JP2005034809A - ハニカム体の封止方法及びそれに用いる孔明装置 - Google Patents

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【課題】 本発明の目的は、ハニカム体の両端面において所定のセル開口部を効率的に封止できる封止方法とその方法においてシートに貫通孔を形成するために用いる孔明装置を提供することである。
【解決手段】 ハニカム体の一方と他方の端面にシートを貼り、所定のセル開口部と連通し前記シートを貫通する貫通孔を形成し、前記貫通孔の連通したセル開口部に前記貫通孔を通じて封止材を充填するハニカム体の封止方法において、前記ハニカム体の少なくとも一方の端面の所定のセル開口部に対応し該端面に貼られたシートに設けられた基準マークに基づいて、他方の端面に貼られたシートに形成する貫通孔の基準となるセル開口部を規定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ハニカム体のセル開口部を選択的に封止する方法、及び封止部を形成するために用いる孔明装置に関する。
ハニカム体は仕切り壁で分割されて両端面に開口部を有する多数のセルを備えており、特に、仕切り壁が多孔質材に形成されたハニカム体は、主として内燃機関から排出される排気ガス中の固体微粒子を補足するためのハニカムフィルタとして採用されている。この用途のハニカム体においては仕切り壁を通じ排気ガスが流通するように、一方の端面のセルの開口部(以下セル開口部と称する。)が、市松模様又はチェッカー盤模様をなすように封止材で封止され、他方の端面のセル開口部は、一方の端面の市松模様と逆の市松模様をなすように封止されている。
このようなセル開口部の封止に係わる技術が、下記特許文献1に開示されている。特許文献1には、ハニカム体の端面のセル端部を封止するための前工程として、セル端部を覆うようにハニカム体の端面にシートを貼り付け、次いで封止すべきセル端部に位置するシートを熱で溶融して貫通孔を形成することが記載されている。さらに、上記シートとして透明または半透明のものを用い、該シートを透過して視覚的にセル端部の位置を認識する画像処理手段を用いて位置情報を求め、この位置情報に基づいてレーザ光を照射して前記貫通孔を形成することが説明されている。
特開2002−28915号公報(段落番号0043〜0050)
ハニカム体をハニカムフィルタとして採用する場合には、前述したように市松模様をなすように、両端面ではその模様が逆の状態となるように封止部を形成する必要がある。つまり、ハニカム体の一方の端面に貼られたシートに貫通孔を形成する場合には、その端面の所定のセル開口部を基準にして形成すればよく制約が少ない。一方、その他方の端面に貼られたシートに貫通孔を形成する場合には、前記一方の端面に貼られたシートに貫通孔が形成されていないセル開口部に貫通孔を形成しなければならないという制約がある。ところが、特許文献1には、工業生産上効率的にハニカム体を製造するためかかる制約を解消できる技術については記述されていない。
本発明は、上記課題を鑑みて成されたものであり、その目的は、ハニカム体の両端面において所定のセル開口部を効率的に封止できる封止方法とその方法においてシートに貫通孔を形成するために用いる孔明装置を提供することである。
本発明の発明者らは本発明の課題を鋭意検討する過程で、ハニカム体の一方と他方の端面にシートを貼り、所定のセル開口部と連通し前記シートを貫通する貫通孔を形成し、前記貫通孔の連通したセル開口部に前記貫通孔を通じて封止材を充填するハニカム体の封止方法において、前記ハニカム体の少なくとも一方の端面の所定のセル開口部に対応し該端面に貼られたシートに設けられた基準マークに基づいて、他方の端面に貼られたシートに形成する貫通孔の基準となるセル開口部を規定することにより、上記目的を達成できることを見出した。すなわち、前記ハニカム体の一方の端面の所定のセル開口部に対応し該端面に貼られたシートに設けられた基準マークに基づいて、他方の端面に貼られたシートに形成する貫通孔の基準となるセル開口部を規定することにより、他方の端面に貼られたシートに形成される貫通孔の位置を正確にかつ円滑に設定される。なお、この基準マークとしては、例えばシートにペイント等で書かれた記号やシートを穿孔した孔などを選択することができる。
さらに、前記ハニカム体の一方の端面に貼られた前記シートに形成された所定の前記貫通孔を前記基準マークとする方法を採用すれば、予め基準マークを設ける手間がなく望ましい。さらに加えて、前記ハニカム体の一方の端面に貼られた前記シートに前記貫通孔を形成し、その後、前記他方の端面に貼られた前記シートに前記基準マークに基づいて前記貫通孔を形成すれば、一方と他方の端面に貼られたシートに連続的に貫通孔が形成され望ましい。
本発明の封止方法は、少なくとも、ハニカム体の端面の所定のセル開口部に連通するように該端面に貼られたシートを貫通する貫通孔を形成する孔明装置であって、一方の端面の所定のセル開口部に対応し前記シートに設けられた基準マークを備えた前記ハニカム体と、前記ハニカム体を保持するとともに所定の位置に移動させるワーク移動部と、前記ハニカム体の端面を撮像する撮像部と、前記シートの所定位置にレーザを照射し前記貫通孔を形成するレーザ加工部とを備えた処理ユニットと、前記撮像部で得られた画像データに基づいて前記貫通孔の位置を算出し前記レーザ加工部に指示する画像処理部とを有する本発明の孔明装置により実現される。
さらに、前記画像処理部は、前記撮像部で得られた前記一方の端面の画像データにおける前記基準マークに基づいて前記ハニカム体の他方の端面に貼られたシートに形成する前記貫通孔の基準となるセル開口部を規定するものとすれば好ましい。さらに加えて、前記基準マークは、前記ハニカム体の一方の端面に貼られたシートに形成された所定の前記貫通孔とすれば好ましい。さらに加えて、前記処理ユニットを少なくとも2台有し、そのうち少なくとも1台は、前記ハニカム体の一方の端面に貼られたシートに前記貫通孔を形成し、少なくとも1台は、前記ハニカム体の他方の端面に貼られたシートに前記貫通孔を形成するものとすれば好ましい。
上記本発明によれば、ハニカム体の両端面において所定のセル開口部を選択的に封止するにあたり、そのセル開口部に対応し連通する貫通孔を両端面に貼られたシートに正確かつ効率的に形成することが可能となる。
本発明のハニカム体の封止方法は、封止材として用いられるスラリーの浸入を阻止するシートをハニカム体の端面に貼り、封止すべきセル開口部を覆うシートに貫通孔を形成する処理を両端面に対して行う前工程と、端面をスラリー中に浸漬させて上記貫通孔を通じてスラリーをセル端部に充填させた後、固化させて上記シートを取り除く処理を両端面に対して行う後工程とを有するハニカム体の封止方法において、前記前工程に係わるものであり、ハニカムフィルタの製造に好適である。
上記本発明は、ハニカム体の両端面の処理を一連の工程で行うもので、端面に光透過性シートを貼るシート貼り付け工程と、端面のセル開口部をシートを介してカメラで撮像する撮像工程と、画像データをもとにセル開口部の位置、面積、形状などを画像処理で算出し、貫通孔を形成すべきセル開口部を決定する画像処理工程と、画像処理データをもとに所定のセル開口部を覆うシートにレーザ光を照射して除去する貫通孔形成工程を有し、貫通孔を形成する時の基準となるセル開口部の規定方法、特に他方の端面に対する基準セル開口部の規定方法に特徴を有するものである。以下、図をもとに本発明の主な実施の形態を説明する。
(実施の形態1)
図1に本形態の工程の概要を示す。ハニカム体の一方の端面(A面)に対し、シートを貼り付け(S1)、撮像し(S2)、画像処理を行い(S3)、貫通孔形成を行った(S4)後、他方の端面(B面)に対し、シートを貼り付け(S5)、次いでA面の貫通孔位置をもとにB面の貫通孔形成用の基準セル開口部を規定してマーキングし(S6)、撮像し(S7)、画像処理を行い(S8)、該基準セル開口部をもとにB面の貫通孔形成を行う(S9)ものである。図1(a)の点線で囲む工程は、孔明装置(以降、孔明装置と略す)1で行われる工程である。図4に孔明装置1の概略平面図を示す。
孔明装置1は、ワーク移動部10、撮像部20、及びレーザ加工部30を1組とした処理ユニット2と、画像データを処理する画像処理部3aと機械動作を制御するシーケンサを有する制御装置3を備え、処理ユニット2は右ユニット2aと左ユニット2bが隣接して2式配置されており、各々ハニカム体4を独立して処理することができる。
ワーク移動部10は、ハニカム体4を立向きに位置決め保持するチャック部11と、チャック部11が装着された移動テーブル12とを有し、ハニカム体4を、着脱位置T、撮像位置S、貫通孔加工位置Kへと2軸方向に移動させる。撮像部20は、カメラ21がハニカム体の上端面に対向するように配設され、画像データが制御装置3の画像処理部3aに出力される。レーザ加工部30は、レーザヘッド31からのレーザ光がハニカム体の上端面に照射されるように配設され、画像処理部3aからのセル開口部の位置情報などをもとに、シートに所定の貫通孔を形成する。
次に、孔明装置1の動作について図4、5を参照し説明する。
ハニカム体4は、孔明装置1に装着される前に、まずA面にシート7が貼られる。シート7が貼られたハニカム体4は、孔明装置1の右ユニット2aのワーク移動部10の着脱位置Tで、テーブル12にA面を上にして載置され、チャックされる。ハニカム体4が位置決め保持されると、A面がカメラ21の直下に臨むように2軸テーブル12が移動する。カメラ21でA面が撮像されると、その情報が画像処理部3aに送られる。なお、A面を数視野で撮像する場合は2軸テーブル12を適宜移動させる。画像処理部3aは、画像データをもとに、市松模様に封止するように貫通孔を形成すべきセル開口部の位置を決定する。この時、基準となるセル開口部を設定するが、A面の場合どのセル開口部を基準としてもよいので、制御的に適宜なセル開口部41aを選定し、これを基準とすべきセル開口部、すなわち基準マークとして自動マーキングする。なお、予めシート7の貼り付け時に、適宜なセル開口部のに貼られたシート7に例えばスポット状の黒色の基準マークをマーキングしておき、撮像画像から画像処理で認識するようにしてもよい。次いで、A面が貫通孔加工位置Kにくるように2軸テーブル12を移動する。レーザ加工部30は画像処理部3aから孔明けすべきセル開口孔情報を受け、レーザ光を照射してA面のシート7に所定の貫通孔を加工する。その後、2軸テーブル12が移動して、ハニカム体4は着脱位置Tに戻り、右ユニット2aから搬出される。
次に、B面の貫通孔形成処理を行なう。
まず、ハニカム体4のB面にシート7を貼る。次に、B面の貫通孔形成用の基準とすべきセル開口部を規定する。この方法としては、例えば、A面の基準となるセル開口部71aに対応した貫通孔41aから細い線材8をB面のシート7に達するまで通し、B面のシート7の外側からその位置を確認し、辺が隣接するセル開口部のうち任意のセル開口部41bを選定し、これをB面の基準セル開口孔とする方法をとることができる。この位置は、画像データから画像処理で検出できるように、例えば着色したスポットMでシート7にマーキングしておく。
このようにして、B面にシート7が貼られ、基準セル開口部41bにマーキングがなされたハニカム体4を、孔明装置1の左ユニット2bのワーク移動部10aの着脱位置Tで、B面を上にしてチャック部11bにセットする。その後は、前述したA面のシート7の加工と同様な動作が左ユニット2bで行われ、B面のシート7には、A面と逆位置に市松模様の貫通孔が形成される。貫通孔加工が終了したハニカム体4は、左ユニット2bから取り出され、前述したスラリー充填のための後工程に送られる。
ここで、A面に貫通孔が加工されたハニカム体4が取り出された右ユニット2aには、A面にシール7が貼られた新たなハニカム体4が直ぐに装着され、右ユニット2aは引続いて上述した動作を行う。また、右ユニット2aから取り出されたハニカム体4に対して、B面にシール7を貼り、基準用のマーキングを行うまでにはある程度の時間がかかるため、右ユニット2aと左ユニット2bの間に1〜数個のバッファーを置くようにすると、左ユニット2bも連続的に動作させることができ稼動効率を上げることができる。従って、本形態では、一人の作業者で、右ユニット2aへのハニカム体4の着脱、B面への基準用マーキング付け、左ユニット2bへのハニカム体4の着脱を行うことができ、能率よく両端面に貫通孔を形成し、後工程に流すことができる。なお、前記バッファーは、前後工程の能力バランスをとるためのもので、いわゆる仕掛かりではない。
(実施の形態2)
図2に本形態の工程の概要を示す。ハニカム体の両端面(A面、B面)にシートを貼っておくものである。
図2の点線で囲む工程を、前述した孔明装置1と基本的に同じ装置で行うもので、右ユニット2aにおけるA面の貫通孔形成処理については実施の形態1と同様である。しかし、A面側の加工が終わった後でB面にシートを貼る作業が必要ないため、B面のシートへの貫通孔加工の基準を画像処理部3aで自動的にマーキングできれば、孔明装置1は、ハニカム体の装脱着や、右ユニット2aから左ユニット2bへの移載などのハンドリングを機械化した連続加工機として構成することができる。
B面のシートに対して自動マーキングを行なうためには、A面の所定の貫通孔を基準マークとして認識すれば、前述した着色スポットに対すると同様にしてマーキングを行うことができる。貫通孔の認識方法としては光学的な方法を採用することができる。例えば、左ユニット2bのハニカム体を載置するテーブル12bの下方に光源を設置し、テーブル面に貫通孔を設けたり、テーブル面をガラス製としたりしてA面に光を照射すれば、B面の撮像時、A面とB面の両面のシートを通過する光の強さとB面のシートだけを通過する光の強さの差はデータ的に取り込めるので、さらにこれを画像処理で強調することで、A面の貫通孔を認識することができる。
以上説明したように、本形態では、人によるマーキング作業を行うことなく、両端面に所定形状をなすように貫通孔加工を行うことができる。なお、実施の形態1と同様に、A面の貫通孔加工後、B面へのマーキングを作業者が行うようにしてもよい。
(実施の形態3)
図3に本形態の工程の概要を示す。ハニカム体4の両端面(A面、B面)にシートを貼っておくことは、実施の形態2と同様であるが、貫通孔形成の基準となるセル開口部に対応した両端面に貼られたシートに基準マークを予めマーキングしておくことが異なっている。従って、孔明装置は、前記実施の形態2で説明したハニカム体の装脱着や、右ユニットから左ユニットへのハンドリングを機械化した連続加工タイプのものや、例えば図6に示すような両端面を同時に加工することができる構成のものを使用することができる。マーキングの方法としては、まず、A面の任意のセル開口部に貼られたシートに貫通した孔を明け、この孔をA面の基準セル開口部のマークとするとともに、この孔から細線を通し、その到達位置をB面のシート側から確認することで、前述したようにしてB面側の基準セル開口部を規定し、A面側と同様に孔を明けてマーキングしてもよいし、着色スポットを施してマーキングしてもよい。このマーキング作業は孔明装置の動作中に行うことができるため、ハニカム体のハンドリングを作業者が行う場合には、作業者で対応することができる。
図6に、両端面を同時加工する孔明装置5の平面図の概要を示すが、図4に示した孔明装置1と同様に、ワーク移動部50、撮像部60、及びレーザ加工部70と、撮像データを処理する画像処理部6aと機械動作を制御するシーケンサを有する制御装置6を備えている。ワーク移動部50は、両端面にシートが貼られたハニカム体4を横向きに位置決め保持するチャック部51と、チャック部が装着された移動テーブル52とを有し、ハニカム体4cを着脱位置T、撮像位置S、貫通孔加工位置Kへと軸心と直交する方向に移動させる。撮像位置S及び貫通孔加工位置Kには、カメラ61及びレーザヘッド71が、ハニカム体4を挟んで、A面及びB面に対向するように軸心を水平に向けて各々2組配置されており、両端面を同時に撮像したり、貫通孔加工することができる。従って、本孔明装置5は、着脱位置Tから撮像位置Sを経由してレーザ加工位置Kまでを1往復する間に、ハニカム体4の両端面に貫通孔を形成するので、図4に示す孔明装置1の約2倍の生産性を有している。なお、ハニカム体の保持姿勢は必ずしも横向きでなくても、両端面側がカメラとレーザヘッドが配設できるように開放されていればよく、装置的に対応できる範囲で適宜設定すればよい。
以上、本発明のハニカム体の封止方法の説明において、孔明装置1又は5は、カメラ、レーザヘッドを各2組み配置した例で説明したが、これは量産用の望ましい機械構成であって、1組みだけの構成の孔明装置に対しても上記本発明は適用することができる。即ち、処理量が少なくてもよい場合などには、図1における左ユニット2bの担当分を右ユニット2aで行い、A面加工とB面加工をほぼ交互に行うような形態をとることもできる。
本発明のハニカム体の封止方法の実施の形態の一例を示す図である。 本発明のハニカム体の封止方法の実施の形態の別の一例を示す図である。 本発明のハニカム体の封止方法の実施の形態のさらに別の一例を示す図である。 ハニカム体の封止方法に用いるシートの孔明装置の一例の平面図である。 図4の孔明装置を用いたシートの孔明けの動作を説明する図である。 ハニカム体の封止方法に用いるシートの孔明装置の別の一例の平面図である
符号の説明
1、5 孔明装置
2 処理ユニット
3、6 制御装置
3a、6a 画像処理部
4 ハニカム体
41 セル開口部
7 シート
71 貫通孔
10、50 ワーク移動部
11、51 チャック部
12、52 テーブル
20、60 撮像部
30、70 レーザ加工部
21、61 カメラ
31、71 レーザヘッド

Claims (7)

  1. ハニカム体の一方と他方の端面にシートを貼り、所定のセル開口部と連通し前記シートを貫通する貫通孔を形成し、前記貫通孔の連通したセル開口部に前記貫通孔を通じて封止材を充填するハニカム体の封止方法であって、前記ハニカム体の少なくとも一方の端面の所定のセル開口部に対応し該端面に貼られたシートに設けられた基準マークに基づいて、他方の端面に貼られたシートに形成する貫通孔の基準となるセル開口部を規定することを特徴とするハニカム体の封止方法。
  2. 請求項1に記載の封止方法において、前記ハニカム体の一方の端面に貼られた前記シートに形成された所定の前記貫通孔を前記基準マークとすることを特徴とするハニカム体の封止方法。
  3. 請求項1に記載の封止方法において、前記ハニカム体の一方の端面に貼られた前記シートに前記貫通孔を形成し、その後、前記他方の端面に貼られた前記シートに前記基準マークに基づいて前記貫通孔を形成することを特徴とするハニカム体の封止方法。
  4. ハニカム体の端面の所定のセル開口部に連通するように該端面に貼られたシートを貫通する貫通孔を形成する孔明装置であって、
    一方の端面の所定のセル開口部に対応し前記シートに設けられた基準マークを備えた前記ハニカム体と、前記ハニカム体を保持するとともに所定の位置に移動させるワーク移動部と、前記ハニカム体の端面を撮像する撮像部と、前記シートの所定位置にレーザを照射し前記貫通孔を形成するレーザ加工部とを備えた処理ユニットと、前記撮像部で得られた画像データに基づいて前記貫通孔の位置を算出し前記レーザ加工部に指示する画像処理部とを有することを特徴とする孔明装置。
  5. 請求項4に記載の孔明装置において、前記画像処理部は、前記撮像部で得られた前記一方の端面の画像データにおける前記基準マークに基づいて前記ハニカム体の他方の端面に貼られたシートに形成する前記貫通孔の基準となるセル開口部を規定することを特徴とする孔明装置。
  6. 請求項4に記載の孔明装置において、前記基準マークは、前記ハニカム体の一方の端面に貼られたシートに形成された所定の前記貫通孔であることを特徴とする孔明装置。
  7. 請求項4に記載の孔明装置において、前記処理ユニットを少なくとも2台有し、そのうち少なくとも1台は、前記ハニカム体の一方の端面に貼られたシートに前記貫通孔を形成し、少なくとも1台は、前記ハニカム体の他方の端面に貼られたシートに前記貫通孔を形成することを特徴とする孔明装置。
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