JP2001008856A - トイレ用清掃具 - Google Patents
トイレ用清掃具Info
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Abstract
除去することができ、しかも、耐久性に勝れたトイレ用
の清掃具を得る。 【解決手段】 握持用の柄1の先端に形成された取付台
2に着脱自在に装着された摺擦部材3を、柔軟で弾性を
有する素材により形成されていて、上記取付台2に取付
けるための基体部4と、該基体部4上に縦横方向に間隔
をおいて立設された複数の薄板状のへら部片5とを備え
た構成とする。
Description
するものであり、さらに詳しくは、トイレの便器に付着
した汚れを除去するのに適した清掃具に関するものであ
る。
の先端にブラシを備えた清掃具を使用するのが一般的で
ある。この種の清掃具は、ブラシの繊維が便器の種々の
曲面に対応して清掃対象に接触し、清掃対象の汚れを除
去することができるが、ブラシの繊維自体は細くて耐久
性がそれほど高くないため、擦り洗いを続けるにしたが
ってそれらの繊維は、次第に恒久的に変形したり、切れ
たりしてしまうことが多く、これにより、ブラシの先が
ばらばらに広がって使いにくくなったり、清掃能力が低
下したりするなどの問題が生じていた。特に、こびりつ
いた汚れを除去する場合には、力を入れて何度も擦るた
め繊維の変形が早く、ブラシが劣化し易かった。
は、便器等にこびりついた汚れを簡単且つ確実に除去す
ることができ、しかも、耐久性に勝れた清掃具を提供す
ることにある。
め、本発明のトイレ用清掃具は、握持用の柄と、該柄の
先端に形成された摺擦部材用取付台と、該取付台に着脱
自在に装着された摺擦部材とを備え、上記摺擦部材が、
柔軟で弾性を有する素材により形成されていて、上記取
付台に取付けるための基体部と、該基体部上に縦横方向
に間隔をおいて立設された複数の薄板状のへら部片とを
有することを特徴とするものである。
握持用の柄を握り、柄の先端の摺擦部材を便器等の清掃
対象にあてがって擦り洗いを行なう。このとき、摺擦部
材の基体部上に縦横方向に間隔をおいて立設された、複
数の薄板状のへら部片によって汚れが掻取られる。上記
へら部片は、柔軟で弾性を有した素材により薄板状に形
成されているため、個々のへら部片が便器の種々の曲面
に応じて適度に変形しながら接触し、その表面を確実に
擦り洗いをすることができる。また、へら部片は従来の
清掃具のブラシの細い繊維に比べて耐久性に勝れ、繰り
返して擦り洗いを続けたり、力を入れて擦ったりして
も、恒久的な変形が生じたり、切れたりすることがほと
んどないため、清掃能力の低下が防がれる。また、上記
へら部片により、汚れと共に清掃対象に付着した水滴ま
で掻取ることができるため、水滴を改めて雑巾等で拭取
る手間が省け、トイレの清掃作業を容易に行なうことが
できる。
へら部片が少なくとも基体部の横方向には列をなすよう
に配設されると共に、各列のへら部片がへら面を基体部
の縦方向に向けて同じ向きに配設され、かつ隣接するへ
ら部片列間においてへら部片の位置が列方向に相互にず
れている。これにより、清掃具を前後に摺動させるだけ
で、前後の列のへら部片によって隙間を生じることな
く、簡単且つ確実に汚れや水滴を掻取ることができ、清
掃の効率を格段に高めることができる。
上記取付台が前後方向中央部が突出する形に湾曲してい
て、該取付台に上記摺擦部材が湾曲した状態に取付けら
れている。また、本発明においては、上記摺擦部材が、
上記基体部の一部に、上記へら部片とは向きの異なる複
数のへら状補助部片を有するものとすることができ、こ
の場合、上記補助部片は、上記基体部の縦方向両端部に
設けることができる。
レ用清掃具の一実施例を示すもので、この実施例の清掃
具は、握持用の柄1と、該柄1の先端に形成された摺擦
部材用取付台2と、該取付台2に着脱自在に装着され
た、清掃対象を擦るための摺擦部材3とを備えている。
ので、この柄1の先端側は、前傾状態に若干湾曲してい
て、その先端は上記取付台2の背面側に一体に連結され
ている。
と一体に形成された板体状のもので、その上下方向中央
部が前方側、即ち上記摺擦部材3との取付面側に突出す
る形に湾曲している。なお、上記柄1とこの取付台2と
の間には、柄1に加えた力を取付台2に有効に伝達させ
ると共に取付台2と柄1との間の剛性を高めるための補
強部15が、一体に設けられている。
に、その上端側に、上記摺擦部材3の係止部4aを係止
させるための係止片6が突設されている。また、取付台
2の中央部寄りの部分、及び係止片6と反対側の端寄り
の部分には、摺擦部材3が清掃時に取付台2上からずれ
るのを防ぐための位置固定手段として、取付台から一体
に立ち上がる突起7、及び固定用ねじ12を螺挿するた
めのねじ孔8aを中央部に備えた窪み8とが設けられて
いて、後述する摺擦部材3の窪み10及び孔付き突起1
1にそれぞれ嵌合するようになっている。
等の、柔軟で弾性を有する素材により形成されたもの
で、上記取付台2に取付けるための板体状の基体部4
と、該基体部4上に縦横方向に間隔をおいて立設され
た、清掃対象の汚れや水滴を掻取るための複数の薄板状
のへら部片5とを一体に備えている。
形の小判形に形成されていて、その表面に上記へら部片
5が一体に形成されている。一方、この基体部4の裏面
には、図5に詳しく示すように、その一端側に上記取付
台2の係止片6を挿入、嵌着させるための係止部3aが
設けられ、また、取付台2の上記突起7及び窪み8と対
応する位置には、これら突起7及び窪み8がそれぞれ嵌
合する上述した窪み10と突起11とが設けられてい
る。
行くに従って次第に厚肉となる小片状にそれぞれ形成さ
れたもので、力を入れて清掃対象に押付けるとその形状
に対応して弾性変形し、力を抜くと元の状態に確実に復
帰できる程度の弾性を備えている。これらのへら部片5
は、基体部4の横方向には列をなすように配設されると
共に、縦方向には複数列配設され、各列のへら部片5が
へら面を基体部4の縦方向に向けて同じ向きに配設され
ている。図に示す例では、3枚から5枚のへら部片5か
らなる列が、基体部4の縦方向とほぼ等間隔で9列設け
られている。また、これらのへら部片5は、隣接する前
後のへら部片列間において各へら部片5の位置が、列方
向に相互にずれた状態に配設されていて、各列のへら部
片5が前後の列における隣接するへら部片5,5間の隙
間の位置にあるように形成されている。そして、上記隙
間の大きさは、へら部片5の横幅より小さく形成されて
いる。
のようにして行なわれている。まず、摺擦部材3の基体
部4先端の係止部4aを取付台2の係止片6係止させ、
その後、該基体部4を取付台2に沿って湾曲させなが
ら、この基体部4の窪み10と突起11とを取付台2の
突起7と窪み8とに嵌合させる。そして、上記突起11
の孔11aに固定用ねじ12を窪み8のねじ孔8aに螺
合をさせる。これにより、上記摺擦部材3が取付台2に
湾曲した状態に取付けられ、その湾曲の具合に応じて各
列間のへら部片5の向きが相互に若干異なるようになっ
ている。
別に、上記基体部4の一部に、該へら部片5とは向きの
異なる複数のへら状補助部片13が、該基体部4と一体
に設けられている。この補助部片13は、へら部片5と
同様の板体状に形成されたもので、上記基体部4の縦方
向両端部に、へら面をへら部片5とは90度異なる方向
に向けて、複数枚づつ(図に示す例では3枚づつ)設け
られていてる。これら補助部片13は、清掃の際に、清
掃対象の角度や位置に応じて清掃具の角度や位置をいち
いち変えなくても、汚れや水滴を掻取ることができるよ
うにしたものである。
うちの基体部4の周縁部に位置するものは、基体部4か
ら一部がはみ出していて、これら補助部片13及びへら
部片5の突出した側縁部によって汚れや水滴の掻取りを
行なうことができるようにしている。特に、基体部4の
周縁部分は、取付台2上からはみ出していて、他の部分
に比べて撓み易く、弾力性に富んでいるため、上記補助
部片13及び各へら部片5の側端部は、それら自身の弾
性と基体部4の周縁部分の弾性とにより、これにより、
比較的掻取り作業を行ないにくい便器の角隅部分や、多
様な形状の部分であっても比較的容易に当接することが
でき、清掃を確実に行なうことができる。
用の柄1を手で握り、柄1の先端の取付台2に取付けら
れている摺擦部材3を便器等の清掃対象にあてがうと共
に、上記摺擦部材3の基体部4上に立設された複数のへ
ら部片5のへら面の方向に清掃具を往復摺動し、それら
のへら部片5で汚れを掻取るようして清掃対象の擦り洗
いを行なう。このとき、上記へら部片5は、柔軟で弾性
を有した素材により薄板状に形成されているため、個々
のへら部片5が便器の種々の曲面に応じて適度に変形し
ながら接触して、その表面を確実に擦り洗いをすること
ができる。またへら部片13は、従来の清掃具のブラシ
の細い繊維に比べて耐久性に勝れ、繰り返して擦り洗い
を続けたり、力を入れて擦ったりしても、恒久的な変形
が生じたり、切れたりすることがほとんどないため、清
掃能力の低下が防がれる。また、上記へら部片5によ
り、汚れと共に清掃対象に付着した水滴まで掻取ること
ができるため、水滴を改めて雑巾等で拭取る手間が省
け、トイレの清掃作業を容易に行なうことができる。
横方向に3枚から5枚の列をなすように配設し、その列
を基体部4の縦方向に9列配設したものとしているが、
一列あたりのへら部片5の枚数及び列数は、へら部片5
と基体部4との相対的な大きさの関係によって任意に設
定することができる。さらに、上記へら状補助部片13
は、基体部4の縦方向両端部に設けられているが、これ
に限らず、上記へら部片5とは異なる向きであれば、任
意の一箇所又は複数箇所に設けることができ、たとえ
ば、横方向の両端部や、へら部片5の各列間の隙間等、
適当な場所に設けることができる。
用清掃具によれば、摺動部材の基体部上に立設された薄
板状のへら部片により、清掃対象の汚れを掻取るため、
従来の清掃具のブラシの細い繊維のように、繰り返して
擦り洗いを続けたり、力を入れて擦ったりしても、恒久
的な変形が生じたり、切れたりすることがほとんどな
く、耐久性に勝れ、清掃能力の低下がほとんどない。ま
た、上記へら部片は清掃対象に付着した汚れを確実に掻
取るだけでなく、付着した水滴まで掻取ることができる
ため、水滴を改めて雑巾等で拭取る手間が省け、トイレ
の清掃作業を容易に行なうことができる。
正面図である。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】握持用の柄と、該柄の先端に形成された摺
擦部材用取付台と、該取付台に着脱自在に装着された摺
擦部材とを備え、 上記摺擦部材が、柔軟で弾性を有する素材により形成さ
れていて、上記取付台に取付けるための基体部と、該基
体部上に縦横方向に間隔をおいて立設された複数の薄板
状のへら部片とを有する、ことを特徴とするトイレ用清
掃具。 - 【請求項2】請求項1に記載の清掃具において、上記へ
ら部片が少なくとも基体部の横方向には列をなすように
配設されると共に、各列のへら部片がへら面を基体部の
縦方向に向けて同じ向きに配設され、かつ隣接するへら
部片列間においてへら部片の位置が列方向に相互にずれ
ていることを特徴とするもの。 - 【請求項3】請求項1又は2に記載の清掃具において、
上記取付台が中央部が前方に突出する形に湾曲してい
て、該取付台に上記摺擦部材が湾曲した状態に取付けら
れていることを特徴とするもの。 - 【請求項4】請求項1から3までの何れかに記載の清掃
具において、上記摺擦部材が、上記基体部の一部に、上
記へら部片とは向きの異なる複数のへら状補助部片を有
することを特徴とするもの。 - 【請求項5】請求項4に記載の清掃具において、上記補
助部片が、上記基体部の縦方向両端部に設けられている
ことを特徴とするもの。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18920099A JP4335365B2 (ja) | 1999-07-02 | 1999-07-02 | トイレ用清掃具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18920099A JP4335365B2 (ja) | 1999-07-02 | 1999-07-02 | トイレ用清掃具 |
Publications (2)
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---|---|
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JP4335365B2 JP4335365B2 (ja) | 2009-09-30 |
Family
ID=16237206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18920099A Expired - Fee Related JP4335365B2 (ja) | 1999-07-02 | 1999-07-02 | トイレ用清掃具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4335365B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2453942A (en) * | 2007-10-22 | 2009-04-29 | Taxi Studio Ltd | Toilet cleaning device |
JP2014036752A (ja) * | 2012-08-16 | 2014-02-27 | Aisen:Kk | 清掃具 |
DE102014220984B3 (de) * | 2014-10-16 | 2015-08-13 | Spirella S.A. | Toilettenbürste |
-
1999
- 1999-07-02 JP JP18920099A patent/JP4335365B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE102014220984B3 (de) * | 2014-10-16 | 2015-08-13 | Spirella S.A. | Toilettenbürste |
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---|---|
JP4335365B2 (ja) | 2009-09-30 |
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