JP2009009216A - 部品管理システム及び部品管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 廃止する部品を探索する探索時間を大幅に短縮することができる部品管理システムを提供する。
【解決手段】 部品管理システムにおいて、処理サーバは、廃止対象の製品に使用されている全ての部品を列挙した第1のリスト101と、当該第1のリスト101に格納した各部品について、1階層だけ上位の製品又は部品を列挙した第2のリスト102とを作成する。そして、処理サーバは、第2のリスト102において逆展開した上位階層の全ての製品又は部品が第1のリスト101に含まれている部品のみを廃止候補部品103として求め、求めた廃止候補部品群103のうち、第2のリスト102において逆展開した上位階層部品(製品)102bが廃止候補部品となっていない部品を廃止候補から除外し、残りの廃止候補部品を、廃止可能部品104として求める。
【選択図】 図5

Description

本発明は、製品を構成する部品を管理する部品管理システム及び部品管理方法に関する。
製品を構成する部品は、その種類と個数が膨大となることから人手によって管理するのは困難である。そのため、従来から、部品を管理する部品管理システムが各種提案されている(例えば、特許文献1及び特許文献2等参照。)。
具体的には、特許文献1には、複数の子部品から構成された親部品に関する親部品情報と複数の子部品に関する子部品情報とから、親部品情報を廃止する際に子部品情報を処理する部品情報処理装置が開示されている。特に、この部品情報処理装置は、廃止する親部品の部品情報を登録すると、その親部品を構成する子部品を検索する。そして、子部品のうち他の親部品も構成する子部品はデータベースに存続させ、廃止する親部品のみを構成する子部品には販売期限と納品期限との期限を設定する処理を行う。これにより、この部品情報処理装置は、廃止すべき部品情報を容易に廃止でき情報処理効率の低下を防ぐことができるとしている。ただし、この特許文献1には、廃止する部品を探索する詳細な手法については何ら開示されていない。
また、特許文献2には、ピラミッド状の複数段に分類される部品とこれら部品によって構成される製品の構成関係を管理する製品と構成部品の管理方法が開示されている。特に、この管理方法は、複数段のうちの所定の段の1段上位又は1段下位の製品及びこれら製品を構成する部品の関連を識別し、製品又は部品に識別した識別符号を付ける識別工程を備える。この識別構成により、識別符号に基づいて複数段の段位間の製品と部品とを、上方又は下方の縦割の関係において管理する。この構成部品の管理方法は、管理方向を1元化して単純化することにより、データ間の絡み合いの発生をなくすことができ、製品と構成部品との関連性を容易に検索でき、管理業務におけるトラブルを減少させることができるとしている。ただし、この特許文献2に記載された技術は、廃止する部品の探索を行うものではない。
特開2002−62921号公報 特開平7−129443号公報
ところで、従来の部品管理システムにおいては、廃止する製品が発生した場合には、その製品に使用されている部品も廃止するために当該部品を探索する必要がある。このとき、従来の部品管理システムにおいては、廃止対象とする部品が廃止対象外の他の製品に共用されている場合には廃止することができないため、そのような部品を廃止対象から除外する必要がある。
ここで、従来の部品管理システムにおいては、このような廃止部品の探索を、製品及び部品間の親子関係を示す構成情報、すなわち、各製品について当該製品を構成するためにどの部品が使用されているのかを例えばツリー状に列挙した構成情報を参照し、製品を構成する全ての部品について、全ての階層レベルにわたって上位階層の製品や部品に遡る逆展開を実行し、製品間の共用関係を探索することによって行っている。
具体的には、従来の部品管理システムにおいては、図7(a)に示すように、構成情報に基づいて廃止対象とする製品に使用されている全ての部品のリストを作成し、図7(b)に示すように、そのリストの各部品について上位階層の製品や部品に遡る逆展開を全ての階層レベルにわたって実行することにより、各部品が使用されている最上位階層の製品を求める。そして、従来の部品管理システムにおいては、図7(c)に示すように、最上位階層の製品が廃止対象の製品である全ての部品を抽出することにより、廃止すべき部品を求めている。
そのため、従来の部品管理システムにおいては、多数の部品で構成され、ツリー階層が深い構成情報からなる製品については探索時間が非常に長時間となるという問題があった。
そこで、本発明は、上述したような問題を解決するために案出されたものであり、廃止する部品を探索する探索時間を大幅に短縮することができる部品管理システム及び部品管理方法を提供することを目的とする。
本発明は、製品を構成する部品を、使用関係に基づいてツリー状にして管理するデータ管理部と、前記製品を廃止する際に当該製品に使用されている部品のうち廃止可能な部品を判定する廃止可能部品判定部とを備える部品管理システムである。この部品管理システムの廃止可能部品判定部は、上述の課題を解決するために、廃止対象の製品に使用されている全ての部品を列挙した第1のリストと、当該第1のリストに格納した各部品について、1階層だけ逆展開して上位の製品又は部品を列挙した第2のリストとを作成するリスト作成部と、前記第2のリストにおいて逆展開した上位階層の全ての製品又は部品と、前記第1のリストに含まれている部品とを比較し、前記第2のリストにおいて逆展開した上位階層の全ての製品又は部品が前記第1のリストに含まれている部品のみを廃止候補部品として求める廃止候補部品算出部と、前記廃止候補部品算出部によって求めた廃止候補部品のうち、前記第2のリストにおいて逆展開した上位階層の部品が廃止候補部品となっていない部品を廃止候補から除外し、残りの廃止候補部品を、前記廃止可能部品として決定する廃止可能部品決定部とを有することを特徴とする。
本発明に係る部品管理システム及び部品管理方法によれば、部品の階層を遡る逆展開を1階層だけにとどめることにより、全ての階層レベルにわたる逆展開を行う必要がないため、廃止可能部品の探索時間を大幅に短縮することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[部品管理システムの構成]
本発明を適用した部品管理システムは、図1に示すように、ユーザが操作する複数の入出力装置10,10,・・・,10と、構成部品データベース30に格納されている製品や部品の構成情報に基づいて処理を行う処理サーバ20とが、所定のネットワークNTを介して接続されて構成される。なお、入出力装置10,10,・・・,10は、同様の構成からなるため、以下では、単に入出力装置10と総称して説明するものとする。
入出力装置10は、例えばパーソナルコンピュータ等から構成され、部品を管理するユーザによって操作されるものである。具体的には、入出力装置10は、図2に示すように、各部を統括的に制御するCPU(Central Processing Unit)11と、ワークエリアとして機能するRAM(Random Access Memory)12と、ユーザインターフェースとしての所定の操作デバイスからなる入力装置13と、各種情報を表示する表示装置14と、外部のネットワークNTに接続して通信を行う通信装置15とを有する。
CPU11は、図示しないハードディスク等に格納されている各種アプリケーションプログラムをはじめとする各種プログラムを実行し、各部を統括的に制御する。
RAM12は、CPU11が各種プログラムを実行する際のワークエリアとして機能し、CPU11の制御のもとに、各種情報を一時記憶するとともに、記憶している各種情報を読み出す。
入力装置13は、例えば、キーボードやマウス等、ユーザインターフェースとしての所定の操作デバイスから構成される。入力装置13は、ユーザによる入力操作を受け付け、操作内容を示す制御信号をCPU11に対して供給する。
表示装置14は、例えば液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display;LCD)等の表示デバイスから構成され、CPU11の制御のもとに、画像データをはじめとする各種情報を表示する。例えば、表示装置14は、部品探索を行う際に、処理サーバ20から送信された情報を表示する。
通信装置15は、例えばLAN(Local Area Network)等の各種方式に基づくネットワークNTに接続するためのインターフェースであり、CPU11の制御のもとに、外部との通信を行う。
このような各部を備える入出力装置10は、入力装置13を介してユーザが入力操作を行うのに応じて、CPU11の制御のもとに、その入力操作内容を示す情報を、通信装置15を介して処理サーバ20に対して送信するとともに、これに対応する処理結果を、通信装置15を介して処理サーバ20から受信し、表示装置14に表示させる。
処理サーバ20は、各部を統括的に制御するCPU21と、ワークエリアとして機能するRAM22と、各種情報を読み出し及び/又は書き込み可能に記憶する記憶装置23と、外部のネットワークNTに接続して通信を行う通信装置24とを有する。
CPU21は、記憶装置23等に格納されている各種プログラムを実行し、各部を統括的に制御する。
RAM22は、CPU21が各種プログラムを実行する際のワークエリアとして機能し、CPU21の制御のもとに、各種情報を一時記憶するとともに、記憶している各種情報を読み出す。
記憶装置23は、例えば、ハードディスクや、いわゆるRAID(Redundant Arrays of Independent (Inexpensive) Disks)等の所定の記憶装置を用いて構成され、部品管理を行うための各種プログラムや画像データ等の各種情報を記憶している。具体的には、記憶装置23は、記憶している各種プログラムを処理するプログラム処理部23aと、構成部品データベース30に対するデータの書き込み及び読み出しを行うデータベース記憶部23bとを有する。ここで、構成部品データベース30には、製品や部品の構成情報、すなわち、各部品の親子関係を示す構成情報が記憶される。
製品や部品の構成情報は、例えば図3に示すように、各製品について当該製品を構成するためにどの部品が使用されているのかを例えばツリー状に列挙した情報である。構成部品データベース30は、このような製品や部品の構成情報を、図4に示すようなデータベースとして記憶している。このような構成部品データベース30に記憶された構成情報は、CPU21及びプログラム処理部23aによって所定のプログラムを実行することにより、データベース記憶部23bによって読み出される。
通信装置24は、ネットワークNTに接続するためのインターフェースであり、CPU21の制御のもとに、入出力装置10における通信装置15との通信を行う。
このような各部を備える処理サーバ20は、構成部品データベース30に構成情報を格納することにより、製品を構成する部品を使用関係に基づいてツリー状にして管理する。そして、処理サーバ20は、入出力装置10から送信された入力操作内容に応じて、CPU21の制御のもとに、構成部品データベース30に格納されている製品や部品の構成情報に基づいて各種処理を行い、その処理結果を、通信装置24を介して入出力装置10に対して送信する。
[部品管理システムの動作]
このような部品管理システムは、廃止したい製品がある場合には、ユーザが自己の入出力装置10を介して処理サーバ20にアクセスすることによって当該入出力装置10の表示装置14に表示された所定の画面を閲覧し、廃止したい製品を指定する操作を行う。これに応じて、処理サーバ20は、構成部品データベース30に格納されている構成情報に基づいて、指定された製品に使用されている部品のうち廃止可能な部品を判定して探索し、探索した部品を列挙したリストを入出力装置10の表示装置14に表示させる。これによって、ユーザに、製品の廃止によって廃止可能な部品を認識して、実際の部品廃止を決定させることができる。
また、処理サーバ20は、ユーザがリストに表示された部品の削除を指示するのに応じて、構成部品データベース30から、廃止対象製品と、当該製品に使用されておりリストに表示された部品とについての情報を削除する。
このように部品廃止をするとき、処理サーバ20は、図5に示すリストを作成しながら、図6に示すような一連の工程にしたがって、製品の廃止にともなって廃止すべき部品の探索を行う。ここでは、先に図3及び図4に示した構成情報によって規定されている製品のうち、2つの製品1,2を廃止する場合について説明する。
まず、処理サーバ20は、図6に示すように、ステップS1において、CPU21の制御のもとに、ユーザによって指定された廃止する製品の一覧を入力すると、ステップS2において、構成部品データベース30を参照して、廃止対象の製品1,2に使用されている全ての部品を列挙したリスト(以下、第1のリストという。)をRAM22等に作成する。
具体的には、処理サーバ20は、製品1を構成する部品が2つの部品A1,A2であり、部品A1を構成する子部品が部品B1であり、部品A2を構成する子部品が2つの部品B2,B3であり、製品2を構成する部品が2つの部品A3,A4であり、部品A3を構成する子部品が2つの部品B2,B4であり、部品B4を構成する孫部品が部品C1であり、部品A4を構成する子部品が2つの部品B5,B6であり、部品B6を構成する孫部品が部品C2であることから、図6(a)に示すように、
部品A1
部品A2
部品A3
部品A4
部品B1
部品B2
部品B3
部品B4
部品B5
部品B6
部品C1
部品C2
といった部品群を、第1のリスト101に格納し、RAM22等に記憶させる。
続いて、処理サーバ20は、図6中ステップS3において、CPU21の制御のもとに、構成部品データベース30を参照し、第1のリスト101に格納した各部品について、全ての階層レベルではなく、1階層だけ階層を遡る逆展開を行い、その1階層だけ上位の製品や部品を列挙したリスト(以下、第2のリストという。)をRAM22等に作成する。
具体的には、処理サーバ20は、第1のリストに格納した12個の部品A1,A2,A3,A4,B1,B2,B3,B4,B5,B6,C1,C2のそれぞれについて1階層だけ上位に階層を遡ることにより、図6(b)に示すように、
部品A1−製品1
部品A2−製品1
部品A3−製品2
部品A4−製品2,製品3
部品B1−部品A1
部品B2−部品A2,A3
部品B3−部品A2,A5
部品B4−部品A3
部品B5−部品A4
部品B6−部品A4
部品C1−部品B4
部品C2−部品B6
といった構成部品群102a−上位階層部品(製品)102bからなる第2のリスト102を構成して、RAM22等に記憶させる。
続いて、処理サーバ20は、図6中ステップS4において、最終的に廃止可能な部品を格納する第3のリスト104をRAM22等に作成する。なお、この時点では、第3のリスト104は空リストである。
続いて、処理サーバ20は、ステップS5及びステップS6において、CPU21の制御のもとに、第2のリスト102において逆展開した上位階層の全ての製品又は部品が第1のリスト101に含まれている部品があるか否かを判定し、そのような部品のみを廃止候補として求める。
具体的には、処理サーバ20は、図6(c)に示すように、第2のリスト102に格納した12個の構成部品群102aのうち、廃止対象外の製品3を上位階層に含む部品A4、及び、第1のリストに含まれていない部品A5を上位階層に含む部品B3以外の10個の部品A1,A2,A3,B1,B2,B4,B5,B6,C1,C2を、廃止候補部品群103とする。
そして、処理サーバ20は、図6中ステップS7乃至ステップS9において、CPU21の制御のもとに、廃止候補部品群103のうち、第2のリスト102において逆展開した上位階層部品(製品)102bが廃止候補部品となっていない部品があるか否かを判定し、そのような部品を廃止候補から除外し、残りの廃止候補部品を、廃止可能部品として第3のリスト104に格納して一連の処理を終了する。
具体的には、処理サーバ20は、図6(d)に示すように、10個の廃止候補部品A1,A2,A3,B1,B2,B4,B5,B6,C1,C2のうち、廃止候補部品としなかった部品A4を上位階層の部品とする部品B5,B6と、廃止候補部品から除外される部品B6を上位階層の部品とする部品C2とを廃止候補から除外し、残りの7個の部品A1,A2,A3,B1,B2,B4,C1を、廃止可能部品として第3のリスト104に格納し、RAM22等に記憶させる。
処理サーバ20は、このような一連の工程を経ることにより、廃止対象製品に使用されている部品のうち、廃止対象外の製品にも使用されている部品を確実に除外した廃止可能部品からなる第3のリスト104を作成することができる。
[実施形態の効果]
以上詳細に説明したように、本発明の実施形態に係る部品管理システムにおいて、処理サーバ20は、CPU21の制御のもとに、廃止対象の製品に使用されている全ての部品を列挙した第1のリスト101と、当該第1のリスト101に格納した各部品について、1階層だけ上位の製品又は部品を列挙した第2のリスト102とを作成する。そして、処理サーバ20は、CPU21の制御のもとに、第2のリストにおいて逆展開した上位階層の全ての製品又は部品が第1のリストに含まれている部品のみを廃止候補部品として求めた上で、求めた廃止候補部品のうち、第2のリスト102において逆展開した上位階層部品(製品)102bが廃止候補部品となっていない部品を廃止候補から除外し、残りの廃止候補部品を、廃止可能部品として決定する。
このように、この部品管理システムにおいては、部品の階層を遡る逆展開を1階層だけにとどめることにより、全ての階層レベルにわたる逆展開を行う必要がないため、廃止可能部品の抽出を極めて迅速に行うことができる。これによって、ユーザから廃止する製品を指定されたことに対する、廃止可能な部品を含む第3のリスト104を提示するレスポンス性を向上させ、探索時間を大幅に短縮することができる。
特に、この部品管理システムにおいては、2つの第1のテーブル101と第2のテーブル102とを比較することによって廃止可能部品の探索数を予め削減することから、探索時間を大幅に短縮することができる。
なお、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
本発明を適用した部品管理システムの構成を示す図である。 本発明を適用した部品管理システムの構成を示すブロック図である。 本発明を適用した部品管理システムにおける構成部品データベースに格納されている構成情報の具体例を示す図である。 本発明を適用した部品管理システムにおける構成部品データベースに格納されているデータベース形式の構成情報の具体例を示す図である。 本発明を適用した部品管理システムにおける処理サーバが廃止可能部品の探索を行う際の一連の処理を示すフローチャートである。 本発明を適用した部品管理システムにおける処理サーバが廃止可能部品の探索を行う際に作成するリストの具体例を示す図である。 従来の部品管理システムにおける処理サーバが廃止可能部品の探索を行う際に作成するリストの具体例を示す図である。
符号の説明
10,10,10,・・・,10 入出力装置
11,21 CPU
12,22 RAM
13 入力装置
14 表示装置
15,24 通信装置
20 処理サーバ
23 記憶装置
23a プログラム処理部
23b データベース記憶部
101 第1のリスト
102 第2のリスト
103 廃止候補部品群
104 第3のリスト
NT ネットワーク

Claims (2)

  1. 製品を構成する部品を、使用関係に基づいてツリー状にして管理するデータ管理部と、前記製品を廃止する際に当該製品に使用されている部品のうち廃止可能な部品を判定する廃止可能部品判定部とを備える部品管理システムであって、
    前記廃止可能部品判定部は、
    廃止対象の製品に使用されている全ての部品を列挙した第1のリストと、当該第1のリストに格納した各部品について、1階層だけ逆展開して上位の製品又は部品を列挙した第2のリストとを作成するリスト作成部と、
    前記第2のリストにおいて逆展開した上位階層の全ての製品又は部品と、前記第1のリストに含まれている部品とを比較し、前記第2のリストにおいて逆展開した上位階層の全ての製品又は部品が前記第1のリストに含まれている部品のみを廃止候補部品として求める廃止候補部品算出部と、
    前記廃止候補部品算出部によって求めた廃止候補部品のうち、前記第2のリストにおいて逆展開した上位階層の部品が廃止候補部品となっていない部品を廃止候補から除外し、残りの廃止候補部品を、前記廃止可能部品として決定する廃止可能部品決定部とを有すること
    を特徴とする部品管理システム。
  2. 製品を構成する部品を、使用関係に基づいてツリー状にして管理し、前記製品を廃止する際に当該製品に使用されている部品のうち廃止可能な部品を判定する部品管理方法であって、
    廃止対象の製品に使用されている全ての部品を列挙した第1のリストと、当該第1のリストに格納した各部品について、1階層だけ逆展開して上位の製品又は部品を列挙した第2のリストとを作成し、
    前記第2のリストにおいて逆展開した上位階層の全ての製品又は部品と、前記第1のリストに含まれている部品とを比較して、前記第2のリストにおいて逆展開した上位階層の全ての製品又は部品が前記第1のリストに含まれている部品のみを廃止候補部品として求め、
    前記廃止候補部品算出部によって求めた廃止候補部品のうち、前記第2のリストにおいて逆展開した上位階層の部品が廃止候補部品となっていない部品を廃止候補から除外して、残りの廃止候補部品を、前記廃止可能部品として決定すること
    を特徴とする部品管理方法。
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