JP2005041128A - インクジェット記録ヘッド及びインクジェット記録装置 - Google Patents

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直志 小竹
Masaki Kataoka
雅樹 片岡
Hiroyuki Kurita
博之 栗田
Yoichi Watanabe
陽一 渡辺
Kenji Yamazaki
憲二 山崎
Tadakuni Funatsu
格国 船津
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Abstract

【課題】 インク補給部の残留インクによる不具合を生じさせない。
【解決手段】 インクジェット記録ヘッド32は、インク補給部150にインク吸収部材収納部200を形成し、内部にインク吸収部材202を備えることで、垂れ落ちてきた残留インクを吸収することで不具合を防止している。しかし、使用条件によっては、多くの残留インクXが発生し、インク吸収部材202に残留インクを吸収しきれなくなる。従って、インク補給時に回収部材300をインク吸収部材202に接続することで、残留インクを回収部材300に回収している。
【選択図】 図5

Description

本発明は、インクジェット記録ヘッド及びインクジェット記録装置に関する。
インクジェット記録装置には、ノズルからインク滴を吐出する記録ヘッドチップとこの記録ヘッドチップにインクを供給するインクタンクとが一体となったインクジェット記録ヘッドが、交換可能にキャリッジに搭載されている。
そして、このキャリッジを主走査方向に往復させ、また記録紙を副走査方向に搬送させながら、記録ヘッドチップのノズルからインク滴を吐出させることで記録紙に文字や画像を印字する。
印字によってインクジェット記録ヘッドのインクタンクのインクが減少すると、キャリッジによってインクジェット記録ヘッドをインク補給位置に移動した後に、インク補給装置の補給ポートをインクタンクのインク補給部のインク補給口に接続し、メインタンク内のインクをインクタンクに補給する。(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特開2001−138541号公報 特開2002−113878号公報
さて、インクタンクにインクの補給を行うとインク補給部のインク補給口及びインク補給口周辺に残留インクが残る。このためインクの補給を繰り返すと残留インクが溜まっていき、溜まった残留インクが垂れ、下記のような不具合を生じる。
(1)記録ヘッドチップのノズル面に付着するとインク滴の吐出に影響を与え印字品位を低下させる。
(2)コネクタ等の電気接点部分に付着すると電気接続不良が発生する。
(3)インク量を測定する光学センサに付着すると誤動作を起こす。
(4)記録紙に付着し記録紙を汚す。
(5)記録紙の搬送経路に付着すると、記録紙の搬送時に記録紙を汚す。
(6)インクジェット記録ヘッドの交換時に手を汚す。
本発明は、上記問題を解決すべく成されたもので、インク補給部の残留インクによる不具合を生じさせないインクジェット記録ヘッド及びインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載のインクジェット記録ヘッドは、ノズルからインク滴を吐出する記録ヘッドチップと、前記記録ヘッドチップにインクを供給するインクタンクと、前記インクタンクに設けられ該インクタンクにインクを補給するインク補給部と、を備えるインクジェット記録ヘッドにおいて、前記インク補給部に残留した残留インクを吸収するインク吸収部材が、前記インク補給部側に開口が形成された収納部に収納されていることを特徴としている。
請求項1に記載のインクジェット記録ヘッドは、インクタンクのインクが減少すると、インクタンクのインク補給部からインクタンクにインクが補給される。インクタンクへのインクの補給を行うとインク補給部に残留インクが残る。この残留インクは、インクの補給動作を繰り返すとインク補給部に溜まっていき、溜まった残留インクが垂れる。
垂れた残留インクは、インク補給部側に開口が形成された収納部に収納されたインク吸収部材に吸収される。
従って、残留インクがインク補給部に溜まっていき、溜まった残留インクが垂れることで起こる、例えば、以下のような不具合が生じない。(1)記録ヘッドチップのノズル面に付着するとインク滴の吐出に影響を与え印字品位を低下させる。(2)コネクタ等の電気接点部分に付着すると電気接続の不良が発生する。(3)インク量を測定する光学センサに付着すると誤動作を起こす。(4)記録紙に付着し記録紙を汚す。(5)記録紙の搬送経路に付着すると、記録紙の搬送時に記録紙を汚す。
請求項2に記載のインクジェット記録ヘッドは、ノズルからインク滴を吐出する記録ヘッドチップと、前記記録ヘッドチップにインクを供給するインクタンクと、前記インクタンクに設けられ該インクタンクにインクを補給するインク補給部と、を備えるインクジェット記録ヘッドにおいて、前記インクタンクには、前記インク補給部側に張出すリブが設けられていることを特徴としている。
請求項2に記載のインクジェット記録ヘッドによれば、インク補給部に溜まった残留インクが垂れても、リブによって垂れが止まる。従って、請求項1と同様の作用を奏す。
請求項3に記載のインクジェット記録ヘッドは、請求項2に記載の構成において、前記リブは、前記インク補給部の周面を囲んでいることを特徴としている。
請求項3に記載のインクジェット記録ヘッドによれば、インク補給部に溜まった残留インクが垂れても、インク補給部の周面がリブで囲まれているので、インクの垂れが止まる。従って、請求項2と同様の作用を奏す。
請求項4のインクジェット記録装置は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の前記インクジェット記録ヘッドが、キャリッジに交換可能に搭載されていることを特徴としている。
請求項4のインクジェット記録装置によれば、インクジェット記録ヘッドがキャリッジに交換可能に搭載されているので、例えば、インクジェット記録ヘッドが寿命となり印字品位が低下した場合、インクジェット記録ヘッドを容易に交換でき好適である。
また、残留インクは、インク吸収部材に吸収されているので、インクジェット記録ヘッドを交換する際に残留インクで手を汚すことがない。
或いは、残留インクは、リブによって垂れが止められ、更にインクジェット記録ヘッドを交換する際に、リブによって手がインク補給部の残留インクに触れないので、残留インクで手を汚すことがない。
請求項5に記載のインクジェット記録装置は、ノズルからインク滴を吐出する記録ヘッドチップと、前記記録ヘッドチップにインクを供給するインクタンクと、前記インクタンクに設けられ該インクタンクにインクを補給するインク補給部と、前記インク補給部に残留した残留インクを吸収するインク吸収部材と、を備えたインクジェット記録ヘッドを使用するインクジェット記録装置において、前記インク吸収部材に接触し、該インク吸収部材に吸収された残留インクを吸収する回収部材を有することを特徴としている。
請求項5に記載のインクジェット記録装置は、インク補給部に溜まった残留インクが垂れてもインク吸収部材に吸収される。しかし、使用条件によっては、インク吸収部材に残留インクを吸収しきれなくなる。
従って、インク吸収部材に溜まった残留インクを吸収する回収部材によって回収している。
請求項6に記載のインクジェット記録装置は、請求項5に記載の構成において、前記回収部材は、前記インク補給部に接続し、前記インクタンクにインクを補給するインク補給ユニットに取付けられていることを特徴としている。
請求項6に記載のインクジェット記録装置によれば、回収部材はインクタンクにインクを補給するインク補給ユニットに取付けられているので、インクの補給と同時に残留インクを回収できる。
更に、回収部材をインク吸収部材に接触させる機構や場所を別途設ける必要がないので、低コスト、省スペースである。
請求項7に記載のインクジェット記録装置は、請求項5又は請求項6に記載の構成において、前記インクジェット記録ヘッドは、キャリッジに交換可能に搭載されていることを特徴としている。
請求項7に記載のインクジェット記録装置は、インク吸収部材によって残留インクが吸収され、さらに回収部材によって残留インクが回収されているので、インクジェット記録ヘッドの交換の際に残留インクで手を汚すことがない。
請求項8に記載のインクジェット記録装置は、請求項5から請求項7に記載の構成において、前記回収部材による残留インクの回収動作は、インクジェット記録装置の電源ON時に行うことを特徴としている。
請求項8に記載のインクジェット記録装置によれば、回収部材による残留インクの回収動作をインクジェット記録装置の電源ON時に行い、回収部材に残留インクが回収される。
請求項9に記載のインクジェット記録装置は、請求項5から請求項8に記載の構成において、前記回収部材による残留インクの回収動作は、マニュアル操作によって行われることを特徴とする。
請求項9に記載のインクジェット記録装置によれば、前記回収部材による残留インクの回収動作を、オペレータの操作によって任意に行えるので、例えば、インクジェット記録ヘッドの交換前に回収動作を行えば、インクジェット記録ヘッドの交換の際に、確実に手を汚すことがない。
以上、説明したように、本発明に係るインクジェット記録ヘッド及びインクジェット記録装置は、インク補給部の残留インクによって不具合を生じることがない。
以下、本発明に係るインクジェット記録装置の第1実施形態を図面に基づき説明する。
図1に示すようにインクジェット記録装置12は、記録媒体搬送部材16、ガイド部材18、メンテナンスステーション20、インク補給装置46等を備えている。
記録媒体搬送部材16は記録媒体P(例えば用紙等)を副走査方向Sに搬送し、ガイド部材18は、記録媒体Pの搬送経路に対向して、且つ記録媒体Pの搬送方向と垂直な方向に沿って設けられている。
キャリッジ26は、ガイド部材18によって支持され、ガイド部材18にガイドされてM方向に移動する。このキャリッジ26には、記録ヘッドチップ28とこの記録ヘッドチップ28にインクを供給するサブインクタンク30とで構成されているインクジェット記録ヘッド32が複数(本実施形態では4つ)、着脱可能(交換可能)に搭載されている。
また、記録ヘッドチップ28のインク滴を吐出するノズル(図示せず)が形成されたノズル面10Aが下面(記録媒体Pの搬送経路に対向する面)となって突出するように、キャリッジ26に搭載されている。
ガイド部材18の下で且つ記録媒体Pの搬送経路に隣接した位置にはメンテナンスステーション20が配置されており、記録ヘッドチップ28のノズル面10Aに対して接離(本実施形態では上下動)して、キャッピングやインクの吸引等のメンテナンスを行う。
なお、図面において、上述したようにキャリッジ26の移動方向(主走査方向)を矢印Mで、記録媒体Pの移動方向(副走査方向)を矢印Sでそれぞれ示す。また、後述するように、インク補給ユニット48がインク補給位置と待機位置との間を移動する方向(図5参照)もS方向である。
インクジェット記録装置12は、記録媒体搬送部材16で記録媒体Pを搬送し、且つ、インクジェット記録ヘッド32を搭載したキャリッジ26を主走査方向Mに往復動作させながら、画像情報に応じてインク滴を吐出して、記録媒体P上に画像を記録する。
また、各インクジェット記録ヘッド32は、本実施形態では4つ備えているので、各サブインクタンク30毎に異なる色のインク(ブラック(Bk)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C))を貯留し、各記録ヘッドチップ28毎に異なる色のインクを供給することできる。従って、各記録ヘッドチップ28毎に異なる色のインク滴を吐出できるので、記録媒体Pにフルカラー画像を記録することが可能となっている。
また、後述するように、図3に示すメインタンク装置50は各色毎に対応した四つのメインタンク52を有しており、各メインタンク52から各サブインクタンク30にインクを補給する。
図2に示すようにインクジェット記録ヘッド32はノズル面10Aに形成されているノズル(図示せず)からインク滴を吐出する記録ヘッドチップ28と、この記録ヘッドチップ28の上部に設けられ記録ヘッドチップ28にインクを供給するサブインクタンク30とで構成されている。
尚、記録ヘッドチップ28のインク吐出方式は、発熱抵抗素子(図示せず)を埋め込み、その発熱によりインクを沸騰させ、その時発生する気泡の圧力によりインクを吐出させるサーマルインクジェット記録方式である。
サブインクタンク30には、サブインクタンク30内のインク量を検出する光学式のインク量センサ40が取付けられている。また、上部には、サブインクタンク30の内部と外部とで空気を流通させる大気連通孔38Aが形成されている大気連通部38が設けられている。そして、この大気連通孔38Aを通って空気が出入りすることで、サブインクタンク30内の負圧が一定に保たれるようになっている。
更にサブインクタンク30の中央部分には、インク補給部150が備えられている。インク補給部150には気体吸引口34とインク補給口36とが上下に並んで設けられ、気体吸引口34とインク補給口36との間には位置決め穴80が設けられている。また、インク補給口36の下側にインク吸収部材収納部200が設けられている。
図3に示すように、インク吸収部材収納部200は、インク補給部150のインク補給口36側に開口し、内部に後述する残留インクXを吸収するインク吸収部材202が収納されている。また、このインク吸収部材202は開口から露出している。更に露出部の中央部分は凹部202Aが形成されている。
尚、残留インクXを吸収するインク吸収部材202の材質は、インクを吸収しインクによって変質しないものであれば特に限定されないが、フェルト、スポンジ、また材質としてはウレタンが適している。
図1に示すように、インク補給装置46は、4つの各インクジェット記録ヘッド32それぞれに対応して設けられた4つのインク補給ユニット48を備えている。
図3に示すように、インク補給ユニット48は、サブインクタンク30の大気連通孔38Aに対応した位置に、例えばゴム材等の弾性体からなる連通孔キャップ180が上部に取付けられている。また、インク補給部150の気体吸引口34及びインク補給口36に対応した排気ポート74及び補給ポート76が備えられている。また、位置決め穴80に対応した先細形状の位置決めピン78が備えられている。
更に、インク吸収部材202に吸収された残留インクXを吸収する回収部材300が備えられている。また、この回収部材300の先端部は前述したインク吸収部材202の凹部202Aに係合する凸部300Aが形成されている。(図5参照)。
回収部材300も、インク吸収部材202と同様にインクを吸収しインクによって変質しないものであれば特に限定されないが、凸部300Aをインク吸収部材202の凹部202Aに係合させるため、固めの材質例えば、サンファイン(登録商標)が適している。また或いは、係合し易いように内部に芯材を有していても良い。
排気ポート74には排気チューブ128が接続し、この排気チューブ128はポンプユニット131のローラーポンプ130に巻きかけられ図示しない排インクタンクに繋がっている。
図4に示すように、ポンプユニット131は、各インク補給ユニット48から延びる4本の排気チューブ128に対応し、4つのローラーポンプ130を有している。
図3に示すように、それぞれのローラーポンプ130は、ポンプ軸260と一体で回転する回転板270と、この回転板270の外周近傍に配置された1つ又は複数(本実施形態では対角上に2つ)のローラー272とを有している。これに対し排気チューブ128は、部分的に回転板270の周囲を取り巻くように配置されており、ローラー272が排気チューブ128を局所的に押しつぶしている。
従って、回転板270が時計回り方向(矢印K方向)に回転すると、ローラー172が排気チューブ128をしごくようにして移動し、排気チューブ128内の流体(本実施形態では空気)を、排気チューブ128の他端から排インクタンクに排出する。
また、補給ポート76にはインクチューブ124が接続し、このインクチューブ124は、メインタンク装置50の各色に対応したインクがあらかじめ貯留されているメインタンク52の接続部54に接続している。
図4、5に示すように各インク補給ユニット48はそれぞれ個別に図示しない移動装置によって、サブインクタンク30にインクを補給するインク補給位置(図5(B)参照)とインクを補給しない待機位置(図5(A)参照)とに前後(S方向)に移動する。
そして、図5(B)に示すように、インク補給位置では、連通孔キャップ180がサブインクタンク30の大気連通孔38Aに当たり大気連通孔38Aを封止する。また、位置決めピン78が前述したインク補給部150の位置決め穴80に係合し、排気ポート74は気体吸引口34に、補給ポート76はインク補給口36に、それぞれ連結する。
更に、回収部材300とインク吸収部材202とが接続する。そして、この接続によって、後述するインク吸収部材202に吸収された残留インクXが、回収部材300によって吸収され回収される。
そして、インク補給位置で、ローラーポンプ130(図3参照)を駆動すると、サブインクタンク30内の空気が気体吸引口34から吸引されサブインクタンク30内が減圧し、インク補給口36からインクが補給される。
尚、インク補給ユニット48によってサブインクタンク30にインクが補給可能な位置をインクジェット記録ヘッド32のインク補給ポジションとする。
さて、ここでインク補給ユニット48の補給ポート76及びサブインクタンク30のインク補給部150のインク補給口36の構造について下記に詳しく述べていく。
図6に示すように、それぞれのインク補給ユニット48に設けられた補給ポート76は、インク補給用パイプ92が配設されている。インク補給用パイプ92は、全体として略円筒状に形成されたパイプ本体94を有している。パイプ本体94の先端には、サブインクタンク30へ補給するインクを流出させるための連通穴96が形成されている。また、パイプ本体94の先端部近傍は、先端に向かって次第に径が小さくなる先細り形状となっている。
パイプ本体94内には、その長手方向に移動可能に弁体98が収容され、さらに後端側には、Oリング100を介して、ブラケット102が圧入されている。
弁体98は、弾性部材によって構成された環状のパッキン104と、このパッキン104を保持すると共に、パイプ本体94内をスライド可能とされたパッキンホルダー106、及び、パッキンホルダー106とブラケット102との間に配設され、パッキンホルダー106とパッキン104を連通穴96に向かって付勢する圧縮コイルスプリング108とで構成されている。
通常は、圧縮コイルスプリング108によってパッキンホルダー106及びパッキン104が連通穴96に向かって付勢され、パッキン104が連通穴96の周囲に圧着されて連通穴96が閉塞されているが、図6(C)及び(D)に示すように、圧縮コイルスプリング108の付勢力に抗してパッキンホルダー106及びパッキン104がスライドしパッキン104が連通穴96の周囲から離間すると、インクが流通可能となる。
パッキンホルダー106からはバルブ当接部110が突設されている。バルブ当接部110はパッキン104内を貫通し、その先端が連通穴96から外部に露出しており、後述するバルブ突起部122に押されるようになっている。
ブラケット102の後端には、ガスケットカバー112を介して、インクチューブ124の一端が接続されている。前述したようにインクチューブ124の他端は、メインタンク52の接続部54に接続されている(図3参照)。尚、後述するように、補給ポート76がサブインクタンク30のインク補給口36に接続されると、メインタンク52からサブインクタンク30へのインクの流路が形成される。
一方、サブインクタンク30のインク補給部150のインク補給口36内部の開口部44には、その内部にガスケット114が配置され、ガスケットカバー112によって脱落しないように所定位置に保持されている。また、ガスケット114は開口部44の内面に圧着しており、隙間からのインクや空気の流出を阻止している。また、ガスケット114には、内側に向かって環状に突出するリップ部114Bが形成されており、図6(C)及び(D)に示すように、挿入されたパイプ本体94に外側から全周にわたって接触して、これらの間からのインクや空気の流動を阻止している。ガスケットカバー112とガスケット114との間には、環状の押さえリング116が配設されており、パイプ本体94が抜き差しされたときの、この抜き差し方向へのリップ部114Bの変形を一定範囲に制限している。これにより、パイプ本体94を開口部44内で移動(抜き差し)するときに、リップ部114Bが不用意に追従して抜き差しの抵抗となったり、リップ部114Bへのパイプ本体94外周への密着性が低下したりしないようになる。
インク補給口36内には、ガスケット114よりもさらに奥側に、バルブ118が配置されている。バルブ118は、通常は圧縮コイルスプリング120によって付勢され、ガスケット114に形成された環状の突起部114Cに圧着されてインクの流路を閉鎖しているが、図6(C)及び(D)に示すように、圧縮コイルスプリング120の付勢力に抗してスライドし、突起部114Cから離間すると、インクの流路が形成される。なお、本実施形態では、圧縮コイルスプリング120のばね定数は、圧縮コイルスプリング108のばね定数よりも大きく設定されている。
バルブ118からは、パッキンホルダー106のバルブ当接部110に対向するように、バルブ突起部122が突設されている。パイプ本体94をインク補給口36内に挿入すると、図6(B)に示すように、バルブ当接部110の先端とバルブ突起部122の先端とが接触し、互いに押圧しあう。この押圧力で、弁体98及びバルブ118がスライドし、インクの流路が構成される。なお、本実施形態では、圧縮コイルスプリング120のばね定数を、圧縮コイルスプリング108のばね定数よりも大きく設定しており、まず最初にパイプ本体94内でインクの流路が形成され、ついでインク補給口36内でインクの流路が形成されるようにしている。これにより、インク補給ユニット48とサブインクタンク30とが連結される。
また、バルブ当接部110及びバルブ突起部122の位置及び形状は、パイプ本体94がインク補給口36に挿入されて、少なくともパイプ本体94の外周部にリップ部114Bが密着した後に、インクの流路が構成されるように、所定の位置及び形状となっている。
尚、排気ポート74及び気体吸引口42も同様の構成をしている。
次に、第1実施形態のインクジェット記録装置12の作用を説明する。
画像情報に応じて記録ヘッドチップ28からインク滴を吐出しながら、キャリッジ26が主走査方向Mに、記録媒体Pが副走査方向Sに、それぞれ移動することで、記録媒体P上に画像が記録される。インク滴はサブインクタンク30から記録ヘッドチップ28に供給されるインクによって形成されるため、画像記録に伴ってサブインクタンク30内のインクは減少する。そして、サブインクタンク30内のインクが所定量まで減少するとインク量センサ40が検知し、後述する補給方法でメインタンク52からサブインクタンク30にインクを補給する。
また、インクジェット記録ヘッド32を交換する場合、例えば、発熱抵抗体の腐食等で寿命となった場合、例えば、インクジェット記録装置12の図示しない操作パネルに、インクジェット記録ヘッド32を交換する必要があることを表示する。そして、図1に示すようにインクジェット記録ヘッド32を取り外し、新品と交換する。
さて以下に、サブインクタンク30へのインクの補給方法について説明する。
先ず、あるサブインクタンク30内のインクが所定量まで減少したことをインク量センサ40が検出し、その情報を図示しない制御回路に送ると、制御回路は、キャリッジ26をインク補給ポジションへと移動させる。
つぎに、図4及び図5に示すように、制御回路は、所定量までインクが減少したサブインクタンク30に対応したインク補給ユニット48を図示しない移動機構によって待機位置(図5(A))からインク補給位置(図5(B))へと前進させる。
インク補給ユニット48のサブインクタンク30への接近により、位置決めピン78は位置決め穴80への挿入を開始する。位置決めピン78の先端は先細り形状であるので、位置決めピン78が位置決め穴80内へと挿入されるとき、位置決めピン78の中心と位置決め穴80の中心とがずれていても、位置決めピン78は位置決め穴80に入る。そして、更に、インク補給ユニット48を前進させていくと、位置決めピン78は位置決め穴80に係合していく。
ここで、図6(A)に示すように、パイプ本体94内においてパッキン104が連通穴96を封止しており、パイプ本体94内は密閉されている。同様に、インク補給口36内においても、バルブ118がガスケット114の突起部114Cに密着しており、大気との連通が阻止されている。
更に、インク補給ユニット48を前進させていくと、図6(B)、(C)に示すように、パイプ本体94の先端がインク補給口36内の開口部44に入り(パイプ挿入工程の開始)、バルブ当接部110とバルブ突起部122とが接触する。ここで、さらにパイプ本体94が挿入されると、バルブ当接部110とバルブ突起部122とが互いに押圧しあう。パイプ本体94内の圧縮コイルスプリング108は、インク補給口36内の圧縮コイルスプリング120に対してばね定数が小さく設定されているので、まず、圧縮コイルスプリング108が縮みつつ、パイプ本体94のみが前進し(弁体98は静止している)、弁体98が連通穴96を開放する。このとき、パイプ本体94の外周部にリップ部114Bが密着し、これらの間がシールされている。
さらにパイプ本体94がインク補給口36内に挿入されると、図6(C)に示すように、パイプ本体94の先端部がバルブ118に接触するので、圧縮コイルスプリング120がバルブ118を介してパイプ本体94に押されて縮み始める(弁体98とパイプ本体94とは相対的に略一定の位置を保ちつつ、一体的にインク補給口36内に進入する)。これにより、バルブ118がガスケット114の突起部114Cから離間し、これらの間が開放され始める。
そして図6(D)に示すように、パイプ本体94が最も奥まで進入した状態で、インク補給ユニット48はインク補給位置となり、補給ポート76とサブインクタンク30のインク補給口36との接続が完了して連結され、メインタンク52からサブインクタンク30へのインクの流路が形成構成される。
尚、これと同時に、排気ポート74と気体吸引口34との接続も完了する。
また、インク補給ユニット48上部の連通孔キャップ180によって、大気連通孔38Aが封止されている。(図5(B)参照)
次に、この連結された状態でローラーポンプ130(図3参照)を駆動すると、サブインクタンク30内の空気が気体吸引口34からインク補給ユニット48の排気ポート74へと排出される。このとき、サブインクタンク30の大気連通孔38Aは連通孔キャップ180によって封止されているので、大気連通孔38Aからサブインクタンク30に空気(外気)が入ることはない。
このようにサブインクタンク30内の空気が排出されるに伴い、サブインクタンク30内が負圧となり、図6(D)の矢印Fに示すようにメインタンク装置50のメインタンク52内のインクが、補給ポート76からサブインクタンク30内にメインタンク装置50のメインタンク52(図3参照)のインクが補給されていく。
そして、サブインクタンク30に所定量のインクの補給が完了した後、ローラーポンプ130の駆動を止め、図示しない移動機構によってインク補給ユニット48を後退させてサブインクタンク30から離間し、待機位置(図6(A)参照)へと戻る。尚、待機位置へと戻る過程は、上述した連結過程の逆となる。
このようにして、所望のサブインクタンク30へのインクの補給が完了する。
以上の説明から分かるように、本実施形態では、複数のサブインクタンク30のうち、インクの補給が必要とされる特定のサブインクタンク30に対応するインク補給ユニット48を選択的に補給位置へと移動させて、各サブインクタンク30へインクを供給できる。
さて、このようなインク補給動作を行うとインク補給口36及びその周辺部に残留インクXが残る。そして、インクの補給を繰り返すと残留インクXが徐々に溜まっていき、溜まった残留インクX(図2参照)が垂れ、下記のような不具合を生じる。
(1)記録ヘッドチップ28のノズル面10Aに付着するとインク滴の吐出に影響を与え印字品位を低下させる。
(2)コネクタ等の電気接点部分に付着すると電気接続の不良が発生する。
(3)インク量センサ40に付着すると誤動作を起こす。
(4)記録媒体Pに付着し記録紙を汚す。
(5)記録媒体Pの搬送経路に付着すると、記録媒体Pの搬送時に記録媒体Pを汚す。
(6)インクジェット記録ヘッド32の交換時に手を汚す。
従って、図2に示すように本実施形態のインクジェット記録ヘッド32は、インク補給部150のインク補給口36の下側にインク吸収部材収納部200を設け、内部にインク吸収部材202を備えることで、垂れてきた残留インクXを吸収させ、上述した不具合を防止している。
しかし、使用条件によっては、多くの残留インクXが発生し、インク吸収部材202に残留インクXを吸収しきれなくなり、やはり不具合を生じることがある。
従って、本実施形態では、図5に示すように、インク補給時に回収部材300をインク吸収部材202に接続することで、残留インクXを回収部材300に吸収し回収している。
尚、回収部材300に回収された残留インクXは自然に乾燥するので、回収部材300は繰り返し使用できる状態となるが、強制的に早く乾燥させる乾燥手段、例えば加熱手段等を有していても良い。
また、本実施形態ではインク補給動作と同時に、インク吸収部材202に回収部材300を係合させ残留インクXを回収するが、インクジェット記録装置12の電源をONにしたときにインクジェット記録ヘッド32のメンテナンスを行う時にも残留インクXの回収動作を実施してもよい。
また、オペレータが必要に応じて任意に残留インクXの回収を実施できるようにしても良い。例えば、インクジェット記録ヘッド32を交換する直前に残留インクXの除去動作を行うことで、インクジェット記録ヘッド32のインク補給部150の残留インクXが確実に除去され、交換時にオペレータの手を汚すことがない。
次に、本発明に係るインクジェット記録装置の第2実施形態について図面に基づいて説明する。尚、第1実施形態で説明した部材には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図7に示すように、インクジェット記録ヘッド33のインク補給部151は、インク補給部151の周面が高さ約2.0mmのリブ153で囲まれている。
尚、インク補給部151にはインク吸収部材収納部は設けられてはいない。また、図8に示すように、インクジェット記録装置13のインク補給装置47のインク補給ユニット49にはインク回収部材は設けられていない。
次に、第2実施形態のインクジェット記録装置13の作用を説明する。
第1実施形態と同様にサブインクタンク30にインクが補給されると、図7に示すように、インク補給部151に残留インクXが残って垂れるが、リブ153によって垂れが止まる。
従って、第1実施形態と同様に残留インクXによる不具合が防止される。
また、インクジェット記録ヘッド33を交換する際に、リブ153によって、気体吸引口34、インク補給口36及びインク補給部151の正面部151Aに触ることがないので、手が汚れることが防止される。
次に、本発明に係るインクジェット記録装置の第3実施形態について図面に基づいて説明する。尚、第1実施形態及び第2実施形態で説明した部材には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図9に示すように、インクジェット記録ヘッド35のインク補給部155には、第1実施形態と同様にインク吸収部材収納部200が設けられ、更に、第2実施形態と同様にインク補給部155の周面が高さ約2.0mmのリブ157で囲まれている。
このインクジェット記録ヘッド35を使用するインクジェット記録装置は、インク補給装置46のインク補給ユニット48にインク回収部材300が設けられている第1実施形態のインクジェット記録装置12と同じである。
次に、第3実施形態のインクジェット記録装置13の作用を説明する。
インク吸収部材202、回収部材300、リブ157によって、第1実施形態及び第2実施形態と同様の作用を奏す。
更に、本実施形態では、インクジェット記録ヘッド35の交換に際に、リブ157によってインク吸収部材202の露出面も手で触れることがなくなるので、インク吸収部材202に吸収した残留インクXで手を汚すことがない。
尚、第2実施形態及び第3実施形態のインクジェット記録ヘッド33、35の交換作業を実際に本出願人が行い、リブ153、157の効果によって、手が汚れないことを確認している。
尚、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではない。
例えば、第2実施形態及び第3実施形態のインクジェット記録ヘッド33、35のインク補給部151、155の周面が高さ約2.0mmのリブ157で囲まれていたが、この限りではない。リブの高さは任意で良い。
また、リブ153、157もインク補給部151、155の周面を囲むにように設ける必要はない。例えばサブインクタンクのインク補給部側の外周に設けても良い。
また、上記実施の形態では、記録ヘッドチップ28のインク吐出方式は、発熱抵抗素子を利用するサーマルインクジェット記録方式であったが、これに限定されない。
例えば、電気エネルギーを機械エネルギーに変換する圧電素子を利用する方式であっても良いし、静電力や磁力を利用する方式であっても良い。或いは、その他の方式であっても良い。
なお、本発明の記録装置において画像記録の対象となる「記録媒体」には、記録装置がインク滴を吐出する対象物であれば広く含まれる。また、インク滴が記録媒体上に付着されることで得られる記録媒体上のドットのパターンが、本発明の記録装置で得られる「画像」あるいは「記録画像」に広く含まれる。したがって、本発明の記録装置は、記録用紙上への文字や画像の記録に用いられるものに限定されない。また、記録媒体には、記録用紙やOHPシートなどが含まれるのはもちろんであるが、これら以外にも、たとえば、配線パターン等が形成される基板などが含まれる。また、「画像」には、一般的な画像(文字、絵、写真など)のみならず、上記したような配線パターンや3次元物体、有機薄膜などが含まれる。吐出する液体も着色インクに限定されるわけではない。例えば、高分子フィルムやガラス上に着色インクを吐出して行うディスプレイ用のカラーフィルターの作製、溶融状態のハンダを基板上に吐出して行う部品実装用のバンプの形成、有機EL溶液を基板上に吐出させて行うELディスプレイパネルの形成、溶融状態のハンダを基板上に吐出して行う電気実装用のバンプの形成など、様々な工業的用途を対象とした液滴噴射装置一般に対して、本発明の記録装置を適用することが可能である。
本発明の第1実施形態に係るインクジェット記録装置の要部を示す図である。 本発明の第1実施形態に係るインクジェット記録装置のインクジェット記録ヘッドを示す図である。 本発明の第1実施形態に係るインクジェット記録装置のインクジェット記録ヘッドと、インク補給装置のインク補給ユニット及びポンプユニットと、メインタンク装置とを示す図である。 本発明の第1実施形態に係るインクジェット記録装置において、任意のインク補給ユニットが、対応するインクジェット記録ヘッドへと前進した状態を示す図である。 (A)は、本発明の第1実施形態に係るインクジェット記録装置のインク補給ユニットの待機位置を示し、(B)は補給位置を示す図である。 本発明の第1実施形態に係るインクジェット記録装置のインク補給ユニットの補給ポートとインク補給部の補給口とが連結する過程を(A)から(D)へと順番に示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係るインクジェット記録装置のインクジェット記録ヘッドを示す図である。 本発明の第2実施形態に係るインクジェット記録装置の要部を示す図である。 本発明の第3実施形態に係るインクジェット記録装置のインクジェット記録ヘッドを示す図である。
符号の説明
12 インクジェット記録装置
26 キャリッジ
28 記録ヘッドチップ
30 サブインクタンク(インクタンク)
32 インクジェット記録ヘッド
48 インク補給ユニット
34 気体吸引口
36 インク補給口
150 インク補給部
151 インク補給部
153 リブ
155 インク補給部
157 リブ
200 インク吸収部材収納部(収納部)
202 インク吸収部材
300 回収部材
X 残留インク

Claims (9)

  1. ノズルからインク滴を吐出する記録ヘッドチップと、前記記録ヘッドチップにインクを供給するインクタンクと、前記インクタンクに設けられ該インクタンクにインクを補給するインク補給部と、を備えるインクジェット記録ヘッドにおいて、
    前記インク補給部に残留した残留インクを吸収するインク吸収部材が、前記インク補給部側に開口が形成された収納部に収納されていることを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
  2. ノズルからインク滴を吐出する記録ヘッドチップと、前記記録ヘッドチップにインクを供給するインクタンクと、前記インクタンクに設けられ該インクタンクにインクを補給するインク補給部と、を備えるインクジェット記録ヘッドにおいて、
    前記インクタンクには、前記インク補給部側に張出すリブが設けられていることを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
  3. 前記リブは、前記インク補給部の周面を囲んでいることを特徴とする請求項2に記載のインクジェット記録ヘッド。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の前記インクジェット記録ヘッドが、キャリッジに交換可能に搭載されていることを特徴とするインクジェット記録装置。
  5. ノズルからインク滴を吐出する記録ヘッドチップと、前記記録ヘッドチップにインクを供給するインクタンクと、前記インクタンクに設けられ該インクタンクにインクを補給するインク補給部と、前記インク補給部に残留した残留インクを吸収するインク吸収部材と、
    を備えたインクジェット記録ヘッドを使用するインクジェット記録装置において、
    前記インク吸収部材に接触し、該インク吸収部材に吸収された残留インクを吸収する回収部材を有することを特徴とするインクジェット記録装置。
  6. 前記回収部材は、前記インク補給部に接続し、前記インクタンクにインクを補給するインク補給ユニットに取付けられていることを特徴とする請求項5に記載のインクジェット記録装置。
  7. 前記インクジェット記録ヘッドは、キャリッジに交換可能に搭載されていることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載のインクジェット記録装置。
  8. 前記回収部材による残留インクの回収動作は、インクジェット記録装置の電源ON時に行うことを特徴とする請求項5から請求項7のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  9. 前記回収部材による残留インクの回収動作は、マニュアル操作によって行われることを特徴とする請求項5から請求項8のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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