JP2005036890A - グリース供給装置及び軸受装置 - Google Patents

グリース供給装置及び軸受装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005036890A
JP2005036890A JP2003274546A JP2003274546A JP2005036890A JP 2005036890 A JP2005036890 A JP 2005036890A JP 2003274546 A JP2003274546 A JP 2003274546A JP 2003274546 A JP2003274546 A JP 2003274546A JP 2005036890 A JP2005036890 A JP 2005036890A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grease
tank
piston
storage tank
bearing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003274546A
Other languages
English (en)
Inventor
Saburo Azumi
三郎 安積
Naoki Matsuyama
直樹 松山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP2003274546A priority Critical patent/JP2005036890A/ja
Priority to EP03771409.4A priority patent/EP1541884B1/en
Priority to US10/522,669 priority patent/US8753016B2/en
Priority to PCT/JP2003/009612 priority patent/WO2004011817A1/ja
Priority to AU2003254779A priority patent/AU2003254779A1/en
Publication of JP2005036890A publication Critical patent/JP2005036890A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)

Abstract

【課題】スピンドル内の軸受が潤滑不良によって焼付等の損傷の発生を防止し、軸受の長寿命化を実現可能とするグリース供給装置及び軸受装置を提供すること。
【解決手段】 本発明のグリース供給装置10は、逆止弁と定量吐出ピストンとを備え、グリースを吐出するための機械式定量型ピストンポンプ19と、グリースを貯蔵するグリース貯蔵用タンク14とを有し、該グリース貯蔵用タンク内には、グリースの残存状況を監視するセンサー18aが設けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、高速回転する工作機械もしくはモーター等に用いられる転がり軸受およびそれを用いた工作機械用主軸装置に関する。
近年、グリース潤滑で高速化が進み、dmN(=(軸受内径+軸受外径÷2×回転速度(rpm)100万回転以上という環境で使用されることが珍しくなくなってきているが、オイルエアやオイルミスト潤滑と比較すると、グリース潤滑の軸受は、高速回転における寿命が短い傾向がある。
一般産業用としてグリース補給は、日常的に採用されている。しかし、従来の工作機械もしくはモーター用高速主軸スピンドルは、グリースの補給を行ってはいない。
工作機械主軸に用いられているグリース潤滑の転がり軸受は、発熱しないように、初期に封入したグリースのみで潤滑されるのが普通である。グリースを封入した初期段階でグリースの慣らし運転を行わずに高速回転させると、グリースの噛み込みや撹拌抵抗により異常昇温を起こすため、数時間かけて慣らし運転を行ってグリースを最適な状況にしている。
グリース潤滑の場合、軸受の転がり疲れ寿命よりも前に、グリース劣化により軸受が焼き付いてしまう。回転速度が著しく高い場合、短時間でグリースが劣化または油膜形成不足により、早期に焼付が発生する。
出願人は、この問題を解決するために特許文献1において、グリース潤滑されている転がり軸受であって、外輪に補給孔が設けられ、該補給孔を介して、一回の補給量が軸受空間容積の0.1〜4%となるようにグリースが補給される転がり軸受を提案している。この転がり軸受によれば、回転している軸受の異常昇温が抑制され、焼付の発生を防ぐことが可能である。したがって、異常昇温を回避し、慣らし運転を実施しなくともよい。また、補給した際の温度の脈動を解決するために、特願2003−70338にて補給量0.004cc〜0.1ccを提案している。
潤滑装置における潤滑油の吐出状態を監視する内容が記載されている特許文献は以下のものがある。
1.潤滑装置において潤滑油をタンク(ポンプ)に貯めて、バルブ(定量型ピストンポンプ)に吐出される潤滑油の圧力を検知し、バルブに接続される潤滑系の使用圧力範囲にあるかを監視するもの(特許文献2参照)。
2.機械式定量型ピストンポンプのピストンの動きを検知し、潤滑油が吐出されているかを監視するもの(特許文献2参照)。
3.機械式定量型ピストンポンプから配管内へ吐出された潤滑油の一部を加熱し、加熱した潤滑油の運きを検知し、潤滑油の吐出状況を監視するもの(特許文献3参照)。
4.グリースが軸受装置に供脂されたとき発熱する温度を検知し、グリースの吐出状況を監視するもの(特許文献4参照)。
図12に示したような、グリース補給装置40は、バルブ(ソレノイドバルブ)41がONすることにより、機械式定量型ピストンポンプ42にエアが供給され、定量ピストン42aが作動して軸受43にグリースを供給するための配管44内へグリースGが吐出される。そして、スピンドル内部の軸受装置にグリースが補給される。また、バルブ(ソレノイドバルブ)41が開くことにより、グリースタンク45内へ、エアが供給されタンク内ピストン46を加圧する。
バルブ(ソレノイドバルブ)41がOFFすることにより、機械式定量型ピストンポンプ42にエアが供給されなくなり、定量ピストン42aが元に戻る。このとき、グリースタンク内のピストンを加圧しているエアは、グリースタンクに取り付けた抵抗体49により脱圧することなく、グリースタンク45内のグリースGは機械式定量型ピストンポンプ42へグリースを供給する。
以上の動作を繰り返すことによって、軸受装置内部へグリースを間欠的に微量かつ定量補給する。
特開2003−113846号公報 特開平5−87293号公報 実公平6−29742号公報 特開平11−270789号公報
しかしながら、機械式定量型ピストンポンプへ供給するグリースを貯蔵するグリースタンクのグリースがなくなると、機械式定量型ピストンポンプからグリースが供給されなくなり、軸受に潤滑不良が発生し、軸受が焼付を起こす。
また、機械式定量型ピストンポンプへ送るにあたって、ソレノイドバルブをOFFし、機械式定量型ピストンポンプが元に戻るときにグリースタンク内のグリースに圧力がかからない場合、グリースタンクから機械式定量型ピストンポンプへグリースが供給されず、機械式定量型ピストンポンプよりグリースが吐出されないために、軸受に潤滑不良が発生し、軸受が焼付を起こすという問題があった。
本発明の目的は、スピンドル内の軸受が潤滑不良によって焼付等の損傷の発生を防止し、軸受の長寿命化を実現可能とするグリース供給装置及び軸受装置を提供することである。
本発明に係る上記目的は下記構成によって達成することができる。
1)逆止弁及び定量吐出ピストンを備え、グリースを吐出するための機械式定量型ピストンポンプと、前記グリースを貯蔵するグリース貯蔵用タンクと、前記グリース貯蔵用タンク内ピストンとを有し、前記グリース貯蔵用タンクには前記グリースの残存量を監視するセンサーが設けられていることを特徴とするグリース供給装置である。
2)前記センサーが、前記グリース貯蔵用タンク内ピストンに取り付けられた磁石を有していることを特徴とする1)に記載のグリース供給装置である。
3)前記グリース貯蔵用タンク内の前記グリースの圧力、若しくは前記機械式定量型ピストンポンプと前記グリース貯蔵用タンクを接続するグリース配管内のグリースの圧力を監視するセンサーが設けられていることを特徴とする1)又は2)に記載のグリース供給装置である。
4)前記機械式定量型ピストンポンプがストロークしてグリースを吐出後、前記定量吐出ピストンが元に戻った状態で、前記グリース貯蔵用タンク内の前記グリースを加圧するために前記グリース貯蔵用タンク内ピストンに圧力を一定時間保持する機構が設けられていることを特徴とする1)〜3)のいずれか1項に記載のグリース供給装置である。
5)上記1)〜4)のいずれか1項に記載のグリース供給装置を使用した軸受装置である。
6)上記1)〜4)のいずれか1項に記載のグリース供給装置を使用した工作機械用主軸スピンドルである。
7)上記1)〜4)のいずれか1項に記載のグリース供給装置を使用した高速モーター用高速主軸スピンドルである。
8)前記センサーが、異常を検知した際に回転速度の上限を制御することを特徴とする6)又は7)に記載の主軸スピンドルである。
上記構成のグリース供給装置によれば、グリース供給装置のグリースを貯蔵するグリースタンクにレベルセンサーを取付け、グリースタンク内のグリースを加圧するピストンに磁石を埋め込む。グリースタンク部にレベルセンサーを取付け、ピストンの位置を監視することにより、グリースの残存量が少なくなったらアラームを発生し、グリースの残存量が少ないことを周囲に知らせる。これによって、軸受に潤滑不良が発生することがなく、軸受に焼付を起こすことがない。
また、上記構成のグリース供給装置によれば、グリースタンクと機械式定量型ピストンポンプを接続するグリース配管に圧力センサーを設置し、グリースの加圧状況を監視する。この監視は、グリースが機械式定量型ピストンポンプに搬送されているかについて監視している。グリース配管内のグリースが加圧されない場合、圧力センサーがこの状態を検知して、アラームを発生する。これにより、配管内のグリースに圧力が発生せず、機械式定量型ピストンポンプにグリースが補充されていないことを周囲に知らせる。これによって、軸受に潤滑不良が発生することがなく、軸受に焼付を起こすことがない。
本発明のグリース供給装置及び軸受装置によれば、グリース供給装置のグリースを貯蔵するグリースタンクにセンサーを取付けることによって、軸受に潤滑不良が発生することがなく、軸受に焼付を起こすことがない。したがって、軸受の長寿命化を実現することが可能になる。
以下、本発明のグリース供給装置及び軸受装置の実施形態を図1〜7に基づいて詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態のグリース供給装置10は、吸気口からのエア配管11の途中にソレノイドバルブ12が設けられている。また、エア配管11aの一方の端部は抵抗機構12aを介して軸受13に供給するグリースを収容するグリースタンク14に接続されている。また、グリースタンク14内にグリースタンク14内のグリースに圧力を加えるタンク内ピストン15が配置されている。
一方ソレノイドバルブ12からのエア配管11bと、グリースタンク14からグリースを軸受13に供給するグリース配管25との間に機械式定量型ピストンポンプ19が配置されている。そして、グリースタンク14と機械式定量型ピストンポンプ19をグリース配管17aで接続している。
グリースタンク14のタンク内ピストン15の周縁の溝部分16にグリースタンク14の内面に対向するように、磁石17及びピストンリング又はOリング16aが取り付けられている。また、レベルセンサー18aがグリースタンク14の外側に取り付けられている。グリースタンク14と機械式定量型ピストンポンプ19を接続するグリース配管17aに圧力センサー18bが設置されている。
図2に示すように、前記構成のグリースタンク14は、グリース供給装置10の使用時間(作動回数)が経過するにつれて、機械式定量型ピストンポンプよりグリースが吐出されることによりグリースタンク14内のグリースGを消費する。つまり、タンク14内のピストンが底面方向に進む。
そして、タンク内ピストン15がレベルセンサー18aの設定値の高さに到達したらグリースタンク14内のタンク内ピストン15の磁石17によりレベルセンサー18aが反応する。レベルセンサーの18aの反応を電気的に感知し、スピンドル運転装置に出力することにより、周囲にグリースGの残存量が少ないことを知らせる。
一方、グリースの加圧状況を監視するために設置された圧力センサー18bは、次のように作用する。
図3に示すように、グリースタンク14内にエアを供給し、タンク内ピストン15に圧力をかけてグリースに圧力をかける。グリースにある一定の圧力が加圧されるとグリースの圧力を監視している圧力センサー18bが反応する。圧力センサー18bの圧力を電気的に検知し、スピンドル運転装置に出力することにより、周囲にグリースタンク14よりグリースが機械式定量型ピストンポンプ19へ送られていることを知らせる(図1参照)。
なお、グリースタンク14よりグリースが機械式定量型ピストンポンプ19へ搬送される途中で異常がある場合、圧力センサー18bが検知し、その信号をスピンドル運転装置に出力することにより、周囲に機械式定量型ピストンポンプ19からスピンドル内へグリースが吐出されていないことを知らせる。
また、抵抗機構12aは、グラファイトや焼結材などであり、ソレノイドバルブ12がOFFになった後のある一定の時間グリースタンク14内ピストン15に圧力を加えるように構成されたものである。抵抗機構12aにグラファイトを使用した場合のタンク内圧力を示したグラフを図11に示す。グリースの残存量によりグリースタンク内のエアの堆積が変化するために圧力が上昇する時間に変化がある。しかし、ソレノイドバルブ13をOFFした後、グリースタンク14内部は圧力を保持し、ソレノイドバルブ13のOFF時にグリースタンク14内のグリースGを機械定量式ピストンポンプ19に一定量のグリースを供給する。なお、抵抗機構12aの代わりにチェック弁やスピードコントローラなどを使用してもよい。
図4及び図5は本発明のグリース供給装置の回路図である。図4に示すように、エア源20からエアフィルタ21及びレギュレータ22を通ってエア配管11がソレノイドバルブ12に接続されている。また、エア配管11がソレノイドバルブ12を介してエア用圧力センサー23に延びている。エア用圧力センサー23からエア配管11aを介してグリース供給装置10に接続されている。グリース供給装置10は、グリース用圧力センサー18b及びレベルセンサー18aを有し、グリース配管25によって、回転計24aを備えたスピンドル24に接続されている。ソレノイドバルブ12と各センサーの動作をシーケンスコントローラ30が監視している。
図5に示すように、ソレノイドバルブ12の動作に対する各センサーの検知動作を示す図である。グリース供給装置10の作動について説明する。
先ず、ソレノイドバルブ12をONする。グリース供給装置10にエアが供給され、機械式定量型ピストンポンプ19のピストン19aが作動してグリースがスピンドル24に接続している配管25に吐出される。
次に、ソレノイドバルブ12をOFFする。OFFすると同時に機械式定量型ピストンポンプ内のピストンが元に戻り、この時グリースタンク内のグリースは加圧されているのでグリースタンクから機械式定量型ピストンポンプにグリースが充填される。前記動作を繰り返すことによって、グリースの残存量が少なくなる。ソレノイドバルブ12がOFFになる前後一定時間の間、グリース圧力センサー18bの動作を監視する。これは、グリースタンク14内のグリースが機械式定量型ピストンポンプ19内へグリースが搬送されているかを確認するためである。
グリース圧力センサー18bが反応しない場合には、シーケンスコントローラ30がグリース圧力センサー18bが反応しないことを検知してスピンドル24の最高回転速度を制御する。グリース潤滑であるためすぐに停止する必要はなく、グリースを補給しなくても寿命がもつ回転速度以下に制御すれば使用可能である。グリース残存量がレベルセンサー18aとグリースタンク内ピストン15内に取り付けられた磁石17と同じ水準の位置になると、レベルセンサー18aが反応する。これをシーケンスコントローラ30が検知してスピンドル24の最高回転速度を制御する。
また、グリース供給装置10を作動させるエアについては、エアが供給されていない場合は、エア用圧力センサー23が反応し、これをシーケンスコントローラ30が検知してスピンドル24の回転速度を制御する。エア用圧力センサー23の監視時間(図5のT2、T3)は、ソレノイドバルブがON(図5のT1)の時間内であればいつでもよい。
グリースタンク14にグリース残存状態を検知するレベルセンサー18aの設置を行わなかった場合、グリースの残存量が0ccにもかかわらず、スピンドル24の運転を高速回転することにより、スピンドル内軸受13に損傷が生じる。しかし、グリースタンク14にレベルセンサー18aを設置することにより、グリースの残存量が少ない場合は、レベルセンサー18aが検知することによりグリースタンク14内へグリースを補充、若しくはグリースを補給しなくてもスピンドル内軸受13が損傷しない回転速度の回転を行うことができるために、軸受13の損傷を防止することができる。
また、グリースが機械式定量型ピストンポンプ19へ補充されない場合、機械式定量型ピストンポンプ19からグリースが吐出されず高速回転している軸受13の損傷が生じる。しかし、グリースの搬送状況をグリース圧力センサー18bで監視することにより、高速回転を行っている軸受13に損傷が発生する前にグリース供給装置10の不具合を発見することにより軸受13の損傷を防止することができる。
次に、図6に基づいて他の実施形態を説明する。上記実施形態と同じ部品には同じ符号を付して詳細な説明を省略する。上記実施形態と異なる点は、グリースタンク14と機械式定量型ピストンポンプ19へ供給するエアを別系統としたことである。すなわち、グリースタンク14へエアを供給するバルブはソレノイドバルブ12であるが、この他にさらに機械式定量型ピストンポンプ19へエアを供給するソレノイドバルブ29の2個のソレノイドバルブを設けた。
この場合の動作は、機械式定量型ピストンポンプのソレノイドバルブ29がOFF(閉)になってから数秒〜数分後にグリースタンクのソレノイドバルブ12がOFF(閉)になるように設定する。このように構成されたグリース供給装置でも同様の効果が得られる。その場合、図1で示した抵抗機構12aは不要である。
図7は図6に示したグリース供給装置の回路図である。図6〜図7に示すように、エア源からエアフィルタ21及びレギュレータ22を通ったエア配管は、ソレノイドバルブ12,29に接続される。第2ソレノイドバルブ29からのエア配管は、第2ソレノイドバルブ29を介して圧力センサー(エア監視)23に延び、グリース供給装置10の機械式定量型ピストンポンプ19に接続される。一方、第1ソレノイドバルブ12からのエア配管は、第1ソレノイドバルブ12を介してグリース供給装置10のグリースタンク14に接続される。
図8は図7に示したグリース供給装置の制御方法を示す図である。図6〜図8に示すように、第2ソレノイドバルブ29がONし、機械式定量型ピストンポンプ19のピストン19aが作動し、グリースが吐出される。そして、第1ソレノイドバルブ12がONし、グリースタンク14内のピストン15が加圧される。
次に、第2ソレノイドバルブ29をOFFする。OFFすると同時に、機械式定量型ピストンポンプ19のピストン19aが元に戻り、グリースタンク14から機械式定量型ピストンポンプ19へグリースが充填される。グリースが機械式定量型ピストンポンプ19に充填された後に第1ソレノイドバルブ12をOFFする。
また、エアの第2の圧力センサー(エア監視用)26をソレノイドバルブ12,29を介した配管に接続したグリース供給装置の回路図と制御方法を図9及び図10に示す。このように構成されたグリース供給装置でも同様の効果が得られる。
なお、上記構成例は単なる例示であり、種々の変形変更が可能である。例えば、グリースタンク14内のピストン15に上記実施形態例では、磁石を使用したが、センサー反応するものであれば電気的信号などを発信することにより、レベルセンサー18aを反応させても良い。また、レベルセンサー18aは、ピストン15の動きに対して機械的に反応するもの、若しくは電気的に反応するものでも良い。
また、グリースタンク内のピストン15の動きを検知するレベルセンサー18aは、タンク外に設置する例について説明したが、タンク内に設置することも可能である。上記実施形態例では、グリースタンク内のピストン15に磁石16を取り付け、グリースタンク14にレベルセンサー18aを取り付ける形態について説明したが、ピストン15にレベルセンサー18aを取り付け、グリースタンク14に磁石17、またはレベルセンサー18aが反応する物質を取り付けることも可能である。
また、グリースの加圧状態を監視するグリース圧力センサー18bの設置場所は、グリースタンク14内のグリースが貯蓄されており、グリースタンク用ピストン15が摺動しない場所であればどの場所についても同じ測定効果が得られる。また、グリースの圧力変化に対して機械的に反応するものでも電気的に反応するものでも効果が得られる。また、グリースタンク14内のピストン15に圧力をかけるにあたってエアを使用したが、モーターや機械式装置などを使用してグリースタンク14内のピストン15を加圧することもできる。
本発明のグリース供給装置の構成図である。 本発明のグリース供給装置のグリースタンクの断面図である。 本発明のグリース供給装置のセンサー反応時のグリースタンクの断面図である。 図1における本発明のグリース供給装置の回路図である。 図4における本発明のグリース供給装置の制御方法を示す図である。 本発明のグリース供給装置の他の実施形態を示す構成図である。 図6における本発明のグリース供給装置の回路図である。 図7における本発明のグリース供給装置の制御方法を示す図である。 本発明のグリース供給装置の更に他の実施形態を示す回路図である。 図9における本発明のグリース供給装置の制御方法を示す図である。 タンク内グリースと時間の関係を表すグラフである。 従来のグリース供給装置の構成図である。
符号の説明
10 グリース供給装置
11 エア配管
12 ソレノイドバルブ
13 軸受
14 グリースタンク
15 グリースタンク用ピストン
16 溝部分
17 磁石
18a レベルセンサー
18b 圧力センサー
19 機械式定量型ピストンポンプ
20 エア源

Claims (8)

  1. 逆止弁及び定量吐出ピストンを備え、グリースを吐出するための機械式定量型ピストンポンプと、前記グリースを貯蔵するグリース貯蔵用タンクと、前記グリース貯蔵用タンク内ピストンとを有し、前記グリース貯蔵用タンクには前記グリースの残存量を監視するセンサーが設けられていることを特徴とするグリース供給装置。
  2. 前記センサーが、前記グリース貯蔵用タンク内ピストンに取り付けられた磁石を有していることを特徴とする請求項1に記載のグリース供給装置。
  3. 前記グリース貯蔵用タンク内の前記グリースの圧力、若しくは前記機械式定量型ピストンポンプと前記グリース貯蔵用タンクを接続するグリース配管内のグリースの圧力を監視するセンサーが設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のグリース供給装置。
  4. 前記機械式定量型ピストンポンプがストロークしてグリースを吐出後、前記定量吐出ピストンが元に戻った状態で、前記グリース貯蔵用タンク内の前記グリースを加圧するために前記グリース貯蔵用タンク内ピストンに圧力を一定時間保持する機構が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のグリース供給装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のグリース供給装置を使用した軸受装置。
  6. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のグリース供給装置を使用した工作機械用主軸スピンドル。
  7. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のグリース供給装置を使用した高速モーター用高速主軸スピンドル。
  8. 前記センサーが、異常を検知した際に回転速度の上限を制御することを特徴とする請求項6又は7に記載の主軸スピンドル。
JP2003274546A 2002-07-29 2003-07-15 グリース供給装置及び軸受装置 Pending JP2005036890A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003274546A JP2005036890A (ja) 2003-07-15 2003-07-15 グリース供給装置及び軸受装置
EP03771409.4A EP1541884B1 (en) 2002-07-29 2003-07-29 Rolling bearing, grease replenishing device, main shaft device, grease replenishing method, and grease replenishing program
US10/522,669 US8753016B2 (en) 2002-07-29 2003-07-29 Rolling bearing, grease supply system, spindle unit, grease supply method, and grease supply program
PCT/JP2003/009612 WO2004011817A1 (ja) 2002-07-29 2003-07-29 転がり軸受、グリース補給装置、主軸装置、グリース補給方法及びグリース補給プログラム
AU2003254779A AU2003254779A1 (en) 2002-07-29 2003-07-29 Rolling bearing, grease replenishing device, main shaft device, grease replenishing method, and grease replenishing program

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003274546A JP2005036890A (ja) 2003-07-15 2003-07-15 グリース供給装置及び軸受装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005036890A true JP2005036890A (ja) 2005-02-10

Family

ID=34211471

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003274546A Pending JP2005036890A (ja) 2002-07-29 2003-07-15 グリース供給装置及び軸受装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005036890A (ja)

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100589856B1 (ko) 2005-05-30 2006-06-21 최진호 유압식 그리스 주입기
CN100366975C (zh) * 2005-09-01 2008-02-06 中原工学院 密封低噪声轴承定量注脂机
JP2009191878A (ja) * 2008-02-12 2009-08-27 Ihi Compressor & Machinery Co Ltd グリース供給装置
JP2009276172A (ja) * 2008-05-14 2009-11-26 Nidec Tosok Corp 検査用油供給装置
WO2009143975A1 (de) * 2008-05-26 2009-12-03 Ab Skf Vorrichtung zum ausgeben eines schmierstoffs
KR100967634B1 (ko) 2008-07-09 2010-07-07 (주)신원산업공구마트 에어 그라인더의 오일유입 자동제어장치
JP2010230025A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Railway Technical Res Inst 軸受の潤滑構造
JP2010270769A (ja) * 2009-05-19 2010-12-02 Katanaya Co Ltd グリスの充填装置及びグリスの充填方法
JP2013204723A (ja) * 2012-03-28 2013-10-07 Railway Technical Research Institute 軸受の潤滑構造
JP2014065106A (ja) * 2012-09-26 2014-04-17 Brother Ind Ltd 回転テーブル装置と工作機械
JP2015183774A (ja) * 2014-03-24 2015-10-22 ブリヂストンフローテック株式会社 グリス供給装置
WO2016159421A1 (ko) * 2015-03-27 2016-10-06 주식회사 아원 전기식 그리스 배럴 펌프
KR101699670B1 (ko) * 2016-10-13 2017-01-24 조동훈 유압식 그리스 자동 공급장치
JP2017066936A (ja) * 2015-09-29 2017-04-06 株式会社神戸製鋼所 圧縮機
CN107600768A (zh) * 2017-09-26 2018-01-19 新乡市恒星科技有限责任公司 一种运输方便的润滑脂储存罐
CN108311948A (zh) * 2017-12-11 2018-07-24 安徽省光明粮油工业有限公司 一种冷却水自动提取浇灌冷却装置
KR101988987B1 (ko) * 2019-01-15 2019-09-30 주식회사 우신금속 탭핑유 분사장치
JP2021042764A (ja) * 2019-09-06 2021-03-18 川崎重工業株式会社 基板搬送装置の給脂装置
JP2023524304A (ja) * 2020-05-05 2023-06-09 ブリヂストン ヨーロッパ エヌブイ/エスエイ 空気入りタイヤの内部空洞の表面にシーリング剤を塗布する方法およびシステム

Cited By (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100589856B1 (ko) 2005-05-30 2006-06-21 최진호 유압식 그리스 주입기
CN100366975C (zh) * 2005-09-01 2008-02-06 中原工学院 密封低噪声轴承定量注脂机
JP2009191878A (ja) * 2008-02-12 2009-08-27 Ihi Compressor & Machinery Co Ltd グリース供給装置
JP2009276172A (ja) * 2008-05-14 2009-11-26 Nidec Tosok Corp 検査用油供給装置
CN102099613A (zh) * 2008-05-26 2011-06-15 Skf公司 用于输出润滑剂的设备
WO2009143975A1 (de) * 2008-05-26 2009-12-03 Ab Skf Vorrichtung zum ausgeben eines schmierstoffs
KR101626171B1 (ko) * 2008-05-26 2016-05-31 아크티에볼라겟 에스케이에프 윤활유를 배출하기 위한 장치
KR100967634B1 (ko) 2008-07-09 2010-07-07 (주)신원산업공구마트 에어 그라인더의 오일유입 자동제어장치
JP2010230025A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Railway Technical Res Inst 軸受の潤滑構造
JP2010270769A (ja) * 2009-05-19 2010-12-02 Katanaya Co Ltd グリスの充填装置及びグリスの充填方法
JP2013204723A (ja) * 2012-03-28 2013-10-07 Railway Technical Research Institute 軸受の潤滑構造
JP2014065106A (ja) * 2012-09-26 2014-04-17 Brother Ind Ltd 回転テーブル装置と工作機械
JP2015183774A (ja) * 2014-03-24 2015-10-22 ブリヂストンフローテック株式会社 グリス供給装置
WO2016159421A1 (ko) * 2015-03-27 2016-10-06 주식회사 아원 전기식 그리스 배럴 펌프
US10605405B2 (en) 2015-03-27 2020-03-31 Ahwon Corporation Electric grease barrel pump
JP2017066936A (ja) * 2015-09-29 2017-04-06 株式会社神戸製鋼所 圧縮機
WO2018070699A1 (ko) * 2016-10-13 2018-04-19 조동훈 유압식 그리스 자동 공급장치
KR101699670B1 (ko) * 2016-10-13 2017-01-24 조동훈 유압식 그리스 자동 공급장치
CN107600768A (zh) * 2017-09-26 2018-01-19 新乡市恒星科技有限责任公司 一种运输方便的润滑脂储存罐
CN107600768B (zh) * 2017-09-26 2023-12-19 新乡市恒星科技有限责任公司 一种运输方便的润滑脂储存罐
CN108311948A (zh) * 2017-12-11 2018-07-24 安徽省光明粮油工业有限公司 一种冷却水自动提取浇灌冷却装置
CN108311948B (zh) * 2017-12-11 2020-05-15 安徽省光明粮油工业有限公司 一种冷却水自动提取浇灌冷却装置
KR101988987B1 (ko) * 2019-01-15 2019-09-30 주식회사 우신금속 탭핑유 분사장치
JP2021042764A (ja) * 2019-09-06 2021-03-18 川崎重工業株式会社 基板搬送装置の給脂装置
JP2023524304A (ja) * 2020-05-05 2023-06-09 ブリヂストン ヨーロッパ エヌブイ/エスエイ 空気入りタイヤの内部空洞の表面にシーリング剤を塗布する方法およびシステム
JP7427808B2 (ja) 2020-05-05 2024-02-05 ブリヂストン ヨーロッパ エヌブイ/エスエイ 空気入りタイヤの内部空洞の表面にシーリング剤を塗布する方法およびシステム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005036890A (ja) グリース供給装置及び軸受装置
US7293919B2 (en) Bearing device
US8753016B2 (en) Rolling bearing, grease supply system, spindle unit, grease supply method, and grease supply program
JP5546470B2 (ja) 軸受の保守装置
US9222618B2 (en) Stepper motor driving a lubrication pump providing uninterrupted lubricant flow
JP2016023759A (ja) 転がり軸受装置及び給油ユニット
KR20130136492A (ko) 펌프 시스템
JP2008106900A (ja) 転がり軸受装置
JP2006258263A (ja) 潤滑剤供給装置、潤滑剤供給方法、軸受装置、及び、主軸装置
EP3118489B1 (en) Attachment structure for electric oil pump
WO2010077282A1 (en) Automated condition-based lubrication system
WO2022170246A1 (en) Integrated system and method for automatic rejuvenation of turbine oil for improving equipment reliability
CN115103976A (zh) 用于润滑对象的自动润滑器
JP2016023758A (ja) 転がり軸受装置及び給油ユニット
CN104279339A (zh) 机床
CN100379987C (zh) 压缩机
WO2022054564A1 (ja) 潤滑油供給装置、および、これを備える回転試験装置
AU2016336925B2 (en) Subsea barrier fluid system
JPH05296352A (ja) 軸受シールにおける給油装置
EP1541884A1 (en) Rolling bearing, grease replenishing device, main shaft device, grease replenishing method, and grease replenishing program
CN115702299A (zh) 用于控制用于液压系统的电动运行的泵的方法
US6938455B2 (en) Grease supply confirming device and method
JP2004340360A (ja) グリース補給装置
JP2005344784A (ja) 潤滑装置及び主軸装置
US20170037903A1 (en) Method of purging lubricant within a bearing and system using the method

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050218

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060325

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20071003

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071127

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Effective date: 20071128

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080213