JP2005047094A - ゴム混練機の制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】混練開始時のゴム混練機の温度に拘わらず、ゴムを常に適正な粘度に混練できるゴム混練機の制御方法を提供する。
【解決手段】ゴム混練機10の温度を検出する温度センサ14と、混練開始時のゴム混練機10の温度に対するロータ回転数及びロータ回転数の補正率を記憶するデータ記憶部20と、前記補正率によってロータ回転数を補正するロータ制御部30とを備えることにより、データ記憶部20に記憶された基準となるロータ回転数を定める混練開始時のゴム混練機温度の範囲の下限よりも、温度センサ14の検出する混練開始時のゴム混練機温度が低い場合は、ロータ制御部30はデータ記憶部20に記憶された補正率に基づいてロータ回転数を基準値よりも高い値に補正された回転数に設定し、該範囲の上限よりも高い場合は基準値よりも低い値に補正された回転数に設定する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、タイヤの製造において、ゴムを混練するゴム混練機の制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のゴム混練機の制御方法としては、ゴムの混練後のコンパウンド性能が発揮されるように、混練中のゴムの温度が所定の温度に達した時に混練を終了する方法が知られている。しかしながら、混練前のゴム混練機の温度が異なれば混練後の粘度は大きく異なる。すなわち、混練開始時の温度が低いと、所定の放出温度に達するまでの総混練時間が長くなり、そのためにゴムの粘度が低くなる。逆に、混練開始温度が高いと、所定の放出温度に到達するまでの総混練時間が短くなり、そのために粘度が高くなる。
【0003】
ゴムの温度に基づいてゴム混練機の制御を行うゴム混練機の制御方法の他の例として、特許文献1に記載のゴム混練機では、混練中のゴムの温度を実測し、予め設定されたゴムの理想的温度の上昇曲線とその実測温度とを比較することにより、ゴムにかかる圧力を制御している(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開昭57−83442号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のゴム混練機の制御方法では、混連中のゴムの温度が所定の温度に達した時に混練を終了したり、あるいは、混練中のゴムの温度に従いゴムにかかる圧力を制御するにとどまり、このため、混練時間を制御することができず、混練過剰や混練不足により混練後のコンパウンド性能にバラツキが生じるという問題点があった。
【0006】
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、混練開始時のゴム混練機の温度に拘わらず、ゴムを常に適正な粘度に混練することのできるゴム混練機の制御方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するために、請求項1では、ゴム混練機内に投入されたゴムをロータの回転により所定温度に達するまで混練するゴム混練機の制御方法において、混練開始時のゴム混練機温度を温度検出手段によって検出し、その検出温度に基づいて前記所定温度に達するまでのロータの回転数を制御するようにしている。これにより、混練開始時のゴムの温度に拘わらず、ゴムは常に適正な粘度に混練される。
【0008】
請求項2では、請求項1のゴム混練機の制御方法において、前記ロータ回転数を検出温度に応じた所定の補正率によって補正された回転数に設定するようにしている。これにより、請求項1の作用に加え、ロータ回転数を検出温度と補正率に基づいて容易に設定することができる。
【0009】
請求項3では、請求項1または2記載のゴム混練機の制御方法において、混練開始時のゴム混練機温度を、所定の温度範囲におけるロータ回転数を基準値として設定しておき、前記検出温度が前記温度範囲の下限よりも低い場合は、ロータ回転数を前記基準値よりも高い値に補正された回転数に設定し、前記温度範囲の上限よりも高い場合は、ロータ回転数を前記基準値よりも低い値に補正された回転数に設定するようにしている。これにより、請求項1または2の作用に加え、混練開始時のゴム混練機の温度が低い場合は、ゴムは所定の時間内に多く混練され、混練開始時のゴム混練機の温度が高い場合は、ゴムは所定の時間内に少なく混練される。
【0010】
請求項4では、請求項3のゴム混練機の制御方法において、複数の温度範囲毎に設定されたロータ回転数を所定の記憶手段に記憶しておき、ロータ回転数を前記検出温度に対応する記憶手段の温度範囲の回転数に設定するようにしている。これにより、請求項3の作用に加え、ロータ回転数が記憶手段に記憶された複数の温度範囲の何れかに対応する回転数に設定されることから、ロータの回転数が多段階に制御される。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1乃至図9は本発明の一実施形態を示すもので、図1は本発明の一実施形態を示すゴム混練機の概略断面図、図2は本発明の一実施形態を示すゴム混練機を制御するゴム混練機制御装置のブロック図、図3乃至図5は本発明の一実施形態を示すゴム混練機の動作説明図、図6は各混練工程の工程終了条件と各工程のロータ回転数を示す図、図7は混練開始時のゴム混練機温度毎の実施結果等を示す実施例及び比較例の図、図8は混練開始時のゴム混練機温度毎の混練後のゴム粘度を示す図、図9はロータ制御部の動作を示すフローチャートである。
【0012】
同図に示すゴム混練機10は、ゴム混練機10内に配置した一対のロータ12によってゴムを混練する周知の構成からなり、側部開口部からベルトコンベヤ16により運ばれてきたポリマーが投入される。ゴム混練機10の上方には加圧用のラム13が上下方向に移動自在に設けられ、下方にはコンパウンド排出時に開放するドロップドア15が設けられている。
【0013】
このゴム混練機10の制御装置は、ゴム混練機10の温度Tを検出する温度センサ14と、混練開始時のゴム混練機10の温度がTの時の各工程における工程の終了条件、ロータ12の回転数のデータ、及び混練開始時のゴム混練機10の温度Tに応じたロータ回転数の補正率を記憶するデータ記憶部20と、データ記憶部20からのデータに基づいてロータ12の回転を制御するロータ制御部30とから構成されている。ロータ制御部30はロータ12を駆動するロータ駆動部12aに接続されている。
【0014】
本実施形態では例えば、ポリマーをゴム混練機10に投入した後(図3)、図6に示すようにロータ回転数40rpmで60秒混練りし、続いて所定量のカーボンと所定の粉末状ゴムとを投入した後にロータ回転数30rpmで60秒、残りのカーボンの投入後にロータ回転数30rpmで60秒、そしてラム13の掃除後にロータ回転数20rpmで60秒混練りし、再度ラム13の掃除後、ゴムが150℃に達するまでロータ回転数20rpmで混練り(ここまで図4)、ドロップドア15を開放しコンパウンドをゴム混練機10から放出する(図5)。
【0015】
温度センサ14は、ゴム混練機10に設置され、ゴム混練機10の温度Tを計測し、計測値をロータ制御部30へ出力する。
【0016】
データ記憶部20は、混練開始時のゴム混練機10の温度がT(T≦T≦T)の場合の各混練工程の工程終了条件と各混練工程のロータ回転数を記憶している。さらに、混練開始時のゴム混練機10の温度TがT≦T、及び、T≧Tの場合のロータ回転数の補正率も記憶されている。混練開始時のゴム混練機10の温度Tがこのような範囲にある時は、TがT≦T≦Tの時のロータ回転数を基にして回転数が補正される。
【0017】
ロータ制御部30は、データ記憶部20からのデータと温度センサ14からの混練開始時のゴム混練機10の温度Tとから、必要であればロータ回転数の基準値に補正を加えて制御信号をロータ駆動部12aに出力する。
【0018】
図7を参照し、混練開始時のゴム混練機10の温度Tとロータ回転数との関係について説明する。
【0019】
基準となる実施例1では、混練開始時のゴム混練機10の温度Tが35℃、ゴム放出温度は150℃であり、各混練工程のロータ回転数は図6に示すとおりである。この場合、工程1から最終工程において、ゴムの温度Tが150℃に達するまでの時間は3.0分であった。また、この時のムーニー粘度(ML1+4(100℃))は79.4、工程1からの積算電力は17.4kwhであった。尚、ムーニー粘度とは、ムーニー計のロータの極めてゆっくりとした回転数に生じるロータと上下ダイの間に生じる抵抗をトルクで表したもののことである。以下、単に粘度と称する。
【0020】
比較例1では、混練開始時のゴム混練機10の温度Tが実施例1の35℃よりも低い20℃の場合に、実施例1の場合と同じロータ回転数で放出温度150℃まで混練した例である。この場合の混練時間は、実施例1と比べて1.6分長くなる。そのため、積算電力が大きくなるだけでなく、混練時間が長くなるために、粘度も69.5と実施例1と比べて10近く低くなる。
【0021】
このように、混練開始時のゴム混練機10の温度Tが低いと、放出温度150℃に到達するまでの総混練時間が長くなり、そのためにゴムの粘度が低くなる。そこで、実施例2のように、ロータ回転数を実施例1及び比較例1よりも20%増やすと、工程1から最終工程の混練時間は3.1分となり、実施例1の3.0分とほぼ同じ時間となる。これにより、粘度は79.3、積算電力は17.8kwhと、実施例1の場合とほぼ同じになる。
【0022】
一方、比較例2は、混練開始時のゴム混練機10の温度Tが実施例1の35℃よりも高い50℃の場合であり、実施例1の場合と同じロータ回転数で放出温度150℃まで混練した例である。この場合の工程1から最終工程の混練時間は実施例1と比べて0.8分短くなる。これにより、積算電力は小さくなり、粘度は88.8と、実施例1と比べて約9高くなる。
【0023】
このように、混練開始時のゴム混練機10の温度Tが高いと、所定の放出温度に到達するまでの総混練時間が短くなり、そのためにゴムの粘度も高くなる。そこで、実施例3のように、ロータ回転数を実施例1及び比較例2よりも20%減らすと、工程1から最終工程の混練時間は3.1分となり、実施例1の3.0分とほぼ同じ時間となる。そのため、粘度は79.5、積算電力は17.6kwhと、実施例1の場合とほぼ同じになる。
【0024】
図8は上記各実施例及び比較例に関して図7の粘度の値をグラフ化したもので、実施例1よりも混練開始時のゴム混練機10の温度Tが低温の比較例1と実施例2の間では、ロータ回転数を増やすことで実施例1の粘度に近づいていることがわかり、実施例1よりも混練開始時のゴム混練機10の温度Tが高温の比較例2と実施例3の間では、ロータ回転数を減らすことで実施例1の粘度に近づいていることがわかる。
【0025】
続いて、図9のフローチャートを参照し、ロータ制御部30の動作について説明する。ここで、Tは20℃、Tは50℃である。
【0026】
まず、温度センサ14により混練開始時のゴム混練機10の温度Tを検出し(S1)、データ記憶部20から図6のデータを取得する。ここで、混練開始時のゴム混練機10の温度TがT≦Tであるか否かを判定する(S2)。例えば、T=40℃であれば、ロータ回転数Nの補正を行わず、続いてT≧Tであるか否かを判定する(S3)。この時、T=40℃なので、T≦Tであるから、ロータ制御部30によりロータ回転数Nの補正は行われない。従って、ロータ回転数Nは図6の数値(基準値)に設定されるように、ロータ駆動部12aに信号を出力する(S4)。ゴムの混連中、温度センサ14の検出の温度TがT≧T(ここではT=150℃)に達したならば(S5)、ドロップドア15を開放する(S6)。
【0027】
ステップ2において、例えば、T=10℃の場合、T≦Tの場合のロータ回転数Nの補正率をデータ記憶部20から取得し、ロータ回転数Nを基準値から20%増加させる(S7)。そして、上記と同様にステップ5に移る。
【0028】
ステップ2において、例えば、T=60℃の場合、T≧Tの場合のロータ回転数Nの補正率をデータ記憶部20から取得し、ロータ回転数Nを基準値から20%減少させる(S8)。そして、上記と同様にステップ5に移る。
【0029】
このように、本実施形態のゴム混練機の制御方法によれば、混練開始時のゴム混練機10の温度を温度センサ14により検出し、その検出温度に基づいて、所定の温度に達するまでロータ制御部30においてロータの回転数を制御するようにしたので、混練開始時のゴム混練機10の温度に拘わらず、常にゴムが適正な粘度に混練されるので、混練過剰や混練不足を防止することができる。従って、常に安定した粘度のコンパウンドが得られ、さらなる製品の品質の安定化を図ることができる。
【0030】
この場合、データ記憶部20に記憶された温度センサ14の検出温度に応じた所定の補正率によってロータ回転数を補正するようにしたので、ロータ回転数を検出温度と補正率に基づいて容易に設定することができるので、ロータ回転数を的確に制御することができる。
【0031】
また、混練開始時のゴム混練機10の所定の温度範囲におけるロータ回転数を基準値として設定しておき、温度センサ14の検出温度が温度範囲の下限よりも低い場合は、ロータ回転数を基準値よりも高い値に補正された回転数に設定し、温度範囲の上限よりも高い場合は、ロータ回転数を基準値よりも低い値に補正された回転数に設定したので、ゴムの混練開始時のゴム混練機10の温度が低い場合は、ゴムは所定の時間内に多く混練され、ゴムの混練開始時のゴム混練機10の温度が高い場合は、ゴムは所定の時間内に少なく混練されるので、混練開始時のゴム混練機10の温度に応じたより的確な制御が可能になる。
【0032】
前記実施形態では、ロータ回転数の基準値を設け、Tの属する温度範囲の補正率でロータ回転数の基準値に補正を加えたが、データ記憶部20に混練開始時のゴム混練機10の温度毎に設定されたロータ回転数のデータテーブルを設定しておき、ロータ制御部30がTに対応するロータ回転数をデータテーブルから取得してそれに基づいてロータ回転数の制御を行うようにしてもよい。このようにすることで、ロータ回転数がデータ記憶部20に記憶された複数の温度範囲の何れかに対応する回転数に設定されることから、ロータの回転数を多段階に制御できるので、混練開始時の温度が広範囲に及ぶ場合に有利である。
【0033】
尚、前記実施形態では混練工程は5つの工程からなっているがこれに限られるものではない。
【0034】
また、前記実施形態では、T≦T及びT≧Tの範囲でロータ回転数が補正されるものを示したが、さらに細かく補正する温度範囲を定めてもよい。
【0035】
さらにまた、基準となる混練開始時のゴム混練機10の温度の範囲及びロータの回転数、ゴムの放出温度等は、製品の仕様に応じて適宜変更されるものである。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1のゴム混練機の制御方法によれば、混練開始時のゴム混練機の温度に拘わらず、ゴムは常に適正な粘度に混練されるので、混練過剰や混練不足を防止することができる。従って、例えば、タイヤの製造に用いる場合には、常に安定した粘度のゴムが得られ、さらなる製品の品質の安定化を図ることができる。
【0037】
また、請求項2のゴム混練機の制御方法によれば、請求項1の効果に加え、ロータ回転数を検出温度と補正率に基づいて容易に設定することができるので、ロータ回転数を的確に制御することができる。
【0038】
請求項3のゴム混練機の制御方法によれば、請求項1または2の効果に加え、ゴムの混練開始時のゴム混練機の温度が低い場合は、ゴムは所定の時間内に多く混練され、ゴムの混練開始時のゴム混練機の温度が高い場合は、ゴムは所定の時間内に少なく混練されるので、混練開始温度に応じたより的確な制御が可能になる。
【0039】
請求項4のゴム混練機の制御方法によれば、請求項3の効果に加え、ロータ回転数を多段階に制御することができるので、混練開始時の温度が広範囲に及ぶ場合に有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すゴム混練機の概略断面図
【図2】本発明の一実施形態を示すゴム混練機を制御するゴム混練機制御装置のブロック図
【図3】本発明の一実施形態を示すゴム混練機の動作説明図
【図4】本発明の一実施形態を示すゴム混練機の動作説明図
【図5】本発明の一実施形態を示すゴム混練機の動作説明図
【図6】各混練工程の工程終了条件と各工程のロータ回転数を示す図
【図7】混練開始時のゴム混練機温度毎の実施結果等を示す実施例及び比較例の図
【図8】混練開始時のゴム混練機温度毎の混練後のゴム粘度を示すグラフ
【図9】ロータ制御部の動作を示すフローチャート
【符号の説明】
10…ゴム混練機、12…ロータ、12a…ロータ駆動部、13…ラム、14…温度センサ、15…ドロップドア、16…ベルトコンベヤ、20…データ記憶部、30…ロータ制御部。

Claims (4)

  1. ゴム混練機内に投入されたゴムをロータの回転により所定温度に達するまで混練するゴム混練機の制御方法において、
    混練開始時のゴム混練機温度を温度検出手段によって検出し、その検出温度に基づいて前記所定温度に達するまでのロータの回転数を制御することを特徴とするゴム混練機の制御方法。
  2. 前記ロータ回転数を検出温度に応じた所定の補正率によって補正された回転数に設定することを特徴とする請求項1記載のゴム混練機の制御方法。
  3. 混練開始時のゴム混練機温度を、所定の温度範囲におけるロータ回転数を基準値として設定しておき、
    前記検出温度が前記温度範囲の下限よりも低い場合は、ロータ回転数を前記基準値よりも高い値に補正された回転数に設定し、前記温度範囲の上限よりも高い場合は、ロータ回転数を前記基準値よりも低い値に補正された回転数に設定することを特徴とする請求項1または2記載のゴム混練機の制御方法。
  4. 複数の温度範囲毎に設定されたロータ回転数を所定の記憶手段に記憶しておき、
    ロータ回転数を前記検出温度に対応する記憶手段の温度範囲の回転数に設定することを特徴とする請求項3記載のゴム混練機の制御方法。
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