JP2005045728A - ギャップフィラー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 入力信号が無いときに雑音成分のみ増幅して送信するようなことがなく、また受信信号が無いことを容易に認識できるギャップフィラー装置を提供する。
【解決手段】 受信信号レベルを検出する第1カプラ8aと、再送信信号レベルを検出する第2カプラ8bと、報知手段14とを設け、検出した受信信号レベルを比較する入力レベル基準値、及び検出した再送信信号レベルを比較する出力レベル基準値をプログラム設定し、検出した入力信号レベルが入力レベル基準値より低く、且つ可変増幅回路4bの利得を変化させても検出した再送信信号レベルが出力レベル基準値に略一致することがない時に、前記可変増幅回路4bの利得を最小にすると共に報知手段14を報知動作させるよう制御部3のCPUをプログラムした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、衛星等からの電波が直接届かない不感エリアに対して、受信した信号を再送信することで不感エリアの解消を図るギャップフィラー装置に関する。
人工衛星を利用した放送或いは通信システムは、大がかりな送信設備を構築することなく広いエリアに信号を送ることができる為に広く利用されている。このような衛星放送等で使用されている周波数は、例えばSバンド(2.6〜4GHz)と直進性の高い周波数が使用されているため、ビル等の障害物があるとその向こう側には電波が届かない不感エリアが発生していた。
このような不感エリアにおいても受信を可能とするにはCATVシステムが有効であり、実施されている。しかし、衛星放送を車輌等の移動体で受信しようとした場合、CATVシステムを利用することはできず、例えば特許文献1或いは特許文献2に示すようなギャップフィラー装置の利用が不可欠であり実用化が進められている。
ギャップフィラー装置は、衛星等からの電波を良好に受信できる場所に受信アンテナを設置し、その受信信号を不感エリアに向けて設置した再送信アンテナで再放射するシステムであり、特許文献1は受信周波数と同一の周波数で再送信するよう構成され、特許文献2では、衛星からギャップフィラー向けに新たな周波数帯(例えば、Kaバンド(12.5〜18GHz))で送信して、ギャップフィラー装置にて、受信端末が直接受信可能な周波数(例えば、Sバンド)に周波数変換して再送信している。
特開2001−230718号公報 特開2001−308765号公報
ところが、上述するようなSバンドやKaバンドの周波数帯は天候の影響を受けやすく、例えば大雪の環境では衛星からの信号が雲に遮られ大きく減衰してしまう。一方、ギャップフィラー装置には、出力信号を一定にするために利得制御回路が内蔵されているため、衛星からの信号が減衰した場合は、利得を上げる操作が成される。そのため、衛星信号が受信できない場合は、利得を最大にする操作をしてノイズのみ増幅して再送信してしまい、その受信機器や周囲の電波設備に対して悪影響を及ぼす問題が生じていた。
また、近年地上波信号に対しても、その不感エリアの解消のためにギャップフィラー装置の使用が検討されているが、地上波の場合、天候に左右されることは小さいが、大型看板等の建設によりギャップフィラー装置の受信アンテナが突然信号を受信できなくなる場合がある。この場合も利得を最大にする操作が成され、ノイズのみ増幅して再送信してしまうし、利用者に不便をきたしてしまう。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、入力信号が無いときに雑音成分のみ増幅して送信するようなことがないギャップフィラー装置を提供すること、そして受信信号が無いことを管理者等に速やかに認識させることが可能なギャップフィラー装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、衛星信号或いは地上波信号を受信する受信アンテナと、受信した信号を増幅する増幅回路と、該増幅回路を制御して再送信信号を送出させる制御部と、再送信信号を放射する再送信アンテナを有するギャップフィラー装置において、受信信号レベルを検出する入力信号検出手段と、再送信信号レベルを検出する出力信号検出手段と、報知手段とを有し、前記制御部は、入力信号検出手段が検出した信号レベルを比較する入力レベル基準値、及び前記出力信号検出手段が検出した信号レベルを比較する出力レベル基準値を有し、検出した入力信号レベルが入力レベル基準値より低く、且つ増幅回路の利得を変化させても検出した再送信信号レベルが出力レベル基準値に略一致することがない時に、前記増幅回路の利得を最小にすると共に報知手段を報知動作させることを特徴とする。
このように構成することで、入力信号レベルと出力信号レベルの双方で判断するので、入力信号が無いことを確実に判断でき、入力信号が無い状態を確実に判断できる。そして、雑音成分のみ増幅して再送信するようなことがなくなり、周囲の電波設備や受信装置に悪影響を及ぼすことがない。また、報知手段により受信信号がないことを知ることができ、管理者が速やかに対処することが可能となるし、受信アンテナの調整等にも役立つ。
請求項2の発明は、衛星信号或いは地上波信号を受信する受信アンテナと、受信した信号を増幅する増幅回路と、該増幅回路を制御して再送信信号を出力させる制御部と、再送信信号を放射する再送信アンテナを有するギャップフィラー装置において、受信信号レベルを検出する入力信号検出手段と、報知手段とを有し、前記制御部は、入力信号検出手段が検出した信号レベルを比較する入力レベル基準値を有し、検出した信号レベルが入力レベル基準値より低い時に、前記増幅回路の利得を最小にすると共に報知手段を報知動作させることを特徴とする。
この構成によれば、入力レベル基準値をノイズレベルより僅かに大きな値に設定することで、入力信号の有無を判定することが可能となり、入力信号レベルが無いと判断したら増幅回路の利得を最小にすることで、雑音成分のみ増幅して再送信するようなことがなくなり、周囲の電波設備や受信装置に悪影響を及ぼすことがない。また、報知手段により受信信号がないことを知ることができ、速やかに対処することが可能となるし、受信アンテナの調整等にも役立つ。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、制御部は、増幅回路の利得を最小にしてから所定時間経過後に、入力信号検出手段で検出した受信信号レベルと入力レベル基準値とを比較し、受信信号レベルが入力レベル基準値より高い場合、増幅回路の利得を変化させて再送信信号レベルを出力レベル基準値に略一致させることを特徴とする。
この構成によれば、受信信号が無いとの判断に基づき、制御部が増幅器の利得を最小にして再送信信号の出力を停止した場合であっても、その後、受信信号の有無を判断して有ると判断した時には、再送信信号を所望の出力レベル基準値に略一致するように自発的に復旧させ、出力させることができる。よって、例えばギャップフィラー装置の再起動等、従来必要だった手動による復旧作業の手間を省くことができ、ギャップフィラー装置のメンテナンス作業量を軽減でき、メンテナンスフリー化が可能となる。
請求項4の発明は、衛星信号或いは地上波信号を受信する受信アンテナと、受信した信号を増幅する増幅回路と、該増幅回路を制御して再送信信号を出力させる制御部と、再送信信号を放射する再送信アンテナを有するギャップフィラー装置において、再送信信号レベルを検出する出力信号検出手段と、報知手段とを有し、前記制御部は、前記出力信号検出手段が検出した信号レベルを比較する出力レベル基準値を有し、前記増幅回路の利得を変化させても、検出した信号レベルが前記出力レベル基準値に略一致する状態を得ることができない時に、前記増幅回路の利得を最小にすると共に報知手段を報知動作させることを特徴とする。
この構成によれば、出力レベル基準値を好ましい出力レベルに設定することで、再送信信号が出力レベル基準値に略一致する状態を作れない時に、入力信号の無しと判定することができ、このとき増幅回路の利得を最小にするので、雑音成分のみ増幅して再送信するようなことがない。従って、周囲の電波設備や受信装置に悪影響を及ぼすことがない。また、報知手段により受信信号がないことを知ることができ、管理者が速やかに対処することが可能となるし、受信アンテナの調整等にも役立つ。
請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れかの発明において、報知手段は無線送信手段を有し、別途設けた受信手段により前記無線送信手段の無線による報知動作を受信可能とすることを特徴とする。
この構成により、遠隔監視ができ、複数のギャップフィラー装置の一括管理が可能となる。そして、急に受信アンテナが電波を受信できなくなっても、管理者に夫れを速やかに認識させることができ、スムーズな対応が可能となる。更に、一括管理することで、管理コストも削減できる。
このように、本発明によれば、受信信号が無い時に、雑音成分のみ増幅して再送信するようなことがなくなり、周囲の電波設備や受信装置に悪影響を及ぼすことがない。
また、報知手段の動作により、受信信号が無いことを速やかに認識できる。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係るギャップフィラー装置の第1の実施形態を示す回路ブロック図であり、1は受信アンテナ11が受信した衛星信号を入力する入力端子、2は再送信アンテナ12に再送信信号を出力する出力端子であり、その間に再送信信号を創出する信号処理回路13が設けられ、3は信号処理回路を制御する制御部、14は報知手段、15は遠隔監視装置としての受信装置を示している。
信号処理回路13は、5段から成る増幅回路4a〜4eを有し、そのうちの2段目の増幅回路4bは利得変更可能な可変増幅回路となっている。また、入力段及び出力段に帯域外のノイズを除去するためのバンドパスフィルタ5a,5bが設けられ、6a,6bは可変減衰器、7は固定減衰器、8aは入力信号検出手段としての第1カプラ、8bは出力信号検出手段としての第2カプラである。
そして、9aは第1カプラ8aが検出した高周波信号を直流電圧に変換する検波回路、9bは第2カプラ8bが検出した高周波信号を直流電圧に変換する検波回路であり、直流電圧に変換された検出信号は制御部3に入力される。また、制御部3は、可変増幅回路4b及び2つの可変減衰器6a,6bを制御し、報知手段14を報知動作させるよう構成されている。
また、報知手段14は、LEDにより発光報知する表示部14aと無線送信する送信部14bを有し、受信装置15は送信部14bが発する無線信号を受けて報知動作する。
図2は制御部3の要部を示している。図において、17はCPUであり、CPU17は、第1カプラ8aから受信信号情報が入力され、第2カプラ8bからの再送信信号情報が入力される。そして、この信号を受けて2つの可変減衰器6a,6b、可変増幅回路4bを制御して、報知手段14に報知信号を出力するよう構成されている。なお、第1及び第2カプラ8a,8bから送られてくる信号は、A/D変換回路18a,18bでデジタルデータに変換されて、CPU17に入力される。また、各制御信号はD/A変換回路19a〜19cでアナログ信号に変換されて出力される。
このように構成されたCPU17は、次のように動作するようプログラムされている。まず、検出した信号に対する基準値が2つ設定されている。このうち第1の基準値は、入力雑音レベルより僅かに大きいレベルに設定された入力レベル基準値Siであり、入力された受信信号の最小値を判別する為のものである。また、第2の基準値は、再送信信号として最適な出力レベルに設定入力された出力レベル基準値Soであり、出力信号があるか判別する為のものである。
そして、CPU17は、第1カプラ8aにより検出された受信信号と入力レベル基準値Siと比較すると共に、可変増幅回路4bの利得を変えて第2カプラ8bにより検出された出力信号(再送信信号)と出力レベル基準値Soを比較する。この比較動作は数百ms毎に交互に実行され、入力信号レベルが入力レベル基準値Siより小さく、且つ増幅回路の利得を変えても出力信号レベルが出力レベル基準値Soに略一致することがなければ、入力信号無しと判断して可変減衰器6a,6bの減衰量を最大にすると共に、可変増幅回路4bの利得を最小にする。そして、報知手段14の動作信号を出力する。
この動作信号を受けて、報知手段14は、表示部14aを発光表示させると共に、送信部14bにより受信信号が無いことを無線送信する。また、受信装置15は、送信部14bの送信信号を受けて受信動作し、ブザー音等で報知動作する。
このように、受信信号が無い時に、雑音成分のみ増幅して再送信するようなことがなくなるので、周囲の電波設備や受信装置に悪影響を及ぼすことがない。そして、表示部により入力信号が無いことを容易に認識できる。更に、受信装置を用いて入力信号無しの情報を無線で知ることができるので、複数のギャップフィラー装置を監視センター等で遠隔監視することが可能となり、僅かな管理コストで信号が遮断された際の速やかな対応が可能となる。
特に、遠隔監視する構成は、地上波放送や別途設けたギャップフィラー装置から送信される信号を受信して再送信する形態に対して、大型看板等の遮蔽物の設置により急に受信できなくなった場合に有効に活用でき、速やかに認識できるので利用者への迷惑を最小限に抑えることが可能となる。
図3は、ギャップフィラー装置の第2の実施形態を示す回路ブロック図であり、図1と同一の構成部材に対しては同一の符号を付与して説明を省略する。図に示すように、図1の構成に対して再送信信号を検出する第2カプラ及びそれに付随する検波回路等がない以外は同一の構成であり、受信信号のみ検出して受信信号の有無を判断している。
そして、この実施形態の制御部3のCPU17は次のように動作するようプログラムされている。入力雑音レベルより僅かに大きいレベルで入力レベル基準値Siが設定され、この基準値Siと第1カプラ8aにより検出した受信信号を比較し、受信信号レベルが入力レベル基準値Siより小さければ、入力無しと判断して、可変減衰器6a,6bの減衰量を最大にすると共に、可変増幅回路4bの利得を最小にする。そして、報知手段14の動作信号を出力する。
このように、受信信号レベルを検出するだけでも、受信信号無しを判断して所定の処置をするため、雑音成分のみ増幅して再送信するようなことがないし、管理者は速やかに対応することができる。更に、図1の構成に比べて少ない回路構成で実施できる。但し、検出する受信信号レベルは小さなレベルであるため、精度良く判定するのは難しい。
ところで、上記ギャップフィラー装置の第1及び第2の実施形態では、受信信号が無いと判断(以下、停波と言う)し、可変減衰器6a,6bの減衰量を最大にすると共に、可変増幅器4bの利得を最小にすることで、雑音成分のみ増幅して再送信することは防止できる。しかし、受信信号が正常に復旧した際、再起動する必要があり、メンテナンス作業の煩雑さが問題となっていた。
そこで、この問題を解決するために、第1及び第2の実施形態の制御部3には、再送信信号レベルを所望の出力レベルに一致するように、自発的に自動復旧動作させる機能を設けることもできる。この再送信信号レベルの自動復旧機能は、CPU17が実行するプログラムにより実現される。すなわち、自動復旧機能は、CPU17によって、可変増幅回路4bの利得を最小にしてから数百ms経過後に、第1カプラ8aで検出した受信信号レベルと入力レベル基準値Siとを比較し、受信信号レベルが入力レベル基準値Siより高い場合、可変減衰器6a,6bの減衰量及び可変増幅回路4bの利得を変化させて再送信信号レベルを出力レベル基準値Soに略一致させるように動作可能に構成されるものである。
そして、CPU17は、再送信信号レベルを出力レベル基準値Soに設定後、自動復旧動作を終了し、再び受信信号の停波の発生を監視する。
この構成の自動復帰機能によれば、受信信号が無いとの判断に基づき、制御部3のCPU17が可変増幅回路4bの利得を最小にして再送信信号の出力を停止した場合であっても、その後、受信信号の有無を判断して有ると判断した時には、再送信信号を所望の出力レベル基準値Soに略一致するように自発的(自動的)に復旧させ、出力させることができる。よって、例えばギャップフィラー装置の再起動等、従来必要だった手動による復旧作業の手間を省くことができ、ギャップフィラー装置のメンテナンスフリー化が可能となる。
図4は、ギャップフィラー装置の第3の実施形態を示す回路ブロック図であり、図1と同一の構成部材に対しては同一の符号を付与して説明を省略する。図に示すように、図1の構成に対して受信信号を検出する第1カプラ及びそれに付随する検波回路等がない以外は同一の構成であり、再送信信号のみ検出して受信信号の有無を判断している。
そして、この実施形態の制御部3のCPUは次のように動作するようプログラムされている。再送信信号として最適な出力レベルに出力レベル基準値Soが設定され、可変増幅回路4bの利得を変えて第2カプラ8bにより検出された出力信号と出力レベル基準値Soを比較し、可変増幅回路4bの利得を変えても出力信号レベルが出力レベル基準値Soに略一致することがなければ、入力信号無しと判断して可変減衰器6a,6bの減衰量を最大にすると共に、可変増幅回路4bの利得を最小にする。そして、報知手段14の動作信号を出力する。
このように、再送信信号レベルを検出するだけでも、受信信号無しを判断して所定の処置をするため、雑音成分のみ増幅して再送信するようなことがないし、管理者は速やかに対応することができる。更に、図1の構成に比べて少ない回路構成で実施できる。但し、再送信信号レベルのみで判断するとき、出力レベル基準値と成らない場合として、他に装置の発振が考えられるが、増幅回路の利得を最小にすることで、装置自体や周囲の受信設備への悪影響を抑えることができる。
尚、上記実施形態は、何れも受信信号と同一の周波数で再送信するギャップフィラー装置を示しているが、受信信号と再送信信号の周波数が異なる場合は、受信して周波数変換された信号が入力端子に入力される。
また、報知手段14の無線送信形態は、公衆の携帯電話回線を利用しても良く、この場合、送信部を携帯電話、受信装置を携帯情報端末(PDA)とすると、既存の機器を用いて遠隔監視ができる。
更に、入力信号が無い場合、可変減衰器と可変増幅回路の双方を操作しているが、可変増幅回路の利得を最小にするだけでも効果的であるし、逆に可変減衰器と可変増幅回路の操作に加えて増幅回路の電源をオフする操作を加えると、無駄な電力を消費することもない。
また、入力信号を比較する入力レベル基準値Siを複数段階設定すると共に、報知手段14の表示部14aによる表示動作も、それに合わせて複数段階の表示動作をさせれば、受信アンテナ11を設置する際、設置場所の決定やその方向調整に、表示部14aの表示を頼りに進めることで、別途測定器を用いることなく最良の設置状態を容易に得ることができる。更に、この場合、受信アンテナ11に、測定器接続用のテストポイント(例えば、N型コネクタ)を設ける必要が無くなり、構成を簡略化できる。
本発明に係るギャップフィラー装置の第1の実施形態を示す回路ブロック図である。 図1の制御部のブロック図である。 本発明に係るギャップフィラー装置の第2の実施形態を示す回路ブロック図である。 本発明に係るギャップフィラー装置の第3の実施形態を示す回路ブロック図である。
符号の説明
1・・入力端子、2・・出力端子、3・・制御部、4b・・可変増幅回路(増幅回路)、6a,6b・・可変減衰器、8a・・第1カプラ(入力信号検出手段)、8b・・第2カプラ(出力信号検出手段)、11・・受信アンテナ、12・・再送信アンテナ、14・・報知手段、14a・・表示部、14b・・送信部、15・・受信装置(遠隔監視装置)、17・・CPU。

Claims (5)

  1. 衛星信号或いは地上波信号を受信する受信アンテナと、受信した信号を増幅する増幅回路と、該増幅回路を制御して再送信信号を送出させる制御部と、再送信信号を放射する再送信アンテナを有するギャップフィラー装置において、
    受信信号レベルを検出する入力信号検出手段と、再送信信号レベルを検出する出力信号検出手段と、報知手段とを有し、
    前記制御部は、入力信号検出手段が検出した信号レベルを比較する入力レベル基準値、及び前記出力信号検出手段が検出した信号レベルを比較する出力レベル基準値を有し、検出した入力信号レベルが入力レベル基準値より低く、且つ増幅回路の利得を変化させても検出した再送信信号レベルが出力レベル基準値に略一致することがない時に、前記増幅回路の利得を最小にすると共に報知手段を報知動作させることを特徴とするギャップフィラー装置。
  2. 衛星信号或いは地上波信号を受信する受信アンテナと、受信した信号を増幅する増幅回路と、該増幅回路を制御して再送信信号を出力させる制御部と、再送信信号を放射する再送信アンテナを有するギャップフィラー装置において、
    受信信号レベルを検出する入力信号検出手段と、報知手段とを有し、
    前記制御部は、入力信号検出手段が検出した信号レベルを比較する入力レベル基準値を有し、検出した信号レベルが入力レベル基準値より低い時に、前記増幅回路の利得を最小にすると共に報知手段を報知動作させることを特徴とするギャップフィラー装置。
  3. 制御部は、増幅回路の利得を最小にしてから所定時間経過後に、入力信号検出手段で検出した受信信号レベルと入力レベル基準値とを比較し、受信信号レベルが入力レベル基準値より高い場合、増幅回路の利得を変化させて再送信信号レベルを出力レベル基準値に略一致させることを特徴とする請求項1又は2に記載のギャップフィラー装置。
  4. 衛星信号或いは地上波信号を受信する受信アンテナと、受信した信号を増幅する増幅回路と、該増幅回路を制御して再送信信号を出力させる制御部と、再送信信号を放射する再送信アンテナを有するギャップフィラー装置において、
    再送信信号レベルを検出する出力信号検出手段と、報知手段とを有し、
    前記制御部は、前記出力信号検出手段が検出した信号レベルを比較する出力レベル基準値を有し、前記増幅回路の利得を変化させても、検出した信号レベルが前記出力レベル基準値に略一致する状態を得ることができない時に、前記増幅回路の利得を最小にすると共に報知手段を報知動作させることを特徴とするギャップフィラー装置。
  5. 報知手段は無線送信手段を有し、別途設けた受信手段により前記無線送信手段の無線による報知動作を受信可能とする請求項1乃至4の何れかに記載のギャップフィラー装置。
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