JP2005037720A - 降雨体験装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 車両走行状態を想定した様々な降雨状況や降雨強さを再現できるようにして、ドライバーにリアルな降雨体験をさせる降雨体験装置を提供する。
【解決手段】 ハウジングHの体験室Rにその上方より水を下向きに噴霧し得る噴霧装置Jeと、その噴霧された無数の水滴を当てて雨粒として集積、滴下させるルーバーLと、噴霧装置Je上方からルーバーLを通して体験室R内に下向きに送風する送風機Bとを備えた降雨体験装置において、体験室Rには、自動車モデルMと、そのフロントガラスFgに対しルーバーLからの滴下雨粒を吹き当てるべく、ルーバーLよりも下方で該ガラスの正面側より該ガラスに向かって送風を行う擬似走行風発生手段Wと、自動車モデルMv内の体験者がフロントガラスFgを通して視認可能な前方道路表示部1とが設けられる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、降雨量の程度に応じた様々な降雨状況や降雨強さを自動車のドライバーに模擬体験させるための降雨体験装置に関する。
一般に降雨の状態は、降雨量の大小に応じて様々に変化するものである。そこでその降雨量の程度に応じた様々な降雨状況や降雨強さを、人が出入り可能な体験室内で極力忠実に再現して模擬体験させることができるようにした降雨体験装置を本発明者は既に提案している。即ち、この提案の降雨体験装置は、体験者が出入り可能な体験室を形成するハウジングと、ノズル口径の相異なる複数種類の噴水ノズルを有して体験室にその上方より水を下向きに噴霧し得る噴霧装置と、その噴霧装置よりも下方で体験室の天井部を構成するように配設され、該噴霧装置により噴霧された無数の水滴を当てて雨粒として集積滴下させる水平なルーバーと、そのルーバーから滴下する雨粒を下方に付勢すべく、噴霧装置上方から該ルーバーを通して体験室内に下向きに送風する送風機とを備えている(下記の特許文献1を参照)。
特許第2884510号公報
ところで上記特許文献1のものは、人が体験室内で傘を差したり雨具を付けたりして降雨体験を行うに過ぎず、自動車のドライバーに車内での降雨体験をさせるようなものではなかった。
そこで上記特許文献1の降雨体験装置の体験室を拡大して本物の自動車の出入りを可能な大型施設とすれば、ドライバーに車内での降雨体験をさせることが一応可能となるが、その場合には、体験の都度、本物の自動車を体験室内に一々出入りさせなければならず、取り扱いが面倒であり、その上、装置の構造が全体として大型且つ複雑化し、コストが嵩む等の問題がある。また停車状態の車内からの降雨体験は可能となっても、走行状態における車内でのリアルな降雨体験は困難である。
本発明は、上記に鑑み提案されたもので、上記問題を解消しながら、車両走行状態を想定した様々な降雨状況や降雨強さを再現できるようにして、ドライバーにリアルな降雨体験をさせることができるようにし、実際の大雨運転時における車内での降雨量の的確な判断を可能とした、構造が比較的簡単且つコンパクトな降雨体験装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、体験者が出入り可能な体験室を形成するハウジングと、ノズル口径の相異なる複数種類の噴水ノズルを有して前記体験室にその上方より水を下向きに噴霧し得る噴霧装置と、その噴霧装置よりも下方で前記体験室の天井部を構成するように配設され、該噴霧装置により噴霧された無数の水滴を当てて雨粒として集積滴下させる水平なルーバーと、そのルーバーから滴下する雨粒を下方に付勢すべく、噴霧装置上方から該ルーバーを通して前記体験室内に下向きに送風する送風機とを備えた降雨体験装置において、前記体験室には、体験者が乗降可能な自動車モデルと、この自動車モデルのフロントガラスに対し前記ルーバーからの滴下雨粒を吹き当てるべく、該ルーバーよりも下方で該フロントガラスの正面側より該フロントガラスに向かって送風を行う擬似走行風発生手段と、自動車モデル内の体験者が前記フロントガラスを通して視認可能な前方道路表示部とが設けられることを特徴とする。
また請求項2の発明は、前記請求項1の発明の特徴に加えて、前記擬似走行風発生手段が、前記体験室のフロントガラスとの対向壁に配設されて、該フロントガラスに正面衝突する空気流を発生させる第1空気流発生手段と、同内壁に配設されて該フロントガラスにその前面に沿って下側より吹き上がる空気流を発生させる第2空気流発生手段とを備えたことを特徴としている。
また請求項3の発明は、前記請求項1又は2の発明の特徴に加えて、前記噴霧装置とルーバーとの間には、該噴霧装置から噴霧された水滴のルーバーへの噴霧領域を拡大し得るように、該水滴と前記送風機からの噴出空気流とを誘導案内するガイド手段が配設されることを特徴としている。
さらに請求項4の発明は、前記請求項3の発明の特徴に加えて、前記ガイド手段は、前記噴霧装置の水噴霧部の略真下に延びる鉛直軸線回りに互いに同心状に配列され且つその半径方向に間隔をおいて並ぶ、直径の相異なる複数の円形ルーバーを備え、各ルーバーの前記鉛直軸線に対する傾斜角は、大径のルーバーほど大きくなるように設定されたことを特徴とする。
以上のように各請求項の発明によれば、ノズル口径の相異なる複数種類の噴水ノズルを有して体験室にその上方より水を下向きに噴霧し得る噴霧装置と、その噴霧装置よりも下方で体験室の天井部を構成するように配設され、該噴霧装置により噴霧された無数の水滴を当てて雨粒として集積滴下させる水平なルーバーと、そのルーバーから滴下する雨粒を下方に付勢すべく、噴霧装置上方から該ルーバーを通して体験室内に下向きに送風する送風機とを備えた降雨体験装置において、体験室内の自動車モデル内に体験者が入り、擬似走行風発生手段がルーバーよりも下方でフロントガラスの正面側より該フロントガラスに向かって擬似走行風の送風を行うことで自動車モデルのフロントガラスに対しルーバーからの滴下雨粒を勢いよく吹き当てるようにしたので、車両走行状態を想定した様々な降雨状況や降雨強さを再現できるようになって体験者、即ちドライバーにリアルな降雨体験をさせることができ、これにより、実際の大雨運転時において降雨量の的確な判断ができるようになる。しかも使用に当たり、体験者は室内の自動車モデルに乗降するだけでよく、体験室に本物の自動車を出入りさせる必要はないから、取り扱いが簡便であるばかりか、体験室の構造を極力簡単化し且つ小型化することができ、コスト節減に寄与することができる。
また特に請求項2の発明によれば、第1空気流発生手段により発生してフロントガラスに正面衝突する空気流と、第2空気流発生手段により発生してフロントガラスにその前面に沿って下側より吹き上がる空気流とにより、上記擬似走行風を生じさせるようにしたので、車両走行状態での走行風(延いてはルーバーからの滴下雨粒)のフロントガラスへの当たり具合をよりリアルに再現することができるから、走行時の降雨状況をより忠実に体感させることが可能となる。
また、車両走行時における降雨状態を再現するためには、非走行時よりも多くの雨粒をフロントガラスに降らせることが必要となるところ、特に請求項3の発明によれば、噴霧装置とルーバーとの間に設けたガイド手段により、噴霧装置から噴霧される微小水滴のルーバーへの噴霧拡散領域を拡大できることから、噴霧装置や送風機の増設や大容量化を極力抑えながらルーバーにより多くの雨粒を集めて該ルーバーから効率よく滴下させ、十分な降雨量を確保可能となるため、車両走行時の降雨状況を極力低コストで的確に再現することができる。
また特に請求項4の発明によれば、上記ガイド手段は、噴霧装置の水噴霧部の略真下に延びる鉛直軸線回りに互いに同心状に配列され且つその半径方向に間隔をおいて並ぶ、互いに直径の相異なる複数の円形ルーバーを備え、各ルーバーの鉛直軸線に対する傾斜角が、大径のルーバーほど大きくなるように設定されるので、上記ガイド手段は、比較的簡単なルーバー構造で、噴霧装置の水噴霧部から噴霧された微小水滴と送風機からの噴出空気流とを、噴霧装置の水噴霧部の周辺領域に無理なくスムーズに誘導案内できるようになり、従って、噴霧装置から噴霧された微小水滴のルーバーへの噴霧拡散領域の拡大が効果的になされる。
本発明の実施の形態を、添付図面に例示した本発明の実施例に基づいて以下に具体的に説明する。
添付図面において、図1は、本発明の一実施例に係る降雨体験装置の一部破断全体側面図、図2は、図1の2−2線拡大断面図、図3は図1の3矢視図、図4は、図3の4−4線拡大断面図、図5は、図2の5−5線拡大断面図、図6は、図2の6−6線拡大断面図、図7は、図4の7−7線拡大断面図、図8は、図7の8−8線拡大断面図、図9は、図8の9−9線断面図、図10は、体験室床部、側壁部、及び屋根の配管を概略的に示す配管図、図11は、図10の11−11線断面図、図12は、水の循環経路を概略的に示す配管図である。
降雨体験装置Aは、そのハウジングHが小屋形に形成され、図示しないトラック等の自走車両の車台上に積卸し可能に搭載できる構造・形態となっている。そのハウジングHの内部には、人が出入り可能な体験室Rが形成される。
またハウジングHの内部には、体験室Rにその上方より水を下向きに噴霧し得る噴霧装置Jeと、その噴霧装置Jeよりも下方で体験室Rの天井部を構成するよう配設され、該噴霧装置Jeより噴霧された無数の微小水滴を当てて雨粒として集積滴下させるルーバーLと、そのルーバーLから滴下する雨粒を下方に助勢すべく該ルーバーLを通してその上方から体験室R内に送風する複数の送風機Bと、体験室R内に設置固定されて、同室Rに入った体験者が乗降可能な自動車モデルMと、この自動車モデルMのフロントガラスFgに対し前記ルーバーLからの滴下雨粒を吹き当てるべく、該ルーバーLよりも下方で該フロントガラスFgの正面側より該フロントガラスFgに向かって擬似走行風の送風を行う擬似走行風発生手段Wと、自動車モデルMv内の体験者がフロントガラスFgを通して視認可能な前方道路表示部1とが配設される。
次に降雨体験装置Aの具体的構成を説明する。
前記ハウジングHは、上面を開放した箱状ハウジング本体Hmと、そのハウジング本体Hmの開放上面を覆って該ハウジングHに着脱可能に取付けられる屋根Hrとを備える。屋根Hrの内面には、体験室Rの天井部となる前記ルーバーLと、該ルーバーLよりも上方で前記噴霧装置Je及び送風機Bをそれぞれ支持するための支持枠2とが固着される。その支持枠2の上部には、ハウジングHの長手方向に間隔をおいて並列すると共に下向きに送風可能な複数の送風機Bが装着され、またその支持枠2の下部には、噴霧装置Jeの給水配管系統が固定的に支持される。
噴霧装置Jeの前記給水配管系統は、図示例では給水源に並列に連なる4系統の給水パイプ41 〜44 より構成される。そのうち、最小口径の第1ノズルN1 を有する第1給水パイプ41 、その次に大きい口径の第2ノズルN2 を有する第2給水パイプ42 、その次に大きい口径の第3ノズルN3 及び霧用ノズルN0 を有する第3給水パイプ43 は、その各々の下流側が二股状に分岐して前記支持枠2の左右両側に体験室長手方向に沿って固着され、また最大口径の第4ノズルN4 及び霧用ノズルN0 ′を有する第4給水パイプ44 は、前記支持枠2の左右中央部に体験室長手方向に沿って固着される。
而して支持枠2には、体験室Rの左右方向及び長手方向にそれぞれ間隔をおいて複数の円板状ノズル取付枠A1 〜A9 が固設され、その左右両側の複数のノズル取付枠A1 〜A3 ,A7 〜A9 には、第1〜第3給水パイプ41 〜43 の各ノズルN1 〜N3 ,N0 がそれぞれ集中配備され、また左右中央の複数のノズル取付枠A4 〜A6 には、第4給水パイプ44 の各ノズルN4 ,N0 ′がそれぞれ集中配備される。尚、各ノズルN1 〜N4 ,N0 ,N0 ′には、その各々を個別に開閉し得る電磁開閉弁(図示せず)が内蔵される。
前記ルーバーLは、体験室Rの左右方向に等間隔をおいてその前後方向にそれぞれ直線状に延び且つ鉛直に配置された多数の帯板状縦枠La…と、体験室Rの前後方向に等間隔をおいてその左右方向にそれぞれ直線状に延び且つ鉛直に配置された帯板状の多数の横枠Lb…とを格子状に交差、結合して構成される。
更に前記噴霧装置JeとルーバーLとの間には、該噴霧装置Jeから噴霧された水のルーバーLへの噴霧領域を拡大し得るように、該水と前記送風機Bからの噴出空気流とを誘導案内するガイド手段Gが配設され、該ガイド手段Gは、前記支持枠2に一体的に吊持される。
前記ガイド手段Gは、噴霧装置Jeの水噴霧部としての前記ノズルN1 〜N4 ,N0 の集中配備エリア(即ち前記各ノズル取付枠A1 〜A9 の略中心部)を通る鉛直軸線回りに互いに同心状に配列され且つその半径方向に間隔をおいて並ぶ、直径の相異なる複数の円形ルーバー3…と、それら円形ルーバー3…相互間を一体的に結合すべく放射状に延びる連結枠7とより構成され、各ルーバー3の前記鉛直軸線に対する傾斜角は、大径のルーバー3ほど大きくなるように設定される。
前記ハウジング本体Hmは、その長手方向に沿って延びる左,右側壁Hml,Hmrと、その左,右側壁Hml,Hmrの各前後端間を接続する前,後壁Hmf,Hmbを有する直方体状に形成され、特に外部の観客から見て正面となる左側壁Hmlは、体験室R内が透けて見えるように透明体より構成される。しかも図示例では、左側壁Hmlが、屏風式に折り畳み可能な複数の透明板より構成され、その一部の透明板を前後一方側に寄せ動かすことで体験室Rの左側面(外の観客から見て正面)を大きく開放し、体験者が容易に出入りできるようになっている。
また前記自動車モデルMは、体験室Rにその中央より後方側に寄せて設置、固定されており、図示例では、フロントガラスFgより前方への車体張出量が比較的小さい車両、例えば小型トラックやワンボックスカーの運転席を含む車体前半部だけが使用され、これにより、体験室R内にその有効容積を十分に確保しつつ自動車モデルMを無理なく設置可能となる。また自動車モデルMは、その前面が体験室Rの前方左向きにやや傾斜して配置されており、これにより、体験室R外の人が透明な左側壁Hmlを通して自動車モデルMのフロントガラスFgに雨が当たる様子をよく観察できるようになっている。また自動車モデルMは、通常の自動車と同様、人が出入りするための左,右一対のドアMaを備えている。
また前記ハウジング本体Hmの前壁Hmfは、外側壁50と、これに空隙を存して対向する内側壁51とで構成され、その内側壁51の、体験室Rに臨む内面には、自動車モデルM内の体験者からフロントガラスFg越しに前方道路を含む風景が見えるように、該風景を表した前方道路表示部1が付されている。
また前記擬似走行風発生手段Wは、図示例では、体験室Rの、フロントガラスFgとの対向壁(即ちハウジング本体Hmの前壁Hmf)に配設されて、該フロントガラスFgに正面衝突する空気流を発生させる第1空気流発生手段W1と、同内壁に配設されて該フロントガラスFgにその前面に沿って下側より吹き上がる空気流を発生させる第2空気流発生手段W2とを備えており、次にそれらの構成を説明する。
即ち、前記外側壁50及び内側壁51間にはブロワ室52が画成されており、このブロワ室52には、第1空気流発生手段としての左右一対の第1ブロワW1と、第2空気流発生手段としての左右一対の第2ブロワW2とが収納、設置され、各ブロワW1,W2は何れも電動モータで駆動される。左右一対の第1ブロワW1は、ブロワ室52の上部に位置しており、その各々の空気噴出口W1aは、噴出空気を整流するルーバーを備えて自動車モデルMvのフロントガラスFgに向かってやや下向きに開口し、これにより、その噴出空気流がフロントガラスFgに正面衝突するようになっている。
また第2空気流発生手段としての左右一対の第2ブロワW2は、ブロワ室52の下部に位置しており、その各々の空気噴出口W2aは、噴出空気を整流するルーバーを備えて自動車モデルMv直前の路面(体験室Rの床板f)に向かって斜め下向きに開口し、これにより、その噴出空気流が該路面を反射して、自動車モデルMの前面(フロントガラスFg)に沿ってその下側より吹き上がるようになっている。そして、これらブロワW1,W2の噴出空気流は、静止状態にある自動車モデルMに恰も走行風のように作用し、同モデルMの仮想的な走行状態を演出することができる。
而して第1・第2ブロワW1,W2に対する通電制御により、それらブロワW1,W2から噴出する空気の風速乃至風圧を段階的又は連続的に調整することができ、これにより、自動車モデルMがその前方より受ける擬似走行風の風速乃至風圧を調整して、仮想の走行状態での想定車速を任意に(例えば50km/h、70km/h、90km/h、110km/h)に設定変更可能である。
更にハウジングHには、降雨体験の演出又は案内に使用するための防水型スピーカと、これに音声を出力させるオーディオ装置(何れも図示せず)が設置されている。
またハウジング本体Hmの右側壁Hmrの、体験室Rに臨む内面には、道路側方の風景1′が描かれており、またその内面上部には、体験中の想定降雨量や想定車速を表示するための液晶パネル等の表示パネル10が設けられる。
ハウジングHの下部(即ち体験室Rの床下)には、降雨体験装置Aの運転中に使用される水を貯溜させるための複数の貯水タンクTと、このタンクT内の水を通して吸引して噴霧装置Jeの各噴水ノズルN1 〜N4 ,N0 に圧送し得る電動式の給水ポンプPと、この給水ポンプPに連動連結されて該ポンプを駆動し得るポンプモータMpとが設置されている。
給水ポンプPの吐出流路9にはフィルタ16が介装され、そのフィルタ16よりも下流側の吐出流路9は、前記第1,第2給水パイプ41 ,42 にそれぞれ連通する第1,第2接続流路61 ,62 と、前記第3給水パイプ43 に互いに並列に連通する第3接続流路63 及び霧用流路60 と、前記第4給水パイプ44 に互いに並列に連通する第4接続流路64 及び霧用流路60 ′とに分岐している。そして各接続流路61 〜64 ,60 ,60 ′には、減圧弁V1 〜V4 ,V0 ,V0 ′とチェック弁E1 〜E4 ,E0 ,E0 ′とが上流側より順次介装されている。前記減圧弁V1 〜V4 ,V0 ,V0 ′は、それよりも下流側の水圧(従って対応するノズルN1 〜N4 ,N0 ,N0 ′の噴射圧)を給水ポンプPの吐出圧変動に関係なく適正圧に保つ働きをする。またチェック弁E1 〜E4 ,E0 ,E0 ′は、ノズルN1 〜N4 ,N0 ,N0 ′から給水ポンプP側への水の逆流を阻止する。
前記接続流路61 〜66 の中間部は、前記ブロア室52に隣接する配管室54に沿って上下方向に延び、その上端が対応する給水パイプ41 〜44 の基端にそれぞれ接続される。尚、前記吐出流路9には、バイパスコック17付き短絡路18の一端が接続され、この短絡路18の他端は貯水タンクTに連通する。そのバイパスコック17は通常は閉じられており、給水ポンプP及び配管内のエア抜きを行う場合や、同ポンプPを長期間無負荷運転させる場合に一時的に開放操作される。
而して給水ポンプPの運転状態(即ちポンプモータMpへの通電状態)において、第1噴水ノズルN1 の内蔵電磁弁を開弁させて該ノズルN1 のみから水が噴霧された状態で各送風機Bが第1の風量段階で作動する場合には降雨量10mm/hの降雨強度に相当するように、また第2噴水ノズルN2 の内蔵電磁弁を開弁させて該ノズルN2 のみから水が噴霧された状態で各送風機Bが第1の風量段階よりも強い第2の風量段階で作動する場合には降雨量20mm/hの降雨強度に相当するように、更に第3噴水ノズルN3 の内蔵電磁弁を開弁させて該ノズルN3 のみから水が噴霧された状態で各送風機Bが第2の風量段階よりも強い第3の風量段階で作動する場合には降雨量50mm/hの降雨強度に相当するように、更にまた第4噴水ノズルN4 の内蔵電磁弁を開弁させて該ノズルN4 のみから水が噴霧された状態で各送風機Bが第3の風量段階よりも強い第4の風量段階で作動する場合には降雨量100mm/hの降雨強度に相当するように、各噴水ノズルN1 〜N4 のノズル口径及び送風機Bの各風量段階が設定される。尚、霧用ノズルN0 又はN0 ′の内蔵電磁弁を開弁すると、霧用ノズルN0 又はN0 ′から霧のような超微細な水滴を併せて噴霧し得るようになっている。
前記体験室Rの床面は、多数の透水孔を有する水平な床板f(例えば簀の子板)より形成されており、その床板fの直下に空隙を存して形成されるベース面には、ドレン口11と、そのドレン口11に向かって排水を案内流下させる誘導斜面12とが設けられる。そして降雨体験装置Aの運転に伴い床板f上に降下した水は、該床板fの透水孔を経て前記誘導斜面12に落下し、該斜面12によりドレン口11に集められて、その直下の貯水タンクT内に回収される。
ハウジングHの外壁適所には、外部より任意に操作可能な制御盤Cが設置されており、この制御盤Cには、ポンプモータMpへの通電をオンオフ制御するための操作部、降雨量を複数段階(図示例では10mm/h、20mm/h、50mm/h、100mm/h)に選定切換えるための操作部、前記オーディオ装置(図示せず)の操作部、第1・第2空気流発生手段としての第1・第2ブロワW1,W2の風速乃至風圧(従って自動車モデルMの想定車速)を複数段階(例えば50km/h、70km/h、90km/h、110km/h)に選定切換えるための操作部、その他の操作部と、電源スイッチとが設けられる。
次に前記実施例の作用を説明する。
先ず降雨体験装置Aを車両Vに搭載して所望の場所まで運搬し、その運搬先の地面等にハウジングHをクレーン等で降ろす等して定置する。
降雨体験装置Aの使用に当たっては先ず、貯水タンクT内を水で満たし、操作盤Cの操作によりポンプモータMpに通電(その電源は、外部電源又は、体験装置若しくは運搬車両に附属のバッテリを適宜使用)して給水ポンプPの運転を開始する。そしてバイパスコック17を開放操作して所定のポンプ圧が得られるまで同ポンプP及び配管内のエア抜きを行う。このエア抜きが終わると準備完了となり、体験者が体験室R内に入って、自動車モデルM内に乗り込む。
降雨体験装置Aの運転は、「自動演出モード」と「マニュアル演出モード」とがあり、いずれのモードを選択するか制御盤Cのモード選択ボタンにより操作する。
例えば、「自動演出モード」が選択されてスタートボタンが押された場合には、制御盤C内のマイクロコンピュータ等を含む制御装置が、予め設定された制御プログラムに基づいて複数段階の想定降雨量(図示例では10mm/h、20mm/h、50mm/h、100mm/h)と、複数段階の想定車速(例えば50km/h、70km/h、90km/h、110km/h)とを適宜組み合わせて関係機器を所定のタイミングで作動させる。
即ち、想定降雨量の選定切換えは、各降雨量に合わせて噴水ノズルN1 〜N4 の内蔵電磁弁を選択的に開弁動作させて対応ノズルN1 〜N4 から水を下向きに噴霧するようにし、その噴水ノズルN1 〜N4 の噴霧タイミングに合わせて送風機Bの送風量も段階的に切換える。そして、これらの切換タイミングに合わせて、図示しないスピーカからは実行中の降雨量の案内(アナウンス)と、降雨量に対応した雨音や風音等を発して降雨量に応じた降雨状況をリアルに演出する。尚、本実施例の如くノズル口径の異なる複数種類の噴水ノズルN1 〜N4 のうちから一種類ずつ選択的に水を噴霧させるようにすれば、それらノズルN1 ,N2 ,N3 ,N4 の口径にそれぞれ対応して降雨量が10mm/h、20mm/h、50mm/h、100mm/hというように順次段階的に切換可能であるが、少なくとも2種類の噴水ノズルより同時に水を噴霧するようにすれば、上記以外の降雨量の設定も可能である。
而して各噴水ノズルN1 〜N4 より選択的に噴霧された無数の水滴は、体験室Rの天井部たるルーバーLに当たって、十分な大きさの雨粒として成長集積すると共に適当な間隔をおいて該ルーバーLの各帯板51 …,52 …の下端より自然に滴下する。しかもその滴下した雨粒は送風機Bからの風で下向きに助勢されるため、比較的狭小な体験室R内に於いても雨粒を十分な降下速度で断続的に降らせることができて、自然の雨の感じに極力近づけることができる。そしてノズル口径の異なる複数種類の噴水ノズルN1 〜N4 を選択的に使用し且つ送風機Bの風の強さを適宜に選定することで降雨強度の様々な選定切換えが可能となるため、降雨量に応じた様々な降雨状況が極力忠実に再現される。
また、想定車速の選定切換えは、各車速に合わせて第1,第2ブロワW1,W2への通電制御を行って、それらブロワW1,W2から噴出する空気の風速乃至風圧を調整することにより、自動車モデルMがその前方より受ける擬似走行風の風速乃至風圧を変化させるようにして、仮想の走行状態での想定車速(例えば50km/h、70km/h、90km/h、110km/h)を可変設定する。そして、このように自動車モデルMのフロントガラスFgにその前方より仮想の走行風が当たることで、前記した降雨・走行状態でフロントガラスFgに雨がどのように当たるのかをリアルに再現でき、自動車モデルM内の体験者は、各想定車速で且つ想定降雨量の場合に車内からの視界がどのようなものなのかを手軽に体験、学習することができる。
また、前記「マニュアル演出モード」が選択された場合には、制御盤Cの降雨量及び車速の各選定操作部を操作して、予め設定された複数段階の想定降雨量及び想定車速の中から体験しようとする降雨量及び車速に対応した選択ボタンをオン操作する。これにより、選択された降雨量及び車速に合わせて、噴水ノズルN1 〜N4 の内蔵電磁弁の1つが開弁動作して対応ノズルN1 〜N4 から水が下向きに噴霧されると共に送風機Bから対応する風量段階の送風が開始され、且つ第1,第2ブロワW1,W2への通電制御がなされて該ブロワから想定車速に応じた風速乃至は風圧の空気流が噴出する。
そして、その選択された降雨量及び車速に合わせてスピーカSpからは実行中の降雨量の案内(アナウンス)と、降雨量及び車速に対応した雨音や風音等を発して降雨状況をリアルに演出する。尚、前記降雨量の選択ボタンを複数同時にオン操作すれば、その同時操作されたボタンに対応した降雨量の総和に等しい降雨量が設定可能であり、例えば20mm/hの選択ボタンと、50mm/hの選択ボタンとを同時に押せば、降雨量を70mm/hに設定することができる。
而して本実施例では、体験室R内の自動車モデルMに体験者が入り、ノズル口径の異なる複数種類の噴水ノズルN1 〜N4 からの水滴の噴霧量を調整し且つ送風機Bの風の強さを適宜に選定することで、ルーバーLから人口的に雨を降らせてその降雨量に応じた様々な降雨状況が極力忠実に再現でき、その上、第1,第2ブロワW1,W2から噴出する空気の風速乃至風圧を調整することで、自動車モデルMがその前方より受ける擬似走行風の風速乃至風圧を調整して、仮想の走行状態でフロントガラスFgに対しルーバーLからの滴下雨粒を勢いよく吹き当てることができる。これにより、想定された降雨・走行状態でフロントガラスFgに雨がどのように当たるのかをリアルに再現でき、自動車モデルM内の体験者は、各想定車速・想定降雨量で車内からの前方視界がどのようなものなのかを手軽に体験、学習することができる。尚、外部の観客も上記降雨・走行状態での車両への雨の当たり具合をリアルに観察することができる。
こうして、様々な降雨量・車速での降雨走行時における雨の自動車前面への当たり具合をリアルに再現できて、ドライバーにリアルな降雨走行体験をさせることができるから、ドライバーは、実際の大雨走行時において降雨量等の的確な判断ができるようになる。しかも使用に当たり、体験者は室内の自動車モデルMに乗降するだけでよく、体験室Rに本物の自動車を出入りさせる必要はないから、取り扱いが簡便であるばかりか、体験室Rの構造を極力簡単且つ小型化することができる。
また特に本実施例においては、第1ブロワWより発生してフロントガラスFgに正面衝突する空気流と、第2ブロワW2より発生してフロントガラスFgにその前面に沿って下側より吹き上がる空気流とにより、擬似走行風を生じさせるようにしているため、車両走行状態での走行風(延いてはルーバーLからの滴下雨粒)のフロントガラスFgへの当たり具合をよりリアルに再現可能となり、走行時の降雨体験がより忠実なものとなる。
また車両走行時における降雨状態を再現するためには、非走行時よりも多量の雨粒をフロントガラスFgに効率よく降らせることが必要となるが、本実施例では、噴霧装置JeとルーバーLとの間に、該噴霧装置Jeから噴霧された水と送風機Bからの噴出空気流とを誘導案内するガイド手段Gが配設されるので、噴霧装置Jeから噴霧される微小水滴のルーバーLへの噴霧拡散領域を効果的に拡大でき、従って、噴霧装置Jeや送風機Bの増設や大容量化を極力抑えながらルーバーLにより多量の雨粒を集めて該ルーバーLから効率よく滴下させることができるから、十分な降雨量を確保可能となる。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明はその実施例に限定されることなく、本発明の範囲内で種々の実施例が可能である。例えば前記実施例では、ルーバーLを構成する縦枠La及び横枠Lbを帯板状として鉛直配置としたものを示したが、本発明では、そのルーバーLの縦枠及び横枠を、水平面に対し所定角度傾斜させて配置してもよく、また各縦枠及び横枠の中間部を横断面弓状に湾曲形成したり或いは横断面く字状に屈曲形成してもよく、更にその縦枠及び横枠の一方を省略することも可能である。
また前記実施例では、何れの噴水ノズルN1 〜N4 からも噴霧しない場合や、第1又は第2噴水ノズルN1 ,N2 から噴霧する場合に霧状の超微細な水滴を噴霧できるように霧用ノズルN0 ,N0 ′を併設したものを示したが、このような霧用ノズルN0 ,N0 ′と、これに対応する流路60 ,60 ′(従ってその流路中の減圧弁V0 ,V0 ′、チェック弁E0 ,E0 ′)とは省略可能である。
尚、前記実施例では、第2空気流発生手段としての左右一対の第2ブロワW2からの噴出空気を自動車モデルMvの直前の路面(体験室Rの床板f)で一旦、反射させてから自動車モデルMの前面(フロントガラスFg)に沿ってその下側より吹き上がるようにしたものを示したが、本発明では、前記第2ブロワW2からの噴出空気を自動車モデルMvの直前の路面(体験室Rの床板f)に反射させずに、自動車モデルMの前面(フロントガラスFg)に沿う方向に直接向かわせるように、空気噴出口W2aの開口方向及び開口位置を設定してもよい。
本発明の一実施例に係る降雨体験装置の一部破断全体側面図 図1の2−2線拡大断面図 図1の3矢視図 図3の4−4線拡大断面図 図2の5−5線拡大断面図 図2の6−6線拡大断面図 図4の7−7線拡大断面図 図7の8−8線拡大断面図 図8の9−9線断面図 体験室床部、側壁部、及び屋根の配管を概略的に示す配管図 図10の11−11線断面図 水の循環経路を概略的に示す配管図
符号の説明
A・・・・・降雨体験装置
B・・・・・送風機
G・・・・・ガイド手段
H・・・・・ハウジング
Hm・・・・ハウジング本体
Hmf・・・ハウジング本体の前壁(フロントガラスとの対向壁)
Fg・・・・フロントガラス
Je・・・・噴霧装置
L・・・・・ルーバー
M・・・・・自動車モデル
1 〜N4 ・・第1〜第4噴水ノズル(噴水ノズル)
R・・・・・体験室
W・・・・・擬似走行風発生手段
W1・・・・第1ブロワ(第1空気流発生手段)
W2・・・・第2ブロワ(第2空気流発生手段)
1・・・・・前方道路表示部
3・・・・・円形ルーバー

Claims (4)

  1. 体験者が出入り可能な体験室(R)を形成するハウジング(H)と、ノズル口径の相異なる複数種類の噴水ノズル(N1 〜N4 )を有して前記体験室(R)にその上方より水を下向きに噴霧し得る噴霧装置(Je)と、その噴霧装置(Je)よりも下方で前記体験室(R)の天井部を構成するように配設され、該噴霧装置(Je)により噴霧された無数の水滴を当てて雨粒として集積、滴下させる水平なルーバー(L)と、そのルーバー(L)から滴下する雨粒を下方に付勢すべく、噴霧装置(Je)上方から該ルーバー(L)を通して前記体験室(R)内に下向きに送風する送風機(B)とを備えた降雨体験装置において、
    前記体験室(R)には、体験者が乗降可能な自動車モデル(M)と、この自動車モデル(M)のフロントガラス(Fg)に対し前記ルーバー(L)からの滴下雨粒を吹き当てるべく、該ルーバー(L)よりも下方で該フロントガラス(Fg)の正面側より該フロントガラス(Fg)に向かって送風を行う擬似走行風発生手段(W)と、自動車モデル(Mv)内の体験者が前記フロントガラス(Fg)を通して視認可能な前方道路表示部(1)とが設けられることを特徴とする、降雨体験装置。
  2. 前記擬似走行風発生手段(W)は、前記体験室(R)のフロントガラス(Fg)との対向壁(Hmf)に配設されて、該フロントガラス(Fg)に正面衝突する空気流を発生させる第1空気流発生手段(W1)と、同内壁(51)に配設されて該フロントガラス(Fg)にその前面に沿って下側より吹き上がる空気流を発生させる第2空気流発生手段(W2)とを備えたことを特徴とする、請求項1に記載の降雨体験装置。
  3. 前記噴霧装置(Je)とルーバー(L)との間には、該噴霧装置(Je)から噴霧された水滴のルーバー(L)への噴霧領域を拡大し得るように、該水滴と前記送風機(B)からの噴出空気流とを誘導案内するガイド手段(G)が配設されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の降雨体験装置。
  4. 前記ガイド手段(G)は、前記噴霧装置(Je)の水噴霧部(N1 〜N4 ,N0 )の略真下に延びる鉛直軸線回りに互いに同心状に配列され且つその半径方向に間隔をおいて並ぶ、直径の相異なる複数の円形ルーバー(3)を備え、各ルーバー(3)の前記鉛直軸線に対する傾斜角は、大径のルーバー(3)ほど大きくなるように設定されたことを特徴とする、前記請求項3に記載の降雨体験装置。
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