JP2005035175A - インクジェット記録システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 記録媒体に対して正しい位置に画像を記録しつつも、記録内容の偏りによって生じる、ノズルの使用頻度のばらつき及びこれに伴う記録ヘッドの寿命の低下を制限することが可能なシリアルスキャン方式のインクジェット記録システムを提供する。
【解決手段】 複数のノズルのうち、記録に適用するノズル群を選択し、選択した内容に応じて記録時の記録媒体の位置を補正する。これにより、記録媒体上の画像の位置が変化することなく、ノズルの吐出回数を均することができる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、複数の記録素子(以下ノズルとも言う)を有するインクジェット記録ヘッドを搭載し、この記録ヘッドを記録媒体の搬送方向(副走査方向)と直交する方向(主走査方向)にシリアルスキャンさせながら、プラテン上の記録媒体に対して記録を行うインクジェット記録装置に関するものであり、特に複数のノズルの使用頻度の偏りが低減可能なインクジェット記録装置に関する。
インクジェット記録装置は、記録ヘッドからインク液滴を吐出し、これを記録紙等の記録媒体に付着させて記録を行う。インク液滴を形成する方法はいくつかあるが、形成のためのエネルギとして熱を利用する方法は、多数の吐出口を高密度に配置することが比較的容易であるので、高解像で高画質な画像が高速に得られるという利点を持っている。また、この方法は、簡易な構成でカラー化も実現出来、更にランニングコストも安く、ノンインパクトであるが故に静粛性にも優れるという数々の優れた特徴を持ち合せることから、近年、多く供給されている。
カラー記録対応のインクジェット記録装置の場合、複数の色にそれぞれ対応した複数の記録ヘッドにより記録を行い、吐出される異色同士のインク液滴を記録媒体上で重ね合わせることにより、画像を形成する。一般に用いられるインクの色は、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)の3原色または、これにブラック(K)を加えた4色を採用することが多く、記録装置本体内には、これらインクに対応する4種類の記録ヘッド及びインクを収納したインクカートリッジが備えられている。このような記録ヘッドとインクカートリッジは、夫々が別体となって記録装置に装着可能になっているものもあるが、全てが一体的に構成され、記録装置内に具備されているものもある。更に近年では、より階調性に優れた高画質な画像を実現するために、上記4色に、淡いイエロー(PY)、淡いシアン(PC)、淡いマゼンタ(PM)を加えた、7色のインクを適用した構成のインクジェット記録装置も提供されている。
図18は、一般的なラベルを記録する場合の記録情報およびその記録方法の一例を示したものである。図18において、201はタグ紙、202はタグ紙201に記録される記録情報である。記録情報202はその四方が罫線枠で囲まれており、記録ヘッド200は、2回の記録主走査で記録情報202を記録する構成となっている。この場合、記録情報202の先頭部分に存在する枠線203は、記録ヘッド200の先端部分に位置する数個の記録素子によって第1の記録主走査で記録され、記録情報202の後端部分に存在する枠線204は、記録ヘッド200の後端部分に位置する数個の記録素子によって第2の記録主走査で記録される。
図19は、図18で説明した記録情報202を、記録ヘッド200によって2回の記録主走査で記録した際の、各記録素子におけるインク吐出回数を示したグラフである。ここでは、記録ヘッド200には304個の記録素子が配列しているものとしている。図18で説明した様に、記録情報202の先頭部分に存在する枠線203および後端部分に存在する枠線204は、記録ヘッド200の先後端部分に位置する数個の記録素子303および304によって記録されるので、各記録素子の吐出回数においても、記録素子303および304の吐出回数が、他に比べて極端に多くなっていることが確認できる。
一般にラベルプリンタにおいては、図18で示した様な同一の記録情報を、あるいは罫線や枠線の基本フォームが同一で内容が異なる記録情報を、多量に連続して記録する場合が多い。この場合、罫線や枠線部に位置した特定の記録素子(303および304)の使用頻度が他に比べて極端に高くなり、この記録素子のみが他に比べて寿命が短い状況を生み出してしまう。記録ヘッド200においては、最初に寿命を終えた記録素子が存在した時点で、良品としての使用が困難になるので、記録ヘッド自体の寿命も使用頻度の高いノズルに追従し、枠線の記録頻度によって記録ヘッドの寿命が決まってしまう状況となっていた。
この点に鑑みて、N枚毎(Nは1以上の整数)に、記録ヘッドのノズル配列方向に対する画像データの位置をシフトすることで、各ノズルの使用頻度をなるべく均一化し、記録ヘッドの寿命を延ばす方法が既に提案されている(例えば特許文献1参照。)。
また、記録ヘッドに配列するノズル群のうち、使用するノズル群の範囲を1行分記録する毎に、段階的に移動させることで、各ノズルの使用頻度を均一にし、記録ヘッドの寿命を延ばそうと試みたものもある(例えば特許文献2参照。)。
特開平5−162303号公報 特開平5−64891号公報
しかしながら、上記特許文献1においては、図面データ(記録情報)の記録位置自体を移動させる為に、記録媒体における画像の位置が、N枚毎に異なってしまうという問題が生じる。
また、特許文献2においては、記録走査毎に記録に用いるノズル群を変えるために、同一ページ内での記録に適用するノズルの偏りをある程度低減することは出来るが、複数ページに渡るノズルの吐出回数の分散については考慮されていない。よって、上述したラベルプリンタのように、多数ページに同類の記録情報を記録するような場合には、図18で示した枠線部203および204は、結果的に全ページとも同じノズルで記録されることになり、従来技術の項で説明した問題の解決には到らなかったのである。
本発明は上述の問題点を解消するためになされたものであり、その目的とするところは、記録媒体に対して正しい位置に画像を記録しつつも、記録内容の偏りによって生じる、ノズルの使用頻度のばらつき及びこれに伴う記録ヘッドの寿命の低下を制限することが可能なシリアルスキャン方式のインクジェット記録システムを提供することである。
そのために本発明では、複数の記録素子からインクを吐出させながら記録媒体に対して走査する記録ヘッドの記録主走査と、前記記録主走査とは直交する方向へ前記記録媒体を搬送させる副走査とを交互に繰り返すことにより、前記記録媒体上に画像を形成するインクジェット記録システムにおいて、前記複数の記録素子のうち、記録に適用する記録素子群を選択する記録素子選択手段と、該記録素子選択手段により選択された記録素子群に応じて、前記記録媒体の位置を補正する手段とを具えたことを特徴とする。
以上の構成によれば、記録媒体上の画像の位置が変化することなく、ノズルの吐出回数が均されるので、特許文献1のように、記録画像に影響を与えることなく、ノズルおよび記録ヘッドの寿命を延長させることができる。
以上説明した様に本発明によれば、記録媒体上の画像の位置が変化することなく、ノズルの吐出回数が均されるので、記録画像に影響を与えることなく、ノズルおよび記録ヘッドの寿命を延長させることができる。
以下、図面を参照して本発明のインクジェットラベルプリンタに係わる実施形態について詳細に説明する。
(第1の実施形態)
以下に本発明の第1の実施形態を説明する。
図1は、本実施形態で適用するシリアルスキャン方式のカラーインクジェットラベルプリンタにおける記録部の概略構成を示した図である。
図1において、402〜405は、ブラック、シアン、マゼンタおよびイエローの4色のインクを夫々吐出する記録ヘッドであり、これら記録ヘッド402〜405にインクを供給するインクカートリッジ400と一体化されて、不図示のキャリッジに装着されている。キャリッジは、ベルト401に沿って図のA方向に移動走査が可能であり、キャリッジがホームポジションに在るときは、ホームポジションセンサ409によって、その存在が検知されている。
ラベルとなるタグ紙407の背面には、TOFマーク411が予め印刷されており、TOFセンサ408は、このTOFマーク411を検出することにより、タグ紙407における記録位置を制御することが可能となる。
本実施形態においては、TOFセンサ408がTOFマーク411を検知した信号を基準とし、まず、タグ紙407をプラテン上の給紙位置まで搬送する。そして、更に記録に適用される所定の記録素子群の位置にまでタグ紙407を搬送させた後、記録ヘッド402〜405によって記録を開始する。
このときの記録は、記録ヘッド402〜405内にある所定の記録素子群によって行なわれるものであり、上記記録素子群は、キャリッジがA方向に移動走査を行う際に所定のタイミングでインクを吐出する。1回のキャリッジの移動走査が終了すると、使用された記録素子群の幅分の画像が完成するので、その後、タグ紙407を、用紙搬送方向に記録幅分だけ搬送する。
このように本実施形態では、所定の記録素子群による記録走査と、タグ紙407の搬送とを交互に繰り返し、記録情報の記録が完了するまでこの動作を継続する。記録すべき情報が全て記録されると、記録された領域がカッター410より下流に位置するまでタグ紙407が搬送され、その後カッター410により、タグ紙407はカットされる。
図2は、本実施形態で適用するカラーインクジェットラベルプリンタにおける、電気的な制御の構成を説明するためのブロック図である。
図2において、500はCPU(中央処理装置)であり、プログラムを記憶するプログラムメモリ501に格納された制御プログラムを実行し、各構成部の動作全般の制御を行っている。プログラムメモリ501には、例えば、図7〜図11、図15〜図17に示すフローに対応するプログラムなどが格納されている。502はワーキングメモリである。ワーキングメモリ502には、プリントバッファ、図9を用いて後述する変数L、M、N、図10に示すL、図15に示すパターンテーブル、W、P、L、X、Y、M、図16に示すN、K、X、Y、Mなどが格納されている。503はデータメモリである。
例えばCPU500は、外部に接続されたホストコンピュータ等からインタフェース504を介して記録情報データを受信する。また、出力ポート513を介してモータドライバ514、515および516を制御し、搬送モータ517、キャリッジ駆動モータ518およびカッター駆動モータ519をそれぞれ駆動させている。さらに、K(ブラック)、C(シアン)、M(マゼンタ)およびY(イエロー)にそれぞれ対応する4つの記録ヘッド402〜405を、ヘッド駆動回路508を駆動することにより制御している。更にまた、TOFセンサ408、キャリッジのホームポジションセンサ409、オペレータの操作キー506についても、入力ポート505を介することによってCPU500が制御を行っている。
図3は、本実施形態で適用するカラーインクジェットラベルプリンタにおける、データ展開の概念図を示したものである。図3において、ホスト装置600は、記録装置のデータメモリ503に対し、1ラスタ分ずつラスタイメージコマンドを転送する。ここで1ラスタとは、記録ヘッド内の1つの記録素子が1回の記録走査で記録可能な1行分の画像データのことを示す。記録装置内のCPU500は、上記ラスタ単位の画像データを、各色別々のプリントバッファ605〜608に展開し、記録に使用する記録素子分の画像データが蓄積された時点で、タグ紙407の搬送と、記録ヘッド402〜405による記録走査を行う。
本実施形態では、各記録ヘッド405〜408にはそれぞれ304個ずつの記録素子が配列されているものとし、実際に記録に使用される記録素子は、この内の256個とする。よって、本実施形態においては、各色256ラスタ分の画像データが蓄積された時点で、タグ紙407の搬送と、記録ヘッド402〜405による記録走査を行う。
このような1行分の記録を行った後、CPU500はプリントバッファ605〜608をクリアし、次のラスタイメージコマンドの受信を待つ。
図4は、本実施形態で適用するカラーインクジェットラベルプリンタにおける、記録に使用するノズル群の選択パターンを示した図である。本実施形態で適用する記録ヘッドは、各色のノズルをそれぞれ304個ずつ有し、各ノズルは360dpi(dot/inch;参考値)の画像が記録出来るよう、約70μmのピッチで一列に配列している。
また、本実施形態においては、記録に適用するノズル群の選択パターンとして、パターン1とパターン2の2通りのパターンを用意するものとする。パターン1は、304個のノズルのうち、記録媒体の搬送方向に対し上流側の256個を使用するパターンとし、パターン2は、下流側の256個を使用するパターンとずる。そして、連続的に数ページを記録する場合には、1ページを記録する毎に上記選択パターンを交互に切替え、1ページのみ記録する場合には、パターン1で記録を行うものとする。
図5は、本実施形態で適用するカラーインクジェットラベルプリンタにおける、記録状態を模式的に示した図である。
図5において、1302は枠線が含まれる記録情報であり、これを図4で説明したパターン1およびパターン2を交互に適用させながら、タグ紙1301に連続して記録する状態を示している。図によれば、パターン1とパターン2において、画像の先頭の枠線部1303および後端の枠線部1304は、それぞれ記録ヘッドの互いに異なる部分のノズルが用いられていることが確認できる。本実施形態においては、パターン1とパターン2とを1ページ単位で交互に切替えているので、枠線部1303および1304の記録は、2個所の記録素子で平均化されることになり、記録ヘッドの寿命を、従来に比べて大きく延長させることが出来る。
図6は、本実施形態で適用するカラーインクジェットラベルプリンタにおける、ホスト装置600から送信される記録コマンドと、記録コマンドの転送例を示した図である。
図6において、本実施形態の記録コマンドは、記録開始コマンド1400、ラスタイメージコマンド1401、記録終了コマンド1402および記録継続コマンド1403に大別されるとする。
記録開始コマンド1400は、記録装置の記録開始を意味し、記録装置が本コマンドを受信すると、給紙処理を行って、ラスタイメージコマンドの受信待ち状態となる。ラスタイメージコマンド1401は、記録装置内の各色のプリントバッファそれぞれに展開される1ラスタ分の画像データである。記録終了コマンド1402は、記録の終了を意味し、記録装置が本コマンドを受信すると排紙処理を行う。記録継続コマンド1403は、継続して次ページの記録を行う事を意味し、本実施形態では、記録継続コマンド1403を利用して、ノズル選択パターンの切り替えを行う。
以下に、上述の構成からなる本実施形態における記録ジョブにかかわる一連の処理についてフローを参照して説明する。
図7は、本実施形態に適用するカラーインクジェットラベルプリンタにおける、CPU500が行う記録ジョブの一連の処理を示したフローチャートである。図7において、CPU500は、ホスト装置600より記録開始コマンド1400を受信すると、まず、変数L(ノズル選択パターン番号)に「1」を代入する(ステップS800)。続いて、変数M(給紙補正量)に「0」を代入する(ステップS801)。更に給紙処理(ステップS802)を行ってタグ紙を給紙位置にセットし、その後、受信した記録情報を記録処理(ステップS803)により記録する。ステップS803による記録処理は、記録終了コマンド1402が確認されるまで続けられ、記録終了コマンド1402を受信すると、排紙処理(ステップS804)に進み、記録済みのタグ紙の排紙が行われて、記録ジョブが終了する。尚、ここで用いるLおよびMは、ワーキングメモリ502内に格納される変数である。
図8は、図7で説明したステップS802で行う給紙処理の内容を説明する為のフローチャートである。図8において、給紙処理が開始されると、図1を参照するに、まず、TOF検出処理として、TOFセンサ408でTOFマーク411を検知しながら、タグ紙407を用紙搬送方向へ搬送する(ステップS900)。この時、最初のページのTOF検出処理(ステップS900)は、タグ紙407を用紙搬送方向(正方向)へ搬送することによって行なわれるが、2ページ以降の記録時は、前ページの記録終了時に次ページのTOFマーク411が、TOFセンサ408をオーバーしてしまっている場合もある。このような場合には、搬送ローラを逆転させることで一度タグ紙407を所定量バックフィードさせ、その後、再度搬送ローラを正転させて、TOFマーク411の検出処理を行うものとする。
ステップS900にて、TOFマーク411が検出されると、その時点から更に、Mラスタ分の搬送を行う(ステップS901)。ここでMラスタとは、記録に使用するノズル選択パターンによって変更される給紙の補正量である。以上で給紙処理が完了する。
図9は、図8で説明したステップS803で行う記録処理の内容を説明する為のフローチャートである。図9において、記録処理が開始されると、まず初期化処理として、変数N(展開ラスタカウント)に「0」を代入して、更にプリントバッファ605〜608の内容をクリアする(ステップS1100)。
次に、ホスト装置600から受信したコマンドが、図6で説明したラスタイメージコマンドであるか否かを確認する(ステップS1101)。ラスタイメージコマンドである場合、プリントバッファ605〜608に画像データを展開し(ステップS1102)、展開ラスタカウント値Nをインクリメントする(ステップS1103)。
ステップS1104では、展開ラスタカウントNが256に達したか否かを確認する。ここで、N≠256であれば、次のラスタイメージコマンドを展開するために、ステップS1101に戻る。
一方、ステップS1104でN=256の場合、1回分の記録走査が可能な分だけデータが蓄積されたと判断し、タグ紙407を256ラスタ分だけ搬送してから(ステップS1105)、記録スキャン処理を実行する(ステップS1106)。その後、展開ラスタカウント値Nに再び「0」を代入し(ステップS1107)、ステップS1101に戻る。
ステップS1101で、ホスト装置600から転送されてきたデータがラスタイメージコマンドで無かった場合、次にそのコマンドが図6で説明した記録終了コマンドであるか否かを判断する(ステップS1108)。
記録終了コマンドであると判断された場合、現状プリントバッファ605〜608に蓄積されているデータが、最後の記録走査の全データであると判断される。よって、まず、タグ紙407を256ラスタ分だけ搬送させた後(ステップS1109)、現状プリントバッファ605〜608に蓄積されているデータの記録スキャン処理を行い(ステップS1110)、記録処理を終了する。
ステップS1108で、ホスト装置600から転送されてきたデータが記録終了コマンドで無いと判断された場合、次にそのコマンドが図6で説明した記録継続コマンドであるか否かを判断する(ステップS1111)。
記録継続コマンドと判断された場合、現状プリントバッファ605〜608に蓄積されているデータが、現在のページの最後の記録走査の全データであると判断される。よって、まずタグ紙407を256ラスタ分だけ搬送させ(ステップS1112)、その後、現在ページの最後の記録スキャン処理を行う(ステップS1113)。
次に、ステップS1114へ進み、ノズル選択パターン番号Lの値をチェックする。L=1の場合には、現在のノズル選択パターンがパターン1に設定されていると判断し、Lに「2」を代入(ステップS1117)する。更に、給紙補正量Mに「48」を代入する(ステップS1118)。
ステップS1114でL≠1の場合、現在のノズル選択パターンがパターン2に設定されていると判断し、Lに「1」を代入(ステップS1115)する。更に、給紙補正量Mに「0」を代入する(ステップS1116)。
その後、ステップS1119に進み、次ページの記録のために、Mに従った給紙処理を行い(ステップS1119)、更に、ステップS1101に戻り次のコマンドを受信する。
以上が、本実施形態における記録処理を行う際の一連の流れである。ここで、展開ラスタカウントNは、LおよびMと同様にワーキングメモリ502内に格納された変数である。
図10は、図9で説明した記録スキャン処理の内容を説明する為のフローチャートである。図10において、記録スキャン処理が開始されると、まずノズル選択パターン番号LがL=1であるか否かを判断する(ステップS1200)。L=1の場合、現在のノズル選択パターンがパターン1に設定されていると判断し、プリントバッファ605〜608内の256ラスタ分のデータを記録ヘッドの後端部に位置する256個の記録素子で記録する(ステップS1201)。
ステップS1200で、L≠1の場合、現在のノズル選択パターンがパターン2に設定されていると判断し、プリントバッファ605〜608内の256ラスタ分のデータを記録ヘッドの先端部に位置する256個の記録素子で記録する(ステップS1202)。
その後、プリントバッファ605〜608内の画像データをクリアする(ステップS1203)。
図11は、図7で説明した排紙処理の内容を説明する為のフローチャートである。図11において、排紙処理が開始されると、まず記録済みのタグ紙407をカット位置まで搬送する(ステップS1000)。その後、カッター410によりタグ紙407をカットし(ステップS1001)、続いてTOFセンサが用紙の無い状態を検知するまでタグ紙を逆搬送する(ステップS1002)。以上で排紙処理が終了する。
以上説明した様に本実施形態によれば、パターン1およびパターン2の二種類のノズル選択パターンを持ち、1ページ記録する毎にノズル選択パターンを切替えて記録を継続することにより、記録ヘッド上に配列する複数の記録素子の使用頻度を均することが出来る。これにより、罫線や枠線等が含まれる記録情報を記録した場合においても、記録内容に起因したノズルの使用頻度のばらつきによるヘッド寿命の低下をある程度防ぐことが出来、更に給紙時に給紙位置の補正を行なうので、従来技術で説明した特許文献1のように、記録媒体に対する記録画像の位置がばらつくことも無い。
(第2の実施形態)
以下に、本発明の第2の実施形態を説明する。本実施形態においても、図1および図2で説明した記録装置および制御の構成については、第1の実施形態と同様とする。但し、本実施形態においては、ホスト装置から転送されてくる記録開始コマンドに、「どのノズルを使うか」を指定する「ノズル選択パターン」と、「何ページごとにノズル選択パターンを切り替えるか」を指定する「切り替えページ数」を設定するパラメータを追加するものとする。
図12は、本実施形態で適用するカラーインクジェットラベルプリンタにおける、ホスト装置600から送信される記録開始コマンドの内容を示した図である。記録開始コマンド以外のコマンドに関しては、図6で説明した第1の実施形態と同様とする。
図12において、本実施形態の記録開始コマンド1500は、識別コード1501の他に、適用するノズル選択パターンのパターン数1502、各ノズル選択パターンのノズル開始番号1503とその時の使用ノズル数1504、および切り替えページ枚数1505の各パラメータによって構成されている。
図13は、本実施形態で適用するノズル選択パターンを示した図である。本実施形態においても、第1の実施形態と同様に、各色の記録素子をそれぞれ304個ずつ有し、各記録素子は360dpi(dot/inch;参考値)の画像が記録出来るよう、約70μmのピッチで一列に配列している。また、本実施形態においては、記録に適用するノズル選択パターンとして、パターン1〜パターン5の5通りのパターンを用意するものとする。そして、以下に列挙するようなそれぞれのパターンに対応する、ノズル開始番号と使用ノズル数とが、図15のコマンドに記載されているものとする。
パターン1:ノズル開始番号=49、使用ノズル数=256
パターン2:ノズル開始番号=1、使用ノズル数=256
パターン3:ノズル開始番号=153、使用ノズル数=152
パターン4:ノズル開始番号=1、使用ノズル数=152
パターン5:ノズル開始番号=25、使用ノズル数=256
本実施形態において、連続的に多数ページを記録する場合には、切り替えページ枚数1505に記載されている値に従って、上記選択パターン1〜5を順に切替えるものとし、1ページのみ記録する場合には、パターン1で記録を行うものとする。
図14は、上記ノズル選択パターン1〜5の夫々に、給紙補正量を対応させたテーブルを示している。本実施形態においては、ホスト装置600より記録開始コマンド1500を受け取ると、CPU500は、記録開始コマンドに記載されている内容、すなわち「ノズル開始番号」および「使用ノズル数」から、それぞれのパターンに対する「給紙補正値」を、給紙補正値M=304+1−ノズル開始番号X−使用ノズル数Yとして算出し、これらを図に示すようなテーブルとしてワーキングメモリ502に登録する。
図15は、本実施形態に適用するインクジェットラベルプリンタにおける、CPU500が行う記録ジョブのフローチャートを示したものである。図15において、ホスト装置600より記録開始コマンドを受信すると、記録ジョブが開始される。
まず、記録開始コマンドで設定されているノズル選択パターンの内容を、上述した方法で処理し、図14で示したようなノズル選択パターンテーブルとしてワーキングメモリ502に登録する(ステップS1800)。
次に、変数Wに、記録開始コマンドの「ノズル選択パターン数」の値を代入し(ステップS1801)、続いて変数Pには、記録開始コマンドの「ページ切り替え枚数」の値を代入する(ステップS1802)。そして更に変数L(ノズル選択パターン番号)には、「1」を代入する(ステップS1803)。
次にCPU500は、W種類存在するノズル選択パターンのうち、第L番目のパターンについて、「ノズル開始番号」と「使用ノズル数」と「給紙補正値」とを、それぞれ変数X、Y、Mに代入する(ステップS1804)。
その後、給紙処理を行ってタグ紙407を給紙位置にセットする(ステップS1805)。給紙が終了すると、受信した記録情報の記録処理を行う(ステップS1806)。記録終了コマンドを受信することで、CPU500が記録の終了を認識すると、排紙処理を行い(ステップS1807)、記録済みのタグ紙407を排紙する。以上で、記録ジョブが終了する。
なお、ステップS1805で行われる給紙処理と、ステップS1807で行われる排紙処理の内容については、第1の実施形態で図9および図10を用いて説明した内容と同じものとする。また、本実施形態で利用する変数W、P、L、X、M、Lは、すべてワーキングメモリ502内に格納されているものとする。
図16は、図15で説明したステップS1806で行う記録処理の内容を説明する為のフローチャートである。図16において、記録処理が開始されると、CPUはまず初期化処理として、N(展開ラスタカウント)に「0」を、K(記録ページカウント)に「0」をそれぞれ代入し、更にプリントバッファをクリアする(ステップS1900)。
次にCPUは、受信したコマンドがラスタイメージコマンドであるか否かをチェックする(ステップS1901)。ここで、ラスタイメージコマンドあれば、これをプリントバッファに展開し(ステップS1902)、続いてNをインクリメントする(ステップS1903)。
続いて、展開ラスタカウントNが使用ノズル数Yに達したか否かをチェックし(ステップS1904)、この結果がN≠Yであれば、ステップS1901に戻って、次のラスタコマンドの受信を行う。
ステップS1903でN=Yであれば、タグ紙407をYラスタだけ搬送し(ステップS1905)、記録スキャン処理を行ったのち(ステップS1906)、展開ラスタカウント値Nに「0」を代入する(ステップS1907)。
一方、ステップS1901で受け取ったコマンドが、ラスタイメージコマンドでない場合、ステップS1908に進み、このコマンドが記録終了コマンドであるか否かを判断する。
記録終了コマンドであった場合、タグ紙407をYラスタだけ搬送し(ステップS1909)、記録スキャン処理を行った後に(ステップS1910)、記録処理を終了する。
ステップS1908で、コマンドが記録終了コマンドではないと判断された場合、ステップS1911に進み、受け取ったコマンドが記録継続コマンドであるか否かを判断する。コマンドが記録継続コマンドであると判断された場合、タグ紙407をYラスタだけ搬送させ(ステップS1912)、その後、記録スキャン処理を行う(ステップS1913)。
次に記録ページカウント値Kをインクリメントし(ステップS1914)、Kと切り替えページ枚数Pの値を比較する(ステップS1915)。K≠Pの場合は、そのまま使用ノズルパターンを切り替えずにステップS1921へ進み、給紙処理を実行する。ステップS1915でK=Pの場合、Kに「0」を代入し(ステップS1916)、現在使用しているノズル選択パターンのテーブル番号Lと、ノズル選択パターンの数Wとを比較する(ステップS1917)。L≠Wの場合は、Lをインクリメントし(ステップS1918)、次のノズル選択パターンテーブルに切り替える。L=Wの場合は、L=1にし(ステップS1919)、ノズル選択テーブルを最初のパターンに戻す。
その後、第L番目のノズル選択パターンテーブルを参照し、「ノズル開始番号」、「使用ノズル数」、「給紙補正値」を、それぞれX、Y、Mに代入する(ステップS1920)。
更に、給紙処理を実行した後(ステップS1921)再びステップS1901に戻り、次のコマンドの判別を行う。
ここで、変数NおよびKは、W、P、L、X、M、Lと同様にワーキングメモリ502の領域内に格納されているものとする。
図17は、図16で説明した記録スキャン処理を説明するためのフローチャートである。記録スキャン処理が開始されると、ステップS2000では、記録ヘッド上に配列する複数のノズルのうち、X番目のノズルからX+Y番目のノズルを記録に適用するノズルとし、これらを用いて記録を行う。その後、プリントバッファ内のYラスタ分の画像データをクリアする(ステップS2001)。以上で記録スキャンの処理が終了する。
以上説明してきたように、本実施形態によれば、複数種類のノズル選択パターンをホスト装置600より設定し、連続記録を実行する場合に、所定枚記録する毎に設定されたノズル選択パターンを切替えて使用することにより、記録ヘッド上に配列する複数の記録素子の使用頻度を均することが出来る。これにより、罫線や枠線等が含まれる記録情報を記録した場合においても、記録内容に起因したノズルの使用頻度のばらつきによるヘッド寿命の低下をある程度防ぐことが出来、更に給紙時に給紙位置の補正を行なうので、従来技術で説明した特許文献1のように、記録媒体に対する記録画像の位置がばらつくことも無い。
尚、以上の実施形態では、連続的に供給可能なタグ紙に記録を行なうシリアルスキャン方式のカラーインクジェットラベルプリンタを例に説明してきたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、プラスチックカードや、カット紙に記録を行なうシリアルスキャン方式のインクジェットカードプリンタなど、シリアルスキャン方式のインクジェット記録装置であれば本発明は有効となるのである。
また、以上では記録装置に画像データを転送するホスト装置と、実際に画像を記録する記録装置とをそれぞれ独立させた形で説明を加えてきたが、本発明はこれに限定されるものではない。記録装置とホスト装置とが一体的に構成されていてもよいし、また、図2で説明したような構成が全てホスト装置側に具備されているものであっても、記録システムとしての本発明の効果は有効である。
本発明は、同様の画像データを連続して記録する、インクジェット方式のラベルプリンタに適用することが出来る。
本発明の第1および第2の実施形態で適用したカラーインクジェットラベルプリンタにおける記録部の概略構成を示した図である。 本発明の第1及び第2の実施形態で適用したインクジェットラベルプリンタにおける、制御の構成を説明するためのブロック図である。 本発明の第1の実施形態で適用したカラーインクジェットラベルプリンタにおけるデータ展開の様子を説明するための概念図である。 本発明の第1の実施形態で適用するカラーインクジェットラベルプリンタにおける、ノズル選択パターンの例を示した図である。 本発明の第1の実施形態で適用するカラーインクジェットラベルプリンタにおける、枠線が含まれる記録情報を、連続的に記録する場合の記録状態を示した図である。 本発明の第1の実施形態で適用するカラーインクジェットラベルプリンタにおける、ホスト装置から受信する記録コマンドと、記録コマンドの転送例を示した図である。 本発明の第1の実施形態で適用したカラーインクジェットラベルプリンタにおける、記録ジョブのフローチャートである。 本発明の第1の実施形態で適用したカラーインクジェットラベルプリンタにおける、給紙処理のフローチャートである。 本発明の第1の実施形態で適用したカラーインクジェットラベルプリンタにおける、記録処理のフローチャートである。 本発明の第1の実施形態で適用するカラーインクジェットラベルプリンタにおける、記録スキャン処理のフローチャートである。 本発明の第1の実施形態で適用したカラーインクジェットラベルプリンタにおける、排紙処理のフローチャートである。 本発明の第2の実施形態で適用するカラーインクジェットラベルプリンタにおける、ホスト装置から受信する記録コマンドを示した図である。 本発明の第2の実施形態で適用するカラーインクジェットラベルプリンタにおける、ノズル選択パターンの例を示した図である。 本発明の第2の実施形態で適用するカラーインクジェットラベルプリンタにおける、ノズル選択パターンテーブルを示す説明図である。 本発明の第2の実施形態で適用したカラーインクジェットラベルプリンタにおける、記録ジョブのフローチャートである。 本発明の第2の実施形態で適用したカラーインクジェットラベルプリンタにおける、記録処理のフローチャートである。 本発明の第2の実施形態で適用するカラーインクジェットラベルプリンタにおける、記録スキャン処理のフローチャートである。 枠線が含まれる記録情報を、従来の方法により記録を行った記録状態を示した説明図である。 図2の記録状態で連続して記録を行った場合の各記録素子におけるインク吐出回数を示したグラフを示す説明図である。
符号の説明
200 記録ヘッド
201 タグ紙
202 記録情報
203 第一の主走査方向の枠線部
204 第二の主走査方向の枠線部
303 第一の主走査方向の枠線部を記録したノズル群
304 第二の主走査方向の枠線部を記録したノズル群
400 4色一体型インクカートリッジ
401 ベルト
402 ブラック記録ヘッド
403 シアン記録ヘッド
404 マゼンタ記録ヘッド
405 イエロー記録ヘッド
407 タグ紙
408 TOFセンサ
409 ホームポジションセンサ
410 カッター
411 TOFマーク
500 CPU
501 プログラムメモリ
502 ワーキングメモリ
503 データメモリ
504 インタフェース
505 入力ポート
506 操作キー
508 ヘッド駆動回路
513 出力ポート
514、515,516 ドライバ
517 搬送モータ
518 キャリッジ駆動モータ
519 カッター駆動モータ
600 ホスト装置
605 ブラック用プリントバッファ
606 シアン用プリントバッファ
607 マゼンタ用プリントバッファ
608 イエロー用プリントバッファ
1301 タグ紙
1302 記録情報
1303 第一の主走査方向の枠線部
1304 第二の主走査方向の枠線部
1400 記録開始コマンド
1401 ラスタイメージコマンド
1402 記録終了コマンド
1403 記録継続コマンド
1404 1枚記録する場合の記録コマンド転送例
1405 N枚記録する場合の記録コマンド転送例
1500 記録開始コマンド
1501 識別コード
1502 ノズル選択パターン数
1503 パターン1のノズル開始番号
1504 パターン1の使用ノズル数
1505 切り替えページ枚数
1700 ノズル開始番号
1701 使用ノズル数
1702 給紙補正量

Claims (12)

  1. 複数の記録素子からインクを吐出させながら記録媒体に対して走査する記録ヘッドの記録主走査と、前記記録主走査とは直交する方向へ前記記録媒体を搬送させる副走査とを交互に繰り返すことにより、前記記録媒体上に画像を形成するインクジェット記録システムにおいて、
    前記複数の記録素子のうち、記録に適用する記録素子群を選択する記録素子選択手段と、
    該記録素子選択手段により選択された記録素子群に応じて、前記記録媒体の位置を補正する手段と
    を具えたことを特徴とするインクジェット記録システム。
  2. 前記記録素子選択手段は、前記インクジェット記録システムのメモリに格納されているテーブルを参照することによって、記録に適用する記録素子を選択することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録システム。
  3. 前記インクジェット記録システムのメモリに格納されているテーブルの内容は、前記インクジェット記録システムの外部に接続されているホスト装置によって書き換え可能であることを特徴とする請求項2に記載のインクジェット記録システム。
  4. 前記インクジェット記録システムのメモリに格納されているテーブルには、複数の種類の記録素子選択パターンが格納されており、該複数の種類の記録素子選択パターンのうちいずれを選択するかは、前記インクジェット記録システムの外部に接続されているホスト装置によって設定されることを特徴とする請求項2に記載のインクジェット記録システム。
  5. 複数ページを連続して記録する場合に、前記記録素子選択手段による記録に適用する前記記録素子群の選択が行われることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のインクジェット記録システム。
  6. 前記複数ページは、同一の画像データが記録されることを特徴とする請求項5に記載のインクジェット記録システム。
  7. 前記複数ページは、同一のフォームの画像データが記録されることを特徴とする請求項5に記載のインクジェット記録システム。
  8. 前記記録媒体が、カット紙であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のインクジェット記録システム。
  9. 前記記録媒体が、連続紙であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のインクジェット記録システム。
  10. 前記連続紙が、台紙に複数枚のラベルが貼着されているラベル用紙であることを特徴とする請求項9に記載のインクジェット記録システム。
  11. 前記連続紙が、ページ先頭を示すためのマークを有するタグ紙であることを特徴とする請求項9に記載のインクジェット記録システム。
  12. 複数ページを連続して記録する場合に、Nページ単位で前記記録素子選択手段による記録に適用する前記記録素子群の選択が行われ、前記Nの値は、変更可能であることを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載のインクジェット記録システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006334995A (ja) * 2005-06-03 2006-12-14 Canon Inc インクジェット記録装置、インクジェット記録方法、記録制御形態の設定方法、およびプログラム
JP2010184370A (ja) * 2009-02-10 2010-08-26 Canon Inc インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法

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