JP2005036775A - 定量ポンプ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 流体通路の入口部に近い側に設けらた第1弁機構B1では、第1仕切壁部15を貫通する周縁形状が円形の第1貫通孔15hの端部に形成された第1弁座部15sと、中間チャンバCm側に配置されたボール状の第1弁体3の表面とでシール部が構成され、該第1弁機構から所定間隔を隔てた吐出側に設けられた第2弁機構B2では、第2仕切壁部41を貫通する周縁形状が円形の第2貫通孔41hの端部に形成された第2弁座部41sと、吐出側に配置された第2弁体4の曲面状表面とでシール部が構成され、更に、第2弁体を第2弁座部方向へ付勢する付勢バネ5が備えられている。
【選択図】図1
Description
このフランジ72は、常態では、ポンプハウジング60の円筒状内周面60fに対して密封可能に休止(密着)するが、フランジ72の上側に作用する圧力P1がフランジ下側の圧力P2を越える際に下方(吐出方向)へ弾力的に曲がり得る(図21における破線表示参照)。これにより、弁部材70は、流体が下方(吐出方向)へのみ通過するのを可能にする一方弁として作用する、とされている。
すなわち、圧力バルブ80を押下操作することで外部ポンプチャンバCpの容積を減少せしめ、これに伴って、該ポンプチャンバCp内の流体が弁チャンバ(不図示)内に押し込まれ、弁チャンバ内の圧力が上昇する。これにより、外部ポンプチャンバCpの容積変化に相当する一定量の流体が、吐出側に位置する弁部材70を通過して吐出口に向かって押し出される。次に、圧力バルブ80の押下状態が解除されると、圧力バルブ80は弾性によってその休止位置に戻り(つまり、元のドーム形状に復元し)、これに伴ってポンプチャンバCpの容積は再び増大する。これにより、弁チャンバ内と同様にポンプチャンバCp内に部分的な真空状態が生じ、入口に近い側の弁部材70が作動し、入口部分および弁チャンバを経てポンプチャンバCp内に流体が再び充填されることが可能になる、とされている。
[1] ドーム状弾性部材(圧力バルブ80)を押下操作した際の1回当たりの流体吐出量を一定に維持することが難しく、圧力バルブ80の押下操作毎にかなりのバラツキが生じる。
: ドーム状弾性部材を押下操作した際に、吐出側の弁部材70では、弁チャンバCp内の圧力上昇に伴って、可撓性を有するフランジ72の先端側が吐出側(下側)へ弾性的に曲がることにより(図21における破線表示参照)、フランジ72の先端部とポンプハウジング内周面60fとの間に流路が開かれて、弁チャンバ側から吐出側へ流体が通過する。一方、入口側の弁部材70では、弁チャンバCp内が入口側よりも高圧になるので、フランジ72の先端部はポンプハウジング内周面60fに密着した状態(図21における実線表示参照)が維持され、従って、弁チャンバ内の流体が入口側に戻ることはなく、ポンプチャンバCpの容積変化に相当する一定量の流体が精確に吐出側の弁部材70を介して吐出されるはずである。
しかしながら、このようにフランジ72の先端部をポンプハウジング内周面60fに密着させて良好なシール(封止)状態を得るには、両者の位置関係についてその同軸度を高精度に維持すると共に、かなり大径となるフランジ72の先端部およびポンプハウジング内周面60fそれぞれの形状/寸法を非常に高精度に維持し、また、各々の表面状態についても極めて良好に保つ必要がある。しかしながら、一定以上の大量生産を前提とした場合、このような高レベルの品質管理を不断に維持することは、実際には非常に難しいという問題があった。
以上のような原因により、ドーム状弾性部材を押下操作した際に、入口側の弁部材70において、フランジ72の先端部とポンプハウジング内周面60fとの間で良好なシール(封止)状態を得ることができず、中間チャンバから入口側への流体の漏洩(逆流)が生じる結果、押下操作1回当たりの流体吐出量が不規則に低下し、吐出量を一定に保つことが困難になるのである。
上記第1弁機構は、上記中間チャンバとその入口側とを仕切る樹脂製の第1仕切壁部と、該第1仕切壁部を貫通する周縁形状が円形の第1貫通孔と、該第1貫通孔の中間チャンバ側の端部に形成された第1弁座部と、上記第1貫通孔の中間チャンバ側に位置し上記第1弁座部と組み合される第1弁体と、該第1弁体を上記第1弁座部に対する接離方向に移動自在に保持する弁体保持部とを備え、上記ポンプ操作部の弾性部材が押下操作され上記中間チャンバが昇圧した際には、その圧力によって上記第1弁体が第1弁座部に当接し押圧されることで上記第1貫通孔が閉塞され、上記弾性部材の押下操作が解除され該弾性部材が上記ドーム状に復元する際には、上記第1弁体が上記第1弁座部から離間することで上記第1貫通孔が開放され、上記入口側から中間チャンバへ向かう方向に流体を通過させる、ことを特徴としたものである。
すなわち、上記第1弁機構のシール部(封止部)は、樹脂製の第1仕切壁部に設けた周縁円形の第1貫通孔の中間チャンバ側端部に形成した第1弁座部と、これと組み合される第1弁体の表面とで構成されることになり、前述の従来技術における入口側の弁部材のように、大径のフランジ先端部とポンプハウジング内周面とでシール部を構成する場合に比して、シール部をかなり小径にすることができ、更に、シール部にポンプハウジング内周面のような大きな面形状を含むことがなくなり、形状および寸法、更には各々の表面状態等についての品質管理が容易になる。また、従来のようにフランジ先端部の可撓性の劣化によるシール性の低下を心配する必要もなくなる。
その結果、第1弁機構の閉弁時のシール性をより安定して良好に確保することができ、ポンプ操作部のドーム状弾性部材を押下操作した際に、中間チャンバから入口側への流体の漏洩(逆流)を有効に防止し、押下操作1回当たりの流体吐出量をより精度良く一定に保つことができる。
すなわち、上記第2弁機構のシール部(封止部)は、樹脂製の第2仕切壁部に設けた周縁円形の第2貫通孔の吐出側端部に形成した第2弁座部と、これと組み合される第2弁体の表面とで構成されることになり、前述の従来技術における入口側の弁部材のように、大径のフランジ先端部とポンプハウジング内周面とでシール部を構成する場合に比して、シール部をかなり小径にすることができ、更に、シール部にポンプハウジング内周面のような大きな面形状を含むことがなくなり、形状および寸法、更には各々の表面状態等についての品質管理が容易になる。また、従来のようにフランジ先端部の可撓性の劣化によるシール性の低下を心配する必要もなくなる。しかも、第2弁体を第2弁座部方向へ付勢する付勢手段が設けられているので、その付勢力で両者のシール部に対してより高い確実な閉止力を付与することができる。
その結果、第2弁機構の閉弁時のシール性をより安定して良好に確保することができ、流体の一定量の吐出を終えドーム状弾性部材の押下状態が解除されて元のドーム形状に復元され、第2弁機構が閉止した通常状態に至った場合において、吐出口からの所謂「液垂れ」の発生を確実に防止し、押下操作1回当たりの流体吐出量をより精度良く一定に保つことができる。また、ユーザに不衛生感等の不快感を及ぼしたり、ユーザの衣服や履物等に付着する等の不具合が生じ惧れもなくなる。
図1は、本実施形態に係る定量ポンプの全体構成を示す断面説明図である。この図に示すように、上記定量ポンプ1は、例えば手洗い用の石鹸液とされた液体を貯えた液体容器(不図示)に接続される入口キャップ10と、筒状のポンプハウジング21とポンプ内部の液体を外部に向かって吐出する吐出ノズル22とを備えたポンプ本体20と、ポンプハウジング21の側部に設けられた板状の保持部23(ドーム保持部)に基端部31が保持された略半球状(ドーム状)のポンプボタン30と、を備えている。
上記入口キャップ10及びホンプ本体20は共に、例えばポリプロピレン(PP)樹脂等の合成樹脂材料を用いて、例えば射出成形法により製作されている。
この第1弁機構B1は、上記第2弁機構B2との間に形成される中間チャンバCmと入口部13とを仕切る樹脂製の第1仕切壁部15と、該第1仕切壁部15を貫通する周縁形状が円形の第1貫通孔15hと、該第1貫通孔15hの中間チャンバCm側の端部に形成された第1弁座部15sとを備えており、この第1貫通孔15hの中間チャンバCm側には、第1弁座部15sと組み合される第1弁体3が配置されている。該第1弁体3は、より好ましくは、球状(ボール状)に形成され、上記スリーブ12の端末側に設けられた弁体保持部16内に保持されている。尚、上記第1弁体3は、例えばポリアセタール(POM)を材料に用いてボール状に形成されている。
上記バルブアダプタ40は、図4〜図6に詳しく示すように、全体として略円筒状に形成され、その入口側(図4における左側)に十字状の突起部44が形成されている。ポンプハウジング21内への組付状態では、上記十字状突起部44にスリーブ12の先端面が当接することにより、該スリーブ12の(つまり、入口キャップ10の)軸線方向における位置が定められる。
その結果、第2弁機構B2の閉弁時のシール性をより安定して良好に確保することができ、第2弁機構B2が閉止した通常状態において、吐出ノズル22からの所謂「液垂れ」の発生を確実に防止し、ユーザに不衛生感等の不快感を及ぼしたり、ユーザの衣服や履物等に付着する等の不具合が生じる惧れを無くすることができる。
図12〜図14から良く分かるように、上記ポンプボタン30の周縁部には環状の基端フランジ部31が形成されており、この基端フランジ部31を上記環状溝部26に嵌合させ、その上から環状の押えリング32を嵌合させることにより、ポンプボタン30がドーム保持部23に装着される。
このポンプチャンバCpと前述の中間チャンバCmとは、ポンプハウジング21の側壁を隔てて隣接しており、両者Cp,Cmは、ポンプハウジング21の側壁に設けられた開口部21Hによって、相互に連通している。
尚、ポンプボタン30は、例えばポリエステルエラストマ等の弾性に富む材料により形成されている。また、押えリング32は、例えばポリプロピレン(PP)樹脂等の樹脂材料を用いて成形されたものである。
すなわち、例えば押えリング32を例にとって説明すれば、図15及び図16に示すように、押えリング32は、ポンプボタン30の基端フランジ部31の上面に当接する第1当接面32fと、ドーム保持部23の外側環状突起部25の上端面に当接する第2当接面32gとを備え、これら各当接面32f,32gには、断面形状が例えば三角形状で環状の溶着用突状部Eが一体形成されている。また、図15から判るように、ドーム保持部23の環状溝部26の底面にも、上記と同様に構成された環状の溶着用突状部Eが形成されている。
尚、このように受け溝Gと溶着用突状部Eとで嵌合部分を形成して溶着する代わりに、溶着用突状部Eをフラットな平面と組み合わせ、この面に垂直方向の加圧力を作用させながら突状部Eを溶融させて溶着することもできる。溶着法としては、例えば超音波溶着法など、種々の溶着法を適用することができ、溶着すべき部材の材質やその組み合わせ等に応じて、それぞれ好適な溶着法が用いられる。
また、この場合において、更に、上記基端フランジ部31と押えリング32の第1当接面32fとを溶着接合したことで、ドーム状のポンプボタン30の基端フランジ部31をドーム保持部23に固定するに際して、より一層高い固定力を得ることができる。
尚、定量ポンプ1の使用初期には、ポンプ内部に滞留したエアの影響により、吐出ノズル22が下方を指向するようにセットしただけでは、容器内の液体を中間チャンバCmやポンプチャンバCp内にスムースに流入させ充填することが難しい場合がある。このような場合には、使用に先立ってポンプボタン30を1〜2回押下操作して、ポンプ内部のエアを排出させれば良い。
従って、ポンプボタン30を押下操作した際に、中間チャンバCmから入口部13側への液体の漏洩(逆流)が生じることを、より有効に安定して防止し、押下操作1回当たりの液体吐出量をより精度良く一定に保つことができる。尚、本実施形態では、この押下操作1回当たりの液体吐出量を1ml(ミリリットル)に設定した。
しかも、第2弁体4を第2弁座部41s方向へ付勢するコイルバネ5が設けられているので、その付勢力で両者のシール部に対してより高い確実な閉止力を付与することができる。
従って、押下操作1回当たりの液体吐出量をより精度良く一定に保つことができる。また、ユーザに不衛生感等の不快感を及ぼしたり、ユーザの衣服や履物等に付着する等の不具合が生じ惧れもなくなる。
3 第1弁体
4 第2弁体
5 コイルバネ
12 スリーブ
13 入口部
15 第1仕切壁部
15h 第1貫通孔
15s 第1弁座部
16 弁体保持部
20 ポンプ本体
21 ポンプハウジング
22 吐出ノズル
23 ドーム保持部
24 内側環状突起部
25 外側環状突起部
26 環状溝部
30 ポンプボタン
31 基端フランジ部
32 押えリング
41 第2仕切壁部
41h 第2貫通孔
41s 第2弁座部
42 弁体保持部
B1 第1弁機構
B2 第2弁機構
Cm 中間チャンバ
Cp ポンプチャンバ
E 溶着用突状部
G 受け溝
Claims (5)
- 所定の流体容器から流体を導入する入口部と、
該入口部から導入された上記流体を外部に向かって吐出する吐出部と、
上記入口部から吐出部に至る流体通路を内包する筒状部と、
上記流体通路の上記入口部に近い側に設けられ、入口側から吐出側に向かう方向にのみ上記流体を通過させ得る第1弁機構と、
該第1弁機構から所定間隔を隔てた吐出側に設けられ、入口側から吐出側に向かう方向にのみ上記流体を通過させ得る第2弁機構と、
上記筒状部の側方に設けられ、上記両弁機構間の中間チャンバと連通するポンプチャンバを形成するドーム状の圧縮変形可能な弾性部材を有するポンプ操作部とを備え、
該ポンプ操作部の上記弾性部材を押下操作することにより、上記第2弁機構を介して、上記ポンプチャンバの容積変化に相当する量の流体を上記吐出部から外部に吐出し、
上記弾性部材が上記ドーム状に復元することにより、上記第1弁機構を介して、上記流体容器から上記中間チャンバ及びポンプチャンバに貯える、
ように構成した定量ポンプ装置であって、
上記第1弁機構は、上記中間チャンバとその入口側とを仕切る樹脂製の第1仕切壁部と、該第1仕切壁部を貫通する周縁形状が円形の第1貫通孔と、該第1貫通孔の中間チャンバ側の端部に形成された第1弁座部と、上記第1貫通孔の中間チャンバ側に位置し上記第1弁座部と組み合される第1弁体と、該第1弁体を上記第1弁座部に対する接離方向に移動自在に保持する弁体保持部とを備え、
上記ポンプ操作部の弾性部材が押下操作され上記中間チャンバが昇圧した際には、その圧力によって上記第1弁体が第1弁座部に当接し押圧されることで上記第1貫通孔が閉塞され、
上記弾性部材の押下操作が解除され該弾性部材が上記ドーム状に復元する際には、上記第1弁体が上記第1弁座部から離間することで上記第1貫通孔が開放され、上記入口側から中間チャンバへ向かう方向に流体を通過させる、
ことを特徴とする定量ポンプ装置。 - 上記第1弁体は、上記弁体保持部内で遊離した状態で保持される球状体であることを特徴とする請求項1記載の定量ポンプ装置。
- 上記第2弁機構は、上記中間チャンバとその吐出側とを仕切る樹脂製の第2仕切壁部と、該第2仕切壁部を貫通する周縁形状が円形の第2貫通孔と、該第2貫通孔の吐出側の端部に形成された第2弁座部と、上記第2貫通孔の吐出側に位置し上記第2弁座部と組み合される第2弁体と、該第2弁体を上記第2弁座部に対する接離方向に移動可能に保持する弁体保持部と、上記第2弁体を第2弁座部方向へ付勢する付勢手段とを備え、
上記ポンプ操作部の弾性部材が押下操作され上記中間チャンバが昇圧した際には、その圧力によって上記第2弁体が上記付勢手段の付勢力に抗して上記第2弁座部から離間することで上記第2貫通孔が開放され、上記中間チャンバから吐出側へ向かう方向に流体を通過させ、
上記弾性部材の押下操作が解除され該弾性部材が上記ドーム状に復元した際には、上記付勢手段の付勢力によって上記第2弁体が第2弁座部に当接し押圧されることで上記第2貫通孔が閉塞される、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の定量ポンプ装置。 - 上記筒状部の側部には、上記ドーム状弾性部材の環状の基端部を保持する環状の溝部を備えた樹脂製のドーム保持部が設けられており、
上記弾性部材は、その基端部を上記溝部に嵌合させた上で、基端部の外側に環状の押えリングを嵌合させることにより、上記ドーム保持部に装着され、
該装着状態で、上記基端部の環状内側面を上記溝部の底面に溶着し、且つ、上記押えリングを上記ドーム保持部に溶着することにより、上記基端部と溝部との間が液密に封止された状態で、上記弾性部材が上記ドーム状保持部に固定されている、
ことを特徴とする請求項1〜3の何れか一に記載の定量ポンプ装置。 - 更に、上記基端部の環状外側面と上記押えリングの環状内側面とが溶着接合されていることを特徴とする請求項4記載の定量ポンプ装置。
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JP2003277066A JP2005036775A (ja) | 2003-07-18 | 2003-07-18 | 定量ポンプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003277066A JP2005036775A (ja) | 2003-07-18 | 2003-07-18 | 定量ポンプ装置 |
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KR101100099B1 (ko) | 2007-09-19 | 2011-12-29 | 가부시키가이샤 산키 | 리필 파우치의 내용물 인출 장치 |
KR200458459Y1 (ko) | 2009-04-29 | 2012-02-20 | 천용건 | 액체분배용 펌프 |
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JP2012522184A (ja) * | 2009-03-30 | 2012-09-20 | ミードウエストベコ・カルマー・ネザーランド・べー・ヴェー | ポンプデバイスおよびその製造方法 |
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2003
- 2003-07-18 JP JP2003277066A patent/JP2005036775A/ja active Pending
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