JP2005042246A - 肩部保温ジャケット - Google Patents
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Abstract
【課題】就寝時において、衿首を含む肩全体の保温する肩部保温ジャケットを生産性を向上させて安価に提供する。
【解決手段】片方の袖口11aから身ごろ12を経て他方の袖口11bに向けて、身ごろの裾12cと衿刳り13を形成しながら表面を通常の編み組織、裏面をパイル編みとして編織し、上記衿刳り13に徳利衿14を繋ぎ設けてなるものであり、必要ならば、上記両袖11と身ごろ12の表面と裏面の編み組織の間に中間層として、ポリウレタン糸の編み組織を形成し、上記肩部保温ジャケット10に匂い袋15を収納するポケット16を設けたものである。
【選択図】図1
【解決手段】片方の袖口11aから身ごろ12を経て他方の袖口11bに向けて、身ごろの裾12cと衿刳り13を形成しながら表面を通常の編み組織、裏面をパイル編みとして編織し、上記衿刳り13に徳利衿14を繋ぎ設けてなるものであり、必要ならば、上記両袖11と身ごろ12の表面と裏面の編み組織の間に中間層として、ポリウレタン糸の編み組織を形成し、上記肩部保温ジャケット10に匂い袋15を収納するポケット16を設けたものである。
【選択図】図1
Description
この発明は、就寝時、勉強時、アウトドアースポーツ時に肩部が冷えるのを防止するジャケットに関する。
寒冷地では肩口が冷えないように掻巻き布団が用いられ、また、就寝時に肩口が冷えて充分睡眠できない人がおり、寒冷地の掻巻き布団に代わるものとして、また、冷え性の人のため、肩部を保温する手段として特許文献1および特許文献2の提案がされている。
登録実用新案3043254号公報(要約)
登録実用新案3058495号公報(要約)
上記特許文献1の考案は、「前肩身ごろ1後肩身ごろ2袖3を設け、前肩身ごろは前中心で開く。袖は取り外し自由とし、オープンファスナー4を備える。本体は、表布裏布の二枚重ねにし、表は薄く軽く滑りの良い素材、裏は遠赤外線セラミック加工の起毛又はボアのように毛足を有する素材とする。前後肩身ごろには衿ぐり5,7を設け、脇8と袖口10には収縮素材を取り付けた」ものである。
また、上記特許文献2の考案は、「就寝中の肩の保温を目的とするケープ状肩当てにおいて、該肩当ての両肩周辺部に磁石保持具を有する」ものである。
上記従来技術に係る就寝時に使用する肩掛けは、肩部の保温の効果が認められるが両者とも衿部分が開いており防寒効果が不十分であり、それを製造する手段が手作業で生産性が低いものである。
上記従来技術に鑑み本発明は、就寝時において、衿首を含む肩全体の保温する肩部保温ジャケットの提供と、生産性を向上させて安価に提供することを課題とする。
上記課題を解決するためにこの発明は、片方の袖口から身ごろを経て他方の袖口に向けて、身ごろの裾と衿刳りを形成しながら表面を通常の編み組織、裏面をパイル編みとして編織し、上記衿刳りに徳利衿を繋ぎ設けてなるものであり、必要ならば、上記両袖と身ごろの表面と裏面の編み組織の間に中間層として、ポリウレタン糸の編み組織を形成し、上記肩部保温ジャケットの後身ごろの裾を背中まで延ばし、上記肩部保温ジャケットに匂い袋を収納するポケットを設けた構成としたものである。
上記の如く構成するこの発明によれば、胸元から肩部、背中にかけて充分保温され、かつ、衿首は徳利衿となっているので頸部の保温も充分となる。頸部には頸静脈が走っているので身体全体の保温効果が得られる。
また両袖と身ごろを、片方の袖から身ごろを経て他の袖に向けて、表面を通常の編み組織、中層をポリウレタン糸の通常の編み組織、裏面をループ編みとして編織したので保温性と伸縮性が良好で、かつ、生産性が高く安価に提供することができる。
次にこの発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。全体形状は、両袖11と身ごろ12と、この身ごろ12上部に形成された衿刳り13に繋がれた徳利衿14とからなっており、胸元に匂い袋15を入れるポケット16が設けられている。
両袖11と身ごろ12は、表面と裏面と中間層とを同時に編織できる「経て編み機」または「丸編み機」を用い、表面は、純毛あるいはポリエステルの如き繊維を通常に、裏面は、純毛、綿などの天然繊維あるいはポリエステルの如き繊維をループ状に、中間層は、ポリウレタン繊維を通常に、各層の繊維(糸)が互いに交絡するように編織する。
編織は、片方の袖口11aから身ごろ12を経て他方の袖口11bに向けて編織し、途中、身ごろ12を編織するときに衿刳り13と身ごろ12の裾12cができるようにする。
袖11と身ごろ12が編織されると、両袖口11a,11bを折り返してかがり縫いし、衿刳り13の部分に別途編織した徳利衿14を縫い付け、その縁をかがり縫いまたはミシン縫いして本発明の肩部保温ジャケット10が得られる。
上記実施の形態では、前身ごろの裾12cが両脇17を結んだ線上でとまっていて,着衣状態の後身ごろ12bの裾12eの位置が高く手がとどかないので、図2のように、前身ごろの編布を後身ごろ12bに譲って背中まで延長12dしたものを製作したところ、着衣後、たくし上がった後身ごろを整え易くなり背中の保温効果が良くなった。
図3は別の実施形態で、身ごろ12の衿刳り13の部分を上方に延ばし、前身ごろ12aと上方に延ばした衿刳り部分13bの前面中心線に沿って開き左右前身ごろ12l,12rとし、その開いた縁にファスナー18を取り付けて頭から被らなくてもよいようにし、ファスナーを上に上げたとき徳利衿14を構成するようにしたものである。
以上説明したようにこの発明は、手作業により製作するものではなく、経て編み機や丸編み機を使って工業的に製造することを前提に完成したものであるから産業的に極めて有用なものである。
10 肩部保温ジャケット
11 袖
12 身ごろ
12a 前身ごろ
12b 後身ごろ
12c 身ごろの裾
12d 延長した後身ごろの裾
12e 後身ごろの裾
13 衿刳り
13b 延長衿刳り
14 徳利衿
15 匂い袋
16 ポケット
17 脇
18 ファスナー
11 袖
12 身ごろ
12a 前身ごろ
12b 後身ごろ
12c 身ごろの裾
12d 延長した後身ごろの裾
12e 後身ごろの裾
13 衿刳り
13b 延長衿刳り
14 徳利衿
15 匂い袋
16 ポケット
17 脇
18 ファスナー
Claims (4)
- 片方の袖口から身ごろを経て他方の袖口に向けて、身ごろの裾と衿刳りを形成しながら表面を通常の編み組織、裏面をパイル編みとして編織し、上記衿刳りに徳利衿を繋ぎ設けてなる肩部保温ジャケット。
- 上記両袖と身ごろの表面と裏面の編み組織の間に中間層として、ポリウレタン糸の編み組織を形成してなる請求項1に記載の肩部保温ジャケット。
- 上記肩部保温ジャケットの後身ごろの裾を背中まで延ばしてなる請求項1または2に記載の肩部保温ジャケット。
- 上記肩部保温ジャケットに匂い袋を収納するポケットを設けてなる請求項1乃至3のいずれかに記載の肩部保温ジャケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003277597A JP2005042246A (ja) | 2003-07-22 | 2003-07-22 | 肩部保温ジャケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003277597A JP2005042246A (ja) | 2003-07-22 | 2003-07-22 | 肩部保温ジャケット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005042246A true JP2005042246A (ja) | 2005-02-17 |
Family
ID=34264278
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003277597A Pending JP2005042246A (ja) | 2003-07-22 | 2003-07-22 | 肩部保温ジャケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005042246A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102011103219A1 (de) * | 2011-06-01 | 2012-12-06 | Oliver-Marcus Hoffmann | Zusatzkragen/ Wetterschutzkragen |
JP2013538949A (ja) * | 2010-10-01 | 2013-10-17 | バノム インコーポレイテッド | 耐切断性衣服 |
GB2529869A (en) * | 2014-09-05 | 2016-03-09 | Claire Brandom | Sniffy's |
-
2003
- 2003-07-22 JP JP2003277597A patent/JP2005042246A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013538949A (ja) * | 2010-10-01 | 2013-10-17 | バノム インコーポレイテッド | 耐切断性衣服 |
DE102011103219A1 (de) * | 2011-06-01 | 2012-12-06 | Oliver-Marcus Hoffmann | Zusatzkragen/ Wetterschutzkragen |
GB2529869A (en) * | 2014-09-05 | 2016-03-09 | Claire Brandom | Sniffy's |
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