JP2005045624A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 複数の原稿束をコピーする場合に、ユーザの拘束時間と操作回数の減少によりユーザへの負担軽減を図った画像形成装置を提供する。
【解決手段】 ユーザが、複数の原稿束をセットし、操作パネル2により原稿束を構成する原稿枚数、印刷部数、印刷モード等を設定すると、画像読取部32によって複数の原稿束から原稿画像が読み取られ、設定された印刷モード、印刷部数に従って画像出力部4により原稿画像が用紙に印刷される。
【選択図】 図1
【解決手段】 ユーザが、複数の原稿束をセットし、操作パネル2により原稿束を構成する原稿枚数、印刷部数、印刷モード等を設定すると、画像読取部32によって複数の原稿束から原稿画像が読み取られ、設定された印刷モード、印刷部数に従って画像出力部4により原稿画像が用紙に印刷される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、デジタル複写機,プリンタ,ファクシミリ,複合機等の画像形成装置に関し、特に、複数の原稿束をコピーする場合に、ユーザの拘束時間と操作回数の減少によりユーザへの負担軽減を図った画像形成装置に関する。
近年、大量コピーの要求から自動原稿送り装置(ADF)が一回で処理可能な原稿枚数は増加しており、100枚、200枚といった大量の原稿を一括処理可能となってきている。しかし、一般的に1回にコピーする原稿枚数は、必ずしもこのようなADFの性能をフルに活用するほど多くないのが現状である。
このようなADFを有する従来の画像形成装置は、ユーザが原稿束毎に印刷枚数や印刷モードを設定している(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−56628号公報(図1)
しかし、従来の画像形成装置によると、複数の原稿束がある場合、原稿束単位毎にコピー起動操作を行うため、複数の原稿束をまとめてコピーすることはできない。また、複数の原稿束をコピーする場合に、原稿束毎にコピー開始動作を繰り返す必要があるため、最終の原稿束のコピー開始操作を実施するまで、ユーザは画像形成装置の前から離れることができない。また、ユーザのコピー開始操作回数がコピーする原稿束の数だけ必要であり、特に印刷部数を複数部数設定した場合はユーザが画像形成装置の前にいる時間が長くなる。
一方、印刷動作中でも次の文書の原稿読み込み動作を実施できる画像形成装置によれば、ユーザが画像形成装置の前にいる時間は減少するが、原稿読み込み中は次の原稿セットおよび読み込み指示ができないため、原稿枚数や文書数によってはユーザが長時間画像形成装置の前にいる必要がある。また、コピーする原稿束の数だけコピー開始操作が必要であり、ユーザの手間はかなりかかっている。また、複数の原稿束を異なる画像形成モードで読み込ませ、全ての原稿束を読み込ませた後で、一括してプリントを行おうとする場合は、全ての原稿束の読み込みが終了するまでユーザは画像形成装置の前にいる必要がある。
従って、本発明の目的は、複数の原稿束をコピーする場合に、ユーザの拘束時間と操作回数の減少によりユーザへの負担軽減を図った画像形成装置を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、複数の原稿束から複数の原稿画像を読み取る読取手段と、前記複数の原稿束に対する印刷条件を設定する設定手段と、前記複数の原稿画像を前記印刷条件に従って用紙に印刷する印刷手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置を提供する。
この構成によれば、ユーザが設定手段により複数の原稿束に対して印刷条件を設定すると、印刷手段は、読取手段によって複数の原稿束から読み取られた複数の原稿画像を印刷条件に従って印刷する。
本発明の画像形成装置によれば、ユーザは、複数の原稿束に対して印刷条件を1回設定することにより、各原稿束に対して印刷条件に従った印刷が行われるので、複数の原稿束をコピーする場合に、ユーザの拘束時間と操作回数の減少によりユーザへの負担軽減を図ることができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置が適用されたデジタル複写機のブロック図を示す。このデジタル複写機は、このデジタル複写機全体を制御するコントローラ1と、ユーザの操作によってNup(Nin1と同義)の設定等の各種の入力が可能な操作パネル2と、原稿から画像を読み取って入力する画像入力部3と、用紙に画像を印刷して出力する画像出力部4とを有する。
操作パネル2は、原稿の読み取り開始を指示するスタートボタン、コピーや通信作業を中止するストップボタン等の複数のボタンの他、タッチパネルディスプレイを備える。タッチパネルディスプレイは、液晶ディスプレイ等の表示部と、この表示部の上に重合配置された入力部からなる。入力部は、表示部に表示された各項目の表示位置に対応する入力部の部分を押圧することによって入力操作が行えるようになっている。
画像入力部3は、原稿が1枚ずつ載置される原稿台34と、原稿束を自動的に1枚ずつ原稿台34に供給するADF(自動給紙装置)30と、ADF30から供給された原稿のサイズと向きを検出する原稿センサ31と、CCD(Charge Coupled Device)等の固体撮像素子によって原稿の画像を指定された読取倍率で光学的に1枚ずつ読み取る画像読取部32と、この画像入力部3の各部を制御し、コントローラ1との間で情報の送受信を行う入力制御部33とを備えている。
画像出力部4は、用紙を印刷位置まで供給する用紙供給部40と、印刷位置に供給された用紙に画像を、例えば、電子写真プロセス方式により印刷する印刷部41と、両面印刷する場合に用紙を反転する用紙反転部42と、印刷された用紙を綴じるステープル部43と、印刷された用紙を排紙する排紙部45と、この画像出力部4の各部を制御し、コントローラ1との間で情報の送受信を行う出力制御部44とを備える。電子写真プロセスは、感光体に対する帯電,現像,クリーニングを繰り返すことにより実現される。すなわち、感光体の表面を帯電器によって一様に帯電させた後、画像データに従って感光体の表面を露光して静電潜像を形成し、現像器によって静電潜像をトナー像とした後、用紙供給部40から供給された用紙上にトナー像を転写する。その後、加熱溶融・圧着作用によってトナー像を用紙上に定着して外部に排出する。転写後の感光体の表面は、残留トナーをクリーナによって除去した後、次の現像プロセスに供される。
コントローラ1は、操作パネル2、画像入力部3および画像出力部4との間で情報の送受信をそれぞれ行う操作パネル部I/F10、画像入力部入力部I/F11および画像出力部I/F12と、画像をページ単位で記憶するページメモリ13と、プログラムや画像等のデータを記憶するシステムメモリ14と、2部以降の印刷のために画像を記憶するHDD15と、システムメモリ14に記憶されたプログラムに基づいてコントローラ1の各部を制御するとともに、このデジタル複写機全体を制御するメインCPU16と、画像データの圧縮、伸長、合成等の画像処理を行う画像処理部17とを備える。
画像処理部17は、入力された複数の原稿画像を1つの原稿束を構成する原稿枚数(以下「分割原稿枚数」という。)毎に分割し、分割した原稿画像単位で合成等の画像処理を行うようになっている。
図2は、操作パネル2のタッチパネルディスプレイに表示される画面の一例を示す。図2(a)は、原稿束分割コピー選択画面を示す。この原稿束分割コピー設定画面20aには、各設定を中止する取り消しキー21aと、機能選択画面に戻す閉じるキー21bと、原稿束分割コピー非選択キー22aと、原稿束分割コピー選択キー22bと、コピー部数を表示する設定部数表示部23とが表示される。
図2(b)は、原稿束分割コピー設定画面20aにおいて原稿束分割コピー選択キー22bを押下したときに表示される出力形態選択画面20bを示す。この出力形態選択画面20bには、図2(a)で示したキー以外に、分割原稿枚数を表示する分割原稿枚数表示部24と、分割原稿枚数を設定する枚数選択キー25a、25bと、出力順序選択キー26a、26bと、後処理単位選択キー27a、27bとが表示される。
ユーザが上方の枚数選択キー25aを押下すると、分割原稿枚数が増加し、分割原稿枚数表示部24に表示される枚数表示が増加する。これとは逆に、ユーザが下方の枚数選択キー25bを押下すると、分割原稿枚数が減少し、分割原稿枚数表示部24に表示される枚数表示が減少するようになっている。
上方の出力順序選択キー26aは、印刷した用紙を設定部数毎に出力することを選択するキーであり、下方の出力順序選択キー26bは、印刷した用紙を一部ずつ出力することを選択するキーである。上方の後処理単位選択キー27aは、原稿束毎に印刷された用紙をステープルで綴じる分割原稿枚数毎の処理を選択するキーであり、下方の後処理単位選択キー27bは、各部単位で全ての原稿束を一括してステープルで綴じる全原稿一括処理を選択するキーである。
次に、この第1の実施の形態の全体動作を説明する。
(1)原稿のセット
図3は、この第1の実施の形態に係る原稿を示す。第1乃至第3の原稿束5a,5b,5cは、それぞれ同数(例えば3枚)の原稿Gからなるものとする。ユーザが図3に示す原稿GをADF30上にセットする。
図3は、この第1の実施の形態に係る原稿を示す。第1乃至第3の原稿束5a,5b,5cは、それぞれ同数(例えば3枚)の原稿Gからなるものとする。ユーザが図3に示す原稿GをADF30上にセットする。
(2)印刷モードの選択
ユーザは、メインスイッチをオンにすると、コントローラ1のメインCPU16は、操作パネル2のタッチパネルディスプレイに機能選択画面を表示する。ユーザが機能選択画面から印刷モード、本実施例では原稿束分割モードを選択すると、メインCPU16は、原稿束分割コピー設定画面20aをタッチパネルディスプレイに表示する。次に、ユーザは、原稿束分割コピー設定画面20aの原稿分割コピー選択キー22bを押下すると、メインCPU16は、タッチパネルディスプレイに出力形態選択画面20bを表示する。この出力形態選択画面20bに対してユーザが設定部数(例えば、2)をテンキーにより入力すると、設定部数表示部23に「2」が表示される。
ユーザは、メインスイッチをオンにすると、コントローラ1のメインCPU16は、操作パネル2のタッチパネルディスプレイに機能選択画面を表示する。ユーザが機能選択画面から印刷モード、本実施例では原稿束分割モードを選択すると、メインCPU16は、原稿束分割コピー設定画面20aをタッチパネルディスプレイに表示する。次に、ユーザは、原稿束分割コピー設定画面20aの原稿分割コピー選択キー22bを押下すると、メインCPU16は、タッチパネルディスプレイに出力形態選択画面20bを表示する。この出力形態選択画面20bに対してユーザが設定部数(例えば、2)をテンキーにより入力すると、設定部数表示部23に「2」が表示される。
(3)出力形態の選択
図4は、第1の出力例を示す。ユーザが、出力形態選択画面20bから枚数選択キー25aまたは25bを押下して分割原稿枚数を3枚と指定する。また、ユーザは、出力順序選択キー26aを押下して設定枚数毎に出力するように設定し、後処理単位選択キー27aを押下して分割原稿枚数毎に処理されるように設定したとする。
図4は、第1の出力例を示す。ユーザが、出力形態選択画面20bから枚数選択キー25aまたは25bを押下して分割原稿枚数を3枚と指定する。また、ユーザは、出力順序選択キー26aを押下して設定枚数毎に出力するように設定し、後処理単位選択キー27aを押下して分割原稿枚数毎に処理されるように設定したとする。
(4)印刷
次に、ユーザが操作パネル2のスタートボタンを押下すると、ADF30は第1乃至第3の原稿束5a、5b,5cを原稿台34に各原稿束を構成する原稿を1枚ずつ供給する。画像読取部32は、ADF30から供給される第1乃至第3の原稿束5a、5b,5cから、原稿画像を順次読み取る。入力制御部33は、画像読取部32によって読み取られた原稿画像を、画像入力部I/F11を介してコントローラ1に送る。その原稿画像は、ページメモリ13に一時的に記憶され、画像処理部17によって圧縮され、HDD15に蓄積される。次に、圧縮された原稿画像がHDD15から読み出され、画像処理部17によって伸長され、画像出力部I/F12を介して出力制御部44に供給される。
次に、ユーザが操作パネル2のスタートボタンを押下すると、ADF30は第1乃至第3の原稿束5a、5b,5cを原稿台34に各原稿束を構成する原稿を1枚ずつ供給する。画像読取部32は、ADF30から供給される第1乃至第3の原稿束5a、5b,5cから、原稿画像を順次読み取る。入力制御部33は、画像読取部32によって読み取られた原稿画像を、画像入力部I/F11を介してコントローラ1に送る。その原稿画像は、ページメモリ13に一時的に記憶され、画像処理部17によって圧縮され、HDD15に蓄積される。次に、圧縮された原稿画像がHDD15から読み出され、画像処理部17によって伸長され、画像出力部I/F12を介して出力制御部44に供給される。
次に、出力制御部44は、コントローラ1のメインCPU16との通信により分割原稿枚数毎に設定された印刷条件に従って以下のように印刷する。印刷部41は、用紙供給部40から用紙の供給を受け、図4(b)に示すように、出力制御部44から供給を受けた第1の原稿束5aの1枚目の原稿画像A1を第1の用紙束6aの1枚目の表側に印刷する。出力制御部44は、印刷が終わったことを検出すると、用紙を用紙反転部42により反転し、印刷部41に再び供給する。印刷部41は、第1の原稿束5aの2枚目の原稿画像A2を第1の用紙束6aの1枚目の裏側に印刷する。出力制御部44は、印刷が終わったことを検出すると、排紙部45により用紙を排紙する。次に、用紙供給部40により新しい用紙が供給されると、印刷部41は、第1の原稿束5aの3枚目の原稿画像A3を第1の用紙束6aの2枚目の表側に印刷する。出力制御部44は、印刷が終わったことを検出すると、第1の原稿束5aについての印刷が終了したことになるため、排紙部45により用紙を排紙し、印刷された第1の用紙束6aをステープル7により綴じる。以上で、第1の原稿束5aの1部目の印刷、ステープル処理が終了する。
次に、第1の原稿束5aについての2部目の印刷は、HDD15に蓄積した画像データを利用して1部目への印刷と同様の動作で行われる。次に、第2の原稿束5b、第3の原稿束5cについても第1の原稿束5aと同様にそれぞれ2部ずつ印刷およびステープル処理を行う。すなわち、第2の原稿束5bの原稿画像B1,B2,B3が第3および第4の用紙束6c,6dの2部に印刷され、ステープル処理される。次に、第3の原稿束5cの原稿画像C1,C2,C3が第5および第6の用紙束6e,6fの2部に印刷され、ステープル処理される。
図5は、第2の出力例を示す。この第2の出力例は、第1の出力例とは、図5(a)に示すように、出力順序選択キー26bが押下されて出力順序が一部ずつ出力するように設定されている点が異なる。従って、図5(b)に示すように第1乃至第3の原稿束5a,5b,5cの原稿画像A1,A2,A3,B1,B2,B3,C1,C2,C3が1部目の用紙束6a,6b,6cの順にそれぞれ印刷、ステープル処理され、次いで、同様に第1乃至第3の原稿束5a,5b,5cの原稿画像が2部目の用紙束6d,6e,6fの順に印刷、ステープル処理される。
図6は、第3の出力例を示す。この第3の出力例は、第1の出力例とは、図6(a)に示すように、出力順序選択キー26bが押下されて出力順序が1部ずつ出力するように設定され、後処理単位選択キー27bが押下されて後処理単位は全原稿一括処理されるように設定されている点が異なっている。従って、図6(b)に示すように、第1乃至第3の原稿束5a,5b,5cの原稿画像A1,A2,A3,B1,B2,B3,C1,C2,C3が1部目の第1の用紙束6aに印刷され、これらが一括してステープル処理される。第2の用紙束6bは、同様に第1乃至第3の原稿束5a,5b,5cの原稿画像が2部目の第2の用紙束6bに印刷され、これらが一括してステープル処理される。
図7は、第4から第6の出力例を示す。第1乃至第3の原稿束5a,5b,5cの原稿枚数は、各3枚であるので、分割原稿枚数は3枚に設定され、設定部数は1部に設定されているものとする。
図7(a)は、第4の出力例を示す。この第4の出力例は、第2の出力例とは、片面印刷である点、および設定部数が1部に設定されている点が異なる。従って、第1乃至第3の原稿束5a,5b,5cの原稿画像が用紙束6a,6b,6cの順にそれぞれ印刷、ステープル処理される。なお、ステープル7により処理をするのに、図7(a)に示すように各用紙束をずらしてあるのは、印刷された用紙が3枚であることを示すためであって、実際には各用紙をそろえる。
図7(b)は、第5の出力例を示す。この第5の出力例は、第1乃至第4の出力例とは、4枚の原稿画像を1枚の用紙に配置して印刷する4in1に設定されている点が異なる。第1乃至第3の原稿束5a,5b,5cは、3枚の原稿からなるため、第1乃至第3の用紙束6a,6e,6fには、それぞれ3枚分の原稿画像原稿画像A1,A2,A3,B1,B2,B3,C1,C2,C3が印刷される。
図7(c)は、第6の出力例を示す。この第6の出力例は、第1乃至第3の出力例とは、両面印刷にする点で共通するが、設定部数が1部である点およびステープル処理を行わない点が異なる。第1の原稿束5aの1枚目および2枚面の原稿画像A1,A2は、第1の用紙束6aの1枚目の表面および裏面にそれぞれに印刷され、第1の原稿束5aの3枚目の原稿画像A3は、第1の用紙束6aの2枚目の表面に印刷される。第2および第3の原稿束5b,5cについても第1の原稿束5aと同様に第2および第3の用紙束6b,6cに印刷される。
本発明の第1の実施の形態によれば、ユーザは、複数の原稿束に対して印刷条件を1回設定するだけで各原稿束の原稿画像が印刷条件に従って印刷されるので、複数の原稿束をコピーする場合に、ユーザの拘束時間と操作回数の減少によりユーザの負担軽減を図ることができる。
図8は、本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置が適用されるデジタル複写機による第1から第4の出力例を示す。この第2の実施の形態は、複数の原稿束に対して各束毎に個別に印刷条件を設定できるようにしたものである。図8(a)に示すように、第1の原稿束5aは4枚の原稿Gからなり、第2の原稿束5bは2枚の原稿Gからなり、第3の原稿束5cは3枚の原稿Gからなる。
図8(b)は、第1の出力例を示す。この第1の出力例は、それぞれの原稿束5a,5b,5cについて、印刷条件が異なる。第1の原稿束5aは、2in1で、片面印刷となるように設定される。第2の原稿束5bは、片面印刷となるように設定される。第3の原稿束5cは、両面印刷となるように設定される。従って、第1の用紙束6aの1枚目には、第1の原稿束5aの1枚目および2枚目の原稿画像A1,A2が印刷され、第1の用紙束6aの2枚目には、第1の原稿束5aの3枚目および4枚目の原稿画像A3,A4が印刷される。第2の用紙束6bの1枚目には、第2の原稿束5bの1枚目の原稿画像B1が印刷され、第2の用紙束6bの2枚目には、第2の原稿束5bの2枚目の原稿画像B2が印刷される。第3の用紙束6cの1枚目の表面には、第3の原稿束5cの1枚目の原稿画像C1が印刷され、第3の用紙束6cの1枚目の裏面には、第3の原稿束5cの2枚目の原稿画像C2が印刷され、第3の用紙束6cの2枚目の表面には、第3の原稿束5cの3枚目の原稿画像C3が印刷される。
図8(c)は、第2の出力例を示す。この第2の出力例は、図8(b)の第1の出力例とは、設定部数を2部とし、出力順序選択キー26aが押下されて設定部数毎に出力するように設定され、後処理単位選択キー27aが押下されて後処理単位は分割原稿枚数毎に処理されるように設定されている点が異なる。従って、第1の原稿束5aの原稿画像A1,A2,A3,A4は、第1および第2の用紙束6a,6bに印刷される。第2の原稿束5bの原稿画像B1,B2は、第3および第4の用紙束6c,6dに印刷される。第3の原稿束5cの原稿画像C1,C2,C3は、第5および第6の用紙束6e,6fに印刷される。
図8(d)は、第3の出力例を示す。この第3の出力例は、図8(c)の第2の出力例とは、出力順序選択キー26bが押下されて出力順序が1部ずつ出力するように設定されている点が異なる。従って、第1乃至第3の原稿束5a,5b,5cの原稿画像A1〜A4,B1,B2,C1〜C3が1部目の第1の用紙束6a,6b,6cの順にそれぞれ印刷、ステープル処理され、次いで、同様に2部目の用紙束6d,6e,6fの順に印刷、ステープル処理される。
図8(e)は、第4の出力例を示す。この第4の出力例は、図8(d)の第3の出力例とは、出力順序選択キー26bが押下されて一部ずつ出力するように設定され、後処理単位選択キー27bが押下されて後処理単位は全原稿一括して処理されるように設定されている点が異なる。従って、第1乃至第3の原稿束5a,5b,5cの原稿画像原稿画像A1〜A4,B1,B2,C1〜C3が1部目の第1の用紙束6aに印刷され、これらが一括してステープル処理される。第1乃至第3の原稿束5a,5b,5cの原稿画像が2部目の第2の用紙束6bに印刷され、これらがステープル処理される。
本発明の第2の実施の形態によれば、各原稿束に対して個別に印刷条件を設定できるので、原稿束毎に印刷条件が異なる場合でもユーザの負担軽減を図ることができる。
なお、上記実施の形態では、本発明の画像形成装置をデジタル複写機に適用した場合について説明したが、プリンタ,ファクシミリ,複合機等の他の装置に適用してもよい。
また、上記実施の形態では、ADFにより原稿を自動的に供給したが、プラテン上に1枚ずつ原稿を載置して画像を読み取ってもよい。
また、複数のパーソナルコンピュータ(PC)をネットワークを介して共通の画像形成装置に接続し、PCから画像形成装置に印刷条件、印刷指示や画像転送を行ってもよい。これにより、遠隔操作により効率的なコピーを行うことができる。
また、上記実施の形態では、ADFにより原稿を自動的に供給したが、プラテン上に1枚ずつ原稿を載置して画像を読み取ってもよい。
また、複数のパーソナルコンピュータ(PC)をネットワークを介して共通の画像形成装置に接続し、PCから画像形成装置に印刷条件、印刷指示や画像転送を行ってもよい。これにより、遠隔操作により効率的なコピーを行うことができる。
1 コントローラ
2 操作パネル
3 画像入力部
4 画像出力部
5a,5b,5c 原稿束
6a〜6f 用紙束
7 ステープル
10 操作パネル部I/F
11 画像入力部入力部I/F
12 画像出力部I/F
13 ページメモリ
14 システムメモリ
15 HDD
16 メインCPU
17 画像処理部
20a 原稿束分割コピー設定画面
20b 出力形態選択画面
21a 取り消しキー
21b 閉じるキー
22a 原稿束分割コピー非選択キー
22b 原稿束分割コピー選択キ−
23 設定部数表示部
24 分割原稿枚数表示部
25a,25b 枚数選択キー
26a,26b 出力順序選択キー
27a,27b 後処理単位選択キー
31 原稿センサ
32 画像読取部
33 入力制御部
34 原稿台
40 用紙供給部
41 印刷部
42 用紙反転部
43 ステープル部
44 出力制御部
45 排紙部
G 原稿
2 操作パネル
3 画像入力部
4 画像出力部
5a,5b,5c 原稿束
6a〜6f 用紙束
7 ステープル
10 操作パネル部I/F
11 画像入力部入力部I/F
12 画像出力部I/F
13 ページメモリ
14 システムメモリ
15 HDD
16 メインCPU
17 画像処理部
20a 原稿束分割コピー設定画面
20b 出力形態選択画面
21a 取り消しキー
21b 閉じるキー
22a 原稿束分割コピー非選択キー
22b 原稿束分割コピー選択キ−
23 設定部数表示部
24 分割原稿枚数表示部
25a,25b 枚数選択キー
26a,26b 出力順序選択キー
27a,27b 後処理単位選択キー
31 原稿センサ
32 画像読取部
33 入力制御部
34 原稿台
40 用紙供給部
41 印刷部
42 用紙反転部
43 ステープル部
44 出力制御部
45 排紙部
G 原稿
Claims (6)
- 複数の原稿束から複数の原稿画像を読み取る読取手段と、
前記複数の原稿束に対する印刷条件を設定する設定手段と、
前記複数の原稿画像を前記印刷条件に従って用紙に印刷する印刷手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記設定手段は、前記複数の原稿束に対して原稿束毎に個別に前記印刷条件を設定可能に構成されていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記設定手段は、前記原稿束を構成する原稿枚数を入力する枚数入力手段と、印刷部数を入力する部数入力手段と、前記複数の原稿画像の印刷モードを選択するモード選択手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記印刷モードは、片面印刷モード、両面印刷モード、ステープルモードおよびNin1モードを含むことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
- 前記モード選択手段は、前記印刷部数毎に出力するか、一部ずつ出力するかを選択する出力選択手段を備えたことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
- 前記モード選択手段は、前記原稿束毎あるいは前記印刷部数単位で一括して後処理するかを選択する後処理単位選択手段を備えたことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003278583A JP2005045624A (ja) | 2003-07-23 | 2003-07-23 | 画像形成装置 |
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---|---|---|---|
JP2003278583A JP2005045624A (ja) | 2003-07-23 | 2003-07-23 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005045624A true JP2005045624A (ja) | 2005-02-17 |
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ID=34264945
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003278583A Withdrawn JP2005045624A (ja) | 2003-07-23 | 2003-07-23 | 画像形成装置 |
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- 2003-07-23 JP JP2003278583A patent/JP2005045624A/ja not_active Withdrawn
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