JP2005046426A - コンテナ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】蒸気供給設備を必ずしも必要とせず、制御手段を熱および水から適切に保護できるコンテナ装置を提供する。
【解決手段】コンテナ装置1は、被収容物を収容可能な消毒保管室2を形成したコンテナ本体3と、コンテナ本体3の天板部7の上方部を覆いその天板部7との間に収容室30を形成する覆い体31と、消毒保管室2内に配設したヒータ21とを備える。また、コンテナ装置1は、熱気を消毒保管室2内において循環させる循環用ファン25と、収容室30内に配設した制御手段51と、吸入した外気で制御手段51を冷却する冷却用ファン52とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、被収容物を加熱消毒、保管および搬送するためのコンテナ装置に関する。
従来、食器および食缶等の被収容物を加熱消毒、保管および搬送するためのコンテナ装置として、例えばキャスタが付いた蒸気式のコンテナ装置が知られている。
すなわち、この従来のコンテナ装置は、被収容物を収容する消毒保管室が形成されたコンテナ本体と、消毒保管室の下部に配設された蒸気噴出用ノズルパイプと、消毒保管室内の各棚の下方近傍位置に配設された乾燥用パイプと、被収容物の加熱消毒の際に蒸気供給設備の蒸気供給元パイプを接続するパイプ継手とを備えている(例えば、特許文献1参照。)。
実公昭43−30873号公報
しかしながら、上記従来のコンテナ装置のように、蒸気供給設備からの蒸気を利用して食器等の被収容物を加熱消毒する蒸気式のコンテナ装置の場合、蒸気供給設備を設けなければならないという問題がある。
そこで、例えば加熱消毒用の加熱手段としてヒータを備えた電気式のコンテナ装置とすることが考えられる。
しかし、電気式のコンテナ装置の場合、ヒータ等の加熱手段を制御する制御手段は熱および水に弱いから、被収容物を加熱消毒する加熱消毒時の熱およびコンテナ装置を洗浄する洗浄時の水から制御手段を保護しなければならない。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、蒸気供給設備を必ずしも必要とせず、かつ、制御手段を熱および水から適切に保護できるコンテナ装置を提供することを目的とする。
請求項1記載のコンテナ装置は、被収容物を加熱消毒、保管および搬送するためのコンテナ装置であって、被収容物を収容する消毒保管室が形成されたコンテナ本体と、このコンテナ本体の天板部の上方部を覆うように配設され、前記コンテナ本体の天板部との間に収容室を形成する覆い体と、前記消毒保管室内を加熱する加熱消毒用の電気式の加熱手段と、前記収容室内に配設され、少なくとも前記加熱手段を制御する制御手段と、前記収容室内へ外気を吸入口から吸入し、この吸入した外気で前記制御手段を冷却し、この冷却後の外気を排出口から前記収容室外へ排出する冷却用ファンとを備えるものである。
そして、蒸気を利用して被収容物を加熱消毒するものではないため、蒸気供給設備を必ずしも必要とせず、また、制御手段は、冷却用ファンの作動により外気で冷却されるため、被収容物を加熱消毒する加熱消毒時の熱の影響を受けにくく、制御手段が熱から適切に保護され、さらに、制御手段は、収容室内に配設されて覆い体にて覆われているため、コンテナ装置を洗浄する洗浄時の水の影響を受けにくく、制御手段が水から適切に保護される。
請求項2記載のコンテナ装置は、請求項1記載のコンテナ装置において、加熱手段からの熱で制御手段が加熱されることを抑制する加熱抑制板が収容室内に配設されているものである。
そして、加熱抑制板にて加熱手段からの熱で制御手段が加熱されることを抑制できるため、制御手段が熱からより一層適切に保護される。
請求項3記載のコンテナ装置は、請求項1または2記載のコンテナ装置において、吸入口および排出口は、それぞれ下向きに開口しているものである。
そして、吸入口および排出口がそれぞれ下向きに開口しているので、コンテナ装置の洗浄時に水が収容室内へ入ることを抑制することが可能となる。
請求項4記載のコンテナ装置は、請求項3記載のコンテナ装置において、コンテナ本体は、消毒保管室を開閉する対をなす扉部を有し、前記消毒保管室の開口時には、前記対をなす扉部のうちの一方の扉部が吸入口の下方部を覆い、他方の扉部が排出口の下方部を覆うものである。
そして、消毒保管室の開口時に一方の扉部が吸入口の下方部を覆い、他方の扉部が排出口の下方部を覆うので、コンテナ装置の洗浄時に水が収容室内へ入ることを効果的に抑制することが可能となる。
請求項1のコンテナ装置によれば、蒸気を利用して被収容物を加熱消毒するものではないため、蒸気供給設備を必ずしも必要とせず、また、制御手段は、冷却用ファンの作動により外気で冷却されるため、被収容物を加熱消毒する加熱消毒時の熱の影響を受けにくく、制御手段を熱から適切に保護でき、さらに、制御手段は、収容室内に配設されて覆い体にて覆われているため、コンテナ装置を洗浄する洗浄時の水の影響を受けにくく、制御手段を水から適切に保護できる。
請求項2のコンテナ装置によれば、加熱抑制板にて加熱手段からの熱で制御手段が加熱されることを抑制できるため、制御手段を熱からより一層適切に保護できる。
請求項3のコンテナ装置によれば、吸入口および排出口がそれぞれ下向きに開口しているので、コンテナ装置の洗浄時に水が収容室内へ入ることを抑制できる。
請求項4のコンテナ装置によれば、消毒保管室の開口時に一方の扉部が吸入口の下方部を覆い、他方の扉部が排出口の下方部を覆うので、コンテナ装置の洗浄時に水が収容室内へ入ることを効果的に抑制できる。
以下、本発明のコンテナ装置の一実施の形態の構成を図面を参照して説明する。
図1ないし図5において、1は走行可能なコンテナ装置で、このコンテナ装置1は、図示しない被収容物(例えば食器および食缶等)を加熱消毒、保管および搬送するための装置で、消毒保管機を兼ねた搬送用コンテナである。
コンテナ装置1は、被収容物を収容する消毒保管室2が内側に形成され略箱形状をなすコンテナ本体3を備えている。
なお、コンテナ本体3の内側には、消毒保管室2の上部に連通した中空状の上部熱風路8が消毒保管室2の上方位置に形成されているとともに、消毒保管室2の下部に連通した中空状の側部熱風路9が消毒保管室2の側方位置に形成されている。
そして、コンテナ本体3は、走行部としての車輪であるキャスタ4が取り付けられた略矩形状の底板部5を有し、そのキャスタ4にてコンテナ装置1がこのコンテナ装置1を任意位置に容易に移動できるよう走行可能となっている。底板部5の左右両端部からは、消毒保管室2を介して互いに離間対向した略矩形状の左右一対の側板部6が上方に向って立ち上がっている。両側板部6の上端部相互は、略矩形状の天板部7にて連結されている。
また、コンテナ本体3は、消毒保管室2の前面開口を開閉する観音開式の左右一対の扉部である前扉部11を有しているとともに、消毒保管室2の後面開口を開閉する観音開式の左右一対の扉部である後扉部12を有している。
各扉部11,12は、それぞれ上下方向に細長い略矩形状をなす略同じ大きさの2枚の扉形成板13にて構成されている。
前扉部11の一方の扉形成板13の一側端部は、側板部6の前端部にヒンジ14を介して上下方向の回動中心軸線を中心として回動可能(例えば270度回動可能)に連結されている。そして、この一方の扉形成板13の他側端部には、他方の扉形成板13の一側端部がヒンジ15を介して上下方向の回動中心軸線を中心として回動可能に連結され、他方の扉形成板13の他側端部が自由端部となっている。この他方の扉形成板13の上下方向略中央には、取手16が設けられている。
また同様に、後扉部12の一方の扉形成板13の一側端部は、側板部6の後端部にヒンジ14を介して上下方向の回動中心軸線を中心として回動可能(例えば270度回動可能)に連結されている。そして、この一方の扉形成板13の他側端部には、他方の扉形成板13の一側端部がヒンジ15を介して上下方向の回動中心軸線を中心として回動可能に連結され、他方の扉形成板13の他側端部が自由端部となっている。この他方の扉形成板13の上下方向略中央には、取手16が設けられている。
そして、各前扉部11は、消毒保管室2の閉鎖時には、2枚の扉形成板13が消毒保管室2の前面開口に沿って位置してコンテナ本体3の前板部を構成する閉状態となる。また、各前扉部11は、消毒保管室2の開口時には、2枚の扉形成板13が互いに重なり合った状態で側板部6の外面の前部近接位置に沿って位置する折畳開状態となる。
また同様に、各後扉部12は、消毒保管室2の閉鎖時には、2枚の扉形成板13が消毒保管室2の後面開口に沿って位置してコンテナ本体3の後板部を構成する閉状態となる。また、各後扉部12は、消毒保管室2の開口時には、2枚の扉形成板13が互いに重なり合った状態で側板部6の外面の後部近接位置に沿って位置する折畳開状態となる。
なお、コンテナ本体3は、消毒保管室2の閉鎖時に前扉部11が接触するパッキン(図示せず)を前面開口の周縁位置に有しているとともに消毒保管室2の閉鎖時に後扉部12が接触するパッキン(図示せず)を前面開口の周縁位置に有し、消毒保管室2の閉鎖時には消毒保管室2内が略密閉状態になる。
また、コンテナ装置1は、コンテナ本体3の上部内側に配設され、消毒保管室2内を加熱する加熱消毒用のユニット状の電気式の加熱手段であるヒータ21を備えている。
ヒータ21は、消毒保管室2内に収容された被収容物を加熱消毒するためのもので、コンテナ本体3の天板部7に取り付けられている。そして、ヒータ21の発熱部22は天板部7の下面に面した上部熱風路8内に位置し、ヒータ21の端子部23はコンテナ本体3の天板部7の上面から上方に向って突出している。
さらに、コンテナ装置1は、ヒータ21で加熱された熱気を消毒保管室2および熱風路8,9内において強制的に循環させ、この循環する熱気で消毒保管室2内に収容された被収容物を加熱消毒する循環用ファン25を備えている。
循環用ファン25は、コンテナ本体3の天板部7に取り付けられている。そして、循環用ファン25は、上下方向の回転中心軸線を中心として回転する羽根車部26およびこの羽根車部26を回転させるモータ部27を有している。羽根車部26は、上部熱風路8内に位置し、この羽根車部26の近傍位置にヒータ21の発熱部22が配設されている。また、モータ部27はコンテナ本体3の天板部7上に設けられている。
また、コンテナ装置1は、コンテナ本体3の天板部7の上方部を覆うように配設され、コンテナ本体3の天板部7との間に収容室30を形成する覆い体(天井カバー体)31を備えている。
覆い体31は、水平面に沿って位置する略矩形板状の上面部32を有している。
そして、上面部32の前端部から前面部33が下方に向って突出し、この前面部33の下端部から前下面部34がコンテナ本体3側である内方(後方)に向って突出し、この前下面部34の内端部がコンテナ本体3に当接している。なお、この前面部33には、開閉蓋35が開閉可能に設けられている。
また、上面部32の後端部から後面部36が下方に向って突出し、この後面部36の下端部から後下面部37がコンテナ本体3側である内方(前方)に向って突出し、この後下面部37の内端部がコンテナ本体3に当接している。
さらに、上面部32の左右両端部から傾斜面部41が下方かつ外側方に向って突出し、各傾斜面部41の下端部から側面部42が下方に向って突出している。また、この側面部42の下端部から側下面部43がコンテナ本体3側である内方(内側方)に向って突出し、この側下面部43の内端部の前後方向中央部がコンテナ本体3に当接している。
覆い体31の左右いずれか一方側、例えば正面視左側の水平面状の側下面部43には、下方に向って開口した前後2つの開口部である略矩形の吸入口45が形成されている。また、覆い体31の左右いずれか他方側、例えば正面視右側の水平面状の側下面部43には、下方に向って開口した前後2つの開口部である略矩形の排出口46が形成されている。こうして、収容室30は、吸入口45および排出口46のみを介して外部に連通している。すなわち、収容室30は、吸入口45および排出口46が閉鎖されると略密閉状態となる。
そして、覆い体31およびコンテナ本体3間の収容室30内には、CPU等にて構成されたユニット状の制御手段(制御盤)51が吸入口45寄りの位置に配設されている。制御手段51は、コンテナ本体3の天板部7上に設けられている。
また、収容室30内には、収容室30内へ外気を吸入口45から吸入し、この吸入した外気で制御手段51を冷却し、この冷却後の外気を排出口46から収容室30外へ排出する複数、例えば2つの冷却用ファン52が互いに離間した状態で配設されている。
冷却用ファン52は、ヒータ21の端子部23からの熱で制御手段51が加熱されることを抑制する加熱抑制板53に、この加熱抑制板53の連通孔(図示せず)に対向した状態に取り付けられている。すなわち、収容室30内では、制御手段51とヒータ21の端子部23との間には、ヒータ21の端子部23に伝熱して漂う熱によって制御手段51が加熱されることを抑制する加熱抑制板53が配設され、そしてこの加熱抑制板53に形成された連通孔(図示せず)に対向した状態に冷却用ファン52が取り付けられている。
この収容室30内において制御手段51とヒータ21の端子部23との間に位置するように配設された加熱抑制板53にて、収容室30は吸入口45側の第1室部56と排出口46側の第2室部57とに分けられている。
ここで、冷却用ファン52の負圧側の第1室部56内には、ヒータ21、循環用ファン25および冷却用ファン52を制御する制御手段51および循環用ファン25のモータ部27が配設されている。
また、第1室部56内には、コンテナ装置1を洗浄する洗浄時に吸入口45から収容室30内へ入り込んだ水滴がさらに奥の制御手段51側へ入り込むのを防止する水滴進入防止用の吸入側仕切り板61が吸入口45の近傍位置に配設されている。吸入側仕切り板61の上部には、吸入口45側からの外気を制御手段51側へ通過させる長孔状の通孔62が形成されている。
また一方、冷却用ファン52の正圧側の第2室部57内には、消毒保管室2内から循環中の熱気の一部を排出する排出管63およびヒータ21の端子部23が配設されている。
また、第2室部57内には、コンテナ装置1を洗浄する洗浄時に排出口46から収容室30内へ入り込んだ水滴がさらに奥の制御手段51側へ入り込むのを防止する水滴進入防止用の排出側仕切り板64が排出口46の近傍位置に配設されている。排出側仕切り板64の上部には、制御手段51側からの外気を排出口46側へ通過させる長孔状の通孔65が形成されている。
さらに、排出側仕切り板64には管挿通用孔66が形成され、この管挿通用孔66に排出管63の一端側が挿通されている。この排出管63の一端側の開口は第2室部57内における排出口46の上方近傍位置で開口している。
そして、この排出管63の一端側の開口は、予め設定された設定温度(例えば57度)以上になると、開閉体である開閉ダンパ67が作動して自動開放するようになっている。
また、この排出管63の他端側はコンテナ本体3の天板部7に形成された管挿通用孔68に挿通され、この排出管63の他端側の開口は上部熱風路8内に向って常時開口している。
なお、被収容物を収容する消毒保管室2内には、被収容物を効率よく収容できるように複数段の棚71が配設されている。
また、コンテナ装置1の制御手段51は、外部の電源線のコネクタを接続する電源用コネクタ部(図示しない)を備え、この電源用コネクタ部は、覆い体31の前面部33に設けられた開閉蓋35を開くと見える位置に配設されている。すなわち電源用コネクタ部は、電源線のコネクタと接続しない時は開閉蓋35によって塞がれた状態となっている。また、加熱消毒の際の加熱時間および温度等を制御可能な制御手段51は、ヒータ21の端子部23、循環用ファン25および冷却用ファン52とそれぞれ電気的に接続されている。
次に、上記コンテナ装置1の使用について説明する。
コンテナ装置1を用いて食器および食缶等の被収容物を加熱消毒する場合、図示しない食器洗浄機等で洗浄した被収容物を消毒保管室2内に収容する。また、開閉蓋35を開けて、外部の電源線のコネクタを電源用コネクタ部に接続する。
そして、制御手段51からの制御信号に基いてヒータ21および循環用ファン25が作動すると、消毒保管室2内の被収容物は、消毒保管室2内を循環する熱気によって加熱消毒される。
また、制御手段51からの制御信号に基いて冷却用ファン52が作動すると、外気が吸入口45から収容室30内へ吸入され、この吸入された外気で制御手段51が冷却されるとともに、さらに吸入された外気は加熱抑制板53にて分けられ制御手段51のある第1室部56からヒータ21の端子部23のある第2室部57に向けて流れるため、制御手段51は、ヒータ21および排出管63からの熱による温度上昇が抑えられる。制御手段51を冷却した冷却後の外気は、排出管63から排出されてくる熱気を誘導しながら、排出口46から収容室30外へ排出される。
なお、加熱消毒後の被収容物は、コンテナ装置1の消毒保管室2内に収容された状態まま保管され、コンテナ装置1は必要に応じて別の場所まで動かされる。
また、コンテナ装置1を用いて被収容物を食品(調理物)とともに給食提供先(例えば中学校)に搬送(配送)する場合、給食提供元(例えば給食センター)において、消毒保管室2内に保管していた加熱消毒後の被収容物の1つである食缶を一旦取り出して食品を入れ、再び消毒保管室2内に戻す。
そして、コンテナ装置1をトラックに積み込んで給食提供先まで搬送する。
給食終了後、汚れた食器および食缶等の被収容物が消毒保管室2内に回収されたコンテナ装置1は、トラックに積み込まれて給食提供元まで搬送される。
そして、給食提供元において、汚れた被収容物は、食器洗浄機等で洗浄される。
また、給食提供元において、コンテナ装置1自体も洗浄が行われる。例えば消毒保管室2内をホース等を用いて水洗いする。
このコンテナ装置1の洗浄の際には、4つの扉部11,12を側板部6の外面の近接位置に沿うようすべて折畳開状態にして、消毒保管室2を開口させる。
すると、一方の扉部11,12つまり正面視左側の前扉部11および後扉部12が吸入口45の下方部を覆い、他方の扉部11,12つまり正面視右側の前扉部11および後扉部12が排出口46の下方部を覆った状態となる。このため、水滴が吸入口45および排出口46を通って収容室30内に入るのを防止できる。
そして、上記コンテナ装置1によれば、蒸気を利用して被収容物を加熱消毒するものではないため、給食提供元において蒸気供給設備を必ずしも必要とせず、使用場所の制限を受けにくく、コスト低減も図れる。
また、制御手段51は、冷却用ファン52の作動により外気で冷却されるため、被収容物を加熱消毒する加熱消毒時の熱による影響を受けにくく、制御手段51を熱から適切に保護できる。
さらに、制御手段51は、その全体が収容室30内に配設されて覆い体31にて覆われているため、コンテナ装置1を洗浄する洗浄時の水による影響を受けにくく、制御手段51を水から適切に保護できる。
また、制御手段51とヒータ21の端子部23間に配設した加熱抑制板53にて、ヒータ21および排出管63からの熱で制御手段51が直接的に加熱されることを抑制できるため、制御手段51を熱からより一層適切に保護できる。
さらに、外気用の吸入口45および排出口46がそれぞれ下向きに開口し、かつ、吸入口45および排出口46の各下方部が折畳開状態の扉部11,12にて覆われるため、コンテナ装置1の洗浄時に水が収容室30内へ入ることを適切に抑制でき、収容室30内に位置する制御手段51および制御手段51以外の電気部品(モータ部27、ヒータ21の端子部23、配線部分等)を水からより一層適切に保護でき、制御手段51やそのほかの電気部品の故障をなくすことができる。
なお、コンテナ装置1の制御手段51は、ヒータ21、循環用ファン25および冷却用ファン52を制御するものには限定されず、少なくともヒータ(電気式の加熱手段)21を制御するものであればよい。
また、収容室30内に配設された吸入側仕切り板61の通孔62および排出側仕切り板64の通孔65をフィルタ、パンチング板または金網等で覆った構成とすることで、水が収容室30内に入り込むことを防ぐようにしてもよい。
さらに、制御手段51を冷却するための冷却用ファン52は、加熱抑制板53に取り付けられて収容室30内に配設されたものには限定されず、収容室30内の他の位置或いは収容室30外の位置に配設してもよい。
本発明の一実施の形態に係るコンテナ装置の正面視断面図である。 同上コンテナ装置の平面視断面図である。 同上コンテナ装置の正面図である。 同上コンテナ装置の平面図である。 同上コンテナ装置の側面図である。
符号の説明
1 コンテナ装置
2 消毒保管室
3 コンテナ本体
7 天板部
21 電気式の加熱手段であるヒータ
30 収容室
31 覆い体
45 吸入口
46 排出口
51 制御手段
52 冷却用ファン
53 加熱抑制板

Claims (4)

  1. 被収容物を加熱消毒、保管および搬送するためのコンテナ装置であって、
    被収容物を収容する消毒保管室が形成されたコンテナ本体と、
    このコンテナ本体の天板部の上方部を覆うように配設され、前記コンテナ本体の天板部との間に収容室を形成する覆い体と、
    前記消毒保管室内を加熱する加熱消毒用の電気式の加熱手段と、
    前記収容室内に配設され、少なくとも前記加熱手段を制御する制御手段と、
    前記収容室内へ外気を吸入口から吸入し、この吸入した外気で前記制御手段を冷却し、この冷却後の外気を排出口から前記収容室外へ排出する冷却用ファンと
    を備えることを特徴とするコンテナ装置。
  2. 加熱手段からの熱で制御手段が加熱されることを抑制する加熱抑制板が収容室内に配設されている
    ことを特徴とする請求項1記載のコンテナ装置。
  3. 吸入口および排出口は、それぞれ下向きに開口している
    ことを特徴とする請求項1または2記載のコンテナ装置。
  4. コンテナ本体は、消毒保管室を開閉する対をなす扉部を有し、
    前記消毒保管室の開口時には、前記対をなす扉部のうちの一方の扉部が吸入口の下方部を覆い、他方の扉部が排出口の下方部を覆う
    ことを特徴とする請求項3記載のコンテナ装置。
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