JP2005042338A - ツル科植物育成用装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】多数の透孔を有するパネルの多数枚を、建造物その他の構築物の壁部又は柱部から成る構造物に沿わせて少なくとも上下方向に列設することにより育成用壁面を形成し、該壁面に沿わせてツル科植物を成長せしめる装置において、左右に間隔をあけて配置される一対の縦フレームから成る支柱装置と、前記一対の縦フレームを相互に連結するブラケット手段と該ブラケット手段を前記構造物に取付ける取付手段を含む取付装置と、前記パネルを支持せしめた状態で前記支柱手段に取付けられるパネル支持装置とから構成されており、前記支柱装置は、下から上に向けて順に積層自在に構成され、上下に隣接する縦フレームを同軸状に連結する連結手段を備えた構成である。
【選択図】 図2
Description
【0001】
本発明は、建造物その他の構築物の壁部又は柱部から成る構造物に沿わせて列設するパネルによりツル科植物の育成用壁面を形成するための装置、即ち、ツル科植物育成用装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、ヒートアイランド現象等の対策から、野外、屋外における種々の場所での緑化が推奨されている。このような要望に応えるため、本発明者においては、多種多様の植樹安定装置を提供し、建造物の地上及び屋上における樹木の植樹による緑化事業のために貢献している。
【0003】
ところで、昨今、緑化の要望は、樹木を植樹することが困難な場所、例えば、建造物の外壁面や、立体駐車場その他の駐車場の外部空間や、屋外の螺旋階段の外部空間等にも及んでいる。そこで、このような場合、所定の壁面に沿わせてツル科植物を繁殖させることにより、緑化の目的を達することができ、しかも、これが外部空間のオブジェとしての役割を果たすことができる。
【発明の開示】
【0004】
この点に関して、例えばヨーロッパの古い屋敷等で見られるように、家屋等の建造物の外壁面に沿わせてツル科植物を成長させることが知られている。然しながら、ツル科植物は、ツタの巻きヒゲを外壁に係止させながら成長するものであるから、係止困難な外壁面に直接沿わせながら成長させるときは、育成から繁殖に至るまで長期間を要するのが通例であり、しかも、外壁面が中断する個所では育成できないから、上述のような緑化事業のためには適さない。
【0005】
そこで、建造物その他の構築物の壁部又は柱部から成る構造物に沿わせてツル科植物育成用のパネルを列設することにより育成用壁面を形成すれば、ツタが該パネルに容易に沿わせられるので、ツル科植物を好適に成長せしめ、比較的短期の繁殖に資することができる。
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
前述のようなパネルは、例えば、細い線材を縦横に配置した格子状のメッシュパネルを構成することが好ましく、このような構成によれば、育成中のツル科植物におけるツタの巻きヒゲが格子部分に好適に絡んで成長を促進するので、上述の目的に適している。
【0007】
然しながら、比較的高層の建造物における外壁面や、立体駐車場その他の駐車場の外部空間や、屋外の螺旋階段の外部空間等に対して、前述のようなパネルによる育成用壁面を形成することは容易でない。特に、このようなパネル形式の育成用壁面を構築するための装置は、在庫保管と運搬等の便宜のために分解・組立式であることが好ましいが、現場での組立に際して、組立作業の容易性と、組立後の堅牢強固性が求められる。
【0008】
特に、ツル科植物育成用装置を組立てることにより構築物の壁部又は柱部に沿う育成用壁面を構築したとき、装置全体の重量は相当に大きくなるから、装置自体の荷重が構築物の壁部又は柱部に負荷として作用しないように構成することが求められる。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、上述の課題を解決したツル科植物育成用装置を提供するものであり、その手段として構成したところは、多数の透孔を有するパネルの多数枚を、建造物その他の構築物の壁部又は柱部から成る構造物に沿わせて少なくとも上下方向に列設することにより育成用壁面を形成し、該壁面に沿わせてツル科植物を成長せしめる装置において、左右に間隔をあけて配置される一対の縦フレームから成る支柱装置と、前記一対の縦フレームを相互に連結するブラケット手段と該ブラケット手段を前記構造物に取付ける取付手段を含む取付装置と、前記パネルを支持せしめた状態で前記支柱手段に取付けられるパネル支持装置とから構成されており、前記支柱装置は、下から上に向けて順に積層自在に構成され、上下に隣接する縦フレームを同軸状に連結する連結手段を備えて成る点にある。
【0010】
本発明の実施形態において、支柱装置における一対の縦フレームのそれぞれには筒片が固設され、パネル支持装置の縦枠には挿着片が固設されている。従って、挿着片を筒片に対して上から下に向けて挿入することにより、パネル支持装置を支柱装置に対して着脱自在に固着することができる。
【0011】
【発明の効果】
本発明によれば、ツル科植物育成用装置は、一対の縦フレームから成る支柱装置と、前記一対の縦フレームを相互に連結するブラケット手段と該ブラケット手段を前記構造物に取付ける取付手段を含む取付装置と、前記パネルを支持せしめた状態で前記支柱手段に取付けられるパネル支持装置とから構成されているので、分解・組立式であり、従って、在庫保管や運搬等に頗る便利である。
【0012】
そして、前記支柱装置は、下から上に向けて順に積層自在に構成され、上下に隣接する縦フレームを同軸状に連結する連結手段を備えているので、現場での組立作業が容易であり、しかも、組立後に堅牢かつ強固なものとなる。特に、装置を高所まで積み上げることにより背の高い育成用壁面を形成したとき、装置全体の重量は相当に大きくなるが、装置の重量による荷重は、支柱装置それ自体により支持されるので、構築物の壁部又は柱部に負荷を与えることはなく、構築物を強度を損なうことがない。
【0013】
更に、支柱装置の縦フレームに設けた筒片に対して、パネル支持装置の縦枠に設けた挿着片を挿入することにより、パネル支持装置を支柱装置に対して着脱自在に固着する構成であるから、支柱装置の組立て作業を先行させながら、パネル付きのパネル支持装置を後付けすることができるので、現場での組立作業が一層容易であり、しかも、完成後においても、一部のパネル付きのパネル支持装置を容易に交換できるという利点がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下図面に基づいて本発明の好ましい実施形態を詳述する。
【0015】
(パネルと育成用壁面の実施形態)
図1は、パネルの1例と、該パネルを列設せしめることにより形成された育成用壁面の1例を示している。
【0016】
図例において、パネル1は、多数の透孔2を有するシート状体3を構成し、断面波形に形成することにより、正面F側に畝部4と溝部5を構成したものを例示しているが、平坦なシート状体3により構成しても良い。このようなパネル1は、例えば、横1m(1000mm)×縦1m(1000mm)程度の大きさに形成されるが、その大きさを問うものではない。また、図例の場合、正面Fに向けて、3本の畝部4と2本の溝部5を形成しているが、その本数は問わない。
【0017】
このようなシート状体3は、金属製の細い線材を縦横に配置し、交差部分をスポット溶接した格子状のメッシュ状シートを形成すると共に、プレス等により断面波形に成形することにより、簡単容易に製作することができる。或いは、金属薄板をプレス等により打抜くことにより、多数の透孔2を形成すると共に断面波形に成形しても良く、更には、このような形状のシート状体3を合成樹脂により成形しても良く、その材質や製造方法は問わない。
【0018】
そこで、本発明の実施形態によれば、図示省略した建造物の壁部又は柱部に沿わせて、多数のパネル1を列設することにより、育成用壁面6を形成したツル科植物育成用装置7が構成される。図例の場合、パネル1の多数を縦横に列設せしめることにより縦横に広がる育成用壁面6を形成しているが、縦方向にのみ列設しても良く、要するに、少なくとも上下方向に多数のパネル1を列設することにより育成用壁面6を形成するものであれば良い。
【0019】
図例において、ツル科植物育成用装置7は、各パネル1の畝部4及び溝部5が上下方向に延びるように配置されている。従って、該装置7の上下方向に関しては、上下に隣接するパネル1、1が畝部4と溝部5を上下方向に延長せしめており、該装置7の水平方向に関しては、左右に隣接するパネル1、1が畝部4と溝部5を交互に配置せしめている。
【0020】
然しながら、図示省略しているが、ツル科植物育成用装置7は、各パネル1の畝部4及び溝部5が水平方向に延びるように配置しても良い。この場合、該装置7の上下方向に関しては、上下に隣接するパネル1、1が畝部4と溝部5を交互に配置せしめ、該装置7の水平方向に関しては、左右に隣接するパネル1、1が畝部4と溝部5を水平方向に延長せしめられる。
【0021】
(本発明装置の実施形態)
図2ないし図4に示すように、パネル1により育成用壁面6を形成するためのツル科植物育成用装置7は、パネル1を支持するためのパネル支持装置8と、左右に間隔をあけて配置される一対の縦フレーム14a、14aから成る支柱装置14と、前記一対の縦フレーム14a、14aを相互に連結するブラケット手段23と該ブラケット手段23を構築物における壁部又は柱部等の構造物15に取付ける取付手段16を含む取付装置9とから構成されている。
【0022】
(パネル支持装置)
パネル支持装置8は、図2に示すような額縁状の枠フレーム10により構成され、該枠フレーム10の縦枠11、11の外側面に下向きフック状の挿着片12を固設している。図例の場合、各縦枠11に対して上下一対の挿着片12、12を設けている。そこで、シート状体3から成るパネル1は、枠フレーム10の窓状開口13を正面側から被うように配置され、枠フレーム10にスポット溶接等により固着される。この際、パネル1を枠フレーム10に対して着脱自在に固着しても良い。
【0023】
(支柱装置)
支柱装置14は、前記枠フレーム10の幅寸法を内法幅Wとするように左右に間隔をあけて配置される一対の縦フレーム14a、14aにより構成されており、後述する取付装置9のブラケット手段23により縦フレーム14a、14aの相互が連結されるように構成されている。
【0024】
一対の縦フレーム14a、14aは、それぞれの正面壁に、パネル支持装置8における縦枠11の挿着片12を挿脱自在に挿着せしめる筒片17を固設しており、該筒片17の周壁には、セットボルト18を螺入せしめるためのネジ孔から成る孔19が貫設されている。更に、縦フレーム14aは、正面から背面に向けて貫通する孔から成る連結手段20が設けられており、ボルトから成る連結装置21により後述するブラケット手段23に着脱自在に固着される。
【0025】
(取付装置)
取付装置9は、構築物の壁部又は柱部から成る構造物15に取付けられる構成とされており、図例の場合、柱部15aに取付けられる。そこで、取付装置9は、柱部15aを抱持するように折曲されたU形ボルトから成る抱持手段22と、帯板から成るブラケット手段23を組付けた構成とされており、図4に示すように、抱持手段22のU形部22bにより柱部15aを抱持せしめた状態で、該抱持手段22の平行ボルト部22a、22aに摺動自在に外挿された帯状の板片24を柱部15aの正面側に配置する。そこで、該ボルト部22a、22aに螺着したナット25、25を締着することにより、抱持手段22のU形部22bと板片24の間に柱部15をクランプせしめると、これにより抱持手段22が柱部15aに固定される。
【0026】
図4に示すように、抱持手段22は、平行ボルト部22a、22aを柱部15aの正面側に寸法Lを越えて長く突出せしめており、その先端近傍部にブラケット手段23を摺動自在に外挿している。従って、ブラケット手段23は、平行ボルト部22a、22aの先端近傍部において所定位置に螺合したクランプ用ナット26、27により固定される。尚、図例の場合、ブラケット手段23の外側面と外側のナット27、27との間には板片28が介装されている。
【0027】
ブラケット手段23の両端近傍部には、縦フレーム14a、14aの連結手段20の孔と合致するネジ孔により構成された連結手段29が設けられている。従って、抱持手段22を介して柱部15aに固定されたブラケット手段23の両端部に対して、縦フレーム14a、14aを交差配置せしめた状態で、相互に連結手段20、29を連結装置21により連結固着することにより、柱部15aの正面側において、内法幅Wの間隔を有する縦フレーム14a、14aが起立姿勢で設置される。
【0028】
そこで、一対の縦フレーム14a、14aの間に、パネル1を取付けたパネル支持装置8を配置し、縦枠11の挿着片12を縦フレーム14aの筒片17に挿着した後、セットボルト18により挿着片12を筒片17の内部で固定すれば、これにより、図3及び図4に示すようなツル科植物育成用装置7の組付け状態が得られる。
【0029】
このように、各パネル1を取付けた各パネル支持装置8は、構築物の柱部15aに対して支柱装置14と取付装置9を介して取付けられ、このようにして取付けられるパネル1の多数が柱部15aに沿って上下方向に列設されることにより育成用壁面6を形成するが、比較的重量物から成るパネル支持装置8と支柱装置14から生じる荷重は、柱部15aに負荷を与えないように構成されている。
【0030】
即ち、図3に示すように、一対の縦フレーム14a、14aは、角パイプ又は丸パイプ等のパイプ材により構成されており、上端部に受入孔30aを有し、下端部に挿入片30bを突設しており、従って、下側の縦フレーム14aの上端部の受入孔30aに対して、上側の縦フレーム14aの下端部の挿入片30bが嵌入され、これにより上下に隣接する縦フレーム14a、14aを同軸状に連結する連結手段30を構成している。従って、支柱装置14を下側から順に上側へと積み上げる用に構成されており、上下に隣接する多数の縦フレーム14a、14aは、同軸状に連設され、荷重を下向きに作用せしめるので、柱部15aに負荷を与えない。尚、最下部に配置される縦フレーム14aは、図示のように、挿入片30bの下端に上下位置調整自在な台座32を設けていることが好ましく、これにより荷重を接地面に作用せしめる。
【0031】
(作用)
上述のように多数のパネル1を列設することにより育成用壁面6を形成したツル科植物育成用装置7は、図1に示すように、該壁面6に沿わせてツル科植物Pを好適に成長せしめ、該壁面6の全面が葉で被われるように繁殖せしめる。この際、ツル科植物Pの客土は、接地面の部分に設ければ良いが、必要に応じて、図4に示すように高所のパネル1の背面側においてプランタボックス33を吊持せしめても良い。図例の場合、プランタボックス33は、取付装置9により縦フレーム14aと一体的に連結されたブラケット手段23に吊持されるので、該プランタボックス33の重量を縦フレーム14aに担持させることができる。
【0032】
ツル科植物Pは、生育に伴い、ツタの巻きヒゲをパネル1の透孔2に絡ませながら下から上に向けて成長する。図例の場合、パネル1は、断面波形に屈曲された畝部4と溝部5により表面積を大きく形成されているので、多数のツル科植物Pを密接した状態で同時に受入れることができる。即ち、ツル科植物Pは、ツタの成長と共に葉を出現させるに際し、密接状態で隣接する葉同士が相互に干渉するときは成長を妨げられるが、断面波形に形成されたパネル1の表面が前後に立体的に形成されているので、葉と葉の干渉が小さく、迅速な成長を可能にする。同様に、畝部4と溝部5による凹凸効果により、通気性と、太陽光の受光性が優れており、ツル科植物Pを群生状態で好適に成長せしめる。特に、成長中のツル科植物Pの葉は、最も受光性の高い畝部4の部分で早期に広がり、溝部5の部分ではやや遅れて広がることになるが、間隔をあけて配置された多数の畝部4の部分で葉が早く広がることにより、育成用壁面6の概略全面を葉で被うことができるので、外部から視認されるツル科植物育成用装置7の存在感を早期に打ち消すことが可能になる。
【0033】
また、上述のようなパネル支持装置8と、支柱装置14と、取付装置9に基づく構成によれば、図4に示すように、縦フレーム14a、14aを連結したブラケット手段23が構造物15から正面側に寸法Lを越えて配置されることにより、寸法Lに相当する通気空間を形成し、更に、パネル1を支持する枠フレーム10が縦フレーム14aの前側に配置されることにより、縦フレーム14aの径に相当する通気空間を形成し、これらの通気空間を介して窓状開口13からパネル1の透孔2に空気を供給するので、成長中のツル科植物Pに対する通気性が極めて良好となる。
【0034】
そして、ツル科植物育成用装置7を構築するに際しては、縦フレーム14aを連結手段30により上下に同軸状に連結しながら、支柱装置14を下から上に向け順に積層すると共に、該支柱装置14を取付装置9により構造物15に取付けることにより、該装置7の骨組を容易に形成することができ、このようにして組立てられた支柱装置14に対して、パネル1付きのパネル支持装置8を装着すれば良いので、作業性が頗る良い。しかも、パネル支持装置8と支柱装置14の荷重は、縦フレーム14aに担持されるので、構造物15に負荷を与えることがない。
【0035】
ところで、列設された多数のパネル1により形成された育成用壁面6に対し横向きの強風が作用するような場合においては、多数の透孔2により風通しが良くされているので、負荷を軽減するができ、しかも、各々の支柱装置14を構造物15に取付けた取付装置9により強風に対抗できる。
【0036】
更に、図例のように取付装置9の平行ボルト部22a、22aによりブラケット手段23を構造物15から寸法Lを越えるように正面側に離して配置した構成によれば、上述のような通気空間やプランタボックス33の取付空間を確保できるばかりでなく、構築物の防災面においても有利である。即ち、もしも万一、ツル科植物Pの枯れた葉が発火するような場合においても、壁部や柱部のような構造物15から十分な距離を確保しているので、構造物15に対する引火を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の外観を示す斜視図である。
【図2】本発明の装置を構成するためのパネル支持装置と支柱装置と取付装置を分解して示す斜視図である。
【図3】各装置を上下に分解して示す正面図である。
【図4】装置の横断面図であり、図3のA−A線断面図である。
【符号の説明】
1 パネル
2 透孔
6 育成用壁面
7 ツル科植物育成用装置
8 パネル支持装置
9 取付装置
14 支柱装置
14a 縦フレーム
15 構造物
16 取付手段
23 ブラケット手段
30 連結手段
Claims (2)
- 多数の透孔2を有するパネル1の多数枚を、建造物その他の構築物の壁部又は柱部から成る構造物15に沿わせて少なくとも上下方向に列設することにより育成用壁面6を形成し、該壁面6に沿わせてツル科植物を成長せしめる装置において、左右に間隔をあけて配置される一対の縦フレーム14a、14aから成る支柱装置14と、前記一対の縦フレーム14a、14aを相互に連結するブラケット手段23と該ブラケット手段23を前記構造物15に取付ける取付手段16を含む取付装置9と、前記パネル1を支持せしめた状態で前記支柱手段14に取付けられるパネル支持装置8とから構成されており、前記支柱装置14は、下から上に向けて順に積層自在に構成され、上下に隣接する縦フレーム14a、14aを同軸状に連結する連結手段30を備えて成ることを特徴とするツル科植物育成用装置。
- 支柱装置14における一対の縦フレーム14a、14aのそれぞれに筒片17が固設され、パネル支持装置8の縦枠11、11に挿着片12が固設されており、挿着片12を筒片17に対して上から下に向けて挿入することにより、パネル支持装置8を支柱装置14に対して着脱自在に固着するように構成して成ることを特徴とする請求項1に記載のツル科植物育成用装置。
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