JP2005043601A - 電子機器用外装ケース、および当該外装ケースを備えたプロジェクタ - Google Patents

電子機器用外装ケース、および当該外装ケースを備えたプロジェクタ Download PDF

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Abstract

【課題】導光部材を別途設ける必要がないため、必要とされる部品の点数を削減できるとともに、表示窓に対して均一な照射状態となり、明るさのムラが生じることを防止することができる電子機器用外装ケース、及び当該電子機器用外装ケースを備えたプロジェクタを提供すること。
【解決手段】外面に表示窓263を備えた電子機器用外装ケース2であって、前記外装ケース2内部に設けられた基板8上に実装された発光体81と、前記表示窓263から前記発光体81に対して、前記発光体81を囲み、前記表示窓263から前記発光体81に向かって広がる略錐台形状の中空部91を有するボス9が形成されていることを特徴とする電子機器用外装ケース2、及び当該電子機器用外装ケースを備えたプロジェクタ。
【選択図】 図10

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子機器用外装ケース、および当該外装ケースを備えたプロジェクタに関する。
【0002】
【背景技術】
従来より、プロジェクタ等の電子機器、光学機器にあっては、当該機器を構成する外装ケースの内部に複数の光学部品を収容し、当該光学部品を用いて、光源から射出された光束を変調した後に拡大投写して投写画像を形成している。
かかるプロジェクタ等の光学機器において、光学機器に備えられる外装ケースの外面には、電源の入/切などプロジェクタの動作状態等を表示するインジケータ部が設けられる。また、このインジケータ部は、外装ケースに表示窓を設ける一方、外装ケース内部に備えられた基板に実装された発光ダイオード(LED)等の発光体を、プロジェクタの動作状態に応じて発光させ、かかる発光ダイオードから照射された光を、前記した表示窓から確認するのが一般的であった。また、かかる表示窓は、当該光学機器の操作を実施する操作パネルに対して設けられることが多かった。
【0003】
そして、基板に実装される発光ダイオード(LED)から照射された光を外装ケースや操作パネルに設けられる表示窓まで伝達するには、発光ダイオードから表示窓の光経路に対して導光部材を取り付ける等により行われており(例えば、特許文献1)、当該発光ダイオード(LED)から照射された光が導光部材を通じて発光され、表示窓を照明するような構成がとられていた。
【0004】
【特許文献1】
特開平7−68899号公報(図7)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の操作パネルにあっては、発光ダイオード(LED)に対して別途導光部材を備える必要があるため、部材点数が増加して、製造工程増や製造コスト高につながってしまうという問題があった。
また、従来の技術では、発光ダイオード(LED)に対する当該導光部材の位置決め固定が難しい等の事情もあり、使用者が表示窓を見る角度によっては、光の明るさにムラが生じてしまう等の問題もあった。
【0006】
本発明の目的は、前記の課題に鑑みてなされたものであり、導光部材を別途設ける必要がないため、必要とされる部品の点数を削減できるとともに、表示窓に対して均一な照射状態となり、明るさのムラが生じることを防止することができる電子機器用外装ケース、及び当該電子機器用外装ケースを備えたプロジェクタを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の電子機器用外装ケースは、外面に表示窓を備えた電子機器用外装ケースであって、前記外装ケース内部に設けられた基板上に実装された発光体と、前記表示窓から前記発光体に対して、前記発光体を囲み、前記表示窓から前記発光体に向かって広がる略錐台形状の中空部を有するボスが形成されていることを特徴とする。
【0008】
本発明の電子機器用外装ケースには、電源の入/切など、当該光学機器の動作状態等を表示する表示窓がインジケータ部として設けられる。この表示窓は、光学機器の動作状態に応じて発光する、電子機器用外装ケース内部に設けられた基板上に実装された発光体の照射する光を確認可能として、当該外装ケース外部から電子機器の動作状態を表示することができる。
ここで、電子機器用外装ケース内部に設けられた基板上に実装される発光体としては、例えば、発光ダイオード(LED)等が挙げられる。
そして、電子機器用外装ケースが採用される光学機器としては、例えば、プロジェクタ等の各種光学機器が挙げられる。
【0009】
このような本発明によれば、外装ケースに設けられた表示窓から内部に設けられた基板上に実装された発光体を囲むボスが形成されているため、当該発光体から照射された光を操作パネルに設けられた表示窓に簡便に導くことができるばかりか、当該ボスは外装ケースと一体化しており別途導光部材を設ける必要もないため、部材点数の増加を防止することができ、製造工程や製造コストの減少を図ることができる。
また、当該ボスの中空部が、基板上に実装された発光体を囲み、表示窓から発光体に向かって広がる略錐台形状となっているため、表示窓に対する発光体の位置決めをすることもなく、表示窓に対して均一な照射状態となり、明るさのムラが生じることを防止することができる。
【0010】
本発明では、前記表示窓を備えた操作パネルが外面に設けられており、前記操作パネルは透明部材に覆われ、前記透明部材の前記操作パネルに設けられた表示窓に応じた位置に対して光拡散処理が施されていることが好ましい。
このような本発明によれば、表示窓を備えた操作パネルが外面に備えられており、操作パネルが透明部材で覆われているため、基板上に実装された発光体から照射された光は適宜拡散されることになり、また、かかる透明部材における、操作パネルの表示窓に対応する位置に対して光拡散処理が施されているため、指向性が調整され、どの方向から見ても明るくかつ視野角の広いインジケータ部を有する操作パネルとすることができる。
ここで、電子機器用外装ケースの外面に設けられる操作パネルは、電子機器用外装ケースが採用される光学機器の起動や調整等の操作を行うものであり、表示窓の他、操作ボタン等が設けられる。
【0011】
本発明では、前記した光拡散処理がシボ加工であることが好ましい。
このような本発明によれば、光拡散処理がシボ加工によりなされているため、指向性が効率よく調整され、どの方向から見ても明るくかつ視野角の広いインジケータ部を有する操作パネルとするという作用・効果を更に好適に享受できる。
なお、透明部材における操作パネルの表示窓に対応する位置に施される光拡散処理としては、前記のシボ加工のほか、例えば、光拡散インクの塗布や印刷等の処理手段を用いることができる。
【0012】
本発明のプロジェクタは、光源と、この光源から射出された画像変調された光束を画像情報に応じて変調して光学像を形成する光変調装置と、光変調装置で形成された光学像を拡大投射する拡大投射系と、これらを収納する外装ケースとを備えたプロジェクタであって、当該外装ケースが前記した電子機器用外装ケースであることを特徴とする。
かかる構成からなる本発明のプロジェクタによれば、前述した電子機器用外装ケースと同様の作用・効果を享受することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(1)外観構成
図1は、本実施形態に係るプロジェクタ1を上方前面側から見た斜視図である。図2は、プロジェクタ1を下方前面側から見た斜視図である。図3は、プロジェクタ1を後方背面側から見た斜視図である。図4は、プロジェクタ1の外装ケース2の一部を示す斜視図である。
プロジェクタ1は、光源から射出された光束を画像情報に応じて変調し、スクリーン等の投写面上に拡大投写する。このプロジェクタ1は、図1ないし図3に示すように、略直方体状の外装ケース2、およびこの外装ケース2から露出する投写レンズ3を備えている。
投写レンズ3は、後述する光変調装置としての液晶パネルで変調形成された光学像を拡大投写する投写光学系としての機能を具備するものであり、レンズ保持筒内部に複数のレンズが収納された組レンズとして構成される。
【0014】
電子機器用外装ケース(外装ケース)2は、平面略矩形形状の合成樹脂製の筐体であり、プロジェクタ1の光学ユニット(後述)を含む装置本体を収納する。この外装ケース2は、装置本体の上部部分を覆うアッパーケース21と、装置本体の下部部分を覆うロアーケース22と、装置本体の前面部分を覆うフロントケース23と、装置本体の側面部分の一部を覆うサイドケース24と、装置本体の背面部分を覆うリアケース25(図3参照)を備えている。
なお、この外装ケース2の上面、前面、側面、底面、背面の角部分は、曲面状に形成されている。
【0015】
アッパーケース21は、装置本体の上部を覆う平面略矩形形状の上面部21Aと、この上面部21Aの長辺方向の一方の端部から略垂下する側面部21Bと、上面部21Aの長辺方向の他方の端部の前方部分から略垂下する側面部21Cと、上面部21Aの後端部から略垂下する背面部21D(図3参照)とを備えている。
上面部21Aの後方側略中央部分には、図1または図3に示すように、プロジェクタ1の起動・調整操作を実施する操作パネル26が左右方向に延びるように設けられている。操作パネル26の操作ボタン261を適宜押下すると、操作パネル26内部に配置されるここでは図示しない基板に実装されたタクトスイッチと接触し、所望の操作が可能となる。また、前記基板には、ここでは図示しない発光体である発光ダイオード(LED)が取り付けられており、所望の操作に応じて発光するようになっている。さらに、操作パネル26は、操作ボタン261を囲むように配置される透明部材262を備えており、前記発光ダイオード(LED)から照射される光は、当該透明部材262を介して拡散される。
【0016】
また、この上面部21Aの前方側(図1右側)からは、投写レンズ3を上下左右に動かし、投写レンズ3の位置を調整する投写レンズ位置調整装置30(図4参照)を構成する2つのダイアル311,321が露出している。この2つのダイアル311,321のうち、図1左側に配置されたダイアル311をY1方向(下方)に動かすと、投写レンズ3がY3方向(下方)に動き、ダイアル311をY2方向(上方)に動かすと、投写レンズ3がY4方向(上方)に動くこととなる。
また、図1右側に配置されたダイアル321をX1方向(プロジェクタ1後方からみて右方向)に動かすと、投写レンズがX3方向(右方向)に動き、ダイアル321をX2方向(プロジェクタ1後方から見て左方向)に動かすと、投写レンズ3がX4方向(左方向)に動くこととなる。
さらに、上面部21Aの内面側には、図示しないが、投写レンズ3の外周を囲うようなリブが立設されている。
【0017】
側面部21Cには、複数の羽根板711から構成されるルーバ71が露出する切り欠き21C1が形成されている。
また、図3に示すように、背面部21Dには、リアケース25が係合する切り欠き21D1が形成されている。
【0018】
ロアーケース22は、図1〜図4に示すように、底面部22A、側面部22B、22C、背面部22D、前面部22Eを備えている。
底面部22Aは、平面略矩形形状であり、この底面部22Aのプロジェクタ1の後方側略中央には、固定脚部22A1が設けられるとともに、前方側長辺方向両端に調整脚部27が設けられている。
調整脚部27は、底面部22Aから面外方向に進退自在に突出する軸状部材271(図5参照)を備えており、プロジェクタ1の投写時におけるプロジェクタ1の上下方向および左右方向の傾斜位置を調整可能としている。
また、底面部22Aには、外装ケース2の内部と連通する開口部22A3が形成されている。
この開口部22A3は、外装ケース2外部の冷却空気を外装ケース2内部に取り込む吸気口であり、この開口部22A3には、複数の開口が形成されたカバー22A5が取り付けられている。
さらに、この底面部22Aには、図4に示すように、投写レンズ3の外周を囲うようなリブ22A6が立設されている。
【0019】
側面部22Bは、底面部22Aの長辺方向の一方の端部から立設されたものであり、図2に示すように、アッパーケース21の側面部21Bと係合して、外装ケース2の側面を構成する。
この側面部22Bには、アッパーケース21側に窪んだ窪み部22B1が形成されており、この窪み部22B1はプロジェクタ1を把持する際に把持部として使用される。
図1に示すように、側面部22Cは、底面部22Aの長辺方向の他方の端部の前方側部分から立設されたものであり、アッパーケース21の側面部21Cと係合して、外装ケース2の側面の一部を構成する。この側面部22Cは、その上端が大きく切りかかれており、この切り欠き22C1からルーバ71が露出する。すなわち、側面部21Cの切り欠き21C1と、側面部22Cの切り欠き22C1とにより、ルーバ71が露出する開口が形成される。この開口からは、プロジェクタ1内部を冷却した空気が排出されることとなる。
図3に示すように、背面部22Dは、底面部22Aの短辺方向の一方の端部から立設されたものであり、この背面部22Dには、リアケース25が係合する切り欠き22D1が形成されている。すなわち、本実施形態では、背面部21D,22D、リアケース25とで、外装ケース2の背面が構成されることとなる。
この背面部22Dには、矩形状の開口22D2が形成され、この開口22D2からは、インレットコネクタ22D3が露出している。インレットコネクタ22D3は、外部電源からプロジェクタ1に電力を供給する端子であり、後述する電源ユニットと電気的に接続される。
再度、図1に示すように、前面部22Eは、底面部22Aの短辺方向の他方の端部から立設されたものである。この前面部22Eは、フロントケース23と係合し、これらにより外装ケース2の前面が構成されることとなる。
【0020】
図1及び図2に示すように、フロントケース23は、略楕円形状であり、その長手方向端部側(図1右側)に投写レンズ3を露出させるための開口231が形成されている。なお、この開口231から露出する投写レンズ3には、ここでは図示しないが、開口231及び投写レンズ3の外周間の隙間を塞ぐ第1の遮光部材と、投写レンズ3及び投写レンズ位置調整装置30との間の隙間を塞ぐ第2の遮光部材12と(図4参照)が取り付けられている。
また、このフロントケース23の略中央部分には、リモコン受光窓232が形成される。このリモコン受光窓232の内側には、図示しないリモートコントローラからの操作信号を受信する図示しないリモコン受光モジュールが配置されている。
尚、リモートコントローラには、前述した操作パネル26に設けられる起動スイッチ、調整スイッチ等と同様のものが設けられていて、リモートコントローラを操作すると、この操作に応じた赤外線信号がリモートコントローラから出力され、赤外線信号は、リモコン受光窓232を介して受光部で受光され、後述する制御基板で処理される。
さらに、フロントケース23の内面には、図4に示すように、投写レンズ3の外周を囲むようにリブ234が立設されており、リブ234、ロアーケース22の底面部22Aのリブ22A6、アッパーケース21の上面部21Aのリブとで投写レンズ3の周囲を囲むレンズ室が形成されることとなる。
【0021】
サイドケース24は、図1及び図3に示すように、上面部24Aと、上面部24Aから略垂下した側面部24Cとを備えている。上面部24Aは、アッパーケース21の上面部21Aに係合して、外装ケース2の上面を構成する。
側面部24Cは、アッパーケース21の側面部21C、ロアーケース22の側面部22Cに係合する。
【0022】
図3に示すように、リアケース25は、アッパーケース21の背面部21Dの切り欠き21D1と、ロアーケース22の背面部22Dの切り欠き22D1とで形成される開口に嵌め込まれて固定されるものである。
このリアケース25は平面略矩形形状であり、その長手方向端部近傍には、フロントケース23と同様のリモコン受光窓232が形成されている。
また、このリアケース25には、外装ケース2内部側に窪んだ凹部251が形成されており、この凹部251から複数の接続端子252が露出している。
接続端子252は、外部の電子機器からの画像信号、音声信号等を入力するためのものであり、この接続端子252は、リアケース25の内側に位置するインターフェイス基板に接続されている。
なお、このインターフェイス基板は、後述する制御基板と、電気的に接続されており、このインターフェイス基板にて処理された信号は、制御基板に出力される。
【0023】
(2)内部構成
図5は、プロジェクタ1の内部構成を示す図である。具体的には、外装ケース2のロアーケース22のみ残し、アッパーケース21と、フロントケース23と、サイドケース24と、リアケース25とを外した図である。
外装ケース2の内部には、プロジェクタ1の装置本体が収容されており、この装置本体は、外装ケース2の長手方向に沿って左右方向に延びる光学ユニット4と、この光学ユニット4の上方に配置される制御基板5と、電源ユニット6とを備えている。
(2−1)光学ユニット4の構造
光学ユニット4は、光源装置から射出された光束を画像情報に応じて変調して光学像を形成し、投写レンズ3を介してスクリーン上に投写画像を形成するものである。この光学ユニット4は、図6に示すように、インテグレータ照明光学系41と、色分離光学系42と、リレー光学系43と、光変調装置および色合成光学装置を一体化した光学装置44と、これら光学部品41,42,43,44を収納配置する略直方体形状のライトガイド45(図7参照)とに機能的に大別される。
インテグレータ照明光学系41は、光源から射出された光束を照明光軸直交面内における照度を均一にするための光学系である。このインテグレータ照明光学系41は、光源装置411、第1レンズアレイ412、第2レンズアレイ413、偏光変換素子414、および重畳レンズ415を備えて構成される。
【0024】
光源装置411は、放射光源としての光源ランプ411A、リフレクタ411B、およびリフレクタ411Bの光束射出面を覆う防爆ガラス411Cを備える。そして、光源ランプ411Aから射出された放射状の光束は、リフレクタ411Bで反射されて略平行光束とされ、外部へと射出される。本実施形態では、光源ランプ411Aとして、高圧水銀ランプを採用し、リフレクタ411Bとして、放物面鏡を採用している。なお、光源ランプ411Aとしては、高圧水銀ランプに限らず、例えばメタルハライドランプやハロゲンランプ等を採用してもよい。また、リフレクタ411Bとして放物面鏡を採用しているが、これに限らず、楕円面鏡からなるリフレクタの射出面に平行化凹レンズを配置した構成を採用してもよい。
【0025】
第1レンズアレイ412は、照明光軸方向から見てほぼ矩形状の輪郭を有する小レンズがマトリクス状に配列された構成を具備している。各小レンズは、光源ランプ411Aから射出された光束を部分光束に分割し、照明光軸方向に射出する。
第2レンズアレイ413は、第1レンズアレイ412と略同様の構成であり、小レンズがマトリクス状に配列された構成を具備する。この第2レンズアレイ413は、重畳レンズ415とともに、第1レンズアレイ412の各小レンズの像を光学装置44の後述する液晶パネル441R,441G,441B上に結像させる機能を有する。
【0026】
偏光変換素子414は、第2レンズアレイ413からの光を略1種類の偏光光に変換するものであり、これにより、光学装置44での光の利用効率が高められている。
具体的に、偏光変換素子414によって略1種類の偏光光に変換された各部分光束は、重畳レンズ415によって最終的に光学装置44の後述する液晶パネル441R,441G,441B上にほぼ重畳される。偏光光を変調するタイプの液晶パネル441R,441G,441Bを用いたプロジェクタでは、1種類の偏光光しか利用できないため、ランダムな偏光光を発する光源ランプ411Aからの光束の略半分が利用されない。このため、偏光変換素子414を用いることにより、光源ランプ411Aから射出された光束を略1種類の偏光光に変換し、光学装置44における光の利用効率を高めている。なお、このような偏光変換素子414は、例えば、特開平8−304739号公報に紹介されている。
【0027】
色分離光学系42は、2枚のダイクロイックミラー421,422と、反射ミラー423とを備える。インテグレータ照明光学系41から射出された複数の部分光束は、2枚のダイクロイックミラー421、422により赤(R)、緑(G)、青(B)の3色の色光に分離される。
リレー光学系43は、入射側レンズ431と、一対のリレーレンズ433と、反射ミラー432,435とを備えている。このリレー光学系43は、色分離光学系42で分離された色光である青色光を光学装置44の後述する液晶パネル441Bまで導く機能を有している。
【0028】
この際、色分離光学系42のダイクロイックミラー421では、インテグレータ照明光学系41から射出された光束のうち、緑色光成分と青色光成分とは透過し、赤色光成分は反射する。ダイクロイックミラー421によって反射した赤色光は、反射ミラー423で反射し、フィールドレンズ419を通って、赤色用の液晶パネル441Rに到達する。このフィールドレンズ419は、第2レンズアレイ413から射出された各部分光束をその中心軸(主光線)に対して平行な光束に変換する。他の液晶パネル441G,441Bの光入射側に設けられたフィールドレンズ419も同様である。
【0029】
また、ダイクロイックミラー421を透過した青色光と緑色光のうちで、緑色光は、ダイクロイックミラー422によって反射し、フィールドレンズ419を通って、緑色光用の液晶パネル441Gに到達する。一方、青色光は、ダイクロイックミラー422を透過してリレー光学系43を通り、さらにフィールドレンズ419を通って、青色光用の液晶パネル441Bに到達する。
なお、青色光にリレー光学系43が用いられているのは、青色光の光路の長さが他の色光の光路長さよりも長いため、光の発散等による光の利用効率の低下を防止するためである。すなわち、入射側レンズ431に入射した部分光束をそのまま、フィールドレンズ419に伝えるためである。なお、リレー光学系43には、3つの色光のうちの青色光を通す構成としたが、これに限らず、例えば、赤色光を通す構成としてもよい。
【0030】
光学装置44は、入射された光束を画像情報に応じて変調してカラー画像を形成する。この光学装置44は,色分離光学系42で分離された各色光が入射される3つの入射側偏光板442と、この入射側偏光板442の後段に配置される光変調装置としての液晶パネル441(441R,441G,441B)および射出側偏光板444と、色合成光学装置としてのクロスダイクロイックプリズム445とを備える。
【0031】
液晶パネル441R,441G,441Bは、例えば、ポリシリコンTFTをスイッチング素子として用いたものであり、対向配置される一対の透明基板内に液晶が密封封入されている。そして、この液晶パネル441R,441G,441Bは、入射側偏光板442を介して入射する光束を画像情報に応じて変調して射出する。
【0032】
入射側偏光板442は、色分離光学系42で分離された各色光のうち、一定方向の偏光光のみ透過させ、その他の光束を吸収するものであり、サファイアガラス等の基板に偏光膜が貼付されたものである。
また、射出側偏光板444も、入射側偏光板442と略同様に構成され、液晶パネル441R,441G,441Bから射出された光束のうち、所定方向の偏光光のみ透過させ、その他の光束を吸収するものであり、透過させる偏光光の偏光軸は、入射側偏光板442における透過させる偏光光の偏光軸に対して直交するように設定されている。
【0033】
クロスダイクロイックプリズム445は、射出側偏光板444から射出され、各色光毎に変調された光学像を合成してカラー画像を形成するものである。このクロスダイクロイックプリズム445には、赤色光を反射する誘電体多層膜と青色光を反射する誘電体多層膜とが、4つの直角プリズムの界面に沿って略X字状に設けられ、これらの誘電体多層膜により3つの色光が合成される。
以上説明した液晶パネル441R,441G,441B、射出側偏光板444およびクロスダイクロイックプリズム445は、一体的にユニット化されている。
【0034】
図7は、ライトガイド45の構造を示す図である。
ライトガイド45は、射出成形等による合成樹脂製品であり、上述した光学部品41,42,43,44が収納される下ライトガイド46と、この下ライトガイド46の上面の開口部分を塞ぐ蓋状の上ライトガイド47とを備える。
下ライトガイド46は、光源装置411が収納される光源収納部48と、光源装置411を除く他の光学部品が収納される容器状に形成された部品収納部49とを備えている。
【0035】
光源収納部48は、略箱型形状であり、部品収納部49側の端面及びこの端面に対向する端面に開口が形成されている。部品収納部49側の端面に形成された開口は、光源装置411から射出された光束を透過させるためのものである。また、部品収納部49側の端面に対向する端面に形成された開口は、光源装置411を光源収納部48の側方から差し込むようにして収容するための開口である。
部品収納部49は、上面が開口した略直方体形状であり、その一端は光源収納部48に接続されている。また、この部品収納部49の他端には、投写レンズ3がネジ止め固定されるヘッド部50が取り付けられている。このヘッド部50は、ライトガイド45内に設定される照明光軸に対する所定位置に投写レンズ3を設置するためのものである。
部品収納部49には、ここでは、具体的な図示は省略するが、光学部品412〜415,419,421〜423,431〜435を上方からスライド式に嵌め込むための複数の溝部が形成されている。また、この部品収納部49のヘッド部50に隣接する部分には、光学装置44が設置される。
【0036】
上ライトガイド47は、下ライトガイド46の部品収納部49における光学装置44の上方を除く上端開口部分を閉塞する。この上ライトガイド47には、表裏を貫通して複数の開口部46Aが形成され、この開口部46Aから、ライトガイド45内を冷却した空気が排出されることとなる。
【0037】
(2−2)制御基板5の構造
図5に示すように、制御基板5は、上述したライトガイド45の上ライトガイド47の上方に配置される。この制御基板5は、CPU(Central Processing Unit)等の演算処理装置が実装された回路基板として構成され、プロジェクタ1全体を制御する。この制御基板5は、前述のインターフェイス基板から出力される信号に基づいて、液晶パネル441R,441G,441Bを駆動制御する。そして、液晶パネル441R,441G,441Bは、光変調を実施して光学像が形成される。また、この制御基板5は、前述の操作パネル26の回路基板、および前述の図示しないリモコン受光モジュールから出力される操作信号を入力し、この操作信号に基づいてプロジェクタ1の構成部材に適宜、制御指令を出力する。
【0038】
(2−3)電源ユニット6の構成
電源ユニット6は、光源装置411および制御基板5等に電力を供給するものであり、外装ケース2のフロントケース23の長手方向に沿って配置されている。この電源ユニット6は、電源回路を備えた電源ブロック61と、この電源ブロック61の下方に配置されるランプ駆動ブロック(図示略)とを備えている。
電源ブロック61は、インレットコネクタ22D3に接続された電源ケーブルを通して外部から供給された電力をランプ駆動ブロックおよび制御基板5等に供給する。この電源ブロック61は、入力される交流を低電圧の直流に変換するトランスや該トランスからの出力を所定の電圧に変換する変換回路等が片面に実装された回路基板と、この回路基板を覆うシールド部材としての筒状部材611とを備える。このうち、筒状部材611は、アルミニウムから構成され、両端が開口された略箱状に形成されている。
ランプ駆動ブロックは、前述した光源装置411に安定した電圧で電力を供給するための変換回路であり、電源ブロック61から入力した商用交流電流は、このランプ駆動ブロックによって整流、変換されて、直流電流や交流矩形波電流となって光源装置411に供給される。
【0039】
なお、このような電源ユニット6の側方には、排気ファン72が設置されており、電源ユニット6を冷却した空気をルーバ71が取り付けられた開口から排出している。また、この電源ユニット6と、ライトガイド45の光源収納部48との間には、ダクト73が設置されており、光源収納部48内の光源装置411を冷却した空気は、排気ファン72により引き寄せられ、ダクト73を通って、開口から排出される。
【0040】
(3)電子機器用外装ケース2における操作パネル26、基板8、及びボス9の構成
図8から図11を用いて、電子機器用外装ケース2(以下、単に「外装ケース2」とすることもある)の外面に設置された操作パネル26、及び外装ケース2の内部に設けられた基板8の構成を説明する。
図8は、外面に透明部材262が装着された操作パネル26、及び外装ケース2の内部に設置された基板8を示す斜視図である。また、図9は、図8において操作パネル26に装着されていた透明部材262を取り外した状態を示す斜視図である。
図8及び図9に示すように、操作パネル26は、外装ケース2の外面に設置されており、また、当該操作パネル26には、表示窓263及び操作ボタン261が設けられている。なお、図8に示される実施形態にあっては、操作パネル26の上面には、当該操作ボタン261を囲むように、透明部材262が装着されている。
【0041】
ここで、操作パネル26に設けられている表示窓263は、略楕円状の小穴からなり、電源の入/切など、プロジェクタ1の動作状態等を表示するインジケータ機能を有し、かかる表示窓263は、外装ケース2の内部に設けられる、後記する発光ダイオード(LED)81等の発光体の照射光を映し出すことにより、外部からプロジェクタ1の動作状態を確認可能とするものである。表示窓263の形状はこの他、円形状、角形状等の任意の形状とすることができる。
また、操作ボタン261は、後記するタクトスイッチ82と連動して、プロジェクタ1の所望の操作を可能とする。
【0042】
そして、透明部材262は、外装ケース2の外面において、前記した操作パネル26の上面を覆うように装着される部材である。本実施形態において、透明部材262は、操作ボタン261に応じた部分がくり貫き加工されて穴部264が形成されているため、操作パネル26の上面に嵌め込み装着することができる。なお、透明部材262は、合成樹脂を射出成形等の公知の成形手段を用いることにより成形される。
【0043】
また、当該透明部材262は、操作パネル26に対して着脱可能な部材である。前記したように、図9は、図8において操作パネル26に装着されていた透明部材262を取り外した状態を示す斜視図であるが(図9において、透明部材262は上方に持ち上げた状態となっている)、図9に示されるように、操作パネル26から透明部材262を取り外すと、操作パネル26に設けられる操作ボタン261は突起した状態で外部に露出することとなる。また、操作パネル26に設けられる表示窓263も、同様に外部に露出することとなる。
そして、透明部材262の操作パネル26に設けられた表示窓263に応じた位置(表示窓対応部)265に対しては、後記するが、シボ加工による光拡散処理が施されている。
【0044】
外装ケース2の内部に備えられる基板8は、前記した操作パネル26が設けられている位置に対して略真下の位置に配設されており、また、当該基板8上には、発光体である発光ダイオード(LED)81と、タクトスイッチ82が実装されている。
ここで、発光体である発光ダイオード(LED)81は、図示しない電源スイッチと連動しており、例えば、当該電源スイッチを「入」とすると点灯し、電源スイッチを「切」とすると消灯する。
また、タクトスイッチ82は、プロジェクタ1の諸機能と連動しており、前記した操作ボタン261が押圧されてタクトスイッチ82の上面部を接触することにより入力され、図示しない制御部を通じて、プロジェクタ1を適宜操作していくことになる。
【0045】
図10は、図8における、操作パネル26及び外装ケース2内部の状態を示した断面図である。図10に示すように、本実施形態においては、操作パネル26に設けられている表示窓263から、基板8に実装された発光ダイオード(LED)81に対して、当該発光ダイオード(LED)81を囲むようにして、略錐台形状の中空部91を有するボス9が形成されている。また、当該ボス9は、操作パネル26の内面部から発光ダイオード(LED)81に向かって延びるように、当該操作パネル26と一体となって形成されている。
ここで、中空部91の形状は、表示窓263から発光ダイオード(LED)81へ向かって広がる錐台形状であれば、円錐台形状であってもよく、また、角錐台形状であってもよい。
このように、発光ダイオード(LED)81が、操作パネル26の表示窓263から延びた錐台形状の中空部91を有するボス9により囲まれることにより、当該発光ダイオード(LED)81から照射された光は、ボス9内の中空部91内部の面により全反射され、収束した状態で表示窓263まで伝達されることになり、表示窓263を効率よく照射することとなる。
【0046】
図11は、図10において、前記した略錐台形上の中空部91を有したボス9及び中空部91を表した部分拡大図である。図10及び図11に示されるように、操作パネル26に装着されている透明部材262には、表示窓263に応じた位置(表示窓対応部)265が、深さが例えば約0.2mm程度に凹部加工されており、かつ、かかる凹部には、シボ加工により、光拡散処理が施されている。このように、透明部材262の表示窓263に応じた位置(表示窓対応部)265に光拡散処理を施すことにより、表示窓263を照射する光の指向性が調整され、どの方向から見ても明るくかつ視野角の広いインジケータ部を有する表示窓263となる。なお、当該光拡散処理については、光拡散インクを塗布して行う等、従来公知の処理手段を行うようにしてもよい。
また、本実施形態においては、操作パネル26の直真下に設けられた基板8に実装される発光ダイオード(LED)81は、表示窓263の真下より少し右側にずれた位置に固定・実装された状態となっているが、かかる状態であっても、表示窓263から延びた略錐台形の中空部91を有するボス9により、照射光が表示窓263に対して収束して効率よく照射することになる。このように、基板8に実装された発光ダイオード(LED)81の場所に限定されることなく、当該発光ダイオード(LED)81の照射光は表示窓263に対して好適に照射されることとなる。発光ダイオード(LED)81は、無論、表示窓263の真下の位置に固定・実装されていてもよい。
そして、ボス9の底面部92と基板8の表面部83には、例えば約0.1〜数mm程度のクリアランスが設けられており、ボス9の底面部92と基板8の表面部83が直接接しないようになっている。
【0047】
図10及び図11を用いて、プロジェクタ1の操作パネルにおけるインジケータ機能を説明すると、まず、プロジェクタ1における図示しない電源スイッチを、「切」から「入」の状態にすると、発光ダイオード(LED)81が点灯された状態となり、また発光ダイオード(LED)81から照射された光は、当該発光ダイオード(LED)81を囲むボス9内に形成された錐台形状の中空部91内において全反射されて表示窓263まで伝達される。そして、表示窓263まで伝達された光は、操作パネル上部に装着された透明部材262の当該表示窓263に応じた位置(表示窓対応部)265を照射することとなるが、かかる表示窓対応部265にはシボ加工による光拡散処理が施されているため、照射光はどの方向からみてもムラなく明るい状態で外部から確認されることとなる。
【0048】
(4)実施形態の効果
前述のような本実施形態によれば、次のような効果がある。
(4−1)プロジェクタ1を構成する外装ケース2に対して設けられた操作パネル26に備えられた表示窓263から、外装ケース2内部に設けられた基板8上に実装された発光ダイオード(LED)81を囲むボス9が形成されているため、当該発光ダイオード(LED)81から照射された光を操作パネル26に設けられた表示窓263に簡便に導くことができるばかりか、当該ボス9は外装ケース2と一体化しており別途導光部材を設ける必要もない。従って、部材点数の増加を防止することができ、製造工程や製造コストの減少を図ることができる電子機器用外装ケース2を好適に提供できる。
【0049】
(4−2)当該ボス9の中空部91は、表示窓263から発光ダイオード(LED)81に向かって広がる錐台形状となっているため、表示窓263に対する発光ダイオード(LED)81の位置決めをすることもなく、表示窓263に対して均一な照射状態となり、明るさのムラが生じることを防止することができ、インジケータ機能に優れた表示窓263を備えた電子機器用外装ケース2の提供を可能とする。
【0050】
(4−3)本実施形態では、表示窓263を備えた操作パネル26が外面に設けられており、前記操作パネル26は透明部材262に覆われ、かかる透明部材262の操作パネル26に設けられた表示窓263に応じた位置(表示窓対応部)265に対して光拡散処理が施されているため、基板8上に実装された発光ダイオード(LED)81から照射された光は適宜拡散される。更には、かかる透明部材262における、操作パネル26の表示窓263に対応する位置(表示窓対応部)265に対してシボ加工により施される光拡散処理により、指向性が調整され、どの方向から見ても明るくかつ視野角の広いインジケータ部を有する操作パネル26ないしは電子機器用外装ケース2とすることができる。
【0051】
(4−4)本実施形態のプロジェクタ1は、前記の外装ケースを備えているので、前記した作用効果を享受するプロジェクタ1となる。
【0052】
(5)実施の形態の変形:
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前記した実施形態においては、操作パネル26は一つの透明部材262により覆われる態様を示したが、これには限定されず、透明部材262は分割された複数の部材からなるものとしてもよく、かかる複数の透明部材262により操作パネル26を覆うようにしてもよい。
また、前記した実施形態においては、電子機器としてプロジェクタを例として示したが、これには限定されず、電子機器はパソコンやOHP(オーバーヘッドプロジェクタ)等としてもよい。また、光変調装置として液晶パネルを例として示したが、これには限定されず、光変調装置としてDLP(Digital Light Processing)等を適用してもよい。
その他、本発明の実施における具体的な構造及び形状は、本発明の目的及び効果を妨げない範囲で他の構造等としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るプロジェクタを上方前面側から見た斜視図。
【図2】前記実施形態におけるプロジェクタを下方前面側から見た斜視図。
【図3】前記実施形態におけるプロジェクタを後方背面側から見た斜視図。
【図4】前記実施形態におけるプロジェクタのロアーケース及びフロントケースを上方から見た斜視図。
【図5】前記実施形態におけるプロジェクタの内部構造を示す斜視図。
【図6】前記実施形態における光学ユニットの光学系の模式図。
【図7】前記実施形態におけるライトガイドを示す斜視図。
【図8】前記実施形態における操作パネル(透明部材を装着した状態)を示す斜視図。
【図9】前記実施形態における操作パネル(透明部材を外した状態)を示す斜視図
【図10】前記実施形態における操作パネル及び外装ケース内部の状態を示した断面図である。
【図11】図10におけるボス及び中空部を拡大した部分拡大図である。
【符号の説明】
1…プロジェクタ、2…電子機器用外装ケース、8…基板、9…ボス、26…操作パネル、41…インテグレータ照明光学系、45…ライトガイド(光学部品用筐体)、81…発光体(発光ダイオード)、82…タクトスイッチ、91…中空部、261…操作ボタン、263…表示窓、265…表示窓対応部

Claims (4)

  1. 外面に表示窓を備えた電子機器用外装ケースであって、
    前記外装ケース内部に設けられた基板上に実装された発光体と、
    前記表示窓から前記発光体に対して、前記発光体を囲み、前記表示窓から前記発光体に向かって広がる略錐台形状の中空部を有するボスが形成されていることを特徴とする電子機器用外装ケース。
  2. 請求項1に記載の電子機器用外装ケースにおいて、
    前記表示窓を備えた操作パネルが外面に設けられており、
    前記操作パネルは透明部材に覆われ、
    前記透明部材の前記操作パネルに設けられた表示窓に応じた位置に対して光拡散処理が施されていることを特徴とする電子機器用外装ケース。
  3. 請求項2記載の電子機器用外装ケースにおいて、
    前記光拡散処理がシボ加工であることを特徴とする電子機器用外装ケース。
  4. 光源と、この光源から射出された画像変調された光束を画像情報に応じて変調して光学像を形成する光変調装置と、光変調装置で形成された光学像を拡大投射する拡大投射系と、これらを収納する外装ケースとを備えたプロジェクタであって、前記外装ケースが請求項1ないし請求項3の何れかに記載の電子機器用外装ケースであることを特徴とするプロジェクタ。
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