JP2005045523A - デジタルビデオデータ検査装置および方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】リアルタイムでのデジタルビデオデータの検査を少ないデータ量で処理を可能にし、安価なシステムで行うことができるデジタルビデオデータ検査装置を提供する。
【解決手段】検査対象10から出力されるデジタルビデオデータを、デジタルビデオデータ入力部2より取り込んで、検査目的に応じた最適なコードにするコード生成部3を設け、ここで生成されたコードと期待値としてのコードとを比較部4にて比較して検査を行うことで、デジタルビデオデータ検査のリアルタイム処理を、従来より少ないデータ量で行うことを実現する。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタルビデオ出力を持つLSI、装置などの検査を行うデジタルビデオデータ検査装置に関する。
以下、従来のデジタルビデオデータ検査装置について説明する。従来のデジタルビデオデータ検査装置は検査対象から出力されたデジタルビデオデータを全て検査装置に取り込み、あらかじめ期待値として保持しておいたデジタルビデオデータと比較することで検査を行っていた。
または、検査対象から出力されたデジタルビデオデータをそのまま検査装置に取り込み、外付けの記録装置にあらかじめ保持しておいたデジタルビデオデータである期待値を読み込んできてリアルタイムで比較を行うという手段で検査を行っているものもある(例えば、特許文献1参照)。
以下に、図17を用いて従来の検査装置についての説明をする。101は従来の検査装置であり、102は検査装置101にて検査を行う検査対象であり、103は検査対象102の検査時に比較する期待値データを出力する基準デジタル信号処理装置であり、104は外部からデジタルビデオデータ信号が入力されるデジタルビデオデータ入力部であり、105は基準デジタル信号処理装置103より入力された期待値データを格納するデジタルデータ記録装置であり、106は検査対象102より入力されたデジタルビデオデータとデジタルデータ記録装置105より入力された期待値とを比較する比較部であり、107はデジタルビデオデータ入力部104を介して入力されるデータをデジタルデータ記録装置105もしくは比較部106のどちらに送るかを切り替える切替部であり、108は切替部107による切り替えおよび比較部106による比較を制御する制御部であり、109はデジタルデータ記録装置105との信号の入出力を行うためのデジタルデータ記録装置入出力部である。
以下、その動作を説明する。まず検査を行うに先立ち、基準デジタル信号処理装置103にデジタルビデオデータのテスト信号を入力することにより、基準デジタル信号処理装置103から出力される信号をデジタルビデオデータ入力部104を介して検査装置101に取り込み、制御部108からの制御により切替部107の切り替えを行って、その信号をデジタルデータ記録装置入出力部109を介してデジタルデータ記録装置105に入力することで、デジタルデータ記録装置105に期待値として記憶する。次に、実際に検査を行う検査対象102にデジタルビデオデータのテスト信号を入力し、検査対象102から出力される信号を同様にデジタルビデオデータ入力部104を介して検査装置101に取り込み、制御部108からの制御により切替部107の切り替えを行って、その信号を比較部106へ入力し、またその時デジタルデータ記録装置に格納されている期待値をデジタルデータ記録装置入出力部109を介して比較部106へ入力し、両者を比較することで、検査対象102の検査を行っていた。
特開平10−91470号公報
しかしながら、従来のデジタルビデオデータ検査装置では検査する期間のデジタルビデオデータを一旦全て取り込み、取り込み終了後に期待値と比較を行うため検査に時間がかかってしまうといった問題点があった。
また、リアルタイムでの期待値比較を行うことが可能な装置でも、デジタルビデオデータをそのまま用いて比較を行うため、期待値として準備しておかなければならないデータ量が非常に大きく、期待値格納用としてデジタルデータ記録装置を使用しなければならず、検査装置としての規模が大きくなり、また高価なものになってしまうといった課題を有していた。またそのような課題から、長時間のデータ比較を行うことが非常に困難であるという課題が生じていた。
本発明は、上記問題に対して期待値比較を行う上で、扱うデータ量を減らすことにより、デジタルビデオデータの検査をリアルタイムで検査することが可能であり、また小規模かつ安価な検査装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は検査対象より出力されたデジタルビデオデータを検査装置で取得しコード化することによりデータ量を減らして、期待値比較を行うという検査手段を提案している。
本発明によれば、デジタルビデオデータからコードを生成し、そのコードを用いて期待値と比較するといった手段で検査を行うため扱うデータ量を少なくすることができ、ビデオデータを一旦記憶装置に記憶し、その後期待値と比較を行うといったことを必要としないリアルタイムでの検査が可能となる。
また、期待値もデジタルビデオデータそのものでなく、コードで保持することができるので、長時間に渡りデジタルビデオデータの検査をする必要がある場合でも従来のデジタルビデオデータそのものを期待値としてもつ手段よりも期待値量を格段に減少させることが可能であり、記憶容量が大きな記憶装置を用いる必要もなく小規模かつ低コスト(現在の検査システムの約20分の1)で検査システムが構築可能である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお各実施の形態において、デジタルビデオデータのコード化するために用いられるコードとして、CRCコード(Cyclic Redundancy Check)を用いて説明を行う。
CRCコードは生成多項式と呼ばれる多項式を用いて算出されるコードで、誤り検出に長けた符号化方式である。この方式は例えば16次の生成多項式を用いた場合、以下のような検出能力を持つ。
・1ビット、あるいは2ビット以下の誤りを全て検出
・16ビット以下の連続した誤りを全て検出
・奇数個の誤りを全て検出
なお、本発明を実施するにあたり、用いるコードとしてはこれに限定されるものではない。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1に係るデジタルビデオデータ検査装置を図1を用いて説明する。1は本実施の形態に係るデジタルビデオデータ検査装置であり、2は外部からのデジタルビデオデータをデジタルビデオデータ検査装置に入力するためのデジタルビデオデータ入力部であり、3はデジタルビデオデータ入力部2より入力されたデジタルビデオデータのコード化を行うコード生成部であり、4は生成コードと期待値コードとの比較を行う比較部であり、5は検査対象のデジタルビデオデータの検査時における比較に用いる期待値となる期待値コードを格納しておく期待値格納部であり、10はデジタルビデオデータ検査装置1の検査対象であり、6は検査対象10より出力されたデジタルビデオデータであり、7はコード生成部3で生成された生成コードであり、8は期待値格納部5より読み出された期待値コードであり、11は生成コード7を解析することで各部の制御を行う制御部であり、9は制御部11より出力される比較部制御信号である。
以上のように構成された本実施の形態のデジタルビデオデータ検査装置について、以下その動作を説明する。検査対象10にデジタルビデオデータのテスト信号を入力し、それを受け検査対象10が出力するデジタルビデオデータ6がデジタルビデオデータ入力部2よりデジタルビデオデータ検出装置1に入力され、コード生成部3においてCRCコードが生成される。この生成されたCRCコードを制御部11で解析を行い、現在取得しているデジタルビデオデータが例えば黒い画面のデータであるといったようなデジタルビデオデータの状態を把握し検査を行うデジタルビデオデータを取得するタイミングを見張る。そして、検査を行う対象のデジタルビデオデータを取得したことを検出すると、期待値格納部5に格納されているあらかじめCRCコード化されている期待値コード8を読み出し、コード生成部3にてCRCコード化された検査対象10からのデジタルビデオデータの生成コード7とCRCコード化された期待値デジタルビデオデータである期待値コード8とを比較部4にて比較を行うことで検査を行う。
以上のように本実施の形態によれば、デジタルビデオデータをコード化するという手段を取ることで、比較を行うデータ量を減らすことが可能であるため、リアルタイムでの期待値比較を行う場合においても、期待値として保持しておくデータ量を小さくすることができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2に係るデジタルビデオデータ検査装置を図2を用いて説明する。図2において12は比較部4において比較を行った結果をデジタルビデオデータ検査装置1の外部へ出力する比較結果外部出力部、13は比較部4より出力される比較結果情報であり、その他の構成については、実施の形態1において説明したものと同様である。
以上のように構成された本実施の形態について、以下その動作を説明する。まず、本デジタルビデオデータ検査装置は実施の形態1に記載の手段と同様にコード生成部3にてCRCコード化された生成コード7と期待値格納部5から出力された、あらかじめCRC化された期待値コード8との比較を比較部4にて行う。比較部4での比較が終了すると比較結果情報13が出力される。この比較結果情報13を比較結果外部出力部12より検査装置外部へ出力が行われる。
比較結果外部出力部12より外部出力された比較結果情報13を例えば、ハンドラ制御システムに渡すことにより、ハンドラ制御システムはデジタルビデオデータの終了を検知することができ、次の検査対象を検査装置にセットするタイミングを自動検出可能となるため、検査の自動化を実現することが可能である。
以上のように本実施の形態によれば、本発明のデジタルビデオデータ検査装置と
他の検査装置との接続が可能となり、例えば、検査対象の量産過程でのデジタルビデオデータ検査環境が実現可能である。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3に係るデジタルビデオデータ検査装置を図3および図4を用いて説明する。図3は本実施の形態に係るデジタルビデオデータ検査装置であり、図4は図3におけるコード生成部3の構成図である。
図3において18は本発明のデジタルビデオ検査装置の動作設定を行うための動作設定スイッチであり、その他の構成については実施の形態1にて説明したものと同様である。
図4において31は制御部11より出力されるコード生成単位選択信号であり、32はコード生成単位選択信号31が入力されるコード生成単位制御信号生成部であり、33はコード生成単位制御信号生成部32で生成されたコード生成単位制御信号であり、34はデジタルビデオデータ6からCRCコードを生成するコード生成回路である。
以上のように構成された本実施の形態について、以下その動作を説明する。まず、動作設定スイッチ18における切り替え状態に応じて、制御部11はコード生成単位選択信号31をコード生成単位制御信号生成部32に入力する。コード生成単位制御信号生成部32はその信号を基に、コード生成回路34にて行うデジタルビデオデータ6のコード生成の単位(1ライン、1フィールド、1フレーム等)を設定し、コード生成単位制御信号33をコード生成回路34に入力する。このコード生成単位制御信号33を受け、コード生成回路34は設定された単位で生成コード7を生成する。
以上のように本実施の形態によれば、生成コード単位の変更が可能であり、ユーザーは不良検出率などを考慮し、検査目的に最適な検査を行うことが可能である。
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4に係るデジタルビデオデータ検査装置を図5および図6を用いて説明する。図5は本実施の形態に係るデジタルビデオデータ検査装置であり、図6は図5におけるコード生成部3の構成図である。
図5において、各構成については実施の形態3で説明したものと同様である。図6において35は制御部11より出力され、コード生成回路34に入力されるコード選択信号であり、36はコード1生成回路、37はコード2生成回路であり、それぞれ異なるコード生成を行うものである。
以上のように構成された本実施の形態について、以下その動作を説明する。まず、動作設定スイッチ18における切り替え状態に応じて、制御部11はコード選択信号35をコード生成回路34に入力する。コード生成回路34はその信号を基に、デジタルビデオデータ6のコード化をコード1生成回路36にて行うか、コード2生成回路37にて行うかが決められ、どちらかで生成されたコードを生成コード7として出力する。
以上のように本実施の形態によれば、コード生成部における検査対象からのデジタルビデオデータのコード化において、生成コード量、生成コードの種別等の変更が可能である。例えば、コード1として、16次生成多項式より生成されるCRC16を、コード2として、8次生成多項式より生成されるCRC8を設定することで、デジタルビデオデータのコード化におけるコード量を変更でき、検査目的に応じて、最適な検査を行うことが可能である。
(実施の形態5)
本発明の実施の形態5に係るデジタルビデオデータ検査装置を図7および図8を用いて説明する。図7は本実施の形態に係るデジタルビデオデータ検査装置であり、図8は本実施の形態に係る制御部11の制御処理の流れを表した制御フロー図である。
図7において、15は制御部11から出力される生成コード記憶部制御信号であり、14はコード生成部3にて生成した生成コード7の記憶を行う生成コード記憶部であり、その他の構成については実施の形態1にて説明したものと同様である。
以上のように構成された本実施の形態について、以下その動作を説明する。本発明のデジタルビデオデータ検査装置の動作を開始させると、制御部11は検査対象10からのデジタルビデオデータ6の先頭データ待ち状態に遷移する(先頭映像データ待ち状態111)。次に、制御部11にてデジタルビデオデータ6の先頭映像データの検出が確認されると、制御部11は比較部4にて期待値比較を実行させる(期待値比較状態112)。ここでデジタルビデオデータ検査装置1に設けられたスイッチ等何らかの設定手段によって、ユーザーにより設定される所望の比較結果(生成コードが期待値と異なる、または、生成コードが設定した期待値と一致するかのどちらか)と、実際の比較部4における比較結果が一致すると、制御部11は生成コード記憶部14に生成コード7を記憶させる(生成コード記憶状態113)。そして任意の期間記憶が終了すると、制御部11は記憶完了状態に移行する(記憶完了状態114)。
以上のように本実施の形態によれば、ユーザーは検査対象のデジタルビデオデータの中から、正常な箇所と異常の生じる箇所のデータを任意に取得することが可能になり、最終的に検査で不良と判断された検査対象の不良解析を簡易化することが可能である。
(実施の形態6)
本発明の実施の形態6に係るデジタルビデオデータ検査装置を図9および図10を用いて説明する。図9は本実施の形態に係るデジタルビデオデータ検査装置であり、図10は本実施の形態に係る制御部11の制御処理の流れを表した制御フロー図である。
図9において、17は制御部11から出力されるデジタルビデオデータ記憶部制御信号であり、16はデジタルビデオデータの記憶を行うデジタルビデオデータ記憶部であり、その他の構成については実施の形態1で説明したものと同様である。
以上のように構成された本実施の形態について、以下その動作を説明する。本発明のデジタルビデオデータ検査装置の動作を開始させると、制御部11は検査対象10からのデジタルビデオデータ6の先頭データ待ち状態に遷移する(先頭映像データ待ち状態111)。次に、制御部11によりデジタルビデオデータ6の先頭映像データの検出が確認されると、制御部11は比較部4にて期待値比較を行わせる(期待値比較状態112)。ここでデジタルビデオデータ検査装置1に設けられたスイッチ等何らかの設定手段によって、ユーザーにより設定される所望の比較結果(生成コードが期待値と異なる、または、生成コードが設定した期待値と一致するかのどちらか)と、実際の比較部4における比較結果が一致すると、制御部11はデジタルビデオデータ記憶部16にデジタルビデオデータ6を記憶させる(デジタルビデオデータ記憶状態115)。そして任意の期間記憶が終了すると、制御部11は記憶完了状態に移行する(記憶完了状態114)。
以上のように本実施の形態によれば、ユーザーは検査対象のデジタルビデオデータの中から、正常な箇所と異常の生じる箇所のデータを任意に取得することが可能になり、最終的に検査で不良と判断された検査対象の不良解析を簡易化することが可能である。また、本実施の形態によれば、実施の形態5に比べ、より詳細な情報を得ることが可能である。
(実施の形態7)
本発明の実施の形態7に係るデジタルビデオデータ検査装置を図11および図12を用いて説明する。図11は本実施の形態に係るデジタルビデオデータ検査装置であり、図12は本実施の形態に係る制御部11の制御処理の流れを表した制御フロー図である。
図11において、19は生成コード記憶部14における記憶期間を切り替えるための記憶期間設定スイッチであり、その他の構成については実施の形態5で説明したものと同様である。
以上のように構成された本実施の形態について、以下その動作を説明する。本発明のデジタルビデオデータ検査装置の動作を開始させると、制御部11は検査対象10からのデジタルビデオデータ6の先頭データ待ち状態に遷移する(先頭映像データ待ち状態111)。次に、制御部11によりデジタルビデオデータ6の先頭映像データの検出が確認されると、制御部11は比較部4にて期待値比較を実行させる(期待値比較状態112)。ここでデジタルビデオデータ検査装置1に設けられたスイッチ等何らかの設定手段によって、ユーザーにより設定される所望の比較結果(生成コードが期待値と異なる、または、生成コードが設定した期待値と一致するかのどちらか)と、実際の比較部4における比較結果が一致すると、制御部11は生成コード記憶部14に生成コード7を記憶させる(生成コード記憶状態113)。そして記憶期間設定スイッチ19により設定された期間の記憶が終了すると、制御部11は記憶完了状態に移行する(記憶完了状態114)。
なお、ユーザー設定による所望の比較結果となる生成コードを、比較部4にて比較を行う前に、生成コード記憶部14にバッファリングしておくことが可能である。
以上のように本実施の形態によれば、ユーザーは検査対象のデジタルビデオデータの中から、正常な箇所と異常の生じる箇所のデータを任意の期間取得することが可能になり、最終的に検査で不良と判断された検査対象の不良解析を簡易化することが可能である。
(実施の形態8)
本発明の実施の形態6に係るデジタルビデオデータ検査装置を図13および図14を用いて説明する。図13は本実施の形態に係るデジタルビデオデータ検査装置であり、図14は本実施の形態に係る制御部11の制御処理の流れを表した制御フロー図である。
図13において、19はデジタルビデオデータ記憶部16における記憶期間を切り替えるための記憶期間設定スイッチであり、その他の構成については実施の形態6で説明したものと同様である。
以上のように構成された本実施の形態について、以下その動作を説明する。本発明のデジタルビデオデータ検査装置の動作を開始させると、制御部11は検査対象10からのデジタルビデオデータ6の先頭データ待ち状態に遷移する(先頭映像データ待ち状態111)。次に、デジタルビデオデータ6の先頭映像データの検出が確認されると、制御部11は比較部4にて期待値比較を行わせる(期待値比較状態112)。ここでユーザーにより設定される比較結果(生成コードが期待値と異なる、または、生成コードが設定した期待値と一致するかのどちらか)が検出されると、制御部11はデジタルビデオデータ記憶部16にデジタルビデオデータ6を記憶させる(デジタルビデオデータ記憶状態115)。そして記憶期間設定スイッチ19により設定された期間の記憶が終了すると、制御部11は記憶完了状態に移行する(記憶完了状態114)。
なお、ユーザー設定により設定される比較結果の前のデジタルビデオデータも、デジタルビデオデータ記憶部16において、ある一定期間のバッファリングを行うことにより実現可能である。
以上のように本実施の形態によれば、ユーザーは検査対象のデジタルビデオデータの中から、正常な箇所と異常の生じる箇所のデータを任意の期間取得することが可能になり、最終的に検査で不良と判断された検査対象の不良解析を簡易化することが可能である。また、本実施の形態によれば、実施の形態5に比べ、より詳細な情報を得ることが可能である。
(実施の形態9)
本発明の実施の形態9に係るコード生成部の構成図を図15を用いて説明する。
図15において、コード生成部3に含まれる38は1ビットのシリアルデータからなるビット数のコードを生成するコード生成回路群であり、コード生成回路群38には検査対象からのデジタルビデオデータ6が入力され、生成コード7を出力する。
以上のように構成された本実施の形態のコード生成部の構成図について、以下その動作を説明する。まずコード生成部3に入力されたデジタルビデオデータ6は1ビットづつのシリアルデータに分離され、それぞれコード生成回路群38に入力され、各ビット列ごとにコードが生成される。ここで生成された各ビット列に対応するコードをまとめ、生成コード7として外部出力される。
従来、CRCコード生成手法はシリアルデータから数ビットのCRCコードを生成する手法のもので、パラレルデータからCRCコードを生成する場合はパラレルデータをシリアルデータに変換後、CRCコードの生成を行っていた。
しかし本実施の形態に係るコード生成部のように、データバスとして構成されているデジタルビデオデータ6を1ビットづつのシリアルデータとしてみなし、それぞれデータのコード化を行うことでパラレル/シリアル変換を行わずにデジタルビデオデータのコード化を行うことが可能であり、回路の高速化が実現可能であるため、本発明のデジタルビデオデータ検査装置は、ユーザーにより書き換え可能な半導体デバイスであり、ASICなどに比べ回路動作速度が若干遅いが、設計変更などが何度でも可能という特徴を持つFPGAデバイスでも実現可能である。また、今後の考えられる高レートのデジタルビデオデータのコード化も可能である。
なお、本実施の形態に係るコード生成部は実施の形態1、2もしくは5から8に記載されるデジタルビデオデータ検査装置の全てのコード生成部に置き換えることが可能であり、またコード生成回路群38を実施の形態3、4までに記載されるデジタルビデオデータ検査装置の全てのコード生成回路に置き換えることが可能である。
(実施の形態10)
本発明の実施の形態10に係るデジタルビデオデータ検査装置の構成図を図16を用いて説明する。図16において、20は検査対象10からのデジタルビデオデータの比較検査対象となる期待値デジタルビデオデータを出力する基準デジタル信号処理装置であり、21はコード生成部3からの出力されてくる生成コードを期待値格納部5もしくは比較部4のどちらかに出力することを切り替える切替部であり、制御部11はコード生成部3におけるコード生成、切替部21における出力先の切り替え、および比較部4における生成コードと期待値コードの比較等を制御し、その他の構成は実施の形態1において説明したものと同様である。
以上のように構成された本実施の形態について、以下その動作を説明する。まず検査を行うに先立ち、基準デジタル信号処理装置20にデジタルビデオデータのテスト信号を入力することにより、基準デジタル信号処理装置20から出力される信号をデジタルビデオデータ入力部2を介して検査装置1に取り込み、コード生成部3にてコード化を行い、生成コードとして出力し、制御部11からの制御により切替部21の切り替えを行って、その生成コードを期待値格納部5に入力して、期待値コードとして記憶する。次に、実際に検査を行う検査対象10にデジタルビデオデータのテスト信号を入力し、検査対象10から出力される信号を同様にデジタルビデオデータ入力部2を介して検査装置1に取り込み、コード生成部3にてコード化を行い、生成コードとして出力し、制御部11からの制御により切替部21の切り替えを行って、その信号を比較部4へ入力し、またその時期待値格納部5に格納されている期待値コードを比較部4へ入力し、両者を比較することで、検査対象10の検査を行う。
本実施の形態によれば、期待値格納部へ格納する期待値コードをデジタルビデオデータ検査装置において、基準デジタル信号処理装置からのデジタルビデオデータを取り込むことで生成することが可能である。
なお、実施の形態1から8および10に記載したデジタルビデオデータ検査装置における期待値コードを格納する期待値格納部は内蔵せずに、外部に持つことも可能である。
実施の形態1に係るデジタルビデオデータ検査装置の構成図 実施の形態2に係るデジタルビデオデータ検査装置の構成図 実施の形態3に係るデジタルビデオデータ検査装置の構成図 実施の形態3に係るコード生成部の構成図 実施の形態4に係るデジタルビデオデータ検査装置の構成図 実施の形態4に係るコード生成部の構成図 実施の形態5に係るデジタルビデオデータ検査装置の構成図 実施の形態5に係る制御部の処理フロー図 実施の形態6に係るデジタルビデオデータ検査装置の構成図 実施の形態6に係る制御部の処理フロー図 実施の形態7に係るデジタルビデオデータ検査装置の構成図 実施の形態7に係る制御部の処理フロー図 実施の形態8に係るデジタルビデオデータ検査装置の構成図 実施の形態8に係る制御部の処理フロー図 実施の形態9に係るコード生成部の構成図 実施の形態10に係るデジタルビデオデータ検査装置の構成図 従来技術のデジタルビデオデータ検査装置の構成図
符号の説明
1 デジタルビデオデータ検査装置
2 デジタルビデオデータ入力部
3 コード生成部
4 比較部
5 期待値格納部
6 デジタルビデオデータ
7 生成コード
8 期待値コード
9 比較部制御信号
10 検査対象
11 制御部
12 比較結果外部出力部
13 比較結果情報
14 生成コード記憶部
15 生成コード記憶部制御信号
16 デジタルビデオデータ記憶部
17 デジタルビデオデータ記憶部制御信号
18 動作設定スイッチ
19 記憶期間設定スイッチ
20 基準デジタル信号処理装置
21 切替部
31 コード生成単位選択信号
32 コード生成単位制御信号生成部
33 コード生成単位制御信号
34 コード生成回路
35 コード選択信号
36 コード1生成回路
37 コード2生成回路
38 コード生成回路群
111 先頭映像データ待ち状態
112 期待値比較状態
113 生成コード記憶状態
114 記憶完了状態
115 デジタルビデオデータ記憶状態

Claims (13)

  1. 検査対象より出力されたデジタルビデオデータを取得し、取得したデジタルビデオデータからコードを生成するコード生成手段と、前記コード生成手段にて生成したコードと期待値として用意されたコードとを比較する比較手段を備えることを特徴とするデジタルビデオデータ検査装置。
  2. 前記比較手段における比較結果を外部出力する手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のデジタルビデオデータ検査装置。
  3. 前記コード生成手段は取得したデジタルビデオデータからコードを生成する際の生成単位を変更することが可能なことを特徴とする請求項1に記載のデジタルビデオデータ検査装置。
  4. 前記コード生成手段は取得したデジタルビデオデータからコードを生成する際のコード量を検査目的に応じて変更することが可能なことを特徴とする請求項1に記載のデジタルビデオデータ検査装置。
  5. 期待値として用意されたコードと前記コード生成手段にて生成されたコードが異なる場合、前記コード生成手段にて生成されたコードを任意の期間記憶する記憶手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のデジタルビデオデータ検査装置。
  6. 期待値として用意されたコードと前記コード生成手段にて生成されたコードが異なる場合、前記コード生成手段にてコード化されたデジタルビデオデータを任意の期間記憶する記憶手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のデジタルビデオデータ検査装置。
  7. 期待値として用意されたコードと前記コード生成手段にて生成されたコードが等しい場合、前記コード生成手段にて生成されたコードを任意の期間記憶する記憶手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のデジタルビデオデータ検査装置。
  8. 期待値として用意されたコードと前記コード生成手段にて生成されたコードが等しい場合、前記コード生成手段にてコード化されたデジタルビデオデータを任意の期間記憶する記憶手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のデジタルビデオデータ検査装置。
  9. 前記記憶手段へコードを記憶する期間を設定するための記憶期間設定手段を備えることを特徴とする請求項5または請求項7に記載のデジタルビデオデータ検査装置。
  10. 前記記憶手段へデジタルビデオデータを記憶する期間を設定するための記憶期間設定手段を備えることを特徴とする請求項6または請求項8に記載のデジタルビデオデータ検査装置。
  11. 前記コード生成手段はデジタルビデオデータを1ビットづつのシリアルデータとみなしコード生成を行うことを特徴とする請求項1に記載のデジタルビデオデータ検査装置。
  12. 検査対象および基準対象より出力されたデジタルビデオデータを取得し、取得したデジタルビデオデータからコードを生成するコード生成手段と、前記基準対象より出力されたデジタルデータから生成されるコードを期待値とし、前記検査対象より出力されたデジタルビデオデータから生成されるコードと前記期待値とを比較する比較手段を備えることを特徴とするデジタルビデオデータ検査装置。
  13. 検査対象より出力されたデジタルビデオデータを取得する取得工程と、取得したデジタルビデオデータからコードを生成するコード生成工程と、前記コード生成工程にて生成したコードと期待値として用意されたコードとを比較する比較工程を備えることを特徴とするデジタルビデオデータ検査方法。
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