JP2005040357A - 食器収納ラック - Google Patents

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Abstract

【課題】 所定範囲の大きさの食器を互いに接触することなく安定して収納できると共に、簡易な構成でコストダウンが可能な食器収納ラックを提供する。
【解決手段】 底面31を有する箱形ラック3と、所定範囲の大きさの円形状の食器を収納する格子ユニット95を形成している上部格子状部材9と、上部格子状部材9の格子ユニット95に対応する格子ユニット55を形成している下部格子状部材5と、スペーサ7とを備え、取り付け状態において、箱形ラック3の底面31から上部格子状部材9の最上縁までの高さは、最大食器17の外径の略半分であり、下部格子状部材5の最上縁までの高さは、最小食器15の外径の略半分であり、格子ユニット95、55の幅方向の長さは、最大食器17の外径と略同等であることを特徴とする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、食器収納ラックに関し、特に、所定範囲の大きさの円形状の食器を列方向及び幅方向に収納する食器収納ラックに関する。
従来、食器洗浄や運搬用に様々な大きさの食器を保持するため、食器収納スペースを格子状に形成した食器収納ラックが利用されている。典型的な例として、例えば、図8に示されるように、方形状の線状部材100と、この線状部材100の列方向に延在する側辺100aと直交して、幅方向に延在し、列方向に配列された複数のM字状の線状部材103とにより一体に形成され、食器収納スペースが列方向及び幅方向に形成されている食器収納ラックが用いられている。また、このような食器を起立した状態で確実に保持するように工夫された食器収納ラックが提案されている(例えば、特許文献1参照)。さらに、こうした食器収納ラックを上下に積み重ねる構造により、スペースの有効利用を図った食器収納ラックが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平8−112236号公報 特開2003−79563号公報
しかしながら、従来利用されてきた食器収納スペースを格子状に形成した食器収納ラックや、上述の特許文献1、2に開示された食器収納ラックにおいては、様々な食器を収納する必要があるため、食器収納スペースを形成している線状部材が三次元的に複雑な形状とならざるを得ず(図8参照)、また、こうした線状部材を一体の籠として形成しているため、加工が複雑であり、コストダウンが困難であるという問題を生じていた。
また、例えば図8に示されるように、収納スペースを列方向及び幅方向に格子状に配置する場合は、デッドスペースが大きくなると共に、予め収納対象となる食器のサイズを明示していたとしても、作業者の錯覚や錯視により、所定の範囲外の小さい食器が収納される場合が生じ易い。こうした場合に、例えば、食器が収納された食器収納ラックを洗浄器等で洗浄した際には、幅方向に隣接する食器同士が互いに接触し、収納した食器が損傷するといった問題を生じていた。特に、円形状の食器の場合は、運搬時や洗浄時の食器の転がり等により、円形状の食器が移動し易く、これにより、幅方向に隣接する食器同士が互いに接触して、食器がダメージを受け易いという問題が生じていた。
そこで、本発明は上記のような従来技術の問題点に鑑みて、所定範囲の大きさの食器を互いに接触することなく安定して収納できると共に、簡易な構成でコストダウンが可能な食器収納ラックを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の食器収納ラックは、所定範囲の大きさの円形状の食器を列方向及び幅方向に収納する食器収納ラックにおいて、底面を有する箱形ラックと、前記所定範囲の大きさの円形状の食器のそれぞれを収納する格子ユニットを形成している上部格子状部材と、該上部格子状部材の前記格子ユニットに対応する格子ユニットを形成している下部格子状部材と、前記上部格子状部材と前記下部格子状部材とを高さ方向に接続しているスペーサとを備え、取り付け状態において、前記箱形ラックの前記底面から前記上部格子状部材の最上縁までの高さは、前記所定範囲の大きさの円形状の食器の最大外径の略半分であり、前記箱形ラックの底面から前記下部格子状部材の最上縁までの高さは、前記所定範囲の大きさの円形状の食器の最小外径の略半分であり、前記格子ユニットの前記幅方向の長さは、前記所定範囲の大きさの円形状の食器の最大外径と略同等であることを特徴とする。
このように構成した本発明に係る食器収納ラックによれば、底面を有する箱形ラックと、所定範囲の大きさの円形状の食器のそれぞれを収納する格子ユニットを形成している上部格子状部材と、この上部格子状部材の格子ユニットに対応する格子ユニットを形成している下部格子状部材と、上部格子状部材と下部格子状部材とを高さ方向に接続しているスペーサとを備え、取り付け状態において、箱形ラックの底面から上部格子状部材の最上縁までの高さが、所定範囲の大きさの円形状の食器の最大外径の略半分であり、箱形ラックの底面から下部格子状部材の最上縁までの高さが、所定範囲の大きさの円形状の食器の最小外径の略半分であり、格子ユニットの幅方向の長さが、所定範囲の大きさの円形状の食器の最大外径と略同等であるので、取り付け状態において、上部格子状部材、下部格子状部材及びスペーサにより、所定範囲の大きさの円形状の食器に応じた格子ユニットが形成される。これにより、作業者の錯覚等により範囲外の大きさの食器がラックに収納されることがなく、隣接する食器同士の接触による食器の損傷を防止することができる。また、上部格子状部材と下部格子状部材とを別体で形成し、これらをスペーサにより接続しているので、スペーサが仕切り板の役割を果たし、円形状の食器の格子ユニット内での転がり等の移動による隣接する食器との接触を防止することができると共に、上部格子状部材や下部格子状部材といった線状部材の加工が容易になる。これにより、簡易な構成で食器を収納する格子ユニットが形成でき、食器収納ラック全体のコストダウンを実現することができる。
ここで、前記下部格子状部材の前記格子ユニットは、取り付け状態において、下向きに凸形状である凸部を前記幅方向に有し、該凸部の高さが前記所定範囲の大きさの円形状の食器の最小外径の略半分であってもよい。
このように構成した場合は、下部格子状部材の格子ユニットが、取り付け状態において、下向きに凸形状である凸部を幅方向に有し、この凸部の高さが所定範囲の大きさの円形状の食器の最小外径の略半分であるので、下部格子状部材を箱形ラックの底面に載置するだけで、下部格子状部材の所定の取り付け高さが確保でき、これにより、格子ユニットを形成する格子状部材の箱形ラックへの取り付けがより容易になる。
また、前記下部格子状部材の前記凸部は、その頂部に前記列方向に延在している直線状部材を、さらに備えてもよい。
このように構成した場合は、下部格子状部材の凸部は、その頂部に列方向に延在している直線状部材をさらに備えているので、この直線状部材が仕切りの役割を果たし、円形状の食器の格子ユニット内での転がり等の移動による隣接する食器との接触を防止することができ、より簡易に食器収納ラックを構成することができる。
さらに、前記スペーサは、前記高さ方向両端縁に凹形状に形成されている嵌合部を有し、該嵌合部により、前記下部格子状部材及び前記上部格子状部材を着脱自在に接続してもよい。
このように構成した場合は、スペーサが、高さ方向両端縁に凹形状に形成されている嵌合部を有し、この嵌合部により、下部格子状部材及び上部格子状部材を着脱自在に接続しているので、下部格子状部材、上部格子状部材及びスペーサの箱形ラックへの取り付けがより一層容易になる。
本発明の請求項1に記載の食器収納ラックによれば、底面を有する箱形ラックと、所定範囲の大きさの円形状の食器のそれぞれを収納する格子ユニットを形成している上部格子状部材と、この上部格子状部材の格子ユニットに対応する格子ユニットを形成している下部格子状部材と、上部格子状部材と下部格子状部材とを高さ方向に接続しているスペーサとを備え、取り付け状態において、箱形ラックの底面から上部格子状部材の最上縁までの高さが、所定範囲の大きさの円形状の食器の最大外径の略半分であり、箱形ラックの底面から下部格子状部材の最上縁までの高さが、所定範囲の大きさの円形状の食器の最小外径の略半分であり、格子ユニットの幅方向の長さが、所定範囲の大きさの円形状の食器の最大外径と略同等であるので、取り付け状態において、上部格子状部材、下部格子状部材及びスペーサにより、所定範囲の大きさの円形状の食器に応じた格子ユニットが形成される。これにより、作業者の錯覚等により範囲外の大きさの食器がラックに収納されることがなく、隣接する食器同士の接触による食器の損傷を防止することができる。また、上部格子状部材と下部格子状部材とを別体で形成し、これらをスペーサにより接続しているので、スペーサが仕切り板の役割を果たし、円形状の食器の格子ユニット内での転がり等の移動による隣接する食器との接触を防止することができると共に、上部格子状部材や下部格子状部材といった線状部材の加工が容易になる。これにより、簡易な構成で食器を収納する格子ユニットが形成でき、食器収納ラック全体のコストダウンを実現することができる。
また、請求項2に記載の食器収納ラックによれば、前記請求項1において、下部格子状部材の格子ユニットが、取り付け状態において、下向きに凸形状である凸部を幅方向に有し、この凸部の高さが所定範囲の大きさの円形状の食器の最小外径の略半分であるので、下部格子状部材を箱形ラックの底面に載置するだけで、下部格子状部材の所定の取り付け高さが確保でき、これにより、格子ユニットを形成する格子状部材の箱形ラックへの取り付けがより容易になる。
また、請求項3に記載の食器収納ラックによれば、前記請求項1または2において、下部格子状部材の凸部が、その頂部に列方向に延在している直線状部材をさらに備えているので、この直線状部材が仕切りの役割を果たし、円形状の食器の格子ユニット内での転がり等の移動による隣接する食器との接触を防止することができ、より簡易に食器収納ラックを構成することができる。
また、請求項4に記載の食器収納ラックによれば、前記請求項1ないし3のいずれかにおいて、スペーサが、高さ方向両端縁に凹形状に形成されている嵌合部を有し、この嵌合部により、下部格子状部材及び上部格子状部材を着脱自在に接続しているので、下部格子状部材、上部格子状部材及びスペーサの箱形ラックへの取り付けがより一層容易になる。
以下図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
なお、本明細書中、列方向とは、食器をラックに収納した状態において、食器の厚さ方向の配列方向をいうものとし、幅方向とは、食器をラックに収納した状態において、食器の径方向の配列方向をいうものとする。
まず、本発明に係る食器収納ラックの一実施形態の構成について、図1を参照して説明する。図1は本発明に係る食器収納ラックの一実施形態の構成を示す斜視図である。
図1に示されるように、本発明に係る食器収納ラック1は、箱形ラック3の底面31に、下部格子状部材5が載置されており、この下部格子状部材5の上端縁に、高さ方向両端縁に嵌合部を有するスペーサ7が、下端に形成された嵌合部を介して取り付けられており、さらに、このスペーサ7の上端に形成された嵌合部を介して、上部格子状部材9が取り付けられている。ここで、スペーサ7は、図1においては、箱形ラック3内の列方向に延在するように配置されているが、これと直交する幅方向に延在するように配置してもよい。また、底面31を有する箱形ラック3は、係合部33を介して高さ方向に積み重ねることが可能なユニット構造となっており、従来と同様な箱型ラックを用いることができる。
次に、食器収納ラック1を構成している各部材の詳細について、図2〜図4を参照して説明する。ここで、図2は本発明に係る下部格子状部材5を示す斜視図であり、図3は本発明に係るスペーサ7を示す斜視図であり、図4は発明に係る上部格子状部材9を示す斜視図である。
下部格子状部材5は、図2に示されるように、列方向に延在している複数の直線状部材51と、これら複数の直線状部材51を横断するように幅方向に延在している複数の線状部材53とが一体となって、格子状に形成されている。そして、隣接している2本の直線状部材51と、この2本の直線状部材51と直交して互いに隣接している2本の線状部材53とにより、所定の範囲の大きさの食器のそれぞれを収納するスペースである格子ユニット55が形成されている。ここで、隣接している2本の直線状部材51の間隔は、所定範囲の大きさの円形状の食器の内、最大外径を有する食器の外形と略同等に形成されている。また、線状部材53は、それぞれの格子ユニット55の幅方向略中央部分において、下向きに凸形状である矩形凸部57がそれぞれ形成されており、この凸部57の高さが、所定範囲の大きさの円形状の食器の内、最小外径を有する食器の半径と略同等に形成されている。なお、隣接している2本の線状部材53の間隔は、収納する食器の厚さに応じて、適宜選定することができる。
このように、下部格子状部材5の線状部材53のそれぞれは、取り付け状態において、下向きに凸形状である矩形凸部57を幅方向に有し、この凸部57の高さが所定範囲の大きさの円形状の食器の最小外径の略半分であるので、下部格子状部材5を箱形ラック3の底面31に載置するだけで、下部格子状部材5の所定の取り付け高さが確保でき、これにより、格子ユニットを形成する格子状部材5、9の箱形ラック3への取り付けがより容易になる。
次に、スペーサ7は、図3に示されるように、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂で形成された板状体であり、高さ方向の両端縁に長手方向と略直交する方向に凹形状に形成されている下部嵌合部71及び上部嵌合部73を有している。そして、これらの下部嵌合部71及び上部嵌合部73の凹形状のそれぞれは、下部格子状部材5及び上部格子状部材9を構成する線状部材を着脱自在に受け入れるように形成されている。なお、スペーサ7の高さにより、上部格子状部材9の箱型ラック3の底面31からの高さが規定されるが、スペーサ7の高さを高くし過ぎると、作業者が食器を列方向に隣接する収納スペースに亘って、斜めに誤挿入し易くなる。従って、スペーサ7の高さは、後述するように、箱型ラック3の底面31から上部格子状部材9までの距離が、所定範囲の大きさの円形状の食器の最大外径の略半分となるような高さであることが好ましい。ここで、下部嵌合部71及び上部嵌合部73と下部格子状部材5及び上部格子状部材9との接続は、格子状部材のそれぞれを構成する線状部材と、下部嵌合部71及び上部嵌合部73の凹状部とを適当な治具を用いて圧着することにより、互いを固定することができる。
このように、下部格子状部材5と上部格子状部材9とをスペーサ7により接続しているので、スペーサ7が仕切り板の役割を果たし、円形状の食器の格子ユニット内での転がり等の移動による隣接する食器との接触を防止することができる。また、スペーサ7は、高さ方向両端縁に凹形状に形成されている嵌合部71、73を有し、この嵌合部71、73により、下部格子状部材5及び上部格子状部材9を着脱自在に接続しているので、下部格子状部材5、上部格子状部材9及びスペーサ7の箱形ラック3への取り付けがより一層容易になる。さらに、従来のように格子ユニットを形成する線状部材を一体で形成する場合に比し、下部格子状部材5と上部格子状部材9を別体で形成し、これらをスペーサ7により接続しているので、線状部材の加工が容易になる。これにより、簡易な構成で食器を収納する格子ユニットが形成できると共に、食器収納ラック1全体のコストダウンを実現することができる。
次に、上部格子状部材9は、図4に示されるように、列方向に延在している複数の直線状部材91と、これら複数の直線状部材91を横断するように幅方向に延在している複数の直線状部材93とが一体となって、格子状に形成されている。そして、隣接している2本の直線状部材91と、この2本の直線状部材91と直交して互いに隣接している2本の直線状部材93とにより、所定の範囲の大きさの食器のそれぞれを収納するスペースである格子ユニット95が形成されている。ここで、格子ユニット95のそれぞれと、前述した下部格子状部材5の格子ユニット55のそれぞれとは、取り付け状態において互いに対応し、上述した所定の範囲の大きさの食器のそれぞれを収納するユニットを形成している。また、隣接している2本の直線状部材91の間隔は、前述した下部格子状部材5と同様に、所定範囲の大きさの円形状の食器の内、最大外径を有する食器の外形と略同等に形成されている。
なお、上部格子状部材9の格子ユニット95を形成している線状部材91、93は、いずれも直線状の部材を用いて、下部格子状部材5とは異なる形状となっているが、簡単のため下部格子状部材5と同一形状のものを上部格子状部材9として用いてもよい。
このように構成された、本発明に係る食器収納ラック1の取り付け状態における各構成部材の位置関係について、図5を参照して具体的に説明する。図5は取り付け状態における各構成部材の位置関係を模式的に示す図である。
ここで、本発明に係る食器収納ラックが収納対象とする食器の大きさの範囲として、例えば、有効皿直径が、Φ126mm〜Φ147mmである円形状の皿とする。
このような大きさの範囲の皿を収納対象とする場合に、取り付け状態における各構成部材の位置関係は、図5に示されるように、まず、箱型ラック3の底面31から、上部格子状部材9の最上縁までの距離Xは、最大皿17の外径Φ147mmの半分であり、147/2=73.5mmとして規定される。また、箱形ラック3の底面31から下部格子状部材5の最上縁までの距離Yは、最小皿15の外径Φ126mmの半分であり、126/2=63mmとして規定される。さらに、格子ユニット95、55の幅方向の長さWは、最大皿17の外径Φ147mmとして規定される。実際には、裕度をもたせるため、例えば、X=73.5+0.5=74mm、Y=63−1=62mm、W=147+1=148mmのように規定される。
このように、箱型ラック3の底面31から、上部格子状部材9までの距離X、箱形ラック3の底面31から下部格子状部材5までの距離Y、格子ユニット95、55の幅Wが、取り付け状態において実現されている本発明に係る食器収納ラック1においては、例えば、最大外径Φ147よりも大きい外径を有する食器については、格子ユニット95、55の幅方向の長さWにより規制され、格子ユニット95、55内に挿入することができない。従って、作業者の錯覚や錯視により、所定範囲よりも大きい食器が収納されることがない。また、最大皿17が収納された場合には、上部格子状部材9の高さXが、最大皿17の半径とほぼ同等であり、若干これを上回っているので、最大皿17の外周が、上部格子状部材9の上端を越えて、隣接する格子ユニット95内に侵入することがない。これにより、隣接する食器同士の接触による食器へのダメージを防止することができる。また、最小皿15が収納された場合には、下部格子状部材5の高さYが、最小皿15の半径とほぼ同等であり、若干これを下回っているので、最小皿15が格子ユニット55内の幅方向に回転して移動しても、最小皿15の外周が、下部格子状部材5の下端を越えて、隣接する格子ユニット55内に侵入することがない。これにより、隣接する食器同士の接触による食器へのダメージを防止することができる。さらに、所定範囲内の大きさの食器が収納されて、食器が転がり等により格子ユニット55、95及びスペーサ7により形成される空間内を幅方向に移動しても、高さXで規定されている上部格子状部材9及び高さYで規定されている下部格子状部材5を高さ方向に接続しているスペーサ7が仕切り板の役割を果たし、隣接する格子ユニット55、95内への侵入が妨げられる。これにより、同様に、隣接する食器同士の接触による食器へのダメージを防止することができる。
このように、食器収納ラック1は、取り付け状態において、箱形ラック3の底面31から上部格子状部材9の最上縁までの高さXが、最大皿17の外径の略半分であり、箱形ラック3の底面31から下部格子状部材5の最上縁までの高さYが、最小皿15の外径の略半分であり、格子ユニット95、55の幅方向の長さWが、最大皿17の外径と略同等であるので、取り付け状態において、上部格子状部材9、下部格子状部材5及びスペーサ7により、所定範囲の大きさの円形状の食器に応じた格子ユニット95、55が形成される。これにより、作業者の錯覚等により範囲外の大きさの食器がラックに収納されることがなく、隣接する食器同士の接触による食器の損傷を防止することができる。
次に、本発明に係る食器収納ラックの別の実施形態について、図6を参照して説明する。図6は本発明に係る食器収納ラックの別の実施形態1Aにおける各構成部材の位置関係を模式的に示す図である。なお、先の実施形態と同様な部材については、簡単のため同様な符号を付するものとする。
本実施形態における下部格子状部材5Aは、先の実施形態における下部格子状部材5に比し、下向きに凸形状である矩形凸部57がそれぞれ形成されている線状部材53は、さらに、この凸部57の頂部中央において、列方向に延在している中央部直線状部材57Aを有している。また、隣接している格子ユニット55を形成している線状部材53の凸部57は、その頂部の中央部直線状部材57A側の端部に、同様に列方向に延在している端部直線状部材57Bを有している。ここで、食器収納ラック1Aの中央部分に配置される凸部57には、頂部中央に配置される中央部直線状部材57Aが好ましく、食器収納ラック1Aの周辺部分に配置される凸部57には、端部に配置される端部直線状部材57Bが好ましい。例えば、食器収納ラック1Aが3列で構成されている場合は、中央列の凸部57には、中央部直線状部材57Aが配置されるのが好ましく、左右列の凸部57には、端部直線状部材57Bが配置されるのが好ましい。同様に、4列の場合は、中央2列に中央部直線状部材57A、左右列に端部直線状部材57Bが配置されるのが好ましく、1列の場合は、中央部直線状部材57Aが配置されるのが好ましい。
このように中央部直線状部材57Aと端部直線状部材57Bとを、線状部材53の凸部57の頂部に配することで、直線状部材57A、57Bが仕切りの役割を果たし、互いに幅方向に隣接する食器同士の接触を防止することができる。
また、本実施形態におけるスペーサは、先の実施形態におけるスペーサ7をそのまま用いても良いし、図7に示されるように、上述の下部嵌合部71及び上部嵌合部73のみを有する接続部材である簡易スペーサ7Aとしてもよい。
このように構成することにより、より簡易な接続部材としてのスペーサ7Aを提供することができる。なお、このスペーサ7Aは、先の実施形態において用いても良い。
さらに、本実施形態における上部格子状部材は、先の実施形態における上部格子状部材9をそのまま用いても良いし、簡単のため、先の実施形態における下部格子状部材5を上部格子状部材9Aとして用いても良い。
ここで、図6に示されるように、下部格子状部材5を上部格子状部材9Aとして用いた場合には、上部格子状部材9Aの線状部材93Aは、凸部97Aを有することとなるので、これにより、列方向に隣接している格子ユニット間で食器を誤挿入する虞が低減される。なお、線状部材93Aの凸部97Aの高さは、収容する食器の大きさに応じて、適宜変更してもよい。
以上、本発明に係る食器収納ラックについて添付図面を参照して説明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の思想の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、線状部材53の凸部57は、載置した際に安定する矩形状であることが好ましいが、U字状であってもよい。また、収納可能な食器も、所定範囲の大きさであれば、当然に円形状の食器に限られない。
本発明に係る食器収納ラックの構成を示す斜視図である。 本発明に係る下部格子状部材を示す斜視図である。 本発明に係るスペーサを示す斜視図である。 本発明に係る上部格子状部材を示す斜視図である。 本発明に係る食器収納ラックの取り付け状態における各構成部材の位置関係を模式的に示す図である。 本発明に係る食器収納ラックの別の実施形態における各構成部材の位置関係を模式的に示す図である。 本発明に係るスペーサの別の実施形態を示す斜視図である。 従来の食器収納ラックの収納ユニットの例を示す図である。
符号の説明
1 食器収納ラック
3 箱型ラック
5 下部格子状部材
5A 下部格子状部材
7 スペーサ
7A 簡易スペーサ
9 上部格子状部材
9A 上部格子状部材
15 最小皿
17 最大皿
31 底面
33 係合部
51 直線状部材
53 線状部材
55 格子ユニット
57 凸部
57A 中央部直線状部材
57B 端部直線状部材
71 下部嵌合部
73 上部嵌合部
91 直線状部材
93 直線状部材
95 格子ユニット
97A 凸部
100 方形状の線状部材
100a 側辺
103 M字状の線状部材
X 高さ
Y 高さ
W 幅

Claims (4)

  1. 所定範囲の大きさの円形状の食器を列方向及び幅方向に収納する食器収納ラックにおいて、
    底面を有する箱形ラックと、
    前記所定範囲の大きさの円形状の食器のそれぞれを収納する格子ユニットを形成している上部格子状部材と、
    該上部格子状部材の前記格子ユニットに対応する格子ユニットを形成している下部格子状部材と、
    前記上部格子状部材と前記下部格子状部材とを高さ方向に接続しているスペーサと
    を備え、
    取り付け状態において、前記箱形ラックの前記底面から前記上部格子状部材の最上縁までの高さは、前記所定範囲の大きさの円形状の食器の最大外径の略半分であり、前記箱形ラックの底面から前記下部格子状部材の最上縁までの高さは、前記所定範囲の大きさの円形状の食器の最小外径の略半分であり、前記格子ユニットの前記幅方向の長さは、前記所定範囲の大きさの円形状の食器の最大外径と略同等であることを特徴とする食器収納ラック。
  2. 前記下部格子状部材の前記格子ユニットは、取り付け状態において、下向きに凸形状である凸部を前記幅方向に有し、該凸部の高さが前記所定範囲の大きさの円形状の食器の最小外径の略半分であることを特徴とする請求項1に記載の食器収納ラック。
  3. 前記下部格子状部材の前記凸部は、その頂部に前記列方向に延在している直線状部材を、さらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の食器収納ラック。
  4. 前記スペーサは、前記高さ方向両端縁に凹形状に形成されている嵌合部を有し、該嵌合部により、前記下部格子状部材及び前記上部格子状部材を着脱自在に接続していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の食器収納ラック。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102512101A (zh) * 2011-12-16 2012-06-27 吴江市黎里科龙铁艺装饰材料厂 一种厨具架

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