JP2005038057A - 部品データベース管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品の全階層に渡る検索を不要とし、ユーザの負担が軽減される部品データベース管理装置を提供する。
【解決手段】部品を階層構造上で上位の中間部品と中間部品より下位の一般部品とに区分し、中間部品について製品との対応付けを行う。このため、製品検索部が部品に対応する製品を検索するにあたって、中間部品まで検索することで製品識別情報を入手することができ、部品の上位の全てを検索することを要しない。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、製品を構成する部品が記録された部品データベースを管理する部品データベース管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
製品の構成情報は、製品情報管理装置(PDMS:Product Data Management System)によって管理されている。製品情報管理装置では、製品を構成する部品が記録された部品データベースを用い、製品の設計変更等を行う場合には部品データベースの検索、更新等の処理を行う。このため、製品情報管理装置は部品データベースを管理する部品データベース管理装置として機能することになる。
ここで、製品は複数の部品を組み合わせることで構成され、これらの部品はある部品が他の部品を包含するという階層構造を有するのが通例である。このため、部品データベースにおいても製品を構成する部品をその階層構造を含めて記録する場合が多い(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−160955
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、部品データベース管理装置において、設計変更等により製品を構成する部品を変更する場合に次のような処理が行われる。
(1)変更対象とする部品より階層が上位の部品を検索し、対象部品の変更によって影響を受ける部品および製品を抽出する。
(2)抽出された部品、製品についての変更点を検討する。
(3)変更対象とする部品の情報を入力する。
(4)(3)で入力された変更対象の部品情報を(2)で抽出された部品、製品に対して適用して、部品データベースを更新する。
【0005】
しかしながら、部品データベース管理装置では、(1)での部品および製品の抽出処理と、(4)での部品データベースの更新処理とが連携して行われない。このため、これら(1)〜(4)の処理を遂行するに際して、繁雑な判断、入力作業をユーザが行わなければならなかった。即ち、ユーザは変更対象部品より上位の部品のリストを部品データベース管理装置に出力させ、このリストを基に変更点を調査し、部品毎に部品データベースの編集を行う必要があった。特に、対象部品の変更によって影響を受ける部品の範囲を明確化するために、部品の全階層に渡る検索を行わなければならなかった。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、部品の全階層に渡る検索を不要とし、ユーザの負担が軽減される部品データベース管理装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明に係る部品データベース管理装置は、製品を構成する部品の階層構造を下位の部品とその部品の1つ上位の部品との対応付けによって表す階層情報と、部品の種別を前記階層構造上で上位の中間部品と中間部品より下位の一般部品とに区分して表す部品種別情報と、中間部品に対応する製品を識別する対応製品識別情報と、が記録される部品データベースを管理する部品データベース管理装置であって、部品を識別する部品識別情報を入力する部品識別情報入力部と、前記部品データベースに基づいて、前記部品識別情報入力部で入力された部品識別情報で表される部品に対応する製品を検索する製品検索部と、を具備することを特徴とする。
【0007】
製品を構成する部品の階層構造を下位の部品とその部品の1つ上位の部品との対応付けによって表す階層情報と、部品の種別を前記階層構造上で上位の中間部品と中間部品より下位の一般部品とに区分して表す部品種別情報と、中間部品に対応する製品を識別する対応製品識別情報と、が部品データベースに記録される。即ち、部品を階層構造上で上位の中間部品と中間部品より下位の一般部品とに区分し、中間部品について製品との対応付けを行う。このため、製品検索部が部品に対応する製品を検索するにあたって、中間部品まで検索することで製品識別情報を入手することができ、部品の上位の全てを検索することを要しない。
【0008】
(1)部品データベース管理装置が、前記部品データベースに基づいて、前記部品識別情報入力部で入力された部品識別情報で表される部品の上位、かつ中間部品の1つ下位に位置する部品を検索する部品検索部、をさらに具備してもよい。
部品検索部を用いることで、中間部品の1つ下位に位置する部品、即ち、部品の変更によって影響を受ける最上位の一般部品、例えばモジュールの速やかな検索、リストアップが容易に行える。
【0009】
(2)前記製品検索部が、前記部品検索部による検索結果に基づいて製品を検索してもよい。
部品検索部による検索結果を利用することで、製品の検索を速やかに行える。即ち、部品検索部が中間部品の1つ下位に位置する部品を検索することから、この部品から中間部品、さらには対応製品識別情報を入手できる。
【0010】
(3)部品データベース管理装置が、変更前の部品と変更後の部品の対応関係を表す部品変更情報を入力する部品変更情報入力部と、前記部品変更情報入力部によって入力された部品変更情報に基づいて、前記部品データベースを更新する部品データベース更新部をさらに具備してもよい。
部品変更情報入力部と部品データベース更新部とが連携することで、部品の変更に対応する部品データベースの更新を効率よく行える。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態の一例に係る部品データベース管理装置10の構成を示すブロック図である。
部品データベース管理装置10は、製品の設計変更等を行う場合に部品データベースの検索、更新等の処理を行うものであり、製造業等における製品の構成データを管理するコンピュータシステムである製品情報管理装置(PDMS:Product Data Management System)がこれに該当する。
部品データベース管理装置10は、部品デ−タベース(以下、部品DB)20,管理部30,入出力部40から構成される。
【0012】
部品DB20は、製品を構成する複数の部品を部品同士の階層関係も含めて記録するものであり、いわゆる部品表(BOM:Bill of Material)がこれに該当する。
【0013】
図2は、部品DBにおける部品の階層構造の概念を表す模式図である。また、図3は部品DBにおける部品の階層構造の具体例を表す模式図である。
図2、図3に示されるように、本実施形態に係る部品DBでは、製品を構成する部品が、階層構造中で上位の中間部品と、中間部品よりも下位の一般部品に区分される。一般部品はさらにモジュール、アセンブリ(Assy)、単位部品に区分される。
本実施形態に係る部品DB20では、中間部品とその下位の一般部品とを区分している。中間部品は製品と一般部品としてのモジュールとの境界に位置することから、製品とモジュールとを明確に分離して検索することが容易になる。設計変更が必要な部品が使用されているモジュールおよび製品の検索も速やかに行える。
【0014】
中間部品は、部品のうち製品の構成の骨子となるものであり、より下位の一般部品を纏める上位部品として位置づけられ、製品とモジュールの境界に位置する。中間部品は、後述するフラグによって一般部品と識別され、製品毎にユニークな部品番号が付与される。
中間部品はモジュール等の一般部品から構成される。即ち、中間部品を構成する一般部品によって、中間部品、ひいては製品の仕様が定まる。また、中間部品は製品とその識別番号(シリアル番号等)によって対応付けられる。例えば、図3の例では、部品番号A_1の中間部品は、製品番号000001の製品と対応付けられる。
【0015】
中間部品は単一の階層としてもよいが、中間部品同士で階層関係を有することも認められる。図2では製品の直下とその下の2階層を中間部品としている。また、図3では中間部品が3階層をなしている。中間部品の最上位部品(通例、モジュール)は製品全体を表す部品となる。図2,3に示されるように、上位の中間部品が複数の中間部品を下位に保持することが認められる。これは、この上位の中間部品が複数の中間部品から構成されることを意味する。
【0016】
モジュールは、製品を構成する単位であり、一般部品のうち中間部品の直下に位置する。モジュールを単位として、設計、製造が行われ、製品は、このモジュールを組み合わせて構成される。ここで、モジュール自身が、幾つかのモジュール(場合により、アセンブリ、部品をさらに付加)から構成される場合もある。この場合、モジュールは、他モジュールを構成するサブモジュールとして使用される。例えば、図3において、モジュールN_1はモジュールL_1のサブモジュールである。
【0017】
アセンブリは、モジュールを構成する部品であり、単位部品を組み合わせて構成される。即ち、アセンブリは組み合わせ部品といっても差し支えない。
単位部品は、モジュール、アセンブリを構成する部品であり、それ以上細分化できないものを意味する。
【0018】
図4、図5は、図3で示された階層構造に対応するデータ構造の1例を表した模式図である。部品DB上ではこのようなデータ構造として部品の階層構造を記録、表現することができる。
図4は、フラグ、部品番号、レビジョン番号、製品番号を対応して表されたテーブルを示している。
「フラグ」は部品の種別を表し「部品種別情報」として機能する。即ち、この「フラグ」によって中間部品は他の一般部品と区分される。
「部品番号」は部品を互いに識別すべく、付与されたユニークな番号である。「レビジョン番号」は、部品の構成の変更(改版)を行ったときに、この改版の回数に応じて付与される番号であり、「部品番号」と共に部品の特定に用いられる。
「製品番号」は部品が用いられる製品を識別する識別情報であり、中間部品にのみ対応付けられる。中間部品と製品の対応関係を表すためであり、また全部品に対して対応付けると部品DBに記録される情報量の増大、またこれに伴う検索速度の低下を招く畏れがあるからである。
【0019】
図5は、下位の部品とこの部品より一つ上位の部品の対応関係を表すことで、部品の階層構造を表現するテーブルを示している。即ち、この対応関係は「階層情報」として機能する。これら上位、下位の部品は部品の種別、部品番号、レビジョン番号によって特定される。例えば、図5の「モジュールL_1」は、「モジュール」、「L」、「1」がそれぞれ部品の種別、部品番号、レビジョン番号に相当する。これは図3でも同様である。
【0020】
以上のように、図4,図5のようなテーブルによって、図3のような部品の階層構造を表すことができる。部品が変更される等によって部品の階層構造が変わる場合には、このテーブルが対応して書き換えられる。
【0021】
管理部30は、モジュール検索部31,製品検索部32,部品更新情報入力部33,部品DB更新部34,部品DB編集部35を有する。なお、管理部30は、中央演算装置(CPU:Central Processing Unit)とソフトウェアとの組み合わせによって構成され、中央演算装置がソフトウェアによって動作することで実現される。
入出力部40は、ユーザが情報の入出力を行うためのものであり、キーボード、マウス等の入力装置、ディスプレイ、プリンタ等の出力装置から構成される。
【0022】
モジュール検索部31は、単位部品、アセンブリより上位に位置するモジュールを検索するものであり、部品検索部として機能する。モジュール検索部31は、変更対象部品から上層へと階層を遡って検索を行い、その1階層上位が中間部品である部品、即ちモジュールを検索する。検索によって中間部品の存在が判明した場合、そのl階層下位の部品が最上位部品(即ち、モジュール)と判断される。この検索は再帰的に行うことができる。
中間部品を製品毎にユニークな番号として、中間部品自体に使用されている製品の識別子がセット(関連付け)されている。このため、対象モジュールが使用されている製品を検索する場合に、中間部品を最上位まで検索する必要がない。最上位のモジュールを高速で検索することが可能となり、対象部品の変更によって影響を受ける部品の範囲を効率的に特定できる。
例えば、図3の部品M_1が変更対象部品の場合には、モジュール検索部31によって中間部品D_1,G_1がリストアップされる。
【0023】
製品検索部32は、変更対象部品を使用している製品を検索する。この検索は、モジュール検索部31でリストアップされたモジュールの上位に位置する中間部品を検索することで行える。中間部品が製品の識別番号と対応付けられているからである。モジュールのl階層上位の中間部品を検索することで、対象部品の変更によって影響を受けるモジュール、製品を判別でき、検索コストが削減される。
例えば、図3の部品M_1が変更対象部品の場合には、製品検索部32によって製品000001,000002がリストアップされる。
【0024】
部品更新情報入力部33は、対象部品の変更によって影響を受ける部品、製品に関する情報の入力をユーザに促す。この入力の促しはモジュール検索部31、製品検索部32による検索結果を用いて行われ、ハードウェアとして入出力部40が利用される。即ち、部品更新情報入力部33は入出力部40を動作させるためのソフトウェア手段として位置づけられる。例えば、ディスプレイ等の出力装置に入力を促すための表示をさせ、ユーザがキーボード等の入力装置を用いて情報の入力を行う。
【0025】
図6は、部品更新情報の入力が行われる画面表示の一例である。部品更新情報入力部33が変更対象部品の上位に位置するモジュールを画面上に表示させている。ここでは、図3の単位部品M_1を変更対象部品としているため、その上位に位置するモジュールL_1を表示させ、ユーザへの入力を促している。なお、単位部品M_1とモジュールL_1の間の階層に他の部品が存在すれば、その部品も同様に表示される。
ここで、「レコード番号」はリストアップされた部品に上位から順に付与された番号である。「相対階層数」は、リストアップされた最上位の部品からみた階層の数である。「変更対象部品」は直接的な変更対象の部品およびその部品の変更によって影響を受ける部品の双方について部品を特定するための情報であり、この特定に部品の種別、部品番号、リビジョン番号が用いられる。「個数」は、モジュール等で用いられている変更対象部品の個数を表す。「変更後部品」は、変更後の部品を特定するための情報である。「変更後個数」は、変更された部品の個数を表す。
【0026】
図6等の画面表示を用いて部品更新情報の入力が行われる。
この入力に際して、(1)部品番号変更、(2)部品のレビジョンアップの2種類を指定できる。(1)の部品番号変更では、既に作成済みの異なる部品が設定可能である。また、(2)の部品レビジョンアップは、下位構成の変更のみを行う場合に用いられる。即ち、下位構成を引継ぎ新レビジョンの部品が作成される。
図7は、図6に示した画面を用いて入力が行われた画面の一例を表す図であり、「変更後部品」の欄に入力が行われている。単位部品M_1が別の単位部品Z_1に変更され、これに伴いモジュールL_1がレビジョンアップしてモジュールL_2となっている。即ち、単位部品M_1の代わりに単位部品Z_1を使用した新レビジョンのモジュールL_2が作成される。
【0027】
図8は、部品更新情報入力部33が変更対象部品に対応する中間部品、および製品を表示させた画面の一例を表す図である。ここでは、図3の単位部品M_1を変更対象部品としたことからその上位に位置する中間部品D_1,G_1、およびこれらに対応する製品000001,000002を表示させ、ユーザへの入力を促している。ここで、「変更対象製品」、「中間部品」はそれぞれ変更対象部品に対応する製品の製品番号、中間部品の部品番号を表す。「個数」は、中間部品で用いられている変更対象部品の個数を表す。「適用」は例えば図7で示された部品の変更を中間部品、製品に適用するか否かを表す情報である。
図9は、図8に示した画面を用いて入力が行われた画面の一例を表す図であり、「適用」の欄に入力が行われている。モジュールL_1を使用している製品000001、製品000002のうち、製品000001は適用「有り」、製品000002は適用「無し」との情報が入力されている。
【0028】
以上のように、部品更新情報入力部33は、対象部品を使用しているモジュール等の一覧を表示し、ユーザに入力を促す。このため、ユーザはこの一覧表示により対象部品が使用されているモジュールの絞り込みを容易に行える。また、部品更新情報入力部33は、そのモジュールの1階層上の中間部品を使用している製品の一覧を表示する。
設計変更を実施する場合は、変更対象部品とモジュール間の階層に位置する部品を表示させ、変更内容の入力を促す。このようにして、変更後のモジュールの下位構成の編集が行われる。設計変更の対象の絞込み及び変更内容の反映対象とする製品、モジュールの範囲を意識した設計変更処理が速やかに行える。
【0029】
部品DB更新部34は、部品更新情報入力部33による促しに応じて入力された変更情報に従って、部品DBの更新処理を行う。
図10は、部品DB更新部34によって更新された部品DBの階層構造を表す模式図である。ここでは、図3に示した階層構造が図7,図9に示された入力内容に従って更新されている。
この部品DBの更新処理は、実質的には図4,図5に示されたようなテーブルを書き換えることで行われる。
【0030】
部品DB編集部35は、部品DB更新部34で更新された部品DBの編集(例えば、番号再付与)を行う。例えば、異なる中間部品が同一の構造を有するようになったときに同一の部品番号を付与する。即ち、同じ構造をもつ中間部品を製品全体でユニークな標準部品番号に変換する。
この変換の際に、中間部品が使用された回数をその中間部品と対応して記録することができる。この回数は、中間部品を利用するときの参考として利用できる。例えば、使用回数が多い中間部品の内部構成をモジュール化する。即ち、複数回変更された中間部品(言い換えれば、多くの改良が加えられた中間部品)を抽出して標準的なモジュールとして使用できる。
【0031】
図11は、部品DB編集部35によって編集された部品DBの階層構造を表す模式図である。ここでは、図3に示した階層構造において中間部品D_1,G_1が同一構造となった場合に、中間部品に部品番号α_1〜η_1を再付与している。また中間部品D_1,G_1が更新され中間部品δ_1となったことから、中間部品δ_1には参照回数を1から2に繰り上げ、他の中間部品は参照回数を1のままとしている。
【0032】
(部品データベース管理装置10の動作)
部品データベース管理装置10の動作について説明する。
A.部品、製品の検索
まず、部品、製品の検索について説明する。
図3は、既述のように、製品000001と製品000002の部品DBの1例を示す模式図である。この例で、単位部品M_lに何らかの不具合が発見されたため、単位部品M_1を使用しているモジュール、製品を検索することを考える。
【0033】
この場合、入出力部40から単位部品M1を識別する情報が入力され、この情報に従いモジュール検索部31が単位部品M_1の上位の部品を検索する。その結果、モジュールL_1がヒットする。さらに、モジュールL_1の上位の部品を検索し、中開部品D_l、G_1がヒットする。モジュールL_1の上位に中間部品が存在するので、モジュールL_1をモジュールの最上位としてリストアップする。
【0034】
さらに、製品検索部32が対応製品を検索する。この場合、中間部品D_1、G_1は、中間部品であるため製品の識別子(製品000001、製品000002)の属性を持っている。このため、さらに上位を検索することなく中間部品D_1、G_1は、製品000001、製品000002に使用されているものとしてリストアップされる。
【0035】
B.部品変更情報の入力・部品DBの更新
リストアップしたモジュールの構成の変更内容が設定される。図7に示すように、対象部品からモジュールまでの階層の部品について変更後の部品番号を入力する。
図9に示すように変更部品を利用する製品を特定する情報が入力される。ここでは、モジュールL_1を使用している製品000001、製品000002のうち、ユーザが画面上で選択した製品000001にのみ部品の変更が反映される。
このようにして入力された部品変更情報に基づき、部品DBが更新される。
図10に示すように、新レビジョンのモジュールL_2が製品000001にのみ反映されるように部品DBの更新が行われる。
以上のように、変更対象部品とその上位モジュール、製品毎に部品変更情報を入力し、部品DBを更新できる。
【0036】
C.部品DBの編集
製品ごとにユニークな番号としている中間部品が同じ構造となる場合に、部品番号を同一とすることで、部品DBを編集することを考える。
例えば、図3に示される部品の階層構造において、中間部品D_1、G_1を同一構造へと変換する。この変換の際、中間部品D_1、G_1に同一の部品番号δ_1が付与される。また、この中間部品が変更された回数2を記録する。製品の変更に際して使用回数が多い中間部品は、モジュール化する際の材料とすることができる。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば部品の全階層に渡る検索を不要とし、ユーザの負担が軽減される部品データベース管理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例に係る部品データベース管理装置10の構成を示すブロック図である。
【図2】部品DBにおける部品の階層構造の概念を表す模式図である。
【図3】部品DBにおける部品の階層構造の具体例を表す模式図である。
【図4】図3で示された階層構造に対応するデータ構造の1例を表す模式図である。
【図5】図3で示された階層構造に対応するデータ構造の1例を表す模式図である。
【図6】部品更新情報入力部が変更対象部品の上位に位置するモジュールを表示した画面の一例を表す図である。
【図7】図6に示した画面を用いて入力が行われた画面の一例を表す図である。
【図8】部品更新情報入力部が変更対象部品に対応する中間部品、および製品を表示した画面の一例を表す図である。
【図9】図8に示した画面を用いて入力が行われた画面の一例を表す図である。
【図10】部品DB更新部によって更新された部品DBの階層構造を表す模式図である。
【図11】部品DB編集部によって編集された部品DBの階層構造を表す模式図である。
【符号の説明】
10…部品データベース管理装置、20…部品デ−タベース(DB)、30…管理部、31…モジュール検索部、32…製品検索部、33…部品更新情報入力部、34…部品DB更新部34、35…部品DB編集部35、40…入出力部

Claims (4)

  1. 製品を構成する部品の階層構造を下位の部品とその部品の1つ上位の部品との対応付けによって表す階層情報と、部品の種別を前記階層構造上で上位の中間部品と中間部品より下位の一般部品とに区分して表す部品種別情報と、中間部品に対応する製品を識別する対応製品識別情報と、が記録される部品データベースを管理する部品データベース管理装置であって、
    部品を識別する部品識別情報を入力する部品識別情報入力部と、
    前記部品データベースに基づいて、前記部品識別情報入力部で入力された部品識別情報で表される部品に対応する製品を検索する製品検索部と、
    を具備することを特徴とする部品データベース管理装置。
  2. 前記部品データベースに基づいて、前記部品識別情報入力部で入力された部品識別情報で表される部品の上位、かつ中間部品の1つ下位に位置する部品を検索する部品検索部、
    をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の部品データベース管理装置。
  3. 前記製品検索部が、前記部品検索部による検索結果に基づいて製品を検索する
    ことを特徴とする請求項2記載の部品データベース管理装置。
  4. 変更前の部品と変更後の部品の対応関係を表す部品変更情報を入力する部品変更情報入力部と、
    前記部品変更情報入力部によって入力された部品変更情報に基づいて、前記部品データベースを更新する部品データベース更新部
    をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の部品データベース管理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009009216A (ja) * 2007-06-26 2009-01-15 Panasonic Electric Works Co Ltd 部品管理システム及び部品管理方法

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