JP2005040266A - トイレ用ブラシ - Google Patents

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JP2005040266A JP2003201932A JP2003201932A JP2005040266A JP 2005040266 A JP2005040266 A JP 2005040266A JP 2003201932 A JP2003201932 A JP 2003201932A JP 2003201932 A JP2003201932 A JP 2003201932A JP 2005040266 A JP2005040266 A JP 2005040266A
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Shigeki Nakada
茂樹 中田
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Azuma Industrial Co Ltd
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Azuma Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】硬質繊維と軟質繊維とを効果的に組み合わせて使用することにより、汚れ落とし機能と水や汚れの飛散防止機能とを兼ね備えた衛生的で効率的設計構造のトイレ用ブラシを得る。
【解決手段】柄1の先端に取り付けられたブラシ基台2の下面の植毛面4を、該ブラシ基台2の先端から後方に向けて延びる第1植毛領域6と、この第1植毛領域6の後部側の外周を取り囲むように位置する第2植毛領域7とに区画し、上記第1植毛領域6に、便器を擦り洗いするのに必要な剛弾性を備えた硬質繊維8を植設すると共に、上記第2植毛領域7に、擦り洗い時の水跳ねを防止するための柔軟性を有する軟質繊維9を植設する。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トイレ用ブラシに関するものであり、更に詳しくは、便器を清掃するためのブラシに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
トイレの便器を清掃するのに使用されるこの種のブラシは、一般に、柄の先端に取り付けられたブラシ基台の下面に多数の繊維を植設した構成を有していて、この繊維で便器を擦り洗いするようになっている。従って上記繊維は、便器を擦り洗いするのに必要な剛弾性を備えた硬質の繊維であって、この硬質繊維で汚れを擦り落とすものである。
【0003】
ところが、このような弾性のある硬質繊維で例えば便器の縁の部分などを擦ると、汚れは落ち易いものの、湾曲した繊維が復元するときの跳ね返り力で水や汚れが周囲に飛び散り、非常に不衛生である。特に、ブラシの後部側に位置する繊維によって水や汚れが後方や斜め後方に向けて飛散し、壁や床あるいは作業者等に付着し易い。柔軟性に富んだ軟質繊維を使用すれば、水や汚れの飛散は抑えることができるが、繊維の腰が弱いために汚れが落ちにくくなってしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、硬質繊維と軟質繊維とを効果的に組み合わせて使用することにより、汚れ落とし機能と水や汚れの飛散防止機能とを兼ね備えた衛生的で効率的設計構造のトイレ用ブラシを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明によれば、柄の先端に取り付けられたブラシ基台の下面の植毛面を、該ブラシ基台の先端から後方に向けて延びる第1植毛領域と、この第1植毛領域の後部側の外周を取り囲むように位置する第2植毛領域とに区画し、上記第1植毛領域に、便器を擦り洗いするのに必要な剛弾性を備えた硬質繊維を植設すると共に、上記第2植毛領域に、擦り洗い時の水跳ねを防止するための柔軟性を有する軟質繊維を植設したことを特徴とするトイレ用ブラシが提供される。
【0006】
上記構成を有する本発明のブラシは、従来のブラシと同様にして便器を擦り洗いするが、このとき、便器の汚れを落とす役目は、主として第1植毛領域に植設した硬質繊維が果たし、第2植毛領域に植設した軟質繊維は、主として、上記硬質繊維の跳ね返りを抑制して水や汚れが周囲に飛散するのを防止する役目を果たす。この場合特に、上記軟質繊維を、硬質繊維を植設した第1植毛領域の後部側の外周を取り囲むように植設しているため、該硬質繊維が後方や斜め後方に向けて跳ね返るのが確実に抑制され、その跳ね返りによって水や汚れが作業者に向けて飛散することがなくなる。また、上記軟質繊維自体は腰が弱いため、跳ね返りによる水はねは殆ど生じない。
【0007】
かくして本発明によれば、硬質繊維と軟質繊維とを効果的に組み合わせて使用することにより、汚れ落とし機能と水や汚れの飛散防止機能とを兼ね備えた衛生的で効率的設計構造のトイレ用ブラシを得ることができる。
【0008】
本発明において好ましくは、上記軟質繊維が波付けされていることである。
本発明の具体的な構成態様によれば、上記ブラシ基台の植毛面が、略半円形をした先端領域と、この先端領域に滑らかに連なって後方に向けて延びる中間領域と、この中間領域に連なる後端領域とを有していて、上記第2植毛領域が、上記中間領域の両側端から上記後端領域にかけて略U字形に形成されると共に、上記第1植毛領域が、上記先端領域に対応する略半円状の第1部分と、該第1部分から後方に延びて上記第2植毛領域の内側に入り込む細幅の第2部分とからなっている。
【0009】
また、上記植毛面の後端領域には、該後端領域の両側端部からブラシ基台の後方に向けて延出する左右一対の延出領域が形成され、これらの延出領域に軟質繊維が植設されていても良い。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るトイレ用ブラシの好ましい実施形態について説明する。図1〜図4は本発明の第1実施例を示すもので、この第1実施例のブラシは、柄1と、この柄1の先端に固定されたプレート状のブラシ基台2とを備えている。
上記柄1は、ブラシ基台2の上面に斜めに取り付けられていて、該ブラシ基台2の後方側(手前側)に向けて延びている。また、この柄1の断面は略矩形状をしていて、該柄1の中間部の両側面には、図示しないブラシ収納ケースの係止部に吊り掛け状態で収納するためのフック1aが形成されている。
【0011】
上記ブラシ基台2は、図2及び図4から分かるように、前後方向に細長いプレートの先端部2aを弧状に形成すると共に、後端部2bを直線状か弧状に形成したような平面形状を有している。また、このブラシ基台2は、完全に平坦ではなく、先端部2a側と後端部2b側とが上方に僅かに反った形に湾曲している。しかし、完全に平坦かあるいは平坦に近い形であっても良い。なお、このブラシ基台2は、上記弧状の先端部2aと後端部2bとを除く中間部2cの横幅が、一定幅であっても良いが、楕円の中間部分のように滑らかに膨らんだ形をしていても良い。
【0012】
上記ブラシ基台2の下面には、繊維を植設するための植毛面4が設けられている。この植毛面4は、略半円形をした先端領域4aと、この先端領域4aに滑らかに連なって後方に向けて延びる中間領域4bと、この中間領域4bに連なる後端領域4cとからなっていて、この植毛面4が、ブラシ基台2の先端から後方に向けて延びる第1植毛領域6と、この第1植毛領域6の後部側の外周を取り囲むように位置する第2植毛領域7とに区画されている。
【0013】
上記第2植毛領域7は、図4にドットを付して示したように、上記中間領域4bの左右両側端に沿って後方に延びる第1部分7aと、上記後端領域4cで植毛面4を横断する方向に延びる第2部分7bと有していて、全体として略U字形に形成されている。一方の上記第1植毛領域6は、上記植毛面4の先端領域4aに対応する略半円状の第1部分6aと、該第1部分6aから後方に延びて上記第2植毛領域7の内側に入り込む細幅の第2部分6bとからなっている。そして、この第1植毛領域6に、便器を擦り洗いするのに必要な剛弾性を備えた硬質繊維8が植設されると共に、上記第2植毛領域7に、擦り洗い時の水跳ねを防止するための柔軟性を有する軟質繊維9が植設されている。
【0014】
上記各繊維8,9は、複数本ずつが束にされ、植毛面4に所要のパターンで穿設した複数の孔10内にその基端部を挿入して固定することにより、これらの各孔10内に植設されている。これらの硬質繊維8と軟質繊維9の毛先は揃えられていて、それらの毛先によって1つの毛先面11が形成されている。この毛先面11は、平面であっても曲面であっても良く、また、波形の凹凸が付された面であっても良い。図3は、上記毛先面11を正面から見たもので、濃いドットの部分が硬質繊維8の毛先を表しており、薄いドットの部分が軟質繊維9の毛先を表している。
【0015】
上記硬質繊維8及び軟質繊維9は、それぞれ合成樹脂製のものであって、このうち軟質繊維9は、波付けされるか、あるいは硬質繊維8よりも細径化することで、必要な柔軟性を保持させられている。しかし、この軟質繊維9は、細径化したうで更に波付けしても良い。
【0016】
なお、図4上では、上記第1植毛領域6と第2植毛領域7とが線で区画されているが、実際にこのような境界線が植毛面4上に引かれているわけではない。上記先端領域4aと中間領域4b及び後端領域4cの境界、及び図3における硬質繊維8と軟質繊維9との毛先の境界についても同様である。
【0017】
上記構成を有する第1実施例のブラシは、従来のブラシと同様にして便器を擦り洗いする。このとき、便器の汚れを落とす役目は、主として第1植毛領域6に植設した硬質繊維8が果たし、第2植毛領域7に植設した軟質繊維9は、主として、上記硬質繊維8の跳ね返りを抑制して水や汚れが周囲に飛散するのを防止する役目を果たす。この場合、上記軟質繊維9を、硬質繊維8を植設した第1植毛領域6の後部側の外周を取り囲むように植設しているため、撓んだ硬質繊維8が後方や斜め後方に向けて跳ね返るのが確実に抑制され、その跳ね返りによって水や汚れが作業者に向けて飛散することがなくなる。また、上記軟質繊維9自体は腰が弱いため、跳ね返りによる水はねは殆ど生じることがなく、仮に水跳ねが生じたしても、便器の外部に飛散するほどの勢いはない。
【0018】
なお、上記軟質繊維9で囲まれた第2部分6bでは、硬質繊維8の弾性変形が規制されるため、この部分での硬質繊維8による汚れ落とし機能は若干低下するが、ブラシの先端側の軟質繊維9で囲まれていない第1部分6aでは、硬質繊維8が自由に撓むことができるため、その弾性力によって汚れ落とし機能が十分発揮されることになる。そして、この第1部分6aの硬質繊維8が清掃時に前方に向けて跳ね返り、水や汚れが前方に向けて多少飛散しても、便器の中に向けて飛散するだけで、外部に飛散することはない。
【0019】
図5及び図6は、第2実施例のブラシにおけるブラシ基台2の形状と繊維の植設パターンとを示すものである。この第2実施例が上記第1実施例と相違する点は、ブラシ基台2が、その後端部に、該ブラシ基台2の後方に向けて延出する左右一対の延出部分2d,2dを有する点である。即ち、上記ブラシ基台2の後端部中央位置に溝形の切り欠き2eが形成されていて、この切り欠き2eの両側に上記延出部分2d,2dが形成されている。従って、該ブラシ基台2の下面の植毛面4にも、その後端領域4cの両側端部からブラシ基台2の後方に向けて延出する延出領域4d,4dが形成されており、これらの延出領域4d,4dに軟質繊維9が植設されている。従ってこの延出領域4d,4dは、上記第2植毛領域7の一部を構成するものである。
この第2実施例の上記以外の構成及び作用は実質的に第1実施例と同じであるから、重複を避ける意味でその説明は省略する。
【0020】
【発明の効果】
このようにして本発明によれば、硬質繊維と軟質繊維とを効果的に組み合わせて使用することにより、汚れ落とし機能と水や汚れの飛散防止機能とを兼ね備えた衛生的で効率的設計構造のトイレ用ブラシを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るトイレ用ブラシの第1実施例を示す正面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】第1実施例におけるブラシ基台の下面図である。
【図4】第1実施例におけるブラシ基台の、繊維を省略した状態の下面図である。
【図5】本発明の第2実施例におけるブラシ基台の下面図である。
【図6】本発明の第2実施例におけるブラシ基台の、繊維を省略した状態の下面図である。
【符号の説明】
1 柄
2 ブラシ基台
4 植毛面
4a 先端領域
4b 中間領域
4c 後端領域
4d 延出領域
6 第1植毛領域
7 第2植毛領域
8 硬質繊維
9 軟質繊維

Claims (4)

  1. 柄の先端に取り付けられたブラシ基台の下面の植毛面を、該ブラシ基台の先端から後方に向けて延びる第1植毛領域と、この第1植毛領域の後部側の外周を取り囲むように位置する第2植毛領域とに区画し、上記第1植毛領域に、便器を擦り洗いするのに必要な剛弾性を備えた硬質繊維を植設すると共に、上記第2植毛領域に、擦り洗い時の水跳ねを防止するための柔軟性を有する軟質繊維を植設したことを特徴とするトイレ用ブラシ。
  2. 上記軟質繊維が波付けされていることを特徴する請求項1に記載のトイレ用ブラシ。
  3. 上記ブラシ基台の植毛面が、略半円形をした先端領域と、該先端領域に滑らかに連なって後方に向けて延びる中間領域と、この中間領域に連なる後端領域とを有していて、上記第2植毛領域が、上記中間領域の両側端から上記後端領域にかけて略U字形に形成されると共に、上記第1植毛領域が、上記先端領域に対応する略半円状の第1部分と、該第1部分から後方に延びて上記第2植毛領域の内側に入り込む細幅の第2部分とからなることを特徴する請求項1又は2に記載のトイレ用ブラシ。
  4. 上記植毛面の後端領域に、該後端領域の両側端部からブラシ基台の後方に向けて延出する左右一対の延出領域が形成され、これらの延出領域に軟質繊維が植設されていることを特徴とする請求項3に記載のトイレ用ブラシ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011083405A (ja) * 2009-10-15 2011-04-28 Teramoto Corp 清掃具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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