JP2005041567A - 荷崩れ防止具、荷崩れ防止具用l字体及びこれらを用いた載置物の荷崩れ防止方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】載置台上に載置された載置物に対する装着や取り外し作業に手間が掛からず一人で行え、装着作業中に積み上げられた載置物の積載状態を乱して崩してしまったり、該載置物を破損させたりしてしまうことの無い荷崩れ防止具とこれを用いた載置物の荷崩れ防止方法を提供する。
【解決手段】載置台に載置された載置物の周囲を帯状体で巻回することによって該載置物の荷崩れを防止してなる荷崩れ防止具であるが、前記帯状体は、少なくとも25cm幅以下の長手形状のベルト体であって、両先端部に載置台に固定する固定具を設けると共に、載置物の端部に接触しながらL字状に載置物を押さえるL字板を前記ベルト体で左右に移動可能に一体化して成ることを特徴とする荷崩れ防止具を用いる。
【選択図】 図1
【解決手段】載置台に載置された載置物の周囲を帯状体で巻回することによって該載置物の荷崩れを防止してなる荷崩れ防止具であるが、前記帯状体は、少なくとも25cm幅以下の長手形状のベルト体であって、両先端部に載置台に固定する固定具を設けると共に、載置物の端部に接触しながらL字状に載置物を押さえるL字板を前記ベルト体で左右に移動可能に一体化して成ることを特徴とする荷崩れ防止具を用いる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、パレットや台車等の載置台上に載積された載置物の荷崩れを防止する荷崩れ防止具、荷崩れ防止具用L字体及びこれを用いた載置物の荷崩れ防止方法に関し、さらに詳しくはベルト体が通過可能な直角状のL字体を載置物の角部に当てて締付けることにより、角部に一定な加圧がかかって荷崩れがしにくい荷崩れ防止具とその荷崩れ防止方法の改良を提案するものである。
パレットや台車等の載置台上に積載された載置物の荷崩れを防止してなる手段として、従来、合成樹脂製の薄圧ストレッチフィルム材を該載置物の周囲に幾重にもグルグル巻回することにより行われている。しかしながら、上記手段では、該薄圧フィルム材の装着や取り外しの際に、載置物の周りを何度も廻らなければならないことから手間が掛かり煩わしく、且つ、時間を要し、さらに、取り外した該薄圧フィルム材は再度利用するものでないことから廃棄処分され、無駄なゴミを発生させてしまうものであった。
そこで、このような該薄圧フィルム材における課題を解決するものとして、載置台等の上に載置された載置物の周囲を巻回するのに充分な長さを有するベルト等の帯状体の各端部に、面ファスナー等の固定手段を取り付けることにより端部相互を連結固定することを基本的な構成とする防止具が特開平7−149364号、特開平7−35330号、特開平11−11481号等に提案されている。
このような荷崩れ防止具は、載置物の周りを一度だけ廻ることで容易に装着や取り外しが行え、その作業に手間が掛からず短時間で成し得ることができるとともに、繰り返し利用することが出来るものであることからゴミにならず、非常に作業性に優れた効率的、且つ、経済的なものであった。
しかしながら、上記の荷崩れ防止具は、装着する際に帯状体の巻回開始側側端部を載置物の間に挟み込んだり、引っかけたり、又は載置物自体に貼着したりすることにより、該巻回開始側端部を固定して該載置物の周囲を巻回するという装着(巻回)作業を一人で行うことを可能とするものであることから、該装着作業中に積み上げられた載置物の載積状態を乱して崩してしまったり、該載置物(容器等)を破損させたりしてしまう恐れを有するものであった。
また、上記荷崩れ防止具は、何段にも積み上げられた載置物の荷崩れを防止するためには、積み上げられた載置物の高さに等しい幅の帯状体を必要とするか、積み上げられた荷物の境目(段)ごとに短縮の帯状体をそれぞれ巻付けなければならないもで、すなわち、荷崩れ防止具で巻回されていない箇所(境目)から載積状態が乱れて荷崩れを生じてしまう恐れがあった。
上記のような問題点を解決するために、本出願人は先に特開2002−2781号「荷崩れ防止具とこれを用いた載置物の荷崩れ防止方法」で、パレットや台車等の載置台上に積載された載置物に対する装着や取り外し作業に手間が掛からず一人で短時間で行え、且つ、繰り返し利用が可能であることは勿論のこと、装着作業中に積み上げられた載置物の載積状態を乱して崩してしまったり、該載置物を破損させたりしてしまうことが無く、さらに、何段も積み上げられた載置物でも効率良く載積状態を維持(すなわち、荷崩れを防止)することが出来るようにした荷崩れ防止具とこれを用いた載置物の荷崩れ防止方法とを提案した。
特開平7−149364号 特開平7−35330号 特開平11−11481号 特開2002−2781号
上記の特開2002−2781号「荷崩れ防止具とこれを用いた載置物の荷崩れ防止方法」で開示する荷崩れ防止具を用いることによって、作業員が一人でも容易に装着作業が出来、平常時においては相当程度の荷崩れ防止が可能となったが、例えば上記防止具を装着した儘で地震による横ぶれ等の異常な荷重がかかると角部の圧力に対しては弱いという課題がその後の研究によって判明した。
したがって、上記のように作業員が一人でも容易に装着作業が出来、相当程度の荷崩れ防止が可能な防止具であり、さらに載積物を載積した状態でも付加に対抗し得る新規な荷崩れ防止具の開発がもとめられていた。
本発明者は係る課題を解決するために鋭意研究したところ、帯状体が通過する幅以上のL字体を載置物の角部に位置するように設置すると、L字体が帯状体に係る横揺れ等の付加を吸収することを見いだし、本発明の荷崩れ防止具とそれを用いた載置物の荷崩れ防止方法とを提案することができた。
すなわち本発明の第一は、載置台に載置された載置物の周囲を帯状体で巻回することによって該載置物の荷崩れを防止してなる荷崩れ防止具において、
前記帯状体は、少なくとも25cm幅以下の長手形状のベルト体であって、両先端部に載置台に固定する固定具を設けると共に、載置物の端部に接触しながらL字状に載置物を押さえるL字板を前記ベルト体で左右に移動可能に一体化して成ることを特徴とする荷崩れ防止具である。
前記帯状体は、少なくとも25cm幅以下の長手形状のベルト体であって、両先端部に載置台に固定する固定具を設けると共に、載置物の端部に接触しながらL字状に載置物を押さえるL字板を前記ベルト体で左右に移動可能に一体化して成ることを特徴とする荷崩れ防止具である。
本発明の第二は、前記ベルト体の幅は、前記L字板に設けた2ヶ所以上のベルト通し穴を通過する幅である少なくとも250cm以下、好ましくは20cm以下であることを特徴とする請求項1記載の荷崩れ防止具である。
本発明の第三は、前記ベルト体は、前記固定具とL字体の中間に長さ調整可能な締付け具を設けていることを特徴とする請求項1〜請求項2記載の荷崩れ防止具である。
本発明の第四は、前記ベルト体は、両先端部に載置台に取付可能なフック体を設けてあることを特徴とする請求項1〜請求項3記載の荷崩れ防止具である。
本発明の第五は、前記ベルト体は、任意の箇所に通し番号、色別色彩、バーコード等の識別標識を設けていることを特徴とする請求項1〜請求項4記載の荷崩れ防止具である。
本発明の第六は、載置台に載置された載置物の周囲を帯状体で巻回することによって該載置物の荷崩れを防止してなる荷崩れ防止具において、
前記帯状体は、少なくとも15cm幅以下の長手形状のベルト体であって、両先端部に載置台に固定する固定具と、中心部で左右のベルト体を固定できる雄・雌フック体で載置物を締付けることを設けると共に、載置物の端部に接触しながらL字状に載置物を押さえるL字板を前記ベルト体で左右に移動可能に一体化して成ることを特徴とする荷崩れ防止具である。
前記帯状体は、少なくとも15cm幅以下の長手形状のベルト体であって、両先端部に載置台に固定する固定具と、中心部で左右のベルト体を固定できる雄・雌フック体で載置物を締付けることを設けると共に、載置物の端部に接触しながらL字状に載置物を押さえるL字板を前記ベルト体で左右に移動可能に一体化して成ることを特徴とする荷崩れ防止具である。
本発明の第七は、載置台に載置された載置物の周囲を帯状体で巻回することによって該載置物の荷崩れを防止してなる荷崩れ防止具において、
前記帯状体は、少なくとも20cm幅以下の長手形状のベルト体であって、両先端部で長さ調整の可能な締付け具からなる締め付け具を設けると共に、載置物の端部に接触しながらL字状に載置物を押さえるL字板を前記ベルト体で左右に移動可能に一体化して成ることを特徴とする簡易型荷崩れ防止具である。
前記帯状体は、少なくとも20cm幅以下の長手形状のベルト体であって、両先端部で長さ調整の可能な締付け具からなる締め付け具を設けると共に、載置物の端部に接触しながらL字状に載置物を押さえるL字板を前記ベルト体で左右に移動可能に一体化して成ることを特徴とする簡易型荷崩れ防止具である。
本発明の第八は、前記L字板は、アルミ板、ステンレス板、金属板、又は樹脂体から製造されてなることを特徴とする請求項4記載の簡易型荷崩れ防止具である。
本発明の第九は、帯状体における長手方向両側端部に載置台に取付可能な固定手段を有する荷崩れ防止具を用い、先ず一方の固定手段であるフック体を載置台の任意の箇所に引っかけるように取付、そのまま載置物を結束するようにその周囲を巻回し、次いでベルト体を通しているL字体が載置物の角に位置するように順次微調整し、更に他端部のフック体を載置台に取付た後に、締付け具にて長さを微調整することによって載置物を載置台に固定することを特徴とする載置物の荷崩れ防止方法である。
本発明の第十は、帯状体における長手方向両側端部に載置台に取付可能な固定手段並びに中心部に締付け具を有する荷崩れ防止具を用い、先ず両端の固定手段であるフック体を載置台の任意の箇所に引っかけるように取付け、そのまま載置物を結束するようにその周囲を巻回し、次いでベルト体を通しているL字体が載置物の角に位置するように順次微調整した後に、締付け具にて長さを微調整することによって載置物を載置台に固定することを特徴とする載置物の荷崩れ防止方法である。
本発明の十一は、帯状体における長手方向両側端部に載置台に取付可能な固定手段を有する荷崩れ防止具を用い、先ず一方の固定手段であるフック体を載置台の任意の箇所に引っかけるように取付け、そのまま載置物を結束するようにその周囲を巻回し、次いでベルト体を通しているL字体が載置物の角部に位置するように順次微調整し、更に他端部のフック体を載置台に取付た後に、締付け具にて長さを微調整することによって載置物を載置台に固定する第1工程と、
帯状体における長手方向両側端部に締付け手段を有する簡易荷崩れ防止具を用い、第1手段で固定したベルト体とは垂直状態になるように載置物の横方向に巻回して一定幅で固定し、次いで該簡易荷崩れ防止具のベルト体を通過させているL字体を各角部に併せながら順次微調整して、両端部に取り付けてある締付け具で長さを調整して載置物の角部を押さえる第2工程とからなることを特徴とする
載置物の荷崩れ防止方法である。
帯状体における長手方向両側端部に締付け手段を有する簡易荷崩れ防止具を用い、第1手段で固定したベルト体とは垂直状態になるように載置物の横方向に巻回して一定幅で固定し、次いで該簡易荷崩れ防止具のベルト体を通過させているL字体を各角部に併せながら順次微調整して、両端部に取り付けてある締付け具で長さを調整して載置物の角部を押さえる第2工程とからなることを特徴とする
載置物の荷崩れ防止方法である。
本発明の第十二は、L字板であって、本体に設けた2ヶ所以上のベルト通し穴を通過する幅である少なくとも15cm以下、好ましくは10cm以下であることを特徴とする荷崩れ防止具用のL字板である。
本願発明は、パレットや台車等の載置台上に積載された載置物に対する装着や取り外し作業に手間が掛からず一人で短時間で行え、且つ、繰り返し利用が可能であることは勿論のこと、荷崩れ防止具の巻回開始時の固定において載置物を一切利用することがないので、装着作業中に積み上げられた載置物の積載状態を乱して崩してしまったり、載置物を破損させてしまったりする恐れの無いものとすることが出来る。
また、本願発明に係る荷崩れ防止具を複数組み合わせることにより、何段にも積み上げられた高さを有する載置物でも効率よく積載状態を維持することが出来るものである。
さらに、本願発明の荷崩れ防止具ではL字体を用いているために、特に地震等の横揺れに対しても角部を押さえているために強度が強いという従来の荷崩れ防止具に無い効果を有するものである。
図1および図2は、本発明の荷崩れ防止具を示す平面図である。図1の荷崩れ防止具は、2個のL字体4、4をスライダーとして使用するために、本体の中央端部にベルト体2が通過可能な開口部を2ヶ所以上設け、その開口部の中を帯状体であるベルト体2が内側から挿入されて一端外側に出て、更に次の開口部では外側から内側に挿入されて、該L字体をベルト体2に装着している。
前記ベルト体2の両先端部には、載置台の任意の箇所に取り付けるための固定具であるU字型のフック体1、1が設けられており、このフック体1を載置台の隙間に引っかけるようになっている。
図1に示す荷崩れ防止具は、ベルト体1が幅50mm、長さ5000mmの細長形状の帯状体で有り、中間部に図4に示すような2個の横幅200mm、縦幅100mmの直角からなるL字体3の開口部を、内側から一旦外側に抜け、また次の開口部から内側に挿入されて、前記ベルト体を装着している。
尚、荷姿によってベルト幅、長さ、中間部の横幅200mm、縦幅100mmサイズは自由に変えることができるようにしている。
この荷崩れ防止具は、先ず一方の固定手段であるフック体を載置台の任意の箇所に引っかけるように取付けた後に、そのまま載置物を結束するようにその周囲を巻回する。次いでベルト体を通しているL字体が載置物の角に位置するように順次微調整し、更に他端部のフック体を載置台に取付た後に、締付け具にて長さを微調整することによって載置物を載置台に固定するものである。
図2に示す荷崩れ防止具は、ベルト体1が幅50mm、全長4400mmの細長形状の帯状体で有り、中間部に2個の横幅250mm、縦幅100mmの直角からなるL字体3の開口部を、内側から一旦外側に抜け、また次の開口部から内側に挿入されて、前記ベルト体を装着するものであるが、ベルト体1が2分割され中心部で長さ80mmの雄・雌フック5で一体化される。
この荷崩れ防止具は、先ず一方の固定手段であるフック体を載置台の任意の箇所に引っかけ、次いで他端のフック体を同様に載置台の任意の箇所に取付けた後に、そのまま載置物を結束するようにその周囲を巻回する。次いでベルト体を通しているL字体が載置物の角に位置するように順次微調整した後に、中央部の雄・雌フック体を嵌合して載置物を載置台に固定するものである。
図5は、更に別な形態の荷崩れ防止具を示しているが、この防止具は、ベルト体が幅50mm、全長4400mmの細長形状の帯状体で有り、中間部に4個の横幅250mm、縦幅100mmの直角からなるL字体の開口部を、内側から一旦外側に抜け、また次の開口部から内側に挿入されて、前記ベルト体を装着するものであるが、ベルト体1の先端部に取り付けたバックルで締付けられるようになっている。
この荷崩れ防止具は、先ず端部を載置台の任意の箇所に挟み込み、順次L字体を載置台の角部に当てながら4隅に位置させ、次いで両端部を併せて締付けるようにして載置物同士を固定するものである。
上記実施例で使用するL字体の素材としては、アルミ板、ステンレス板、金属板の他に樹脂体等から製造されるが、このL字体は上記のようにベルト体を予め通過させたものや、或いは単独で製品化されたものを市販のベルト体を用いても使用できるようになっており、さらにL字体のサイズも大、中、小のものが使用可能である。
なお上記の荷崩れ防止具の任意の箇所に、識別標識として、通し番号、色別色彩、バーコード、ICタグ、ICチップ、ICラベル、RFIDタグ、RFIDチップ、RFIDラベル等を取り付けて目視、或いは検知器具により該当物をチェックできるようにしている。
1・・・フック体
2・・・ベルト体
3・・・締付け具
4・・・L字体
5・・・開口部
6・・・載置台
7・・・載置物
8・・・樹脂製L字体
9・・・樹脂製ベルト体
10・・締付け具
2・・・ベルト体
3・・・締付け具
4・・・L字体
5・・・開口部
6・・・載置台
7・・・載置物
8・・・樹脂製L字体
9・・・樹脂製ベルト体
10・・締付け具
Claims (12)
- 載置台に載置された載置物の周囲を帯状体で巻回することによって該載置物の荷崩れを防止してなる荷崩れ防止具において、
前記帯状体は、少なくとも15cm幅以下の長手形状のベルト体であって、両先端部に載置台に固定する固定具を設けると共に、載置物の端部に接触しながらL字状に載置物を押さえるL字板を前記ベルト体で左右に移動可能に一体化して成ることを特徴とする荷崩れ防止具。 - 前記ベルト体の幅は、前記L字板に設けた2ヶ所以上のベルト通し穴を通過する幅である少なくとも15cm以下、好ましくは10cm以下であることを特徴とする請求項1記載の荷崩れ防止具。
- 前記ベルト体は、前記固定具とL字体の中間に長さ調整可能な締付け具を設けていることを特徴とする請求項1〜請求項2記載の荷崩れ防止具。
- 前記ベルト体は、両先端部に載置台に取付可能なフック体を設けてあることを特徴とする請求項1〜請求項3記載の荷崩れ防止具。
- 前記ベルト体は、任意の箇所に通し番号、色別色彩、バーコード等の識別標識を設けていることを特徴とする請求項1〜請求項4記載の荷崩れ防止具。
- 載置台に載置された載置物の周囲を帯状体で巻回することによって該載置物の荷崩れを防止してなる荷崩れ防止具において、
前記帯状体は、少なくとも15cm幅以下の長手形状のベルト体であって、両先端部に載置台に固定する固定具と、中心部で左右のベルト体を固定できる雄・雌フック体で載置物を締付けることを設けると共に、載置物の端部に接触しながらL字状に載置物を押さえるL字板を前記ベルト体で左右に移動可能に一体化して成ることを特徴とする荷崩れ防止具。 - 載置台に載置された載置物の周囲を帯状体で巻回することによって該載置物の荷崩れを防止してなる荷崩れ防止具において、
前記帯状体は、少なくとも15cm幅以下の長手形状のベルト体であって、両先端部で長さ調整の可能な締付け具からなる締め付け具を設けると共に、載置物の端部に接触しながらL字状に載置物を押さえるL字板を前記ベルト体で左右に移動可能に一体化して成ることを特徴とする簡易型荷崩れ防止具。 - 前記L字板は、アルミ板、ステンレス板、金属板、又は樹脂体から製造されてなることを特徴とする請求項4記載の簡易型荷崩れ防止具。
- 帯状体における長手方向両側端部に載置台に取付可能な固定手段を有する荷崩れ防止具を用い、先ず一方の固定手段であるフック体を載置台の任意の箇所に引っかけるように取付、そのまま載置物を結束するようにその周囲を巻回し、次いでベルト体を通しているL字体が載置物の角に位置するように順次微調整し、更に他端部のフック体を載置台に取付た後に、締付け具にて長さを微調整することによって載置物を載置台に固定することを特徴とする載置物の荷崩れ防止方法。
- 帯状体における長手方向両側端部に載置台に取付可能な固定手段並びに中心部に締付け具を有する荷崩れ防止具を用い、先ず両端の固定手段であるフック体を載置台の任意の箇所に引っかけるように取付け、そのまま載置物を結束するようにその周囲を巻回し、次いでベルト体を通しているL字体が載置物の角に位置するように順次微調整した後に、締付け具にて長さを微調整することによって載置物を載置台に固定することを特徴とする載置物の荷崩れ防止方法。
- 帯状体における長手方向両側端部に載置台に取付可能な固定手段を有する荷崩れ防止具を用い、先ず一方の固定手段であるフック体を載置台の任意の箇所に引っかけるように取付け、そのまま載置物を結束するようにその周囲を巻回し、次いでベルト体を通しているL字体が載置物の角部に位置するように順次微調整し、更に他端部のフック体を載置台に取付た後に、締付け具にて長さを微調整することによって載置物を載置台に固定する第1工程と、
帯状体における長手方向両側端部に締付け手段を有する簡易荷崩れ防止具を用い、第1手段で固定したベルト体とは垂直状態になるように載置物の横方向に巻回して一定幅で固定し、次いで該簡易荷崩れ防止具のベルト体を通過させているL字体を各角部に併せながら順次微調整して、両端部に取り付けてある締付け具で長さを調整して載置物の角部を押さえる第2工程とからなることを特徴とする
載置物の荷崩れ防止方法。 - L字板であって、本体に設けた2ヶ所以上のベルト通し穴を通過する幅である少なくとも15cm以下、好ましくは10cm以下であることを特徴とする荷崩れ防止具用のL字板。
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JP2003300596A JP2005041567A (ja) | 2003-07-22 | 2003-07-22 | 荷崩れ防止具、荷崩れ防止具用l字体及びこれらを用いた載置物の荷崩れ防止方法 |
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Cited By (2)
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JP2007161328A (ja) * | 2005-12-16 | 2007-06-28 | Kunio Nojiri | 荷崩れ防止用ベルト |
JP2010052749A (ja) * | 2008-08-27 | 2010-03-11 | Miyajima:Kk | 合成樹脂製パレット |
-
2003
- 2003-07-22 JP JP2003300596A patent/JP2005041567A/ja active Pending
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JP2010052749A (ja) * | 2008-08-27 | 2010-03-11 | Miyajima:Kk | 合成樹脂製パレット |
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