JP2005037177A - トルクセンサ及びトルクセンサの固定方法 - Google Patents

トルクセンサ及びトルクセンサの固定方法 Download PDF

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喜盛 近藤
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Abstract

【課題】第1円筒部材と第1シャフトの容易かつ安定した固定を実現してトルクセンサの検出精度の向上を図ることができるトルクセンサ及びトルクセンサの固定方法の提供。
【解決手段】トーションバー6を介して連結された第1シャフト1及び第2シャフト2と、第1シャフト1の外周に固定された磁性部材21と、磁性部材21の外周を包囲するように第1シャフト1に固定された第1円筒部材22と、前記第1円筒部材22の外周を包囲するように第2シャフト1に固定された第2円筒部材23と、前記第2シャフト2の外周に設けられたコイル25とを有し、前記第1シャフト1に、第1円筒部材22を磁性部材21との間で軸方向に付勢する弾性部材(Cリング17)を設けることにより該第1シャフト1と第1円筒部材22を固定したこととした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転軸に発生するトルクを検出するトルクセンサ、例えば、パワーステアリング装置の操舵トルクの検出に用いられるトルクセンサ及びトルクセンサの固定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のトルクセンサは回転軸を包囲するようにコイルが配設されており、該回転軸に作用するトルクをコイルのインピーダンス変化に反映させ、そのインピーダンス変化を検出することによりトルクを検出するようになっている。
また、前記コイルの内側には、第1シャフトの外周に固定された磁性部材と、切欠窓を有して前記磁性部材の外周を包囲するように第1シャフトに固定された第1円筒部材と、切欠窓を有して前記第1円筒部材の外周を包囲するように第2シャフトに固定された第2円筒部材と、該第2円筒部材の外周に設けられたコイルで構成され、前記第1円筒部材はその端部が第1シャフトに圧入されて外嵌固定されている(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−114518号公報 (第1−3頁、第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した特許文献1の発明にあっては、第1円筒部材と第1シャフトが圧入によって固定されているため、第1円筒部材と第1シャフトとが熱膨張・収縮を繰り返すうちにこれら両者の保持力が低下し、結果、第1円筒部材と第2円筒部材が接触したり、第1円筒部材と第1シャフトとの相対位置がずれてトルクセンサの検出精度が低下する虞があった。
【0005】
また、第1円筒部材は、通常、アルミニウムを用いて1mm以下の厚みで形成されているため、第1シャフトに圧入する際に座屈・変形し易い上、圧入された第1円筒部材の外周には径方向に内部応力が発生しているため、コイル内部の磁界が周方向に不均一となってトルクセンサの検出精度が低下する虞があった。
【0006】
本発明は上記問題点に着目してなされたもので、その目的とするところは、第1円筒部材に余計な内部応力を発生させることなく、該第1円筒部材と第1シャフトを容易かつ安定した状態で固定して、トルクセンサの検出精度の向上を図ったトルクセンサ及びトルクセンサの固定方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1記載の発明では、トーションバーを介して連結された第1シャフト及び第2シャフトと、磁性材料から形成され、前記第1シャフトの外周に固定された磁性部材と、導電性且つ非磁性材料から形成され、切欠窓を有して前記磁性部材の外周を包囲するように第1シャフトに固定された第1円筒部材と、導電性且つ非磁性材料から形成され、切欠窓を有して前記第1円筒部材の外周を包囲するように第2シャフトに固定された第2円筒部材と、前記第2円筒部材の外周に設けられたコイルとを有し、前記第1シャフトと第2シャフトとの相対回転に伴って変化する前記切欠窓同士の重なり具合の変化によって変化するコイルのインピーダンスを検出することによって第1シャフトと第2シャフトに発生するトルクを検出するトルクセンサにおいて、前記第1シャフトに、前記第1円筒部材を磁性部材との間で軸方向に付勢する弾性部材を設けることにより該第1円筒部材を第1シャフトに軸方向に一体に固定したととした。
【0008】
従って、第1円筒部材は弾性部材によって磁性部材との間で軸方向に付勢された状態で第1シャフトに一体に固定されるため、第1円筒部材と第1シャフトとが熱膨張・収縮した際にも、該弾性体の付勢力でこれら両者を安定して固定でき、結果、第1円筒部材と磁性部材(第1シャフト)との位置ずれを防止してトルクセンサの検出精度を向上することができる。
【0009】
また、従来の発明のように圧入による固定に比べて第1円筒部材には径方向の内部応力が発生しないため、コイル内部の磁界が周方向に不均一になることがなく、トルクセンサの検出に悪影響を与えたり、組付け時に座屈する虞がない。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のトルクセンサの実施の形態を説明する。
本実施の形態ではトルクセンサをパワーステアリング装置における操舵トルク検出用のトルクセンサに適用した例について説明する。
【0011】
図1は本発明のトルクセンサを備えるパワーステアリング装置示す断面図、図2は本実施の形態のトルクセンサの拡大図、図3は第1円筒部材の平面図、図4は同側面図、図5は同斜視図、図6は第2円筒部材の平面図、図7は同側面図、図8は同斜視図、図9は第1円筒部材と第2円筒部材の位置関係を示す平面図、図10はCリングの作用を説明する図、図11はその他の弾性部材を示す図である。
【0012】
図1に示す電動パワーステアリング装置は、図外のステアリングホイールの操舵により発生する操舵トルクを、ステアリングシャフトから図外のステアリングギアを介して車輪に蛇角が変化するように伝達するためのものであって、入力シャフト1(第1シャフト)と、出力シャフト2(第2シャフト)と、ハウジング3と、トーションバー6と、トルクセンサ20とを主要な構成としている。
前記ステアリングシャフトSは入力シャフト1と出力シャフト2で構成され、これら両者はハウジング3の軸方向穴4内で後述するトーションバー6を介して同軸上に連結されて構成されている。
前記入力シャフト1は、その上部が図外のステアリングホイールに連結されると共に、その下部は後述する出力シャフト2の中心孔2bに圧入されたブッシュにより回転可能に支持されている。
また、前記入力シャフトの中心孔5内には、ピンPによって連結固定されたトーションバー6が収容されている。
【0013】
前記出力シャフト2は、ベアリング7を介してハウジング3の軸方向穴4に回転可能に支持されると共に、その下部は図外のステアリングギアに連結されている。
なお、ステアリングギアの形式は操舵トルクをステアリングシャフトから車輪に蛇角が変化するように伝達できれば限定されず、例えば操舵トルクにより回転するピニオンに噛合うラックの動きをタイロッドやナックルアーム等を介して車輪に伝達するラックピニオン式ステアリングギアを採用できる。
また、前記トーションバー6の下部は前記出力シャフト2の中心孔2aに圧入固定されており、これにより、入力シャフト1に対して出力シャフト2は操舵トルクに応じて軸中心に弾性的に相対回転可能となっている。
さらに、前記出力シャフト2は、前記ベアリング7とウォームホイール11に圧入され、該ウォームホイール11に噛合うウォーム12が図外のモータで駆動される。
【0014】
このように構成されたパワーステアリング装置は、図外のステアリングホイールの操舵により発生した操舵トルクが、入力軸1、トーションバー6、出力軸2を介して図外のステアリングギアに伝達される。
そして、後述するトルクセンサ20により検出された操舵トルクに応じてモータの発生する操舵補助力がウォーム12、ウォームホイール11を介してステアリングシャフトSに伝達され、操舵トルクに応じた操舵補助力が付与される。
図2に示すように、前記トルクセンサ20は、入力シャフト1の外周に設けられた磁性部材21と、該磁性部材21の外周に設けられた第1円筒部材22と、該第1円筒部材22の外周に設けられた第2円筒部材23と、該第2円筒部材23の外周に設けられたコイル組立体24とを主要な構成としている。
前記磁性部材21は磁性材料を用いて円筒状に形成され、入力シャフト1に圧入されて外嵌固定されている。
【0015】
図3〜5に示すように、前記第1円筒部材22は、導電性且つ非磁性材料を用いて円筒状に形成され、その外周には複数箇所に亘って軸方向に延びる切欠窓22aが開口されている。
なお、本実施の形態においては導電性且つ非磁性材料としてアルミニウムを採用している。
また、前記第1円筒部材22の端部には、径方向に延びるフランジ部13と、該フランジ部13と軸方向に段差を有して形成された位置決め部14が4箇所ずつ設けられている。
そして、図2に示すように、前記位置決め部14が磁性部材21の端部に形成された係止溝15に嵌合した状態で、かつ、フランジ部13が磁性部材21の軸方向端面と入力シャフト1の周方向溝16に外嵌された円形断面形状のCリング(弾性部材)17とで軸方向に付勢された状態で挟持され、これによって第1円筒部材22が入力シャフト1に軸方向および回転方向に一体に固定されている。
また、前記周方向溝16には後述する傾斜状のテーパ部18が全周に亘って形成されている。
【0016】
よって、前記第1円筒部材22を入力シャフト1に固定する際には、先ず、第1円筒部材22を入力シャフト1に貫通させて位置決め部14を係止溝15に合わせて挿入すると共にフランジ部13を磁性部材21の端部に係止させた状態とする。
この際、位置決め部14によって第1円筒部材22と第1シャフト(磁性部材21)との周方向相対位置を簡単に決定することができる。
続いて、前記周方向溝16にCリング17を外嵌させることによって、フランジ部13を該Cリング17と磁性部材21の端部との間で軸方向に挟持させた状態で固定し、第1円筒部材22と入力シャフト1との固定を終了する。
このようにして入力シャフト1(磁性部材21)に組み付けられた第1円筒部材22は組付けの際に径方向に応力が作用しないため、該第1円筒部材22の外周が製造時と同じ高い精度で円形を維持しており、該第1円筒部材22と第1シャフト1とが高い精度で配設可能となる。
【0017】
前記第2円筒部材23は、導電性且つ非磁性材料を用いて円筒状に形成され、その外周には複数箇所に亘って軸方向に延びる切欠窓23aが開口されている(図6〜8参照)。
また、第2円筒部材23の外周一部に凹設された凹部23bが出力シャフト2の外周一部に係止されており、これにより第2円筒部材23と出力シャフト2とは回転方向に一体に固定されている。
さらに、図2、9に示すように、前述した第1円筒部材22と第2円筒部材23とは非接触状態で配設されており、前記切欠窓22a,23a同士は該第1円筒部材22と第2円筒部材23との相対回転により重なり具合が変化するように形成されている。
【0018】
そして、前記切欠窓22a,23aを包囲するように、コイル組立体24が設けられている。
前記コイル組立体24は円筒状のディスタンスプレートDを挟んで設けられた上下一対のコイル組立体24a,24bで構成され、各コイル組立体24a,24bはコイル25が券回されたコイルボビン26と、該コイルボビン26を覆うように設けられたヨーク27で構成されている。
また、前記コイル組立体24は、コイル組立体24aのヨーク27がコイルスプリング30に付勢された状態で、コイル組立体24bのヨーク27がスナップリング31で固定されることによりハウジング4の軸方向穴4に組みつけられる(図1参照)。
【0019】
このように構成されたトルクセンサ20は、図外のステアリングホイールからトーションバー6を介して伝達される操舵トルクによって第1円筒部材22と第2円筒部材23が相対回転した際に変化する前記切欠窓22a,23a同士の重なり具合からコイル25のインピーダンス変化を図外のブリッジ回路で検知して入力シャフト1と出力シャフト2に発生するトルクを検出する。
本実施の形態のトルクセンサは、トルクに応じてインピーダンスが互いに逆方向に変化するように一対のコイル組立体24a,24bを設け、これら2つのコイル25を含むブリッジ回路を形成し、そのブリッジ回路の2つの出力の差動に基づいてトルクを検出している。
【0020】
そして、前述したトルクの検出時には、磁性部材21と第1円筒部材22とが熱膨張・収縮する。
この際、第1円筒部材22が熱膨張・収縮してフランジ部13がCリング17を軸方向に押圧するが、Cリング17は第1円筒部材22のフランジ部13を磁性部材21との間で軸方向に付勢した状態で該第1円筒部材22を第1シャフト1に固定している上、周方向溝16にはテーパ部18が全周に亘って形成されているため、図10(a)〜(c)に示すように、Cリング17は前記熱膨張・収縮に応じてテーパ部18に摺動しながら所定の付勢力でもってフランジ部13を保持可能となる(請求項1、後述する(イ)に対応)。
また、前記Cリング(弾性部材)17は、第1円筒部材22の略全周に亘って軸方向に付勢するため、第1円筒部材22と磁性部材21の周方向相対位置がずれるのを防止できる(請求項2に対応)。
【0021】
以上、説明してきたように本実施の形態のトルクセンサ20にあっては、第1円筒部材22がCリング17(弾性部材)によって磁性部材21との間で軸方向に付勢された状態で入力シャフト1に固定されるため、該第1円筒部材22と入力シャフトとの間に高い保持力を得ることができ、これら両者の位置ずれを防止してトルクセンサの検出精度を向上できる(請求項1に対応)。
【0022】
また、磁性部材21の端部に第1円筒状部材22のフランジ部13を係止させた後、入力シャフト1の周方向溝16にCリング17を外嵌させて該Cリング17と磁性部材21との間でフランジ部13を挟持させるという簡便な作業でもって第1円筒部材22を入力シャフト1に固定できる(請求項3に対応)。
【0023】
以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、本発明の具体的構成は本実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更などがあっても本発明に含まれる。
例えば、磁性部材21を入力シャフト1と一体的に形成したもの、第1円筒部材22を磁性材料で形成し、第2円筒部材23を導電性且つ非磁性材料で形成したタイプのトルクセンサも本発明の範疇となる。
また、本実施の形態の弾性部材を円形断面形状のCリング17としたが、弾性部材は付勢力でフランジ部13を軸方向に押圧できるものであれば良く、図11に示すようにCリングの断面形状を板状に形成したものやその他の弾性部材で代用しても構わない。
【0024】
更に、上記実施の形態及び実施例から把握しうる請求項以外の技術的思想について、以下にその効果と共に記載する。
【0025】
(イ)請求項1記載のトルクセンサにおいて、
前記第1円筒部材の端部に径方向に伸びるフランジ部を形成し、
前記第1シャフトにテーパ部を有する周方向溝を形成し、
前記弾性部材をCリングで構成すると共に、該Cリングが磁性部材との間でフランジ部を付勢した状態で前記周方向溝に外嵌させることにより、該第1円筒部材を第1シャフトに回転方向に一体に固定したことを特徴とするトルクセンサ。
【0026】
即ち、前記第1シャフトと第1円筒部材を容易に固定できる上、第1円筒部材が熱膨張・収縮した際にはCリングがテーパ面に摺動して追従することで対応可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトルクセンサを備えるパワーステアリング装置示す断面図である。
【図2】本実施の形態のトルクセンサの拡大図である。
【図3】第1円筒部材の平面図である。
【図4】第1円筒部材の側面図である。
【図5】第1円筒部材の斜視図である。
【図6】第2円筒部材の平面図である。
【図7】第2円筒部材の同側面図である。
【図8】第2円筒部材の斜視図である。
【図9】第1円筒部材と第2円筒部材の位置関係を示す平面図である。
【図10】Cリングの作用を説明する図である。
【図11】その他の弾性部材を示す図である。
【符号の説明】
P ピン
S ステアリングシャフト
1 入力シャフト
2 出力シャフト
2a、5 中心孔
3 ハウジング
4 軸方向穴
6 トーションバー
7 ベアリング
11 ウォームホイール
12 ウォーム
13 フランジ部
14 位置決め部
15 係止溝
16 周方向溝
17 Cリング
18 テーパ部
20 トルクセンサ
21 磁性部材
22 第1円筒部材
23 第2円筒部材
22a、23a 切欠窓
23b 凹部
24、24a、24b コイル組立体
25 コイル
26 コイルボビン
27 ヨーク

Claims (3)

  1. トーションバーを介して連結された第1シャフト及び第2シャフトと、
    磁性材料から形成され、前記第1シャフトの外周に固定された磁性部材と、
    導電性且つ非磁性材料から形成され、切欠窓を有して前記磁性部材の外周を包囲するように第1シャフトに固定された第1円筒部材と、
    導電性且つ非磁性材料から形成され、切欠窓を有して前記第1円筒部材の外周を包囲するように第2シャフトに固定された第2円筒部材と、
    前記第2円筒部材の外周に設けられたコイルとを有し、
    前記第1シャフトと第2シャフトとの相対回転に伴って変化する前記切欠窓同士の重なり具合の変化によって変化するコイルのインピーダンスを検出することによって第1シャフトと第2シャフトに発生するトルクを検出するトルクセンサにおいて、
    前記第1シャフトに、前記第1円筒部材を磁性部材との間で軸方向に付勢する弾性部材を設けることにより該第1円筒部材を第1シャフトに軸方向に一体に固定したことを特徴とするトルクセンサ。
  2. 請求項1記載のトルクセンサにおいて、
    前記弾性部材は、第1円筒部材の全周に亘って軸方向に付勢した状態で第1円筒部材を第1シャフトに軸方向に一体に固定したことを特徴とするトルクセンサ。
  3. トーションバーを介して連結された第1シャフト及び第2シャフトと、
    磁性材料から形成され、前記第1シャフトの外周に固定された磁性部材と、
    導電性且つ非磁性材料から形成され、切欠窓を有して前記磁性部材の外周を包囲するように第1シャフトに固定された第1円筒部材と、
    導電性且つ非磁性材料から形成され、切欠窓を有して前記第1円筒部材の外周を包囲するように第2シャフトに固定された第2円筒部材と、
    前記第2円筒部材の外周に設けられたコイルとを有し、
    前記第1シャフトには周方向溝が形成され、
    前記磁性部材の軸方向端面に第1円筒状部材のフランジ部を係止する工程と、
    前記第1シャフトの周方向溝にCリングを外嵌させて該Cリングと磁性部材との間で前記フランジ部を挟持することにより該第1シャフトと第1円筒部材とを固定する工程と、
    を有することを特徴とするトルクセンサの固定方法。
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