JP6957696B2 - 人形玩具の手首関節構造及び人形玩具 - Google Patents
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Description
これにより、特許文献1に記載された人形玩具は、球部及び収容部がボールジョイント機構を構成するため、腕部に対して手部が回動可能となっている。
従って、特許文献1に記載された人形玩具は、腕部が大径化した場合に、腕部に対する手部の回動範囲が小さくなってしまう。特に、特許文献1に記載された人形玩具は、手部の回動中心が腕部の軸線上にある場合には、甲側への回動範囲および掌側への回動範囲が同様に小さくなる。
図1は、本発明の実施形態を説明するための、人形玩具10の全体構成を示す斜視図である。
腕部20の先端部には、手首関節部(関節部)41を介して手部30が回動可能に接続されている。
なお、ここでは腕部20は、上腕部21及び下腕部22を有しているので、手部30は下腕部22の先端に手首関節部41を介して接続される。これにより、腕部20に手部30を接続するための手首関節構造40が形成される。
関節部本体42は、下腕部22の内部に収容される第1端部421と、下腕部22の外部に露出可能な第2端部422を有する。関節部本体42の第1端部421側は、略部分球面形状を呈しており、下腕部22側の断面半径が第2端部422側の断面半径よりも小さくなっている。また、関節部本体42の第2端部422側は、円筒形状または略部分球面形状となっている。
なお、ここで「略部分球面形状」とは、厳密な球面形状の一部である必要はなく、球面形状に類似していることを意味する。
なお、ここで内側面23とは、筒状の下腕部22の内面であって、手部30の甲31側に位置する部分とすることができる。
すなわち、中心軸線CL1とは、下腕部22における回動軸44が設けられる箇所の中心軸線を指す。
これにより、関節部本体42は、環状部材43に対して、回動軸44まわりに回転可能、且つ、所望の位置で固定可能となる。
これにより、環状部材43は、下腕部22の内側において、回転可能、且つ、所望の位置で固定可能となる。
このため、ボール部451をテーパ部342からボール収容部341に押し込むことにより、手部30を関節部本体42に取り付けることができる。
また、手部30は、ボール部451を中心として、矢印B方向に360度回転可能となる。
図3(A)には、下腕部22における手部30側の中心軸線CL1方向にまっすぐに手部30が伸びた状態が示されている。この状態では、手首関節部41におけるボールジョイント部45に設けられている軸部452が、中心軸線CL1に沿って下方に伸びている。
図3(B)には、手部30を甲側(図3(B)中矢印A1方向)に回動させた状態が示されている。この状態では回動の角度が小さいため、軸部452がまだテーパ部342に当接していない。このため、軸部452は、まだ中心軸線CL1に沿って下方に伸びている。
図3(E)には、手部30を下腕部22における手部30側の中心軸線CL1まわりに回動させる状態が示されている。手部30をボールジョイント部45の軸部452を中心として矢印B方向に回動させることにより、手部30は下腕部22に対して360度回動可能となっている。
このため、関節部本体42の軸部352の先端のボール部351を、手部30のボール収容部341に収容することにより、手部30は下腕部22に対して回動可能に支持される。
このため、回動軸44を介して環状部材43に連結される関節部本体42は、下腕部22に対して回動可能となるので、関節部本体42に取り付けられる手部30は下腕部22に対して容易に回動することができる。
このため、人形玩具10の手部30は、下腕部22に対して所望方向の回動範囲を拡大することができる。これに伴い、例えば跪いて手をついて四つん這いになる姿勢をとることが可能になる。
例えば、前述した実施形態においては、手首関節部41が、回動軸44を支持するとともに下腕部22の内側面に沿って回動可能な環状部材43を有する場合を例示した(図2参照)。このほか、図4に示す手首関節構造40Aのように、環状部材43を設けることなく、回動軸44を下腕部22の先端部に直接配置することもできる。
このようにしても、前述した実施形態と同様の作用、効果を得ることができる。
このようにしても、前述した実施形態と同様の作用、効果を得ることができる。すなわち、回動軸44の回動軸線CL2と下腕部22における手部30側の中心軸線CL1とがねじれの位置になるように回動軸44を関節部本体42に設けられている点、および、回動軸44の回動軸線CL2が下腕部22における手部30側の端部近傍に位置するように設けられている点は同じであるので、関節部本体42の第2端部422側に設けられたボール収容部46の開口部(当該開口部から手部30のボール部351が挿入される)は、回動軸44の回動軸線CL2と中心軸線CL1が交差するように回動軸44が設けられた場合に比べて、下腕部22の手部30側の端部からより大きく離間させることができる。結果、手部30の下腕部22に対する回動範囲を広げることができる。
12 胴体部
22 下腕部(腕部)
23 内側面
30 手部
341 ボール収容部(収容部)
351 ボール部(球部)
352 軸部
40、40A、40B 手首関節構造
41 手首関節部(関節部)
42 関節部本体
421 第1端部
422 第2端部
43 環状部材
44 回動軸
45 ボールジョイント部
CL1 中心軸線
CL2 回動軸線
Claims (4)
- 筒状の腕部と、
前記腕部の端部に関節部を介して連結される手部と、を有し、
前記関節部は、
前記筒状の腕部の内部に少なくとも一部が収容可能な関節部本体と、
前記腕部及び前記関節部本体を連結する回動軸と、
を備え、
前記関節部本体が前記回動軸を中心に前記腕部に対して回動したとき、前記関節部本体の前記腕部に収容されている一部が前記腕部より引き出され、
前記関節部本体における前記腕部より引き出されることで前記腕部より露出する部分は略部分球面形状を呈している人形玩具の手首関節構造。 - 請求項1記載の人形玩具の手首関節構造であって、
前記腕部は、胴体部に連結されているとともに、
前記回動軸は、前記腕部における前記胴体部とは反対側に配置されている人形玩具の手首関節構造。 - 請求項1または請求項2記載の人形玩具の手首関節構造であって、
前記関節部は、前記腕部に収容される環状部材を有し、
前記回動軸は、前記腕部に収容された環状部材に連結され、
前記環状部材は、前記腕部の内側面に沿って前記腕部に対して回動可能である人形玩具の手首関節構造。 - 請求項1ないし請求項3のうちのいずれか1項記載の人形玩具の手首関節構造を備えた人形玩具。
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