JP2004073678A - クリーナー - Google Patents
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Abstract
【課題】一つの製品で網戸の格子空間、凹凸を有するガラス面、床面や壁面の目地溝等を確実に、しかも簡単に清掃できるようにすることにある。
【解決手段】独立気泡の軟質ポリエチレンフォーム材２の一方面に硬質ポリエチレンフォーム材３を接着し、更にこの硬質ポリエチレンフォーム材３に、短い毛脚で多方向に延出する硬質樹脂製のブラシ材４を接着し、上下に三層構造のスポンジブロック１を形成し、このスポンジブロック１の側面に、上下に沿って多数のＶ溝を連続刻設して隣り合わせに多数の三角突条５を形成した構成で、ブラシ材４や三角突条５で溝等のゴミを掻き出し、軟質ポリエチレンフォーム材２で洗浄を行うものである。
【選択図】 図１
【解決手段】独立気泡の軟質ポリエチレンフォーム材２の一方面に硬質ポリエチレンフォーム材３を接着し、更にこの硬質ポリエチレンフォーム材３に、短い毛脚で多方向に延出する硬質樹脂製のブラシ材４を接着し、上下に三層構造のスポンジブロック１を形成し、このスポンジブロック１の側面に、上下に沿って多数のＶ溝を連続刻設して隣り合わせに多数の三角突条５を形成した構成で、ブラシ材４や三角突条５で溝等のゴミを掻き出し、軟質ポリエチレンフォーム材２で洗浄を行うものである。
【選択図】 図１
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、網戸や凹凸のあるガラス面、凹凸や溝を有する床面や壁面を清掃するクリーナーに関する。
【０００２】
【従来の技術】
極小の格子空間を有する網戸や、意匠的工夫を凝らした凹凸を有するガラス面、タイル張りで各タイルの間に目地溝が形成されている床面や壁面にあっては、その格子空間、凹凸面、目地溝等を平坦面と共に清掃しなければならない。
【０００３】
この格子空間、凹凸面、目地溝等を清掃するには、例えば先ず硬質樹脂材料製のブラシを用いて目詰まりしたゴミを掻き出し、水洗いでゴミを流し落とし、更に仕上げ洗いをスポンジ等で行っていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した一連の作業では夫々の別の用具を必要とするので手間がかかり、しかも掻き出したゴミが次の作業で完全に洗い流せず、再度目詰まりしてしまうといった不都合が存した。
【０００５】
また掻き出されたゴミを拭い取るには、弾性変形が自在な軟質の独立気泡のスポンジが望ましいが、軟らかいために所謂腰がなくて使いにくく、有効ににゴミを除去できないため、上記したような再度の目詰まりを起こさせていた。
【０００６】
よって本発明は、この従来の不満点を解消し要求に応えるべく発明されたクリーナーであって、一つの製品で網戸の格子空間、凹凸を有するガラス面、床面や壁面の目地溝等を確実に、しかも簡単に清掃できるようにすることを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上述した従来の課題を解決する本発明は、独立気泡の軟質ポリエチレンフォーム材の一方面に硬質ポリエチレンフォーム材を接着し、更にこの硬質ポリエチレンフォーム材に、短い毛脚で多方向に延出する硬質樹脂製のブラシ材を接着し、上下に三層構造のスポンジブロックに構成したことを特徴とする構成である。
【０００８】
この場合、スポンジブロックの側面に、上下に沿って多数のＶ溝を連続刻設して隣り合わせに多数の三角突条を形成した。
【０００９】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明すると、先ずスポンジブロック１は、独立気泡の軟質ポリエチレンフォーム材２の一方面に硬質ポリエチレンフォーム材３を接着し、更にこの硬質ポリエチレンフォーム材３に、短い毛脚で多方向に延出する硬質樹脂製のブラシ材４を接着した、上下の三層構造である。
【００１０】
軟質ポリエチレンフォーム材２は含水率が高く、水分を含む汚れを確実に吸収する。また、独立気泡で形成されたスポンジの気泡の壁の一つ一つがヘラの機能と適度の摩擦抵抗を生じさせ、掻き出されたゴミを極めて容易に拭き取ることができ、水だけで擦ることにより充分に汚れを落とすことができるものである。
【００１１】
この軟質ポリエチレンフォーム材２は独立気泡で弾性変形が極めて容易であるため所謂腰がなく、そこで硬質ポリエチレンフォーム材３を一方面に接着することによって補強し、耐久性を高め、軟質ポリエチレンフォーム材２による拭き取り操作が容易になるようにしている。
【００１２】
またブラシ材４は、例えばエアコンディショナーのフィルターやクッション材として使用されるメッシュ状の合成繊維フィラメント立体編物シートを、更にその肉厚の半分程度に切断したものである。ここでは硬質樹脂製で毛脚が短く、ばらついて多方向に延出しているので、深さ１ミリ以下程度の目地溝等のゴミを掻き出すのに好都合であり、ガラス面・タイル面等に当てがって前後左右に擦ると、各方向に適度の摩擦抵抗を受けるので更に確実にゴミや汚れを擦り落とすことができる。
【００１３】
更に、三層構造のスポンジブロック１の側面には上下に沿って多数のＶ溝を連続刻設し、多数の三角突条５を形成する。即ちスポンジブロック１の平面視で三角刃状となるのであり、１ミリ以上の凹凸のあるガラス面等の汚れを掻き出すようにして落とすことができる。
【００１４】
尚、図示実施例ではスポンジブロック１の反対側面には把持用の窪み６が形成されている。
【００１５】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のクリーナーによれば、ブラシ材或いは三角刃状となった多数の三角突条によって網戸の格子空間、凹凸を有するガラス面、床面や壁面の目地溝等に於けるゴミの目詰まりを確実に掻き出し、含水率が高く且つ弾性変形が極めて容易な軟質ポリエチレンフォーム材によって掻き出されたゴミを極めて容易に拭き取ることができ、擦るだけで平坦表面の汚れを落とすことができ、しかも硬質ポリエチレンフォーム材によって補強されているので拭き取り操作が容易で使い易く、簡単且つ確実に清掃することができる等、多くの優れた作用効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のスポンジの斜視図である。
【図２】本発明のスポンジの断面図である。
【符号の説明】
１；スポンジブロック、２；軟質ポリエチレンフォーム材、３；硬質ポリエチレンフォーム材、４；ブラシ材、５；三角突条、６；窪み。
【発明の属する技術分野】
本発明は、網戸や凹凸のあるガラス面、凹凸や溝を有する床面や壁面を清掃するクリーナーに関する。
【０００２】
【従来の技術】
極小の格子空間を有する網戸や、意匠的工夫を凝らした凹凸を有するガラス面、タイル張りで各タイルの間に目地溝が形成されている床面や壁面にあっては、その格子空間、凹凸面、目地溝等を平坦面と共に清掃しなければならない。
【０００３】
この格子空間、凹凸面、目地溝等を清掃するには、例えば先ず硬質樹脂材料製のブラシを用いて目詰まりしたゴミを掻き出し、水洗いでゴミを流し落とし、更に仕上げ洗いをスポンジ等で行っていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した一連の作業では夫々の別の用具を必要とするので手間がかかり、しかも掻き出したゴミが次の作業で完全に洗い流せず、再度目詰まりしてしまうといった不都合が存した。
【０００５】
また掻き出されたゴミを拭い取るには、弾性変形が自在な軟質の独立気泡のスポンジが望ましいが、軟らかいために所謂腰がなくて使いにくく、有効ににゴミを除去できないため、上記したような再度の目詰まりを起こさせていた。
【０００６】
よって本発明は、この従来の不満点を解消し要求に応えるべく発明されたクリーナーであって、一つの製品で網戸の格子空間、凹凸を有するガラス面、床面や壁面の目地溝等を確実に、しかも簡単に清掃できるようにすることを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上述した従来の課題を解決する本発明は、独立気泡の軟質ポリエチレンフォーム材の一方面に硬質ポリエチレンフォーム材を接着し、更にこの硬質ポリエチレンフォーム材に、短い毛脚で多方向に延出する硬質樹脂製のブラシ材を接着し、上下に三層構造のスポンジブロックに構成したことを特徴とする構成である。
【０００８】
この場合、スポンジブロックの側面に、上下に沿って多数のＶ溝を連続刻設して隣り合わせに多数の三角突条を形成した。
【０００９】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明すると、先ずスポンジブロック１は、独立気泡の軟質ポリエチレンフォーム材２の一方面に硬質ポリエチレンフォーム材３を接着し、更にこの硬質ポリエチレンフォーム材３に、短い毛脚で多方向に延出する硬質樹脂製のブラシ材４を接着した、上下の三層構造である。
【００１０】
軟質ポリエチレンフォーム材２は含水率が高く、水分を含む汚れを確実に吸収する。また、独立気泡で形成されたスポンジの気泡の壁の一つ一つがヘラの機能と適度の摩擦抵抗を生じさせ、掻き出されたゴミを極めて容易に拭き取ることができ、水だけで擦ることにより充分に汚れを落とすことができるものである。
【００１１】
この軟質ポリエチレンフォーム材２は独立気泡で弾性変形が極めて容易であるため所謂腰がなく、そこで硬質ポリエチレンフォーム材３を一方面に接着することによって補強し、耐久性を高め、軟質ポリエチレンフォーム材２による拭き取り操作が容易になるようにしている。
【００１２】
またブラシ材４は、例えばエアコンディショナーのフィルターやクッション材として使用されるメッシュ状の合成繊維フィラメント立体編物シートを、更にその肉厚の半分程度に切断したものである。ここでは硬質樹脂製で毛脚が短く、ばらついて多方向に延出しているので、深さ１ミリ以下程度の目地溝等のゴミを掻き出すのに好都合であり、ガラス面・タイル面等に当てがって前後左右に擦ると、各方向に適度の摩擦抵抗を受けるので更に確実にゴミや汚れを擦り落とすことができる。
【００１３】
更に、三層構造のスポンジブロック１の側面には上下に沿って多数のＶ溝を連続刻設し、多数の三角突条５を形成する。即ちスポンジブロック１の平面視で三角刃状となるのであり、１ミリ以上の凹凸のあるガラス面等の汚れを掻き出すようにして落とすことができる。
【００１４】
尚、図示実施例ではスポンジブロック１の反対側面には把持用の窪み６が形成されている。
【００１５】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のクリーナーによれば、ブラシ材或いは三角刃状となった多数の三角突条によって網戸の格子空間、凹凸を有するガラス面、床面や壁面の目地溝等に於けるゴミの目詰まりを確実に掻き出し、含水率が高く且つ弾性変形が極めて容易な軟質ポリエチレンフォーム材によって掻き出されたゴミを極めて容易に拭き取ることができ、擦るだけで平坦表面の汚れを落とすことができ、しかも硬質ポリエチレンフォーム材によって補強されているので拭き取り操作が容易で使い易く、簡単且つ確実に清掃することができる等、多くの優れた作用効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のスポンジの斜視図である。
【図２】本発明のスポンジの断面図である。
【符号の説明】
１；スポンジブロック、２；軟質ポリエチレンフォーム材、３；硬質ポリエチレンフォーム材、４；ブラシ材、５；三角突条、６；窪み。
Claims (2)
- 独立気泡の軟質ポリエチレンフォーム材（２）の一方面に硬質ポリエチレンフォーム材（３）を接着し、更に該硬質ポリエチレンフォーム材（３）に、短い毛脚で多方向に延出する硬質樹脂製のブラシ材（４）を接着し、上下に三層構造のスポンジブロック（１）に構成したことを特徴とするクリーナー。
- スポンジブロック（１）の側面に、上下に沿って多数のＶ溝を連続刻設して隣り合わせに多数の三角突条（５）を形成したことを特徴とする請求項１に記載のクリーナー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002241078A JP2004073678A (ja) | 2002-08-21 | 2002-08-21 | クリーナー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002241078A JP2004073678A (ja) | 2002-08-21 | 2002-08-21 | クリーナー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004073678A true JP2004073678A (ja) | 2004-03-11 |
Family
ID=32023682
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002241078A Pending JP2004073678A (ja) | 2002-08-21 | 2002-08-21 | クリーナー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004073678A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7418761B2 (en) * | 2004-10-15 | 2008-09-02 | Armaly Jr John W | Grille cleaning sponge |
| JP3199369U (ja) * | 2015-06-08 | 2015-08-20 | きく代 小川 | 清掃具 |
| JP2016137178A (ja) * | 2015-01-29 | 2016-08-04 | キクロン株式会社 | 洗浄具 |
| CN108371503A (zh) * | 2018-03-02 | 2018-08-07 | 付润泽 | 一种污渍清洁浴室门结构 |
-
2002
- 2002-08-21 JP JP2002241078A patent/JP2004073678A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7418761B2 (en) * | 2004-10-15 | 2008-09-02 | Armaly Jr John W | Grille cleaning sponge |
| JP2016137178A (ja) * | 2015-01-29 | 2016-08-04 | キクロン株式会社 | 洗浄具 |
| JP3199369U (ja) * | 2015-06-08 | 2015-08-20 | きく代 小川 | 清掃具 |
| CN108371503A (zh) * | 2018-03-02 | 2018-08-07 | 付润泽 | 一种污渍清洁浴室门结构 |
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Legal Events
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