JP2005047519A - 包装容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】内容物の保存または保護のための密閉性と使用時のイージーオープン性を有する密閉包装容器において、ペースト状または液状の内容物等をこぼさずに取り出すために充分な開口部を容易に形成することができる包装容器を提供する。
【解決手段】蓋材で密封された包装容器において、包装容器側面から開封口の蓋材3を垂直方向に引裂きながら容易に開封できるように、包装容器の側面フランジ部に開封口1とノッチまたは切り込み2を設ける。
【選択図】 図1
【解決手段】蓋材で密封された包装容器において、包装容器側面から開封口の蓋材3を垂直方向に引裂きながら容易に開封できるように、包装容器の側面フランジ部に開封口1とノッチまたは切り込み2を設ける。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は食品、医薬品等の包装分野において内容物の保存性や保護のために樹脂製のフィルムまたはシートを底材として成形した容器本体に蓋材フィルムをシールすることにより密封すると共に易剥離状態とした所謂イージーオープンタイプの密封包装容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
イージーオープンタイプの密封包装容器は内容物の保存性や保護のための安定した密封性が要求されると共に、使用時に容易に開封できることが要求され、蓋材または底材のシール層を中心として樹脂の配合処方を検討することにより、シール界面の剥離、シール層と隣接層の界面での剥離、シール層の凝集剥離が安定して得られるように設計され、良好に使用されてきた。
【0003】
これらのイージーオープンタイプの密閉包装容器には、通常容易に開封を開始できるように、開封口が形成されており、カップ等丸い本体形状のものはフランジの一部を凸型とすることにより、トレイ、真空包装等の四角い本体形状のものはコーナーのフランジ部を活用することにより開封口を形成している。
【0004】
ハードトレイやカップなどの形状の定まった容器の場合は一方の手で容器本体をつかみ他方の手で開封口をつかんで開封することが出来るが、0.5mm以下のシートを成形したトレイや軟質フィルムによる真空包装のパッケージなどでは容器本体をつかんで開封のために力を加えると容器自身が変形するために、通常イージーオープンとなるシール部に連続してコーナー部に未シールの部分を設けておき、開封口として未シール部分の蓋材と底材の両方をつかんで開封するようにして使用されている。
【0005】
しかし、包装容器の密封性を安全サイドで考慮した設計がなされる為に、イージーオープンの剥離強度は強めに設定される場合がほとんどであり、面シールのものでは剥離の境界線が開封口から剥離に従って徐々に広がって行く為、枠シールのものでは直行方向の2本のシール部の間隔が剥離に従って広がって行く為に包装容器本体が変形して剥がしにくくなったり、蓋材が裂けて綺麗に開封できない上に、内容物がペースト状のものや液状物を含む場合には蓋材の裂けや容器の変形に伴って内容物がこぼれ出るなどの問題が発生した。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、内容物の保存または保護のためのイージーオープンタイプの密封包装容器において、使用時に開封口を活用して容易に確実に安全に開封できる包装容器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、
(1) 底材となる樹脂製のフィルム又はシートを成形し、蓋材となる樹脂製のフィルムとシール面を合わせてシールすることにより形成され、シール部分に連続して設けられている未シール部分を開封口とするイージーオープンタイプの密封包装容器において、開封口またはその周辺の容器の側面フランジ部にノッチまたは切り込みを設けて、容器の側面フランジ部に対して垂直方向に蓋材を引裂きながら剥離して開封することを特徴とする包装容器、
(2) ペースト状物または液状物を包装し、容器の側面フランジ部に開封口を設けて、容器を開封口を起点とするフランジ部に対して垂直方向の線で二つ折りにした状態で開封して使用する包装容器、
(3) ペースト状物または液状物を包装し、開封口から蓋材を剥離して開封される成形部分と内容物が充填された成形部分との間が一部分シールによって分断されており、開封後に分断しているシール部分を剥離して内容物を取り出すことのできる包装容器、
である。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明は通常フォームフィルシールと呼ばれる、底材の成形工程、内容物の充填工程、真空またはガス置換するとともに蓋材と熱シールして密封する工程、最終製品形状への切断工程を連続して行う機械に適用して、未シール部分を開封口として設けさらにその中または周辺にノッチまたは切り込みを入れることによって容易に実現でき効果的に用いられる。また、成形、充填、シール、切断の1工程または複数の工程を別ラインで実施する包装容器に対しても使用することができる。
【0009】
本発明は包装容器の開封口内またはその周辺の側面フランジ部に設けたノッチ又は切り込みを利用して、開封口を設けた包装容器側面から蓋材を垂直方向に引裂きながら開封することにより、安定した剥離状態で包装容器を変形させずに開封することができ、ペースト状のものや液状の内容物をこぼすことなく使用できる。
【0010】
さらに液状物を包装して、包装容器の側面に開封口及びその両側にノッチまたは切り込みを設けると、開封口の中央を起点とする容器側面に対して垂直方向の線で蓋材を外側に向けて包装容器を二つ折りにした後、開封口から蓋材を容器側面に対して垂直方向に引裂きながら開封することにより、二つ折りにした頂点となる部分を安定した剥離状態で包装容器を変形させずに開封することができる。二つ折りにした状態の包装容器の先端部のみが開封された状態となり、液状の内容物を必要量押し出して使用することができる。
【0011】
また、液状物が充填された成形部分と、開封口から蓋材を剥離して開封される成形部分との間が一部分シールによって分断するように成形及びシール部分を設けることにより、開封時にかかる応力で内容物がこぼれることなく蓋材を剥離することができ、開封後に分断しているシール部分に負荷を与えて剥離することにより内容物を取り出すことができる。一部分シールする成形部分は幅及び深さが5〜15mmの溝状とすることが好ましく、開封後にストローのような筒状の樹脂成形品でシール部分を押して剥離させると、筒状の樹脂成形品を液状の内容物の取出しにも活用でき実用上の利便性はさらに高くなる。
【0012】
本発明に用いられるフィルム及びシートは特に限定されるものではなく、イージーオープンタイプの包装容器の材料として公知のものを使用することが出きるが、蓋材として開封口を設けた包装容器側面からノッチまたは切り込みを起点として垂直方向に、即ちフィルムの幅方向に引裂き易い特性のものを用いることが好ましい。必要に応じて、開封口或いはその周辺に設けたノッチまたは切り込みから開封する方向に蓋材にスリットやミシン目などフィルムがその部分で安定して裂けるよう加工を施すこともできる。
【0013】
【実施例】
以下に実施例を図面を示して説明するが、本発明はこれらの例によって限定されるものではない。
<実施例1>
図1は実施例1の上方から見た平面図であり、図2は開封時の上方から見た平面図である。即ちコーナーに長さ25mmの未シール部を設け開封口1とし、そのコーナーと反対側の端にノッチ2を設けた。開封口の蓋材3をつかみ容器側面に対し垂直方向に剥離することにより蓋材を一定幅で引裂きながら安定した剥離強度で開封することができる。
【0014】
<実施例2>
図3は実施例2の上方から見た平面図であり、図4は開封前の二つ折り実施時のA−方向からの側面図、図5は開封時のB−方向からの側面図である。即ち長さ10mmの未シール部を容器の側面中央に設け開封口5とし、その両側にノッチ6、7を設けた。開封口5からA−A’方向の直線で容器を底材側に二つ折りしてから開封口5の蓋材8をA−A’方向に剥離することにより蓋材が裂けて安定した剥離強度で開封することができる。二つ折りにした頂点の位置に開口部10が有り、成形部分11を押すことにより液状の内容物を押し出して使用することができる。尚、蓋材としてドライラミネートにより製造したOPP(20μm)/酸化ケイ素蒸着O−PET(12μm)/1軸延伸ポリエチレンフィルム(30μm)を使用した。
【0015】
<実施例3>
図6は実施例3の上方から見た平面図であり、図7は開封時の上方から見た平面図、図8は開封後ストローを用いてシール部分を押し開き剥離させた状態の上方から見た平面図である。即ちコーナー部に長さ30mmの未シールを設けて開封口12とし、そのコーナーと反対側の端にノッチ13を設けた。開封口の蓋材14を包装容器側面に対し垂直方向に剥離することにより蓋材が裂けて安定した剥離強度で開封することができる。さらに開口部にストローを差し込んで押すことによりシール部16が剥離して、液状内容物を充填した成形部分の開口部となり内容物を取り出すことができる。尚、蓋材としてドライラミネートにより製造したOPP(20μm)/酸化ケイ素蒸着O−PET(12μm)/未延伸直鎖低密度ポリエチレンフィルム(30μm)を使用した。
【0016】
【発明の効果】
本発明に従うと、内容物の保存または保護のための密閉性と使用時に開封が容易であるイージーオープン性を有する密閉包装容器において、開封口となる蓋材を活用して容易に安定して開封し、ペースト状及び液状物を含む内容物をこぼすことなく取り出せる開口部を実現できる包装容器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は実施例1の上方から見た平面図である。
【図2】は実施例1開封時の上方から見た平面図である。
【図3】は実施例2の上方から見た平面図である。
【図4】は実施例2の開封前の二つ折り実施時のA−方向からの側面図である。
【図5】は実施例2の開封時のB−方向からの側面図である。
【図6】は実施例3の上方から見た平面図である。
【図7】は実施例3の開封時の上方から見た平面図である。
【図8】は実施例3の開封後、ストローを用いて押し開きシール部分を剥離させた状態の上方から見た平面図である。
【符号の説明】
1 開封口
2 ノッチ
3 開封口の蓋材
4 シール部
5 開封口
6 ノッチ
7 ノッチ
8 開封口の蓋材
9 シール部
10 開口部
11 成形部
12 開封口
・ ノッチ
・ 開封口の蓋材
15 シール部
16 成形部を分断するシール部分
【発明の属する技術分野】
本発明は食品、医薬品等の包装分野において内容物の保存性や保護のために樹脂製のフィルムまたはシートを底材として成形した容器本体に蓋材フィルムをシールすることにより密封すると共に易剥離状態とした所謂イージーオープンタイプの密封包装容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
イージーオープンタイプの密封包装容器は内容物の保存性や保護のための安定した密封性が要求されると共に、使用時に容易に開封できることが要求され、蓋材または底材のシール層を中心として樹脂の配合処方を検討することにより、シール界面の剥離、シール層と隣接層の界面での剥離、シール層の凝集剥離が安定して得られるように設計され、良好に使用されてきた。
【0003】
これらのイージーオープンタイプの密閉包装容器には、通常容易に開封を開始できるように、開封口が形成されており、カップ等丸い本体形状のものはフランジの一部を凸型とすることにより、トレイ、真空包装等の四角い本体形状のものはコーナーのフランジ部を活用することにより開封口を形成している。
【0004】
ハードトレイやカップなどの形状の定まった容器の場合は一方の手で容器本体をつかみ他方の手で開封口をつかんで開封することが出来るが、0.5mm以下のシートを成形したトレイや軟質フィルムによる真空包装のパッケージなどでは容器本体をつかんで開封のために力を加えると容器自身が変形するために、通常イージーオープンとなるシール部に連続してコーナー部に未シールの部分を設けておき、開封口として未シール部分の蓋材と底材の両方をつかんで開封するようにして使用されている。
【0005】
しかし、包装容器の密封性を安全サイドで考慮した設計がなされる為に、イージーオープンの剥離強度は強めに設定される場合がほとんどであり、面シールのものでは剥離の境界線が開封口から剥離に従って徐々に広がって行く為、枠シールのものでは直行方向の2本のシール部の間隔が剥離に従って広がって行く為に包装容器本体が変形して剥がしにくくなったり、蓋材が裂けて綺麗に開封できない上に、内容物がペースト状のものや液状物を含む場合には蓋材の裂けや容器の変形に伴って内容物がこぼれ出るなどの問題が発生した。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、内容物の保存または保護のためのイージーオープンタイプの密封包装容器において、使用時に開封口を活用して容易に確実に安全に開封できる包装容器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、
(1) 底材となる樹脂製のフィルム又はシートを成形し、蓋材となる樹脂製のフィルムとシール面を合わせてシールすることにより形成され、シール部分に連続して設けられている未シール部分を開封口とするイージーオープンタイプの密封包装容器において、開封口またはその周辺の容器の側面フランジ部にノッチまたは切り込みを設けて、容器の側面フランジ部に対して垂直方向に蓋材を引裂きながら剥離して開封することを特徴とする包装容器、
(2) ペースト状物または液状物を包装し、容器の側面フランジ部に開封口を設けて、容器を開封口を起点とするフランジ部に対して垂直方向の線で二つ折りにした状態で開封して使用する包装容器、
(3) ペースト状物または液状物を包装し、開封口から蓋材を剥離して開封される成形部分と内容物が充填された成形部分との間が一部分シールによって分断されており、開封後に分断しているシール部分を剥離して内容物を取り出すことのできる包装容器、
である。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明は通常フォームフィルシールと呼ばれる、底材の成形工程、内容物の充填工程、真空またはガス置換するとともに蓋材と熱シールして密封する工程、最終製品形状への切断工程を連続して行う機械に適用して、未シール部分を開封口として設けさらにその中または周辺にノッチまたは切り込みを入れることによって容易に実現でき効果的に用いられる。また、成形、充填、シール、切断の1工程または複数の工程を別ラインで実施する包装容器に対しても使用することができる。
【0009】
本発明は包装容器の開封口内またはその周辺の側面フランジ部に設けたノッチ又は切り込みを利用して、開封口を設けた包装容器側面から蓋材を垂直方向に引裂きながら開封することにより、安定した剥離状態で包装容器を変形させずに開封することができ、ペースト状のものや液状の内容物をこぼすことなく使用できる。
【0010】
さらに液状物を包装して、包装容器の側面に開封口及びその両側にノッチまたは切り込みを設けると、開封口の中央を起点とする容器側面に対して垂直方向の線で蓋材を外側に向けて包装容器を二つ折りにした後、開封口から蓋材を容器側面に対して垂直方向に引裂きながら開封することにより、二つ折りにした頂点となる部分を安定した剥離状態で包装容器を変形させずに開封することができる。二つ折りにした状態の包装容器の先端部のみが開封された状態となり、液状の内容物を必要量押し出して使用することができる。
【0011】
また、液状物が充填された成形部分と、開封口から蓋材を剥離して開封される成形部分との間が一部分シールによって分断するように成形及びシール部分を設けることにより、開封時にかかる応力で内容物がこぼれることなく蓋材を剥離することができ、開封後に分断しているシール部分に負荷を与えて剥離することにより内容物を取り出すことができる。一部分シールする成形部分は幅及び深さが5〜15mmの溝状とすることが好ましく、開封後にストローのような筒状の樹脂成形品でシール部分を押して剥離させると、筒状の樹脂成形品を液状の内容物の取出しにも活用でき実用上の利便性はさらに高くなる。
【0012】
本発明に用いられるフィルム及びシートは特に限定されるものではなく、イージーオープンタイプの包装容器の材料として公知のものを使用することが出きるが、蓋材として開封口を設けた包装容器側面からノッチまたは切り込みを起点として垂直方向に、即ちフィルムの幅方向に引裂き易い特性のものを用いることが好ましい。必要に応じて、開封口或いはその周辺に設けたノッチまたは切り込みから開封する方向に蓋材にスリットやミシン目などフィルムがその部分で安定して裂けるよう加工を施すこともできる。
【0013】
【実施例】
以下に実施例を図面を示して説明するが、本発明はこれらの例によって限定されるものではない。
<実施例1>
図1は実施例1の上方から見た平面図であり、図2は開封時の上方から見た平面図である。即ちコーナーに長さ25mmの未シール部を設け開封口1とし、そのコーナーと反対側の端にノッチ2を設けた。開封口の蓋材3をつかみ容器側面に対し垂直方向に剥離することにより蓋材を一定幅で引裂きながら安定した剥離強度で開封することができる。
【0014】
<実施例2>
図3は実施例2の上方から見た平面図であり、図4は開封前の二つ折り実施時のA−方向からの側面図、図5は開封時のB−方向からの側面図である。即ち長さ10mmの未シール部を容器の側面中央に設け開封口5とし、その両側にノッチ6、7を設けた。開封口5からA−A’方向の直線で容器を底材側に二つ折りしてから開封口5の蓋材8をA−A’方向に剥離することにより蓋材が裂けて安定した剥離強度で開封することができる。二つ折りにした頂点の位置に開口部10が有り、成形部分11を押すことにより液状の内容物を押し出して使用することができる。尚、蓋材としてドライラミネートにより製造したOPP(20μm)/酸化ケイ素蒸着O−PET(12μm)/1軸延伸ポリエチレンフィルム(30μm)を使用した。
【0015】
<実施例3>
図6は実施例3の上方から見た平面図であり、図7は開封時の上方から見た平面図、図8は開封後ストローを用いてシール部分を押し開き剥離させた状態の上方から見た平面図である。即ちコーナー部に長さ30mmの未シールを設けて開封口12とし、そのコーナーと反対側の端にノッチ13を設けた。開封口の蓋材14を包装容器側面に対し垂直方向に剥離することにより蓋材が裂けて安定した剥離強度で開封することができる。さらに開口部にストローを差し込んで押すことによりシール部16が剥離して、液状内容物を充填した成形部分の開口部となり内容物を取り出すことができる。尚、蓋材としてドライラミネートにより製造したOPP(20μm)/酸化ケイ素蒸着O−PET(12μm)/未延伸直鎖低密度ポリエチレンフィルム(30μm)を使用した。
【0016】
【発明の効果】
本発明に従うと、内容物の保存または保護のための密閉性と使用時に開封が容易であるイージーオープン性を有する密閉包装容器において、開封口となる蓋材を活用して容易に安定して開封し、ペースト状及び液状物を含む内容物をこぼすことなく取り出せる開口部を実現できる包装容器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は実施例1の上方から見た平面図である。
【図2】は実施例1開封時の上方から見た平面図である。
【図3】は実施例2の上方から見た平面図である。
【図4】は実施例2の開封前の二つ折り実施時のA−方向からの側面図である。
【図5】は実施例2の開封時のB−方向からの側面図である。
【図6】は実施例3の上方から見た平面図である。
【図7】は実施例3の開封時の上方から見た平面図である。
【図8】は実施例3の開封後、ストローを用いて押し開きシール部分を剥離させた状態の上方から見た平面図である。
【符号の説明】
1 開封口
2 ノッチ
3 開封口の蓋材
4 シール部
5 開封口
6 ノッチ
7 ノッチ
8 開封口の蓋材
9 シール部
10 開口部
11 成形部
12 開封口
・ ノッチ
・ 開封口の蓋材
15 シール部
16 成形部を分断するシール部分
Claims (3)
- 底材となる樹脂製のフィルム又はシートを成形し、蓋材となる樹脂製のフィルムとシール面を合わせてシールすることにより形成され、シール部分に連続して設けられている未シール部分を開封口とするイージーオープンタイプの密封包装容器において、開封口またはその周辺の容器の側面フランジ部にノッチまたは切り込みを設けて、容器の側面フランジ部に対して垂直方向に蓋材を引裂きながら剥離して開封することを特徴とする包装容器。
- ペースト状物または液状物を包装し、容器の側面フランジ部に開封口を設けて、容器を開封口を起点とするフランジ部に対して垂直方向の線で二つ折りにした状態で開封して使用する請求項1記載の包装容器。
- ペースト状物または液状物を包装し、開封口から蓋材を剥離して開封される成形部分と内容物が充填された成形部分との間が一部分シールによって分断されており、開封後に分断しているシール部分を剥離して内容物を取り出すことのできる請求項1記載の包装容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003203639A JP2005047519A (ja) | 2003-07-30 | 2003-07-30 | 包装容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003203639A JP2005047519A (ja) | 2003-07-30 | 2003-07-30 | 包装容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005047519A true JP2005047519A (ja) | 2005-02-24 |
Family
ID=34262920
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003203639A Pending JP2005047519A (ja) | 2003-07-30 | 2003-07-30 | 包装容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005047519A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017141041A (ja) * | 2016-02-09 | 2017-08-17 | 大森機械工業株式会社 | 深絞り包装体および深絞り包装機 |
-
2003
- 2003-07-30 JP JP2003203639A patent/JP2005047519A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017141041A (ja) * | 2016-02-09 | 2017-08-17 | 大森機械工業株式会社 | 深絞り包装体および深絞り包装機 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060404 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080418 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080422 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080812 |