JP2005040177A - 水廻りマット - Google Patents

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JP2005040177A JP2003200332A JP2003200332A JP2005040177A JP 2005040177 A JP2005040177 A JP 2005040177A JP 2003200332 A JP2003200332 A JP 2003200332A JP 2003200332 A JP2003200332 A JP 2003200332A JP 2005040177 A JP2005040177 A JP 2005040177A
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Takeshi Matsumoto
武士 松本
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MORIUCHI KYU KK
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Abstract

【課題】水廻りマットに吸水される水量が多い場合にも、落水あるいは飛水からフロアを確実に保護するとともに、肌に対して水濡れによるべとつき感をなくして不快感を与えないようにした水廻りマットを提供すること。
【解決手段】表布1に吸水・透水性で、かつ水拡散性を有する布地を、裏布2に遮水性を有する布地を、それぞれ用い、表布1と裏布2の間に、撥水加工を施した不織布からなる中布3を配し、これらが分離しないように一体化する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水廻りマットに関し、特に、風呂場の上がり口、台所、洗面所等の水廻りのフロアや玄関、エレベータ、車内等に敷いて、落水あるいは飛水からフロアを保護するとともに、肌(素足)に対して水濡れによるべとつき感をなくして不快感を与えないようにした水廻りマットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、風呂場の上がり口には、入浴者が浴室から出たとき、身体に付着している水が落ちて脱衣室のフロアを濡らさないようにバスマットを敷くようにしている。また、台所、洗面所等の水廻りのフロアや玄関、エレベータ、車内等にも、同様のマットを敷いて、台所仕事や洗面時等に飛散する水からフロアを保護するようにしている。
【0003】
ところで、この浴室の上がり口、台所、洗面所等の水廻りのフロアに敷く水廻りマットには、吸水性を重視して、綿、アクリル等の吸水性の良好な繊維からなるパイル地や織物のマットが用いられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来の水廻りマットには、吸水性を重視して、綿、アクリル等の吸水性の良好な繊維からなるパイル地や織物のマットが用いられていたので、例えば、入浴者が浴室から出たとき、身体に付着している水が落ちても、落水をマットにて吸水し、フロアを保護することができた。
【0005】
ところで、通常1人の入浴者が浴室から出たとき、身体に付着している水が落ちてマットに吸水される水量(身体に付着し、落下せずにタオルで拭われる水量を除く。)は、20〜50ccといわれている。このため、2〜3人までの小人数の家族の場合には、水廻りマットに吸水される水量は比較的少ないため、従来の吸水性の良好な繊維からなる水廻りマットによっても、落水を十分に吸水することができ、落水からフロアを保護するとともに、肌に対して水濡れによるべとつき感をさほど感じさせない、良好な状態に水廻りマットを保つことができた。
【0006】
しかしながら、4、5人以上の大人数の家族の場合には、水廻りマットに吸水される水量が多くなるため、従来の吸水性の良好な繊維からなる水廻りマットは、表面に水分を含み、肌に対して水濡れによるべとつき感を感じさせるとともに、確実に保水することができず、フロアを保護することが困難になるという問題があった。また、台所、洗面所等の水廻りのフロアや玄関、エレベータ、車内等に敷くマットの場合も、同様の問題を有していた。
【0007】
本発明は、上記従来の水廻りマットの有する問題点に鑑み、水廻りマットに吸水される水量が多い場合にも、落水あるいは飛水からフロアを確実に保護するとともに、肌に対して水濡れによるべとつき感をなくして不快感を与えないようにした水廻りマットを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の水廻りマットは、表布に吸水・透水性で、かつ水拡散性を有する布地を、裏布に遮水性を有する布地を、それぞれ用い、表布と裏布の間に、撥水加工を施した不織布からなる中布を配したことを特徴とする。
【0009】
この水廻りマットは、直接肌が接する表布に、吸水・透水性で、かつ水拡散性を有する布地を用いるようにしているので、落水あるいは飛水を、速やかに吸収、拡散し、肌に対して水濡れによるべとつき感をなくして不快感を与えないようにすることができる。
そして、表布に吸水された水分は、撥水加工を施した不織布からなる中布において安定的に保持され、人の体重がかかっても、表布に逆流したり、中布を通過して裏布に達することがなく、これにより、水廻りマットの機能を十分に発揮することができる。
【0010】
この場合において、中布にニードルパンチ法により製造した不織布を用いることができる。
【0011】
これにより、水廻りマット自体に適度のクッション性を持たせることができるとともに、水廻りマットに部分的に人の体重がかかることを軽減し、中布に保持された水分が、表布に逆流したり、中布を通過して裏布に達することをより確実に防止することができる。
【0012】
また、裏布に撥水加工を施した通気性を有する布地を用いることができる。
【0013】
これにより、万一水分が中布を通過して裏布に達しても、水分が裏布を通過することを防止することができ、水廻りマットの機能をより確実に発揮することができ、また、表布、中布及び裏布が通気性を有することから、水廻りマットを干す際の乾燥時間を短縮することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の水廻りマットの実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0015】
図1〜図2に、本発明の水廻りマットの一実施例を示す。
この水廻りマットは、表布1に吸水・透水性で、かつ水拡散性を有する布地を、裏布2に遮水性を有する布地を、それぞれ用い、表布1と裏布2の間に、撥水加工を施した不織布からなる中布3を配し、これらが分離しないように、縫着4又はピンソニック法により溶着して一体化するようにする。
なお、この縫着又は溶着の方法は、本実施例に示すようなキルティング様のほか、3層の布1,2,3の外周縁を縫着又は溶着する等、任意の方法を採用することができる。
【0016】
この場合において、直接肌が接する表布1には、吸水・透水性で、かつ水拡散性を有する布地、好ましくは、ポリエステル、その他の合成繊維や綿、その他の天然繊維からなり、適度の伸縮性を有する編布又は織布を使用するようにする。ここでは、透水拡散加工、より具体的には、グラフト重合により親水基を導入したポリエステル改質加工したポリエステル繊維からなる編布を用いるようにしている。
【0017】
フロアに接する裏布2には、撥水加工を施すことにより遮水性を有し、さらに、必要に応じて、通気性を有する布地、好ましくは、ポリエステル、その他の合成繊維からなる編布又は織布を用いるようにしている。
裏布2に撥水加工を施すことにより遮水性を有するようにすることにより、万一水分が中布3を通過して裏布に達しても、水分が裏布2を通過することを防止することができ、水廻りマットの機能をより確実に発揮することができ、また、通気性を有するようにすることにより、水廻りマットを干す際の乾燥時間を短縮することができる。
【0018】
なお、必要に応じて、フロアに敷いた水廻りマットが滑らないように、裏布2の下面に適宜の滑り止め処理を施すようにしたり、裏布2の下に別途樹脂コーティングを施した布を部分的に配設することができる。
【0019】
表布1と裏布2の間に配する中布3には、撥水加工を施した不織布、好ましくは、ポリエステル等の合成繊維製の不織布を用いるようにしている。
この場合、中布3には、特に限定されるものではないが、密度が高く、かつ、クッション性に優れたニードルパンチ法により製造した所要厚さt(特に限定されるものではないが、厚さt:1〜20mm、さらに好ましくは、3〜10mm程度)の不織布を用いることが好ましい。
これにより、水廻りマット自体に適度のクッション性を持たせることができるとともに、水廻りマットに部分的に人の体重がかかることを軽減し、中布3に保持された水分が、表布1に逆流したり、中布3を通過して裏布2に達することをより確実に防止することができる。
【0020】
そして、中布3に用いる不織布を製造する際、原料繊維とスパンボンド法等により製造した薄い厚みのポリエステル等の合成繊維製の不織布30を積層した状態でニードルパンチ法により不織布3を製造することにより、均質な不織布を製造することができる。
なお、このように、薄い厚みの不織布30を積層した不織布3を用いる場合には、薄い厚みの不織布30が裏布2側に位置するように、不織布3を配置するようにする。
【0021】
また、撥水加工方法としては、特に限定されるものではないが、ニードルパンチ法により製造した不織布に、撥水加工液を含浸させる方法を採用することができる。
【0022】
この水廻りマットは、直接肌が接する表布1に、吸水・透水性で、かつ水拡散性を有する布地を用いるようにしているので、落水あるいは飛水を、速やかに吸収、拡散し、肌に対して水濡れによるべとつき感をなくして不快感を与えないようにすることができる。
そして、表布1に吸水された水分は、撥水加工を施した不織布3からなる中布3において安定的に保持され、人の体重がかかっても、表布1に逆流したり、中布3を通過して裏布2に達することがなく、これにより、水廻りマットの機能を十分に発揮することができる。
また、この水廻りマットは、裏布2に撥水加工を施した通気性を有する布地を用いることにより、万一水分が中布3を通過して裏布2に達しても、水分が裏布3を通過することを防止することができ、水廻りマットの機能をより確実に発揮することができ、また、表布1、中布3及び裏布2が通気性を有することから、水廻りマットを干す際の乾燥時間を短縮することができる。
また、中布3及び裏布2は、撥水加工を施すことにより遮水性を有することから、縫着4のために中布3及び裏布2に針孔があいても、表布1に吸水された水分が、中布3を通過して裏布2に達することがなく(この場合、縫着4に使用する糸に、撥水糸を使用することにより、針孔を通っての水分の通過をより確実に防止することができる。)、これにより、水分が水廻りマットを敷いたフロアに到達することがなく、水廻りマットの機能を十分に発揮することができる。
なお、ピンソニック法により溶着する場合は、そもそも上記の点は問題にならない。
【0023】
以上、本発明の水廻りマットについて、その実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
【0024】
【発明の効果】
本発明の水廻りマットによれば、直接肌が接する表布に、吸水・透水性で、かつ水拡散性を有する布地を用いるようにしているので、落水あるいは飛水を、速やかに吸収、拡散し、肌に対して水濡れによるべとつき感をなくして不快感を与えないようにすることができる。
そして、表布に吸水された水分は、撥水加工を施した不織布からなる中布において安定的に保持され、人の体重がかかっても、表布に逆流したり、中布を通過して裏布に達することがなく、これにより、水廻りマットの機能を十分に発揮することができる。
そして、水廻りマットに吸水される水量が多くなっても、表面に水分を含むことがなく、肌に対して水濡れによるべとつき感を感じさせず、常に良好な使用感を維持することができる。
【0025】
また、中布にニードルパンチ法により製造した不織布を用いることにより、水廻りマット自体に適度のクッション性を持たせることができるとともに、水廻りマットに部分的に人の体重がかかることを軽減し、中布において保持された水分が、表布に逆流したり、中布を通過して裏布に達することをより確実に防止することができる。
【0026】
また、裏布に撥水加工を施した通気性を有する布地を用いることにより、万一水分が中布を通過して裏布に達しても、水分が裏布を通過することを防止することができ、水廻りマットの機能をより確実に発揮することができ、また、表布、中布及び裏布が通気性を有することから、水廻りマットを干す際の乾燥時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の水廻りマットの一実施例を示す平面図である。
【図2】同断面図である。
【符号の説明】
1 表布
2 裏布
3 中布

Claims (3)

  1. 表布に吸水・透水性で、かつ水拡散性を有する布地を、裏布に遮水性を有する布地を、それぞれ用い、表布と裏布の間に、撥水加工を施した不織布からなる中布を配したことを特徴とする水廻りマット。
  2. 中布が、ニードルパンチ法により製造した不織布であることを特徴とする請求項1記載の水廻りマット。
  3. 裏布が、撥水加工を施した通気性を有する布地であることを特徴とする請求項1又は2記載の水廻りマット水廻りマット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017119923A (ja) * 2015-12-28 2017-07-06 株式会社大木工藝 温熱衣料

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