JP2005040343A - 超音波診断装置の起動方法および超音波診断装置 - Google Patents
超音波診断装置の起動方法および超音波診断装置 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】電源を投入すると、BIOSを起動し、OSを起動し、処理種別選択メニューを表示し、「撮像処理」が選択されたら基本機能である撮像を行って超音波画像データを取得するプログラムモジュールを含むすべてのプログラムモジュールをロードして実行し、付加機能である「患者情報処理」等が選択されたらその処理に必要なプログラムモジュールのみをロードして実行する。
【効果】付加機能的処理に応じたプログラムモジュールのみがロードされ実行されるので、電源投入から処理可能になるまでの時間が短縮される。
【選択図】図2
Description
また、従来、基本計測を行うプログラムを実行した後、応用計測を行うプログラムを実行する超音波診断装置が知られている(例えば、特許文献2参照。)。
また、従来、使用環境または疾患情報に応じて、選択可能な機能を表示する超音波診断装置が知られている(例えば、特許文献3参照。)
しかし、必要のないプログラムモジュールをロードし実行する時間が入るため、電源の投入から必要な処理が可能になるまでの時間が徒に長くかかる問題点があった。
そこで、本発明の目的は、付加機能である処理を行いたいだけの場合には電源の投入から処理可能になるまでの時間を短縮することが出来るを提供することにある。
上記第1の観点による超音波診断装置の起動方法では、第1の処理種別を選択した場合、撮像を行って超音波画像データを取得する第1のプログラムモジュールを含む複数のプログラムモジュールがロードされ、多様な機能が実行可能になる。一方、第2の処理種別を選択すると、撮像を行って超音波画像データを取得するプログラムモジュールを含まないプログラムモジュールだけがロードされ実行されるため、電源の投入から処理可能になるまでの時間を短縮できる。
上記第2の観点による超音波診断装置の起動方法では、第1の処理種別を選択した場合、第1〜第5のプログラムモジュールがすべてロードされるので、多様な機能を実施できる。一方、第2〜第5のいずれかの処理種別を選択することにより、第2〜第5のプログラムモジュールのいずれかのみがロードされ実行されるので、電源の投入から処理可能になるまでの時間を短縮できる。
上記第3の観点による超音波診断装置の起動方法では、第1の処理種別を選択した場合、第1〜第4のプログラムモジュールがすべてロードされるので、多様な機能を実施できる。一方、第2〜第4のいずれかの処理種別を選択すると、第2〜第4のプログラムモジュールのいずれかのみがロードされ実行されるので、電源の投入から処理可能になるまでの時間を短縮できる。
上記第4の観点による超音波診断装置の起動方法では、例えばメニュー画面に表示される処理種別の選択肢と対応するプログラムモジュールとを操作者が所望にカスタマイズできるので、操作性をより向上させることが出来る。
上記第5の観点による超音波診断装置では、上記第1の観点による超音波診断装置の起動方法を好適に実施できる。
上記第6の観点による超音波診断装置では、上記第2の観点による超音波診断装置の起動方法を好適に実施できる。
上記第7の観点による超音波診断装置では、上記第3の観点による超音波診断装置の起動方法を好適に実施できる。
上記第8の観点による超音波診断装置では、上記第4の観点による超音波診断装置の起動方法を好適に実施できる。
この超音波診断装置1は、超音波診断装置本体2と、超音波探触子10とを具備している。
超音波診断装置本体2は、コンピュータシステムであり、超音波画像などを表示する表示部3と、操作者が指示を入力するための操作部4とを備えている。
ステップS1では、操作者は、超音波診断装置1の電源を投入する。
ステップS2では、超音波診断装置本体2のBIOS(Basic Input Output System)を起動し、次いでOS(operating system)を起動する。OSは、例えば米国マイクロソフトコーポレーション製のウィンドウズ(登録商標)や米国アップルコンピューターインコーポレイテッド製のMacOS(登録商標)などである。
ステップS5では、操作者は、操作部4のポインティングデバイスを操作し、ラジオボタンB1,B2,B3,B4,B5,B6の所望のボタンを選択する。なお、ラジオボタンB1,B5,B6は、排他的に1つのみを選択できる。ラジオボタンB2,B3,B4は、複数選択できる。次いで操作者が「Select」ボタンB7をクリックすると、ステップS6へ進む。
もし、「Scan」のラジオボタンB1をクリックし、次いで「Select」ボタンB7をクリックすると、「撮像処理」が記憶される。
もし、「Worksheet/Image」のラジオボタンB2をクリックし、次いで「Select」ボタンB7をクリックすると、「患者情報処理」が記憶される。
もし、「Image/Dicom」のラジオボタンB3をクリックし、次いで「Select」ボタンB7をクリックすると、「画像DB処理」が記憶される。
もし、「Image/Mesurement」のラジオボタンB4をクリックし、次いで「Select」ボタンB7をクリックすると、「計測処理」が記憶される。
もし、「Select Menu Customize」のラジオボタンB5をクリックし、次いで「Select」ボタンB7をクリックすると、「カスタマイズ処理」が記憶される。
もし、「Application Development」のラジオボタンB6をクリックし、次いで「Select」ボタンB7をクリックすると、「開発処理」が記憶される。
2 超音波診断装置本体
3 表示部
4 操作部
10 超音波探触子
Claims (8)
- 超音波診断装置の電源を投入すると、BIOSを起動し、次いでOSを起動し、次いで複数の処理種別のいずれかを操作者が選択するための処理種別選択プログラムを起動し、第1の処理種別が選択されたら撮像を行って超音波画像データを取得する第1のプログラムモジュールを含む複数の機能に対応する複数のプログラムモジュールをロードして実行し、第2の処理種別が選択されたら前記第1のプログラムモジュールを含まず第1の処理種別が選択されたときより少ない数のプログラムモジュールをロードして実行することを特徴とする超音波診断装置の起動方法。
- 超音波診断装置の電源を投入すると、BIOSを起動し、次いでOSを起動し、次いで第1から第5の処理種別のいずれかを操作者が選択するための処理種別選択プログラムを起動し、第1の処理種別が選択されたら撮像を行って超音波画像データを取得する第1のプログラムモジュールと患者情報データを操作するための第2のプログラムモジュールと蓄積していた超音波画像データを読み出して表示するための第3のプログラムモジュールと蓄積していた超音波画像を取得して計測処理を行うための第4のプログラムモジュールと超音波画像情報処理に係るアプリケーションプログラムの開発環境を構築する第5のプログラムモジュールとをロードして実行し、第2の処理種別が選択されたら第2のプログラムモジュールをロードして実行し、第3の処理種別が選択されたら第3のプログラムモジュールをロードして実行し、第4の処理種別が選択されたら第4のプログラムモジュールをロードして実行し、第5の処理種別が選択されたら第5のプログラムモジュールをロードして実行することを特徴とする超音波診断装置の起動方法。
- 超音波診断装置の電源を投入すると、BIOSを起動し、次いでOSを起動し、次いで第1から第4の処理種別のいずれかを操作者が選択するための処理種別選択プログラムを起動し、第1の処理種別が選択されたら撮像を行って超音波画像データを取得する第1のプログラムモジュールと患者情報データを操作するための第2のプログラムモジュールと蓄積していた超音波画像データを読み出して表示するための第3のプログラムモジュールと蓄積していた超音波画像を取得して計測処理を行うための第4のプログラムモジュールとをロードして実行し、第2の処理種別が選択されたら第2のプログラムモジュールをロードして実行し、第3の処理種別が選択されたら第3のプログラムモジュールをロードして実行し、第4の処理種別が選択されたら第4のプログラムモジュールをロードして実行することを特徴とする超音波診断装置の起動方法。
- 請求項1から請求項3のいずれかに記載の超音波診断装置の起動方法において、処理種別の選択肢と各選択肢が選択されたときにロードし実行するプログラムモジュールの対応を操作者が設定可能であることを特徴とする超音波診断装置の起動方法。
- 電源の投入によりBIOSを起動するBIOS起動手段と、BIOSの起動後にOSを起動するOS起動手段と、OSの起動後に複数の処理種別のいずれかを操作者が選択するための処理種別選択プログラムを起動する処理種別選択プログラム起動手段と、第1の処理種別が選択されたら撮像を行って超音波画像データを取得する第1のプログラムモジュールを含む複数の機能に対応する複数のプログラムモジュールをロードして実行し、第2の処理種別が選択されたら前記第1のプログラムモジュールを含まず第1の処理種別が選択されたときより少ない数のプログラムモジュールをロードして実行するアプリケーションプログラム実行手段を具備したことを特徴とする超音波診断装置。
- 電源の投入によりBIOSを起動するBIOS起動手段と、BIOSの起動後にOSを起動するOS起動手段と、OSの起動後に第1から第5の処理種別のいずれかを操作者が選択するための処理種別選択プログラムを起動する処理種別選択プログラム起動手段と、第1の処理種別が選択されたら撮像を行って超音波画像データを取得する第1のプログラムモジュールと患者情報データを操作するための第2のプログラムモジュールと蓄積していた超音波画像データを読み出して表示するための第3のプログラムモジュールと蓄積していた超音波画像を取得して計測処理を行うための第4のプログラムモジュールと超音波画像情報処理に係るアプリケーションプログラムの開発環境を構築する第5のプログラムモジュールとをロードして実行し、第2の処理種別が選択されたら第2のプログラムモジュールをロードして実行し、第3の処理種別が選択されたら第3のプログラムモジュールをロードして実行し、第4の処理種別が選択されたら第4のプログラムモジュールをロードして実行し、第5の処理種別が選択されたら第5のプログラムモジュールをロードして実行するアプリケーションプログラム実行手段を具備したことを特徴とする超音波診断装置。
- 電源の投入によりBIOSを起動するBIOS起動手段と、BIOSの起動後にOSを起動するOS起動手段と、OSの起動後に第1から第4の処理種別のいずれかを操作者が選択するための処理種別選択プログラムを起動する処理種別選択プログラム起動手段と、第1の処理種別が選択されたら撮像を行って超音波画像データを取得する第1のプログラムモジュールと患者情報データを操作するための第2のプログラムモジュールと蓄積していた超音波画像データを読み出して表示するための第3のプログラムモジュールと蓄積していた超音波画像を取得して計測処理を行うための第4のプログラムモジュールとをロードして実行し、第2の処理種別が選択されたら第2のプログラムモジュールをロードして実行し、第3の処理種別が選択されたら第3のプログラムモジュールをロードして実行し、第4の処理種別が選択されたら第4のプログラムモジュールをロードして実行するアプリケーションプログラム実行手段を具備したことを特徴とする超音波診断装置。
- 請求項5から請求項7のいずれかに記載の超音波診断装置において、処理種別の選択肢と各選択肢が選択されたときにロードし実行するプログラムモジュールの対応を操作者が設定するためのカスタマイズ手段を具備したことを特徴とする超音波診断装置。
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