JP2005034400A - 人形玩具の肘関節構造 - Google Patents

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Motoki Takatani
元基 高谷
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Abstract

【課題】簡単な構造によって、曲げたときに人間と同じような肘部形状をリアルに実現する。
【解決手段】以下の要件を備えたことを特徴とする人形玩具。
以下の要件を備えたことを特徴とする人形玩具の肘関節構造。
(イ)上腕部1と前腕部2とを関節部材3を介して連結したこと
(ロ)上腕部1と前腕部2とは、それぞれ上記関節部材3に対して異なる範囲の角度で回動可能に連結されていること
(ハ)上記関節部材3に対する角度は、上腕部1の方が前腕部2よりも小さく制限されていること
【選択図】図2

Description

本発明は、肘の動きをリアルにした人形玩具の肘関節構造に関するものである。
従来から、着せ替えタイプの人形玩具には、腕、脚等を人間の動きに合わせた関節を有するものが種々存在している。
たとえば、肘関節については、図6(a)に示されるように、上腕部1と前腕部2とを関節部材10を介して連結したものが知られている。関節部材10によれば、上腕部1と前腕部2とは独立に回動自在になっている。肘部を曲げるとき、上腕部1と前腕部2とは自由に回動するので、深く曲げることができるという利点を有するが、その反面、肘部を曲げたときに、同図(b)に示されるように、肘部が丸く太くなってしまい、着衣の状態でも外見が不自然であった。
本発明は上記問題点を解消し、簡単な構造によって、曲げたときに人間と同じような肘部形状をリアルに実現することができる人形玩具の肘関節構造を提供することをその課題とする。
本発明に係る人形玩具の肘関節構造は、以下の要件を備えたことを特徴とする。
(イ)上腕部と前腕部とを関節部材を介して連結したこと
(ロ)上腕部と前腕部とは、それぞれ上記関節部材に対して異なる範囲の角度で回動可能に連結されていること
(ハ)上記関節部材に対する角度は、上腕部の方が前腕部よりも小さく制限されていること
なお、前記肘部をまげたときに、関節部材の外側部分が尖るように形成するのが好ましい。
請求項1に係る発明によれば、関節部材に対する角度は、上腕部の方が前腕部よりも小さく制限されているから、前腕部を肘部から曲げると、前腕部とともに関節部材も回動するが、関節部材は少し回動して停止する。その後、関節部材に対して前腕部が回動する。関節部材が全く回動しないと、前腕部は十分に回動することはできないが、関節部材は少し回動しているので、前腕部は十分に回動させることができる。
このように、関節部材は少ししか回動しないので、前腕部を回動したときに肘部が丸くなってしまうことがない。したがって、簡単な構造によって、曲げたときに人間と同じような肘部形状をリアルに実現することができる。
請求項2に係る発明によれば、肘部を曲げたときに、関節部材の外側部分が尖るように形成したので、肘部に角ができ、着衣の状態でも外見が自然になる。
図1は人形玩具の肘関節部の要部の正面図で、符号1は上腕部を示し、2は前腕部を示す。上腕部1と前腕部2とは関節部材3を介して連結されている。
上腕部1は上腕本体1aと下端部材1bとから構成され、上腕本体1aの下端面には下端部材1bの上部中心に形成された軸部4(図2(a)参照)が貫通して設けられ、下端部材1bは上記軸部4のまわりに回転できるように構成されている。また、下端部材1bの下部と前腕部2の上端には、図4に示されるように開口溝5が形成されている。各開口溝5において前後に相対する内壁には軸受孔〈図示せず〉が形成されているとともに、図2(a)のように、下端部材1bの開口溝5の溝底部6は、中央部が凹んでくの字形に屈曲形成されている。
関節部材3は、図5に示されるように、上腕部1と前腕部2の開口溝5に嵌合する厚さの薄肉部3aとその外側に肉盛りされた厚肉部3bとから構成されている。
薄肉部3aの表裏側には2個の回動軸7が突出形成され、各回動軸7は上腕部1と前腕部2の開口溝5の内壁に形成された軸受孔に嵌合している。
厚肉部3bは上記開口溝5からはみ出すように形成され、肘部を構成している。また、前腕部2側の厚肉部3bと薄肉部3aの外側端部8は鋭角に形成されているとともに、肘を大きく曲げたときに薄肉部3aの外側面は前腕部2の外側面と連続するように形成されている。
また、関節部材3の上腕部1側には、薄肉部3aの先端部には三角形状に尖った係合突部9が形成されているのに対し、関節部材3の前腕部2側は円弧状に形成されている。
上記構成によれば、関節部材3は上腕部1と前腕部2に対し、図2(a)の状態から回動軸7を中心に回動することができる。ところで、関節部材3の上腕部1側には、薄肉部3aの先端部には三角形状に尖った係合突部9が形成されているのに対し、関節部材3の前腕部2側は円弧状に形成されている。このため、関節部材3は上腕部1に対して少し回動したときに、同図(b)のように、上記係合突部9が開口溝5の溝底部6に当ってそれ以上は回動することができない。しかし、関節部材3の前腕部2側は円弧状に形成されているので、関節部材3に対して前腕部2を回動させたとき、同図(c)および図3に示されるように、前腕部2は上腕部1の内側に当るまで十分に大きく回動させることができる。
また、上腕部1と関節部材3の厚肉部3bと前腕部2とが真直状態になったときは、薄肉部3aと厚肉部3bの段差面が、上腕部1と前腕部2の開口溝5の縁に当ってそれ以上は回動できないように構成されている。
次に、上記構成の関節構造の作動について説明する。図2(a)の状態から上腕部1と前腕部2とを関節部材3で折り曲げると、まず折り曲げの初期には、同図(b)に示されるように、関節部材3は上腕部1に対して少し回動したときに上記係合突部9が開口溝5の溝底部分に当ってそれ以上は回動することができない。さらに、回動させると、同図(c)のように関節部材3に対して前腕部2が回動する。関節部材3が全く回動しないと、前腕部2の内側面が上腕部1の内側面に当ってしまい、十分に回動させることはできない。しかし、関節部材3が少し回動すれば、前腕部2の上端は少し下がるので、上腕部1に当ることがないので、前腕部2は十分に回動させることができる。
また、前腕部2側の厚肉部3bと薄肉部3aの外側端部8は鋭角に形成されているとともに、肘を大きく曲げたときに薄肉部3aの外側面は前腕部2の外側面と連続して関節部材3の外側部分が尖るように形成されているので、肘部に角ができ、丸くならない。
以上のように、簡単な構造によって、曲げたときに人間と同じような肘部形状をリアルに実現することができ、着衣の状態のときも外見が自然になる。
なお、上腕部1および前腕部2と関節部材3との回動停止構造は、上述の例に限定されない。関節部材3に対する角度が、上腕部1の方が前腕部2よりも小さく制限されていれば、他の構成であってもよい。
また、上腕部1の構成も上腕本体1aと下端部材1bとから分割構成されるのではなく、一体に形成されていてもよい。この場合、上腕部1の下端には、前腕部2の上端と同じように開口溝5を形成すればよい。
人形玩具の肘関節部の要部の正面図である。 (a)(b)(c)は肘部の曲げ態様説明図である。 肘部を深く曲げた状態の正面図である。 上腕部と前腕部の連結部の説明図である。 関節部材の縦断面図である。 (a)(b)は従来の人形玩具の肘関節部の要部の説明図である。
符号の説明
1 上腕部
2 前腕部
3 関節部材

Claims (2)

  1. 以下の要件を備えたことを特徴とする人形玩具の肘関節構造。
    (イ)上腕部と前腕部とを関節部材を介して連結したこと
    (ロ)上腕部と前腕部とは、それぞれ上記関節部材に対して異なる範囲の角度で回動可能に連結されていること
    (ハ)上記関節部材に対する角度は、上腕部の方が前腕部よりも小さく制限されていること
  2. 前記肘部を曲げときに、関節部材の外側部分が尖るように形成した、前記請求項1の人形玩具の肘関節構造。
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