的回転不能に組み付けられたタイミングプーリー38と、タイミングベルト40とを介して受けて、回転される。フィードローラ26の回転、ひいては、ブレーキディスク34の回転は、送出用ブレーキ部30により停止される。
送出用ブレーキ部30は、フィードローラ26の軸線と同じ軸線を有する円板状のブレーキディスク34を可動側ブレーキシュー42と固定側ブレーキシュー44とで挟み、それによりブレーキ力をブレーキディスク34に作用させる。
固定側ブレーキシュー44は、ブレーキディスク34の一方側にブレーキディスク34と間隔をおくように、経糸糊付機10に組み付けられている。
不作動時、可動側ブレーキシュー42は、ブレーキディスク34の他方側にブレーキディスク34と間隔をおくように配置されており、可動側ブレーキシュー42と固定側ブレーキシュー44との間に配置された圧縮スプリング46の付勢力により、ブレーキディスク34から離間されている。換言すると、ブレーキディスク34は、互いに平行に配置された可動側ブレーキシュー42及び固定側ブレーキシュー44の間に、可動側ブレーキシュー42及び固定側ブレーキシュー44に対し非接触の状態に配置されている。
したがって、送出用ブレーキ部30は、エアーシリンダ48に高圧空気が供給されていないとき、すなわち、エアーシリンダ48の内部の空気圧が大気圧と略同一であるときは、ブレーキディスク34を回転可能な状態に維持している。
作動時、可動側ブレーキシュー42は、高圧空気がエアーシリンダ48に供給されることにより、圧縮スプリング46のばね力に抗して固定側ブレーキシュー44側に移動させられ、それにより固定側ブレーキシュー44と共同してブレーキディスク34を把持する。
フィードローラ26は、エアーシリンダのような押圧装置(図示せず)により押えローラ28と共同して経糸シート12を挟持する。挟持された経糸シート12は、フィードローラ26の周速度に応じた送出速度でイマーションローラ50に送り出される。
糊付装置16は、回転駆動源として作用するサイジングモータ52と、サイジングモータ52からの回転力により回転されるサイジングローラ54と、サイジングローラ54に掛けられている経糸シート12をサイジングローラ54と共同して挟むイマーションローラ50及びスクイズローラ56とを含む。イマーションローラ50及びスクイズローラ56は、それぞれ、サイジングローラ54の上流側及び下流側に配置されている。
サイジングローラ54は、経糸糊付機10に備えられたサイジングモータ52の回転を、サイジングモータ52の出力軸に相対的回転不能に組み付けられたタイミングプーリー38と、タイミングベルト40とを介して受けて、回転される。サイジングローラ54の回転、ひいては、ブレーキディスク34の回転は、サイジング用ブレーキ部58により停止される。
サイジング用ブレーキ部58は、サイジングローラ54の回転を停止させるべく経糸糊付機10に設けられている。このサイジング用ブレーキ部58は、送出用ブレーキ部30と同様の構造を有している。
それゆえに、サイジング用ブレーキ部58は、エアーシリンダ60の押圧力で可動側ブレーキシュー42を圧縮スプリング46の付勢力に抗して固定側ブレーキシュー44に接近させ、それにより可動側ブレーキシュー42及び固定側ブレーキシュー44でブレーキディスク34を挟持する。
イマーションローラ50及びスクイズローラ56は、エアーシリンダのような押圧装置(図示せず)からの押圧力により、経糸シート12をサイジングローラ54に接触させて、経糸シート12をサイジングローラ54と共同して挟持する。
フィードローラ26から送り出された経糸シート12は、イマーションローラ50とサイジングローラ54との間に入り込み、糊液(図示せず)に浸され、糊付される。スクイズローラ56は、糊液に浸された後の経糸シート12をサイジングローラ54に押し付け、糊液を経糸の内部まで浸透させると共に経糸に染み込んだ余分の糊液を絞る。絞られた経糸シート12は、乾燥させるために、乾燥装置18に送られる。
乾燥装置18は、糊付されて絞られた経糸シート12を乾燥させるための複数の乾燥シリンダ62と、複数の乾燥シリンダ62を回転させるシリンダモータ64と、乾燥シリンダ62の回転を停止させる乾燥用ブレーキ部66とを含む。
乾燥装置18は、絞られた経糸シート12を、加熱された複数の乾燥シリンダ62に、掛けて接触させることにより、乾燥させる。
それら乾燥シリンダ62の外径寸法は、略同一とされている。各乾燥シリンダ62は、その軸にスプロケット68を相対的回転不能に組み付けている。それらスプロケット68のピッチ円の直径寸法は同一とされている。
それらのスプロケット68は、共通のエンドレスチェーン70により回転されて、対応する乾燥シリンダ62を回転させる。チェーン転向用のスプロケット72は、経糸シート12の移動方向における複数の乾燥シリンダ62の上流側及び下流側のそれぞれに配置されている。
下流側のスプロケット72の回転軸は、その一端部及び他端部に、それぞれ、乾燥用ブレーキ部66のブレーキディスク34及びタイミングプーリー32を相対的回転不能に組み付けている。
乾燥用ブレーキ部66は、送出用ブレーキ部30と同様の構造を有している。したがって、乾燥用ブレーキ部66は、エアーシリンダ76の押圧力で可動側ブレーキシュー42を圧縮スプリング46の付勢力に抗して固定側ブレーキシュー44に接近させ、それにより可動側ブレーキシュー42、固定側ブレーキシュー44でブレーキディスク34を挟持する。
タイミングプーリー32は、シリンダモータ64により、これの出力軸に相対的回転不能に設けられたタイミングプーリー38及びこれに掛けられたタイミングベルト40を介して回転される。
乾燥装置18により乾燥された経糸シート12は、巻取装置20の巻取ビーム22に巻き取られる。
巻取装置20は、乾燥装置18により乾燥された経糸シート12を巻き取る巻取ビーム22と、巻取ビーム22を回転させる巻取モータ82と、巻取ビーム22の回転を停止させる巻取用ブレーキ部84と、巻取ビーム22の一端及び他端を回転可能かつ脱着可能に支持する支持部86及び86とを含む。
巻取ビーム22は、その一端部には、巻取モータ82により、巻取モータ82の出力軸に相対的回転不能に組み付けられたVプーリー88、中間軸90に相対的回転不能に組み付けられたVプーリー92,94、巻取ビーム22の一端部に相対的回転不能に組み付けられたVプーリー96、それらのVプーリに掛けられたVベルト98を介して、回転される。
巻取用ブレーキ部84は、送出用ブレーキ部30と同様の構造を有している。すなわち、巻取用ブレーキ部84のブレーキディスク34は、中間軸90の一端側に相対的回転不能に組み付けられて、巻取用ブレーキ部84の固定側ブレーキシュー44と可動側ブレーキシュー42との間に位置されている。
不作動時、可動側ブレーキシュー42は、可動側ブレーキシュー42と固定側ブレーキシュー44との間に配置された圧縮スプリング46の付勢力により、ブレーキディスク34から離間されている。換言すると、ブレーキディスク34は、互いに平行に配置された可動側ブレーキシュー42及び固定側ブレーキシュー44の間に、これら可動側ブレーキシュー42及び固定側ブレーキシュー44に対し非接触の状態に配置されている。
したがって、巻取用ブレーキ部84は、巻取用ブレーキ部84のエアーシリンダ100の押圧力で可動側ブレーキシュー42を圧縮スプリング46の付勢力に抗して固定側ブレーキシュー44に接近させ、それにより可動側ブレーキシュー42及び固定側ブレーキシュー44でブレーキディスク34を挟持する。
巻取ビーム着脱装置24は、巻取ビーム22の一端と他端とを受ける一対のアーム部102と、各アーム部102を上方向に押し上げる一対のエアーシリンダ104と、巻取ビーム22が支持部86から取り外されたことを検出するリミットスイッチのような検出部106とを含む。
アーム部102は、巻取ビーム22の一端及び他端の近傍を受ける受け部108を一端に有し、巻取ビーム着脱装置24のフレームに揺動可能に支持されているヒンジ部110を他端に有する。
経糸糊付機10の送出モータ36、サイジングモータ52、シリンダモータ64及び巻取モータ82、送出用ブレーキ部30、サイジング用ブレーキ部58、乾燥用ブレーキ部66及び巻取用ブレーキ部84並びに巻取ビーム着脱装置24は、図2から図6に示す主制御装置112から出力される信号等により制御される。それらの信号等は、対応する部材を動作させる駆動電力を含む。
図2から図6に示すように、フィードローラ26、サイジングローラ54、乾燥シリンダ62及び巻取ビーム22は、それぞれ、送出モータ36、サイジングモータ52、シリンダモータ64及び巻取モータ82が主制御装置112からの駆動信号S1,S2,S3及びS4によって回転されることにより、回転される。
主制御装置112は、配線S12,S22,S32及びS42への電気的な状態を無通電状態(弁体に駆動電力を供給していない状態)から通電状態(弁体に駆動電力を供給している状態)に切り替えることにより、送出用ブレーキ部30、サイジング用ブレーキ部58、乾燥用ブレーキ部66及び巻取用ブレーキ部84にレギュレータR12,R22,R32,R42を経て供給される高圧空気の供給を停止する。
主制御装置112は、配線S11,S21及びS31への電気的な状態を無通電状態から通電状態に切り替えることにより、レギュレータR11,R21,R31を経て高圧空気を供給し、送出用ブレーキ部30、サイジング用ブレーキ部58及び乾燥用ブレーキ部66を作動させ、フィードローラ26、サイジングローラ54及び乾燥シリンダ62の回転を停止させる。
図2及び図3を用いて送り装置14の回路をより具体的に説明する。
送出モータ36は、主制御装置112からの駆動信号S1により回転される。経糸糊付機10に備えられている高圧空気源114は、高圧空気をレギュレータR11及びR12に供給している。
レギュレータR11及びR12に供給された高圧空気は、それぞれ、レギュレータR11及びR12において停止用の圧力及び停電時用の圧力に調整され、電磁切替弁VA1のコネクタb及び電磁開閉弁VB1のコネクタaに供給される。
図3に示すように、電磁切替弁VA1は、駆動電力が主制御装置112から配線S11に供給されているか否か(すなわち、通電状態であるか無通電状態であるか)に基づいてコネクタcをコネクタb及びコネクタaに選択的に接続する。また、電磁切替弁VA1は、コネクタcをコネクタbに接続すると、コネクタaは閉鎖され、コネクタcをコネクタaに接続すると、コネクタbは閉鎖される。
電磁開閉弁VB1は、電磁切替弁VA1と同様の構造を有している。このため、電磁開閉弁VB1は、配線S12が通電状態であるか無通電状態であるか(すなわち、駆動電力が供給されているか否か)に応じて、コネクタcを、開放されているコネクタbと、高圧空気が供給されされているコネクタaとに選択的に接続する。
上記の結果、レギュレータR12からの高圧空気は、配線S12が無通電状態にあり、電磁開閉弁VB1のコネクタcがコネクタaに接続されている間、電磁切替弁VA1のコネクタaに供給される。
作業者が停止ボタンを押したり、定量停止装置が作動したりすると、配線S11が通電状態となる。
図3に示すように、電磁切替弁VA1及び電磁開閉弁VB1は、それぞれ、それらが配線S11及びS12を介して通電状態になると、電磁切替弁VA1及び電磁開閉弁VB1のソレノイドコイル(図示せず)が励磁され、それらの磁力によって弁体116及び116が圧縮コイル118及び118の付勢力に抗してコネクタcの接続先をコネクタaからコネクタbに切り替える。
これにより、レギュレータR11を経て停止用の圧力に調整された高圧空気が送出用ブレーキ部30に供給され、送出用ブレーキ部30が作動する。このようにして停止用ブレーキ装置は、レギュレータR11、電磁切替弁VA1及び送出用ブレーキ部30によって形成される。
これに対し、電磁切替弁VA1及び電磁開閉弁VB1は、それぞれ、停電時のように無通電状態になると、ソレノイドコイルの磁力が生じなくなるから、圧縮コイル118及び118の付勢力により弁体116及び116を移動させてコネクタcの接続先をコネクタbからコネクタaに切り替える。
これにより、レギュレータR12を経て停電時用の圧力に調整された高圧空気が送出用ブレーキ部30に供給され、送出用ブレーキ部30が作動する。このようにして停電時用ブレーキ装置が、レギュレータR12、電磁開閉弁VB1、電磁切替弁VA1及び送出用ブレーキ部30によって形成される。送出用ブレーキ部30と電磁切替弁VA1とは、停電時用ブレーキ装置と停止用ブレーキ装置の共通の可動部分であるエアーシリンダ48のピストン部分と、可動側ブレーキシュー42と、可動側ブレーキシュー42のヒンジ部分と、弁体116とを有する。電磁開閉弁VB1は、停電時用ブレーキ装置の専用の可動部分である弁体116を有する。
送出用ブレーキ部30のエアーシリンダ48は、電磁切替弁VA1のコネクタcに配管を介して接続されている。したがって、エアーシリンダ48の内圧は、電磁切替弁VA1及び電磁開閉弁VB1の動作内容に応じて、レギュレータR11又はR12により調節された停止用又は停電時用の高圧空気の圧力とされる。若しくは、経糸糊付機10の運転中におけるエアーシリンダ48の内圧は、電磁開閉弁VB1のコネクタbに接続されることにより、大気圧とされる。これにより、経糸糊付機10の運転中においてエアーシリンダ48の内圧を大気圧にされることにより送出用ブレーキ部30は不作動状態に維持される。
図4を参照して、糊付装置16、すなわち、サイジングモータ52、サイジングローラ54の回路をより具体的に説明する。
サイジングモータ52は、主制御装置112からの駆動信号S2により回転される。高圧空気源114は、高圧空気をレギュレータR21及びR22に供給している。
図4に示すサイジングローラ54の回路は、図2に示すフィードローラ26の回路と同様の回路構成とされている。
レギュレータR21及びR22に供給された高圧空気は、それぞれ、停止用及び停電時用の圧力に調整されて、電磁切替弁VA2のコネクタb及び電磁開閉弁VB2のコネクタaに供給される。
電磁切替弁VA2及び電磁開閉弁VB2は、電磁切替弁VA1と同様の構造を有している。それゆえに、電磁切替弁VA2及び電磁開閉弁VB2は、通電状態の場合にはコネクタcをコネクタbに接続し、無通電状態の場合にはコネクタcをコネクタaに接続する。
サイジング用ブレーキ部58のエアーシリンダ60は、電磁切替弁VA2のコネクタcに配管を介して接続されている。したがって、エアーシリンダ60の内圧は、電磁切替弁VA2及び電磁開閉弁VB2の動作内容に応じて、レギュレータR21又はR22により調節された停止用又は停電時用の高圧空気の圧力若しくは経糸糊付機10の運転中における大気圧とされる。
このようにして、停止用ブレーキ装置及び停電時用ブレーキ装置が、それぞれ、レギュレータR21、電磁切替弁VA2、サイジング用ブレーキ部58、及びレギュレータR22、電磁開閉弁VB2、電磁切替弁VA2、サイジング用ブレーキ部58によって形成される。サイジング用ブレーキ部58と電磁切替弁VA2とは、停電時用ブレーキ装置と停止用ブレーキ装置の共通の可動部分を有する。電磁開閉弁VB2は、停電時用ブレーキ装置の専用の可動部分を有する。
図5を参照して、乾燥装置18の回路をより具体的に説明する。
シリンダモータ64は、主制御装置112からの駆動信号S3により回転される。
図5に示す乾燥シリンダ62の回路は、図2に示すフィードローラ26の回路と同様の回路構成とされている。
高圧空気源114から供給される高圧空気は、レギュレータR31及びR32において、停止用及び停電時用の圧力に調整されて、電磁切替弁VA3のコネクタb及び電磁開閉弁VB3のコネクタaに供給される。
電磁切替弁VA3及び電磁開閉弁VB3は、電磁切替弁VA1と同様の構造を有している。それゆえに、電磁切替弁VA3及び電磁開閉弁VB3は、それぞれ、これが無通電状態であるか、通電状態あるかに応じて、コネクタcをコネクタaとコネクタbとに選択的に接続する。
乾燥用ブレーキ部66のエアーシリンダ76は、電磁切替弁VA3のコネクタcに配管を介して接続されている。したがって、エアーシリンダ76の内圧は、電磁切替弁VA3及び電磁開閉弁VB3が無通電状態であるか、通電状態あるかに応じて、レギュレータR31又はR32において調節された停止用又は停電時用の高圧空気の圧力若しくは運転中における大気圧とされる。
このようにして、停止用ブレーキ装置及び停電時用ブレーキ装置が、それぞれ、レギュレータR31、電磁切替弁VA3、乾燥用ブレーキ部66、及びレギュレータR32、電磁開閉弁VB3、電磁切替弁VA3、乾燥用ブレーキ部66によって形成される。乾燥用ブレーキ部66と電磁切替弁VA3とは、停電時用ブレーキ装置と停止用ブレーキ装置の共通の可動部分を有する。電磁開閉弁VB3は、停電時用ブレーキ装置の専用の可動部分を有する。
図6を参照して、巻取装置20の回路すなわち巻取装置20の巻取用ブレーキ部84の制御装置の回路をより具体的に説明する。
巻取モータ82は、主制御装置112からの駆動信号S4により回転される。
高圧空気源114の高圧空気は、さらに、レギュレータR42に供給されている。レギュレータR42に供給された高圧空気は、停電時用の圧力になるように調整されて、電磁開閉弁VB4のコネクタaに供給される。
電磁開閉弁VB4は、配線S42から弁体の駆動電力が供給されて、電磁開閉弁VB4が通電状態であると、コネクタcとコネクタbとを接続させる。これにより、経糸糊付機10の運転中において、巻取用ブレーキ部84は、巻取用ブレーキ部84のエアーシリンダ100の内圧を大気圧にして不作動に維持される。
これに対し、電磁開閉弁VB4は、停電時のようにこれが無通電状態であると、コネクタcとコネクタaとを接続させて、巻取用ブレーキ部84のエアーシリンダ100の内圧をレギュレータR42により調整された停電時用の高圧空気の圧力にする。
このようにして、停電時用ブレーキ装置が、レギュレータR42、電磁開閉弁VB4及び巻取用ブレーキ部84によって形成される。
巻取ビーム着脱装置24の回路を具体的に説明する。
巻取ビーム着脱装置24のエアーシリンダ104は、高圧空気源114から着脱装置用電磁開閉弁(図示せず)を介して接続され、着脱装置用電磁開閉弁の動作に応じて作動する。
巻取ビーム22が支持部86に支持されている状態において、作業者が巻取ビーム22の取り外し用スイッチを押すと、「リフトアップ」の指令信号が取り外し用スイッチにより主制御装置112に入力される。主制御装置112は、入力した「リフトアップ」の指令信号に基づいて、着脱装置用電磁開閉弁にエアーシリンダ104の駆動信号を出力する。脱着用電磁開閉弁は、主制御装置112からの駆動信号に基づいて動作される。
したがって、高圧空気がエアーシリンダ104に供給されると、アーム部102が巻取ビーム22を押し上げるから、作業者は、リフターのような機械装置を利用して巻取ビーム22の一端及び他端を巻取装置20の支持部86から外すことができる。
以上の経糸糊付機10は、以下のように動作する。
[主電源スイッチの投入]
経糸糊付機10の主電源スイッチがオンになって、経糸糊付機10に電力が供給されると、主制御装置112は、配線S12,S22,S32及びS42を介してこれらに対応する弁に駆動電力を供給してそれらの弁を通電状態にさせる。
これにより、電磁開閉弁VB1,VB2,VB3及びVB4は、電磁開閉弁VB1,VB2,VB3及びVB4のコネクタcを対応するコネクタbに接続する。
電源がオンにされただけの状態においては、経糸糊付機10は運転停止の状態におかれている。
それゆえに、主制御装置112は、配線S12,S22,S32及びS42に駆動電力を供給した状態で、「運転停止」を示すオフの駆動信号S1,S2,S3及びS4を、それぞれ、送出モータ36、サイジングモータ52、シリンダモータ64及び巻取モータ82に出力して、それらモータの回転を停止させている。
主制御装置112は、また、送出モータ36、サイジングモータ52及びシリンダモータ64の回転を阻止するために、配線S11,S21及びS31に駆動電力を供給し続けることにより、電磁切替弁VA1,VA2及びVA3の励磁を継続させて、電磁切替弁VA1,VA2及びVA3のそれぞれのコネクタcをコネクタbに接続させている。
これにより、高圧空気源114−レギュレータR11,R21及びR31−電磁切替弁VA1,VA2及びVA3−送出用ブレーキ部30、サイジング用ブレーキ部58及び乾燥用ブレーキ部66の配管経路が形成されている。
このとき、巻取モータ82は、これが経糸張力センサ(図示せず)によって検出された張力値に基づいて常に回転制御されるが、経糸シート12の送りは、停止しているから、巻取モータ82の出力軸の回転ひいては巻取ビーム22の回転は、経糸シート12の張力値が所定の値になるように張力制御されて停止状態を維持している。このため、経糸糊付機10の主電源スイッチの投入時は、巻取用ブレーキ部84は使用されない(巻取用ブレーキ部84のブレーキ力は解除されている。)。
したがって、レギュレータR11,R21及びR31により停止用に調節された高圧空気が、それぞれ、送出用ブレーキ部30のエアーシリンダ48、サイジング用ブレーキ部58のエアーシリンダ60及び乾燥用ブレーキ部66のエアーシリンダ76に供給されているから、送出用ブレーキ部30、サイジング用ブレーキ部58及び乾燥用ブレーキ部66は作動状態に維持されている。しかし、前述のように、巻取用ブレーキ部84は、巻取モータ82が回転制御されるから、不作動の状態におかれている。
[運転スイッチの投入]
経糸糊付機10を運転状態におくべく運転スイッチがオンにされると、主制御装置112は、先ず、送出用ブレーキ部30、サイジング用ブレーキ部58及び乾燥用ブレーキ部66のブレーキ力を解除させるために、それぞれのエアーシリンダ48,60及び76に供給されている高圧空気を排出させる。
具体的には、主制御装置112は、配線S11,S21及びS31を無通電状態にすることにより、電磁切替弁VA1,VA2及びVA3のソレノイドコイルの励磁を解除させて、電磁切替弁VA1,VA2及びVA3のそれぞれのコネクタcをコネクタaに接続させる。
上記の時点において、電磁開閉弁VB1,VB2,VB3及びVB4は、それぞれ、配線S12,S22,S32及びS42を介して供給される駆動電力により、コネクタcをコネクタbに接続している。したがって、作業者が運転スイッチの投入をしたときであっても、電磁開閉弁VB1,VB2,VB3及びVB4の可動部は移動しない。
これにより、電磁切替弁VA1,VA2及びVA3のコネクタa並びに巻取用ブレーキ部84のエアーシリンダ100の内圧は、いずれも、大気圧とされる。
すなわち、送出用ブレーキ部30のエアーシリンダ48−電磁切替弁VA1−電磁開閉弁VB1−大気、サイジング用ブレーキ部58のエアーシリンダ60−電磁切替弁VA2−電磁開閉弁VB2−大気、及び、乾燥用ブレーキ部66のエアーシリンダ76−電磁切替弁VA3−電磁開閉弁VB3−大気、の流体流路(配管回路)が形成される。
上記の結果、エアーシリンダ48,60及び76の内部に蓄えられていた高圧空気は、大気に放出される。また、可動側ブレーキシュー42,42及び42は、それぞれ、圧縮スプリング46,46及び46の付勢力により、固定側ブレーキシュー44,44及び44から離れるように移動される。
しかし、巻取用ブレーキ部84のエアーシリンダ100−電磁開閉弁VB4−大気の流体流路(配管回路)は、主電源スイッチの投入時にすでに形成されているから、巻取用ブレーキ部84の可動側ブレーキシュー42は、圧縮スプリング46の付勢力により、固定側ブレーキシュー44から離れるように移動されている。
上記のように、送出用ブレーキ部30、サイジング用ブレーキ部58、乾燥用ブレーキ部66及び巻取用ブレーキ部84は、いずれも、ブレーキ解除状態となり、フィードローラ26、サイジングローラ54、乾燥シリンダ62及び巻取ビーム22は、それぞれ、送出モータ36、サイジングモータ52、シリンダモータ64及び巻取モータ82の回転力により回転可能とされる。
次いで、主制御装置112は、送出用ブレーキ部30、サイジング用ブレーキ部58、乾燥用ブレーキ部66及び巻取用ブレーキ部84のいずれもがブレーキ解除状態となっていることをセンサのような検出装置で検出して確認した後、経糸「運転」を示すオンの駆動信号S1,S2,S3及びS4を、それぞれ、送出モータ36、サイジングモータ52、シリンダモータ64及び巻取モータ82に出力して、それらを駆動させる。
巻取モータ82は、これが経糸張力センサ(図示せず)により検出した張力値に基づいて常に回転を制御されるから、経糸シート12の送りが開始されると、それに併せて回転される。
[運転停止スイッチの投入]
経糸糊付機10が可動している状態において、運転停止スイッチがオンにされると、主制御装置112は、配線S12,S22,S32及びS42に駆動電力を供給した状態で、「停止」を示すオフの駆動信号S1,S2,S3及びS4を、それぞれ、送出モータ36、サイジングモータ52、シリンダモータ64及び巻取モータ82に出力してそれらの回転を停止させる。
主制御装置112は、また、送出モータ36、サイジングモータ52及びシリンダモータ64の回転を阻止するために、配線S11,S21及びS31に駆動電力を供給することにより、電磁切替弁VA1,VA2及びVA3のソレノイドコイルを励磁させて、電磁切替弁VA1,VA2及びVA3のそれぞれのコネクタcをコネクタbに接続させる。
これにより、高圧空気源114−レギュレータR11,R21及びR31−電磁切替弁VA1,VA2及びVA3−送出用ブレーキ部30、サイジング用ブレーキ部58及び乾燥用ブレーキ部66の配管経路が形成される。
このとき、巻取モータ82は、これが経糸張力センサ(図示せず)によって検出された張力値に基づいて常に回転制御されるから、経糸シート12の送りが停止されると、それに併せて回転を停止される。このため、経糸糊付機10の運転の停止は、巻取用ブレーキ部84は使用されない。
上記の時点において、電磁開閉弁VB1,VB2,VB3及びVB4は、それぞれ、配線S12,S22,S32及びS42を介して供給される弁体の駆動電力により、コネクタcをコネクタbに接続している。したがって、作業者が運転停止スイッチの投入をしたときであっても、電磁開閉弁VB1,VB2,VB3及びVB4の可動部は移動しない。
[巻取ビームの取り外し作業]
作業者は、巻取ビーム22への経糸シート12の巻取が完了すると、巻取ビーム22を巻取装置20の支持部86に対し着脱する作業を行う。図6を参照して、そのような着脱作業の手順をより具体的に説明する。
先ず、作業者は、巻取ビーム22の取り外し用のスイッチを押して、「リフトアップ」の指令信号を取り外し用のスイッチから主制御装置112に出力させる。
主制御装置112は、「リフトアップ」の指令信号に基づいて着脱装置用電磁開閉弁に駆動信号を出力する。脱着用電磁開閉弁は、主制御装置112からの駆動信号に基づいて動作される。
着脱装置用電磁開閉弁が作動すると、巻取ビーム着脱装置24のエアーシリンダ104は、高圧空気源114からの高圧空気が供給されるように高圧空気源114に着脱装置用電磁開閉弁を介して接続される。これにより、高圧空気がエアーシリンダ104に供給され、エアーシリンダ104がアーム部102を押し上げて巻取ビーム22の一端及び他端を支持部86から外す。
巻取ビーム22が支持部86から外れされ、アーム部102が検出部106のセンサ部分に当接すると、検出部106は、作業者が巻取ビーム22を取り外し可能の状態になったことを検出し、その検出信号を主制御装置112及び作動指令装置120に出力する。
主制御装置112は、検出部106からの検出信号を受けて、巻取ビーム22が取り外し可能の状態になったことを、表示灯のような視覚的手段や、チャイムやアラームのような聴覚的手段により作業者に知らせる。
このとき、作動指令装置120は、停電時用ブレーキ装置を作動させるためのブレーキ信号を主制御装置112に出力する。主制御装置112は、作業者が新たな巻取ビーム22を巻取装置20の支持部86に取り付けるまでに、配線S11,S21及びS31を通電状態にさせた状態で、配線S12,S22,S32及びS42を無通電状態にさせる。これにより、電磁開閉弁VB1,VB2,VB3及びVB4のコネクタcをコネクタaに接続させるべく弁体116を作動させる。
電磁開閉弁VB1,VB2,VB3及びVB4は停電時用ブレーキ装置を形成し、それらの弁体116は停電時用ブレーキ装置の専用の可動部分である。主制御装置112は、配線S12,S22,S32及びS42を通電状態から無通電状態にすることにより、停電時用ブレーキ装置の専用の可動部分である電磁開閉弁VB1,VB2,VB3及びVB4の弁体116を移動させる。その結果、それらの弁体116は、それらをガイドするガイド面を摺動して、錆等を除去し、停電時における作動不良を予防する。
通電状態において、電磁切替弁VA1,VA2及びVA3はコネクタcをコネクタbに接続しているから、それら弁のコネクタaは閉鎖されている。したがって、その状態で電磁開閉弁VB1,VB2及びVB3のコネクタcをコネクタaに接続させても、対応するレギュレータR12,R22及びR32により停電時用に調整された高圧空気は、対応する送出用ブレーキ部30、サイジング用ブレーキ部58及び乾燥用ブレーキ部66に供給されないし、大気にも放出されない。
また、配線S42が無通電状態におかれ、巻取用ブレーキ部84を作動させても、経糸シート12は切断され、巻取ビーム22が支持部86から取り外されているから、巻取用ブレーキ部84は、経糸シート12を巻いている巻取ビーム22へ何ら影響を与えることなく、確実に動作する。
次いで、作業者は、巻取ビーム22の一端及び他端を巻取装置20の支持部86から取り外すことができる。
したがって、巻取ビーム22を支持部86から取り外すたびに、停電時用の電磁開閉弁VB1,VB2,VB3及びVB4並びに巻取用ブレーキ部84を作動させるから、従来技術で説明したのような巻取用ブレーキ部84の可動部分や電磁開閉弁VB1,VB2,VB3及びVB4の弁体116に、錆が発生したり、経糸シートから糸屑等の飛来物や塵埃等が付着したり、巻取用ブレーキ部84の可動部分や電磁開閉弁VB1,VB2,VB3及びVB4の弁体116の摺動を滑らかにするグリスが固着したりして、停電時に押圧力(ブレーキ力)が不足したり、作動速度が遅くなったり、巻取用ブレーキ部84の可動部分が全く作動しなかったりする、という作動不良が生じにくい。
[稼働中における停電発生]
経糸糊付機10の運転中に停電が生じた場合、主制御装置112は、電力が全く供給されない状態となる。すなわち、送出モータ36、サイジングモータ52、シリンダモータ64及び巻取モータ82は、これが駆動電力を遮断された状態となるこれにより、フィードローラ26、サイジングローラ54、乾燥シリンダ62及び巻取ビーム22は、惰性による回転をする。
主制御装置112は、配線S11,S12,S21,S22,S31,S32及びS42に駆動電力を供給することができなくなり、配線S11,S12,S21,S22,S31,S32及びS42は無通電状態となるから、電磁切替弁VA1,VA2及びVA3並びに電磁開閉弁VB1,VB2,VB3及びVB4は、以下の状態に変化する。
電磁切替弁VA1及び電磁開閉弁VB1は、配線S11及びS12が無通電状態となったことにより、コネクタcをコネクタaに接続して、レギュレータR12で停電時用に調整された高圧空気を送出用ブレーキ部30に供給する。これにより、送出用ブレーキ部30の一対のブレーキシュー42,44は、レギュレータR12で停電時用に調整された押圧力でブレーキディスク34を挟持しフィードローラ26の回転を停止させる。
電磁切替弁VA2及び電磁開閉弁VB2は、配線S21及びS22が無通電状態となったことにより、コネクタcをコネクタaに接続して、レギュレータR22で停電時用に調整された高圧空気をサイジング用ブレーキ部58に供給する。これにより、サイジング用ブレーキ部58の一対のブレーキシュー42,44は、レギュレータR22で停電時用に調整された押圧力でブレーキディスク34を挟持しサイジングローラ54の回転を停止させる。
電磁切替弁VA3及び電磁開閉弁VB3は、配線S31及びS32が無通電状態となったことにより、コネクタcをコネクタaに接続して、レギュレータR32で停電時用に調整された高圧空気を乾燥用ブレーキ部66に供給する。これにより、乾燥用ブレーキ部66の一対のブレーキシュー42,44は、レギュレータR32で停電時用に調整された押圧力でブレーキディスク34を挟持し、乾燥シリンダ62の回転を停止させる。
電磁開閉弁VB4は、配線S42が無通電状態となったことにより、コネクタcをコネクタaに接続して、レギュレータR42で停電時用に調整された高圧空気を巻取用ブレーキ部84に供給する。これにより、巻取用ブレーキ部84の一対のブレーキシュー42,44は、レギュレータR42において停電時用に調整された押圧力でブレーキディスク34を挟持して、巻取ビーム22の回転を停止させる。
これら、フィードローラ26、サイジングローラ54、乾燥シリンダ62及び巻取ビーム22の巻取用ブレーキ部84に作用される停電時用押圧力は、いずれも、それらの停止に要する時間が同じになるような押圧力に設定される。これにより、フィードローラ26、サイジングローラ54、乾燥シリンダ62及び巻取ビーム22が停電時の慣性力で送る経糸シート12の送り量は、ほぼ同一となり、経糸シート12の弛みや過張力が抑えられ、経糸シート12の品質が維持される。
また、作業者が巻取ビームの取り外し作業をするたびに、停電時用の電磁開閉弁VB1,VB2,VB3及びVB4並びに巻取用ブレーキ部84を作動させるから、稼働中に停電が生じても、電磁開閉弁VB1,VB2,VB3及びVB4並びに巻取用ブレーキ部84の作動不良は殆ど生じない。
以上の経糸糊付機10は、以下のように変形することができる。
図7に示すように、主制御装置112は、経糸シート12の張力を制御している巻取モータ82の張力制御装置122の制御が作業者の操作により解除されることにより、配線S11,S21及びS31を通電状態にさせた状態で、配線S12,S22,S32及びS42を無通電状態にさせてもよいし、他の特定の装置の所定の動作に基づいて配線S12,S22,S32及びS42を無通電状態としてもよい。
そのようにすれば、張力制御の解除操作により、巻取用ブレーキ部84を作動させても、巻取用ブレーキ部84の作動によって張力制御が乱され異常な張力が経糸シート12に付与されないから、経糸シート12の品質を保った状態で、巻取用ブレーキ部84を作動させることができる。
したがって、張力制御装置122は、張力制御を解除するたびに、電磁開閉弁VB1,VB2,VB3及びVB4のコネクタcをコネクタaに接続させるべく弁体116を作動させると共に巻取用ブレーキ部84を作動させるから、電磁開閉弁VB1,VB2,VB3及びVB4並びに巻取用ブレーキ部84の作動不良が生じにくい。
主制御装置112は、巻取ビーム22の取り外し作業や作業者の張力制御の解除操作による作動指令装置120からのブレーキ信号に基づき、配線S11,S21及びS31の通電状態を維持したまま、配線S11,S21,S31及びS41を通電状態から無通電状態にしたが、配線S11,S21及びS31も通電状態から無通電状態にしてもよい。
これにより、停電時用と停止用の両ブレーキ装置の共通の可動部分である電磁切替弁VA1,VA2及びVA3の弁体116への駆動電力が遮断されるから、これらの弁体116はコネクタcをコネクタaに接続させるべく圧縮コイル118の付勢力により動作させられる。電磁切替弁VA1,VA2及びVA3は、それぞれ、停止用の高圧空気に代わって停電時用の高圧空気を、電磁開閉弁VB1,VB2及びVB3を経て、両ブレーキ装置の共通の可動部分であるブレーキ部30,58及び66に供給する。したがって、停電時用ブレーキ装置の全ての可動部分は実際の停電時の状態で動作する。
また、主制御装置112は、巻取ビーム22の取り外し作業を検出したときに、停電時用ブレーキ装置を作動させているが、新しい巻取ビーム22の支持部86への装着作業を検出したときに、停電時用ブレーキ装置を作動させてもよい。
主制御装置112は、全ての電磁開閉弁VB1,VB2,VB3及びVB4の弁体116への駆動電力を遮断させてこれらの弁体116を作動させたが、特定の装置(例えば乾燥シリンダ等、高温や多湿や風綿などで環境が悪く動作不良を起こしやすい装置)の停電時用ブレーキ装置の電磁開閉弁のみの弁体116への駆動電力を遮断させてこれらの弁体116を作動させてもよい。
送出用ブレーキ部30、サイジング用ブレーキ部58及び乾燥用ブレーキ部66は、停止用と停電時用との兼用のものとして説明したが、別々のブレーキ部であってもよい。
本発明に係る制御装置及び制御方法は、経糸糊付機の他に、停電時用ブレーキ装置を有する経糸シート巻取機、例えば、ビーマやワーパに適用することができる。
ビーマすなわち巻返機は、複数本の給糸ビームを巻取ビームに巻き返す装置である。給糸ビームは、巻取ビーム22の経糸シート12を介しての牽引により消極回転し、かつブレーキ装置を有し、経糸シート12に作用する張力を一定に保つほか、停止用と停電時用のブレーキ装置を有する。巻取ビーム22は駆動部に停電時用ブレーキ装置を有する。
ワーパすなわち整経機は、クリールからの複数の経糸を巻取ビーム22に巻き取る装置である。経糸シート12を送る積極駆動ローラを有し、停止用と停電時用のブレーキ装置が設けられる。また、巻取ビーム22は、駆動部に停電時用ブレーキ装置を有する。
それゆえ、本発明は、上記実施例に限定されず、その趣旨を逸脱しない限り、種々変更することができる。
本発明に係る経糸糊付機の第1の実施例を示す模式的斜視図である。 図1に示した経糸糊付機の送り装置の回路図である。 図2に示した経糸糊付機の送り装置の電磁切替弁及び電磁開閉弁の詳細を含む回路図である。 図1に示した経糸糊付機の糊付装置の回路図である。 図1に示した経糸糊付機の乾燥装置の回路図である。 図1に示した経糸糊付機の巻取装置及び巻取ビーム着脱装置の回路図である。 本発明に係る経糸糊付機の第2の実施例の張力制御装置の回路図である。
符号の説明
R11,R12,R21,R22,R31,R32,R42 レギュレータ
S1,S2,S3,S4 駆動信号
S11,S12,S21,S22,S31,S32,S42 配線
VA1,VA2,VA3 電磁切替弁
VB1,VB2,VB3,VB4 電磁開閉弁
a,b,c 電磁切替弁及び電磁開閉弁のコネクタ(ポート)
10 経糸糊付機
12 経糸シート
14 送り装置
16 糊付装置
18 乾燥装置
20 巻取装置
22 巻取ビーム
24 巻取ビーム着脱装置
26 フィードローラ
28 押えローラ
30 送出用ブレーキ部
32 タイミングプーリー
34 ブレーキディスク
36 送出モータ
38 タイミングプーリー
40 タイミングベルト
42 可動側ブレーキシュー
44 固定側ブレーキシュー
48 送出用ブレーキ部のエアーシリンダ
46 圧縮スプリング
50 イマーションローラ
52 サイジングモータ
54 サイジングローラ
56 スクイズローラ
58 サイジング用ブレーキ部
60 サイジング用ブレーキ部のエアーシリンダ
62 乾燥シリンダ
64 シリンダモータ
66 乾燥用ブレーキ部
68,72 スプロケット
70 エンドレスチェーン
76 乾燥用ブレーキ部のエアーシリンダ
82 巻取モータ
84 巻取用ブレーキ部
86 支持部
88,92,94,96 Vプーリー
90 中間軸
98 Vベルト
100 巻取用ブレーキ部のエアーシリンダ
102 アーム部
104 エアーシリンダ
106 検出部
108 受け部
110 ヒンジ部
112 主制御装置
114 高圧空気源
116 電磁切替弁及び電磁開閉弁の弁体
118 電磁切替弁及び電磁開閉弁の圧縮コイル
120 作動指令装置
122 張力制御装置

Claims (9)

  1. 経糸シート巻取機に備えられた停電時用ブレーキ装置の制御装置であって、
    運転停止時に経糸シート巻取機を構成する他の機械装置の特定の動作に応じて作動指令信号を発生する信号発生装置と、
    前記停電時用ブレーキ装置に前記作動指令信号に応じて停止動作をさせる作動指令装置とを含む、経糸シート巻取機における停電時用ブレーキ装置の制御装置。
  2. 経糸シート巻取機に備えられた停電時用ブレーキ装置であって当該停電時用ブレーキ装置専用の可動部分と、当該停電時用ブレーキ装置及び停止用ブレーキ装置で共通の可動部分とを有する停電時用ブレーキ装置の制御装置であって、
    運転停止時に経糸シート巻取機を構成する他の機械装置の特定の動作に応じて作動指令信号を発生する信号発生装置と、
    前記停電時用ブレーキ装置の少なくとも前記専用の可動部分に前記作動指令信号に応じて停止動作をさせる作動指令装置とを含む、経糸シート巻取機における停電時用ブレーキ装置の制御装置。
  3. 前記作動指令装置は、前記作動指令信号により前記停電時用ブレーキ装置への通電を遮断する、請求項1又は2に記載の制御装置。
  4. 前記他の機械装置は経糸シートを巻き取る巻取ビームを脱着可能に支持する支持部に前記巻取ビームを脱着する脱着装置を含み、
    前記特定の動作は前記巻取ビームを前記支持部に脱着する動作を含む、請求項1から3のいずれか1項に記載の制御装置。
  5. 前記他の機械装置は前記経糸シートの張力を制御する張力制御装置を含み、
    前記特定の動作は前記経糸シートに張力を制御していた前記張力制御装置の制御を解除する動作を含む、請求項1から4のいずれか1項に記載の制御装置。
  6. 前記経糸シート巻取機は、前記経糸シートを糊付して巻取ビームに巻き取る経糸糊付機、複数の給糸ビームからの経糸シートを巻取ビームに巻き返すビーマ、又は複数のクリールからの経糸シートを巻取ビームに巻き取るワーパを含む、請求項1から5のいずれか1項に記載の制御装置。
  7. 通電時の経糸シート巻取機の運転が停止しているとき、前記経糸シート巻取機の所定の動作に応じて、停電時用ブレーキ装置を作動させることを含む、経糸シート巻取機における停電時用ブレーキ装置の制御方法。
  8. 前記所定の動作は、前記経糸シートへの張力の制御を解除する動作を含む、請求項7に記載の制御方法。
  9. 前記経糸シート巻取機は、経糸シートを糊付して巻取ビームに巻き取る経糸糊付機、複数の給糸ビームからの経糸シートを巻取ビームに巻き返すビーマ、又は複数のクリールからの経糸シートを巻取ビームに巻き取るワーパを含む、請求項7又は8に記載の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107227529A (zh) * 2017-07-18 2017-10-03 海宁市泰达针织有限公司 一种分条整经机收卷设备
CN113503297A (zh) * 2021-06-01 2021-10-15 王超杰 一种半导体用带腔体陶瓷部件高度结合制备装置

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CN107227529A (zh) * 2017-07-18 2017-10-03 海宁市泰达针织有限公司 一种分条整经机收卷设备
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