JPH07144321A - 混練方法 - Google Patents

混練方法

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JPH07144321A
JPH07144321A JP31913693A JP31913693A JPH07144321A JP H07144321 A JPH07144321 A JP H07144321A JP 31913693 A JP31913693 A JP 31913693A JP 31913693 A JP31913693 A JP 31913693A JP H07144321 A JPH07144321 A JP H07144321A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
kneading
mastication
value
viscosity
raw material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31913693A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Morimoto
修 森本
Tetsushi Fujiki
哲士 藤木
Hideki Kajikawa
秀樹 梶川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Rubber Industries Ltd filed Critical Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority to JP31913693A priority Critical patent/JPH07144321A/ja
Publication of JPH07144321A publication Critical patent/JPH07144321A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29BPREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
    • B29B7/00Mixing; Kneading
    • B29B7/02Mixing; Kneading non-continuous, with mechanical mixing or kneading devices, i.e. batch type
    • B29B7/22Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29B7/28Component parts, details or accessories; Auxiliary operations for measuring, controlling or regulating, e.g. viscosity control
    • B29B7/283Component parts, details or accessories; Auxiliary operations for measuring, controlling or regulating, e.g. viscosity control measuring data of the driving system, e.g. torque, speed, power

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ベース練り後の粘度のバラツキを減少させる
ことができる混練方法の提供にある。 【構成】 混練機1に投入された原料ゴムGを練る素練
り工程を行ないつつ、混練機1のロータ2にかかる負荷
を電流値又は電力値として検出する。この電流値又は電
力値が所定設定値に達すれば素練り工程を終了する。そ
の後、直ちに、混練機1にカーボン等の添加物を投入し
て、素練り後の原料ゴムGと添加物を混練するベース練
り工程を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は混練方法に関する。
【0002】
【従来の技術】天然ゴムを使用して各種のゴム製品を製
造する場合、原料ゴムをゴム混練機にて練る素練り工程
と、素練り工程で得られたゴムとカーボン等の添加物と
を混練りするベース練り工程とを必要としていた。
【0003】ところで、上述の素練り工程では、次の工
程であるベース練り工程においてカーボン等が効率よく
混練り分散されるような状態を作る必要があり、そのた
め従来では、図7に示すように、素練り工程とベース練
り工程と再練り工程と仕上げ工程の4ステージを必要と
していた。なお、再練り工程が省略される場合もある。
従って、従来では、3ステージ以上の工程が必要であっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】即ち、従来の混練方法
では、作業工程が多く、素練り工程用のミキサー及びベ
ース練り工程用のミキサー等を必要とし、設備等が大掛
かりとなっていた。
【0005】また、素練り後、直ちにベース練りを行な
わないので、放置時間、放置温度、シュート内滞留時
間、押出機速度、コンベア速度等の影響を受け、図8に
示すように、粘度にバラツキが生じ好ましくなかった。
【0006】そこで、本発明では、ベース練り後の粘度
のバラツキを減少させることができると共に、作業工程
の短縮を図ることができる混練方法を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係る混練方法は、混練機に投入された原
料ゴムを練る素練り工程を行ないつつ、該混練機のロー
タにかかる負荷を電流値又は電力値として検出し、該電
流値又は電力値が所定設定値に達すれば該素練り工程を
終了し、その後、直ちに、上記混練機にカーボン等の添
加物を投入して、素練り後の原料ゴムと該添加物を混練
するベース練り工程を行なうものである。
【0008】
【作用】ロータにかかる負荷は、消費される電力であり
電流値に比例する。従って、この電流値又は電力値を監
視し、その電流値又は電力値が所定設定値に達したとき
に、素練り工程を終了すれば、混練りバッチ間でほぼ一
律安定した粘度の素練りが得られる。
【0009】従って、この素練り工程後、直ちに、ベー
ス練り工程を行なっても、ベース練り後の粘度が安定す
る。
【0010】また、従来においては別ステージにおいて
行なっていた素練り工程とベース練り工程とを1ステー
ジで行なえ、1ステージを省略できる。
【0011】
【実施例】以下、実施例を示す図面に基づいて本発明を
詳説する。
【0012】図3は本発明に係る混練方法に使用するバ
ンバリーミキサー等を使用した混練機であり、この混練
機1は、一対のロータ2,2が内装される混練室3と、
該混練室3に連通連結されるラム室4と、を備え、混練
室3には、オイルが混練室3に投入されるオイル投入部
5が連設され、ラム室4には、原料ゴムGがラム室4を
介して混練室3に投入される投入口6と、カーボンがラ
ム室4を介して混練室3に投入されるホッパー7と、が
設けられる。そして、ラム室4には、上下動自在なラム
8が挿入されている。
【0013】しかして、この混練機1には、図4に示す
ように、ロータ2にかかる負荷を電流値又は電力値とし
て検出する検出器9が設けられる。即ち、混練中におけ
るロータ駆動用モータの負荷電流を検出器9にて検出す
る。
【0014】また、検出器9にて検出された電流値又は
電力値は、比較器10に入力され、この比較器10では、設
定器11にて設定された所定設定値と、検出された電流値
又は電力値とが比較される。そして、その結果が制御手
段12に出力される。
【0015】次に、この混練機1を使用した本発明に係
る混練方法を説明する。
【0016】即ち、図1に示すように、〜の工程を
行なう。ここで、の工程とは、原料ゴムG投入工程で
あり、の工程とは原料ゴムGを練る練り工程であり、
の工程とは、カーボン,オイル等の添加物を投入する
投入工程であり、の工程が原料ゴムGと添加物と
を混練りするベース練り工程である。なお、との工
程をもって素練り工程とする。
【0017】具体的には、まず、ラム8を上昇させて、
原料ゴムGを投入口6から投入し、ラム8を下降させて
ロータ2,2を回転させ、原料ゴムGを練る。なお、原
料ゴムGは、図3に示すように、コンベア13にて供給さ
れる。
【0018】ところで、図2は、検出器9にて検出され
る電流値又は電力値のグラフ図であり、電流値又は電力
値が素練り工程中に、設定値に達すれば、その素練り工
程を終了し、直ちに、ラム8を上昇させて、混練室3に
カーボン等の添加物を投入するの工程を行なっての
工程に入る。即ち、制御手段12にて、電流値又は電力値
が設定値より高ければ、素練り工程のの工程を続行さ
せ、電流値又は電力値が設定値より低ければ、素練り工
程のの工程を終了させる。
【0019】この場合、最適の練りを得るためには、時
間、PI(積算電力)、温度、及びENDKW(所定設
定値)の要素を必要とする。
【0020】時間とは、電流値又は電力値の振れ幅が落
ち着くまでであり、原料ゴムGがロータ2に喰い込み混
練室3内が落ち着き、ラム8の踊り(浮き上がり)が無
くなるまでの時間である。
【0021】また、PIは、必要充分に素練りを行なう
仕事量の目安である。なお、高粘度のものではPI消費
が早く、温度の上昇も早いが、低粘度のものでは、逆に
PI消費が遅く、温度の上昇も遅い。
【0022】さらに、温度としては、素練り終了時点で
150℃以上を保証できる必要がある。なお、温度は負荷
(電流値)に影響(反比例)を与えるものであり、あま
りバラツキの出ないようにする必要がある。
【0023】そして、ENDKWは、充填率、ポリマー
構成、ロータ回転数、温度、圧力等の影響を受ける為個
々の配合で最適点を決める必要がある。つまり、瞬間的
な電流低下で検出しないよう数秒時間設定も併せて組み
込むのが好ましい。
【0024】従って、の工程(つまり、素練り工
程)が終了した時点では、原料ゴムGが充分に練りつぶ
され、次のベース練り工程にて、添加物が均一に混練さ
れた状態となっている。また、素練り工程終了時におい
ては、電流値又は電力値にはバラツキが出ないが、従来
の素練り工程終了時においては、電流値又は電力値にバ
ラツキが出る。
【0025】次に、の工程終了後は、再び、ラム8を
上昇させて、2回目の添加物の投入を行なうの工程を
行なっての工程を行ない、ベース練りを終了して被混
練物を排出する。
【0026】つまり、この混練方法は、図5に示すよう
に、素練りとベース練りとを1ステージにて行ない、そ
の後、仕上げ練りを行なうものである。
【0027】従って、素練りからベース練りにかかるま
での粘度バラツキの要素を無くすことができ、ベース練
り後の粘度のバラツキを減少させることができる。ま
た、従来に比べて1ステージ少なくすることが可能とな
った。
【0028】即ち、図7に示す従来の混練方法では、図
8に示すように、粘度バラツキが多いが、本発明に係る
混練方法では、図6に示すように、粘度バラツキが減少
している。なお、図6の場合は、観測データの数nが26
個であり、その平均が59.200であり、σが1.9338であ
る。また、図9の場合は、観測データの数nが26個であ
り、その平均が74.504であり、σは2.8116である。
【0029】また、天然ゴムは原料ゴムの中でも粘度の
バラツキを生じやすいが、本発明によれば、次のような
好結果が得られた。即ち、天然ゴム(TTR−20)の粘
度について、粘度の平均が84.00 ,σは7.688 (R=5
3),観測データ数nが 281個であった。
【0030】なお、本発明は上述の実施例に限定され
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更自由であ
り、例えば、原料ゴムGとカーボンの割合としては自由
に変更することができる。実施例では、原料ゴムGを 1
00とした場合、カーボンを60分としている。
【0031】また、所定設定値としても、上述の如く、
原料ゴムGの成分等に応じて変更することができる。
【0032】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。
【0033】 ベース練り後の粘度を安定したものと
することができる。
【0034】 素練り工程で充分な練り込みを行なう
ことができ、粘度の値が下がり、従来より1ステージ少
ない工程となり、作業能率の向上を図ると共に、全体の
設備の簡略化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る混練方法の一実施例の簡略工程図
である。
【図2】電流値又は電力値を示すグラフ図である。
【図3】混練機の簡略図である。
【図4】ブロック図である。
【図5】作業工程を示すブロック図である。
【図6】粘度のバラツキを示すグラフ図である。
【図7】従来の作業工程を示すブロック図である。
【図8】従来の粘度バラツキを示すグラフ図である。
【符号の説明】
1 混練機 2 ロータ G 原料ゴム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 105:16

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 混練機1に投入された原料ゴムGを練る
    素練り工程を行ないつつ、該混練機1のロータ2にかか
    る負荷を電流値又は電力値として検出し、該電流値又は
    電力値が所定設定値に達すれば該素練り工程を終了し、
    その後、直ちに、上記混練機1にカーボン等の添加物を
    投入して、素練り後の原料ゴムGと該添加物を混練する
    ベース練り工程を行なうことを特徴とする混練方法。
JP31913693A 1993-11-24 1993-11-24 混練方法 Pending JPH07144321A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31913693A JPH07144321A (ja) 1993-11-24 1993-11-24 混練方法

Applications Claiming Priority (1)

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JP31913693A JPH07144321A (ja) 1993-11-24 1993-11-24 混練方法

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JPH07144321A true JPH07144321A (ja) 1995-06-06

Family

ID=18106857

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JP31913693A Pending JPH07144321A (ja) 1993-11-24 1993-11-24 混練方法

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018202762A (ja) * 2017-06-06 2018-12-27 日本スピンドル製造株式会社 混練装置

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